JP4770397B2 - 配達用冊子及び配達用冊子の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、開封後において冊子として利用することができるだけでなく、メール便、宅配便、郵便などを利用して配達することができる配達用冊子及び配達用冊子の製造方法に関する。
近年においては、多くの情報が記載された商品カタログなどを個人や会社に郵便や宅配便あるいはメール便などを利用して配達するようにしている。そして、前記商品カタログを封筒に一旦入れてから配達する形態にすると、配達先が多数有る場合に、商品カタログを封筒に入れる作業が非常に手間のかかる煩わしい作業となるため、例えば商品カタログなどの冊子の見開き側を綴じると共に表紙に宛名を記載して、配達するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−63879号公報(図1〜図3参照)
上記特許文献1の配達用冊子では、外側紙を構成する表紙と裏紙それぞれの見開き側端を延出させ、それら延出部を重ね合わせ、それら両者の接触面に介在させた接着剤にて延出部を接着することによって、外側紙の内部に備えさせた内側紙を綴じることができるようにしている。この構成によれば、重ね合わせて接着される延出部が内側紙の見開き端から大きく前方に位置している状態になっていることから、内側紙の大きさに比べて外側紙である表紙及び裏紙が大きくなってしまう。このため、縦横の寸法サイズが限定される配達方式では、外側紙に比べて内側紙の縦横の寸法を小さくしなければならないことになり、宣伝広告面を最大限確保することができない不都合が発生していた。尚、延出部の接着を容易に行うことができるように接着面と外側紙の見開き側端との間をある程度長く保つ必要があることから、延出部の出っ張り方向の寸法(横寸法)を小さくすることができず、前記不都合をさらに顕著にするものであった。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、外側紙に比べて内側紙の縦横の寸法が小さくなることがない配達用冊子及び配達用冊子の製造方法を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、折り目を境として表表紙及び裏表紙とからなる外側紙と2つ折り状態の単又は複数の内側紙とを、それらのうちの少なくとも一方の折り目部分に備えさせた接着剤層にて接着して冊子を構成し、前記表表紙又は裏表紙の見開き側端を延出し、その延出部を内側紙の見開き側端に沿わせながら該延出部の先端を前記裏表紙又は表表紙の表面に当て付けて剥離可能に接着して前記冊子を綴じたことにより、前記延出部を前記裏表紙又は表表紙の表面から剥離して開封するものとしたことを特徴とする配達用冊子を構成した。
上記のように表表紙又は裏表紙の見開き側端を延出し、その延出部を内側紙の見開き側端に沿わせながら該延出部の先端を前記裏表紙又は表表紙の表面に当て付けて接着することによって、表表紙及び裏表紙の縦横の寸法と内側紙の縦横の寸法とをほぼ同一にすることが可能になる。そして、配達された配達用冊子の開封は、視認し易い表表紙の見開き側端に接着した延出部を開けるだけで実現することができるが、表表紙の見開き側端に接着した延出部を開けて配達用冊子を開封することもできる。
前記延出部を前記外側紙の縦寸法のほぼ全域に渡る縦寸法を有するものであってもよい。
前記延出部と前記裏表紙又は表表紙との接触面のうちの、該延出部の横幅方向ほぼ中央部に該延出部の縦寸法のほぼ全域に渡る縦長状の接着剤層を備えさせてもよい。
前記延出部と前記表表紙又は裏表紙との境界部に該延出部を切り取るための切取線を形成してもよい。
前記裏表紙又は表表紙に、ハガキ又はカードを構成するための切取線を備えさせてもよい。
一枚の矩形状の紙片を縦方向でほぼ2分割するための第1折り部と横方向で少なくともほぼ2分割するための第2折り部とを備え、前記紙片を構成する4辺の横方向の2辺のうちの1辺の端から最も近い位置にある第2折り部近傍位置までの辺部に、該紙片を第2折り部にて二つ折り又は3つ以上に巻き折りしてから、第1折り部にて内折りして折り畳まれた開口端を閉じるための綴じ代を備えさせてなる紙体を用い、前記紙体の第1折り部上の一部又は全部に接着剤を塗布する第1接着剤塗布工程と、前記接着剤塗布工程にて接着剤が塗布された紙体を前記第2折り部にて二つ折り又は3つ以上に巻き折りする第1折り工程と、前記第1折り工程にて二つ折り又は3つ以上に巻き折りされた紙体を前記第1折り部にて内折りする第2折り工程と、前記第2折り工程にて内折りされて折り畳まれた紙体の外表面のうちの綴じ代側端に接着剤を塗布する第2接着剤塗布工程と、前記第2接着剤塗布工程にて接着剤が塗布された接着剤塗布部に前記綴じ代を折り返して被せることにより紙体の開口端を剥離可能に接着するための綴じ工程と、前記綴じ代の長手方向両端のうちの少なくとも一端を切り落とすための切断工程とを備えたことを特徴とする配達用冊子の製造方法である。
表表紙又は裏表紙の見開き側端を延出し、その延出部を内側紙の見開き側端に沿わせながら延出部の先端を裏表紙又は表表紙の表面に当て付けて剥離可能に接着して前記冊子を綴じた構成とすることによって、外側紙に比べて内側紙の縦横の寸法が小さくなることがなく、表表紙及び裏表紙の縦横の寸法と内側紙の縦横の寸法とをほぼ同一にすることが可能になる。従って、縦横の寸法制限のある配達方法であっても、最大限度となる寸法の内側紙に構成することができるから、内側紙に最大限の宣伝広告を記載することができ、販促効果を高めることができる配達用冊子を提供することができる。そして、配達用冊子が配達されたときに、最も確認する表表紙の見開き側端に延出部を接着することによって、配達用冊子を開封する可能性を高めることができ、より一層販促効果を高めることができる配達用冊子を提供することができる。

延出部を外側紙の縦寸法のほぼ全域に渡る縦寸法を有するものから構成することによって、外側紙の縦寸法よりも短い寸法に構成した場合に比べて、配達中に内側紙の見開き側端が汚れることを阻止することができるだけでなく、表表紙の表面との接着面積を増大させて延出部が容易に外れることを回避することができる。
延出部と裏表紙又は表表紙との接触面のうちの、延出部の横幅方向ほぼ中央部に延出部の縦寸法のほぼ全域に渡る縦長状の接着剤層を備えさせることによって、延出部の先端の内面と裏表紙又は表表紙の表面との間に指を差し込んで延出部の先端を迅速に掴んで延出部を取り外すことができる。
延出部と表表紙又は裏表紙との境界部に延出部を切り取るための切取線を形成することによって、開封後において不要となった延出部を切取線を介して取り外すことができ、冊子として使用することができる。
裏表紙又は表表紙に、ハガキ又はカードを構成するための切取線を備えさせることによって、ハサミなどを使用することがなく、裏表紙からハガキやカードを迅速に取り外すことができる。ここで言うハガキは、例えば商品を注文するためやアンケートに答えるためなどに用いるハガキを指し、カードは、例えば会員カードや割引カードなどを指すものとする。
第1接着剤塗布工程と、第1折り工程と、第2折り工程と、第2接着剤塗布工程と、綴じ工程と、切断工程とを備えた配達用冊子の製造方法を用いることによって、一枚の紙体を折り畳んで切断するための簡単な作業工程で配達用冊子を容易迅速に製造することができる。
図1(a),(b)及び図2に、メール便又は郵便あるいは宅配便を利用して配達可能な配達用冊子1を示している。図の配達用冊子1は、紙製のものであるが、プラスチック製のものであってもよい。又、前記配達用冊子1の縦横サイズをA4版サイズに構成することによって、一冊80円のメール便にて配達することができ、好ましいが、他のサイズのものであってもよい。又、前記配達用冊子1を定型郵便物(例えば葉書や封筒)として配達することができるように長さ14〜23.5、幅9〜12cm、厚さ1cm以下、重量50g以下の範囲のものであってもよい。
図1〜図3に示すように、前記配達用冊子1は、折り目2を境として表表紙3及び裏表紙4とからなる外側紙5と2つ折り状態の2枚(1枚又は3枚以上であってもよい)の内側紙6,7とを、それらのうちの少なくとも一方の折り目2に備えさせた接着剤層8,9にて接着して冊子を構成している。そして、前記宛名書きをしない裏表紙4(場合によっては裏表紙に宛名書きをしてもよい)の見開き側端を延出し、その延出部4Aを内側紙6,7の見開き側端6T,6T、7T,7Tに沿わせながら該延出部4Aの先端を前記表表紙3の表面に当て付けて接着することにより、前記冊子を綴じるようにしている。前記見開き側端とは、綴じ側とは反対側の冊子を開く側の縦方向の辺(端)のことを指すものとする。前記表表紙3に宛名を印刷又は宛名が印刷されたシールを貼ることになる。又、前記裏表紙4及び内側紙6,7の両面それぞれを文字や図形(図面)又は写真を印刷して商品広告紙として利用できるようにしている。尚、メール便や宅配便の場合には、表表紙3にも宣伝広告を印刷してもよい。図5に、一枚の内側紙6のみを用いて配達用冊子1を構成したものを示している。ここでは、裏表紙4の見開き側端に延出部4Aを備えさせた場合を示しているが、表表紙3の見開き側端に延出部を備えさせて実施することもできる。
図3に示すように、前記接着剤層8,9が折り目2から左右の見開き側に大きく張り出すことがないように接着剤層8,9の接着面積を小さく抑えることによって、図3に示すように、線状の折り目2を境として外側紙5及び内側紙6,7を開くことが可能になり、内側の印刷面を多く確保することができ好ましいが、図3よりも左右幅の広い接着面積に構成してもよい。尚、図2では、後述する切取線11を分かり易くするために切取線11の部分で外側紙5を折って開いた状態を示したが、図3のように、線状の折り目2を境として外側紙5を開いた状態にすることもできる。
前記延出部4Aを前記外側紙5の縦寸法のほぼ全域に渡る縦寸法を有するものに構成することによって、外側紙5の縦寸法よりも短い寸法に構成した場合に比べて、配達中に内側紙6,7の見開き側端6T,7Tが汚れることを阻止することができるだけでなく、表表紙3の表面3Aとの接着面積を増大させて延出部4Aが容易に外れることを回避することができる利点があるが、延出部4Aを前記外側紙5の縦寸法よりも小さな寸法に構成して実施することもできる。
図1(a)及び図4に示すように、前記延出部4Aと前記表表紙3との接触面のうちの、該延出部4Aの横幅方向ほぼ中央部に該延出部4Aの縦寸法のほぼ全域に渡る縦長状の接着剤層10を備えさせることによって、延出部4Aの先端の内面4aと表表紙3の表面3Aとの間に指を差し込んで延出部4Aの先端を迅速に掴んで延出部4Aを取り外すことができる利点があるが、延出部4Aの内面の全面を表表紙3の表面3Aに接着剤にて固定してもよい。図1(a)では、前記接着剤層10を表表紙3側に備えさせた場合を示しているが、延出部4A側に備えさせてもよいし、又、表表紙3及び延出部4Aの両方に備えさせて実施することもできる。尚、前記延出部4Aを表表紙3に備えさせる場合には、裏表紙4に前記接着剤層10を備えさせることになる。
前記延出部4Aと前記裏表紙4との境界部に該延出部4Aを切り取るための切取線4Hを縦方向に形成することによって、開封後において不要となった延出部4Aを切取線4Hを介して切り離すことができ、冊子として良好に使用することができるが、切取線4Hは必ずしも必要ではない。前記切取線4Hを省略する場合には、延出部4Aを裏表紙4の内面に折り返しておけば、邪魔にならない。尚、前記延出部4Aを表表紙3に備えさせる場合には、前記延出部4Aと表表紙3との境界部に該延出部4Aを切り取るための切取線を備えさせることになる。
前記裏表紙4(表表紙3でもよい)に、ハガキ又はカードを構成するための縦方向に2本及び横方向に1本の切取線11,12を備えさせることによって、ハサミなどを使用することがなく、裏表紙4からハガキやカードを迅速に取り外すことができる。ここでは4枚の同一の大きさのハガキ13を構成することができるようになっているが、大きさ及び枚数は、使用目的などに応じて自由に変更することができる。前記ハガキは、商品注文用として利用したり、アンケート用に利用することができる。又、カードは、会員カードや割引カードなどに利用することができる。
図5で示した配達用冊子1を製造する方法を、図6(a)〜(g)に示している。つまり、図6(a)に示すように、一枚の矩形状(長方形)の紙片14を縦方向(長手方向)でほぼ2分割するための1本の第1折り部15と横方向(短手方向)で少なくともほぼ2分割するための1本の第2折り部16とを備え、前記紙片14を構成する4辺14A,14B,14C,14Dの横方向の2辺のうちの1辺14Dの端から最も近い位置にある第2折り部近傍位置までの辺部14dに、該紙片14を第2折り部16にて二つ折りしてから、第1折り部15にて内折りして折り畳まれた開口端を閉じるための綴じ代17を備えさせてなる紙体を用い、図6(b)に示すように、前記紙体の第1折り部15上の一部(ここでは重ね合わせ紙片同士の一方のみに接着剤が存在するように長手方向ほぼ半分であるが、全部でもよい)に糊などの接着剤18を塗布する第1接着剤塗布工程と、図6(c)に示すように、前記接着剤塗布工程にて接着剤18が塗布された紙体を前記第2折り部16にて二つ折りする第1折り工程と、図6(d)に示すように、前記第1折り工程にて二つ折りされた紙体を前記第1折り部15にて内折りする第2折り工程と、図6(e)に示すように、前記第2折り工程にて内折りされて折り畳まれた紙体の外表面のうちの綴じ代17側端に接着剤19を綴じ代とほぼ同一面積分塗布する第2接着剤塗布工程と、図6(f)に示すように、前記第2接着剤塗布工程にて接着剤19が塗布された接着剤塗布部に前記綴じ代17を折り返して被せることにより紙体の開口端を綴じるための綴じ工程と、図6(g)に示すように、前記綴じ代17の長手方向両端のうちの一端を切り落とすための(両端を切り落としても良い)切断工程とを備えさせて、配達用冊子1を製造する製造方法を構成している。この切断工程は、綴じ代17を外した時に、図6(g)では表表紙3、裏表紙4、2枚の内側紙が下端側で繋がっている状態を、切断することによって、独立した4枚にすることで一枚一枚捲ることができるようにする主目的だけでなく、端を揃える目的と、縦方向の寸法の調節の目的、内部の印刷の余白部分の切除の目的などで使用されるものである。図6では、前記折り部15,16をわかりやすくするために2点鎖線で示しているが、実際には機械で折るため、折り部15,16は一切目視できないものである。前記2つの接着剤18,19を同一のものから構成する他、一方の接着剤18に対して他方の接着剤19を接着力の弱いものから構成しておけば、開封時に綴じ代17を剥がし易い利点がある。
図1〜図4で示した配達用冊子1を製造する方法を、図7(a)〜(g)に示している。つまり、図7(a)に示すように、一枚の矩形状の紙片14を縦方向でほぼ2分割するための1本の第1折り部15と横方向でほぼ3分割するための複数本(図では2本であるが、3本以上でもよい)の第2折り部16A,16Bとを備え、前記紙片14を構成する4辺14A,14B,14C,14Dの横方向の2辺のうちの1辺14Dの端から最も近い位置にある第2折り部16A近傍位置までの辺部14dに、該紙片14を第2折り部16A,16Bにて3つに巻き折りしてから、第1折り部15にて内折りして折り畳まれた開口端を閉じるための綴じ代17を備えさせてなる紙体を用い、図7(b)に示すように、前記紙体の第1折り部15上の一部(ここでは重ね合わせ紙片同士の一方のみに接着剤が存在するように長手方向ほぼ三分の二にしているが、全部に塗布してもよい)に接着剤18を塗布する第1接着剤塗布工程と、図7(c)に示すように、前記接着剤塗布工程にて接着剤18が塗布された紙体を前記第2折り部16A,16Bにて3つに巻き折りする第1折り工程と、図7(d)に示すように、前記第1折り工程にて3つに巻き折りされた紙体を前記第1折り部15にて内折りする第2折り工程と、図7(e)に示すように、前記第2折り工程にて内折りされて折り畳まれた紙体の外表面のうちの綴じ代17側端に接着剤19を塗布する第2接着剤塗布工程と、図7(f)に示すように、前記第2接着剤塗布工程にて接着剤19が塗布された接着剤塗布部に前記綴じ代17を折り返して被せることにより紙体の開口端を綴じるための綴じ工程と、図7(g)に示すように、前記綴じ代17の長手方向両端を切り落とすための切断工程とを備えさせて、配達用冊子1を製造する製造方法を構成している。この切断工程は、綴じ代17を外した時に、図7(g)では表表紙3、裏表紙4、4枚の内側紙が上端側及び下端側の両方で繋がっている状態を、切断することによって、独立した6枚にすることで一枚一枚捲ることができるようにする主目的だけでなく、端を揃える目的と、縦方向の寸法の調節の目的、内部の印刷の余白部分の切除の目的などで使用されるものである。図7では、前記折り部15,16A,16Bをわかりやすくするために2点鎖線で示しているが、実際には機械で折るため、折り部15,16A,16Bは一切目視できないものである。前記2つの接着剤18,19を同一のものから構成する他、一方の接着剤18に対して他方の接着剤19を接着力の弱いものから構成しておけば、開封時に綴じ代17を剥がし易い利点がある。前記巻き折りは長手方向一端から第1折り部16Bを介して他端側に折った後、一端となる第1折り部16Bから第2折り部16Aを介して他端側へ折って畳むことである。又、ここでは、3つの巻き折りを示しているが、4つ以上の巻き折りをしてもよい。
配達用冊子の斜視図を示し、(a)は延出部を折り返す直前の状態を示し、(b)は延出部を折り返して配達可能な状態を示している。 配達用冊子を開いた状態を示す斜視図である。 配達用冊子を特定角度開いた状態を示す横断平面図である。 折り返した延出部付近の横断平面図である。 一枚の内側紙にて構成された別の配達用冊子を開いた状態を示す斜視図である。 図5で示した配達用冊子の製造方法の説明図であり、(a)は一枚の紙体を示し、(b)は、第1接着剤塗布工程を示し、(c)は、第1折り工程を示し、(d)は第2折り工程を示し、(e)は、第2接着剤塗布工程を示し、(f)は、綴じ工程を示し、(g)は、切断工程を示している。 図1で示した配達用冊子の製造方法の説明図であり、(a)は一枚の紙体を示し、(b)は、第1接着剤塗布工程を示し、(c)は、第1折り工程を示し、(d)は第2折り工程を示し、(e)は、第2接着剤塗布工程を示し、(f)は、綴じ工程を示し、(g)は、切断工程を示している。
符号の説明
1 配達用冊子
2 折り目
3 表表紙
3A 表面
4A 延出部
4H 切取線
4a 内面
4 裏表紙
5 外側紙
6T,7T 側端
6T,7T 側端
6,7 内側紙
8,9 接着剤層
10 接着剤層
11,12 切取線
13 ハガキ
14 紙片
14A〜14D 辺
14d 辺部
15 折り部
16,16A,16B 折り部
17 綴じ代
18,19 接着剤

Claims (6)

  1. 折り目を境として表表紙及び裏表紙とからなる外側紙と2つ折り状態の単又は複数の内側紙とを、それらのうちの少なくとも一方の折り目部分に備えさせた接着剤層にて接着して冊子を構成し、前記表表紙又は裏表紙の見開き側端を延出し、その延出部を内側紙の見開き側端に沿わせながら該延出部の先端を前記裏表紙又は表表紙の表面に当て付けて剥離可能に接着して前記冊子を綴じたことにより、前記延出部を前記裏表紙又は表表紙の表面から剥離して開封するものとしたことを特徴とする配達用冊子。
  2. 前記延出部を前記外側紙の縦寸法のほぼ全域に渡る縦寸法を有するものでなる請求項1に記載の配達用冊子。
  3. 前記延出部と前記裏表紙又は表表紙との接触面のうちの、該延出部の横幅方向ほぼ中央部に該延出部の縦寸法のほぼ全域に渡る縦長状の接着剤層を備えさせてなる請求項1又は2に記載の配達用冊子。
  4. 前記延出部と前記表表紙又は裏表紙との境界部に該延出部を切り取るための切取線を形成してなる請求項1〜3のいずれかに記載の配達用冊子。
  5. 前記裏表紙又は表表紙に、ハガキ又はカードを構成するための切取線を備えさせてなる請求項1〜4のいずれかに記載の配達用冊子。
  6. 一枚の矩形状の紙片を縦方向でほぼ2分割するための第1折り部と横方向で少なくともほぼ2分割するための第2折り部とを備え、前記紙片を構成する4辺の横方向の2辺のうちの1辺の端から最も近い位置にある第2折り部近傍位置までの辺部に、該紙片を第2折り部にて二つ折り又は3つ以上に巻き折りしてから、第1折り部にて内折りして折り畳まれた開口端を閉じるための綴じ代を備えさせてなる紙体を用い、前記紙体の第1折り部上の一部又は全部に接着剤を塗布する第1接着剤塗布工程と、前記接着剤塗布工程にて接着剤が塗布された紙体を前記第2折り部にて二つ折り又は3つ以上に巻き折りする第1折り工程と、前記第1折り工程にて二つ折り又は3つ以上に巻き折りされた紙体を前記第1折り部にて内折りする第2折り工程と、前記第2折り工程にて内折りされて折り畳まれた紙体の外表面のうちの綴じ代側端に接着剤を塗布する第2接着剤塗布工程と、前記第2接着剤塗布工程にて接着剤が塗布された接着剤塗布部に前記綴じ代を折り返して被せることにより前記紙体の開口端を剥離可能に接着するための綴じ工程と、前記綴じ代の長手方向両端のうちの少なくとも一端を切り落とすための切断工程とを備えたことを特徴とする配達用冊子の製造方法。
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