JP2008232570A - 吸収冷凍機用再生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝熱部材の伝熱面に極力広い面積で薄い液膜を形成して伝熱効率を向上する。
【解決手段】再生器本体内に、鉛直方向の伝熱面を有するプレート29を水平方向に並設し、プレート29内に下方から上方へエンジン冷却水を流す。プレート29の上方に、混合液を溜めるトレイ32を設け、そのトレイ32の両横側面の下方側に、その長手方向に所定間隔を隔てて、第1の散布孔35を形成する。第1の散布孔35よりも上方に、第1の散布孔35よりも大径の第2の散布孔36を形成する。これにより、運転初期などでは、第1および第2の散布孔35,36の両方から伝熱面に混合液を接触供給し、広い範囲で液膜を形成し、トレイ32に供給される混合液の所定量まで減少した状態では、第1の散布孔35から伝熱面に混合液を接触供給し、広い液膜範囲を維持しながら液膜状に混合液を流下し、伝熱効率を高い状態に維持する。
【選択図】図3

Description

本発明は、再生器本体内に、加熱媒体を通すとともに外面を伝熱面に形成した伝熱部材を設け、その伝熱部材の上部に、吸収液と冷媒との混合液を伝熱面に液膜状に自然流下によって供給する混合液供給部を設け、混合液を加熱沸騰させて冷媒蒸気を発生させる、いわゆる流下液膜式の吸収冷凍機用再生器に関する。
吸収冷凍機用再生器としては、混合液を溜める容器内に加熱媒体を通す伝熱パイプを設け、その混合液を加熱する満液式の再生器があるが、この満液式の再生器の場合、溶液の沸騰温度は圧力に依存し、容器内で混合液中に伝熱パイプを浸漬させる上で液深が存在するために伝熱面の圧力が高くなり、混合液の沸騰温度が上昇する不都合がある。また、コージェネレーションシステムなどに代表されるエンジンの排熱を加熱媒体として使用する場合、エンジンの耐久性やエンジンオイルの劣化などの制約からエンジンの排熱温度をあまり高くすることができない不都合がある。
このような不都合を回避する上で、流下液膜式の吸収冷凍機用再生器が有利であり、従来、次のようなものが知られている。
すなわち、チューブプレート間に波型フィンを挿入してスペーサーバーにより閉塞して形成した通路が所要数積層され、比較的狭幅の加熱流体通路と広幅の溶液通路とが交互に積層配置されている。
加熱流体通路には、その下部から加熱流体(温水)が導入され、通路内を上昇して流出するように構成されている。
加熱流体通路の上部には、スペーサーバーによって分離した空間部に希溶液の導入分配部が設けられ、隣接の溶液通路とのチューブプレートに貫通孔によるノズルを設けて導入分配部内の希溶液を分配して溶液通路内へ導入し、液膜流下させるように構成されている。
以上の構成により、希溶液が導入分配部よりノズルを介して溶液通路内へ導入され、溶液通路内を液膜流下する間、隣接の加熱流体通路を上昇する加熱流体と熱交換され、溶液通路内に冷媒蒸気が発生して溶液が順次濃縮されて濃溶液となり、分離空間部で分離された濃溶液が吸収器へ送られ、一方、冷媒蒸気は凝縮器に供給されるようになっている(特許文献1参照)。
特開平8−105669号公報
しかしながら、チューブプレートの表面で溶液を液膜流下させる場合、次のような問題があった。
ノズルの径を小さくし、そのノズルを多数設けると、ゴミ詰まりや経年での錆詰まりを起こしやすい欠点があった。
逆に、ノズルの径を大きくして流量が代わらないように間隔を広げると、液膜が形成される面積が小さくなるとともに液膜厚さが増して、伝熱効率が低下する欠点があった。
また、ノズルの径を大きくしてより多く設けようとすると、流出量が多くなるために導入分配部での溶液高さが低くなり、溶液が各ノズルに対して均一に分配されにくくなり、導入分配部の僅かな傾きでも、溶液の供給に影響を与え、再生器の製作に高度な工作精度が要求され、高価になる欠点があった。
また、チューブプレートの表面にスプレーノズルで溶液を散布する場合は、液膜形成には有利であっても大きなポンプ動力が必要になってランニングコストが増加する欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、請求項1に係る発明は、伝熱部材の伝熱面に極力広い面積で薄い液膜を形成して伝熱効率を向上できるようにすることを目的とし、請求項2および3に係る発明は、混合液を効率良く加熱沸騰できるようにすることを目的とし、請求項4および5に係る発明は、簡単な構成の付加で伝熱効率を向上できるようにすることを目的とし、請求項6に係る発明は、伝熱効率を良好に安定できるようにすることを目的とする。
請求項1に係る発明は、上述のような目的を達成するために、
再生器本体内に、加熱媒体を通すとともに外面を伝熱面に形成した伝熱部材を設け、前記伝熱部材の上部に、吸収液と冷媒との混合液を前記伝熱面に液膜状に自然流下によって供給する混合液供給部を設け、混合液を加熱沸騰させて冷媒蒸気を発生させる吸収冷凍機用再生器において、
前記混合液供給部を、
混合液を溜める液溜め部と、
前記液溜め部に前記伝熱面に沿う方向に所定間隔を隔てて設けられて前記伝熱面に混合液を接触供給する第1の混合液供給部と、
前記液溜め部に前記第1の混合液供給部よりも上方に位置して設けられて、混合液の供給量が増加したときに前記第1の混合液供給部からの混合液に加えて前記伝熱面に混合液を接触供給する第2の混合液供給部とを備えて構成する。
(作用・効果)
請求項1に係る発明の吸収冷凍機用再生器の構成によれば、例えば、再生器とそれに連なる吸収器との圧力差が無い運転開始時などのように通常のエンジンの定格運転状態時に比べて液溜め部への混合液の供給量が多い場合には、第1および第2の混合液供給部の両方を通じて液溜め部から伝熱面に混合液を接触供給し、伝熱部材の伝熱面に広い濡れ壁を形成し、その後に通常のエンジンの定格運転状態などのように吸収器よりも再生器の圧力が高くなって混合液の供給量が減少した状態で再生器に安定的に供給される状態においては、第1の混合液供給部のみを通じて液溜め部から伝熱面に少量の混合液を接触供給し、一旦形成された濡れ壁に薄い膜厚で液膜を形成し、伝熱面を介して加熱媒体の熱を液膜状の混合液に伝えることができる。
したがって、伝熱部材の伝熱面に極力広い面積で薄い液膜を形成し、その液膜状の混合液に伝熱面を介して加熱媒体の熱を伝えるから、伝熱効率を向上できる。
請求項2に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1に記載の吸収冷凍機用再生器において、
伝熱部材が鉛直方向の伝熱面を有するプレートであり、前記プレート内に下部から上方へ加熱媒体を流すように構成する。
(作用・効果)
請求項2に係る発明の吸収冷凍機用再生器の構成によれば、プレートの伝熱面上の液膜状の混合液に対して、下方程高温の熱を加熱媒体から伝えることができる。
したがって、形成された液膜の上方側で高温の熱を伝えてしまって液膜を途切れさせ、液膜形成面積を減少してしまうことを回避でき、混合液を効率良く加熱沸騰できる。
請求項3に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1に記載の吸収冷凍機用再生器において、
伝熱部材が水平方向に延びるとともに上下方向に間隔を隔てて配列されたパイプであり、前記パイプ内に下部から上方へ加熱媒体を流すように構成する。
(作用・効果)
請求項3に係る発明の吸収冷凍機用再生器の構成によれば、パイプの伝熱面上の液膜状の混合液に対して、下方程高温の熱を加熱媒体から伝えることができる。
したがって、形成された液膜の上方側で高温の熱を伝えてしまって液膜を途切れさせ、液膜形成面積を減少してしまうことを回避でき、混合液を効率良く加熱沸騰できる。
請求項4に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の吸収冷凍機用再生器において、
第1の混合液供給部が、液溜め部に、その長手方向に所定間隔を隔てて第1の散布孔を形成して構成され、第2の混合液供給部が、前記液溜め部に、前記第1の散布孔よりも上方で、かつ、水平方向で前記第1の散布孔の中間の位置に第2の散布孔を形成して構成する。
(作用・効果)
請求項4に係る発明の吸収冷凍機用再生器の構成によれば、液溜め部に所定の配置で孔を形成するだけで、第1および第2の混合液供給部を構成でき、簡単な構成の付加で伝熱効率を向上できる。
請求項5に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の吸収冷凍機用再生器において、
第1の混合液供給部が、液溜め部に、その長手方向に所定間隔を隔てて第1の散布孔を形成して構成され、第2の混合液供給部が、前記液溜め部に、前記第1の散布孔よりも上方で、かつ、鉛直方向で前記第1の散布孔と重複する位置に第2の散布孔を形成して構成する。
(作用・効果)
請求項5に係る発明の吸収冷凍機用再生器の構成によれば、液溜め部に所定の配置で孔を形成するだけで、第1および第2の混合液供給部を構成でき、簡単な構成の付加で伝熱効率を向上できる。
請求項6に係る発明は、前述のような目的を達成するために、
請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の吸収冷凍機用再生器において、
伝熱効率の設定以上の低下を検出して増液信号を出力する伝熱効率低下検出手段と、
前記伝熱効率低下検出手段からの増液信号に応答して混合液供給部に混合液を供給する混合液ポンプの吐出量を設定時間だけ増加する混合液供給量増加手段とを備えて構成する。
伝熱効率低下検出手段としては、再生器から出される冷媒蒸気の温度を測定し、その温度が設定温度以下になったことを検出するものとか、伝熱部材に供給される加熱媒体の温度と伝熱部材から流出される加熱媒体の温度との差が設定以下になったことを検出するものとか、再生器から出される混合液の温度と再生器に供給される混合液の温度との差が設定以下になったことを検出するものなどが採用される。
(作用・効果)
請求項6に係る発明の吸収冷凍機用再生器の構成によれば、運転途中などで加熱媒体の温度が低くなったり、あるいは、再生器の液溜め部に供給される混合液の量が減少したりするなどに起因して一時的に液膜の形成範囲が狭くなり、伝熱効率が低下した場合に、その伝熱効率の低下を検出し、それに基づいて液溜め部に供給する混合液の供給量を増加させ、第1および第2の混合液供給部の両方を通じて液溜め部から伝熱面に混合液を接触供給し、伝熱部材の伝熱面に広い濡れ壁を形成し、液膜の形成範囲の減少状態が継続することを防止する。
したがって、液膜の形成範囲の減少状態が発生したとしても、その状態を早期に解消できるから、伝熱効率を良好に安定できる。
以上の説明から明らかなように、請求項1に係る発明の吸収冷凍機用再生器によれば、例えば、再生器とそれに連なる吸収器との圧力差が無い運転開始時などのように通常のエンジンの定格運転状態時に比べて液溜め部への混合液の供給量が多い場合には、第1および第2の混合液供給部の両方を通じて液溜め部から伝熱面に混合液を接触供給し、伝熱部材の伝熱面に広い濡れ壁を形成し、その後に通常のエンジンの定格運転状態などのように吸収器よりも再生器の圧力が高くなって混合液の供給量が減少した状態で再生器に安定的に供給される状態においては、第1の混合液供給部のみを通じて液溜め部から伝熱面に少量の混合液を接触供給し、一旦形成された濡れ壁に薄い膜厚で液膜を形成し、伝熱面を介して加熱媒体の熱を液膜状の混合液に伝えることができる。
したがって、伝熱部材の伝熱面に極力広い面積で薄い液膜を形成し、その液膜状の混合液に伝熱面を介して加熱媒体の熱を伝えるから、伝熱効率を向上できる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例1を示す吸収冷凍機の全体概略構成図であり、ガスエンジン(図示せず)のエンジン冷却部からの排熱(エンジン冷却水)を加熱媒体として供給する再生器1内に、低圧下でエンジン冷却水(例えば、温度85℃)によって蒸発可能な水を冷媒とし、かつ、リチウムブロマイド溶液を吸収液としたリチウムブロマイド水溶液(混合液)が収容されている。
再生器1には、吸収液を分離した冷媒蒸気を供給するように凝縮器2が第1の配管3を介して連通接続され、再生器1に第2の配管4を介して吸収器5が接続されるとともに、凝縮器2に第3の配管6を介して蒸発器7が接続され、更に、吸収器5と蒸発器7とがスリット8を介して連通接続され、吸収冷凍機が構成されている。
凝縮器2は、再生器1からの冷媒蒸気を流すフィン付きの第1の熱交換用パイプ9と、その第1の熱交換用パイプ9に外気を供給する第1のファン10と、液溜め11とから構成され、冷媒蒸気を空冷によって凝縮液化し、その液化した冷媒液を液溜め11に溜め、液化した冷媒液を蒸発器7に供給するようになっている。
蒸発器7は、散布ノズル12を付設した冷媒液用液溜め部13と、冷媒液用液溜め部13から流下される冷媒液を分散させる分散板14とから構成されている。
蒸発器7の下部と冷媒液用液溜め部13とにわたって、冷媒ポンプ15および冷熱取り出し用熱交換器16を介装した循環配管17が接続されている。
冷熱取り出し用熱交換器16に、ガスヒートポンプ用の冷媒入口管18と冷媒供給管19とが接続され、吸収器5における吸収液による冷媒の吸収に伴って冷媒液を蒸発冷却し、その冷却冷媒液によってガスヒートポンプ用の冷媒を冷却するようになっている。
吸収器5には、上部に吸収液散布管20が設けられ、その吸収液散布管20と吸収器5の下部とが、混合液ポンプ21とフィン付きの第2の熱交換用パイプ22とを介装した第4の配管23を介して接続され、第2の熱交換用パイプ22に、それに外気を供給する第2のファン24が付設され、吸収液を循環しながら過冷却し、吸収液に吸収させる冷媒量を増加できるようになっている。
第4の配管23の混合液ポンプ21とフィン付きの第2の熱交換用パイプ22との間の箇所と再生器1とにわたって第5の配管25が接続されている。第4の配管23の一部と第5の配管25とによって第2の配管4が構成されている。再生器1の下部と吸収器5とが第6の配管26を介して接続され、この第6の配管26と第5の配管25との間に熱交換器27が設けられ、再生器1に戻す混合液を、再生器1から吸収器5に流す吸収液によって加熱するようになっている。
再生器1は、図2の一部省略正面図、および、図3の一部省略側面図に示すように、再生器本体28内に、外面を伝熱面に形成した伝熱部材としての鉛直方向の伝熱面を有するプレート29を水平方向に並設し、プレート29の下部にエンジン冷却後のエンジン冷却水をプレート29内に供給する加熱媒体供給管30を接続し、一方、プレート29の上部に混合液との熱交換によって冷却されたエンジン冷却水をプレート29内から取り出す加熱媒体取り出し管31を接続して構成されている。
プレート29の上方に、プレート29とほぼ同じ厚みで平面視において重複する状態で液溜め部としてのトレイ32が設けられ、そのトレイ32とプレート29とが一対のガイド板33を介して連結されている。トレイ32どうしには、ヘッダー用トレイ34が接続され、混合液をヘッダー用トレイ34を介してトレイ32に分配供給するように構成されている。
トレイ32の両横側面の下方側には、図4の要部の拡大側面図、および、図5の要部の拡大正面断面図(図4のA‐A線断面図)に示すように、その長手方向に所定間隔を隔てて、第1の混合液供給部としての第1の散布孔35が形成されている。
また、第1の散布孔35よりも上方で、かつ、鉛直方向で第1の散布孔35と重複する位置に、第1の散布孔35よりも大径(約2倍)の第2の混合液供給部としての第2の散布孔36が形成されている。
ガイド板33には、第1および第2の散布孔35,36に連なる鉛直方向の切欠37が形成され、切欠37を伝いながら、第1の散布孔35からあるいは第1および第2の散布孔35,36の両方から伝熱面に混合液を接触供給し、プレート29の伝熱面に液膜状に混合液を流下できるように構成されている。
上記構成により、運転初期などで吸収器5内の圧力と再生器1内の圧力とが等しくて混合液ポンプ21により定格運転状態時よりも多量の混合液がトレイ32に供給され、トレイ32での混合液の液深が高いときには、第1および第2の散布孔35,36の両方から伝熱面に混合液を接触供給し、広い範囲で液膜を形成し、定格運転状態に移行して、混合液の蒸発により冷媒蒸気が発生し、再生器1内の圧力が高くなるに伴ってトレイ32に供給される混合液の所定量まで減少した状態では、第1の散布孔35から伝熱面に混合液を接触供給し、初期に形成された広い液膜範囲を維持しながら液膜状に混合液を流下し、混合液への伝熱効率を高い状態に維持できるようになっている。
図6は、本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例2の拡大側面図であり、実施例1と異なるところは、次の通りである。
すなわち、トレイ32の両横側面に、第1の散布孔35よりも上方で、かつ、水平方向で第1の散布孔35の中間の位置に第2の散布孔36が形成されている。
ガイド板33には、第1の散布孔35に連なる鉛直方向に短い第1の切欠41と、第2の散布孔36に連なる鉛直方向に長い第2の切欠42とが形成され、第1の切欠41あるいは第1および第2の切欠41,42を伝いながら、第1の散布孔35からあるいは第1および第2の散布孔35,36の両方から伝熱面に混合液を接触供給し、プレート29の伝熱面に液膜状に混合液を流下できるように構成されている。他の構成は実施例1と同じであり、同じ番号を付すことにより、その説明は省略する。
図7は、本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例3の概略構成図(この図において、後述する実施例4および5の構成をも示している)であり、第1の配管3に、冷媒蒸気の温度を測定する温度センサ51が設けられ、その温度センサ51にコントローラ52が接続されるとともに、コントローラ52に、吸収器5からの混合液を再生器1に供給する混合液ポンプ21が接続されている。
コントローラ52には、図8の制御系のブロック図に示すように、温度比較手段53と混合液供給量増加手段54とが備えられている。温度比較手段53では、温度センサ51で測定される冷媒蒸気の温度と設定温度(例えば、50℃)とを比較し、冷媒蒸気の温度が設定温度よりも低くなったときに増液信号を出力するようになっている。
混合液供給量増加手段54では、温度比較手段53からの増液信号に応答してトレイ32に混合液を供給する混合液ポンプ21の吐出量を設定時間(例えば、5分)だけ増加するようになっている。他の構成は実施例1と同じであり、同じ番号を付すことにより、その説明は省略する。
この実施例3によれば、運転途中などで加熱媒体の温度が低くなったり、あるいは、再生器1のトレイ32に供給される混合液の量が減少したりするなどに起因して一時的に液膜の形成範囲が狭くなり、伝熱効率が低下した場合に、その伝熱効率の低下を冷媒蒸気の温度低下によって検出し、それに基づいてトレイ32に供給する混合液の供給量を増加させ、第1および第2の散布孔35,36の両方を通じてトレイ32から伝熱面に混合液を接触供給し、プレート29の伝熱面に広い濡れ壁を形成し、液膜の形成範囲の減少状態が継続することを防止できる。
図9は、本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例4の制御系のブロック図であり、再生器1にエンジン冷却水を供給する加熱媒体供給管30に、エンジン冷却水の温度を測定する第1の冷却水温度センサ61が設けられるとともに、再生器1からエンジン冷却水を取り出す加熱媒体取り出し管31に、熱交換後のエンジン冷却水の温度を測定する第2の冷却水温度センサ62が設けられ、第1および第2の冷却水温度センサ61,62にコントローラ63が接続されるとともに、コントローラ63に、吸収器5からの混合液を再生器1に供給する混合液ポンプ21が接続されている。
コントローラ63には、温度差算出手段64、温度差比較手段65および混合液供給量増加手段66が備えられている。
温度差算出手段64では、第1の冷却水温度センサ61で測定されるエンジン冷却水の温度と、第2の冷却水温度センサ62で測定される熱交換後のエンジン冷却水の温度との温度差を算出するようになっている。
温度差比較手段65では、温度差算出手段64で算出された温度差と設定値(例えば、3.0℃)とを比較し、温度差が設定値よりも小さくなったときに増液信号を出力するようになっている。
混合液供給量増加手段66では、温度差比較手段65からの増液信号に応答してトレイ32に混合液を供給する混合液ポンプ21の吐出量を設定時間(例えば、5分)だけ増加するようになっている。他の構成は実施例3と同じであり、同じ番号を付すことにより、その説明は省略する。
この実施例4による効果は実施例3と同様の作用により、プレート29の伝熱面に広い濡れ壁を形成し、液膜の形成範囲の減少状態が継続することを防止できる。
図10は、本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例5の制御系のブロック図であり、実施例4と異なるところは、次の通りである。
すなわち、再生器1から吸収液を取り出す第6の配管26に、吸収液の温度を測定する吸収液温度センサ71が設けられるとともに、再生器1に混合液を供給する第5の配管25に、混合液の温度を測定する混合液温度センサ72が設けられ、吸収液温度センサ71および混合液温度センサ72にコントローラ63が接続され、コントローラ63に混合液ポンプ21が接続されている。
コントローラ63の構成、ならびに、他の構成は実施例4と同じであり、同じ番号を付すことにより、その説明は省略する。なお、温度差比較手段64に入力される設定値は、例えば、11.0℃である。
この実施例5による効果も実施例3と同様の作用により、プレート29の伝熱面に広い濡れ壁を形成し、液膜の形成範囲の減少状態が継続することを防止できる。
上述実施例3における温度センサ51と温度比較手段53から成る構成、実施例4における第1および第2の冷却水温度センサ61,62、温度差算出手段64および温度差比較手段65から成る構成、実施例5における吸収液温度センサ71、混合液温度センサ72、温度差算出手段64および温度差比較手段65から成る構成それぞれをして伝熱効率の設定以上の低下を検出して増液信号を出力する伝熱効率低下検出手段と称する。
上記実施例では、加熱媒体を通すとともに外面を伝熱面に形成した伝熱部材として、鉛直方向の伝熱面を有するプレート29を示しているが、本発明としては、水平方向に延びるとともに上下方向に間隔を隔ててパイプを配列し、そのパイプ内に下部から上方へ加熱媒体を流すように構成するもの(請求項3)でも良い。
また、本発明としては、バーナで混合液を加熱する高温再生器と低温再生器とから成る吸収冷凍機における低温再生器にも適用できる。
本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例1を示す吸収冷凍機の全体概略構成図である。 吸収冷凍機用再生器の一部省略正面図である。 吸収冷凍機用再生器の一部省略側面図である。 要部の拡大側面図である。 図4のA‐A線断面図である。 本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例2の拡大側面図である。 本発明に係る吸収冷凍機用再生器の実施例3の概略構成図である。 実施例3の制御系を示すブロック図である。 実施例4の制御系を示すブロック図である。 実施例5の制御系を示すブロック図である。
符号の説明
1…再生器
21…混合液ポンプ
28…再生器本体
29…プレート(伝熱部材)
32…トレイ(液溜め部)
35…第1の散布孔(第1の混合液供給部)
36…第2の散布孔(第2の混合液供給部)
51…温度センサ(伝熱効率低下検出手段)
53…温度比較手段(伝熱効率低下検出手段)
54…混合液供給量増加手段
61…第1の冷却水温度センサ(伝熱効率低下検出手段)
62…第2の冷却水温度センサ(伝熱効率低下検出手段)
64…温度差算出手段(伝熱効率低下検出手段)
65…温度差比較手段(伝熱効率低下検出手段)
66…混合液供給量増加手段
71…吸収液温度センサ(伝熱効率低下検出手段)
72…混合液温度センサ(伝熱効率低下検出手段)

Claims (6)

  1. 再生器本体内に、加熱媒体を通すとともに外面を伝熱面に形成した伝熱部材を設け、前記伝熱部材の上部に、吸収液と冷媒との混合液を前記伝熱面に液膜状に自然流下によって供給する混合液供給部を設け、混合液を加熱沸騰させて冷媒蒸気を発生させる吸収冷凍機用再生器において、
    前記混合液供給部を、
    混合液を溜める液溜め部と、
    前記液溜め部に前記伝熱面に沿う方向に所定間隔を隔てて設けられて前記伝熱面に混合液を接触供給する第1の混合液供給部と、
    前記液溜め部に前記第1の混合液供給部よりも上方に位置して設けられて、混合液の供給量が増加したときに前記第1の混合液供給部からの混合液に加えて前記伝熱面に混合液を接触供給する第2の混合液供給部と、
    から構成したことを特徴とする吸収冷凍機用再生器。
  2. 請求項1に記載の吸収冷凍機用再生器において、
    伝熱部材が鉛直方向の伝熱面を有するプレートであり、前記プレート内に下部から上方へ加熱媒体を流すように構成してある吸収冷凍機用再生器。
  3. 請求項1に記載の吸収冷凍機用再生器において、
    伝熱部材が水平方向に延びるとともに上下方向に間隔を隔てて配列されたパイプであり、前記パイプ内に下部から上方へ加熱媒体を流すように構成してある吸収冷凍機用再生器。
  4. 請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の吸収冷凍機用再生器において、
    第1の混合液供給部が、液溜め部に、その長手方向に所定間隔を隔てて第1の散布孔を形成して構成され、第2の混合液供給部が、前記液溜め部に、前記第1の散布孔よりも上方で、かつ、水平方向で前記第1の散布孔の中間の位置に第2の散布孔を形成して構成されている吸収冷凍機用再生器。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の吸収冷凍機用再生器において、
    第1の混合液供給部が、液溜め部に、その長手方向に所定間隔を隔てて第1の散布孔を形成して構成され、第2の混合液供給部が、前記液溜め部に、前記第1の散布孔よりも上方で、かつ、鉛直方向で前記第1の散布孔と重複する位置に第2の散布孔を形成して構成されている吸収冷凍機用再生器。
  6. 請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の吸収冷凍機用再生器において、
    伝熱効率の設定以上の低下を検出して増液信号を出力する伝熱効率低下検出手段と、
    前記伝熱効率低下検出手段からの増液信号に応答して混合液供給部に混合液を供給する混合液ポンプの吐出量を設定時間だけ増加する混合液供給量増加手段とを備えてある吸収冷凍機用再生器。
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