JP2008222253A - 封緘印刷物 - Google Patents

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Ryuji Tomariya
龍治 泊谷
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Abstract

【課題】 小口封緘部のはがれのリスクが低減できるとともに、生活者に対する訴求効果を有する封緘印刷物を提供する。
【解決手段】 フラップ部13に、その上端と下端を残して糊を塗布することにより糊塗布部Nを形成した後、冊子の中身を構成する他の用紙を挟んで、中綴じ部Tで折り畳む。そして、裏面に位置する糊塗布部Nが、第1の紙片11の表面側に位置するようにフラップ部13を折り畳み、フラップ部13の裏面と第1の紙片11の表面を接着する。さらに断裁線により断裁を行い、フラップ部の上端と下端まで糊塗布部Nが形成された封緘印刷物が得られる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイレクトメール等に用いるのに好適な印刷物に関する。
従来、カタログ、情報販促誌、広告媒体誌等の冊子を封筒に封入し、ダイレクトメールとして送付することが行なわれている(例えば、特許文献1参照)。また、近年、冊子または巻折りされた印刷物(いわゆる折製品)の小口部のみを封緘片にて接着封緘し、封筒なしで簡易に生活者に送付されるダイレクトメールが環境への配慮から広まっている。
特開2005−8234号公報
しかしながら、上記従来のダイレクトメールは、冊子の製本加工や折加工を行った後、表紙部のフラップ部に糊を塗布して折返しプレスを行って封緘するため、連続生産の中では糊を間欠塗布する必要があり、プレス後、糊がはみ出さないように糊の量、タイミングの調整を行っている。
特に、流れ方向の糊塗布タイミングは、糊の粘度や吐出圧に影響され、フラップ部のエッジぎりぎりまで安定して塗布することが難しく、少し短めに糊塗布を行うのが一般的で、配送途中でこのエッジ部からフラップ部が引っかかり開封してしまうリスクがある。また、従来のダイレクトメールは、矩形のものが一般的で、商品の広告宣伝や告知としての訴求力に乏しいという問題がある。
そこで、本発明は、小口封緘部のはがれのリスクが低減できるとともに、生活者に対する訴求効果を有する封緘印刷物を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、小口部において、第1の紙片に連続して設けられたフラップ部を第2の紙片に接着することにより封緘した印刷物であって、前記フラップ部により封緘された小口部が上端と下端において断裁されることにより、小口部の上端と下端において、前記フラップ部と前記第2の紙片が接着されてなる封緘印刷物を提供する。
また、本発明は、前記紙片の表面に、さらに絵柄が印刷されており、前記上端と下端の断裁は、前記絵柄に合わせた形状で施されている封緘印刷物を提供する。
本発明に係る封緘印刷物によれば、フラップ部により封緘された小口部の上端と下端が断裁されているため、折加工時に糊を小口部の上端と下端に塗布しなくても、完成時における小口部の上端と下端には、糊が塗布された状態となり、小口封緘部のはがれのリスクが低減できるという効果を有する。
また、本発明に係る封緘印刷物によれば、紙片の表面に、絵柄が印刷されており、上端と下端の断裁を絵柄に合わせた形状で施されているので、生活者に対する訴求効果を有する。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る封緘印刷物を説明するための図である。本発明の封緘印刷物の形態としては、冊子形態、巻折り形態があるが、図1は、冊子形態の場合を示している。このうち、図1(a)は、冊子形態の封緘印刷物の表紙裏面図であり、図1(b)は、冊子形態の封緘印刷物の折り加工時の斜視図である。また、図1において、11は第1の紙片、12は第2の紙片、13はフラップ部、Tは中綴じ部、Nは糊塗布部を示している。
図1(a)に示した表紙10は、1枚の用紙であり、第1の紙片11は、第2の紙片12、フラップ部13は、それぞれ2本の折線を介して区分されている。本発明に係る封緘印刷物を製造する際には、フラップ部13に糊を塗布して糊塗布部Nを形成した後、冊子の中身を構成する他の用紙を挟んで、中綴じ部Tで折り畳む。そして、糊塗布部Nが、第1の紙片11の表面側に位置するようにフラップ部13を折り畳み、フラップ部13の裏面と第1の紙片11の表面を接着する。図1(b)は、フラップ部13の裏面と第1の紙片11の表面を接着する直前に、フラップ部13を折り曲げた状態を示している。
図2(a)は、フラップ部13の裏面と第1の紙片11の表面を接着した状態を、第1の紙片11側から見た状態である。この状態から小口部の上端と下端を断裁することにより、本発明に係る封緘印刷物が完成することになる。断裁する箇所については、適宜定めることが可能である。図2(b)〜(e)は、断裁前の状態と断裁後の完成品を示す図である。図2(b)〜(e)においては、左側は、図2(a)に示した断裁前の印刷物に、断裁する箇所である断裁線を示したものとなっており、右側は、断裁線による断裁後の完成品である。なお、図2(b)〜(e)において、断裁線は一点鎖線で示してある。また、断裁前後における小口の上端・下端と、糊塗布部Nの関係をわかり易くするため、図2(b)〜(e)においては、実際には第1の紙片11側から見えない糊塗布部Nの位置を網掛けで示してある。
図2(b)〜(e)の左側の図に示すように、小口部の断裁前は、小口の上端、下端に届かないように糊の塗布を行う。これは、上述のように、糊を上端、下端まで塗布してしまうと、フラップ部13の裏面と第1の紙片11の表面を接着した際に、塗布した糊がはみ出してしまい、加工機械にはみ出した糊が付着してしまう等の不具合を防ぐためである。図2(b)〜(e)の左側のように糊を塗布した後、糊が乾燥して接着するのを待った後、断裁線により断裁する。この結果、図2(b)〜(e)の右側の図のように、小口の上端、下端まで接着された封緘印刷物が得られる。
上記の例では、冊子形態の場合について説明したが、巻折り形態でも可能である。図3は、巻折り形態の場合を示している。このうち、図3(a)は、巻折り形態の用紙の斜視図であり、図3(b)は、巻折り形態の封緘印刷物の折り加工時の斜視図である。また、図3において、21は第1の紙片、22は第2の紙片、23はフラップ部、N´は糊塗布部を示している。巻折り形態の場合は、1枚の用紙で構成されるが、図3の例では、5つの折線によりフラップ部を含む計6つの紙片に区分されている。
巻折り形態の封緘印刷物を製造する際には、フラップ部23に糊を塗布して糊塗布部N´を形成した後、図中左側の折線から順に折り畳む。そして、糊塗布部N´が、第1の紙片21の表面側に位置するようにフラップ部23を折り畳み、フラップ部23の裏面と第1の紙片21の表面を接着する。図2(b)は、フラップ部23の裏面と第1の紙片21の表面を接着する直前に、フラップ部23を折り曲げた状態を示している。
フラップ部23の裏面と第1の紙片21の表面を接着した状態を、第1の紙片21側から見た状態は、冊子形態の場合と同様、図2(a)のようになる。これ以降の処理は、冊子形態の場合と同様であり、図2(b)〜(e)のように、断裁線を定め、断裁することにより完成品を得る。
本発明の応用形態として、さらに断裁の形状を表面の絵柄と合わせたものとすることができる。ここで、断裁の形状を飛行機が空を飛んでいる状態の絵柄に合わせた例を図4に示す。図4において、上部の網掛けした部分は飛行機の絵柄である。そして、第1の紙片11(21)およびフラップ部13(23)の上端は、飛行機の絵柄の形状に合わせて断裁されている。また、第1の紙片11(21)およびフラップ部13(23)の下端は雲の形状に断裁されている。
飛行機の左端上部の形状によりフラップ部13(23)の上端が断裁されるとともに、左端の雲の形状によりフラップ部13(23)の下端が断裁されるため、糊塗布部N(N´)が、断裁後のフラップ部13(23)の上端から下端まで形成される状態となる。これにより、小口封緘部であるフラップ部13(23)のはがれのリスクが低減できる。また、飛行機や雲の絵柄とともに、その形状に断裁されているため、生活者の興味を引くことになる。例えば、図4に示したような第1の紙片11(21)の表面に、旅行会社名を印刷する等して、封緘印刷物を旅行案内の簡易ダイレクトメールとして用いれば、生活者に対する訴求効果を有することになる。
冊子形態の封緘印刷物を説明するための図である。 断裁前と断裁後における封緘印刷物の状態を示す図である。 巻折り形態の封緘印刷物を説明するための図である。 断裁の形状を表面の絵柄と合わせた場合の封緘印刷物を示す図である。
符号の説明
11、21・・・第1の紙片
12、22・・・第2の紙片
13、23・・・フラップ部
T・・・中綴じ部
N、N´・・・糊塗布部

Claims (2)

  1. 小口部において、第1の紙片に連続して設けられたフラップ部を第2の紙片に接着することにより封緘した印刷物であって、
    前記フラップ部により封緘された小口部が上端と下端において断裁されることにより、小口部の上端と下端において、前記フラップ部と前記第2の紙片が接着されてなることを特徴とする封緘印刷物。
  2. 前記紙片の表面には、絵柄が印刷されており、前記上端と下端の断裁は、前記絵柄に合わせた形状で施されていることを特徴とする請求項1に記載の封緘印刷物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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