JP2008263425A - データ記録装置、およびデータ記録プログラム - Google Patents

データ記録装置、およびデータ記録プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】データの優先順位を更新すること。
【解決手段】優先順位変更部104bは、1つのデータを特定し、特定した特定データに、優先順位情報を割り当て、記憶媒体に記録されている特定データ以外のデータである非特定データにそれぞれ割り当てられている優先順位情報(記録優先順位情報)の中に、特定データの優先順位情報(割り当て優先順位情報)と重複する優先順位情報が含まれているか否かを判断する。そして、重複する優先順位情報が含まれていると判断した場合に、非特定データのデータ出力用の優先順位を保持したまま、割り当て優先順位情報と記録優先順位情報とが重複しないように、重複する優先順位情報が割り当てられている非特定データの記録優先順位情報を更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、データを記憶媒体に記録するためのデータ記録装置、およびデータ記録プログラムに関する。
次のような画像データ複製方法が知られている。この画像データ複製方法では、画像データを複製するに当たって、各画像データのファイル名が指定された順番になるようにファイル名を変更する(例えば、特許文献1)。
特開2001−229061号公報
しかしながら、従来の方法によれば、データ出力用の優先順位を変更するために画像データのファイル名を変更する際には、画像データを複製する必要があるため、画像データの記録に要する容量が増えてしまうという問題があった。
本発明は、データ出力用の優先順位を示す優先順位情報がそれぞれに割り当てられている複数のデータを記憶媒体に記録するために、1つのデータを特定し、特定した特定データに、優先順位情報を割り当て、記憶媒体に記録されている特定データ以外のデータである非特定データにそれぞれ割り当てられている優先順位情報(記録優先順位情報)の中に、特定データの優先順位情報(割り当て優先順位情報)と重複する優先順位情報が含まれているか否かを判断し、重複する優先順位情報が含まれていると判断した場合に、非特定データのデータ出力用の優先順位を保持したまま、割り当て優先順位情報と記録優先順位情報とが重複しないように、重複する優先順位情報が割り当てられている非特定データの記録優先順位情報を更新することを特徴とする。
本発明では、データ出力用の優先順位は、データを格納したデータファイルのファイル名を構成する数字によって表され、優先順位に応じた数字を含むファイル名を優先順位情報として特定データに割り当てるようにしてもよい。
また、非特定データのファイル名の中に、特定データのファイル名と重複するファイル名があるか否かを判断し、重複するファイル名があると判断した場合には、重複する非特定データのファイル名を構成する数字に1を加算し、さらに1を加算した後の非特定データのファイル名が、他の非特定データのファイル名と重複する場合には、他の非特定データのファイル名を構成する数字に1を加算し、重複するファイル名がなくなるまでこれを繰り返すことが好ましい。
重複するファイル名がなくなるまで処理を繰り返した後、特定データおよび非特定データのファイル名を構成する数字が、優先順位が高いものから昇順に並ぶように、特定データおよび非特定データのファイル名を更新するようにしてもよい。
記憶媒体に記録されている複数のデータの中から、使用者によって指定された1つのデータを特定データとして特定し、特定データの優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、特定データに優先順位情報を割り当てるようにしてもよい。
被写体像を撮像して画像データを取得し、取得した画像データを特定データとして特定し、特定データの出力用の優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、特定データに優先順位情報を割り当てるようにしてもよい。
被写体像を撮像して画像データを取得し、取得した画像データのうち、使用者によってデータ出力用の優先順位を上げるように指定されたものを特定データとして特定し、特定データの出力用の優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、特定データに優先順位情報を割り当てるようにしてもよい。
このとき、取得した画像データのうち、使用者によってデータ出力用の優先順位を上げるように指定されていない画像データに対しては、データ出力用の優先順位が記憶媒体に記録されている複数のデータの中で最も低くなるように、優先順位情報を割り当てるようにしてもよい。
本発明によれば、データの記録に要する容量を増やさずにデータ出力用の優先順位を変更することができる。
―第1の実施の形態―
図1は、第1の実施の形態におけるカメラ(撮影装置)の一実施の形態の構成を示すブロック図である。カメラ100は、操作部材101と、レンズ102と、撮像素子103と、制御装置104と、メモリカードスロット105と、モニタ106とを備えている。操作部材101は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば電源ボタン、レリーズスイッチ、ズームボタン、十字キー、決定ボタン、再生ボタン、削除ボタンなどを含んでいる。
レンズ102は、複数の光学レンズ群から構成されるが、図1では代表して1枚のレンズで表している。撮像素子103は、例えばCCDやCMOSであり、レンズ102により結像した被写体像を撮像して画像を取得する。そして、取得した画像のデータ(画像データ)を制御装置104へ出力する。制御装置104は、撮像素子103で取得された画像データを所定の画像形式、例えばJpeg形式に圧縮し、Exif(Exchangeable Image File Format for Digital Still Camera)等の所定の形式の画像ファイルを生成してメモリカードスロット105へ出力する。
メモリカードスロット105は、記憶媒体としてのメモリカードを挿入するためのスロットであり、制御装置104から出力された画像ファイルをメモリカードに書き込んで記録する。また、制御装置104からの指示に基づいて、メモリカード内に記憶されている画像ファイルを読み込む。
モニタ106は、カメラ100の背面に搭載された液晶モニタ(背面モニタ)であり、当該モニタ106には、メモリカードに記憶されている画像やカメラ100を設定するための設定メニューなどが表示される。
制御装置104は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、表示制御部104aと、優先順位変更部104bと、ファイル名更新部104cとを機能的に備えている。なお、制御装置104を構成するメモリには、バッファメモリとして使用されるROM、例えばフラッシュメモリや、RAM、例えばSDRAMを含む。
表示制御部104aは、使用者によって操作部材101、例えば再生ボタンが押下されると、メモリカードスロット105を介してメモリカード内に記憶されている画像を読み込み、モニタ106上に一覧表示する。一覧表示の方法としては、例えばサムネイル画像を一覧表示したり、画像のファイル名を一覧表示したりすることができる。
本実施の形態では、メモリカードに記憶されている画像ファイルには、あらかじめ決められた命名規則に沿って一意に割り当てられたファイル名が付加されている。例えば、画像ファイルに所定の文字列と数字とを組み合わせたファイル名を付加する場合には、画像が撮影される度に数字に1を加算していき、ファイル名を構成する数字部分を連番にすることで、ファイル名の重複を避ける。このファイル名を構成する数字部分は、画像を出力する際の優先順位情報としても使用され、表示制御部104aは、ファイル名を構成する数字が若い順に(ファイル名の昇順に)画像をモニタ106に表示する。
例えば、ファイル名が「DSCN」という文字列と4桁の数字とで構成される場合について説明する。この場合には、ファイル名は「DSCN0001」、「DSCN0002」のように表される。そして、上述したように、数字部分が画像出力時の優先順位を表しているため、上記2つのファイル名の画像ファイルがある場合には、ファイル名が「DSCN0001」の画像ファイルの方が優先順位(出力優先順位)が高く、こちらの画像ファイルの表示順が「DSCN0002」よりも先になる。
本実施の形態では、使用者は、このように画像のファイル名に基づいて決定される画像出力時の優先順位を、操作部材101を操作して変更することができる。例えば、使用者は、モニタ106にサムネイル一覧、またはファイル名一覧が優先順位順、すなわちファイル名の昇順に表示されている状態で、いずれか1つのサムネイル画像、またはファイル名を十字キーを操作して選択し、決定ボタンを押下することで画像の選択を確定する。その後、さらに十字キーを操作して、一覧内で選択を確定した画像を挿入したい位置を選択し、決定ボタンを押下することで、その画像についての変更後の優先順位を確定する。なお、使用者は上記処理を繰り返し行って、一度に複数の画像について優先順位の変更を指示することができ、指示が完了した場合には、決定ボタンを押下して指示を確定する。
優先順位変更部104bは、使用者による優先順位の変更が指示されると、メモリカードに記録されている画像ファイルのファイル名情報を取得する。例えば、優先順位変更部104bは、メモリカードのファイルシステム情報(FAT情報)を読み込んで、メモリカードに記録されている画像ファイルのファイル名一覧をファイル名情報として取得する。
そして、優先順位変更部104bは、使用者による優先順位の変更指示に基づいて、優先順位の変更が指示された画像のうち、1つの画像を特定し、その特定した画像(特定画像)の優先順位を、使用者によって変更された新たな優先順位に変更する。すなわち、RAM上で、特定画像のファイル名を新たな優先順位に応じたファイル名に変更する。なお、優先順位の変更が指示された画像のうち、どの画像を特定画像として特定するかについては、後述する。以下、後述するファイル名更新部104cがメモリカード内に記録されている画像ファイルのファイル名を更新するまでの間は、ファイル名の変更は全てRAM上で行われ、実際の画像ファイルのファイル名の書き換えは行わない。
さらに、優先順位変更部104bは、特定画像の新たな優先順位に応じたファイル名が、メモリカード内に記憶されている他の画像ファイル、すなわち特定画像以外の非特定画像のファイル名と重複しないかをチェックする。その結果、ファイル名が重複すると判断した場合には、その重複するファイル名を、特定画像の新たなファイル名と重複しないように変更する。
具体的には、優先順位変更部104bは、特定画像とファイル名が重複する非特定画像のファイル名の数字部分に1を加算することで、該当する非特定画像の優先順位を1つ下げてファイル名の重複を解消する。その結果、優先順位を変更した非特定画像のファイル名が、他の非特定画像のいずれかのファイル名と重複する可能性がある。この場合には、優先順位変更部104bは、ファイル名の重複を解消するために、他の非特定画像のファイル名の数字部分にも1を加算し、ファイル名の重複がなくなるまでRAM上でこれを繰り返していく。
優先順位変更部104bは、1つの特定画像についての優先順位変更処理が完了したら、使用者によって優先順位の変更が指示された他の画像についても、各画像ごとに同様に処理して、優先順位を変更していく。これによって、使用者によって優先順位の変更が指示された画像のファイル名を、他の画像のファイル名との重複を回避しながら、使用者によって指定された優先順位に応じたファイル名に変更することができる。
図2は、本実施の形態におけるファイル名変更処理の具体例を示す図である。まず、前提として、メモリカード内には図2(a)に示すようにファイル名が付加された14の画像ファイルが記憶されているものとし、この図2(a)に示すファイル名一覧がファイル名情報としてRAM上に読み込まれているものとする。そして、上述したように、表示制御部104aがこの14の画像ファイルを示す情報、例えばサムネイル画像やファイル名をモニタ106に一覧表示した結果、使用者によって矢印A、B、およびCに示すように優先順位の変更が指示されたものとする。
すなわち、使用者によって、「DSCN0005」の優先順位を「DSCN0001」の下位に変更する変更指示A、「DSCN0003」の優先順位を「DSCN0181」の下位に変更する変更指示B、および「DSCN0182」の優先順位を「DSCN0185」の下位に変更する変更指示Cがなされたものとする。
このように、複数の画像ファイルを対象として優先順位の変更が指示された場合には、優先順位変更部104bは、まず、変更先の優先順位が下位となる変更指示から順番に変更処理を行う。すなわち、図2(a)に示す例では、変更指示C、変更指示B、変更指示Aの順に各変更指示に対する処理を行う。
優先順位変更部104bは、図2(b)に示すように、変更指示Cに従って「DSCN0182」を特定画像として特定し、当該特定画像の優先順位を「DSCN0185」の下位へ移動する。すなわち、RAM上で特定画像のファイル名をファイル名を「DSCN0182」から「DSCN0186」に変更する。その結果、非特定画像の中にすでに「DSCN0186」というファイル名の画像が存在するため、ファイル名の重複が生じる。よって、優先順位変更部104bは、図2(c)に示すように、ファイル名が重複する非特定画像のファイル名、すなわち「DSCN0186」の数字部分に1を加算して「DSCN0187」に変更する。
さらに、優先順位変更部104bは、すでに非特定画像の中に「DSCN0187」が存在していることから、ファイル名の重複を解消するために従来の「DSCN0187」を「DSCN0188」に変更し、従来の「DSCN0188」を「DSCN0189」に変更していく。これによって、図2(c)に示すように、ファイル名の重複を解消しつつ、変更指示Cに基づく優先順位の変更、すなわちファイル名の変更を行うことができる。
次に、優先順位変更部104bは、図2(d)に示すように、変更指示Bに従って「DSCN0003」を特定画像として特定し、当該特定画像の優先順位を「DSCN0181」の下位へ移動する。すなわち、RAM上で特定画像のファイル名をファイル名を「DSCN0003」から「DSCN0182」に変更する。この場合、当初あった「DSCN0182」というファイル名は、上述した変更指示Cに基づく処理によって存在しなくなっていることから、変更後の特定画像のファイル名と、非特定画像のファイル名との重複は発生しない。よって、優先順位変更部104bは、非特定画像のファイル名変更を行なわずに変更指示Bに基づく処理を終了する。これによって、図2(e)に示すように、変更指示Bに基づく優先順位の変更、すなわちファイル名の変更を行うことができる。
次に、優先順位変更部104bは、図2(f)に示すように、変更指示Aに従って「DSCN0005」を特定画像として特定し、当該特定画像の優先順位を「DSCN0001」の下位へ移動する。すなわち、RAM上で特定画像のファイル名をファイル名を「DSCN0005」から「DSCN0002」に変更する。その結果、非特定画像の中にすでに「DSCN0002」というファイル名の画像が存在するため、ファイル名の重複が生じる。よって、優先順位変更部104bは、図2(g)に示すように、ファイル名が重複する非特定画像のファイル名、すなわち「DSCN0002」の数字部分に1を加算して「DSCN0003」に変更する。
さらに、優先順位変更部104bは、非特定画像の中に「DSCN0003」というファイル名が存在するかをチェックする。ここでは、上述した変更指示Bに基づく処理によって「DSCN0003」は存在しなくなっているため、変更後の特定画像のファイル名と、非特定画像のファイル名との重複はこれ以上は発生しない。よって、優先順位変更部104bは、ここで変更指示Aに基づく処理を終了する。これによって、図2(g)に示すように、変更指示Aに基づく優先順位の変更、すなわちファイル名の変更を行うことができる。
上述したようなファイル名変更処理を行った場合には、ファイル名の重複を避けることはできるが、ファイル名を昇順(または降順)に並べた場合に、数字部分に空き番ができてしまう。例えば、図2(g)に示す例では、「DSCN0005」が空き番となり、さらに「DSCN0006」から「DSCN0181」まで番号が飛んでしまっている。このため、本実施の形態では、優先順位を変更した後のファイル名の数字部分が連番になるように一括して更新するための連番更新モードを備えており、使用者によって、カメラ100のモードが連番更新モードに設定されている場合には、優先順位変更部104bは、RAM上で、優先順位が高いものから順番にファイル名の数字部分が昇順に並ぶように、ファイル名を振り直す。
具体的には、図2(h)に示すように、優先順位が高いファイルから順番に「DSCN0001」〜「DSCN0014」となるように、「DSCN0005」以降のファイル名を振り直す。これによって、ファイル名に優先順位に応じた連番を含めることができ、画像の管理が容易になる。なお、カメラ100のモードが連番更新モードに設定されていない場合には、図2(g)に示す状態で優先順位変更後のファイル名を確定する。また、ここでは、連番更新モードに設定されている場合にファイル名を振り直す例について説明したが、これに限定されず、優先順位の変更が完了した時点で、ファイル名が連番となるように振り直すか否かを、使用者に問い合わせるようにしてもよい。
ファイル名更新部104cは、メモリカードに記憶されている画像ファイルのファイル名を、RAMに記憶されているファイル名で更新して、上述した処理による優先順位の変更結果を実際のファイル名に反映する。これによって、各画像ファイルのファイル名を、使用者によって変更された優先順位を反映させたファイル名に更新することができる。
その後、表示制御部104aは、モニタ106に表示するサムネイル一覧またはファイル名一覧を、変更後の優先順位に応じた出力順となるように、再表示する。
図3は、第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図3に示す処理は、使用者によって優先順位の変更が指示されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。
ステップS10において、優先順位変更部104bは、メモリカード内に記憶されている画像ファイルのファイル名情報をRAM上に読み込んで、ステップS20へ進む。ステップS20では、図2で上述したように、優先順位変更部104bは、未処理の変更指示のうち、変更後の優先順位が最も下位になる優先順位の変更指示を処理対象の変更指示として選択する。そして、変更指示に基づいて特定画像を特定して、ステップS30へ進む。
ステップS30では、優先順位変更部104bは、図4で後述するファイル名変更処理を実行して、ステップS20で特定した特定画像の優先順位が、変更指示に基づく優先順位となるように、特定画像のファイル名を変更する。また、特定画像のファイル名を変更した結果、特定画像の新たなファイル名と非特定画像のファイル名が重複した場合には、ファイル名の重複がなくなるまで非特定画像のファイル名を変更していく。その後、ステップS40へ進む。
ステップS40では、優先順位変更部104bは、全ての変更指示についてファイル名変更処理が完了したか否かを判断する。例えば、図2で上述した例では、変更指示A〜Cの全てについて処理が完了したか否かを判断する。否定判断した場合には、ステップS20へ戻って処理を繰り返す。これに対して、肯定判断した場合には、ステップS50へ進む。
ステップS50では、優先順位変更部104bは、カメラ100のモードが上述した連番更新モードに設定されているか否かを判断する。否定判断した場合には、後述するステップS70へ進む。一方、肯定判断した場合には、ステップS60へ進み、優先順位変更部104bは、図2(h)に示したように、RAM上で優先順位が高いものから順番にファイル名の数字部分が昇順に並ぶように、ファイル名を振り直す。その後、ステップS70へ進む。
ステップS70では、ファイル名更新部104cは、メモリカードに記憶されている画像ファイルのファイル名を、RAMに記憶されているファイル名で更新して、優先順位の変更結果を実際のファイル名に反映する。その後、ステップS80へ進み、表示制御部104aは、変更後の優先順位に応じた出力順となるように、モニタ106上にサムネイル一覧、またはファイル名一覧を再表示する。すなわち、モニタ106上にサムネイル一覧、またはファイル名一覧をファイル名の昇順で再表示する。その後、処理を終了する。
図4は、ステップS30で実行されるファイル名変更処理の流れを示すフローチャートである。ステップS31において、優先順位変更部104bは、図3のステップS20で選択した処理対象の変更指示に基づいて、RAM上で特定画像のファイル名を変更後の優先順位に応じたファイル名に変更する。
その後、ステップS32へ進み、優先順位変更部104bは、RAM上に読み込み済みのファイル名情報に基づいて、特定画像の変更後のファイル名と非特定画像のファイル名とが重複するか否かをチェックする。そして、重複すると判断した場合には、ステップS33へ進み、ファイル名が重複する非更新画像のファイル名の数字部分に1を加算して重複を回避し、ステップS32に戻る。
その後、ステップS32では、優先順位変更部104bは、再度、ファイル名を変更した非更新画像と、その他の非更新画像のファイル名が重複するか否かをチェックし、重複がなくなるまでステップS32およびステップS33を繰り返す。そして、ファイル名が重複しないと判断した場合には、図3で上述した処理に復帰する。
以上説明した第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)優先順位変更部104bは、使用者による優先順位の変更指示に基づいて1つの画像を特定画像として特定し、特定画像に変更指示に基づく優先順位情報としてのファイル名を割り当てた。そして、メモリカードに記録されている特定画像以外の画像である非特定画像のファイル名の中に、特定画像に割り当てたファイル名をと重複するものが含まれているか否かを判断し、重複するものが含まれていると判断した場合に、非特定画像の優先順位を保持したまま特定画像のファイル名と非特定画像のファイル名とが重複しないように、非特定画像のファイル名を更新するようにした。これによって、ファイル名の重複を回避しつつ、特定画像のファイル名を、使用者による変更指示に基づく優先順位に応じたファイル名に変更することができる。
(2)データ出力用の優先順位は、画像ファイルを構成する数字部分によって表すようにした。これによって、優先順位の変更は、数字部分の変更だけで済み、処理を簡略化できる。また、優先順位の高低を判定する際にも、数字の大小関係によって判定できるため、処理を簡略化することができる。
(3)優先順位変更部104bは、非特定画像のファイル名の中に、特定画像のファイル名と重複するものがあると判断した場合には、重複する非特定画像のファイル名を構成する数字部分に1を加算し、さらに1を加算した後の非特定画像のファイル名が、他の非特定画像のファイル名と重複する場合には、他の非特定画像のファイル名に1を加算し、重複するファイル名がなくなるまでこれを繰り返すようにした。これによって、確実にファイル名の重複を排除することができる。
(4)優先順位変更部104bは、カメラ100のモードが連番更新モードに設定されている場合には、重複するファイル名がなくなるまで処理を繰り返した後、特定画像および非特定画像のファイル名を構成する数字が、連番となり、かつ優先順位が高いものから昇順に並ぶように、特定画像および非特定画像のファイル名を更新するようにした。これによって、ファイル名として優先順位に応じた連番を付加することができ、画像の管理が容易になる。
(5)記憶媒体に記録されている複数の画像の中、すなわちサムネイル一覧またはファイル名一覧の中から使用者によって指定された画像のうち1つの画像を特定画像として特定し、特定画像の優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、特定画像に優先順位情報としてのファイル名を割り当てるようにした。これによって、使用者は優先順位を変更したい画像を任意に選択することができる。
―第2の実施の形態―
第2の実施の形態では、撮影を行うたびに、使用者による優先順位の変更指示を受け付け、使用者によって優先順位の変更が指示された場合に、撮影して取得した画像(撮影画像)に対して優先順位が最も高くなるようにファイル名を付加する方法について説明する。なお、第2の実施の形態では、図1に示したカメラ100のブロック図、および図4に示したファイル名変更処理については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図5は、本実施の形態におけるファイル名変更処理の具体例を示す図である。まず、前提として、メモリカード内には図5(a)に示すようにファイル名が付加された10の画像ファイルが記憶されているものとし、この図5(a)に示すファイル名一覧がファイル名情報としてRAM上に読み込まれているものとする。
このとき、使用者によって画像の撮影が指示され、撮像素子103から画像データが入力されると、制御装置104は、上述したように画像ファイルを生成する。そして、優先順位変更部104bは、撮影を行ってから一定時間、例えばモニタ106に撮影した画像を確認表示している間、撮影画像に対する使用者からの優先順位変更指示(優先順位アップ指示)を受付ける。この間に使用者は、決定ボタンを長押しするなど、所定の操作を行うことによって、撮影画像に対する優先順位の変更を指示することができる。
使用者からの優先順位変更指示があった場合には、優先順位変更部104bは、撮影画像を特定画像として特定し、図5(b)に示すように、特定画像の優先順位をメモリカードに記憶されている画像の中で最も高く設定する。すなわち、優先順位変更部104bは、特定画像のファイル名を「DSCN0001」とし、RAM上に記録したファイル情報に書き込む。
その結果、図5(b)に示すように、特定画像と、ファイル名が「DSCN0001」である非特定画像とのファイル名が重複することから、優先順位変更部104bは、当該非特定画像のファイル名を、その数字部分に1を加算して「DSCN0002」に変更する。さらに変更後の非特定画像のファイル名と、今までファイル名が「DSCN0002」であった非特定画像のファイル名とが重複するので、この非特定画像のファイル名を「DSCN0003」に変更する。以降、図5(c)に示すように、優先順位変更部104bは、ファイル名の重複がなくなるまで順番に非特定画像のファイル名の数字部分に1を加算していき、各非特定画像の優先順位を1つずつ繰り下げていく。
その後、図5(d)に示すように、さらに画像が撮影され、使用者からその画像に対する優先順位変更指示があった場合には、優先順位変更部104bは、その画像のファイル名を「DSCN0001」に設定する。そして、図5(e)に示すように、同様に非特定画像のファイル名の数字部分に1を加算していく。これによって、使用者によって優先順位をアップするように指定された画像の優先順位を最も高くすることができ、さらに各ファイルのファイル名が重複することを防ぐことができる。
一方、画像が撮影されたときに、使用者からの優先順位変更指示が無い場合には、優先順位変更部104bは、撮影画像の優先順位を最も低く設定する。すなわち、図5(f)に示すように、RAM上に記憶されているファイル名情報を参照して現在最も優先順位が低く設定されている画像のファイル名を特定し、そのファイル名の数字部分に1を加算したファイル名を撮影画像の画像ファイルに対して付加する。
図6は、第2の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図6に示す処理は、使用者によって撮影が指示されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。なお、図6においては、第1の実施の形態で上述した図3と処理内容が同様のステップには同じステップ番号を付与して説明を省略し、相違点を中心に説明する。
ステップS1において、制御装置104は、撮像素子103を制御して被写体像を撮像し、画像を取得する。その後、ステップS2へ進み、制御装置104は、撮像素子103から入力される画像データを画像処理して、上述したように画像ファイルを生成して、ステップS3へ進む。ステップS3では、表示制御部104aは、取得した画像を一定の時間モニタ106に出力して、モニタ106に確認画像を表示する。
その後、ステップS10へ進み、優先順位変更部104bは、メモリカード内に記憶されている画像ファイルのファイル名情報をRAM上に読み込んで、ステップS11へ進む。ステップS11では、撮影画像を特定画像として特定して、ステップS12へ進む。ステップS12では、優先順位変更部104bは、確認画像の表示中に、使用者から撮影画像に対する優先順位変更指示があったか否かを判断する。
優先順位変更指示があったと判断した場合には、ステップS21へ進み、優先順位変更部104bは、特定画像の変更後の優先順位をメモリカードに記憶されている画像の中で最も高く設定して、ステップS30へ進む。一方、優先順位変更指示がないと判断した場合には、ステップS22へ進み、優先順位変更部104bは、特定画像の変更後の優先順位をメモリカードに記憶されている画像の中で最も低く設定して、ステップS23へ進む。ステップS23では、図5(f)に示したように、撮影画像に最も低い優先順位に応じたファイル名を付加して、ステップS71へ進む。
ステップS71では、ファイル名を付加した撮影画像の画像ファイルをメモリカードへ記録して、処理を終了する。
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態における作用効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(1)撮影画像のうち、使用者によって優先順位を上げるように指示されたものを特定画像として特定し、使用者によって特定画像の出力用の優先順位を変更するように(上げるように)指示された場合には、特定画像の優先順位を最も高く設定してファイル名を付加するようにした。これによって、使用者は、好みの画像の優先順位を上げて、好みの画像が優先的に表示されるようにすることができる。
(2)使用者によって優先順位を上げるように指示されていない場合には、メモリカードに記録されている非特定画像の中で優先順位が最も低くなるように、特定画像に対してファイル名を付加するようにした。これによって、使用者は好みの画像以外は優先順位を下げて記録することができ、好みの画像以外が優先的に表示されるのを防ぐことができる。
―第3の実施の形態―
第3の実施の形態では、使用者は、あらかじめ撮影画像に対して設定したい優先順位を指定しておき、撮影が行われるたびに、撮影画像に対してあらかじめ指定されている優先順位に基づくファイル名を付加する方法について説明する。なお、第3の実施の形態では、図1に示したカメラ100のブロック図、および図4に示したファイル名変更処理については、第1の実施の形態と同様のため、説明を省略する。
図7は、本実施の形態におけるファイル名変更処理の具体例を示す図である。まず、前提として、メモリカード内には図7(a)に示すようにファイル名が付加された10の画像ファイルが記憶されているものとし、この図7(a)に示すファイル名一覧がファイル名情報としてRAM上に読み込まれているものとする。また、使用者によって、撮影画像の優先順位が常に5番になるようにあらかじめ設定されているものとする。すなわち、本実施の形態では、撮影画像の画像ファイルに対しては、常に「DSCN0005」というファイル名が付加されるものとする。
なお、使用者は、操作部材101を操作することにより優先順位の設定をすることができる。操作部材101により入力された優先順位(例えば5番)は、制御装置104のRAMに記憶される。
このとき、使用者によって画像の撮影が指示され、撮像素子103から画像データが入力されると、制御装置104は、上述したように画像ファイルを生成する。そして、優先順位変更部104bは、撮影画像を特定画像として特定し、図7(b)に示すように、特定画像のファイル名を「DSCN0005」として、RAM上に記録したファイル情報に書き込む。
その結果、図7(b)に示すように、特定画像と、ファイル名が「DSCN0005」である非特定画像とのファイル名が重複することから、優先順位変更部104bは、当該非特定画像のファイル名を、その数字部分に1を加算して「DSCN0006」に変更する。さらに変更後の非特定画像のファイル名と、今までファイル名が「DSCN0006」であった非特定画像のファイル名とが重複するので、この非特定画像のファイル名を「DSCN0007」に変更する。以降、図7(c)に示すように、優先順位変更部104bは、ファイル名の重複がなくなるまで順番に非特定画像のファイル名の数字部分に1を加算していき、各非特定画像の優先順位を1つずつ繰り下げていく。
その後、図7(d)に示すように、さらに画像が撮影された場合には、優先順位変更部104bは、その画像のファイル名を「DSCN0005」に設定する。そして、図7(e)に示すように、同様にファイル名が「DSCN0005」以降の非特定画像のファイル名の数字部分に1を加算していく。これによって、撮影画像のファイル名を、使用者によってあらかじめ設定された優先順位に基づくファイル名にすることができ、さらに各ファイルのファイル名が重複することを防ぐことができる。
図8は、第3の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャートである。図8に示す処理は、使用者によって撮影が指示されると起動するプログラムとして、制御装置104によって実行される。なお、図8においては、第1の実施の形態で上述した図3、および第2の実施の形態で上述した図6と処理内容が同様のステップには同じステップ番号を付与して説明を省略し、相違点を中心に説明する。
ステップS11では、撮影画像を特定画像として特定して、ステップS24へ進み、特定画像の変更後の優先順位をあらかじめ設定されている優先順位に設定して、ステップS30へ進む。
以上説明した第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態における作用効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。すなわち、撮影画像を特定画像として特定し、特定画像の出力用の優先順位が使用者によってあらかじめ指定された優先順位となるように、特定画像に優先順位情報としてのファイル名を付加するようにした。これによって、最新の撮影画像に対して、常に使用者が指定した優先順位に基づくファイル名を付加することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のカメラは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した第1〜第3の実施の形態では、画像ファイルの出力時の優先順位を表す優先順位情報としてファイル名を用いる例について説明した。すなわちファイル名を構成する数字部分の大小によりデータ出力時の優先順位を表すようにした。しかしながら、その他の情報を優先順位情報として用いてもよい。例えば、Exifデータ内に優先順位情報を格納できるようにし、ここに優先順位を表す数字やアルファベットを格納するようにしてもよい。
(2)第2の実施の形態では、撮影を行ったときに、使用者から優先順位変更指示があった場合には、撮影画像の優先順位を最も高く設定する例について説明した。しかしながら、2番目以降のいずれかの優先順位に設定するようにしてもよい。このとき、どの優先順位に設定するかは、あらかじめ指定されていてもよく、使用者が操作部材101を操作することによりその都度指定できるようにしてもよい。操作部材101により入力された優先順位(例えば5番)は、制御装置101のRAMに記録される。そして、優先順位変更部104bは、図6のステップS21において、特定画像の変更後の優先順位をRAMが記憶する優先順位として設定する。
(3)上述した第1〜第3の実施の形態では、メモリカードに記録されている画像、または撮影画像を対象として優先順位を設定、または変更できる例について説明した。しかしながら、画像以外のデータの優先順位を設定、または変更できるようにしてもよい。例えば、カメラ100が動画撮影機能を備えている場合には、メモリカードに記録されている動画や撮影した動画データを対象として、動画再生時の優先順位を設定、または変更できるようにしてもよい。あるいは、カメラ100が音楽再生機能を備えている場合には、メモリカードに記録されている音楽データを対象として、音楽再生時の優先順位を設定、または変更できるようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。
カメラの一実施の形態の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態におけるファイル名変更処理の具体例を示す図である。 第1の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。 ファイル名変更処理の流れを示すフローチャート図である。 第2の実施の形態におけるファイル名変更処理の具体例を示す図である。 第2の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。 第3の実施の形態におけるファイル名変更処理の具体例を示す図である。 第3の実施の形態におけるカメラ100の処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
100 カメラ、101 操作部材、102 レンズ、103 撮像素子、104 制御装置、104a 表示制御部、104b 優先順位変更部、104c ファイル名更新部、105 メモリカードスロット、106 モニタ

Claims (13)

  1. データ出力用の優先順位を示す優先順位情報がそれぞれに割り当てられている複数のデータを記憶媒体に記録するためのデータ記録装置であって、
    1つのデータを特定するデータ特定手段と、
    前記データ特定手段で特定した特定データに、前記優先順位情報を割り当てる割り当て手段と、
    前記記憶媒体に記録されている前記特定データ以外のデータである非特定データにそれぞれ割り当てられている前記優先順位情報(記録優先順位情報)の中に、前記割り当て手段で割り当てた前記特定データの前記優先順位情報(割り当て優先順位情報)と重複する前記優先順位情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    重複する前記優先順位情報が含まれていると前記判断手段が判断した場合に、前記非特定データのデータ出力用の優先順位を保持したまま、前記割り当て優先順位情報と前記記録優先順位情報とが重複しないように、重複する前記優先順位情報が割り当てられている前記非特定データの前記記録優先順位情報を更新する更新手段とを備えることを特徴とするデータ記録装置。
  2. 請求項1に記載のデータ記録装置において、
    前記データ出力用の優先順位は、前記データを格納したデータファイルのファイル名を構成する数字によって表され、
    前記割り当て手段は、前記優先順位に応じた前記数字を含むファイル名を前記優先順位情報として前記特定データに割り当てることを特徴とするデータ記録装置。
  3. 請求項2に記載のデータ記録装置において、
    前記判断手段は、前記非特定データのファイル名の中に、前記特定データのファイル名と重複するファイル名があるか否かを判断し、
    前記更新手段は、前記判断手段が重複するファイル名があると判断した場合には、重複する前記非特定データのファイル名を構成する前記数字に1を加算し、さらに1を加算した後の前記非特定データのファイル名が、他の非特定データのファイル名と重複する場合には、前記他の非特定データのファイル名を構成する前記数字に1を加算し、重複するファイル名がなくなるまでこれを繰り返すことを特徴とするデータ記録装置。
  4. 請求項3に記載のデータ記録装置において、
    前記更新手段は、重複するファイル名がなくなるまで処理を繰り返した後、前記特定データおよび前記非特定データの前記ファイル名を構成する前記数字が、連番となり、かつ前記優先順位が高いものから昇順に並ぶように、前記特定データおよび前記非特定データのファイル名を更新することを特徴とするデータ記録装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ記録装置において、
    前記データ特定手段は、前記記憶媒体に記録されている前記複数のデータの中から、使用者によって指定された1つのデータを前記特定データとして特定し、
    前記割り当て手段は、前記特定データの優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、前記特定データに前記優先順位情報を割り当てることを特徴とするデータ記録装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ記録装置において、
    被写体像を撮像して画像データを取得する撮像手段をさらに備え、
    前記データ特定手段は、前記撮像手段で取得した前記画像データを前記特定データとして特定し、
    前記割り当て手段は、前記特定データの出力用の優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、前記特定データに前記優先順位情報を割り当てることを特徴とするデータ記録装置。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデータ記録装置において、
    被写体像を撮像して画像データを取得する撮像手段をさらに備え、
    前記データ特定手段は、前記撮像手段で取得した前記画像データのうち、使用者によって前記データ出力用の優先順位を上げるように指定されたものを前記特定データとして特定し、
    前記割り当て手段は、前記特定データの出力用の優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、前記特定データに前記優先順位情報を割り当てることを特徴とするデータ記録装置。
  8. 請求項7に記載のデータ記録装置において、
    前記割り当て手段は、前記撮像手段で取得した前記画像データのうち、使用者によって前記データ出力用の優先順位を上げるように指定されていない前記画像データに対しては、前記データ出力用の優先順位が前記記憶媒体に記録されている前記複数のデータの中で最も低くなるように、前記優先順位情報を割り当てることを特徴とするデータ記録装置。
  9. データ出力用の優先順位を示す優先順位情報がそれぞれに割り当てられている複数のデータを記憶媒体に記録するために、
    コンピュータに、
    1つのデータを特定するデータ特定手順と、
    前記データ特定手順で特定した特定データに、前記優先順位情報を割り当てる割り当て手順と、
    前記記憶媒体に記録されている前記特定データ以外のデータである非特定データにそれぞれ割り当てられている前記優先順位情報(記録優先順位情報)の中に、前記割り当て手順で割り当てた前記特定データの前記優先順位情報(割り当て優先順位情報)と重複する前記優先順位情報が含まれているか否かを判断する判断手順と、
    前記判断手順において、重複する前記優先順位情報が含まれていると判断した場合に、前記非特定データのデータ出力用の優先順位を保持したまま、前記割り当て優先順位情報と前記記録優先順位情報とが重複しないように、重複する前記優先順位情報が割り当てられている前記非特定データの前記記録優先順位情報を更新する更新手順とを実行させるためのデータ記録プログラム。
  10. 請求項9に記載のデータ記録プログラムにおいて、
    前記データ出力用の優先順位は、前記データを格納したデータファイルのファイル名を構成する数字によって表され、
    前記割り当て手順は、前記優先順位に応じた前記数字を含むファイル名を前記優先順位情報として前記特定データに割り当てることを特徴とするデータ記録プログラム。
  11. 請求項10に記載のデータ記録プログラムにおいて、
    前記判断手順は、前記非特定データのファイル名の中に、前記特定データのファイル名と重複するファイル名があるか否かを判断し、
    前記更新手順は、前記判断手順で重複するファイル名があると判断した場合には、重複する前記非特定データのファイル名を構成する前記数字に1を加算し、さらに1を加算した後の前記非特定データのファイル名が、他の非特定データのファイル名と重複する場合には、前記他の非特定データのファイル名を構成する前記数字に1を加算し、重複するファイル名がなくなるまでこれを繰り返すことを特徴とするデータ記録プログラム。
  12. 請求項11に記載のデータ記録プログラムにおいて、
    前記更新手順は、重複するファイル名がなくなるまで処理を繰り返した後、前記特定データおよび前記非特定データの前記ファイル名を構成する前記数字が、前記優先順位が高いものから昇順に並ぶように、前記特定データおよび前記非特定データのファイル名を更新することを特徴とするデータ記録プログラム。
  13. 請求項9〜12のいずれか一項に記載のデータ記録プログラムにおいて、
    前記データ特定手順は、前記記憶媒体に記録されている前記複数のデータの中から、使用者によって指定された1つのデータを前記特定データとして特定し、
    前記割り当て手順は、前記特定データの優先順位が使用者によって指定された優先順位となるように、前記特定データに前記優先順位情報を割り当てることを特徴とするデータ記録プログラム。
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