JP2008262018A - 画像表示装置の駆動回路および画像表示方法 - Google Patents

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Goro Sakamaki
五郎 坂巻
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博基 粟倉
Naoki Takada
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Abstract

【課題】バックライトの発光量を低減させることで省電力化を可能とする画像表示装置において、輝度の比較的低い画素が多く輝度劣化する場合には、さらにバックライトの発光量を低減させることで、さらなる省電力化を可能とする。
【解決手段】表示画面に対してバックライトを照射することによって画像を表示する画像表示装置の駆動回路であって、表示データ208を計数してヒストグラムを取得し、ヒストグラムの特定の位置の値を選択データ値211として決定するヒストグラム計数部201と、選択データ値211に基づいて表示データ208を伸張する表示データ伸張部202と、選択データ値211に基づいて前記バックライトの発光電圧を調整するバックライト電圧調整部207とからなるバックライト制御部104を有し、ヒストグラム計数部201は、表示データ208の値に応じた重み付け値を使用して計数した重み付けヒストグラムを取得する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像表示装置の駆動回路および画像表示方法に関し、特に、液晶ディスプレイやプロジェクタ等の、表示画面に対してバックライトを照射することによって画像を表示する画像表示装置の駆動回路および画像表示方法に適用して有効な技術に関するものである。
近年、バッテリ動作の情報機器や携帯電話などに液晶ディスプレイが搭載されている。これらの液晶ディスプレイは、ほとんどがバックライトを必要とする透過型、半透過型であるが、現在液晶ディスプレイ部分の消費電力の多くがバックライトで占められるようになっており、この消費電力を削減する工夫が必要となっている。特に携帯電話においては、テレビ等の動画像が鑑賞できるようになり、ディスプレイを表示したままの長時間のバッテリ駆動が必要となってきている。
バックライトの消費電力削減の工夫としては、特開平11−65531号公報(特許文献1)に提示されている方法などがある。例えば、バックライトが100%発光し、手前の液晶セルで80%透過させた場合、見えるのは80%の光である。この場合、バックライトが100%発光しているにも関らず、液晶セルで光量を20%ダウンさせている。
これに対し、バックライトを80%発光にして、液晶セルを100%透過にした場合、見えるのは同様に80%の光であるが、バックライトの発光を80%に抑えることができる。特許文献1に提示されているバックライトの制御方法では、これらの違いを利用して、バックライトの発光量を抑えることにより消費電力を削減する。
ある画像の表示データのヒストグラムにおいて、輝度80%の画素が最大輝度となっているような場合、この画像を表示するのにバックライトを4/5倍である80%の発光に落とし、その分表示画像の全画素の表示データの値を5/4倍に伸張することによって、全く同一の画像を80%のバックライトの発光量で表示することができる。
さらに、ヒストグラムの上位数%の順位にある画素に着目し、例えばこの部分が60%の輝度となっている場合、バックライトの発光量を3/5の60%に抑え、その分表示画像の全画素の表示データの値を5/3倍に伸張することでほぼ同様の画像を得ることができる。この場合、画像中の最大輝度を利用する方式に比べ、さらに少ないバックライトの発光量での表示が可能となる。
ただしこの場合は、表示データの値が取り得る最大値の3/5よりも高い値の画素(前述のヒストグラムの上位数%の画素)については、表示データを5/3倍に伸張したときに値が最大値に飽和してしまう。このためこれらの画素については、バックライトの発光量を3/5に抑えたときに元の輝度より暗くなってしまい、結果としてある程度の画質劣化を伴うこととなる。
特開平11−65531号公報
前述の画質劣化は、特許文献1に提示されているヒストグラムを使用したバックライトの制御方法では避けることができないが、この画質劣化が許容できる範囲でバックライトの発光量を抑えることによって省電力化を実現している。
ここで、例えば2つの画像で同じ輝度以上で同じ数の画素が輝度劣化をしている場合でも、画像全体としての見る者に与える画質劣化の認識が両画像で違う場合がある。
輝度劣化している画素の中でも、輝度の高い画素が多く輝度劣化している場合と、輝度の比較的低い画素が多く輝度劣化している場合とを比較すると、輝度の高い画素の方が、本来の表示データの値と実際に飽和して劣化した表示データの値との差がより大きくなるため、輝度の高い画素が多く輝度劣化している場合のほうが画質劣化も認識しやすいと考えられる。
逆に、輝度の比較的低い画素が多く輝度劣化している場合は画質劣化を認識しにくいと考えられ、もう少し画質劣化させても許容できる可能性がある。これは、もう少しバックライトの発光量を低減させることができるということであり、さらなる省電力化の可能性があるということである。
しかし、特許文献1に提示されているバックライトの制御方法では、輝度の高い画素が多く輝度劣化する場合と輝度の比較的低い画素が多く輝度劣化する場合とを区別することができず、前述のようなさらなる省電力化を行うことができない。
そこで本発明の目的は、ある程度の画素についての画質劣化を許容しつつその分バックライトの発光量を低減させることで省電力化を可能とする画像表示装置において、輝度の高い画素が多く輝度劣化する場合と輝度の比較的低い画素が多く輝度劣化する場合とを区別し、輝度の比較的低い画素が多く輝度劣化する場合には、さらにバックライトの発光量を低減させることで、画質を維持しつつさらなる省電力化を可能とする画像表示装置の駆動回路および画像表示方法を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明は、表示画面に対してバックライトを照射することによって画像を表示する画像表示装置の駆動回路および画像表示方法であって、以下の特徴を有するものである。
すなわち、前記駆動回路は、画像のフレーム単位で各画素の表示データを計数してヒストグラムを取得し、該ヒストグラムの上位の特定の位置の表示データの値を算出して選択データ値として決定するヒストグラム計数部と、前記選択データ値に基づいて前記各画素の表示データを伸張する表示データ伸張部と、前記選択データ値に基づいて前記バックライトの発光電圧を調整するバックライト電圧調整部とからなるバックライト制御部を有し、前記ヒストグラム計数部は、前記ヒストグラムを取得する際に、前記各画素の表示データの値に応じた重み付け値を使用して計数した重み付けヒストグラムを取得することを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明によれば、表示画像の表示データのヒストグラムを計数する際に、表示データの値によって、例えば輝度の高い画素は大きい重み付けを行い、輝度の比較的低い画素は小さい重み付けを行うことにより、輝度の高い画素が多く劣化する場合と輝度の比較的低い画素が多く劣化する場合とを区別し、輝度が比較的低い画素が多く劣化する場合にはさらにバックライトの発光量を抑える処理を行うことで、画質劣化が目立たない範囲でより一層の省電力化が可能となる。
また、同時に重み付け無しのヒストグラムも計数し、輝度の高い画素が多く劣化する場合には、重み付け無しのヒストグラムを使用することにより、従来技術と同様な消費電力と画質を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、表示画面に対してバックライトを照射することによって画像を表示する画像表示装置の一例として液晶表示装置を例に説明するが、これに限定されるものではない。
<実施の形態1>
以下に、本発明の実施の形態1の液晶表示装置の駆動回路について図1〜図5を用いて説明する。
図1は、本実施の形態の液晶駆動回路を含む液晶表示装置の構成を表した図である。液晶表示装置は、液晶駆動回路101、液晶パネル114、バックライトモジュール115、バックライト電源回路116、制御プロセッサ117を有する構成となっている。
制御プロセッサ117は、画像の表示データを作成して液晶駆動回路101へ出力する。バックライト電源回路116は、液晶駆動回路101から出力されるバックライト制御信号112の情報を基に所望の電圧を生成し、バックライト電源線113へ供給する。液晶パネル114は、液晶駆動回路101から液晶ソース信号110と液晶ゲート信号・コモン信号111とを入力し、画像の表示を行う。バックライトモジュール115は、バックライト電源線113を通じて電源の供給を受け、所望の明るさでバックライトを点灯して液晶パネル114を照らす。これにより液晶パネル114に表示された画像を可視光として見ることができる。
液晶駆動回路101は、システムインターフェース102、コントロールレジスタ103、バックライト制御部104、グラフィックRAM105、タイミング発生回路106、階調電圧生成回路107、ソース線駆動回路108、液晶駆動レベル発生回路109を有する構成となっている。
システムインターフェース102は、液晶駆動回路101における外部とのインターフェース部であり、表示データや後述のコントロールレジスタ103への書き込みデータなどの外部との受け渡しを行う。コントロールレジスタ103は、液晶駆動回路101の各部のコントロールを行うレジスタの集合である。
バックライト制御部104は、本実施の形態の液晶駆動回路101において中心となるブロックであり、後述のグラフィックRAM105から表示データを入力し、後述する表示データ伸張処理を行って、後述のソース線駆動回路108へ表示データを出力する。
グラフィックRAM105は、システムインターフェース102経由で表示データを入力して蓄積し、バックライト制御部104経由でソース線駆動回路108へ表示データを出力するバッファの役割を行う。タイミング発生回路106は、コントロールレジスタ103の内容を基に、液晶駆動回路101全体の動作タイミングを生成する。
階調電圧生成回路107は、ソース線駆動回路108で使用する階調電圧を生成する。ソース線駆動回路108は、バックライト制御部104から出力される表示データを使用し、階調電圧生成回路107で生成した階調電圧の中から特定の電圧を選択して、液晶ソース信号110として液晶パネル114へ出力する。液晶駆動レベル発生回路109は、液晶パネル114の駆動に使用される液晶ゲート信号・コモン信号111を生成して液晶パネル114へ出力する。
以上に説明した構成による液晶駆動回路101の動作概要を以下に説明する。液晶駆動回路101は、システムインターフェース102を介し、外部から表示データを取り込み、グラフィックRAM105へ蓄積する。タイミング発生回路106でグラフィックRAM105の読み出しタイミングを発生し、そのタイミングで表示データをバックライト制御部104へ入力する。
バックライト制御部104では、後述する表示データ伸張処理を行い、ソース線駆動回路108に表示データを出力する。ソース線駆動回路108では、入力された表示データを基に、階調電圧生成回路107で生成した階調電圧から電圧を選択し、液晶ソース信号110として液晶パネル114に出力する。また、液晶駆動レベル発生回路109では、タイミング発生回路106で生成したタイミングを使用して液晶ゲート信号・コモン信号111を生成し、液晶パネル114へ出力する。
バックライト制御部104からのバックライト制御信号112により、バックライト電源回路116で電圧を生成し、バックライト電源線113に印加することによりバックライトモジュール115を点灯させる。点灯したバックライトモジュール115は液晶パネル114を照らし、これにより表示画像を見ることができる。
次に、バックライト制御部104における動作内容を説明する。図2は、バックライト制御部104の構成を表した図である。バックライト制御部104は、ヒストグラム計数部201、表示データ伸張部202、バックライト電圧調整部207を有する構成となっている。
ヒストグラム計数部201は、表示データ208を重み付けを考慮して計数し、ヒストグラムを作成する。そのヒストグラムから、バックライト制御を行うために使用する選択データ値211を算出し、表示データ伸張部202と、バックライト電圧調整部207へ出力する。
選択データ値211の算出については、後述のスレッショルド値210により、ヒストグラム中のどの位置の表示データ208の値を使用するかを設定し、設定された位置の表示データ208がヒストグラムのどのエントリに存在するか調べ、当該エントリの値を選択データ値211として算出する。この選択データ値211は、表示データ208の伸張処理およびバックライトモジュール115の減光処理の基準となり、選択データ値211により、後述の表示データ伸張係数212を算出して表示データ208を伸張する際の倍率を決定し、また、後述のバックライト電圧選択信号214を生成して、バックライトモジュール115の明るさを決定する。
フレームSYNC209は、ヒストグラム計数部201をフレーム毎に動作させるために使用する。ヒストグラム計数部201は、フレームSYNC209がオフの時は入力される表示データ208をヒストグラムに登録し続け、フレームSYNC209がオンのタイミングで前記選択データ値211を算出し、ヒストグラムをクリアして次のフレームの表示データ208のヒストグラム計数の準備を行う。
スレッショルド値210は、ヒストグラム中のどの位置の表示データ208の値を選択データ値211として使用するかを決定するパラメータである。従来技術と同様の重み付けを行わないヒストグラムを使用したバックライトの制御を行う場合に、表示画像において全画素数のうち画質劣化を許容する数%の画素の数をスレッショルド値210として設定し、ヒストグラムの上位からスレッショルド値210の位置に該当する表示データ208の値が選択データ値211となる。
重み付けを行わないヒストグラムでは、ヒストグラムの1単位は1画素であり、ヒストグラムの総和は全画素数と一致するため、ヒストグラムの総和に対する、ヒストグラム上でスレッショルド値210よりも高い位置のデータの総和の比率は、上記数%と一致する。しかし、本実施の形態の駆動回路での重み付けを行ったヒストグラムでは、重み付けの結果ヒストグラムの1単位は1画素ではなくなり、ヒストグラムの総和は全画素数と一致しなくなるため、ヒストグラムの総和に対する、ヒストグラム上でスレッショルド値210よりも高い位置のデータの総和の比率は、上記数%と一致しなくなる。
表示データ伸張部202は、表示データ伸張係数計算部203、表示データ演算部204、飽和演算処理部205、小数点以下切捨て部206から構成され、選択データ値211に基づいて表示データ208を伸張する表示データ伸張処理を行う。
表示データ伸張処理では、まず、表示データ伸張係数計算部203にて、選択データ値211を入力として255/(選択データ値211)という計算を行うことにより、表示データ伸張係数212を算出する。次に、表示データ演算部204にて、表示データ208を入力として表示データ208に表示データ伸張係数212を掛算する。次に、飽和演算処理部205にて、前述の掛算の結果が表示データ208の取り得る最大値である255を超える場合に255とする飽和演算を行う。最後に、小数点以下切捨て部206にて、前述の飽和演算の結果の小数点以下を切り捨て、得られた結果を伸張表示データ213として出力する。
これにより、表示データ208の値が選択データ値211と同じである画素は、表示データ208の値が取り得る最大値である255に伸張され、また、表示データ208の値が選択データ値211より高い画素はすべて、表示データ208の値が取り得る最大値である255に飽和し、輝度劣化する画素となる。
バックライト電圧調整部207は、ヒストグラム計数部201によって算出された選択データ値211を入力として、電圧選択テーブル216からバックライト電圧選択信号214を選択して出力する。
前述の伸張表示データ213の表示データ208に対する比率を表示データ伸張率215とすると、選択データ値211に対するバックライト電圧選択信号214と表示データ伸張率215には、電圧選択テーブル216に示すような関係が成り立ち、表示データ伸張率215が100%から104%、108%、・・・、154%と変化していくと、バックライト電圧選択信号214は100%から96%、92%、・・・、64%という割合で電圧が低くなる。その結果、両倍率を掛け合わせるとほぼ100%となるため、液晶パネル114に表示される画像の明るさは本来の明るさから変化しない。
なお、本実施の形態では、電圧選択テーブル216を使用して選択データ値211に対するバックライト電圧選択信号214を決定しているが、選択データ値211を入力とした関数等による演算によってバックライト電圧選択信号214を決定するような構成とすることも可能である。
以上に説明した構成によるバックライト制御部104での全体の処理の流れは、まずヒストグラム計数部201にて、表示データ208、フレームSYNC209、スレッショルド値210を入力として、フレーム毎に表示データ208のヒストグラムを計数し、スレッショルド値210を使用して選択データ値211を算出する処理を行う。次に、選択データ値211を表示データ伸張部202に入力し、表示データ208に対して表示データ伸張処理を行って伸張表示データ213を出力する。また、選択データ値211をバックライト電圧調整部207に入力し、選択データ値211に応じたバックライト電圧選択信号214を選択して出力することにより、バックライトの発光量を調整する処理を行う。
次に、ヒストグラム計数部201における動作内容を説明する。図3は、ヒストグラム計数部201の構成を表した図である。ヒストグラム計数部201は、閾値301、比較器A302、重み付けヒストグラム部313、重み付け無しヒストグラム部314、小値選択セレクタ308、重み付け値レジスタ309を有する構成となっている。
また、重み付けヒストグラム部313は、エッジ検出部A303、セレクタ304、カウンタ305、比較器B306、エッジ検出部B307から構成され、重み付け無しヒストグラム部314は、カウンタ305、比較器B306、エッジ検出部B307から構成される。
閾値301は、ヒストグラムの区間を示す値を保持する。比較器A302は、入力された表示データ208と、対応する各閾値301の値とを比較し、入力された表示データ208が対応する閾値301の値以上であれば真を出力し、それ以外は偽を出力する。比較器A302毎に1つの出力が得られ、比較器A302全体としての出力は、対応する閾値301の値が低い方が真となり、高い方が偽となり、真から偽への変化点が1点だけ存在するような出力となる。この変化点は、表示データ208が属するヒストグラムの区間を表す。また、この出力はカウントアップ信号310として、カウンタ305に出力される。
エッジ検出部A303は、詳細は後述するが、比較器A302の出力をバイナリ化(2進数化)して、前述の真から偽への変化点を検出し、この変化点に対応する値を重み付け選択信号311としてセレクタ304に出力する。セレクタ304は、重み付け選択信号311を使用し、後述する重み付け値レジスタ309が保持する重み付け値312から1つを選択してカウンタ305へ出力する。カウンタ305は、カウントアップ信号310が真のとき、重み付け値312または1を加算する。フレームSYNC209が入力されると、カウンタ305は保持するカウンタ値を比較器B306に出力し、カウンタ値をクリアする。
比較器B306は、カウンタ305から出力されたカウンタ値とスレッショルド値210を比較し、入力されたカウンタ値がスレッショルド値210以上であれば真を出力し、それ以外は偽を出力する。比較器B306毎に1つの出力が得られ、比較器B306全体としての出力は、対応する閾値301の値が低い方が真となり、高い方が偽となり、真から偽への変化点が1点だけ存在するような出力となる。この変化点は、スレッショルド値210が属するヒストグラムの区間を表す。
エッジ検出部B307は、詳細は後述するが、比較器B306の出力をバイナリ化(2進数化)して、前述の真から偽への変化点を検出し、変化点に対応する値を選択データ値211の候補として小値選択セレクタ308に出力する。小値選択セレクタ308は、入力される2つの選択データ値211の候補を大小比較し、低いほうを選択して選択データ値211として出力する。
重み付け値レジスタ309は、表示データ208の値によって異なる重み付け値312のセットを保持し、また外部から変更可能とする。重み付け値312は、輝度劣化が予想される範囲の表示データ208でも、高い値の表示データ208に対しては大きい重み付けを行うために1以上の値とし、比較的低い値の表示データ208に対しては小さい重み付けを行うために1未満の値を設定する。
以上に説明した構成によるヒストグラム計数部201全体での処理の流れは以下の通りである。まず、表示データ208を受け取り、比較器A302で閾値301との比較を行う。この結果を入力として、重み付けヒストグラム部313では、エッジ検出部A303によって表示データ208が属するヒストグラムの区間を検出し、重み付け選択信号311を出力する。この重み付け選択信号311を入力として、セレクタ304は重み付け値312から1つを選択してカウンタ305へ出力する。この重み付け値312の値が、当該表示データ208の重み付けされた加算値となる。
比較器A303の出力は、そのままカウントアップ信号310として、カウンタ305に入力される。カウントアップ信号310は、表示データ208の値に対応する部分が真となっているため、その部分に対応するカウンタ305が、重み付けされた値である重み付け値312を加算する。
この処理を1フレーム分の全表示データ208について繰り返し、フレームSYNC209が入力されることにより当該フレームについてのヒストグラムが取得される。カウンタ305は、その時点でのカウンタ値を比較器B306に出力し、その後カウンタ値をリセットする。
比較器B306では、カウンタ305から出力されたカウンタ値をスレッショルド値210と比較し、入力されたカウンタ値がスレッショルド値210以上であれば真とし、それ以外は偽として、エッジ検出部B307に出力する。エッジ検出部B307では、比較器B306による比較結果を受け、スレッショルド値210が属するヒストグラムの区間を検出し、選択データ値211の候補を算出する。以上により、重み付けヒストグラムを使用した選択データ値211の候補が得られる。
また、重み付け無しヒストグラム部314では、前述のカウントアップ信号310に対して重み付け値がすべて1(重み付け無し)の状態でカウンタ305によって別途加算し、これを1フレーム分繰り返した結果を別途比較器B306に出力する。その後、比較器B306で前述した手順と同様の手順でスレッショルド値210との比較を行い、エッジ検出部B307で選択データ値211の候補を算出する。以上により、重み付け無しヒストグラムを使用した選択データ値211の候補が得られる。
これら2つの選択データ値211の候補のうち、小値選択セレクタ308によって低いほうの値を選び、これを選択データ値211として出力する。このように、重み付けヒストグラムと重み付け無しヒストグラムのそれぞれを使用して選択データ値211の候補を算出し、より低い値を選択することで、最適な選択データ値211を出力することができる。
図4は、前述したエッジ検出部A303、エッジ検出部B307における入出力表の一例を表した図である。図4において、入力401は、各比較器A302または各比較器B306からの入力をバイナリ化(2進数化)した値であり、図4の例では、15bitの入力があることを表している。この入力401は、ビットが全て0もしくは全て1の場合を除いて、MSB側が1、LSB側が0であり、MSBからLSBの間で1度だけ1から0に変化する箇所(エッジ)があるようなデータとなる。ビットが全て0の場合はMSBの外側に、全て1の場合は、LSBの外側にエッジがあると考えられる。
出力402は、入力401に対して0h〜fhまでの値を割り当てたものである。この出力402は、入力401のビットが1から0に変化するエッジの位置を示すデータとなる。
次に、図5を用いて重み付けヒストグラムを使用した場合の効果を説明する。図5において、グラフ501は、前述のスレッショルド値210よりも高い値の範囲において、比較的低い値の表示データ208が多い場合のヒストグラム、グラフ502は、高い値の表示データ208が多い場合のヒストグラムの例を表している。
重み付け値503は、重み付けを行う場合の重み付け値312のセットの例を表しており、高い値の表示データ208に対しては大きい重み付けを行うために1以上の値が設定され、比較的低い値の表示データ208に対しては小さい重み付けを行うために1未満の値が設定されている。また、重み付け値504は、重み付け無し(通常)の場合を表しており、値はすべて1である。
グラフ501,502のデータを、重み付け値503,504で計数した結果が、重み付けヒストグラム505〜重み付け無しヒストグラム508の各ヒストグラムである。重み付け無しヒストグラム507,508では、データの総和は、比較的低い値の表示データ208が多い場合である重み付け無しヒストグラム507も、高い値の表示データ208が多い場合である重み付け無しヒストグラム508も、同一で56.0となる。
しかし、重み付けヒストグラム505,506では、比較的低い値の表示データ208が多い場合である重み付けヒストグラム505では、重み付け無しヒストグラム507に対して総和が42.0と減少し、一方、高い値の表示データ208が多い場合である重み付けヒストグラム506では58.8と増加する。
この状況を画像として考えると、表示データ208の伸張処理によってデータ値が飽和する現象である「色つぶれ」が起きた場合、双方とも同一の表示データ208の値で飽和して色つぶれが起きたとすると、高い値の表示データ208が多く飽和する場合と比較して、比較的低い値の表示データ208が多く飽和する場合は、色つぶれによる輝度の変化が小さくなる。すなわち画質劣化が分かりにくい画像であると考えられ、高い値の表示データ208が多く飽和する場合と比較して、より省電力化が可能な画像であると考えられる。
重み付けヒストグラム505は総和が低く、比較的低い値の表示データ208が多く飽和する場合であり、より省電力化が可能な画像である。重み付けヒストグラム505を使用して前述の選択データ値211を算出する場合、スレッショルド値210より高い値の範囲について、重み付け無しヒストグラム507を使用した場合より多くの実際の画素を割り当てることができるため、より省電力な選択データ値211を算出することができる。
一方、高い値の表示データ208が多く飽和する場合、重み付けヒストグラム506の例に見られるように、総和が重み付け無しヒストグラム508の場合よりも高い値となることがある。この場合、そのまま選択データ値211を算出すると、重み付け無しの場合より高電力な値となる。そこで、このような場合は、重み付け無しヒストグラム508を使用した選択データ値211を使用し、消費電力が増加することを抑える。
なお、本実施の形態の駆動回路では、重み付けヒストグラムの総和が重み付け無しヒストグラムの総和よりも高くなる場合は、省電力化を優先して、重み付け無しヒストグラムを使用した選択データ値211を使用する構成となっているが、例えば、画質を優先させるか省電力化を優先させるかを設定するレジスタを設け、当該レジスタの値により、どちらの選択データ値211を使用するかを決定するような構成であっても良い。
以上に説明したように、表示データ208の値による重み付けありと重み付け無しの2つの方法により表示データ208のヒストグラムを計数し、それぞれのヒストグラムについて選択データ値211の候補を算出し、低い方の選択データ値211を使用することによって、画質劣化を認識しにくい画像においてのみさらにバックライトの発光量を低減させ、さらなる省電力化が可能となる。
なお、本実施の形態の駆動回路におけるバックライト制御部104にて行っているヒストグラムの計数、選択データ値211の算出、表示データ208の伸張などの一連の処理を、制御プロセッサ117等の外部のプロセッサでの演算により行う構成とすることも可能である。
<実施の形態2>
以下に、本発明の実施の形態2の液晶表示装置の駆動回路について図6を用いて説明する。本実施の形態の液晶駆動回路を含む液晶表示装置の構成は、前述の実施の形態1の図1の構成と同様である。また、本実施の形態の液晶駆動回路におけるバックライト制御部104の構成も、前述の実施の形態1の図2の構成と同様である。
図6は、本実施の形態における、図2のヒストグラム計数部201の構成を表した図である。図3に示されている実施の形態1のヒストグラム計数部201の構成に対して、重み付けヒストグラム部313を重み付けヒストグラム部1(604)とし、また、重み付け無しヒストグラム部314にセレクタ304を追加して重み付けヒストグラム部2(605)とし、重み付けヒストグラム部1(604)と同様に重み付けヒストグラムを計数できるようにしている。また、重み付け値レジスタ309の代わりに重み付け調整部601と重み付け値選択テーブル602とを追加している。その他の構成要素については、図3に示されているものと同等の機能を有するものであるので、ここでの再度の説明は省略する。
重み付け調整部601は、小値選択セレクタ308から、重み付けヒストグラム部1,2(604,605)のどちらの出力を選択データ値211として使用したかを示す選択信号603を入力する。この値に従って次に使用する重み付け値312のセットを決定し、 重み付け値選択テーブル602から次に使用する重み付け値312を選択して各セレクタ304に出力する。これにより、重み付け値312をダイナミックに変更することが可能となる。
次に、ヒストグラム計数部201における動作内容を説明する。重み付けヒストグラム部1,2(604,605)において、前述の実施の形態1の図3における重み付けヒストグラム部313の動作と同じ動作を行い、それぞれの選択データ値211の候補を算出する。このとき、重み付け値選択テーブル602からの出力を重み付け値312として使用する。
次に、小値選択セレクタ308により選択データ値211を決定して出力する。このとき、どちらの選択データ値211の候補を選んだかを選択信号603によって出力する。選択信号603を受けた重み付け調整部601は、次に使用する重み付け値312のセットを決定し、重み付け値選択テーブル602から重み付け値312を選択してセレクタ304へ出力する。
このとき、重み付け値選択テーブル602は、重み付け値312のセットを重み付けが全く無い値から、重み付けを強くした値まで段階的に用意しておき、重み付けヒストグラム部1,2(604,605)へ出力される重み付け値312は、1段階違う値としておく。
例えば、重み付けヒストグラム部1(604)へ出力する重み付け値312は、重み付けヒストグラム部2(605)へ出力する重み付け値312より重み付けが1段階強くなるように選択しておき、小値選択セレクタ308により重み付けヒストグラム部1(604)によって算出された選択データ値211が選択された場合は、次の重み付け値312は、重み付けヒストグラム部1,2(604,605)双方に対して、1段階重み付けが強くなる重み付け値312を出力するようにする。逆に重み付けヒストグラム部2(605)によって算出された選択データ値211が選択された場合は、重み付けヒストグラム部1,2(604,605)双方に対して、1段階重み付けが弱くなる重み付け値312を出力する。
以上のような制御を行うことによって、重み付け値312をダイナミックに変更することが可能となる。また、選択される重み付け値312の値が画像の特質によって最適な値に調整されていくことにより、より低消費電力で画質劣化を感じさせないバックライトの制御を実現することができる。
なお、本実施の形態では重み付けヒストグラム部を2つ有する構成となっているが、数は2つに限られない。また、実施の形態1のように、さらに重み付け無しヒストグラムによって算出された選択データ値211との比較を行うような構成としたりすることも可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、液晶ディスプレイやプロジェクタ等の画像表示装置におけるバックライト制御による省電力化に利用可能である。また、液晶ディスプレイについても、携帯電話用液晶ディスプレイのみならず、液晶ディスプレイを使用するDVD等小型メディアプレーヤーなどの種々の装置にも利用可能である。
本発明の実施の形態1である液晶駆動回路を含む液晶表示装置の構成を表した図である。 本発明の実施の形態1におけるバックライト制御部の構成を表した図である。 本発明の実施の形態1におけるヒストグラム計数部の構成を表した図である。 本発明の実施の形態1におけるエッジ検出部における入出力表の一例を表した図である。 本発明の実施の形態1における重み付けヒストグラムを使用した場合の効果を説明する図である。 本発明の実施の形態2におけるヒストグラム計数部の構成を表した図である。
符号の説明
101…液晶駆動回路、102…システムインターフェース、103…コントロールレジスタ、104…バックライト制御部、105…グラフィックRAM、106…タイミング発生回路、107…階調電圧生成回路、108…ソース線駆動回路、109…液晶駆動レベル発生回路、110…液晶ソース信号、111…液晶ゲート信号・コモン信号、112…バックライト制御信号、113…バックライト電源線、114…液晶パネル、115…バックライトモジュール、116…バックライト電源回路、117…制御プロセッサ、
201…ヒストグラム計数部、202…表示データ伸張部、203…表示データ伸張係数計算部、204…表示データ演算部、205…飽和演算処理部、206…小数点以下切捨て部、207…バックライト電圧調整部、208…表示データ、209…フレームSYNC、210…スレッショルド値、211…選択データ値、212…表示データ伸張係数、213…伸張表示データ、214…バックライト電圧選択信号、215…表示データ伸張率、216…電圧選択テーブル、
301…閾値、302…比較器A、303…エッジ検出部A、304…セレクタ、305…カウンタ、306…比較器B、307…エッジ検出部B、308…小値選択セレクタ、309…重み付け値レジスタ、310…カウントアップ信号、311…重み付け選択信号、312…重み付け値、313…重み付けヒストグラム部、314…重み付け無しヒストグラム部、
401…入力、402…出力、
501…比較的低い値の表示データが多い場合のヒストグラム、502…高い値の表示データが多い場合のヒストグラム、503…重み付けありの場合の重み付け値、504…重み付け無し(通常)の場合の重み付け値、505…重み付けヒストグラム(低い値の表示データが多い場合)、506…重み付けヒストグラム(高い値の表示データが多い場合)、507…重み付け無しヒストグラム(低い値の表示データが多い場合)、508…重み付け無しヒストグラム(高い値の表示データが多い場合)、
601…重み付け調整部、602…重み付け値選択テーブル、603…選択信号、604…重み付けヒストグラム部1、605…重み付けヒストグラム部2。

Claims (11)

  1. 表示画面に対してバックライトを照射することによって画像を表示する画像表示装置の駆動回路であって、
    前記駆動回路は、画像のフレーム単位で各画素の表示データを計数してヒストグラムを取得し、該ヒストグラムの上位の特定の位置の表示データの値を算出して選択データ値として決定するヒストグラム計数部と、前記選択データ値に基づいて前記各画素の表示データを伸張する表示データ伸張部と、前記選択データ値に基づいて前記バックライトの発光電圧を調整するバックライト電圧調整部とからなるバックライト制御部を有し、
    前記ヒストグラム計数部は、前記ヒストグラムを取得する際に、前記各画素の表示データの値に応じた重み付け値を使用して計数した重み付けヒストグラムを取得することを特徴とする画像表示装置の駆動回路。
  2. 請求項1記載の画像表示装置の駆動回路において、
    前記ヒストグラム計数部は、前記重み付けヒストグラムを取得するとともに、重み付けを行わずに計数した重み付け無しヒストグラムも取得し、前記重み付けヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値と、前記重み付け無しヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値とのうち、値が低いほうを前記選択データ値として決定することを特徴とする画像表示装置の駆動回路。
  3. 請求項1または2記載の画像表示装置の駆動回路において、
    前記ヒストグラム計数部は、前記重み付け値のセットを格納するレジスタを有し、前記重み付け値が外部から変更可能であることを特徴とする画像表示装置の駆動回路。
  4. 請求項1記載の画像表示装置の駆動回路において、
    前記ヒストグラム計数部は、異なる複数の前記重み付け値のセットを使用してそれぞれ計数した前記重み付けヒストグラムを取得し、それぞれの前記重み付けヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値のうち、値が最も低いものを前記選択データ値として決定することを特徴とする画像表示装置の駆動回路。
  5. 請求項4記載の画像表示装置の駆動回路において、
    前記ヒストグラム計数部は、複数の前記重み付け値のセットを保持するテーブルを格納するレジスタを有し、前記重み付け値がそれぞれ外部から変更可能であることを特徴とする画像表示装置の駆動回路。
  6. 請求項4または5記載の画像表示装置の駆動回路において、
    前記ヒストグラム計数部は、それぞれの前記重み付けヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値のうち、どれを前記選択データ値として決定したかに基づいて、次の前記重み付けヒストグラムの取得の際に使用する前記重み付け値のセットを変更することを特徴とする画像表示装置の駆動回路。
  7. 請求項6記載の画像表示装置の駆動回路において、
    前記ヒストグラム計数部は、前記重み付け値のセットを変更する際の変更方法を格納するレジスタを有し、前記変更方法を外部から変更することができることを特徴とする画像表示装置の駆動回路。
  8. 表示画面に対してバックライトを照射することによって画像を表示する画像表示方法であって、
    プロセッサもしくは駆動回路によって、画像のフレーム単位で各画素の表示データを計数してヒストグラムを取得し、該ヒストグラムの上位の特定の位置の表示データの値を算出して選択データ値として決定する処理と、前記選択データ値に基づいて前記各画素の表示データを伸張する処理と、前記選択データ値に基づいて前記バックライトの発光電圧を調整する処理とを実行し、
    前記各画素の表示データを計数して前記ヒストグラムを取得する際に、前記各画素の表示データの値に応じた重み付け値を使用して計数した重み付けヒストグラムを取得することを特徴とする画像表示方法。
  9. 請求項8記載の画像表示方法であって、
    前記各画素の表示データを計数して前記ヒストグラムを取得する際に、前記重み付けヒストグラムを取得するとともに、重み付けを行わずに計数した重み付け無しヒストグラムも取得し、前記重み付けヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値と、前記重み付け無しヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値とのうち、値が低いほうを前記選択データ値として決定することを特徴とする画像表示方法。
  10. 請求項8記載の画像表示方法であって、
    前記各画素の表示データを計数して前記ヒストグラムを取得する際に、異なる複数の前記重み付け値のセットを使用してそれぞれ計数した前記重み付けヒストグラムを取得し、それぞれの前記重み付けヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値のうち、値が最も低いものを前記選択データ値として決定することを特徴とする画像表示方法。
  11. 請求項10記載の画像表示方法であって、
    前記各画素の表示データを計数して前記ヒストグラムを取得する際に、それぞれの前記重み付けヒストグラムに基づいて算出した前記特定の位置の表示データの値のうち、どれを前記選択データ値として決定したかに基づいて、次の前記重み付けヒストグラムの取得の際に使用する前記重み付け値のセットを変更することを特徴とする画像表示方法。
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