JP2008230112A - 積層材料および包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンプル、注射器、薬品等の医薬品や医療用品あるいは各種食品などを収納する積層材料および包装体に関する。詳しくは、収納する収納物が見える、特定波長の光線を遮断する機能を有する積層材料および包装体に関する。
【解決手段】
少なくともポリオレフインとエチレン−ビニルアルコール共重合体からなる層を積層した積層材料であって、
前記積層材料が波長380nmにおける全光線透過率が1%以下であり、波長500nmにおける全光線透過率が5%以下であり、波長600nmにおける全光線透過率が70%以上であることを特徴とした積層材料。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンプル、注射器、薬品等の医薬品や医療用品あるいは各種食品などを収納する積層材料および包装体に関する。詳しくは、収納する収納物が見え、特定波長の光線を遮断する機能を有する積層材料および包装体に関する。
従来から、医薬品や医療用品あるいは各種食品などを収納する積層材料や包装方法や包装技術は多く知られ提案されている。例えば、凹部(以下、ポケットという場合がある)を有するプラスチックシートよりなり、各凹部に一つづつカプセル状錠剤などの薬剤を収納し、全面をアルミ箔または易開封性プラスチックシートまたは紙よりなる蓋材で覆っているPTP包装が知られている。
そして、前記凹部を有するプラスチックシートはブリスターボトム材と称され、従来は塩化ビニル樹脂シートが用いられていた。しかし、塩化ビニル樹脂シートは、焼却時の塩素ガスの発生、ダイオキシン等の問題により環境保全の観点から最近はポリプロピレン系シートやアモルファスポリエステル系シートが用いられるようになってきている。
また、PTP包装やブリスター包装は一般的に収納品の視認性が要求される。このため、ポリプロピレン系シートやアモルファスポリエステル系シートは透明なため視認性に優れ、多用されている。
ところが、PTP包装やブリスター包装等で収納される医薬品や医療用品あるいは各種食品などの中には紫外線や酸化による劣化等を防止する積層材料等が多く要望されている。例えば、医薬品や医療用品の積層材料として、特定波長の光線を遮断する機能(遮光性)を有する積層材料が要求されている。
また、上述したように医薬品や医療用品の包装材料等も多く提案され、知られている。例えば、医薬品や食品を安全に収納するために改良したPTP包装に使用するブリスターボトム材(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
このブリスターボトム材は複数の樹脂層を積層してなるブリスターボトム材であって、樹脂層間に紫外線遮断層を有する。
また、ガスバリア性食品および医療用容器として、各層間の接着性を充分満足できる水準に維持しつつ、低温でのラミネート成形であっても短時間で製造することができ、臭気が生じないガスバリア性食品・医療用容器およびその製造方法(例えば、特許文献2参照。)も知られている。
このガスバリア性食品・医療用容器は紙層と樹脂層とガスバリア性層とを有する積層体からなっている。そして、樹脂層は、(A)ポリオレフィン系樹脂と、(B)分子内不飽和結合を有する化合物とを含むポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を有し、該ポリオレフィン系樹脂組成物中における前記分子内不飽和結合の数が103炭素当り0.5個以上である。
さらに、医療用材料として紫外線あるいは可視光に対し、透明でなく、尚かつ外部から目視可能な紫外線吸収用パッケージ材料(例えば、特許文献3参照。)も知られている。
この紫外線吸収用パッケージ材料は、第1と第2のフィルムから形成されている。前記第1のフィルムは光学的に透明で、第1の厚さを有し、その水分透過率が20グラム/m2/24時間以下であり、前記第2のフィルムは、前記第1の厚さ以下の第2の厚さを有し、その水分透過率が20グラム/m2/24時間以上であるような光透過紫外線吸収フィルムを有し、前記第1と第2のフィルムは消毒後殆どしわのない積層体を形成することを特徴としている。
以下に先行技術文献を示す。
特開2000−289139号公報 特開2000−108277号公報 特開平8−84768号公報
ところで、特許文献1のブリスターボトム材は上述したように複数の樹脂層を積層し、その樹脂層間に紫外線遮断層が形成されている。そして、前記複数の樹脂層は互いに共通の樹脂を主成分とする、例えば、ポリプロピレン等の樹脂が用いられている。
また、通常、医薬品あるいは医療用品の包装材料に要求される酸素バリア(遮断)性樹脂層等を設けることは特定されていない。このために、酸素バリア(遮断)性樹脂層等を設けないか、あるいは、複数の樹脂層が互いに共通する酸素バリア(遮断)性樹脂を主成分として用いるかのいずれかの構成にブリスターボトム材は形成される。酸素バリア(遮断)性樹脂を設けない場合は収納物等の保存性が悪くなるという問題がある。そして、酸素バリア(遮断)性樹脂を設けた場合、ブリスターボトム材は非常に高額になるという問題がある。
さらに、複数の樹脂層が、ポリプロピレン等の互いに共通の主成分とする樹脂を用いたブリスターボトム材は、酸素バリア(遮断)性がないため、収納される医薬品あるいは医療用品、各種食品等が酸化したり、劣化するという問題がある。
また、特許文献2のガスバリア性食品・医療用容器の構成は紙層と樹脂層とガスバリア性層とから形成されている。そして、低温でラミネート成形が可能で、臭気が生じない点で食品等の容器としては素晴らしい容器である。
しかし、紙層が形成されているため、収納されている収納物が見えないという問題がある。そして、医療用容器として、使用した場合医療過誤を生じるという問題がある。
さらに、食品等の容器として使用する場合、収納する収納物または収納物を密封した後の殺菌加工や流通方法あるいは保存方法等で紙層のエツヂ部から水分が吸収する。そして、積層体が層間剥離するという問題がある。
次に、特許文献3の紫外線吸収用パッケージ材料は上述したように光学的に透明で、水分透過率が20グラム/m2/24時間以下の前記第1のフィルムと水分透過率が20グラム/m2/24時間以上の前記第2のフィルムとが積層されている。そして、透明でなく、尚かつ外部から目視可能な状態で、且つ、285〜358nmの波長の紫外線を吸収可能であると記載されている。
しかし、通常、多くの医薬品等を酸化させたり、劣化させたり、悪影響を与える可能性の短波波長領域は高く、285〜358nmの波長領域では医薬品等を保護するには不十分である。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、遮光性を付与し、透明性が低下することなく、収納物が視認でき、且つ、収納物の品質低下を起こす要因としての有害波長光線や酸素を遮蔽し、柔軟性の良い積層材料および包装体を提供することである。
上記問題点を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、
少なくともポリオレフインとエチレン−ビニルアルコール共重合体からなる層を積層した積層材料であって、
前記積層材料が波長380nmにおける全光線透過率が1%以下であり、波長500nmにおける全光線透過率が5%以下であり、波長600nmにおける全光線透過率が70%以上であることを特徴とした積層材料である。
次に、本発明の請求項2に係る発明は、
前記積層材料の一部の層、または全ての層に紫外線吸収剤や黄顔料が練り込まれているか、または/および紫外線吸収剤や黄顔料を分散したインキが塗布されていることを特徴とする請求項1記載の積層材料である。
次に、本発明の請求項3に係る発明は、
前記紫外線吸収剤や黄顔料の練り込まれる、または/および塗布される量または厚さが、外側が多か、内側が多か適宜選択されていることを特徴とする請求項1または2記載の積層材料である。
次に、本発明の請求項4に係る発明は、
前記積層材料は総厚120μm以上、250μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の積層材料である。
次に、本発明の請求項5に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層材料を袋状に成形して用いることを特徴とする包装体である。
次に、本発明の請求項6に係る発明は、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層材料を容器状に成形して用いることを特徴とする包装体である。
本発明の積層材料および包装体は以上の構成からなるので有害波長光線を遮蔽することができる。そして、収納物を酸化させたり、劣化させたりすることが無い。
また、本発明の積層材料および包装体は透明性を有し、収納物の視認性に優れている。さらに、収納物の良否を目視できることはもとより、カメラ等で確認することができる。そして、収納物を使用する人に安心感を与えることができる。
また、本発明の積層材料および包装体は有害波長光線を遮蔽することはもとより、酸素バリア(遮蔽)性にも優れている。そして、収納物を酸化させたり、劣化させたりすることが無い。
さらに、本発明の積層材料および包装体は柔軟性があり、廃棄時に容易に押し潰せることができる。そして、廃棄し易い。
本発明の積層材料および包装体を実施の形態に沿って以下に図面を参照にしながら詳細に説明する。
図1は、本発明の積層材料の一実施例の断面を示す説明図である。また、図2は本発明の積層材料の他の一実施例の断面を示す説明図である。さらに、図3は本発明の積層材料のまた他の一実施例の断面を示す説明図である。またさらに、図4は本発明の積層材料のさらにまた他の一実施例の断面を示す説明図である。
本実施の積層材料10は図1に示すように、ポリエチレン樹脂層1/接着性樹脂層2/エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH)3/接着剤層13/ポリエチレン樹脂層1の構成となっている。
また、図2に示す積層材料20はポリプロピレン樹脂層4/接着性樹脂層2/エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH)3/接着剤層13/ポリプロピレン樹脂層4の構成となっている。
また、収納する収納物あるいは流通条件等によって耐ピンホール性が要求される場合には、図3に示すようなポリエチレン樹脂層1/接着性樹脂層2/ナイロン(ポリアミド)5/エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH)3/ナイロン(ポリアミド)樹脂層5/接着剤層13/ポリエチレン樹脂層1の構成の積層材料30等が選択できる。
上記と同じように、耐ピンホール性が要求される場合には、図4に示すようなポリプロピレン樹脂層4/接着性樹脂層2/ナイロン(ポリアミド)5/エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH)3/ナイロン(ポリアミド)樹脂層5/接着剤層13/ポリプロピレン樹脂層4の構成の積層材料40等が選択できる。
そして、本実施においては、図1〜図4に示した樹脂層は各樹脂層を形成する際に、一部の層、または全ての層に紫外吸収剤や黄顔料を練り込んだり、あるいは/また紫外吸収剤や黄顔料を分散したインキが適宜塗布されている。そして、練り込んだり、塗布する量や厚さは外側が多かったり、内側が多かったり適宜選択される。
前記紫外吸収剤や黄顔料を練り込んだり、あるいは/また紫外吸収剤や黄顔料を分散したインキが適宜塗布されている樹脂層等を積層した積層材料10、20、30、40は波長380nmにおける全光線透過率が1%以下であり、波長500nmにおける全光線透過率が5%以下であり、波長600nmにおける全光線透過率が70%以上のものが得られる。
また、前記紫外吸収剤や黄顔料の練り込みに際しては、紫外吸収剤や黄顔料の量が、外側が多か、内側が多かは、収納する収納物またはその収納物の流通条件、保存方法等によって適宜選択される。
同様に、紫外吸収剤や黄顔料を分散したインキの塗布量も外側が多か、内側が多いかは、上記と同様、収納する収納物またはその収納物の流通条件、保存方法等によって適宜選択される。
前記紫外吸収剤や黄顔料を分散したインキを塗布する際は、ロールコーター、エアナイフコーター、グラビアコーター、メタリングバーコーター、ファウンテンブレードコーター、ベベルブレードコーター、ショート・ドゥエルコーターあるいはカーテンコーター等、特に限定されないがいずれかの適宜の塗布機を用いて形成することができる。
また、本発明の積層材料10、20、30、40を構成する上記の各々の樹脂層を積層する方法は、2液硬化型ウレタン樹脂などの接着剤を用いて貼り合わせるドライラミネーション法、無溶剤接着剤を用いて貼り合わせるノンソルベントラミネーション法により積層する方法、樹脂を加熱溶融させてカーテン状に押し出し貼り合わせる押し出しラミネーション法などいずれも公知の方法により積層して本発明の積層材料を得ることができる。
そして、押し出しラミネーション法で形成される前記接着性樹脂層13としては、熱融着可能な接着性熱可塑性樹脂であり、熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリエチレンもしくはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂その他等の樹脂を使用することができる。そして、厚さは、目的に応じて適宜決められるが、一般的には15〜50μmの範囲内である。
また、前記接着剤層13の接着剤としては、2液型の硬化タイプのビニル系、(メタ)アクリル系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエ−テル系、ポリウレタン系、エポキシ系等の接着剤を使用することができるが、2液硬化型ウレタン系接着剤が好ましく使用される。
また、上記の接着剤のコ−ティング法としては、例えば、ダイレクトグラビアロ−ルコ−ト法、グラビアロ−ルコ−ト法、キスコ−ト法、リバ−スロ−ルコ−ト法、フォンテン法、トランスファ−ロ−ルコ−ト法、その他等の方法で塗布することができる。
そして、そのコ−ティング量としては、0.1〜10g/m2(乾燥状態)位、より好ましくは、1〜5g/m2(乾燥状態)位が望ましい。
また、前記紫外吸収剤は、化学式がC15145のメタノン、ビス(2−ヒトロキシ−4−メトキシフェニール)または2.2’−ディヒトロキシ−4.4’−ディメトキシベンゾウフェノンの他、プラスチック成形において一般的に用いられるもの、例えば、ベンゾフェノン系のシーソープ101(シプロ化成社製)、ベンゾトリアゾール系のチヌビンP(チバガイギー社製)、サリチレート系のバイオソープ90(共同薬品社製)、シアノアクリレート系のバイオソープ910(共同薬品社製)等の他、様々な紫外線吸収材料は市販されている。好ましい紫外線吸収材料は、New Jersey 州 Parsippany にあるBASF社から市販されているUVINUL D−49である。
前記ナイロン(ポリアミド)樹脂層5に用いられるナイロン系樹脂層材料としての樹脂材料として、具体例としては、ポリカプロアミド(ナイロン6)、ポリ−ω−アミノヘプタン酸(ナイロン7)、ポリ−9−アミノノナン酸(ナイロン9)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、ポリラウリンラクタム(ナイロン12)、ポリエチレンジアミンアジパミド(ナイロン2,6)、ポリテトラメチレンアジパミド(ナイロン4,6)、ポリ
ヘキサメチレンジアジパミド(ナイロン6,6)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン6,10)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイロン6,12)、ポリオクタメチレンアジパミド(ナイロン8,6)、ポリデカメチレンアジパミド(ナイロン10,6)、ポリデカメチレンセバカミド(ナイロン10,10)、ポリドデカメチレンドデカミド(ナイロン12,12)、メタキシレンジアミン−6ナイロン(MXD6)等を挙げることができる。
上述したように本発明の積層材料10、20、30、40は各樹脂層または一部の樹脂層に紫外線吸収剤や黄顔料が練り込まれた後、または紫外線吸収剤や黄顔料を分散したインキを各樹脂層または一部の樹脂層に塗布した後、各樹脂層が積層され。そして、積層材料の総厚は収納する収納物あるいは保存条件、材料構成、流通条件等によって適宜選択されるが通常、120μm以上、250μm以下に形成される。
また、本発明の積層材料10、20、30、40は袋状あるいは図9または図10に示すような容器状に成形して用いることができる。そして、袋状あるいは容器状に成形して収納物を収納した後、収納した開口部が密封されることにより、収納物は酸化や劣化、例えば、収納物に含まれるビタミン類などの成分劣化等も防止できる。
前記袋状あるいは容器状に成形した包装体に収納される収納物としては、例えば、医療用容器として、アンプル、バイアル瓶、血液バッグ、輸液バッグ等が挙げられる。そして、内容物として薬剤粉末、薬剤粒、薬液、輸液、血液等が収容される。また、各種食品として、乾燥食品や水物食品、例えば、水、乳製品、ジュース、酒、コーヒー、茶、醤油、ソース類、豆腐等
が収容される。
また、袋状あるいは容器状の包装体に収納されている収納物を容易に目視できる。そして、収納物が医療用品や医療器具の場合には、医療過誤を防止することができる。
前記袋状の包装体は、二方シールまたは三方シール、四方シール、側面シールあるいは封筒貼りシール、合掌貼りシール、舟底シール等の平袋。あるいは底部に底シール部と両側端面にサイドシール部等を有する三方シールまたは四方シールなどの包装袋の下部を前後に広げて、底部に矩形状の扁平な底面を形成した自立包装袋。または袋の表側面と裏側面の底部の内側にガセット部を有する自立包装袋(スタンディングパウチ)等の包装形態の袋が挙げられる。
また、本発明の積層材料10、20、30、4を用いで容器状に成形する成形方法は圧空成形方法、真空成形方法、真空圧空成形方法等、公知のプラスチック成形加工方法でなされる。
また、容器状に成形された成形物に収納物を収納した後、収納した開口部を密封する蓋材は、特に限定されるものではない。そして、本発明の積層材料を用いて容器状に形成された容器とヒートシール可能な樹脂シートないしフィルムとアルミ箔等の金属箔層あるいは蒸着薄膜層等を形成した樹脂シートないしフィルム等を積層した積層シートないしフィルム等が使用できる。
また、前記積層シートないしフィルムは積層される樹脂シートないしフィルムの一部または全部に紫外線吸収剤を練り込んだり、または/あるいは紫外線吸収剤を含有する紫外線カットインキと透明黄インキ等をコーティングすることがより好ましい。
前記ヒートシール可能な樹脂シートないしフィルムの樹脂としては、熱融着可能な接着
性熱可塑性樹脂であり、熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状(線状)低密度ポリエチレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリエチレンもしくはポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂をアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマ−ル酸、イタコン酸、その他等の不飽和カルボン酸で変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂その他等の樹脂を使用することができる。
また、ヒートシール可能な樹脂シートないしフィルムの樹脂としては、密度が0.940g/cm3以上の高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)または密度が0.930g/cm3以上の線状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)等が望ましい。
前記蒸着薄膜層等を形成する積層シートないしフィルムの樹脂としては、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレンなど)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなど)、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66など)等、あるいはこれら高分子の共重合体などの樹脂が用いられる。
また、蒸着薄膜層の形成に際しては、蒸着薄膜層を形成する樹脂シートないしフィルムの表面上に、コロナ処理、低温プラズマ処理、リアクティブイオンエッチング(RIE)を利用したプラズマ処理、イオンボンバード処理、薬品処理、溶剤処理などのいずれかの処理を施してもよい。
また、蒸着薄膜層を構成する金属酸化物としては、珪素、アルミニウム、チタン、ジルコニウム、錫などの酸化物の単体、あるいはそれらの複合物からなる金属酸化物が挙げられるが、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムの単体、あるいはそれらの複合物が好ましく用いられる。
前記蒸着薄膜層の厚さは、用いられる金属酸化物の種類・構成により最適条件が異なるが、一般的には5〜300nmの範囲内が望ましく、その値は適宜選択される。
次に、本発明の積層材料を用いて袋状あるいは容器状に成形した包装体には、当然ながら包装体が実用的に用いられるために図には示していないが印刷層が形成される。
前記印刷層としては、例えば、樹脂シートないしフィルムの上に、通常のグラビアインキ組成物、スクリ−ンインキ組成物、その他等のインキ組成物を使用し、例えば、グラビア印刷方式、シルクスクリ−ン印刷方式、その他等の印刷方式を使用する。
そして、例えば、文字、図形、絵柄、記号、その他等からなる所望の印刷絵柄を形成することにより構成することができる。
上記において、各種のインキ組成物は、例えば、インキ組成物を構成するビヒクルとしては、例えば、ポリエチレン系樹脂、塩素化ポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、フッ化ビニリデン系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、ポリビニルアセタ−ル系樹脂、ポリビニルブチラ−ル系樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アルキッド系樹脂、エポキシ系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、熱硬化型ポリ(メタ)アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、ポリウレタン系樹脂、フェノ−
ル系樹脂、キシレン系樹脂、マレイン酸樹脂、ニトロセルロ−ス、エチルセルロ−ス、アセチルブチルセルロ−ス、エチルオキシエチルセルロ−ス等の繊維素系樹脂、塩化ゴム、環化ゴム等のゴム系樹脂、石油系樹脂、ロジン、カゼイン等の天然樹脂、アマニ油、大豆油等の油脂類、その他等の樹脂の1種ないし2種以上の混合物を使用することができる。
以下に、本発明の具体的実施例を挙げて、さらに詳しく説明するが、それに限定されるものではない。
〈実施例1〉
図3に示すポリエチレン樹脂層1/接着性樹脂層2/ナイロン(ポリアミド)5/エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH)3/ナイロン(ポリアミド)樹脂層5/接着剤層13/ポリエチレン樹脂層1の構成の、上側方向のポリエチレン樹脂層1に紫外線吸収剤として「2−(3−t―ブチル―5メチル−2ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール」(チヌビン326)を5重量%、有機系透明黄顔料を2重量%それぞれ添加し、図5に示すような構成の総厚250μmの積層材料を作製した。
そして、作製した総厚250μmの積層材料を分光光度計(島津製作所社製)で測定した。その結果を表1に示す。
Figure 2008230112
次に、作製した積層材料を、真空成型機を用いて真空成形し、図9に示すようなトレー状の容器102を作製した。そして、作製したトレー状の容器102の中に100ppmのビタミンB2のアンプル101(ポリエチレン製の25ミリリットル容器)と脱酸素剤[C−25]104(凸版印刷株式会社製)を充填した。
また、図7に示すようなアルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム9(12μm)/UVカットインキ23+透明黄インキコート22/接着剤層13/延伸ナイロンフィルム層11(15μm)/LLDPE樹脂層12(30μm)の構成からなる蓋材70を作製した。
そして、トレー用ヒートシール機を用いてアンプル101と脱酸素剤[C−25]104が充填されているトレー状の容器102の開口部を、前記蓋材70を用いてヒートシールで密封した。
〈実施例2〉
図2に示すポリプロピレン樹脂層4/接着性樹脂層2/エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH)3/接着剤層13/ポリプロピレン樹脂層4の構成の、上側方向のポリプロピレン樹脂層4の内側面に2、2’、4、4’テトラヒドロキシベンゾフェノンの紫外線吸収剤を、塩素化ポリプロピレン樹脂をバインダーとするワニスを1.5g/m2(乾燥塗布量)コーティング機でコーティングし紫外線吸収剤コート層を形成した。さらに、形成した紫外線吸収剤コート層の表面にバインダー樹脂として塩素化ポリプロピレン樹脂を用いた透明黄インキを1.5g/m2(乾燥塗布量)コーティング機でコーティングし透明黄インキ層を形成し、図6に示すような構成の総厚150μmの積層材料を作製した。
そして、作製した総厚150μmの積層材料を分光光度計(島津製作所社製
)で測定した。その結果を表2に示す。
Figure 2008230112
次に、作製した総厚150μmの積層材料を、真空成型機を用いて真空成形し、図10に示すようなトレー状の容器91を作製した。そして、作製したトレー状の容器91の中に1000ppmのビタミンB2のプレフィルドシリンジ92(2ミリリットル)と脱酸素剤[C−25]84(凸版印刷株式会社製)を充填した。
また、図8に示すようなアルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレートフィルム9(12μm)/UVカットインキコート層23+透明黄インキコート層22/接着剤層13/LLDPED樹脂層12(25μm)の構成のからなる蓋材80を作製した。
そして、その蓋材80を、トレー用ヒートシール機を用いてプレフィルドシリンジ92(2ミリリットル)と脱酸素剤[C−25]104が充填されているトレー状の容器91の開口部をヒートシールで密封した。
〈比較例1〉
実施例1において、上側方向のポリエチレン樹脂層1に紫外線吸収剤と有機系透明黄顔料を添加しない以外は、実施例1と同様にして図9に示すトレー状の容器102と蓋材70を作製した。 そして、その蓋材70を、トレー用ヒートシール機を用いてアンプル101と脱酸素剤[C−25]104が充填されているトレー状の容器1021の開口部をヒートシールで密封した。
〈比較例2〉
実施例2において、紫外線吸収剤コート層と透明黄インキ層を形成しない以外は、実施例2と同様にしてトレー状の容器91と蓋材80を作製した。そして、その蓋材80を、トレー用ヒートシール機を用いてプレフィルドシリンジ92(2ミリリットル)と脱酸素剤[C−25]104が充填されているトレー状の容器91の開口部をヒートシールで密封した。
<評価>
実施例1〜2、比較例1〜2の開口部をヒートシールで密封したトレー状の容器を25℃・65%RH環境下で、総照射量が12、000lx・hrとなるように蛍光灯の光を照射した。そして、照射後、ビタミンB2の残量を液体クロマトグラフィーで測定した。その結果を表3に示す。
Figure 2008230112
<評価結果>
表3に示すように、本発明の積層材料および包装体は、紫外線領域から短波長の可視光(500nm以下)領域の光をカットする。このため、通常の紫外線カット包装材料では保存効果が得られないビタミンB2のような短波長可視光で、容易に分解される成分に対しても、十分な保存性が得られることが確認できた。また、測定した後の、トレー状の容器は潰して容易に廃棄することができた。
本発明の積層材料および包装体は各種食品や医薬・医療用品用の包装材料に優れていることはもとより、精密機械分野あるいは工業材料加工分野等にも使用できる素晴らしい発明である。
本発明の積層材料の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の積層材料の他の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の積層材料の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の積層材料の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の積層材料の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の積層材料の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の包装体に用いられる蓋材の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の包装体に用いられる蓋材の他の一実施例の断面を示す説明図である。 本発明の包装体の一実施例を説明する説明図である。 本発明の包装体の一実施例を説明する説明図である。
符号の説明
1…ポリエチレン樹脂層
2…接着樹脂層
3…エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂層(EVOH)
4…ポリプロピレン樹脂層
5…ナイロン(ポリアミド)樹脂層
6…紫外線吸収剤練り込みポリエチレン樹脂層
7…ポリエチレンテレフタレート樹脂層
8…アルミナ蒸着層
9…アルミナ蒸着ポリエチレンテレフタレート樹脂層
11…延伸ナイロン層長孔
12…線状低密度ポリエチレン樹脂
13…接着剤層
21…紫外線吸収剤コート層
22…透明黄インキコート層
23…UVカットインキコート層
24…紫外線吸収コート層
10…積層材料
20…積層材料
30…積層材料
40…積層材料
50…積層材料
60…積層材料
70…蓋材
80…蓋材
84…脱酸素剤
91…トレー状の容器
92…プレフィルドシリング
101…アンプル

Claims (6)

  1. 少なくともポリオレフインとエチレン−ビニルアルコール共重合体からなる層を積層した積層材料であって、
    前記積層材料が波長380nmにおける全光線透過率が1%以下であり、波長500nmにおける全光線透過率が5%以下であり、波長600nmにおける全光線透過率が70%以上であることを特徴とした積層材料。
  2. 前記積層材料の一部の層、または全ての層に紫外線吸収剤や黄顔料が練り込まれているか、または/および紫外線吸収剤や黄顔料を分散したインキが塗布されていることを特徴とする請求項1記載の積層材料。
  3. 前記紫外線吸収剤や黄顔料の練り込まれる、または/および塗布される量または厚さが、外側が多か、内側が多か適宜選択されていることを特徴とする請求項1または2記載の積層材料。
  4. 前記積層材料は総厚120μm以上、250μm以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の積層材料。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層材料を袋状に成形して用いることを特徴とする包装体。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の積層材料を容器状に成形して用いることを特徴とする包装体。
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