JP2008250924A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所望のデータを容易に転送できるようにする。
【解決手段】携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当て、実際にフォルダアイコンFiがワンクリックされると、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、携帯型記憶再生装置12に送信するようにしたことにより、フォルダアイコンFiをワンクリックさせるだけで、フォルダに格納している楽曲データを携帯型記憶再生装置12に送信することができ、かくして所望の楽曲データを容易に携帯型記憶再生装置12に転送することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関し、例えば、装置間でデータの送受信を行う際に適用して好適なものである。
近年、CDからリッピングした楽曲データや、楽曲配信サーバからダウンロードした楽曲データをハードディスクなどの大容量記憶部に取り貯め、この大容量記憶部から任意の楽曲データを読み出して再生することで、ユーザに対して楽曲を聴かせ得るようになされた情報処理装置(例えばパーソナルコンピュータやオーディオコンポなど)が広く普及している。
また、この種のパーソナルコンピュータやオーディオコンポの多くは、USBなどのインタフェースを介して通信接続された外部装置(例えば、携帯型オーディオプレイヤ)に対して、任意の楽曲データを転送し得るようにもなされている。
そして携帯型オーディオプレイヤは、パーソナルコンピュータやオーディオコンポから転送される楽曲データをフラッシュメモリなどの記憶部に記憶して、この記憶部から任意の楽曲データを読み出して再生することで、ユーザに対して例えばプレイヤ本体を携帯させながら楽曲を聴かせ得るようになされている。
ところで、パーソナルコンピュータなどの情報処理装置から携帯型オーディオプレイヤなどの外部装置に楽曲データを転送する場合、情報処理装置の大容量記憶部に取り貯められた楽曲データのなかから、ユーザが所望する楽曲データを容易に外部装置に転送できることが望ましい。
そこで従来、外部装置との通信接続を検出すると、自動的に、大容量記憶部に取り貯めた楽曲データのなかから所定の条件を基に選択した楽曲データを外部装置に転送するようになされた情報処理装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−175624公報(第57図)
しかしながら、上述したような従来の情報処理装置の場合、外部装置を例えば通信ケーブルを介して接続するだけで楽曲データを転送するので、楽曲データの転送が容易である反面、所定の条件を基に選択した楽曲データを外部装置に転送するので、必ずしもユーザが所望する楽曲データを外部装置に転送することができるとは言えず、結局のところ、ユーザが所望する楽曲データを容易に外部装置に転送できるとは言えなかった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、所望のデータを容易に転送し得る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の情報処理装置においては、外部装置とデータの送受信を行う通信部と、通信部による外部装置との通信接続を検出する検出部と、操作入力を受け付ける操作入力部と、検出部が外部装置との通信接続を検出すると、操作入力部が受け付ける、表示部に表示されるデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作に対してデータ送信命令を割り当てる命令割当部と、操作入力部がシンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対してデータ送信命令が割り当てられていれば、通信部がシンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを外部装置に送信するように制御する制御部とを設けるようにした。
これにより、情報処理装置は、任意のデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作のみで、任意のデータ格納場所に格納されているユーザ所望のデータを外部装置に送信することができる。
また本発明の情報処理装置においては、外部装置と無線でデータの送受信を行う無線通信部と、無線通信部とデータの送受信が可能で、且つ最も近傍に位置する外部装置を検出する検出部と、操作入力を受け付ける操作入力部と、検出部により外部装置が検出されている状態で、操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、無線通信部がシンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを検出されている外部装置に送信するように制御する制御部とを設けるようにした。
これにより、情報処理装置は、任意のデータ格納場所に対応するシンボルへの操作のみで、任意のデータ格納場所に格納されているユーザ所望のデータを最も近傍に位置する外部装置に無線で送信することができる。
本発明によれば、外部装置とデータの送受信を行う通信部と、通信部による外部装置との通信接続を検出する検出部と、操作入力を受け付ける操作入力部と、検出部が外部装置との通信接続を検出すると、操作入力部が受け付ける、表示部に表示されるデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作に対してデータ送信命令を割り当てる命令割当部と、操作入力部がシンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対してデータ送信命令が割り当てられていれば、通信部がシンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを外部装置に送信するように制御する制御部とを設けるようにしたことにより、任意のデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作のみで、任意のデータ格納場所に格納されているユーザ所望のデータを外部装置に送信することができるので、所望のデータを容易に転送し得る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実現できる。
また本発明によれば、外部装置と無線でデータの送受信を行う無線通信部と、無線通信部とデータの送受信が可能で、且つ最も近傍に位置する外部装置を検出する検出部と、操作入力を受け付ける操作入力部と、検出部により外部装置が検出されている状態で、操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、無線通信部がシンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを検出されている外部装置に送信するように制御する制御部とを設けるようにしたことにより、任意のデータ格納場所に対応するシンボルへの操作のみで、任意のデータ格納場所に格納されているユーザ所望のデータを最も近傍に位置する外部装置に無線で送信することができるので、所望のデータを容易に転送し得る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実現できる。
以下、図面について、本発明の実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)第1の実施の形態の概要
まず、第1の実施の形態の概要を説明する。ちなみにこの概要を説明した後、第1の実施の形態の具体例の説明に移る。
図1において1は、情報処理装置の機能ブロックを示す。この情報処理装置1は、外部装置とデータの送受信を行う通信部2と、通信部2による外部装置との通信接続を検出する検出部3と、操作入力を受け付ける操作入力部4と、検出部3が外部装置との通信接続を検出すると、操作入力部4が受け付ける、表示部に表示されるデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作に対してデータ送信命令を割り当てる命令割当部5と、操作入力部4がシンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対してデータ送信命令が割り当てられていれば、通信部2がシンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを外部装置に送信するように制御する制御部6とを有する。
このような機能構成により、情報処理装置1は、任意のデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作のみで、任意のデータ格納場所に格納されているユーザ所望のデータを外部装置に送信することができるので、所望のデータを容易に転送することができる。
(1−2)第1の実施の形態の具体例
(1−2−1)データ転送システムの構成
つづけて、第1の実施の形態の具体例を説明する。図2において10は、データ転送システムを示す。このデータ転送システム10は、データ(例えば楽曲データ)の記憶及び再生機能を持つデータ記憶再生装置11と、楽曲データの記憶及び再生機能を持つ携帯型のデータ記憶再生装置(これを携帯型記憶再生装置とも呼ぶ)12とで構成され、これらデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信ケーブル13を介して通信接続されるようになされている。ちなみに、このデータ転送システム10のデータ記憶再生装置11が、上述した情報処理装置1の具体例である。
データ記憶再生装置11は、タッチパネル付きの表示部(これをタッチパネル付表示部とも呼ぶ)14を有しており、ユーザがこのタッチパネル付表示部14に表示された画面に触れるようにしてタッチパネルに触れると、これを操作入力として受け付け各種命令に変換する。
そしてデータ記憶再生装置11は、タッチパネル付表示部14を介したユーザによる操作入力に応じて、CDからリッピングした楽曲データや、ネットワークNT上の楽曲配信サーバ(図示せず)からダウンロードした楽曲データを、内蔵の記憶部に記憶するようになされている。また、データ記憶再生装置11は、このようにして内蔵の記憶部に記憶した楽曲データのうちの任意の楽曲データを、タッチパネル付表示部14を介したユーザによる操作入力に応じて、再生するようになされている。
さらに、データ記憶再生装置11は、タッチパネル付表示部14を介したユーザによる操作入力により、記憶部に記憶している楽曲データのうちの任意の楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送するよう指示されると、これに応じて、記憶部から指定の楽曲データを読み出して、これを通信ケーブル13を介して携帯型記憶再生装置12に送信するようになされている。
一方、携帯型記憶再生装置12は、通信ケーブル13を介してデータ記憶再生装置11から転送されてくる楽曲データを内蔵の記憶部(図示せず)に記憶する。そして、携帯型記憶再生装置12は、通信ケーブル13が外され、例えば携帯された状態でユーザにより任意の楽曲データを再生するよう指示されると、これに応じて、記憶部から楽曲データを読み出して再生する。
このように、このデータ転送システム10では、データ記憶再生装置11のタッチパネル付表示部14を介した操作入力に応じて、データ記憶再生装置11が、記憶している楽曲データのうちの任意の楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送するようになされている。
(1−2−2)データ記憶再生装置及び携帯型記憶再生装置の機能構成
次に、データ記憶再生装置11及び携帯型記憶再生装置12の機能構成について説明する。まず、図3を用いて、データ記憶再生装置11の機能構成から説明する。データ記憶再生装置11は、制御部20が各部を統括的に制御するようになされている。
具体的に言うと、制御部20は、タッチパネル付表示部14のタッチパネル14Aを介した操作入力を操作入力部21で受け付ける。制御部20は、このとき操作入力部21で受け付けた操作入力が、命令割当部22により、例えば、CDから楽曲データをリッピングする命令が割り当てられている操作入力である場合、この命令をCDリッピング部23に送る。
CDリッピング部23は、挿入されたCDから楽曲データを読み出し、この楽曲データに対してデータ形式の変換処理などの所定のリッピング処理を施すことによりリッピング楽曲データを得、このリッピング楽曲データを記憶部24に記憶する。実際上、この記憶部24には、データ格納場所となるフォルダが生成されており、CDリッピング部23は、例えばユーザにより指定されたフォルダにリッピング楽曲データを格納することで、リッピング楽曲データを記憶部24に記憶するようになされている。ちなみに、このフォルダは、ユーザによる操作入力に基づき、制御部20が記憶部24に生成、または記憶部24から削除し得るものである。
また、このときCDリッピング部23は、CDのTOC(Table Of Contents)情報などを基に、リッピング楽曲データの収録アルバム名、曲名、アーティスト名、ジャンル、再生時間、曲IDなどの情報(これを関連情報とも呼ぶ)を、例えば、通信部25のネットワーク接続部25Aを介して通信接続されたネットワークNT上の関連情報配信サーバ(図示せず)から取得し、これをリッピング楽曲データと共に、記憶部24に記憶するようにもなされている。
また制御部20は、タッチパネル14Aから操作入力部21を介して受け付けた操作入力が、例えば、ネットワークNT上の楽曲配信サーバから任意の楽曲データをダウンロードする命令が割り当てられている操作入力である場合、これに応じて、指定された楽曲データの配信要求を通信部25のネットワーク接続部25Aを介して通信接続された楽曲配信サーバ(図示せず)に対して送信する。この結果、楽曲配信サーバから楽曲データが送信されてくると、制御部20は、これをネットワーク接続部25Aにより受信して記憶部24の例えばユーザにより指定されたフォルダに格納する。ちなみに、楽曲配信サーバから配信される楽曲データには、あらかじめ関連情報が付与されているとする。
このようにしてデータ記憶再生装置11は、CDからリッピングした楽曲データや、楽曲配信サーバからダウンロードした楽曲データを、ユーザに指定されたフォルダに格納することで、記憶部24に記憶するようになされている。
また制御部20は、このようにしてフォルダに格納した楽曲データの一部または全部を、ユーザによる操作入力に基づいて、別のフォルダや、新たに生成したフォルダに移動させるようにもなされている。
さらに制御部20は、タッチパネル14Aから操作入力部21を介して受け付けた操作入力が、例えば、記憶部24に記憶している楽曲データのうちの任意の楽曲データを再生する命令が割り当てられている操作入力である場合、これに応じて、指定された楽曲データを記憶部24から読み出して再生部26に送る。再生部26は、送られてくる楽曲データに対して所定の再生処理を施すことにより楽曲信号に変換した後、この楽曲信号を出力部27に送る。この結果、出力部27から楽曲信号に基づく楽曲が出力される。
このようにしてデータ記憶再生装置11は、記憶部24に記憶している楽曲データを再生するようになされている。
さらに制御部20は、タッチパネル14Aから操作入力部21を介して受け付けた操作入力が、例えば、記憶部24に記憶している楽曲データのうちの任意の楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令が割り当てられている操作入力である場合、これに応じて、指定された楽曲データを記憶部24から読み出して、これを通信部25の外部接続部25B及び通信ケーブル13を介して通信接続された携帯型記憶再生装置12に送信する。
このようにしてデータ記憶再生装置11は、記憶部24に記憶している楽曲データを携帯型再生装置12に転送するようになされている。
ここで、タッチパネル付表示部14を介した操作入力について、データ記憶再生装置11が携帯型記憶再生装置12と通信接続されていない場合(これを非接続時とも呼ぶ)と通信接続されている場合(これを接続時とも呼ぶ)とに分けて詳しく説明する。まず、非接続時での、タッチパネル付表示部14を介した操作入力について説明する。
データ記憶再生装置11の制御部20は、電源が投入されると、記憶部24からGUI(Graphical User Interface)画面用のデータを読み出し、このGUI画面用のデータと記憶部24のフォルダ構成などに基づきGUI画面データを生成し、これをタッチパネル付表示部14の表示部14Bに送る。表示部14Bは、送られてくるGUI画面データに基づいて、図4に示すようなGUI画面Gwを表示する。
図4に示したGUI画面Gwは、非接続時の表示例であり、この場合のGUI画面Gwには、記憶部24に記憶されているアプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAiと、記憶部24に生成されたフォルダに対応するフォルダアイコンFiとが、それぞれの名称と共に配置される。実際上、図4に示したGUI画面Gwは、リッピングアプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAi1及びその名称「リッピング」と、楽曲データ再生アプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAi2及びその名称「プレイヤ」と、フォルダAに対応するフォルダアイコンFi1及びその名称「フォルダA」、フォルダBに対応するフォルダアイコンアイコンFi2とその名称「フォルダB」とが配置された例である。
このようなGUI画面Gwを表示部14Bに表示している状態で、例えば、リッピングアプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAi1を連続して2回タッチする操作(これをダブルクリックまたはツークリックとも呼ぶ)がユーザにより行われると、表示部14Bに配されたタッチパネル14Aがこれを操作入力として操作入力部21に送る。そして操作入力部21は、この操作入力を制御部20に伝える。
制御部20は、この操作入力が命令割当部22によりアプリケーションアイコンAiに対応するアプリケーションを実行する命令が割り当てられている操作入力であると認識して、この操作入力に応じてアプリケーションAi1を例えば強調表示すると共に、この操作入力に割り当てられている命令にしたがって、記憶部24から、リッピングアプリケーションを読み出して実行する。楽曲データ再生アプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAi2がダブルクリックされた場合も同様である。
このようにして、データ記憶再生装置11は、タッチパネル14Aを介して、アプリケーションアイコンAiがダブルクリックされると、このアプリケーションアイコンAiに対応するアプリケーションを実行するようになされている。
これに対して、例えば、図5に示すように、フォルダAに対応するフォルダアイコンFi1がダブルクリックされると、タッチパネル14Aがこれを操作入力として操作入力部21に送る。そして操作入力部21は、この操作入力を制御部20に伝える。
制御部20は、この操作入力が命令割当部22によりフォルダアイコンFiに対応するフォルダの中身を表示する命令が割り当てられている操作入力であると認識して、図6に示すように、この操作入力に応じてフォルダアイコンF1を例えば強調表示すると共に、この操作入力に割り当てられている命令にしたがって、フォルダAに格納されている楽曲データのファイル名を一覧表示するフォルダウインドウFwをGUI画面Gwに重ねるようにして表示する。フォルダBに対応するフォルダアイコンFi2がダブルクリックされた場合も同様である。
ちなみに、図6に示したフォルダウインドウFwは、フォルダAに格納されている4つの楽曲データのファイル名「*****001.***」、「*****002.***」、「*****003.***」、「*****004.***」が一覧表示された例である。
このようにして、データ記憶再生装置11は、タッチパネル14Aを介して、フォルダアイコンFiがダブルクリックされると、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データのファイル名を一覧表示する。
さらに、このフォルダウインドウFwに表示されている例えばファイル名「*****001.***」がダブルクリックされると、タッチパネル14Aがこれを操作入力として操作入力部21に送る。そして操作入力部21は、この操作入力を制御部20に伝える。制御部20は、この操作入力が命令割当部22によりファイル名に対応する楽曲データを再生する命令が割り当てられている操作入力であると認識して、この操作入力に割り当てられている命令にしたがって、ファイル名「*****001.***」の楽曲データを記憶部24から読み出して、再生部26に送ることにより、この楽曲データを再生する。
このようにして、データ記憶再生装置11は、タッチパネル14Aを介して、フォルダウインドウFwに表示されているファイル名がダブルクリックされると、このファイル名の楽曲データを再生する。
ここまでが、非接続時での、タッチパネル付表示部14を介した操作入力である。ちなみに、命令割当部22は、非接続時でのアプリケーションアイコンAi及びフォルダイアイコンFiを1回だけタッチする操作(これをワンクリックとも呼ぶ)に対しては、何ら命令を割り当てていない。したがって、非接続時にアプリケーションアイコンAi及びフォルダイアイコンFiがワンクリックされても、データ記憶再生装置11は、何の処理も行わない。
つづけて、接続時でのタッチパネル付表示部14を介した操作入力について説明する。データ記憶再生装置11の検出部28は、通信部25の外部接続部25Bにより通信ケーブル13を介して携帯型記憶再生装置12と通信接続されたことを検出すると、この旨を制御部20と命令割当部22に通知する。制御部20は、この通知に基づき、携帯型記憶再生装置12と通信接続されたことを認識すると、GUI画面Gwに配置されたフォルダアイコンFiの表示形態を変化させることで、携帯型記憶再生装置12と正常に通信接続された旨をユーザに通知する。
具体的に言うと、制御部20は、例えば、図7に示すように、単に無地のフォルダを模した表示形態であったフォルダアイコンFiを、通信接続された旨を示す文字「Link」が記されたフォルダを模した表示形態に変化させることで、携帯型記憶再生装置12と正常に通信接続された旨をユーザに通知する。
一方、命令割当部22は、検出部28からの通知に基づき、携帯型記憶再生装置12と通信接続されたことを認識すると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当てる。
そして、例えば、図8に示すように、フォルダAに対応するフォルダアイコンFi1がワンクリックされると、タッチパネル14Aがこれを操作入力として操作入力部21に送る。そして操作入力部21は、この操作入力を制御部20に伝える。
制御部20は、この操作入力が命令割当部22によりフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令が割り当てられている操作入力であると認識して、この操作入力に応じてフォルダアイコンFi1を例えば強調表示すると共に、この操作入力に割り当てられている命令にしたがって、フォルダAに格納されている楽曲データを記憶部24から読み出して、これを通信部25の外部接続部25B及び通信ケーブル13を介して通信接続されている携帯型記憶再生装置12に送信する。フォルダBに対応するフォルダアイコンFi2がワンクリックされた場合も同様である。ちなみに、制御部20は、楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する場合、その関連情報も転送するようになされている。
ここまでが、接続時での、タッチパネル付表示部14を介した操作入力である。ちなみに、命令割当部22は、アプリケーションアイコンAiをダブルクリックする操作入力及びフォルダアイコンFiをダブルクリックする操作入力については、接続時と非接続時とで同じ命令を割り当てるようになされている。
このように、データ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力(つまりフォルダアイコンFiへのワンクリック操作)に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当て、実際にフォルダアイコンFiがワンクリックされると、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、携帯型記憶再生装置12に送信するようになされている。
このような機能構成により、このデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12に転送させたい楽曲データを格納しているフォルダに対応するフォルダアイコンFiをユーザにワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データ(つまりユーザが携帯型記憶再生装置12に転送させたい楽曲データ)を携帯型記憶再生装置12に送信することができ、かくして簡易な操作でユーザ所望の楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送することができる。
次に、図9を用いて、携帯型記憶再生装置12の機能構成について説明する。携帯型記憶再生装置12は、制御部30が各部を統括的に制御するようになされている。具体的に言うと、制御部30は、外部接続部31及び通信ケーブル13を介して通信接続されているデータ記憶再生装置11から転送されてくる楽曲データを、外部接続部31により受信して記憶部32に記憶する。ちなみに、データ記憶再生装置11から転送されてくる楽曲データには、関連情報が付されているとする。
その後、通信ケーブル13が外部接続部31から外され、ユーザにより操作部33を介して記憶部32に記憶している任意の楽曲データを再生するよう指示されると、制御部30は、これに応じて、指定の楽曲データを記憶部32から読み出して再生部34に送る。また、このとき制御部30は、この楽曲データの関連情報を記憶部32から読み出して、表示部36に送る。
再生部34は、送られてくる楽曲データに対して所定の再生処理を施すことにより楽曲信号に変換した後、この楽曲信号をイヤホンである出力部35に送る。この結果、出力部35から楽曲信号に基づく楽曲が出力される。また表示部36は、送られてくる関連情報に基づき、再生中の楽曲データに対応する曲名、アーティスト名、再生経過時間などを表示する。
このようにして、携帯型記憶再生装置12は、データ記憶再生装置11から転送されてくる楽曲データを記憶して、必要に応じて再生するようになされている。
(1−2−3)データ転送処理手順
ここで、上述したデータ記憶再生装置11が携帯型記憶再生装置12へ楽曲データを転送するときの処理手順(これをデータ転送処理手順とも呼ぶ)について、図10に示すフローチャートを用いて説明する。ちなみに、このデータ転送処理手順は、主として、データ記憶再生装置11の制御部20、命令割当部22、検出部28により実行される処理の手順である。
データ記憶再生装置11の検出部28は、例えば、電源が投入されると、データ転送処理手順RT1のステップSP1において、外部接続部25Bにより通信ケーブル13を介して携帯型記憶再生装置12と通信接続されたかどうかを検出する。このステップSP1で否定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていないことを意味し、このとき検出部28は、このデータ転送処理手順RT1を終了させる。
これに対して、このステップSP1で肯定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていることを意味し、このとき検出部28は、この旨を命令割当部22に通知する。
命令割当部22は、検出部28からデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されている旨の通知を受けると、つづくステップSP2において、GUI画面Gwに配置されるフォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令(データ転送命令)を割り当てる。
制御部20は、命令割当部22により、命令の割り当てが完了すると、つづくステップSP3において、タッチパネル14Aを介してフォルダアイコンFiがワンクリックされたかどうかを、操作入力部21から送られてくる操作入力に基づいて判定する。
このステップSP3において肯定結果を得ると、このことは、ユーザによりフォルダアイコンFiがワンクリックされたことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP4に移る。ステップSP4において制御部20は、ワンクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、記憶部24から読み出して、これを外部接続部25Bより携帯型記憶再生装置12に転送して、このデータ転送処理手順RT1を終了させる。
これに対して、上述のステップSP3で否定結果を得ると、このことは、まだフォルダアイコンFiがワンクリックされていないことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP5に移る。ステップSP5において制御部20は、検出部28からデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12との通信接続が解除された旨の通知を受けているかどうか判定する。
このステップSP5で否定結果を得ると、このことはまだデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていることを意味し、このとき制御部20は、再びステップSP3に戻り、フォルダアイコンFiがワンクリックされるのを待ち受ける。
これに対して、このステップSP5で肯定結果を得ると、このことはデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12との通信接続が解除されたことを意味し、このとき制御部20は、このデータ転送処理手順RT1を終了させる。
このようなデータ転送処理手順RT1にしたがって、データ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12に対して楽曲データを転送するようになされている。
(1−2−4)第1の実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、データ記憶再生装置11は、楽曲データを、記憶部24に生成したフォルダに格納するようにして記憶する。またデータ記憶再生装置11は、記憶部24に生成したフォルダに対応するフォルダアイコンFiが配置されたGUI画面Gwを表示部14Bに表示する。
そしてデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、GUI画面Gwに配置されるフォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送するデータ転送命令を割り当て、実際にフォルダアイコンFiがワンクリックされると、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、携帯型記憶再生装置12に送信する。
こうすることで、このデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されている場合に、携帯型記憶再生装置12に転送させたい楽曲データを格納しているフォルダに対応するフォルダアイコンFiをユーザにワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データ(つまりユーザが携帯型記憶再生装置12に転送させたい楽曲データ)を携帯型記憶再生装置12に送信することができる。
またデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、GUI画面Gwに配置されるフォルダアイコンFiの表示形態を変化させる。こうすることで、このデータ記憶再生装置11は、このフォルダアイコンFiにより、携帯型記憶再生装置12と正常に通信接続されていることを、ユーザに認識させることができる。
さらにデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されている場合にのみ、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、データ転送命令を割り当てるようにしたことにより、携帯型記憶再生装置12と通信接続されていないにも関わらず、楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送しようとする操作入力を誤って受け付けたり、楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送しようとする処理を誤って実行したりすることを未然に防ぐこともできる。
以上の構成によれば、データ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当て、実際にフォルダアイコンFiがワンクリックされると、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、携帯型記憶再生装置12に送信するようにしたことにより、携帯型記憶再生装置12に転送させたい楽曲データを格納しているフォルダに対応するフォルダアイコンFiをユーザにワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データ(つまりユーザが携帯型記憶再生装置12に転送させたい楽曲データ)を携帯型記憶再生装置12に送信することができ、かくして簡易な操作で容易にユーザ所望の楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送することができる。
(2)第2の実施の形態
次に、第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、データ記憶再生装置11が、携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対してデータ転送命令を割り当てるだけでなく、フォルダアイコンFiをダブルクリックする操作入力に対しても、非接続時とは異なる命令を割り当てるようになされた実施例である。ゆえに、ここでは、接続時の命令割り当てを中心に説明する。ちなみに、概要、システム構成、データ記憶再生装置11の機能構成については、第1の実施の形態と同様であるので、第1の実施の形態を参照とする。
また携帯型記憶再生装置12については、その構成自体は第1の実施の形態と同様であるとするが、制御部30の追加機能として、楽曲データの再生履歴を記憶部24に記憶して適宜この再生履歴を外部接続部31からデータ記憶再生装置11に送信(つまりアップロード)させるようになされている。
具体的に言うと、この第2の実施の形態では、データ記憶再生装置11の命令割当部22が、検出部28からの通知に基づき、携帯型記憶再生装置12と通信接続されたことを認識すると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当てると共に、フォルダアイコンFiをダブルクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダの中身を表示する命令から、携帯型記憶再生装置12から再生履歴を受信してフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納する命令に切り換える。
そして、データ記憶再生装置11の制御部20は、実際にフォルダアイコンFiがダブルクリックされると、外部接続部25Bを介して、携帯型記憶再生装置12に再生履歴のアップロード要求を送信する。この結果、携帯型記憶再生装置12から再生履歴がアップロードされてくると、制御部20は、この再生履歴を外部接続部25Bにより受信して、先にダブルクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納するようになされている。
(2−1)第2の実施の形態によるデータ転送処理手順
ここで、この第2の実施の形態のデータ記憶再生装置11が携帯型記憶再生装置12へ楽曲データを転送し、また携帯型記憶再生装置12から再生履歴を受信する処理手順(これをデータ送受信処理手順とも呼ぶ)について、図11に示すフローチャートを用いて説明する。ちなみに、このデータ送受信処理手順は、主として、データ記憶再生装置11の制御部20、命令割当部22、検出部28により実行される処理の手順である。
データ記憶再生装置11の検出部28は、例えば、電源が投入されると、データ転送処理手順RT2のステップSP10において、外部接続部25Bにより通信ケーブル13を介して携帯型記憶再生装置12と通信接続されたかどうかを検出する。このステップSP10で否定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていないことを意味し、このとき検出部28は、このデータ送受信処理手順RT2を終了させる。
これに対して、このステップSP10で肯定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていることを意味し、このとき検出部28は、この旨を命令割当部22に通知する。
命令割当部22は、検出部28からデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されている旨の通知を受けると、つづくステップSP11において、GUI画面Gwに配置されるフォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令(データ転送命令)を割り当てると共に、フォルダアイコンFiをダブルクリックする操作入力に対して、携帯型記憶再生装置12から再生履歴を受信してフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納する命令を割り当てる。
制御部20は、命令割当部22により、命令の割り当てが完了すると、つづくステップSP12において、タッチパネル14Aを介してフォルダアイコンFiがワンクリックされたかどうかを、操作入力部21から送られてくる操作入力に基づいて判定する。
このステップSP12で肯定結果を得ると、このことは、ユーザによりフォルダアイコンFiがワンクリックされたことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP13に移る。ステップSP13において制御部20は、ワンクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、記憶部24から読み出して、これを外部接続部25Bより携帯型記憶再生装置12に転送して、このデータ送受信処理手順RT2を終了させる。
これに対して、上述のステップSP12で否定結果を得ると、このことは、フォルダアイコンFiがワンクリックされていないことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP14に移る。ステップSP14において制御部20は、タッチパネル14Aを介してフォルダアイコンFiがダブルクリックされたかどうかを、操作入力部21から送られてくる操作入力に基づいて判定する。
このステップSP14で肯定結果を得ると、このことは、ユーザによりフォルダアイコンFiがダブルクリックされたことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP15に移る。ステップSP15において制御部20は、携帯型記憶再生装置12にアップロードさせた再生履歴を外部接続部25Bで受信し、この再生履歴を、ダブルクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納して、このデータ送受信処理手順RT2を終了させる。
一方、上述のステップSP14で否定結果を得ると、このことは、このことは、フォルダアイコンFiがワンクリックもダブルクリックもされていないことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP16に移る。ステップSP16において制御部20は、検出部28からデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12との通信接続が解除された旨の通知を受けているかどうか判定する。
このステップSP16で否定結果を得ると、このことはまだデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていることを意味し、このとき制御部20は、再びステップSP12に戻り、フォルダアイコンFiがワンクリックもしくはダブルクリックされるのを待ち受ける。
これに対して、このステップSP16で肯定結果を得ると、このことはデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12との通信接続が解除されたことを意味し、このとき制御部20は、このデータ送受信処理手順RT2を終了させる。
このようなデータ送受信処理手順RT2にしたがって、データ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12に対して楽曲データを転送し、また携帯型記憶再生装置12からアップロードさせた再生履歴を受信するようになされている。
ここまで説明したように、この第2の実施の形態のデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当てると共に、フォルダアイコンFiをダブルクリックする操作入力に対して、携帯型記憶再生装置12から再生履歴を受信してフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納する命令を割り当てる。
そしてデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されている状態で、実際にフォルダアイコンFiがワンクリックされると、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に送信し、フォルダアイコンFiがダブルクリックされると、携帯型記憶再生装置12から再生履歴を受信してダブルクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納するようにした。
こうすることで、この第2の実施の形態のデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されている場合に、所望のフォルダに対応するフォルダアイコンFiをワンクリック、もしくはダブルクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送、もしくは携帯型記憶再生装置12から再生履歴を受信してこのフォルダに格納することができ、かくして簡易な操作でユーザ所望の楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送することができると共に、ユーザ所望のフォルダに携帯型記憶再生装置12から受信した再生履歴を格納することができる。
またこのデータ記憶再生装置11は、フォルダアイコンFiへのダブルクリック操作に対して、そのときの携帯型記憶再生装置12との通信接続状況に適した命令を割り当てるようにしたことにより、フォルダアイコンFiをダブルクリックする一つの操作入力方法で、そのときの通信接続状況に適した処理(フォルダの中身を表示する処理、または携帯型記憶再生装置12から受信した再生履歴をフォルダに格納する処理)を実行することができる。こうすることで、このデータ記憶再生装置11は、ユーザに覚えさせる操作入力方法を最小限にして簡易な操作で多くの処理を実行することができる。
(3)第3の実施の形態
次に、第3の実施の形態について説明する。ここでは、まずこの第3の実施の形態の概要から説明する。
(3−1)第3の実施の形態の概要
図12において100は、情報処理装置の機能ブロックを示す。この情報処理装置100は、外部装置と無線でデータの送受信を行う無線通信部101と、無線通信部101とデータの送受信が可能で、且つ最も近傍に位置する外部装置を検出する検出部102と、操作入力を受け付ける操作入力部103と、検出部102により外部装置が検出されている状態で、操作入力部103が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、無線通信部101がシンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを検出されている外部装置に送信するように制御する制御部104とを有する。
このような機能構成により、情報処理装置100は、任意のデータ格納場所に対応するシンボルへの操作のみで、任意のデータ格納場所に格納されているユーザ所望のデータを最も近傍に位置する外部装置に無線で送信することができるので、所望のデータを容易に転送することができる。
(3−2)第3の実施の形態の具体例
(3−2−1)データ転送システムの構成
つづけて、第3の実施の形態の具体例を説明する。図13において110は、データ転送システムを示す。このデータ転送システム110は、データ(例えば楽曲データ)の記憶及び再生機能を持つデータ記憶再生装置111と、楽曲データの記憶及び再生機能を持つ複数の携帯型記憶再生装置PA(PA1、PA2、…、PAn)とで構成され、これらデータ記憶再生装置111と複数の携帯型記憶再生装置PAとが、無線により通信接続されるようになされている。ちなみに、このデータ転送システム110のデータ記憶再生装置111が、上述した情報処理装置100の具体例である。
データ記憶再生装置111は、キーボード及びマウスでなる操作部112を介したユーザによる操作入力に応じて、CDからリッピングした楽曲データや、ネットワークNT上の楽曲配信サーバ(図示せず)からダウンロードした楽曲データを、内蔵の記憶部に記憶するようになされている。また、データ記憶再生装置111は、このようにして内蔵の記憶部に記憶した楽曲データのうちの任意の楽曲データを、操作部112を介したユーザによる操作入力に応じて、再生するようになされている。
さらに、データ記憶再生装置111は、操作部112を介したユーザによる操作入力により、記憶部に記憶している楽曲データのうちの任意の楽曲データを携帯型記憶再生装置PAに転送するよう指示されると、これに応じて、記憶部から指定の楽曲データを読み出して、これを無線で所定の携帯型記憶再生装置PAに送信するようになされている。
一方、携帯型記憶再生装置PAは、無線によりデータ記憶再生装置111から転送されてくる楽曲データを内蔵の記憶部(図示せず)に記憶する。そして携帯型記憶再生装置PAは、例えば携帯された状態でユーザにより任意の楽曲データを再生するよう指示されると、これに応じて、記憶部から楽曲データを読み出して再生する。
このように、この第3の実施の形態のデータ転送システム110では、データ記憶再生装置111の操作部112を介した操作入力に応じて、データ記憶再生装置111が、記憶している楽曲データのうちの任意の楽曲データを携帯型記憶再生装置PAに無線で転送するようになされている。
(3−2−2)データ記憶再生装置及び携帯型記憶再生装置の機能構成
次に、データ記憶再生装置111及び携帯型記憶再生装置PAの機能構成について説明する。まず、図14を用いて、データ記憶再生装置111の機能構成から説明する。データ記憶再生装置111は、制御部120が各部を統括的に制御するようになされている。
具体的に言うと、制御部120は、操作部112を介した操作入力を操作入力部121で受け付ける。制御部120は、このとき操作入力部121で受け付けた操作入力が、例えば、CDから楽曲データをリッピングする命令が割り当てられている操作入力である場合、この命令をCDリッピング部122に送る。
CDリッピング部122は、挿入されたCDから楽曲データを読み出し、この楽曲データに対してデータ形式の変換処理などの所定のリッピング処理を施すことによりリッピング楽曲データを得、このリッピング楽曲データを記憶部123に記憶する。実際上、この記憶部123には、論理的なデータ格納場所となるフォルダが生成されており、CDリッピング部122は、例えばユーザにより指定されたフォルダにリッピング楽曲データを格納することで、リッピング楽曲データを記憶部123に記憶するようになされている。ちなみに、このフォルダは、ユーザによる操作入力に基づき、制御部120が記憶部123に生成、または記憶部123から削除し得るものである。
また、このときCDリッピング部122は、CDのTOC(Table Of Contents)情報などを基に、リッピング楽曲データの収録アルバム名、曲名、アーティスト名、ジャンル、再生時間、曲IDなどの関連情報を、例えば、通信部124のネットワーク接続部124Aを介して通信接続されたネットワークNT上の関連情報配信サーバ(図示せず)から取得し、これをリッピング楽曲データと共に、記憶部123に記憶するようにもなされている。
また制御部120は、操作入力部121が、例えば、ネットワークNT上の楽曲配信サーバから任意の楽曲データをダウンロードする命令が割り当てられている操作入力を受け付けると、これに応じて、指定された楽曲データの配信要求を通信部124のネットワーク接続部124Aを介して通信接続された楽曲配信サーバ(図示せず)に対して送信する。この結果、楽曲配信サーバから楽曲データが送信されてくると、制御部120は、これをネットワーク接続部124Aにより受信して記憶部123の例えばユーザにより指定されたフォルダに格納する。ちなみに、楽曲配信サーバから配信される楽曲データには、あらかじめ関連情報が付与されているとする。
このようにしてデータ記憶再生装置111は、CDからリッピングした楽曲データや、楽曲配信サーバからダウンロードした楽曲データを、ユーザに指定されたフォルダに格納することで、記憶部123に記憶するようになされている。
また制御部120は、このようにしてフォルダに格納した楽曲データの一部または全部を、ユーザによる操作入力に基づいて、別のフォルダや、新たに生成したフォルダに移動させるようにもなされている。
さらに制御部120は、操作入力部121が、例えば、記憶部123に記憶している楽曲データのうちの任意の楽曲データを再生する命令が割り当てられている操作入力を受け付けると、これに応じて、指定された楽曲データを記憶部123から読み出して再生部125に送る。再生部125は、送られてくる楽曲データに対して所定の再生処理を施すことにより楽曲信号に変換した後、この楽曲信号を出力部126に送る。この結果、出力部126から楽曲信号に基づく楽曲が出力される。
このようにしてデータ記憶再生装置111は、記憶部123に記憶している楽曲データを再生するようになされている。
またこのデータ記憶再生装置111は、通信部124の無線通信部124Bを介して1以上の携帯型記憶再生装置PAと無線で通信接続されると、検出部127が無線通信部124Bを介して通信接続されている1以上の携帯型記憶再生装置PAのなかから、最もデータ記憶再生装置111の近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAを検出するようになされている。
実際上、無線通信部124Bは、携帯型記憶再生装置PAとの距離が所定の範囲内になると、自動的にこの携帯型記憶再生装置PAとの通信接続を開始するようになされている。そして検出部127は、例えば、所定の範囲内に位置することで無線通信部124Bと通信接続している1以上の携帯型記憶再生装置PAのそれぞれから受信した電波の強度を携帯型記憶再生装置PAごとに無線通信部124Bより取得して、取得した強度のうちの最も高い強度に対応する携帯型記憶再生装置PAを、最もデータ記憶再生装置111の近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAとして検出するようになされている。
このようにして、検出部127により、無線通信部124Bを介して無線で通信接続されている携帯型記憶再生装置PAのうちの最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAが検出されている状態で、操作入力部121が記憶部123に生成されている任意のフォルダを指定する命令が割り当てられている操作入力を受け付けると、制御部120は、これに応じて、指定されたフォルダに格納されている楽曲データを記憶部123から読み出して、これを通信部124の無線通信部124Bを介して最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに無線で送信する。
このようにしてデータ記憶再生装置111は、記憶部123に記憶している楽曲データを、通信接続されている携帯型再生装置PAのうちの最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに無線で転送するようになされている。
ここで、任意のフォルダを指定する命令が割り当てられている操作入力について説明する。データ記憶再生装置111の制御部120は、電源が投入されると、記憶部123からGUI画面用のデータを読み出し、このGUI画面用のデータと記憶部123のフォルダ構成などに基づきGUI画面データを生成し、これを表示部128に送る。表示部128は、送られてくるGUI画面データに基づいて、図15に示すようなGUI画面Gwxを表示する。
このGUI画面Gwxには、記憶部123に記憶されているアプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAiと、記憶部123に生成されたフォルダに対応するフォルダアイコンFiとが、それぞれの名称と共に配置される。実際上、図15に示したGUI画面Gwxは、リッピングアプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAi10及びその名称「リッピング」と、楽曲データ再生アプリケーションに対応するアプリケーションアイコンAi11及びその名称「プレイヤ」と、フォルダAに対応するフォルダアイコンFi10及びその名称「フォルダA」、フォルダBに対応するフォルダアイコンアイコンFi11とその名称「フォルダB」とが配置された例である。
またこのGUI画面Gwxには、操作部112を介してGUI画面Gwx内を移動可能な矢印形状のカーソルCuが表示される。
このようなGUI画面Gwxが表示部128に表示されている状態で、例えば、図16に示すように、操作部112を介してカーソルCuをフォルダAに対応するフォルダアイコンFi10上に移動させて、操作部112の所定ボタンを1回だけ押下(これをワンクリックとも呼ぶ)する操作がユーザにより行われると、操作入力部121は、この操作入力を、制御部120に伝える。
制御部120は、この操作入力がフォルダを指定する命令が割り当てられている操作入力であると認識して、この操作入力に応じてフォルダアイコンFi10を例えば強調表示すると共に、このフォルダアイコンFi10に対応するフォルダを指定する。フォルダBに対応するフォルダアイコンFi10がワンクリックされた場合も同様である。
このようなフォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力が、任意のフォルダを指定する命令が割り当てられている操作入力である。
すなわち、制御部120は、検出部127により、無線通信部124Bを介して無線で通信接続されている携帯型記憶再生装置PAのうちの最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAが検出されている状態で、操作入力部121がフォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力(つまりフォルダアイコンFiに対応するフォルダを指定する操作入力)を受け付けると、ワンクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを記憶部123から読み出して、これを通信部124の無線通信部124Bを介して最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに無線で送信するようになされている。
このような機能構成により、このデータ記憶再生装置111は、転送させたい楽曲データを格納しているフォルダに対応するフォルダアイコンFiをユーザにワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データを最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置12に無線で送信することができる。
つまり、このデータ記憶再生装置111は、ユーザに、所望の携帯型記憶再生装置PAをデータ記憶再生装置111の最も近傍に置かせて、この携帯型記憶再生装置PLに転送させたい楽曲データを格納しているフォルダに対応するフォルダアイコンFiをワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データ(つまりユーザが携帯型記憶再生装置PAに転送させたい楽曲データ)を最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置(つまりユーザが楽曲データを転送させたい携帯型記憶再生装置)PAに無線で送信することができ、かくして簡易な操作でユーザ所望の楽曲データを所望の携帯型記憶再生装置PAに転送することができる。
次に、図17を用いて、携帯型記憶再生装置PAの機能構成について説明する。ちなみに、複数の携帯型記憶再生装置PA1、PA2、…、PAnのそれぞれの機能構成は全て同様の機能構成であるとする。
携帯型記憶再生装置PAは、制御部130が各部を統括的に制御するようになされている。具体的に言うと、制御部130は、無線通信部131を介して無線で通信接続されているデータ記憶再生装置111から転送されてくる楽曲データを、無線通信部131により受信して記憶部132に記憶する。ちなみに、データ記憶再生装置111から転送されてくる楽曲データには、関連情報が付されているとする。
その後、ユーザにより操作部133を介して記憶部132に記憶している任意の楽曲データを再生するよう指示されると、制御部130は、これに応じて、指定の楽曲データを記憶部132から読み出して再生部134に送る。また、このとき制御部130は、この楽曲データの関連情報を記憶部132から読み出して、表示部136に送る。
再生部134は、送られてくる楽曲データに対して所定の再生処理を施すことにより楽曲信号に変換した後、この楽曲信号をイヤホンである出力部135に送る。この結果、出力部135から楽曲信号に基づく楽曲が出力される。また表示部136は、送られてくる関連情報に基づき、再生中の楽曲データに対応する曲名、アーティスト名、再生経過時間などを表示する。
このようにして、携帯型記憶再生装置PAは、データ記憶再生装置111から無線で転送されてくる楽曲データを記憶して、必要に応じて再生するようになされている。
(3−2−3)データ転送処理手順
ここで、上述したデータ記憶再生装置111が携帯型記憶再生装置PAへ楽曲データを転送するときのデータ転送処理手順について、図18に示すフローチャートを用いて説明する。ちなみに、このデータ転送処理手順は、主として、データ記憶再生装置111の制御部120、検出部127により実行される処理の手順である。
データ記憶再生装置111の検出部127は、例えば、電源が投入されると、データ転送処理手順RT3のステップSP100において、無線通信部124Bにより少なくとも1以上の携帯型記憶再生装置PAと無線で通信接続されているかどうかを判定する。このステップSP100で否定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置111がどの携帯型記憶再生装置PAとも通信接続されていないことを意味し、このとき検出部127は、このデータ転送処理手順RT3を終了させる。
これに対して、このステップSP100で肯定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置111が少なくとも1以上の携帯型記憶再生装置PAと通信接続されていることを意味し、このとき検出部127は、ステップSP101に移る。
ステップSP101において検出部127は、通信接続されている1以上の携帯型記憶再生装置PAのなかから、データ記憶再生装置111の最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAを検出して、これを制御部111に伝える。
制御部111は、検出部127から最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAがどれであるのかが伝えられると、つづくステップSP102において、操作部112を介してGUI画面Gwxに配置されているフォルダアイコンFiがワンクリックされたかどうかを、操作入力部121から送られてくる操作入力に基づいて判定する。
このステップSP102において肯定結果を得ると、このことは、ユーザによりフォルダアイコンFiがワンクリックされたことを意味し、このとき制御部120は、ステップSP103に移る。ステップSP103において制御部120は、ワンクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、記憶部123から読み出して、これを無線通信部124Bより最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに転送して、このデータ転送処理手順RT3を終了させる。
これに対して、上述のステップSP102で否定結果を得ると、このことは、まだフォルダアイコンFiがワンクリックされていないことを意味し、このとき制御部120は、ステップSP104に移る。ステップSP104において制御部120は、検出部127からデータ記憶再生装置111と最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAとの通信接続が解除された旨の通知を受けているかどうか判定する。
このステップSP104で否定結果を得ると、このことはまだデータ記憶再生装置111と最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAとが通信接続されていることを意味し、このとき制御部120は、再びステップSP102に戻り、フォルダアイコンFiがワンクリックされるのを待ち受ける。
これに対して、このステップSP104で肯定結果を得ると、このことはデータ記憶再生装置111と最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAとの通信接続が解除されたことを意味し、このとき制御部120は、このデータ転送処理手順RT3を終了させる。なお、制御部120が、上述のステップSP104で肯定結果を得た場合に、このデータ転送処理手順RT3を終了させずに、ステップSP100に戻り、他の携帯型記憶再生装置PAと通信接続されているかどうかを判定するようにしてもよい。
このようなデータ転送処理手順RT3にしたがって、データ記憶再生装置111は、最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに対して楽曲データを無線で転送するようになされている。
(3−2−4)第3の実施の形態による動作及び効果
以上の構成において、データ記憶再生装置111は、楽曲データを、記憶部123に生成したフォルダに格納するようにして記憶する。またデータ記憶再生装置111は、記憶部123に生成したフォルダに対応するフォルダアイコンFiが配置されたGUI画面Gwxを表示部128に表示する。
さらにデータ記憶再生装置111は、1以上の携帯型記憶再生装置PAと無線で通信接続されると、通信接続されている1以上の携帯型記憶再生装置PAのなかから、最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAを検出する。
そしてデータ記憶再生装置111は、通信接続されている1以上の携帯型記憶再生装置PAのうちの最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAが検出されている状態で、GUI画面Gwxに配置されたフォルダアイコンFiがワンクリックされると(つまりフォルダアイコンFiに対応するフォルダが指定されると)、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを記憶部123から読み出して、これを無線通信部124Bを介して最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに無線で送信する。
こうすることで、このデータ記憶再生装置111は、転送させたい楽曲データを格納しているフォルダに対応するフォルダアイコンFiをユーザにワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データを最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに無線で送信することができる。
以上の構成によれば、データ記憶再生装置111は、無線で通信接続されている1以上の携帯型記憶再生装置PAのうちの最も近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAを検出している状態で、フォルダアイコンFiがワンクリックされると、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、検出している携帯型記憶再生装置PAに送信するようにしたことにより、ユーザに、所望の携帯型記憶再生装置PAをデータ記憶再生装置111の最も近傍に置かせて、この携帯型記憶再生装置PAに転送させたい楽曲データを格納しているフォルダに対応するフォルダアイコンFiをワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納している楽曲データ(つまりユーザが携帯型記憶再生装置PAに転送させたい楽曲データ)をこの携帯型記憶再生装置PAに送信することができ、かくして簡易な操作で容易にユーザ所望の楽曲データをユーザ所望の携帯型記憶再生装置PAに転送することができる。
(4)第4の実施の形態
次に第4の実施の形態について説明する。この第4の実施の形態では、上述した第1乃至第3の実施の形態のデータ記憶再生装置11及び111、携帯型記憶再生装置12及びPAをハードウェア構成により実現する。
図19に示すデータ記憶再生装置200は、上述した第1乃至第3の実施の形態の機能構成のデータ記憶再生装置11及び111をハードウェア構成により実現した例であり、タッチパネル、キーボード及びマウスなどでなる入力デバイス201がユーザによって操作されると、入力デバイス201でこれを認識し、その操作に応じた操作入力信号を入力処理部202に送る。入力処理部202は、供給される操作入力信号に対して所定の処理を施すことにより、操作入力信号を操作コマンドに変換し、これをバス203を介してCPU(Central Processing Unit)204に送る。
CPU204は、ROM(Read Only Memory)205又はハードディスクドライブ206にあらかじめ記憶されている基本プログラムやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムをバス203を介してRAM(Random Access Memory)207に読み出す。そしてCPU204は、RAM207上で展開したこれら各種プログラムに従って全体を制御すると共に、所定の演算処理や、入力処理部202から与えられる操作コマンドに応じた各種処理を実行する。
具体的に言うと、CPU204は、例えば、ユーザにより入力デバイス201を介してドライブ208に挿入されたCDから楽曲データをリッピングするよう指示する操作入力信号が入力されると、ドライブ208に挿入されたCDから楽曲データを読み出して、この楽曲データに対してデータ形式の変換処理などのリッピング処理を施すことによりリッピング楽曲データを得、これをハードディスクドライブ206に任意に生成されるフォルダに格納することで記憶する。
またCPU204は、必要に応じて、有線通信処理部209及びネットワークインタフェース210を順次介してネットワークNT上のサーバと通信接続し、サーバとの間で種々のデータをやり取りする。
さらにCPU204は、必要に応じて、無線通信処理部211及びアンテナ212を順次介して無線で外部装置(例えば携帯型記憶再生装置12またはPA)と通信接続し、外部装置との間で種々のデータをやり取りする。
さらにCPU204は、必要に応じて、外部接続処理部213及び外部接続インタフェース214を順次介して外部装置(例えば携帯型記憶再生装置12またはPA)と通信接続し、外部装置との間で種々のデータをやり取りする。
このようにして、他の装置との間でやり取りされるデータ(例えば楽曲データ)は、ハードディスクドライブ206の任意のフォルダに格納されることで記憶され、また必要に応じて読み出される。
さらにCPU204は、例えば、ユーザにより入力デバイス201を介してハードディスクドライブ206のフォルダに格納されている楽曲データを再生するよう指示する操作入力信号が入力されると、ハードディスクドライブ206から入力デバイス201を介して指定された楽曲データを読み出して、これをバス203経由で音声処理部215に送る。音声処理部215は、楽曲データに対して復号処理、デジタルアナログ変換処理及び増幅処理などの音声処理を施して、この結果得られた楽曲信号をスピーカ215に送出する。この結果、スピーカ216からこの楽曲信号に基づく楽曲が出力される。
さらにCPU204は、必要に応じて、ハードディスクドライブ206からGUI画面用のデータを読み出し、このGUI画面用のデータとハードディスクドライブ206のフォルダ構成などに基づきGUI画面データを生成して、これをバス203経由で表示処理部217に送る。表示処理部217は、GUI画面データに基づくフォルダアイコンが配置されたGUI画面をディスプレイ218に表示する。
ところで、このデータ記憶再生装置200は、CPU204がROM205またはハードディスクドライブ206にあらかじめ記憶された各種プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされているので、上述した第1及び第2の実施の形態による機能構成のデータ記憶再生装置11(図3)の各種機能及び実行する処理に応じて、ROM205またはハードディスクドライブ206に記憶させる各種プログラムを適宜選定することにより、CPU204を機能構成の制御部20、命令割当部22及び検出部28と同様に機能させることができ、また入力デバイス201を機能構成のタッチパネル14Aと同様に機能させることができ、入力処理部202を機能構成の操作入力部21と同様に機能させることができ、ハードディスクドライブ206を機能構成の記憶部24と同様に機能させることができ、有線通信処理部209及びネットワークインタフェース210を機能構成のネットワーク接続部25Aと同様に機能させることができ、外部接続処理部213及び外部接続インタフェース214を機能構成の外部接続部25Bと同様に機能させることができ、CPU204及びドライブ208を機能構成のリッピング部23と同様に機能させることができ、音声処理部215を機能構成の再生部26と同様に機能させることができ、スピーカ216を機能構成の出力部27と同様に機能させることができ、表示処理部217及びディスプレイ218を機能構成の表示部14Bと同様に機能させることができる。
また同様に、このデータ記憶再生装置200は、上述した第3の実施の形態による機能構成のデータ記憶再生装置111(図14)の各種機能及び実行する処理に応じて、ROM205またはハードディスクドライブ206に記憶させる各種プログラムを適宜選定することにより、CPU204を機能構成の制御部120及び検出部127と同様に機能させることができ、また入力デバイス201を機能構成の操作部112と同様に機能させることができ、入力処理部202を機能構成の操作入力部121と同様に機能させることができ、ハードディスクドライブ206を機能構成の記憶部123と同様に機能させることができ、有線通信処理部209及びネットワークインタフェース210を機能構成のネットワーク接続部124Aと同様に機能させることができ、無線通信処理部211及びアンテナ212を機能構成の無線通信部124Bと同様に機能させることができ、CPU204及びドライブ208を機能構成のリッピング部122と同様に機能させることができ、音声処理部215を機能構成の再生部125と同様に機能させることができ、スピーカ216を機能構成の出力部126と同様に機能させることができ、表示処理部217及びディスプレイ218を機能構成の表示部128と同様に機能させることができる。
したがって、この第4の実施の形態のデータ記憶再生装置200は、図19に示すようなハードウェア構成で、上述した第1乃至第3の実施の形態での機能構成による各種機能を実現することができ、かくして、上述した第1乃至第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
ちなみに、このデータ記憶再生装置200の入力デバイスは、タッチパネルと、キーボード及びマウスとのどちらか一方でもよい。またこのデータ記憶再生装置200の通信接続手段は、無線通信処理部211及びアンテナ212と、外部接続処理部213及び外部接続インタフェース214とのどちらか一方でもよい。
一方、図20に示す携帯型記憶再生装置300は、上述した第1乃至第3の実施の形態による機能構成の携帯型記憶再生装置12及びPAをハードウェア構成により実現した例であり、キーやボタンでなる入力デバイス301がユーザによって操作されると、入力デバイス301でこれを認識し、その操作に応じた操作入力信号を入力処理部302に送る。入力処理部302は、供給される操作入力信号に対して所定の処理を施すことにより、操作入力信号を操作コマンドに変換し、これをバス303を介してCPU304に送る。
CPU304は、ROM305又はハードディスクドライブ306にあらかじめ記憶されている基本プログラムやアプリケーションプログラムなどの各種プログラムをバス303を介してRAM307に読み出す。そしてCPU304は、RAM307上で展開したこれら各種プログラムに従って全体を制御すると共に、所定の演算処理や、入力処理部302から与えられる操作コマンドに応じた各種処理を実行する。
具体的に言うと、CPU304は、必要に応じて、無線通信処理部308及びアンテナ309を順次介して無線で外部装置(例えデータ記憶再生装置11または111)と通信接続し、外部装置との間で種々のデータをやり取りする。
さらにCPU304は、必要に応じて、外部接続処理処理部310及び外部接続インタフェース311を順次介して外部装置(例えばデータ記憶再生装置11または111)と通信接続し、外部装置との間で種々のデータをやり取りする。
このようにして、外部装置との間でやり取りされるデータ(例えば楽曲データ)は、ハードディスクドライブ306に記憶され、また必要に応じて読み出される。
さらにCPU304は、例えば、ユーザにより入力デバイス301を介してハードディスクドライブ306に記憶されている楽曲データを再生するよう指示する操作入力信号が入力されると、ハードディスクドライブ306から入力デバイス301を介して指定された楽曲データを読み出して、これをバス303経由で音声処理部312に送る。音声処理部312は、楽曲データに対して復号処理、デジタルアナログ変換処理及び増幅処理などの音声処理を施して、この結果得られた楽曲信号をイヤホン313に送出する。この結果、イヤホン313からこの楽曲信号に基づく楽曲が出力される。
また、このときCPU304は、再生するよう指示された楽曲データの関連情報をハードディスクドライブ306から読み出して、これをバス303経由で表示処理部314に送る。表示処理部314は、関連情報に基づく曲名、アーティスト名、再生経過時間などをディスプレイ315に表示する。
ところで、この携帯型記憶再生装置300は、CPU304がROM305またはハードディスクドライブ306にあらかじめ記憶された各種プログラムにしたがって各種処理を実行するようになされているので、上述した第1及び第2の実施の形態による機能構成の携帯型記憶再生装置12(図9)の各種機能及び実行する処理に応じて、ROM305またはハードディスクドライブ306に記憶させる各種プログラムを適宜選定することにより、CPU304を機能構成の制御部30と同様に機能させることができ、また入力デバイス301及び入力処理部302を機能構成の操作部33と同様に機能させることができ、ハードディスクドライブ306を機能構成の記憶部32と同様に機能させることができ、外部接続処理部310及び外部接続インタフェース311を機能構成の外部接続部31と同様に機能させることができ、音声処理部312を機能構成の再生部34と同様に機能させることができ、イヤホン313を機能構成の出力部35と同様に機能させることができ、表示処理部314及びディスプレイ315を機能構成の表示部36と同様に機能させることができる。
また同様に、この携帯型記憶再生装置300は、上述した第3の実施の形態による機能構成の携帯型記憶再生装置PA(図17)の各種機能及び実行する処理に応じて、ROM305またはハードディスクドライブ306に記憶させる各種プログラムを適宜選定することにより、CPU304を機能構成の制御部130と同様に機能させることができ、また入力デバイス301及び入力処理部302を機能構成の操作部133と同様に機能させることができ、ハードディスクドライブ306を機能構成の記憶部132と同様に機能させることができ、無線通信処理部308及びアンテナ309を機能構成の無線通信部131と同様に機能させることができ、音声処理部312を機能構成の再生部134と同様に機能させることができ、イヤホン313を機能構成の出力部135と同様に機能させることができ、表示処理部314及びディスプレイ315を機能構成の表示部136と同様に機能させることができる。
したがって、この第4の実施の形態の携帯型記憶再生装置300は、図20に示すようなハードウェア構成で、上述した第1乃至第3の実施の形態での機能構成による各種機能を実現することができ、かくして、上述した第1乃至第3の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
ちなみに、この携帯型記憶再生装置300の通信接続手段は、無線通信処理部308及びアンテナ309と、外部接続処理部310及び外部接続インタフェース311とのどちらか一方でもよい。
また、この第4の実施の形態では、データ記憶再生装置200のCPU204がROM205またはハードディスクドライブ206にあらかじめ記憶された各種プログラムにしたがって、各種処理を実行する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各種プログラムを、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に記録しておき、CPU204がドライブ208によりこの記録媒体から読み出した各種プログラムにしたがって、各種処理を実行するようにしてもよいし、各種プログラムをこの記録媒体からハードディスクドライブ206にインストールして実行するようにしてもよい。
また携帯型記憶再生装置300についても同様に、各種プログラムを、CDやDVDなどの記録媒体に記録しておき、CPU303がこの記録媒体から読み出した各種プログラムにしたがって、各種処理を実行するようにしてもよいし、各種プログラムをこの記録媒体からハードディスクドライブ306にインストールして実行するようにしてもよい。
(5)他の実施の形態
なお、上述した第1の実施の形態では、データ記憶再生装置11が、携帯型記憶再生装置12と通信接続されると、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当てるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、フォルダアイコンFiをワンクリックする操作に対して、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送すると共に、携帯型記憶再生装置12から所定の楽曲データ(例えばこのフォルダに格納されていない楽曲データ)を受信してこのフォルダに格納する命令を割り当てるようにしてもよい。
ここで、このような場合のデータ送受信処理手順について、図21に示すフローチャートを用いて説明する。ちなみに、このデータ送受信処理手順は、主として、データ記憶再生装置11の制御部20、命令割当部22、検出部28により実行される処理の手順である。
データ記憶再生装置11の検出部28は、例えば、電源が投入されると、データ送受信処理手順RT4のステップSP110において、外部接続部25Bにより通信ケーブル13を介して携帯型記憶再生装置12と通信接続されたかどうかを検出する。このステップSP110で否定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていないことを意味し、このとき検出部28は、このデータ送受信処理手順RT4を終了させる。
これに対して、このステップSP110で肯定結果を得ると、このことは、データ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていることを意味し、このとき検出部28は、この旨を命令割当部22に通知する。
命令割当部22は、検出部28からデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されている旨の通知を受けると、つづくステップSP111において、GUI画面Gwに配置されるフォルダアイコンFiをワンクリックする操作入力に対して、フォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送すると共に、携帯型記憶再生装置12から所定の楽曲データ(例えばこのフォルダに格納されていない楽曲データ)を受信してこのフォルダに格納する命令を割り当てる。
制御部20は、命令割当部22により、命令の割り当てが完了すると、つづくステップSP112において、タッチパネル14Aを介してフォルダアイコンFiがワンクリックされたかどうかを、操作入力部21から送られてくる操作入力に基づいて判定する。
このステップSP112において肯定結果を得ると、このことは、ユーザによりフォルダアイコンFiがワンクリックされたことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP113に移る。ステップSP113において制御部20は、ワンクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、記憶部24から読み出して、これを外部接続部25Bより携帯型記憶再生装置12に転送すると共に、外部接続部25Bを介して携帯型記憶再生装置12から所定の楽曲データ(例えばこのフォルダに格納されていない楽曲データ)を受信してこのフォルダに格納し、このデータ送受信処理手順RT4を終了させる。
これに対して、上述のステップSP112で否定結果を得ると、このことは、まだフォルダアイコンFiがワンクリックされていないことを意味し、このとき制御部20は、ステップSP114に移る。ステップSP114において制御部20は、検出部28からデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12との通信接続が解除された旨の通知を受けているかどうか判定する。
このステップSP114で否定結果を得ると、このことはまだデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12とが通信接続されていることを意味し、このとき制御部20は、再びステップSP112に戻り、フォルダアイコンFiがワンクリックされるのを待ち受ける。
これに対して、このステップSP114で肯定結果を得ると、このことはデータ記憶再生装置11と携帯型記憶再生装置12との通信接続が解除されたことを意味し、このとき制御部20は、このデータ送受信処理手順RT4を終了させる。
このようなデータ送受信処理手順RT4にしたがって、データ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12との間で楽曲データを送受信する。
こうすることで、このデータ記憶再生装置11は、携帯型記憶再生装置12と通信接続されている場合に、任意のフォルダアイコンFiをユーザにワンクリックさせるだけで、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送すると共に、携帯型記憶再生装置12から所定の楽曲データを受信してこのフォルダに格納することができる。
ゆえに、例えば、携帯型記憶再生装置12から、ワンクリックされたフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されていない楽曲データを受信するようにすれば、任意のフォルダアイコンFiをユーザにワンクリックさせるだけで、このフォルダに格納されている楽曲データと、携帯型記憶再生装置12の記憶部32に格納されている楽曲データとを同一にする(つまり同期を取る)こともできる。
また、これに限らず、接続時にフォルダアイコンFiをワンクリックする操作に対しては、このフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを携帯型記憶再生装置12に転送する命令を割り当て、接続時にフォルダアイコンFiをダブルクリックする操作に対して、携帯型記憶再生装置12から所定の楽曲データ(例えばこのフォルダに格納されていない楽曲データ)を受信してこのフォルダに格納する命令を割り当てるようにしてもよく、これら複数の命令とワンクリック操作及びダブルクリック操作とを任意に組み合わせるようにしてもよい。
さらに、タッチパネル14Aの代わりに少なくとも2つのボタンを有する操作部(例えばマウス)をデータ記憶再生装置11に設け、タッチパネル14Aを介したワンクリック操作に割り当てていた命令を、この操作部の一方のボタン(例えばマウスの左ボタン)のワンクリック操作に割り当て、タッチパネル14Aを介したダブルクリック操作に割り当てていた命令を、この操作部の他方のボタン(例えばマウスの右ボタン)のワンクリック操作に割り当てるようにしてもよい。このようにすれば、マウスのような少なくとも2つ以上のボタンを有する操作部に限定されるものの、上述したような複数の命令の入力を、異なるボタンへのワンクリック操作のみで実現できる。
さらに、上述の第1及び第3の実施の形態では、タッチパネル14A、もしくはキーボード及びマウスでなる操作部112により、所定の操作をユーザに行わせるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これら以外の操作部(例えばタッチパッド)をデータ記憶再生装置11及び111に設けて、この操作部により、所定の操作をユーザに行わせるようにしてもよい。
さらに、上述の第1及び第2の実施の形態では、データ記憶再生装置11が、携帯型記憶再生装置12と通信接続されている場合に、任意のフォルダアイコンFiがワンクリックされると、無条件でこのフォルダアイコンFiに対応するフォルダに格納されている楽曲データを、携帯型記憶再生装置12に転送するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、データ記憶再生装置11の制御部20が、フォルダに格納されている楽曲データのそれぞれが携帯型記憶再生装置12に転送可能であるかどうかを判定して、転送可能であると判定した楽曲データのみを転送するようにしてもよい。
ここで、転送可能でない楽曲データとは、例えば、データ記憶再生装置11でのみ再生を許可する情報(これを権利情報とも呼ぶ)が付された楽曲データであり、このような楽曲データについては、携帯型記憶再生12に転送しないようにすることで、楽曲データの不正利用を防止することもできる。
また一方で、このようなデータ記憶再生装置11でのみ再生を許可する権利情報が付されている楽曲データ(つまり携帯型記憶再生装置12への転送が許可されていない楽曲データ)に対しては、制御部20が、例えば、ネットワークNT上の楽曲配信サーバ(図示せず)に問い合わせて携帯型記憶再生装置12での再生を許可する(つまり転送を許可する)権利情報を取得することにより、この楽曲データを転送する許可を得たうえで、携帯型記憶再生装置12に転送するようにしてもよい。ちなみに、携帯型記憶再生装置12での再生を許可する権利情報の取得に対して課金が発生するのであれば、制御部20が、ネットワークNT上の楽曲配信サーバとの間で課金処理を実行するようにしてもよい。
このようにすれば、楽曲データの不正利用を防止しつつ、ユーザ所望の楽曲データを確実に携帯型記憶再生装置12に転送することができる。
また、上述した第3の実施の形態では、データ記憶再生装置111と無線で通信接続されている1以上の携帯型記憶再生装置PAのなかから、最もデータ記憶再生装置111の近傍に位置する携帯型記憶再生装置PAに対して、楽曲データを転送するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、データ記憶再生装置111と無線で通信接続されている1以上の携帯型記憶再生装置PAのなかに、楽曲データの転送先となる旨を示す信号を発信している携帯型記憶再生装置PAが存在するならば、この携帯型記憶再生装置PAを優先してこの携帯型記憶再生装置PAに楽曲データを転送するようにしてもよい。
この場合、携帯型記憶再生装置PAは、例えば、ユーザにより操作部122の所定ボタンが押下されると、楽曲データの転送先となる旨を示す信号をデータ記憶再生装置111に対して発信するようになされている。
このようにすれば、より確実に所望の楽曲データを所望の携帯型記憶再生装置PAに転送することができる。
さらに、上述の第1乃至第3の実施の形態では、データ格納場所に対応するシンボルとして、フォルダを模した形状のフォルダアイコンFiを表示するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、データ格納場所に対応するシンボルであれば、この他種々の形状を有するアイコン、ボタン、オブジェクトなどであってもよい。
さらに、上述の第1乃至第4の実施の形態では、表示部(タッチパネル付表示部14、表示部128、ディスプレイ218)を有するデータ記憶再生装置11、111及び200に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、表示部20有さず、表示部と所定のケーブルを介して外部接続されるデータ記憶再生装置に本発明を適用するようにしてもよい。
さらに、上述の第1乃至第4の実施の形態では、本発明を、データ記憶再生装置11、111及び200と携帯型記憶再生装置12、PA及び300との間で楽曲データを送信または送受信する場合に適用したが、本発明はこれに限らず、例えばデータ記憶再生装置11とデータ記憶再生装置11との間で楽曲データを送信または送受信するような場合に適用することもできるし、例えば、携帯型記憶再生装置12にデータ記憶再生装置11と同様の機能を持たせて、携帯型記憶再生装置12と携帯型記憶再生装置12との間で楽曲データを送信または送受信するような場合に適用することもできる。
さらに、本発明は、上述した第1乃至第4の実施の形態及びここまで説明した他の実施の形態に限定されるものではなく、これら第1乃至第4の実施の形態及びここまで説明した他の実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた形態、もしくは一部を抽出した形態にもその適用範囲が及ぶものである。例えば、第1の実施の形態での通信接続を、第3の実施の形態での無線による通信接続に置き換えてもよいし、第2の実施の形態での通信接続を、第3の実施の形態での無線による通信接続に置き換えてもよいし、第3の実施の形態での操作入力を、第1の実施の形態での操作入力に置き換えてもよいし、第3の実施の形態での命令割り当てを、第2の実施の形態での命令割り当てに置き換えてもよいし、第1の実施の形態でのフォルダアイコンFiの表示形態の変化を第3の実施の形態に組み合わせるなどしてもよい。
さらに、上述した第1乃至第4の実施の形態及びここまで説明した他の実施の形態では、データとして楽曲データを送信または送受信するデータ記憶再生装置11、111及び200に本発明を適用した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、楽曲データ以外の音声データ、映像データ、プログラムデータなど、この他種々のデータを送信または送受信する装置に適用することができ、具体的には、パーソナルコンピュータやオーディオコンポ、DVDレコーダ、ハードディスクレコーダなど、この他種々のデータを扱う装置に広く適用することができる。
本発明は、データを転送する装置で広く利用することができる。
第1の実施の形態の概要となる情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるデータ転送システムの構成を示す略線図である。 第1の実施の形態によるデータ記憶再生装置の機能構成を示すブロック図である。 非接続時のGUI画面の構成を示す略線図である。 フォルダアイコンをダブルクリックしたときの説明に供する略線図である。 フォルダウインドウの構成を示す略線図である。 接続時のGUI画面の構成を示す略線図である。 フォルダアイコンをワンクリックしたときの説明に供する略線図である。 第1の実施の形態による携帯型記憶再生装置の機能構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態によるデータ転送処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態によるデータ送受信処理手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の概要となる情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態によるデータ転送システムの構成を示す略線図である。 第3の実施の形態によるデータ記憶再生装置の機能構成を示すブロック図である。 GUI画面の構成を示す略線図である。 フォルダアイコンが指定された状態の説明に供する略線図である。 第3の実施の形態による携帯型記憶再生装置の機能構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態によるデータ転送処理手順を示すフローチャートである。 第4の実施の形態によるデータ記憶再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態による携帯型記憶再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 他の実施の形態によるデータ送受信処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1、100……情報処理装置、2、25、124……通信部、3、28、102、127……検出部、4、22……命令割当部、5、21、103、121……操作入力部、6、20、30、104、120、130……制御部、10、110……データ転送システム、11、111、200……データ記憶再生装置、12、PA、300……携帯型記憶再生装置、14……タッチパネル付表示部、14A……タッチパネル、14B、128、136……表示部、24、32、123、132……記憶部、25A、124A……ネットワーク接続部、25B、31……外部接続部、33、112、133……操作部、101、124B、131……無線通信部、Fi……フォルダアイコン。

Claims (22)

  1. 外部装置とデータの送受信を行う通信部と、
    上記通信部による上記外部装置との通信接続を検出する検出部と、
    操作入力を受け付ける操作入力部と、
    上記検出部が上記外部装置との通信接続を検出すると、上記操作入力部が受け付ける、表示部に表示されるデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作に対してデータ送信命令を割り当てる命令割当部と、
    上記操作入力部が上記シンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対して上記データ送信命令が割り当てられていれば、上記通信部が上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを上記外部装置に送信するように制御する制御部と
    を具えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 上記制御部は、
    上記検出部による上記外部装置との通信接続の検出の有無に応じて、上記表示部に表示される上記シンボルの表示形態を変化させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記通信部は、
    上記外部装置が近接すると、当該外部装置との通信接続を開始する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 上記操作入力部は、タッチパネルからの操作入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 上記データ格納場所には、複数のデータが格納される
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 上記操作入力部は、上記表示部が触れられたことによる操作入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 上記命令割当部は、
    上記検出部が上記外部装置との通信接続を検出すると、上記シンボルへの上記ワンクリック操作に対してデータ送信命令とデータ受信命令とを割り当て、
    上記制御部は、
    上記操作入力部が上記シンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対して上記データ送信命令とデータ受信命令とが割り当てられていれば、上記通信部を制御して上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されているデータを上記外部装置に送信すると共に当該外部装置からデータを受信して上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 上記命令割当部は、
    上記検出部が上記外部装置との通信接続を検出すると、上記シンボルへのツークリック操作に対してデータ受信命令を割り当て、
    上記制御部は、
    上記操作入力部が上記シンボルへのツークリック操作を受け付けた場合に、当該ツークリック操作に対して上記データ受信命令が割り当てられていれば、上記通信部を制御して上記外部装置からデータを受信して上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 上記制御部は、
    上記操作入力部が上記シンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対して上記データ送信命令が割り当てられていれば、上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータが上記外部装置に送信可能であるかどうかを判定して、送信可能であると判定したデータのみを上記外部装置に送信するように上記通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 外部装置と無線でデータの送受信を行う通信部と、
    上記通信部と通信接続され、且つ最も近傍に位置する外部装置を検出する検出部と、
    操作入力を受け付ける操作入力部と、
    上記検出部により上記外部装置が検出されている状態で、上記操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、上記通信部が上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを検出されている上記外部装置に送信するように制御する制御部と
    を具えることを特徴とする情報処理装置。
  11. 上記制御部は、
    上記検出部による上記外部装置の検出の有無に応じて、上記表示部に表示される上記シンボルの表示形態を変化させる
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 上記通信部は、
    上記外部装置が近接すると、当該外部装置との通信接続を開始する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 上記操作入力部は、タッチパネルからの操作入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  14. 上記データ格納場所には、複数のデータが格納される
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  15. 上記操作入力部は、上記表示部が触れられたことによる操作入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  16. 上記制御部は、
    上記検出部により上記外部装置が検出されている状態で、上記操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、上記通信部を制御して上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されているデータを上記外部装置に送信すると共に当該外部装置からデータを受信して上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  17. 上記制御部は、
    上記検出部により上記外部装置が検出されている状態で、上記操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作を受け付けると、上記通信部を制御して上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されているデータを上記外部装置に送信し、上記検出部により上記外部装置が検出されている状態で、上記操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへのツークリック操作を受け付けると、上記通信部を制御して上記外部装置からデータを受信して上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  18. 上記制御部は、
    上記検出部により上記外部装置が検出されている状態で、上記操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータが上記外部装置に送信可能であるかどうかを判定して、送信可能であると判定したデータのみを上記外部装置に送信するように上記通信部を制御する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  19. 外部装置との通信接続を検出する検出ステップと、
    上記検出ステップで上記外部装置との通信接続を検出すると、操作入力部が受け付ける、表示部に表示されるデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作に対してデータ送信命令を割り当てる命令割当ステップと、
    上記操作入力部が上記シンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対して上記データ送信命令が割り当てられていれば、上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを上記外部装置に送信する送信ステップと
    を具えることを特徴とする情報処理方法。
  20. 通信接続され、且つ最も近傍に位置する外部装置を検出する検出ステップと、
    上記検出ステップで上記外部装置を検出している状態で、操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、当該シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを検出している上記外部装置に送信する送信ステップと
    を具えることを特徴とする情報処理方法。
  21. 情報処理装置に対して、
    通信部と外部装置との通信接続を検出する検出ステップと、
    上記検出ステップで上記外部装置との通信接続を検出すると、操作入力部が受け付ける、表示部に表示されるデータ格納場所に対応するシンボルへのワンクリック操作に対してデータ送信命令を割り当てる命令割当ステップと、
    上記操作入力部が上記シンボルへのワンクリック操作を受け付けた場合に、当該ワンクリック操作に対して上記データ送信命令が割り当てられていれば、上記シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを上記通信部により上記外部装置に送信させる送信ステップと
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  22. 情報処理装置に対して、
    通信部と通信接続され、且つ最も近傍に位置する外部装置を検出する検出ステップと、
    上記検出ステップで上記外部装置を検出している状態で、操作入力部が表示部に表示されているデータ格納場所に対応するシンボルへの操作を受け付けると、当該シンボルに対応するデータ格納場所に格納されたデータを上記通信部により検出している上記外部装置に送信させる送信ステップと
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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