JP2008248814A - 排気通路構造 - Google Patents

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【課題】触媒容器内に流入するガス流れを改善して、触媒容器全体に均一にガスを流入させる。
【解決手段】本発明は、触媒担体11を内蔵する触媒容器9と、触媒容器9に接続され、その触媒容器9の入口直前で排ガスの流れ方向を変更するように湾曲形成されるとともに、触媒担体11への入口で排ガスの流れを拡散させるガス拡散空間を有する排気管10と、を有する排気通路構造であって、排気管10は、その排気管10の外周側に形成され、湾曲部分の外周側の内壁10cに沿って流れる排ガスを、触媒容器9の軸線方向に流れるようにする排ガス流れ方向変更部10bと、排ガス流れ方向変更部10bに連接されて前記触媒容器9と接続する外周側の排気管10と触媒担体11とで囲まれるガス拡散空間15を、湾曲部分の内周側近傍のガス拡散空間14よりも小さくした空間縮小部10eと、を含むことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は排気通路構造に関する。
触媒コンバータ内のガス流れを改善する装置として、触媒担体の上流側に排ガスの流量や方向等を調節できる制御部材を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−303827号公報
しかしながら、前述した従来の装置は、触媒担体の上流側に制御部材を設置する空間が触媒コンバータ内に必要となる。そのため、触媒コンバータの大型化や触媒搭載量の低下を招くという問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、触媒コンバータの大型化や触媒搭載量の低下を招くことなく触媒コンバータ内のガス流れを改善することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするため、本発明の実施形態に対応する符号を付するが、これに限定されるものではない。
本発明は、触媒担体(11)を内蔵する触媒容器(9)と、前記触媒容器(9)に接続され、その触媒容器(9)の入口直前で排ガスの流れ方向を変更するように湾曲形成されるとともに、前記触媒担体(11)への入口で排ガスの流れを拡散させるガス拡散空間を有する排気管(10)と、を有する排気通路構造であって、前記排気管(10)は、その排気管(10)の外周側に形成され、前記湾曲部分の外周側の内壁(10c)に沿って流れる排ガスを、前記触媒容器(9)の軸線方向に流れるようにする排ガス流れ方向変更部(10b)と、前記排ガス流れ方向変更部(10b)に連接されて前記触媒容器(9)と接続する外周側の排気管(10)と前記触媒担体(11)とで囲まれるガス拡散空間(15)を、前記湾曲部分の内周側近傍のガス拡散空間(14)よりも小さくした空間縮小部(10e)と、を含むことを特徴とする。
触媒容器内に流入するガス流れを改善して、触媒容器全体に均一にガスを流入させることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
まず図1及び図2を参照して本発明による触媒コンバータが搭載された車両の構成を説明する。図1は、車両全体の概略構成を示す縦断面図である。図2は、図1のII−II線に沿うエンジンルームの概略断面図である。
図1に示すように、車両1の前部にはエンジンルーム2が設けられる。エンジンルーム2には、横置きされたエンジン3が搭載される。エンジン3には、排気マニホールド4及びターボチャージャ5を介して排気を浄化する触媒コンバータ6が接続される。触媒コンバータ6の後方には、エンジンルーム2と車室8とを仕切るダッシュパネル7が設けられる。
本実施形態では、触媒容量やエンジンルーム2の内部に配置される各部品のレイアウトの都合上、触媒コンバータ6を横向きに搭載している。そのため、図2に示すように、ターボチャージャ5の出口から触媒コンバータ6の触媒容器9の入口までの排気管10を湾曲させる必要がある。
この場合、車両側方に搭載されるABSコントローラ等の車両補機11や遮熱板12により、排気が拡散するのに十分な長さをもった排気管10を、触媒容器9の軸線Lと同方向に設けることができない。したがって、触媒容器9の内部に均一に排気を導入することが難しい。
そこで、本実施形態では、ガスの流れ方向と圧力損失とを調整することで触媒容器9の内部に均一に排気を導入する。
図3は、本発明による触媒コンバータ6の縦断面図である。
触媒コンバータ6は、触媒物質を担持した担体(以下「触媒担体」という)11を触媒容器9に内蔵したものであり、触媒コンバータ入口6aから触媒容器入口6bまでの排気管10が湾曲した形状となっている。以下では、必要に応じて軸線Lより上側に存在する触媒担体のことをCATupr12といい、軸線Lより下側に存在する触媒担体のことをCATlwr13という。
また、触媒担体11の上流側端面の近傍には、ガス拡散用の空間が設けられる。ガス拡散用の空間として、CATupr12の上流側端面12aの近傍には空間14が、CATlwr13の上流側端面13aの近傍には空間15が設けられる。
排気管10は、触媒コンバータ入口6aから軸線Lとほぼ平行に延びた後、第1湾曲部10aで鈍角に曲がって触媒容器入口6bに接続するように形成される。つまり、排気管10は、軸線Lに対して触媒容器側に傾斜した状態で触媒容器入口6bに接続している。
排気管10を、このようなガスの流れ方向が触媒容器9の入口直前で90度以上変更するようなU字形状とした場合、排気管10を流れる排気の多くは、排気管10の周壁のうち、外周側の内壁(以下「外側内壁」という)10cに沿って触媒容器9へ流れ込むこととなる。そこで、外側内壁10cに沿って触媒容器9へ流れ込む排気が触媒担体11の中心へ向かって流れるように、排気管10に第2湾曲部10bを形成する。
しかしながら、触媒コンバータ6が横向きに搭載されている場合、これだけでは、なお上方から流入してくる排気を触媒容器9の全体に均一に導入することは難しく、CATlwr13へ流れ込む排気が多くなる。
そこで、本発明では、空間15を空間14よりも狭くなるように設定する。つまり、CATlwr13の上流側端面13aの近傍のガス拡散用の空間15を減少させることで局部圧力損失を増大させ、CATlwr13に排気が導入されにくくする。これにより、CATlwr13に流れ込んでいた排気の一部がCATupr12へ流れ込むこととなり、触媒担体11の端面全体に均一に排気を導入させることができる。以下では、空間14と空間15の具体的な設定方法について図4を参照して説明する。
図4において、線分Mは、第2湾曲部10bと、排気管10の内周側10fと触媒容器入口6bとが接続する部位10dと、を結ぶ線分である。このとき、線分Mと触媒容器入口6bの断面とがなす角をθ1とする。そして、線分Mと軸線Lとの交点をQとする。
線分Nは、第2湾曲部10bと、第2湾曲部10bからCATlwr13へと延びる排気管10eと触媒容器入口6bとが接続する部位10gと、を結ぶ線分である。このとき、線分Nと触媒容器入口6bの断面とがなす角をθ2とする。そして、線分Nと軸線Lとの交点をPとする。
以上のようにθ1及びθ2を定義したとき、tanθ1>tanθ2となるように設定する。つまり、交点Pが交点Qよりも触媒担体側となるように排気管10を形成する。なお、本実施形態では、tanθ1=2tanθ2となるように設定しており、可能であれば、tanθ1≧2tanθ2とすることが望ましい。
次に図5を参照して、本発明よる触媒コンバータ6の作用について説明する。
触媒コンバータ入口6aからガス量Qのガスが流入すると、その半分(1/2Q)以上のガスが、触媒容器9の上流に形成された第2湾曲部10bに衝突する。第2湾曲部10bに衝突したガスは、衝突面となる外側壁10cに沿って流れるため、半分以上のガスがCATlwr13へ向かって流れることになる。
しかしながら、空間15を空間14よりも狭くして、空間15の局部圧力損失を増大させたため、CATlwr13に向かって流れ込んでいた排気の一部がCATupr12へ流れ込むことになる。
また、第2湾曲部に衝突しなかった半分(1/2Q)以下のガスは、拡散空間14で拡散される。通常であれば、空間14で拡散されたガスはそれぞれ半分(1/4Q)ずつCATupr12とCATlwr13とに向かって流れ込む。しかし、空間15を空間14よりも狭くして、空間15の局部圧力損失を増大させたため、空間14で拡散されたガスもCATupr12に多く流れ込む。
これにより、結果として、触媒担体11の端面の全体に均一に排気を導入させることができる。
次に、図6及び図7を参照して本発明による触媒コンバータ6の効果について説明する。
図6は、触媒コンバータ内の圧力分布を大中小の3段階に分けて示した図である。
図6に示すように、触媒容器9の内部圧力が、触媒断面径方向に均一に分布していることがわかる。これは、排気が流れやすい触媒担体下側の入口容積を減少させて、触媒担体下側に排気が流れにくくすることで、結果として触媒担体全体に排気が導入されていることを示している。
図7は、触媒断面の流速分布を大中小の3段階に分けて示した図である。
図7に示すように、触媒の上半分と下半分との流速の偏りが少ないことがわかる。
以上説明した本実施形態によれば、排気管10が触媒容器9の軸線Lに対して触媒容器側に傾斜した状態で触媒容器入口6bに接続している横置きされた触媒コンバータ6において、触媒容器内に流れ込む排気が触媒担体11の中心へ向かって流れるように、排気管10に第2湾曲部10bを形成した。これにより、CATlwr13に流入するガス量を制限することができ、ガス拡散の基点を触媒担体11の中心付近とすることができる。
また、CATupr12の上流側端面12aの近傍のガス拡散用の空間14に対して、CATlwr13の上流側端面13aの近傍のガス拡散用の空間15の容積が小さくなるように、排気管10を形成した。これにより、CATlwr13に流れ込んでいた排気の一部をCATupr12へ流れ込ませ、触媒容器全体に均一に排気を導入させることができる。その結果、触媒の利用効率を向上させることができ、排気性能を向上させることができる。また、触媒が均一に反応を起こすため触媒の部分劣化等を防止できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。例えば、本実施形態では、排気管10がU字形状をしている場合で説明したが、これに限らず流路が複雑な形状をしている場合に適用できる。
車両全体の概略構成を示す縦断面図である。 図1のII−II線に沿うエンジンルームの概略断面図である。 本発明による触媒コンバータの縦断面図である。 ガス拡散空間の設定方法について説明する図である。 本発明よる触媒コンバータの作用について説明する図である。 触媒コンバータ内の圧力分布図である。 触媒断面の流速分布図である。
符号の説明
1 車両
6b 触媒容器入口
9 触媒容器
10 排気管
10b 第2湾曲部(ガス流れ方向変更部)
10e 排気管(空間縮小部)
11 触媒担体
14 ガス拡散空間
15 ガス拡散空間

Claims (4)

  1. 触媒担体を内蔵する触媒容器と、
    前記触媒容器に接続され、その触媒容器の入口直前で排ガスの流れ方向を変更するように湾曲形成されるとともに、前記触媒担体への入口で排ガスの流れを拡散させるガス拡散空間を有する排気管と、
    を有する排気通路構造であって、
    前記排気管は、
    その排気管の外周側に形成され、前記湾曲部分の外周側の内壁に沿って流れる排ガスを、前記触媒容器の軸線方向に流れるようにする排ガス流れ方向変更部と、
    前記排ガス流れ方向変更部に連接されて前記触媒容器と接続する外周側の排気管と前記触媒担体とで囲まれるガス拡散空間を、前記湾曲部分の内周側近傍のガス拡散空間よりも小さくした空間縮小部と、を含む
    ことを特徴とする排気通路構造。
  2. 前記排気管は、排気管の外周側と触媒容器とが接続する部位と前記排ガス流れ変更部とを結ぶ線と、前記触媒容器の軸線との交点が、排気管の内周側と触媒容器とが接続する部位と前記排ガス流れ変更部とを結ぶ線と、前記触媒容器の軸線との交点よりも触媒容器側となるように形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の排気通路構造。
  3. 前記排ガス流れ変更部は、前記触媒容器の軸線よりも排気管の内周側に形成される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の排気通路構造。
  4. 前記排気管は、触媒容器の入口直前で排ガスの流れ方向を90度以上変更させるように湾曲形成される
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1つに記載の排気通路構造。
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