JP2008260267A - 圧力調整機構、及び、液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧力調整室39の圧力が所定の圧力より低下すると、受圧部材41が圧力調整室の内側へ変形し、導入口37に対して閉弁状態にある開閉弁40を押圧して後退させることにより開弁状態に変換するインク圧調整ユニット36において、圧力調整室を区画している区画壁を当該圧力調整室との間に介して減圧空部51を形成し、圧力調整室と減圧空部との間の区画壁を気体が透過可能な透過区画壁52とし、減圧手段の作動により減圧空部内の圧力を、圧力調整室内の圧力に比較して低圧にし、当該圧力差により圧力調整室内の気体を透過区画壁を透過して減圧空部側に排出するようにした。
【選択図】図4
Description
前記導入口から前記圧力調整室への液体の導入を遮断する閉弁状態と、前記導入口から前記圧力調整室への液体の導入が可能な開弁状態とに変換可能に配設された開閉弁と、
前記圧力調整室の一側の開口面を封止する状態で配設された受圧部材と、を備え、
前記圧力調整室の圧力が所定の圧力より低下すると、前記受圧部材が圧力調整室の他側へ変形し、前記導入口に対して閉弁状態にある開閉弁を押圧して後退させることにより開弁状態に変換する圧力調整機構であって、
前記圧力調整室を区画している区画壁を当該圧力調整室との間に介して減圧空部を形成し、
前記圧力調整室と前記減圧空部との間の区画壁を気体が透過可能な透過区画壁とし、減圧手段の作動により減圧空部内の圧力を、圧力調整室内の圧力に比較して低圧にし、当該圧力差により圧力調整室内の気体を透過区画壁を透過して減圧空部側に排出するようにしたことを特徴とする。
前記カバー部材には、前記封止空部と外部とを連通する大気連通路を形成する構成を採用することが望ましい。
また、この構成において、前記透過区画壁を、前記液体流路を形成する構造体の一部により構成することが望ましい。
液体供給源としての液体貯留部材内に貯留された液体を、液体供給経路を通じて前記圧力調整機構に導入し、当該圧力調整機構によって圧力を調整した後、液体噴射ヘッド側に供給し、供給された液体を液体噴射ヘッドによって吐出するように構成されたことを特徴とする
前記気体トラップ空部を区画形成している区画壁の一部を透過区画壁とし、
当該透過区画壁を間に介して気体トラップ空部の外側に気体回収空部を形成し、
減圧手段の作動により前記気体回収空部内の圧力を気体トラップ空部内の圧力に比較して低圧にすることで、気体トラップ空部内の気体を、透過区画壁を透過して気体回収空部側に排出する構成を採用することが望ましい。
図4は、本実施形態におけるインク圧調整ユニット36の断面図、図5は、インク圧力調整ユニット36の平面図である。このインク圧調整ユニット36は、インクカートリッジ8から送られてくるインクを上流側連通口33および導入口37を通じて導入して貯留すると共に、貯留した液体を導出口38および下流側連通口34を通じて記録ヘッド6(本発明における液体供給対象に相当)側に導出する圧力調整室39と、導入口37から圧力調整室39へのインクの導入を遮断する閉弁状態および導入口37から圧力調整室39へのインクの導入を許容する開弁状態とに変換可能に配設された開閉弁40と、圧力調整室39の一側の開口面を封止する状態で配設された受圧部材41とからなる圧力調整部45をユニット本体43に備えて構成されている。この圧力調整部45は各色のインクに対応して設けられており、本実施形態では、図5に示すように、合計6つの圧力調整部45a〜45eが横並びでユニット本体43に形成されている。このユニット本体43は、合成樹脂によって作製されている。
Claims (11)
- 液体供給源からの液体を導入口を通じて導入して貯留すると共に、貯留した液体を導出口を通じて液体供給対象側に導出する圧力調整室と、
前記導入口から前記圧力調整室への液体の導入を遮断する閉弁状態と、前記導入口から前記圧力調整室への液体の導入が可能な開弁状態とに変換可能に配設された開閉弁と、
前記圧力調整室の一側の開口面を封止する状態で配設された受圧部材と、を備え、
前記圧力調整室の圧力が所定の圧力より低下すると、前記受圧部材が圧力調整室の他側へ変形し、前記導入口に対して閉弁状態にある開閉弁を押圧して後退させることにより開弁状態に変換する圧力調整機構であって、
前記圧力調整室を区画している区画壁を当該圧力調整室との間に介して減圧空部を形成し、
前記圧力調整室と前記減圧空部との間の区画壁を気体が透過可能な透過区画壁とし、減圧手段の作動により減圧空部内の圧力を、圧力調整室内の圧力に比較して低圧にし、当該圧力差により圧力調整室内の気体を透過区画壁を透過して減圧空部側に排出するようにしたことを特徴とする圧力調整機構。 - 前記受圧部材は、可撓性フィルムに気体の透過を阻止する気密層を設けて構成されたことを特徴とする請求項1に記載の圧力調整機構。
- 前記圧力調整室の前記受圧部材を挟んで外側に、当該受圧部材との間に封止空部を形成した状態で当該受圧部材全面を覆うカバー部材を設け、
前記カバー部材には、前記封止空部と外部とを連通する大気連通路を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の圧力調整機構。 - 前記透過区画壁における気体の透過速度が、前記受圧部材を透過して圧力調整室内に流入する気体の流入速度よりも高くなるように、前記圧力調整室内と前記減圧空部内との圧力差を設定したことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の圧力調整機構。
- 前記圧力調整室内と前記減圧空部内との圧力差を、圧力調整室周辺の環境温度における飽和水蒸気圧以上に設定したことを特徴とする請求項4に記載の圧力調整機構。
- 前記透過区画壁を、少なくとも前記減圧手段による圧力変化を受けても形状保持可能な剛性を有する剛性壁により構成したことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記透過区画壁を、圧力調整機構を形成する構造体の一部により構成したことを特徴とする請求項6に記載の液体噴射装置。
- 前記透過区画壁を、圧力調整機構を形成する構造体と同一の材料を用いて一体に形成すると共に、圧力調整機構を形成する構造体の区画壁のうち外気と接する部分よりも薄くしたことを特徴とする請求項7に記載の液体噴射装置。
- 前記透過区画壁を含む構造体を、圧力調整機構を形成する他の構造体とは異なる材料であって、前記他の構造体よりも気体透過性の高い材料を用いて形成したことを特徴とする請求項請求項7に記載の液体噴射装置。
- 請求項1から請求項9の何れか一項に記載の圧力調整機構を備え、
液体供給源としての液体貯留部材内に貯留された液体を、液体供給経路を通じて前記圧力調整機構に導入し、当該圧力調整機構によって圧力を調整した後、液体噴射ヘッド側に供給し、供給された液体を液体噴射ヘッドによって吐出するように構成されたことを特徴とする液体噴射装置。 - 前記液体貯留部材内から前記圧力調整機構の導入口に至るまでの液体供給経路の途中に、当該液体供給経路内の気泡を捕捉する気体トラップ空部を形成し、
前記気体トラップ空部を区画形成している区画壁の一部を透過区画壁とし、
当該透過区画壁を間に介して気体トラップ空部の外側に気体回収空部を形成し、
減圧手段の作動により前記気体回収空部内の圧力を気体トラップ空部内の圧力に比較して低圧にすることで、気体トラップ空部内の気体を、透過区画壁を透過して気体回収空部側に排出するようにしたことを特徴とする請求項10に記載の液体噴射装置。
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JP2007336834A Withdrawn JP2008260267A (ja) | 2007-03-16 | 2007-12-27 | 圧力調整機構、及び、液体噴射装置 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010076416A (ja) * | 2007-12-18 | 2010-04-08 | Seiko Epson Corp | 液体供給装置及び液体噴射装置 |
JP2010228294A (ja) * | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Seiko Epson Corp | 液体噴射装置 |
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CN102653170A (zh) * | 2011-03-04 | 2012-09-05 | 精工爱普生株式会社 | 液体喷出装置及其控制方法 |
JP2020100074A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 液体供給装置及び液体噴射装置 |
-
2007
- 2007-12-27 JP JP2007336834A patent/JP2008260267A/ja not_active Withdrawn
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