JP2008234512A - 自動取引装置及び自動取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品の販売実績と連携してクーポンを発行することが可能な自動取引装置及び自動取引システムを提供することを目的とする。
【解決手段】店舗サーバ50は、商品の売上に基づいて、販売実績データベースから特別割引対象の商品に関する情報を取得し、POS端末31は、特別割引対象の商品に対し、クーポン割引額を設定し、ホストコンピュータは、特別割引対象の商品に関する情報とをクーポン情報データベースに格納する機能を有し、自動取引装置11は、特別割引対象の商品に関する情報と、クーポン割引額とを取得し、特別割引対象の商品用クーポンを発行することを特徴とする。
【選択図】図9B

Description

本発明は、自動取引装置及び自動取引システムに関するものである。
従来、銀行、信用金庫、郵便局、消費者金融会社等の金融機関の支店等に配設されたATM(Automatic Teller Machine:現金自動預払機)、CD(Cash Dispenser:現金自動支払機)等の自動取引装置を使用して顧客が金融取引を行う場合、手数料が無料となるときと有料となるときとがある。
例えば、自動取引装置を管理する金融機関と顧客が使用するキャッシュカードを発行した金融機関とが同一である場合、平日の昼間の時間帯では手数料が無料となり、土日や祝祭日、又は、平日であっても夜間の時間帯には、手数料が有料であり、金融機関が手数料を引き落とすようになっている。また、自動取引装置を管理する金融機関と顧客が使用するキャッシュカードを発行した金融機関とが同一でない場合には、土日、祝祭日及び夜間だけでなく、平日の昼間の時間帯でも手数料が有料であり、金融機関が手数料を引き落とすようになっている。
さらに、自動取引装置が金融機関の支店等でなく、コンビニエンスストアの店舗等内に配設されたものである場合、金融取引の種類に関わらず、また、自動取引装置を管理する金融機関と顧客が使用するキャッシュカードを発行した金融機関とが同一であるか否かに関わらず手数料が有料であり、金融機関が手数料を引き落とすようになっている。
もっとも、手数料の割引サービスを顧客に対して提供するシステムも提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、自動取引装置を管理する金融機関とカードローンの契約があること、クレジットカードの引き落としがあること等の条件を満たした場合には、手数料が無料となるサービスも提供されている。
特開2002−245509号公報
しかしながら、このような従来のシステムにおいては、特定の条件を満たした自動取引装置を使用した顧客のみがサービスを受けることができ、しかも、何らかの手続きを行う必要がある。そして、手続きによっては、面倒な手順を実行する必要があり、手軽にサービスを受けることができなかった。
また、販売促進等が目的のクーポン等では、商品の販売実績と連携してクーポンを発行することが必要であるが、従来のシステムにおいては、このような点に関して記載されていない。
本発明は、従来のシステムの問題点を解決して、商品の販売実績と連携してクーポンを発行することが可能な自動取引装置及び自動取引システムを提供することを目的とする。
そのために、本発明の一の手段は、金融取引を行う自動取引装置であって、自動取引装置は、商品を販売する店舗において、指定された特別割引対象商品と、特別割引対象商品における割引額とに関する情報を有するクーポンを発行することを特徴とする。
さらに、本発明の他の手段は、金融取引を行う自動取引装置と、商品に関する情報が入力されるPOS(Point Of Sales)端末とが通信可能に接続される自動取引装置において、POS端末は、特別割引対象商品と、特別割引対象商品における割引額とに関する情報を入力されるものであり、自動取引装置は、POS端末に入力された特別割引対象商品と、特別割引対象商品における割引額とに関する情報を有するクーポンを発行するものであることを特徴とする。
本発明によれば、商品の販売実績と連携してクーポンを発行することが可能な自動取引装置及び自動取引システムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における自動取引システムの構成を示すブロック図である。
図において、符号11は、銀行、信用金庫、郵便局等の金融機関の本店、支店等の営業店に配設されたATM、CD等の自動取引装置であり、金融機関の顧客が自分で操作して入金、出金、通帳記帳、残高照会、振込や振替のような送金取引、定期性預金設定等の取引を行うための装置である。なお、自動取引装置11は、金融機関の営業店のみならず、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の商店の店舗、駅の構内、地下街、市役所、病院等の公共施設、工場、事務所等の私企業、駐車場、道路脇(わき)等の屋外等、いかなる場所に配設されていてもよい。また、自動取引装置11は、他の機能、例えば、チケット予約機能、商品購入申込み機能、クレジットカードの与信確認機能、施設情報案内機能等を有するキオスク端末のような多機能端末であってもよいし、拡大して、ネットバンキング用端末でもよい。なお、顧客は、金融機関に自己の口座を開設し、金融機関を利用する者であり、一般的には個人である。
そして、自動取引装置11は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Microprocessor Unit)等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信するための通信手段等を備える一種のコンピュータであり、外部の装置と通信する通信部12、自動取引装置11の各部の動作を制御する制御部13、及び、各種のデータを記憶する記憶部14を有する。
そして、制御部13は、キーボード、タッチパネル等の入力装置、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等の表示装置、顧客の音声を入力するためのマイクロフォン等の音声入力装置、音声案内を出力するためのスピーカ等の音声出力装置等を備える顧客操作部13aを有する。なお、制御部13は、顧客が操作を行いやすいようにするために、入力装置は、表示装置の機能を兼ね備えるタッチパネルであることが望ましい。
また、制御部13は、キャッシュカード等のカードを取り扱うカード挿入部13bを有する。ここで、カードは、金融機関が顧客に対して発行した入金、出金、残高照会、振込、振替等の金融取引を行うためのカードであり、顧客の氏名、口座番号、暗証番号等の情報を格納する磁気ストライプを備える。なお、情報を格納する部材としては、磁気ストライプに代えて、カードに埋め込まれたIC(Integrated Circuit)であってもよい。特に、カードが生体認証対応カードであって、顧客の生体認証のデータを格納するものである場合には、情報を格納する部材はICであること、すなわち、カードがICカードであることが望ましい。
そして、カード挿入部13bは、カードが挿入されるカードスロットを備え、該カードスロット内には、図示されないカードを搬送する搬送装置、及び、カードの磁気ストライプやICに格納された情報の読取、上書、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。なお、カード挿入部13bは他の金融機関の発行したキャッシュカードやクレジットカード、デビットカード等の他の種類のカードも取り扱えることが望ましい。さらに、カード挿入部13bは取引明細票を発行する図示されないプリンタを備える。取引明細票は、入金、出金、残高照会、振込、振替、定期性預金設定等の顧客が行った金融取引に関する情報が印刷される紙片であり、口座番号、金融取引の種類、取引金額等が印刷される。なお、取引明細票は、顧客が希望したときだけに発行されるようにしてもよい。
さらに、制御部13は、生体認証を行うための生体認証装置を有するものであることが望ましい。該生体認証装置は、指紋、虹彩(アイリス)、手のひら静脈等の生物学的な特徴を示すバイオメトリクス情報を使用して顧客の生体認証を行う装置である。なお、必ずしも生体認証装置を有していなくてもよい。
そして、制御部13は、預金通帳等の通帳に記帳する図示されない通帳記帳部を有する。ここで、通帳は、金融機関が顧客に対して発行した預金通帳等の冊子状の通帳であり、入金、出金、振込、振替、送金、定期性預金設定等の金融取引の記録が印刷されるものである。なお、通帳の表紙又は裏表紙には、顧客の氏名、口座番号、暗証番号等の情報を格納する磁気ストライプを備える。さらに、情報を格納する部材としては、磁気ストライプに代えて、通帳に埋め込まれたICであってもよい。また、通帳記帳部は、通帳が挿入される通帳スロットを備え、該通帳スロット内には、通帳を搬送する搬送装置、通帳に金融取引の記録を印刷する印字ヘッド、及び、通帳の磁気ストライプやICに格納された情報の読取、上書、消去等を行うための磁気ヘッド等の記録ヘッドが配設される。
そして、制御部13は、紙幣を取り扱う紙幣入出金部13cを有する。該紙幣入出金部13cは、入金等の金融取引において顧客が入金した紙幣を受け取って鑑別し、カウントするとともに、出金等の金融取引において所定金額の紙幣を入出金口から払い出す。なお、該入出金口にはシャッタが配設され、該シャッタは、紙幣を払い出すときに開くようになっている。
さらに、制御部13は、硬貨を取り扱う硬貨入出金部13dを有する。該硬貨入出金部13dは、入金等の金融取引において顧客が入金した硬貨を受け取って鑑別し、カウントするとともに、出金等の金融取引において所定金額の硬貨を入出金口から払い出す。なお、該入出金口にはシャッタが配設され、該シャッタは、紙幣又は硬貨を払い出すときに開くようになっている。
また、通信部12は、金融機関の勘定系上位装置としてのホストコンピュータ21と通信する。さらに、記憶部14は、各種のデータとともに、制御部13が実行するプログラム、制御部13による処理結果等を格納する。
そして、ホストコンピュータ21は、金融機関の統合管理センタ等のセンタ20に配設される顧客データ管理用の基幹システムとしてのコンピュータであり、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶装置から成るデータベースとしての顧客情報データベース22を有する。該顧客情報データベース22には、各顧客の口座番号、暗証番号、預金残高、累積手数料額としての手数料の蓄積額等の顧客情報が格納されている。なお、ホストコンピュータ21は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信するための通信手段等を備える一種のコンピュータであり、プログラムに従って動作を行う。また、ホストコンピュータ21は、大型の汎(はん)用コンピュータのような単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、分散型サーバのように複数のコンピュータを有機的に結合したものであってもよいし、大型のコンピュータ内に構築される複数のシステムの中の1つであってもよい。
なお、自動取引装置11は、ネットワーク41を介して、ホストコンピュータ21と通信可能に接続され、該ホストコンピュータ21と通信を行うことによって、顧客の口座データを管理する。ここで、ネットワーク41は、専用通信回線網であることが望ましいが、有線又は無線の公衆通信回線網、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、VPN(Virtual Private Network)、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよい。
次に、自動取引システムの動作について説明する。
図2は本発明の第1の実施の形態における取引選択画面の例を示す図であり、図3は本発明の第1の実施の形態におけるカード挿入指示画面の例を示す図であり、図4は本発明の第1の実施の形態における暗証番号入力画面の例を示す図であり、図5は本発明の第1の実施の形態における出金金額入力画面の例を示す図であり、図6は本発明の第1の実施の形態における最終確認時画面の例を示す図であり、図7は本発明の第1の実施の形態における累積手数料額表示画面の例を示す図であり、図8は本発明の第1の実施の形態における自動取引システムの動作を示すフローチャートである。
本実施の形態においては、顧客が、自動取引装置11の顧客操作部13aに表示された取引選択画面を操作して、出金取引を選択した場合の動作について説明する。この場合、自動取引装置11の顧客操作部13aには、図2に示されるような取引選択画面が表示されている。該取引選択画面には、出金取引のための「お引き出し」ボタン、入金取引のための「お預け入れ」ボタン、振込取引のための「お振り込み」ボタン、口座残高を照会するための「残高照会」ボタン等の各取引ボタンが表示されている。そして、顧客は、出金取引に対応する「お引き出し」ボタンを押下することによって、画面上の出金取引を選択する。すると、選択された情報が制御部13に送信される。
続いて、該情報を受信した該制御部13は、図3に示されるように、顧客に対してカードの挿入を促す内容のカード挿入指示画面を顧客操作部13aの画面に表示させる。カード挿入指示画面には、キャッシュカード等のカードの挿入を促すメッセージ、該メッセージを図解したイラスト及び取引を中止するための「取消」ボタンが表示されている。そして、顧客は、メッセージに従ってカードをカード挿入部13bのカードスロットに挿入する。すると、カード挿入部13bは、カードの磁気ストライプに格納されたカード情報としての磁気データを読み取り、制御部13に送信する。なお、「取消」ボタンが押下された場合は、顧客が挿入したカードがカード挿入部13bのカードスロットから排出され、制御部13は、取引処理を終了し、取引選択画面を顧客操作部13aの画面に表示させて待機する。
続いて、カードの挿入を認識した制御部13は、図4に示されるように、顧客に対して暗証番号の入力を促す内容の暗証番号入力画面を顧客操作部13aの画面に表示させる。暗証番号入力画面には、暗証番号の入力を促すメッセージ、暗証番号を入力するためテンキー、暗証番号表示欄、入力の間違いを訂正するための「訂正」ボタン及び取引を中止するための「取消」ボタンが表示されている。そして、顧客はテンキーを使用して暗証番号を入力する。これにより、暗証番号の認証が行われる。なお、「取消」ボタンが押下された場合は、顧客が挿入したカードがカード挿入部13bのカードスロットから排出され、制御部13は、顧客がカードを受け取ったことを確認して取引処理を終了し、顧客操作部13aの画面に取引選択画面を表示させて待機する。
続いて、暗証番号の入力を認識した制御部13は、暗証番号の正否でカードの所持者が正当であるか、すなわち、正当取引人であるか否かを判断する。そして、正当取引人でないと判断した場合は、暗証番号が違うことを示す内容を顧客操作部13aの画面に表示させた後、顧客操作部13aの画面に取引選択画面を表示させ、最初から取引をやり直す。
また、正当取引人である場合、制御部13は、図5に示されるように、顧客に対して引出金額、すなわち、出金金額の入力を促す内容の出金金額入力画面を顧客操作部13aの画面に表示させる。出金金額入力画面には、出金金額の入力を促すメッセージ、操作方法、出金金額を入力するためのテンキー、出金金額入力欄、万の単位を入力するための「万」ボタン、千の単位を入力するための「千」ボタン、入力の終了を指示するための「確認」ボタン、「訂正」ボタン及び取引を中止するための「取消」ボタンが表示されている。そして、顧客は、テンキーによって引出金額の入力、すなわち、出金金額の入力を行い、「確認」ボタンを押下する。なお、「取消」ボタンが押下された場合は、顧客が挿入したカードがカード挿入部13bのカードスロットから排出され、制御部13は、取引処理を終了し、顧客操作部13aの画面に取引選択画面を表示させて待機する。
続いて、「確認」ボタンが押下されたことを認識した制御部13は、図6に示されるように、最終確認時画面を顧客操作部13aの画面に表示させる。最終確認時画面には、入力された出金金額の確認を促すメッセージ、操作方法、表示内容を確認したことを指示するための「確認」ボタン及び出金金額の再入力を行うための「取消」ボタンが表示される。そして、顧客は表示内容を確認して「確認」ボタンを押下する。なお、「取消」ボタンが押下された場合、制御部13は、顧客操作部13aの画面に取引選択画面を表示させ、最初から取引をやり直す。
ここで、制御部13は、手数料を支払うか否か、すなわち、出金取引が手数料を要求する取引であるか否かを判断する。そして、出金取引が有料であって手数料がかかる取引である場合、制御部13は、ホストコンピュータ21と通信を行って顧客情報データベース22の累積手数料額を更新する。このとき、顧客の口座から引き落とした手数料額を顧客情報データベース22内の累積手数料額に加算する。なお、該累積手数料額は1ケ月毎に集計され、集計後の累積手数料額はリセットされる。また、出金取引が無料であって手数料がかからない取引である場合、累積手数料額の更新は行われない。
続いて、制御部13は、図7に示されるように、累積手数料額表示画面を顧客操作部13aの画面に表示させる。累積手数料表示画面には、今回の取引でかかった手数料額及び、月毎に蓄積された手料額、すなわち、累積手数料額が表示される。また、表示された累積手数料額がサービスを受けることが可能な額を超えている場合、表示された累積手数料額の範囲内で受けることが可能なサービスの内容を示すメッセージが表示される。
続いて、累積手数料額表示画面に表示された「確認」ボタンが押下されると、制御部13は、カード挿入部13bのカードスロットからカード及び取引明細票を排出させ、さらに、紙幣入出金部13cの入出金口から現金を排出させて処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 取引選択画面が表示される。
ステップS2 キャッシュカードをカード挿入部13bのカードスロットに挿入する。
ステップS3 暗証番号による認証が行われる。
ステップS4 正当取引人であるか否かを判断する。正当取引人である場合はステップS5に進み、正当取引人でない場合はステップS1に戻る。
ステップS5 引出金額の入力が行われる。
ステップS6 手数料を支払うか否かを判断する。手数料を支払う場合はステップS7に進み、手数料を支払わない場合はステップS8に進む。
ステップS7 顧客情報データベース22の累積手数料額を更新する。
ステップS8 累積手数料表示画面に、今回の取引でかかった手数料額及び累積手数料額が表示される。
ステップS9 カード挿入部13bのカードスロットからカード及び取引明細票を排出し、紙幣入出金部13cの入出金口から現金を排出して処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、顧客が自動取引装置11を使用して有料の取引を行った際にかかる手数料額が自動的に累積され、顧客は累積手数料額に応じたサービスを受けることができるようになっている。そのため、顧客自身では特別の手続きを行うことなく、累積手数料額に応じたサービスを受けることができ、顧客満足度が向上する。そして、このことが自動取引装置11を利用することの動機付けとなり、自動取引装置11が配設された店舗等に顧客が頻繁に立ち寄るので、店舗等の集客力が向上する。さらに、自動取引装置11の使用頻度が高くなり、自動取引装置11の手数料収入が増大する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図9A及び図9Bは本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの構成を示す図であり、図10は、本発明の第2の実施の形態における販売実績データベースの構成を示す図である。
本実施の形態においては、自動取引装置11の使用による累積手数料額に応じたクーポンが発行され、該クーポンを利用することによって、顧客は、商品又は役務を割引価格で購入することができるようになっている。
そこで、図に示されるように、自動取引装置11は、クーポンを発行するためのクーポン発行処理部15を有する。なお、本実施の形態において、自動取引装置11は、金融機関の営業店45に配設されているものとする。
まず、図9Aを参照して、センタ20の説明を行う。
また、ホストコンピュータ21には、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の商店を運営する企業の口座情報を管理する勘定マスタ23が接続されている。さらに、ホストコンピュータ21には、店舗に関する情報、特別割引対象商品や、通常割引対象商品のクーポン割引額等を格納するデータベースとしてのクーポン情報データベース28が接続されている。該クーポン情報データベース28に格納されるデータは、例えば、店舗ID(Identification)、特別割引対象商品ID、特別割引対象商品名、単価、売上高、特別割引対象のクーポン割引額等である。
そして、センタ20には、クーポンの管理を行うクーポンサーバ24が配設される。該クーポンサーバ24は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信するための通信手段等を備える一種のコンピュータであり、大型の汎用コンピュータのような単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、分散型サーバのように複数のコンピュータを有機的に結合したものであってもよいし、大型のコンピュータ内に構築される複数のシステムの中の1つであってもよい。なお、自動取引装置11は、ネットワーク41を介して、クーポンサーバ24と通信可能に接続され、該クーポンサーバ24及びホストコンピュータ21と通信を行うことによって、累積手数料額に応じたクーポンを発行する。
そして、クーポンサーバ24は、自動取引装置11によるクーポンの発行を処理するクーポン発行処理部25、及び、クーポンが利用された際の情報の消去等の管理を行うクーポン情報管理部26を備える。また、クーポンサーバ24には、クーポン情報等のデータを格納するデータベースとしてのクーポン発行情報データベース27が接続されている。該クーポン発行情報データベース27に格納されるデータは、例えば、クーポン発行ID、クーポン内容、顧客ID、利用可能店舗情報、発行日、利用期限、利用済みフラグ等である。
次に、図9Bを参照して、店舗30、及び自動取引装置11が設置されている営業店45の説明を行う。
また、図9Bにおいて、30はコンビニエンスストア、スーパーマーケット、デパート等の商店の店舗であり、該店舗30のレジ等には、販売された商品又は役務の購入金額を精算するレジスタとしてのPOS端末31が配設されている。そして、該POS端末31は、QR(Quick Response)コード(登録商標)と称される二次元コードやJAN(Japanese Article Number)コード等のバーコードのような各種のコードを読み取るためのコードリーダ32、顧客が使用するクーポンの情報を確認するクーポン情報確認部33、クーポンを使用したことによる割引額を計算する割引額計算部34、及び、POS端末31に情報を入力する入力部35を備える。なお、入力部35は、図1で説明した制御部13に含まれる入力装置に相当する。
店舗30には、商品の販売実績等を管理する店舗サーバ50が、POS端末31とLAN等によって接続されることによって配設されている。該店舗サーバ50には、POS端末31から送信された商品に関する販売実績に関する情報が格納されるデータベースとしての販売実績データベース60が接続されている。図10に示すように、販売実績データベース60に格納されるデータは、例えば、商品ID、商品名、該商品の単価、販売数、売上高等である。
店舗サーバ50は、販売実績データベースの更新等を行う販売実績管理部51、及び、POS端末31から送信された検索条件を用いて、販売実績データベース60を検索して、特別割引対象商品に関する情報を取得する検索処理部52を備える。
該店舗サーバ50は、CPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信するための通信手段等を備える一種のコンピュータであり、大型の汎用コンピュータのような単独のコンピュータによって構成されるものであってもよいし、分散型サーバのように複数のコンピュータを有機的に結合したものであってもよいし、大型のコンピュータ内に構築される複数のシステムの中の1つであってもよい。
そして、POS端末31は、ネットワーク42を介して、クーポンサーバ24と通信可能に接続され、該クーポンサーバ24と通信を行うことによって、顧客が使用するクーポンの情報を確認する。なお、ネットワーク42は、有線又は無線の公衆通信回線網、インターネット、イントラネット、LAN、WAN、VPN、衛星通信回線網等いかなる通信回線網であってもよく、これらを適宜組み合わせたものであってもよく、さらに、ネットワーク41と同一のものであってもよい。
また、本実施の形態において、自動取引装置11のカード挿入部13bは、クーポンのサービス内容等を含むクーポン情報を取引明細票に印刷する機能を有する。取引明細票は、クーポン券として機能し、店舗30における購入代金の精算業務を行う係員に提示することによって、購入代金の割引を受けることができる。また、店舗側では、店舗サーバ50の販売実績データベース60の情報を基に、POS端末31から入力部35で入力したり、数多くある商品の中から、検索条件を入力したりすることで、クーポン情報データベース60から特別割引対象の商品を探し出すこともできる。
なお、その他の点の構成については、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
次に、本実施の形態における自動取引システムの動作について説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態における特別割引対象商品検索画面の例を示す図であり、図12は、本発明の第2の実施の形態における特別割引対象商品情報変更画面の例を示す図であり、図13は本発明の第2の実施の形態における取引選択画面の例を示す図であり、図14は本発明の第2の実施の形態におけるクーポン発行不可画面の例を示す第1の図であり、図15は本発明の第2の実施の形態におけるクーポン発行不可画面の例を示す第2の図であり、図16は本発明の第2の実施の形態におけるクーポン発行画面の例を示す図であり、図17A及び図17Bは本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの動作を示すフローチャートである。
本実施の形態においては、時間外に自動取引装置11を使用することによる手数料を累積することによって、クーポンを発行するようになっている。ここでは、顧客が、自動取引装置11の顧客操作部13aに表示された取引選択画面を操作して、出金取引を選択した場合の動作について説明する。
まず、顧客が商品又は役務を購入すると、当該商品又は役務の商品ID、商品名及び購入金額がPOS端末31のコードリーダ32によって読み込まれる。コードリーダ32によって読み込まれた商品ID、商品名及び購入金額に関する情報は、店舗サーバ50へ送信される。そして、商品ID、商品名及び購入金額に関する情報を送られた店舗サーバ50の販売実績管理部51は、販売実績データベース60の該当する商品IDのレコードの販売数、売上高を更新する。
次に、例えば、クーポン情報管理者が、特別割引対象商品検索画面を呼び出すことによって、POS端末30のクーポン情報確認部33には、図11に示されるような特別割引対象商品検索画面が表示される。特別割引対象商品検索画面には、売上高の検索条件を選択するための売上高プルダウンメニュー、売上数の検索条件を選択するための売上数プルダウンメニュー及び選択された検索条件下で特別割引対象商品の検索を行うための「検索」ボタンが表示されている。
クーポン情報管理者が、売上高プルダウンメニュー及び売上数プルダウンメニューで、検索条件を指定した後、「検索」ボタンを押下する。
すると、POS端末30から、店舗サーバ50へ検索条件が送信される。店舗サーバ50の検索処理部52は、送信された検索条件を基に、販売実績データベース60を検索して、検索条件に適合している商品ID、商品名、単価、売上高等の情報を取得する。そして、店舗サーバ50は、取得したこれらの情報をPOS端末30へ送信する。
すると、POS端末30のクーポン情報確認部33には、図12に示されるような特別割引対象商品情報変更画面が表示される。特別割引対象商品情報変更画面には、店舗サーバ50からPOS端末30に送信された商品名、当該商品の単価、特別割引対象商品のクーポン割引額及び「決定」ボタンが表示されている。
クーポン割引額は、予めデフォルトの割引額がPOS端末に記憶されており、最初は、このデフォルトの割引額が、クーポン割引額として特別割引対象商品情報変更画面に表示される。そして、クーポン情報管理者は、入力部35を介することによって、クーポン割引額を必要に応じて変更した後、「決定」ボタンを押下する。すると、POS端末31は、当該商品の商品ID(特別割引対象商品ID)と、店舗に固有のIDである店舗IDと、特別割引対象商品IDに該当する商品名(特別割引対象商品名)と、当該特別割引対象商品の単価と、当該特別割引対象商品の売上高と、特別割引対象商品のクーポン割引額とを、ホストコンピュータ21へ送信する。なお、店舗IDは、予め店舗サーバ50に登録されている。
なおここで検索される商品IDは、特別割引対象商品IDだけでなく通常割引対象商品も含めて売上高や売上数の検索条件にマッチするものを表示するようにしてもよい。その場合は、通常割引対象商品を選択して変更すれば、その商品IDが新たに特別割引対象商品IDとして登録される。
当該情報を送られたホストコンピュータ21は、送られた情報をクーポン情報データベース28に反映させることにより、クーポン情報データベース28を更新する。
クーポン情報管理者はPOS端末31を操作して特別割引対象商品に関する設定を行うため、小規模の店舗であっても特別割引対象商品に関する設定が行える。中規模以上の店舗等では、POS端末に限らず同様な構成を備えた通常のPC(Personal Computer)等を利用することも可能である。
なお、通常割引対象商品に対する割引額等のクーポン情報は、店舗サーバ50の図示しない入力部や、POS端末31の入力部を介して、クーポン情報管理者によって入力され、ホストコンピュータ21のクーポン情報データベース28に格納される。
次に、自動取引装置11の顧客操作部13aには、図13に示されるような取引選択画面が表示される。該取引選択画面には、第1の実施の形態における図2に示されるような取引ボタンに加えて、時間外に自動取引装置11を使用することによる手数料の累積額が規定額を超えた場合に店舗30で利用可能なクーポンを発行するための「クーポン発行」ボタンが表示されている。そして、顧客は、「クーポン発行」ボタンを押下することによって、クーポンの発行が選択される。
続いて、制御部13は、顧客に対してカードの挿入を促す内容のカード挿入指示画面を顧客操作部13aの画面に表示させる。なお、これ以降、顧客が正当取引人であると判断するまでの動作は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
そして、制御部13は、顧客が正当取引人であると判断すると、クーポンの発行が可能であるか否かを判断する。そして、クーポンの発行が不可である場合、累積手数料額がクーポン発行の基準に不足しているときには、図14に示されるようなクーポン発行不可画面を顧客操作部13aの画面に表示させ、処理を終了する。また、累積手数料額がクーポンの発行に十分であるときであっても、既に当月分のクーポンを発行してしまっているときは、図15に示されるようなクーポン発行不可画面を顧客操作部13aの画面に表示させ、処理を終了する。また、本画面では、自動取引装置11に予め格納してある商品宣伝情報を用いて、ATM取扱店舗の商品宣伝文を表示することが可能である。
また、クーポンの発行が可能である場合、すなわち、累積手数料額がクーポンの発行基準を超えていて、かつ、当月分のクーポンを発行していない場合には、制御部13が、センタ20のホストコンピュータ21に特別割引対象商品の情報の要求を送信する。当該要求を受信したホストコンピュータ21は、クーポン情報データベース28から特別割引対象商品の情報(商品ID、商品名、クーポン割引額等)を取得し、自動取引装置11へ送信する。
そして、自動取引装置11の制御部13は、図16に示されるようなクーポン発行画面を顧客操作部13aの画面に表示させる。クーポン発行画面には、通常割引を選択するための「○○○○ 20円引き」ボタン(通常割引対象商品ボタン)、特別割引を選択するための「△△△△ 50円引き」ボタン(特別割引対象商品ボタン)、「取消」ボタン、及び、「発行」ボタンが表示されている。顧客は、「○○○○ 20円引き」ボタン(通常割引対象商品ボタン)、もしくは「△△△△ 50円引き」ボタン(特別割引対象商品ボタン)のいずれかを押下することによって、通常割引対象商品のクーポンを取得するか、特別割引対象商品のクーポンを取得するかを選択した上で、「発行」ボタンを押下する。なお、「取消」ボタンが押下された場合、第1の実施の形態と同様に、制御部13は、顧客が挿入したカードがカード挿入部13bのカードスロットから排出させ、取引処理を終了し、顧客操作部13aの画面に取引選択画面を表示させて待機する。
また、図16に示すクーポン発行画面では、クーポン発行不可時と同様に、自動取引装置11に予め格納してある商品宣伝情報を用いて、ATM取扱店舗の商品宣伝文を表示することが可能である。
続いて、「発行」ボタンが押下されたことを認識した制御部13は、選択されたクーポン情報(通常割引対象商品のクーポン又は特別割引対象商品のクーポンの情報)をクーポン情報データベースから取得した後、取引明細票に印刷させ、該取引明細票をクーポン券として排出させて処理を終了する。なお、ホストコンピュータ21を介することによって、クーポン情報データベースの内容が自動取引装置11へ送信されることによって、制御部13は、特別割引対象商品のクーポンの情報を取得する。なお、クーポン情報は、例えば、QRコード(登録商標)等のコードとして取引明細票に印刷される。また、クーポン情報には、発行金融機関コード、顧客ID、クーポン発行ID、利用可能店舗情報、クーポン内容、例えば、20円引き、50円引き、0.5〔%〕引き等の割引額が含まれていることが望ましい。これらのクーポン情報は、クーポン発行情報データベース27にも格納されている。なお、クーポンIDは、チェックディジットが含まれ、正当性を確認することができるようになっていることが望ましい。
次に、フローチャートについて説明する。
まず、図17Aから説明する。
ステップS101 販売実績データベース60を更新する。
ステップS102 検索条件が指定される。
ステップS103 指定された検索条件に従って、特別割引対象商品の検索が行われる。
ステップS104 特別割引対象商品のクーポン割引額の変更が行われる。クーポン割引額の変更を行わない場合は、ステップS104の処理を行わずに、ステップ105に進む。
ステップS105 クーポン情報データベース28を更新する。
ステップS106 取引選択画面が表示される。
ステップS107 キャッシュカードをカード挿入部13bのカードスロットに挿入する。
ステップS108 暗証番号による認証が行われる。
ステップS109 正当取引人であるか否かを判断する。正当取引人である場合はステップS110に進み、正当取引人でない場合はステップS106に戻る。
以下のステップは、図17Bを参照して説明する。
ステップS110 クーポンの発行が可能であるか否かを判断する。クーポンの発行が可能である場合はステップS112に進み、クーポンの発行が可能でない場合はステップS111に進む。
ステップS111 クーポン発行不可画面を顧客操作部13aの画面に表示し、処理を終了する。
ステップS112 クーポン発行画面を顧客操作部13aの画面に表示する。
ステップS113 通常割引対象商品のクーポンを発行するか、特別割引対象商品のクーポンを発行するかといった対象クーポンの選択を行う。通常対象商品クーポンを選択した場合は、ステップS114へ進み、特別割引対象商品クーポンを選択した場合は、ステップS115へ進む。
ステップS114 取引明細票をクーポン券として排出し、処理を終了する。
ステップS115 クーポン情報データベース28から特別割引対象商品の情報を取得する。
ステップS116 取引明細票をクーポン券として排出し、処理を終了する。
次に、発行されたクーポンを利用する動作について説明する。
図18は本発明の第2の実施の形態におけるクーポンを利用する動作を示すフローチャートであり、図19は本発明の第2の実施の形態における効果を説明する図である。
まず、顧客は、店舗30で販売される商品や役務を購入して代金の精算を行うとき、自動取引装置11のカード挿入部13bによって発行されたクーポン券を店舗30におけるレジ係等の代金精算業務を行う係員に提示する。すなわち、クーポンの提示を行う。すると、係員は、POS端末31のコードリーダ32を使用してクーポン情報を読み取る。
続いて、クーポン情報確認部33は、発行金融機関コードにより通信すべき金融機関のセンタ20及びクーポンサーバ24を特定し、該クーポンサーバ24と通信を行い、登録されているクーポン情報データベースの内容と、クーポン情報とを比較することによってクーポン情報の正当性を確認する。そして、クーポン情報の正当性が確認されると、顧客に対してクーポン内容に応じたサービスが提供される。ここでは、割引額計算部34がクーポン内容に応じた割引額を計算し、該割引額が代金から減算されて精算が行われる。また、計算されたクーポンの割引額情報は、POS端末31からセンタ20に通知される。この場合、割引額情報は、店舗30の情報、例えば、店舗30を運営する企業のID、店舗番号等とともに通知され、ホストコンピュータ21によって受信される。
すると、該ホストコンピュータ21は、店舗30に対応する口座、具体的には、店舗30を運営する企業の口座にクーポンの割引額分の振込を行う。この場合、企業のIDに基づいて勘定マスタ23にアクセスすることによって、企業の口座を特定することができる。なお、クーポンの割引額分の振込は、その都度行われてもよいし、月末等の所定の時期にまとめて行われるようにしてもよい。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS201 クーポンの提示を行う。
ステップS202 計算されたクーポンの割引額情報が、POS端末31からセンタ20に通知される。
ステップS203 店舗30を運営する企業の口座にクーポンの割引額分の振込が行われ、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、クーポンの割引額を商品の販売実績と連携して設定し、この設定した割引額のクーポンを取引明細票に印刷することで、自動取引装置からクーポンを発行することができる。例えば、売上高の多い商品に対し、特別割引額のクーポンを発行することによって、該商品の売上を伸ばしたり、逆に、売上高の少ない商品に対し、割引額を大きくしたクーポンを発行することによって、該商品の売上を促進させたりすることが可能となる。
さらに、本実施の形態においては、顧客が自動取引装置11を使用して有料の取引を行った際にかかる手数料額が自動的に累積され、顧客は累積手数料額に応じて、商品又は役務を割引価格で購入するクーポンを取得することができるようになっている。
したがって、図19に示されるように、顧客は、店舗30において、特別割引対象商品のクーポンを利用することによって、商品又は役務を特別割引価格で購入することができる。これにより、店舗30を運営する企業は、店舗30への来客数が増加するとともに、割引額の補填(てん)を金融機関から受けることができる。また、自動取引装置11を運営する金融機関は、自動取引装置11の使用頻度が高くなるので、該自動取引装置11の手数料収入が増大するとともに、顧客満足度を向上させることができる。
なお、本発明は、記載された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における自動取引システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における取引選択画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるカード挿入指示画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における暗証番号入力画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における出金金額入力画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における最終確認時画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における累積手数料額表示画面の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における自動取引システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの構成を示す第1の図である。 本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの構成を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態における販売実績データベースの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における特別割引対象商品検索画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における特別割引対象商品情報変更画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における取引選択画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態におけるクーポン発行不可画面の例を示す第1の図である。 本発明の第2の実施の形態におけるクーポン発行不可画面の例を示す第2の図である。 本発明の第2の実施の形態におけるクーポン発行画面の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における自動取引システムの動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態におけるクーポンを利用する動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における効果を説明する図である。
符号の説明
11 自動取引装置
21 ホストコンピュータ
24 クーポンサーバ
28 クーポン情報データベース
30 店舗
31 POS端末
50 店舗サーバ
60 販売実績データベース

Claims (9)

  1. 金融取引を行う自動取引装置であって、
    商品を販売する店舗において、指定された特別割引対象商品と、前記特別割引対象商品における割引額とに関する情報を有するクーポンを発行することを特徴とする自動取引装置。
  2. 前記クーポンは、前記金融取引の取引量が、所定値以上の場合に発行されることを特徴とする自動取引装置。
  3. 前記自動取引装置は、
    商品宣伝情報を格納しており、
    前記商品宣伝情報を表示する機能を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動取引装置。
  4. 金融取引を行う自動取引装置と、商品を販売する店舗に設置され、前記商品に関する情報が入力されるPOS端末とが通信可能に接続される自動取引システムであって、
    前記POS端末は、特別割引対象商品と、前記特別割引対象商品における割引額とに関する情報を入力されるものであり、
    前記自動取引装置は、前記POS端末に入力された前記特別割引対象商品と、前記特別割引対象商品における割引額とに関する情報を有するクーポンを発行するものであることを特徴とする自動取引システム。
  5. 前記商品の売り上げに関する情報を格納する販売実績データベースを備える店舗サーバが前記店舗内に備えられ、
    前記店舗サーバは、前記商品の売り上げに基づいて、前記販売実績データベースを検索した結果、取得した前記特別割引対象商品に関する情報を、前記POS端末へ送信することを特徴とする請求項4に記載の自動取引システム。
  6. 前記クーポンにおける割引額に関する情報を格納するクーポン情報データベースを備える金融機関の勘定系上位装置が、ネットワークを介して、前記POS端末と通信可能に接続され、
    前記POS端末は、前記入力された特別割引対象商品と、前記特別割引対象商品における割引額とに関する情報を、前記勘定系上位装置へ送信する機能を備え、
    前記勘定系上位装置は、前記POS端末から受信した前記特別割引対象商品と、前記特別割引対象商品における割引額とに関する情報を前記クーポン情報データベースに格納することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の自動取引システム。
  7. 前記自動取引装置は、
    商品宣伝情報を格納しており、
    前記商品宣伝情報を表示する機能を有することを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか一項に記載の自動取引システム。
  8. 前記自動取引装置は、
    前記金融取引の際に生じる手数料に応じてクーポンを発行する機能をさらに有することを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか一項に記載の自動取引システム。
  9. 前記勘定系上位装置は、
    手数料の額を、顧客ごとに累積する機能を有することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の自動取引システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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