JP2008225384A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】並行して行われている複数の機能に基づく各動作状況を操作者に把握させることができ、しかも、操作者が複数の動作状況を示す表示を連続して視認した場合であっても、どの動作状況が重要度の高いものであるかを的確に把握できるようにする。
【解決手段】並行して行われている前記各機能の動作状況を検出する動作状況検出部と、動作状況検出部による検出対象とする各機能の動作状況を、当該各動作状況の重要度と共に記憶する重要度記憶部と、表示部に操作案内を表示させると共に、表示部の表示領域の一部をなす動作状況表示領域に、上記検出された各機能の動作状況を、所定数毎に順次切り替えて表示させる表示制御部とを備え、表示制御部は、所定数を超える上記各機能の動作状況を表示させる場合、重要度記憶部に記憶されている各動作状況の重要度を付し、当該各機能の動作状況を、動作状況表示領域に所定数毎に順次切り替えて表示させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ装置、複合機等の画像形成装置に関する。
従来から、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能等を兼ね備えた画像形成装置(いわゆる複合機)では、上記複数の機能に基づく動作が並行して行われる場合がある。そのため、例えば、下記特許文献1に示される画像形成装置では、当該並行して行われている各機能に基づく動作状況を操作者に対して報知するため、表示部の表示画面に、当該複数の機能についての各動作状況を表示させている。
特開平7−131575号公報
しかし、上記従来の画像形成装置は、操作者が表示部の表示画面を視認すれば、複数の機能についての各動作状況を確認できるが、当該表示画面に表示されている複数の動作状況のうち、いずれの動作状況が重要度の高いものであるかまでは、操作者が把握することはできなかった。また、複数の機能についての各動作状況を示す画面を、操作者が確認すべき重要度の高いものから順番に、表示部の表示画面を切り換えて表示したとしても、この場合、各機能の動作状況を示す画面が次々に切り替え表示されるため、操作者は、複数の画面を連続して視認してしまうと、どの動作状況を示す画面が重要度の高いものであるかが分からないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、並行して行われている複数の機能に基づく各動作状況を操作者に把握させることができ、しかも、操作者が複数の動作状況を示す表示を連続して視認した場合であっても、どの動作状況が重要度の高いものであるかを的確に把握できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、複数の機能を実行可能な画像形成装置であって、
操作者に対して操作案内を表示する表示手段と、
並行して行われている前記各機能の動作状況を検出する動作状況検出手段と、
前記動作状況検出手段による検出対象とする前記各機能の動作状況を、当該各動作状況の重要度と共に記憶する重要度記憶手段と、
前記表示手段に前記操作案内を表示させると共に、前記表示手段の表示領域の一部をなす動作状況表示領域に、前記動作状況検出手段によって検出された前記各機能の動作状況を、予め定められた数毎に順次切り替えて表示させる表示制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、前記予め定められた数を超える前記各機能の動作状況を表示させる場合、前記重要度記憶手段に記憶されている各動作状況についての重要度を付した上で、当該各機能の動作状況を、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させる画像形成装置である。
この構成によれば、表示制御手段が、上記動作状況表示領域に上記各機能の動作状況を順次切り替えて表示させる場合、当該各動作状況についての重要度を付した上で、当該各動作状況を表示させるので、並行して行われている各機能に基づくそれぞれの動作状況を操作者に把握させることができると共に、操作者は、複数の動作状況を示す表示を連続して視認した場合であっても、上記各動作状況に付される重要度に基づいて、どの動作状況が重要度の高いものであるかを操作者に的確に把握できる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記動作状況検出手段は、前記表示手段に表示されている操作案内が示す機能とは異なる各機能についての動作状況を検出するものである。
これらの構成によれば、動作状況検出手段が、表示手段に表示されている操作案内の示す機能とは異なる各機能についての動作状況を検出し、当該検出された各機能についての動作状況を、表示制御手段が上記操作案内と共に表示するので、操作者は、表示手段に表示中の操作案内を視認できると共に、当該操作案内が示す機能とは異なる各機能についての動作状況も把握できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置であって、前記重要度記憶手段は、前記重要度として、各動作状況の優先順位を記憶しており、
前記表示制御手段は、前記予め定められた数を超える前記各機能の動作状況を表示させる場合、前記検出された全動作状況における各動作状況についての優先順位を、前記重要度記憶手段に記憶されている各動作状況の優先順位に基づいて判別し、当該判別した優先順位を付した上で、当該各機能の動作状況を、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させるものである。
この構成によれば、表示制御手段が、上記動作状況表示領域に上記各機能の動作状況を順次切り替えて表示させる場合、動作状況検出手段によって検出された全動作状況における各動作状況についての優先順位を付した上で、当該各機能の動作状況を表示させるので、操作者は、表示される各動作状況が、全動作状況の中でどの程度重要であるのかを把握することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置であって、前記表示制御手段は、前記表示対象とする各動作状況を、前記検出された全動作状況の総数と前記優先順位とを付した上で、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させるものである。
この構成によれば、表示制御手段が、上記動作状況表示領域に上記各機能の動作状況を順次切り替えて表示させる場合、上記検出された全動作状況の総数と上記優先順位とを付した上で、各動作状況を表示させるので、操作者は、表示される各動作状況が、前記動作状況の中でどの程度重要であるのかだけではなく、上記動作状況表示領域に次々に切り替え表示される動作状況の総数も把握することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記表示制御手段は、前記検出された各動作状況を、前記重要度記憶手段に記憶されている当該各機能の動作状況についての重要度が高い順に、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させるものである。
この構成によれば、表示制御手段が、上記検出された各動作状況を、重要度が高い順に上記動作状況表示領域に予め定められた数毎に順次切り替えて表示させるので、操作者は、表示手段に表示される複数の動作状況を、重要度の高い動作状況から順に確認することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記表示制御手段は、前記検出された各動作状況についての重要度が予め定められた重要度以上に高い場合には、当該重要度の高い動作状況の表示形態を、表示対象とする他の動作状況とは異ならせるものである。
この構成によれば、表示制御手段が、表示対象とする各動作状況についての重要度が予め定められた重要度以上に高い場合には、当該動作状況の表示形態を他の動作状況とは異ならせるので、操作者は、当該異なる表示形態を視認することで、比較的重要度の高い動作状況を把握しやすくなる。
請求項1に記載の発明によれば、並行して行われている各機能に基づくそれぞれの動作状況を操作者に把握させることができると共に、操作者は、複数の動作状況を示す表示を連続して視認した場合であっても、上記各動作状況に付される重要度に基づいて、どの動作状況が重要度の高いものであるかを操作者に的確に把握できる。
請求項2に記載の発明によれば、操作者は、表示手段に表示中の操作案内を視認できると共に、当該操作案内が示す機能とは異なる各機能についての動作状況も把握できる。
請求項3に記載の発明によれば、操作者は、表示される各動作状況が、全動作状況の中でどの程度重要であるのかを把握することができる。
請求項4に記載の発明によれば、操作者は、表示される各動作状況が、前記動作状況の中でどの程度重要であるのかだけではなく、上記動作状況表示領域に次々に切り替え表示される動作状況の総数も把握することができる。
請求項5に記載の発明によれば、操作者は、表示手段に表示される複数の動作状況を、重要度の高い動作状況から順に確認することができる。
請求項6に記載の発明によれば、表示対象とする各動作状況についての重要度が予め定められた重要度以上に高い場合に、当該動作状況の表示形態が他の動作状況とは異なって表示されるので、操作者は、当該異なる表示形態を視認することで、比較的重要度の高い動作状況を把握しやすくなる。
以下、本発明に係る表示装置及びこれを備えた画像形成装置について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の構成を示す側面概略図である。図2は、操作部400の部分拡大図である。複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等を兼ね備えている。複合機1は、本体部200と、本体部200の用紙搬出側、例えば左側に配設された用紙後処理部300と、操作者が種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上部に配設された原稿給送部600とから構成される。
図2にも示すように、操作部400は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部410と、操作者から操作指示が入力される操作キー部430を備える。操作キー部430は、ヘルプキー431、スタートキー432、テンキー433、及び機能切換キー434等を備える。
ヘルプキー431は、操作者から、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する各操作方法を表示する操作案内画面(ヘルプ画面)を表示部410に表示させる指示を受け付けるものである。
スタートキー432は、コピー動作やスキャン動作等の各動作を開始させる指示を操作者から受け付ける。テンキー433は、コピー部数を指定する指示等を操作者から受け付けるキーである。機能切換キー434は、コピー機能、送信機能(スキャナ機能、ファクシミリ機能等)、ボックス機能(後述するHDD74内に設けられている操作者毎の記憶領域(メールボックス)に記憶されているデータを読み出してプリントする機能)等を相互に切り替える機能切換指示を操作者から受け付けるキーである。
表示部(表示手段)410は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなり、タッチパネルを組み合わせたタッチパネルユニット等を備えている。表示部410は、種々の操作画面を表示すると共に、操作者が表示面(表示されている操作キー)をタッチすることで種々の機能の実行指令を入力することが可能とされている。
原稿給送部60は、原稿載置部601、給紙ローラ602、原稿搬送部603及び原稿排出部604を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501を備える。給紙ローラ602は、原稿載置部601にセットされた所要枚数分の原稿を一枚ずつ繰り出し、原稿搬送部603は、繰り出される原稿を順次スキャナ501の読み取り位置に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿の画像を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部604に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置206、現像装置207、定着ローラ208、排出口209、及び排出トレイ210等を備える。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置206は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像に応じて変調されたレーザ光を感光体ドラム204上に走査し、ドラム表面に各色毎の静電潜像を形成する。現像装置207は、黒色の現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙ローラ202は、印刷用紙が収納された給紙カセット201から印刷用紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された印刷用紙に感光体ドラム204上のトナー像を転写させ、定着ローラ208は、転写されたトナー像を加熱して印刷用紙に定着させる。その後、印刷用紙は、本体部200の排出口209から用紙後処理部300に搬入される。また、印刷用紙は、必要に応じて排出トレイ210へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、印刷用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。印刷用紙搬送部302は、排出口209から搬入口301に搬入された印刷用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ印刷用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された印刷用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図3は、図1に示す複合機の制御ブロック図である。複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、操作部400、制御部51、ネットワークI/F(インターフェース)部71、HDD(ハードディスクドライブ)74、及びファクシミリ通信部75を備える。
スキャナ部11は、図1に示すスキャナ501を構成する露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含む。スキャナ部11は、露光ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像を画像処理部21へ出力する。
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた画像を必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理する。画像処理部21によって処理された画像は印刷用に画像メモリ24に記憶され、又はプリンタ部31に出力される。補正部22は、読み取られた画像に対してレベル補正、γ補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部23は、画像の圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
プリンタ部31は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図1に示す感光体ドラム204、露光装置206及び現像装置207等から構成される画像形成部33、図1に示す転写ローラ203等から構成される転写部34、及び図1に示す定着ローラ208等から構成される定着部35を含む。プリンタ部31は、スキャナ部11により読み取られた原稿データを用いて画像を記録紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記の画像に対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
ネットワークI/F部71は、ネットワークインタフェース(10/100Base-TX)等を用い、LANを介して外部装置との間での種々のデータの送受信を制御する。HDD74は、スキャナ部11によって読み取られた画像及び当該画像に設定されている出力形式等を記憶する。
操作部400は、図1及び図2に示したように表示部410、操作キー部430を備える。表示部410は、タッチパネル機能により各種指示の入力を受け付ける複数のキーを表示制御部522による制御の下で表示する。操作キー部430には、図2に示した機能切換キー434、スタートキー432、テンキー433等が設けられている。制御部51のCPU52は、上記表示部410及び操作部400の各キーから、操作者によって入力された指示を受け付ける。
ファクシミリ通信部75は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部75は、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信したりする。符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化する。変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調し、受信した信号(音声信号)を画像データに復調する。NCUは、送受信先となるファクシミリ装置等との電話回線による接続を制御する。
制御部51は、CPU52と、表示画像データ記憶部53と、重要度記憶部54とを備える。CPU52は、複合機1の動作制御を司るものである。表示画像データ記憶部53は、操作者に対する操作案内を表示するための各種データや、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等の各機能の動作状況やその重要度を表示するための画像データ(画像、文字、記号等の各データを含む)を記憶している。
重要度記憶部(重要度記憶手段)54は、動作状況検出部523が検出対象とする上記スキャナ機能等の各機能の動作状況を、当該各動作状況の重要度と共に記憶している。
CPU52は、動作制御部521、表示制御部522、及び動作状況検出部523を備える。動作制御部521は、複合機1の各部(スキャナ部11,画像処理部21、プリンタ部31等)の動作制御を司る。
表示制御部(表示制御手段)522は、表示部410の表示動作を制御する。表示制御部522は、操作案内画面の表示や、動作状況検出部523によって検出された各動作状況及び重要度の表示に必要な画像データを表示画像データ記憶部53から読み出して表示部410に表示させる。
動作状況検出部(動作状況検出手段)523は、並行して行われている上記各機能についての動作状況を検出する。動作状況検出部523は、表示制御部522が表示部410に表示させている操作案内が示す機能に加え、当該操作案内が示す機能とは異なる各機能についての動作状況も検出する。
次に、複合機1による、表示部410に各機能の動作状況を表示する際における処理の第1実施形態について説明する。図4は、表示部410に各機能の動作状況を表示する際における処理の第1実施形態を示すフローチャート、図5乃至図7は表示部410の表示画面の一例を示す図である。
複合機1の主電源が操作者によってオンにされると、表示制御部522は、表示部410に図5に示すような初期画面Aを表示させる(S1)。本実施形態では、表示制御部522は、初期画面Aの一例として、表示部410に、コピー機能の動作条件が設定可能な表示画面を表示させる。
表示制御部522が、表示部410に初期画面Aを表示させているときに、操作者が、操作キー部430の機能切換キー434又はスタートキー432等を押下して、表示制御部522に、コピー機能以外の他の機能への機能切替指示又はコピー動作の開始指示が受け付けられると(S2でYES)、表示制御部522は、操作者によって押下された機能切換キー434に対応する機能の動作条件が設定可能な表示画面、又はコピー動作中であることを示す案内画面を表示部410に表示させる(S3)。
上記初期画面Aの表示(S1)、操作者からの上記指示入力の待機(S2)、及び上記動作条件の入力が可能な表示画面又はコピー動作中の案内画面表示(S3)の各処理が行われると共に、動作状況検出部523は、表示部410の操作案内画面で案内されているコピー動作の動作状況に加えて、当該コピー動作と並行して行われている他の各機能の動作状況を検出する処理も行う(S4)。
複合機1においては、例えば、コピー動作中であっても、公衆回線により外部から送られてきたファクシミリデータの受信や、データ機密性確保のためのHDD74の上書き消去動作等は、コピー動作と並行して実行可能である。また、図略のトナーコンテナ内のトナーが残り少なくなったこと等は、コピー動作中であっても、トナーコンテナに設けられたトナー残量検知センサ等からの信号に基づいてCPU52が検出可能である。このため、複合機1においては、動作状況検出部523が、操作案内画面で案内しているコピー動作の動作状況と共に、当該コピー動作と並行して行われている他の各機能の動作状況も検出する。なお、本実施形態でいう「各機能の動作状況」には、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、スキャナ機能の動作状況だけでなく、当該トナー残量表示のように、複合機1の各部の状況を示すものも含むものとする。
動作状況検出部523が、並行して行われている各機能についての動作状況を検出した場合(S5でYES)、表示制御部522は、重要度記憶部54から、上記検出された各動作状況についてのそれぞれの重要度を検出する(S6)。そして、表示制御部522は、検出された各動作状況にそれぞれの重要度を示す画像データ(或いは文字又は記号データ)を付す(S7)。
そして、表示制御部522は、検出された各機能の動作状況(以下、単に各動作状況という)を、上記重要度と共に、表示部410の表示画面における所定の動作状況表示領域に表示させる(S8)。所定の動作状況表示領域として、表示制御部522は、例えば図6に示すように、表示部410の表示領域の一部をなす領域であって、その時点で表示されている操作案内画面を表示する領域以外の部分(すなわち、当該操作案内画面の表示を害さない一部領域)を設定する。表示制御部522は、当該動作状況表示領域に、上記検出された各動作状況を、重要度と共に、重要度の高い順に予め定められた数(本実施形態では当該予め定められた数は1)毎に表示し、更に、予め定められた重要度以上の高い重要度、例えば重要度Aの動作状況は点滅させて表示する。
例えば、重要度の高低を高い順にA〜Cの3段階で表す場合に、動作状況検出部523によって、トナー残量が少なくなったことと、HDD上書き消去中、プリントデータ受信、A5用紙が残り僅か、の4つの動作状況が検出され、トナー残量が少なくなったことの重要度がA、HDD上書き消去中の重要度がB、プリントデータ受信の重要度がC、A5用紙が残り僅かの重要度がCであるとき、表示制御部522は、図6に示すように、まず重要度Aであるトナー残量が少なくなったことを示すメッセージを動作状況表示領域に表示させ、次に図7に示すように、重要度BであるHDD上書き消去中のメッセージを動作状況表示領域に表示させる。この後、図示はしないが、プリントデータ受信、A5用紙が残り僅かのメッセージを表示制御部522が表示部410に順次切り替えて表示させる。
さらに、表示制御部522は、図6に示すように、予め定められた重要度以上の重要度Aであるトナー残量が少なくなったことを示すメッセージを点滅させて表示させる。なお、表示制御部522は、重要度Aである動作状況を示すメッセージを、当該点滅表示させる代わりに、又は当該点滅表示と共に、他の動作状況をメッセージとは色を変えて表示させたり、画像(文字又は記号)の大きさを変えて表示させてもよい(以下に示す実施形態において、表示制御部522が点滅表示を行う場合について同じ)。
また、上記表示制御部522は、予め定められた重要度以上の動作状況を、上記点滅表示等による表示形態を異ならせる表示とすることが好ましいが、当該点滅表示を行わないものとすることも可能である(以下に示す実施形態において同じ)。
なお、上記S5乃至S8では、動作状況検出部523は、その時点で表示されている操作案内画面で案内する機能の動作を含め、並行して行われている各機能についての動作状況を検出し、表示制御部522が、検出された全動作状況を重要度と共に動作状況表示領域に表示するが、これに代えて、表示制御部522は、その時点で表示されている操作案内画面で案内する機能の動作状況は、当該操作案内画面を別の表示画面に切り替えて表示し、これ以外のバックグラウンドで並行して動作している機能の動作状況は、上記動作状況表示領域に表示するようにしてもよい。以下に示す各実施形態について同様である。
次に、複合機1による、表示部410に各機能の動作状況を表示する際における処理の第2実施形態について説明する。図8は、表示部410に各機能の動作状況を表示する際における処理の第2実施形態を示すフローチャート、図9及び図10は表示部410の表示画面の一例を示す図である。なお、第1実施形態と同様の処理は説明を省略する。
第2実施形態では、動作状況検出部523が上記動作状況を検出し(S15でYES)、表示制御部522が各動作状況の重要度を検出するが(S16)、表示制御部522は、更に、各動作状況の優先順位を判別する(S17)。すなわち、第2実施形態においては、重要度記憶部54は、各動作状況の重要度を示すAからCの段階情報に加えて、更なる重要度を示す情報として、同じ重要度の段階(例えばA)を有する動作状況であっても、この中でどの動作状況の優先順位が高いかの情報(以下、単に優先順位という)を記憶している。そして、表示制御部522は、当該各動作状況の優先順位に基づいて、動作状況検出部523によって検出された各動作状況についての全動作状況中における優先順位(各動作状況の重要度の順位)を判別する。
そして、表示制御部522は、検出された各動作状況にそれぞれの重要度及び優先順位を示す画像データ(文字又は記号データ)を付す(S18)。続いて、表示制御部522は、検出された各動作状況を上記重要度及び優先順位と共に、表示部410の表示画面における所定の動作状況表示領域に、優先順位の高い順に予め定められた数毎に、予め定められた重要度よりも高い重要度の動作状況は点滅させて表示する(S19)。
例えば、トナー残量が少なくなったことを示す動作状況の重要度がAであって優先順位第1位であり、ファクシミリデータ受信中を示す動作状況の重要度がAであって優先順位第2位であり、プリントデータ受信を示す動作状況の重要度がCであって優先順位第3位であり、A5用紙が残り僅かを示す動作状況の重要度がCであって優先順位第4位であるとすると、表示制御部522は、図9に示すように、まず、同じ重要度Aであるが優先順位の高いトナー残量が少なくなったことを示すメッセージを動作状況表示領域に表示し、次に図10に示すように、重要度Aであるが優先順位が低いファクシミリデータ受信中のメッセージを動作状況表示領域に表示する。以下、図示はしないが、表示制御部522は、優先順位の順に、プリントデータ受信を示す動作状況と、A5用紙が残り僅かを示す動作状況とを順次切り替えて表示させる。表示制御部522は、図9及び図10に示すように、これらのメッセージは両方とも、予め定められた重要度以上の重要度Aであるため、両方のメッセージを点滅させて表示させる。
なお、本第2実施形態では、表示制御部522は、検出された各動作状況を上記重要度及び優先順位と共に動作状況表示領域に順次切り替えて表示させるとしているが、表示制御部522は、各動作状況の重要度を表示させず、優先順位のみを各動作状況と共に表示させるようにしてもよい。この場合、重要度記憶部54は、重要度として、上述したA〜Cの段階情報を記憶しておく必要はなく、優先順位情報を記憶していればよい。
次に、複合機1による、表示部410に各機能の動作状況を表示する際における処理の第3実施形態について説明する。図11は、表示部410に各機能の動作状況を表示する際における処理の第2実施形態を示すフローチャート、図12及び図13は表示部410の表示画面の一例を示す図である。なお、第1又は第2実施形態と同様の処理は説明を省略する。
第3実施形態では、表示制御部522は、各動作状況の優先順位を判別し(S26)、全動作状況の総数と、各動作状況についての全動作状況中における優先順位を示す画像を付す(S27)。そして、表示制御部522は、各動作状況を、全動作状況数及び優先順位と共に、表示部410の表示画面における所定の動作状況表示領域に、優先順位の高い順に予め定められた数毎に表示する(S28)。このとき、表示制御部522は、予め定められた優先順位よりも高い順位の動作状況を点滅させて表示する。
例えば、検出された全動作状況数が5であり、トナー残量が少なくなったことを示す動作状況が優先順位第1位、ファクシミリデータ受信中を示す動作状況が優先順位第2位であり、プリントデータ受信を示す動作状況が優先順位第3位であり、A5用紙が残り僅かを示す動作状況が優先順位第4位であるとすると、表示制御部522は、図12に示すように、まず、優先順位の高いトナー残量が少なくなったことを示すメッセージを全動作状況数及び優先順位と共に動作状況表示領域に表示し、次に図13に示すように、優先順位が低いファクシミリデータ受信中のメッセージを全動作状況数及び優先順位と共に動作状況表示領域に表示する。以下、図示はしないが、表示制御部522は、優先順位の順に、リントデータ受信を示す動作状況と、A5用紙が残り僅かを示す動作状況とを全動作状況数及び優先順位と共に順次切り替えて表示させる。表示制御部522には、点滅表示させる動作状況が予め優先順位第1位以上と設定されており、表示制御部522は、図12に示すように、優先順位第1位のメッセージを点滅させて表示させる。
なお、本第3実施形態では、表示制御部522は、上記検出された動作状況を、全動作状況数及び優先順位と共に動作状況表示領域に表示するとしているが、これに加えて重要度(例えば、上記A〜C)を検出する処理を行い、当該重要度を更に表示するようにしてもよい。この場合、表示制御部522は、優先順位に拘わらず、各動作状況の重要度に基づいて、予め定められた重要度以上の動作状況を点滅表示させるものとしてもよい。
なお、上記図1乃至図13に示した実施形態に係る構成及び処理は、本発明に係る画像形成装置の構成及び処理の単なる一例に過ぎず、本発明に係る画像形成装置の構成及び処理を上記に示した内容に限定するものではない。
また、上記各実施形態では、本発明に係る画像形成装置を複合機1として説明したが、本発明に係る画像形成装置は複合機に限定されず、コピー機、ファクシミリ装置、プリンタ等でも構わない。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の構成を示す側面概略図である。 操作部の部分拡大図である。 図1に示す複合機の制御ブロック図である。 表示部に各機能の動作状況を表示する際における処理の第1実施形態を示すフローチャートである。 表示部の表示画面の一例を示す図である。 表示部の表示画面の一例を示す図である。 表示部の表示画面の一例を示す図である。 表示部に各機能の動作状況を表示する際における処理の第2実施形態を示すフローチャートである。 表示部の表示画面の一例を示す図である。 表示部の表示画面の一例を示す図である。 表示部に各機能の動作状況を表示する際における処理の第3実施形態を示すフローチャートである。 表示部の表示画面の一例を示す図である。 表示部の表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 複合機
51 制御部
52 CPU
521 動作制御部
522 表示制御部
523 動作状況検出部
53 表示画像データ記憶部
54 重要度記憶部
400 操作部
410 表示部

Claims (6)

  1. 複数の機能を実行可能な画像形成装置であって、
    操作者に対して操作案内を表示する表示手段と、
    並行して行われている前記各機能の動作状況を検出する動作状況検出手段と、
    前記動作状況検出手段による検出対象とする前記各機能の動作状況を、当該各動作状況の重要度と共に記憶する重要度記憶手段と、
    前記表示手段に前記操作案内を表示させると共に、前記表示手段の表示領域の一部をなす動作状況表示領域に、前記動作状況検出手段によって検出された前記各機能の動作状況を、予め定められた数毎に順次切り替えて表示させる表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記予め定められた数を超える前記各機能の動作状況を表示させる場合、前記重要度記憶手段に記憶されている各動作状況についての重要度を付した上で、当該各機能の動作状況を、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させる画像形成装置。
  2. 前記動作状況検出手段は、前記表示手段に表示されている操作案内が示す機能とは異なる各機能についての動作状況を検出する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記重要度記憶手段は、前記重要度として、各動作状況の優先順位を記憶しており、
    前記表示制御手段は、前記予め定められた数を超える前記各機能の動作状況を表示させる場合、前記検出された全動作状況における各動作状況についての優先順位を、前記重要度記憶手段に記憶されている各動作状況の優先順位に基づいて判別し、当該判別した優先順位を付した上で、当該各機能の動作状況を、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させる請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記表示対象とする各動作状況を、前記検出された全動作状況の総数と前記優先順位とを付した上で、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させる請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記検出された各動作状況を、前記重要度記憶手段に記憶されている当該各機能の動作状況についての重要度が高い順に、前記動作状況表示領域に前記予め定められた数毎に順次切り替えて表示させる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記検出された各動作状況についての重要度が予め定められた重要度以上に高い場合には、当該重要度の高い動作状況の表示形態を、表示対象とする他の動作状況とは異ならせる請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044779A (ja) * 2009-08-19 2011-03-03 Canon Inc 情報処理装置、表示制御方法、及びプログラム
JP2011197926A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
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JP2015085634A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および表示プログラム

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