JP2008215339A - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ポンプコントローラの冷却効率を向上する。
【解決手段】燃料供給装置10は、燃料タンク12内の燃料を燃料タンク12外へ供給する燃料ポンプ24と、燃料ポンプ24を制御するポンプコントローラ80と、ポンプコントローラ80を収容するコントローラケース82とを備える。コントローラケース82の一部に導電性を有する材料で形成されたハウジング84を備える。コントローラケース82のハウジング84に面しかつハウジング84に接触する冷却用燃料を貯留可能な燃料貯留部102を設ける。燃料貯留部102内に冷却用燃料を供給する構成とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、自動車用エンジン等に燃料タンク内の燃料を供給するのに好適に用いられる燃料供給装置に関する。
従来には、例えば特許文献1に記載された燃料供給装置がある。なお、図9は燃料供給装置を一部破断して示す正面図である。
図9に示すように、特許文献1の燃料供給装置200は、取付部材203の蓋部203Aとブラケット部203Bとを、ポンプコントローラ212を収容する回路ケース210と一体に樹脂形成している。蓋部203Aに、金属製の供給パイプ205と放熱板215とを埋設している。また、ブラケット部203Bに、燃料ポンプ206と燃料フィルタ208とを取付けている。そして、ポンプ制御装置209は、燃料ポンプ206を駆動制御することにより、燃料フィルタ208の吐出パイプ208Bから供給パイプ205を通じて燃料タンク201の外部に燃料を供給する。放熱板215は、回路基板213上のパワートランジスタ214から発生する熱を供給パイプ205に伝導することにより、この熱を供給パイプ205内を流れる燃料中に逃がす。
特開2001−99029号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された燃料供給装置200によると、回路基板213上のパワートランジスタ214から発生する熱を伝導する放熱板215の一部が供給パイプ205につながっているだけなので、ポンプ制御装置の冷却効率が低いという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、ポンプコントローラの冷却効率を向上することのできる燃料供給装置を提供することにある。
前記した課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする燃料供給装置により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1にかかる燃料供給装置によると、ポンプコントローラ用ケースの導電性壁部に向かって冷却用燃料を供給する構成としたものである。これにより、導電性壁部の冷却効果が増大するため、ポンプコントローラの冷却効率を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2にかかる燃料供給装置によると、ポンプコントローラ用ケースの導電性壁部に面しかつ該導電性壁部に接触する冷却用燃料を貯留可能な燃料貯留部を設け、該燃料貯留部内に冷却用燃料を供給する構成としたものである。これにより、導電性壁部の冷却効果が増大するため、ポンプコントローラの冷却効率を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3にかかる燃料供給装置によると、冷却用燃料を燃料貯留部内に供給する位置よりも高い位置から排出させる構成としたものである。これにより、燃料貯留部内に供給された冷却用燃料により、導電性壁部を効果的に冷却することができる。
また、特許請求の範囲の請求項4にかかる燃料供給装置によると、燃料貯留部を形成する内壁面に沿って冷却用燃料を供給する構成としたものである。これにより、燃料貯留部を形成する内壁面に沿って冷却用燃料がスムースに流れることにより、導電性壁部を効果的に冷却することができるとともに、燃料貯留部を形成する壁面に対する冷却用燃料の衝突音を低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項5にかかる燃料供給装置によると、燃料貯留部の下部から冷却用燃料を逃がす構成としたものである。これにより、冷却用燃料を燃料貯留部に滞留することを防止あるいは低減することができ、滞留した冷却用燃料の腐敗等による導電性壁部の腐食を防止あるいは低減することができる。
また、特許請求の範囲の請求項6にかかる燃料供給装置によると、タンク外へ供給されるメイン燃料、燃料ポンプから排出されるベーパ排出燃料、燃料ポンプから吐出された燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータから燃料タンク内に戻されるリターン燃料のうちの少なくとも1つの燃料を冷却用燃料として用いることができる。
また、特許請求の範囲の請求項7にかかる燃料供給装置によると、ポンプコントローラ用ケースが配置された固定側部材に、冷却用燃料を供給する冷却用燃料配管を係止手段を介して係止したものである。これにより、固定側部材に冷却用燃料配管を容易に保持することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を参照して説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1にかかる燃料供給装置を説明する。なお、図1は燃料供給装置を示す正面図、図2は図1のII−II線矢視断面図、図3は図1のIII−III線矢視断面図、図4はリザーバカップ側を示す平面図である。
図1に示すように、燃料供給装置10が組込まれる燃料タンク12は、ほぼ密閉状の燃料収容空間を形成するもので、水平状をなす底板部13及び上板部14並びに側板部(図示しない。)とを有している。燃料タンク12の上板部14には円形状の開口孔15が形成されている。
まず、燃料供給装置10の概要を説明する。
図1に示すように、燃料供給装置10は、前記燃料タンク12内の燃料を、燃料タンク12外すなわち燃料消費装置であるエンジンのインジェクタ(図示しない。)へ供給する装置である。燃料供給装置10は、上側のユニット17と下側のユニット18とを備えている。
下側のユニット18は、図2に示すように、リザーバカップ20と吸入フィルタ22と燃料ポンプ24とプレッシャレギュレータ26と燃料フィルタ28とを備えている。リザーバカップ20は、樹脂製で、上面を開口する有底筒状に形成されており、燃料タンク12の底板部13上に載置されている。リザーバカップ20内には、吸入フィルタ22、燃料ポンプ24、プレッシャレギュレータ26及び燃料フィルタ28が所定の位置関係をもって配置されている。
図8は燃料ポンプを示す断面図である。図8に示すように、前記燃料ポンプ24は、電動式のモータ部30と、そのモータ部30の下端部に設けられたインペラ式のポンプ部32とを備えるモータ一体型のものが用いられている。ポンプ部32は、モータ部30の駆動によりインペラ33が回転されることにより、リザーバカップ20内の燃料を吸入しかつ加圧して吐出する。また、燃料ポンプ24の下面側には燃料を吸入する燃料吸入口35が設けられ、その上面側には燃料を突出する燃料吐出口36が設けられている。また、燃料ポンプ24の下面側には、ポンプ部32で加圧途中の燃料に含まれるベーパを排出するためのベーパ燃料排出口としてのベーパジェット38が設けられている。なお、ベーパジェット38から排出される燃料を「ベーパ排出燃料」という。
図2に示すように、前記燃料ポンプ24の燃料吸入口35には、前記吸入フィルタ22が接続されている。吸入フィルタ22は、例えば樹脂製の袋状のフィルタ材22aを備えており、そのフィルタ材22aにより前記リザーバカップ20内から燃料ポンプ24内に吸入される燃料を濾過する。
また、図4に示すように、前記燃料フィルタ28は、前記燃料ポンプ24の周りを取り囲む略C字型のもので、フィルタケース40内にフィルタエレメント42が収容されたものである(図2参照。)。フィルタケース40には、燃料流入口44及び燃料流出口46が設けられている(図4参照。)。その燃料流入口44には第1の配管部材48の一端部が管接続されているとともに、その配管部材48の他端部が前記燃料ポンプ24の燃料吐出口36に管接続されている。燃料ポンプ24から第1の配管部材48を通じて燃料フィルタ28内に流入した燃料は、フィルタエレメント42によりろ過された後、燃料流出口46から流出される(図2参照。)。なお、第1の配管部材48には、例えば、ナイロン製の蛇腹型チューブが用いられている。
前記燃料フィルタ28には、前記プレッシャレギュレータ26(図2参照。)が組込まれている。プレッシャレギュレータ26は、燃料フィルタ28の燃料流出口46から流出する燃料すなわち燃料タンク12外へ吐出する燃料の圧力が所定値を超えると、その燃料を外部すなわちリザーバカップ20内へ戻すことにより、その圧力を所定値に調整するものである。なお、プレッシャレギュレータ26の燃料戻し口(図示しない。)から燃料タンク12内(詳しくは、リザーバカップ20内)に戻される燃料を「リターン排出燃料」という。
前記リザーバカップ20の前面側には、センダゲージ50が設けられている(図2参照。)。センダゲージ50は、前記燃料タンク12内の燃料量すなわち液面を電気抵抗値から検知する液面計として機能するものである。センダゲージ50は、リザーバカップ20にスナップフィット手段を介して取付けられたゲージ本体52と、そのゲージ本体52に回動可能に設けられた揺動アーム54と、その揺動アーム54の自由端部に取付けられかつ燃料タンク12内の液面に浮遊可能なフロート56とを備えている(図1参照。)。
次に、前記上側のユニット17を説明する。図2に示すように、上側のユニット17は、その主体をなす樹脂製のセットプレート60を備えている。セットプレート60は、前記燃料タンク12の開口孔15を閉鎖する円板状のプレート本体部61と、前記開口孔15内に嵌合される円筒状の嵌合筒部62と、プレート本体部61の外周部に張り出されかつ開口孔15の口縁部上に係止されるフランジ63とを有している。セットプレート60は、燃料タンク12の上板部14に対してフランジ63がガスケット(図示しない。)を介して固定されることにより、その開口孔15を閉鎖する。なお、セットプレート60は、本明細書でいう「蓋部材」に相当する。
前記プレート本体部61には、その表裏面すなわち上下面に貫通する管路を形成する燃料吐出管65が形成されている(図1参照。)。プレート本体部61の下面側において、燃料吐出管65には、第2の配管部材67の一端部が管接続されているとともに、その配管部材67の他端部が前記燃料フィルタ28の燃料流出口46に管接続されている(図2参照。)。なお、第2の配管部材67には、例えば、ナイロン製の蛇腹型チューブが用いられている。
なお、前記プレート本体部61の上面側において、前記燃料吐出管65には、燃料供給管路(図示しない。)が接続されるようになっている。燃料供給管路は、図示しないインジェクタを備えたデリバリパイプに連通している。したがって、前記燃料フィルタ28で通過された燃料は、第2の配管部材67から燃料吐出管65を通じて燃料タンク12外の燃料供給管路へ圧送される。これにより、燃料は、燃料供給管路からデリバリパイプを通じてインジェクタに導かれ、そのインジェクタからエンジンの燃焼室内へ噴射される。なお、燃料供給装置10から燃料タンク12外へ供給される燃料を「メイン燃料」という。
図1に示すように、前記セットプレート60の嵌合筒部62内には、下方へ垂下状に延びる一対の案内レール72がそれぞれ支持されている。各案内レール72は、前記リザーバカップ20に対して上下方向に移動可能に連結されている。また、前記上側のユニット17と前記下側のユニット18との間には、コイルスプリングからなるスプリング74が圧縮状態で介在されている。詳しくは、スプリング74の上端部は、前記セットプレート60のプレート本体部61の下面側に突出された下方を開口する有底円筒状のスプリングガイド75(図3参照。)内に嵌合されている。また、スプリング74の下端部は、下側のユニット18(例えば、燃料フィルタ28のフィルタケース40)の上面側に設けられた上方を開口する円筒状のスプリングガイド76(図4参照。)内に嵌合されている。また、スプリング74の弾性により下側のユニット18すなわちリザーバカップ20が燃料タンク12の底板部13上すなわちタンク内底面13a上に押圧されている(図1及び図2参照)。したがって、燃料量や気温の変化等によって変化するタンク内圧の増減にともない、燃料タンク12内の高さが変動しても、その変動に応じて上側のユニット17に対して下側のユニット18が相対的に上下動するとともに、リザーバカップ20がスプリング74の弾性により常にタンク内底面13aに当接した状態を維持する。
図2に示すように、前記燃料供給装置10のセットプレート60には、前記燃料ポンプ24を制御するポンプコントローラ80を収容するボックス形状のポンプコントローラ用ケース(「コントローラケース」という。)82が設けられている。なお、図5はポンプコントローラの周辺部を示す断面図である。
図5に示すように、コントローラケース82は、第1体としてのケース本体部83と、そのケース本体部83の下側に設けられた第2体としてのハウジング84と、前記ケース本体部83の上側に設けられた第3体としてのカバー85とからなる3体構造をなしている。なお、セットプレート60は、本明細書でいう「固定側部材」に相当する。
前記ケース本体部83は、樹脂製で、前記セットプレート60のプレート本体部61に一体形成されている。ケース本体部83は、プレート本体部61に下端部が連続する中空筒状に形成されている。ケース本体部83は、上下面に貫通するターミナル86を備えた電気コネクタ部87を有している。電気コネクタ部87の下部には、前記燃料ポンプ24の電気コネクタ部25(図2参照。)が電気的に接続されている。また、コントローラケース82内において、ターミナル86には、ポンプコントローラ80の回路基板92(後述する。)が電気的に接続されている。また、電気コネクタ部87には、図示しないが、電子制御回路(「ECU」という。)に電気的に接続される外部コネクタが接続される。
前記ハウジング84は、導電性を有する金属製(とくに、導電性の高い金属製が好ましい。)で、上面を開口する有底筒状に形成されている。ハウジング84は、角筒状の側壁部84aと、その下面を閉鎖する底壁部84cとを有している。ハウジング84の側壁部84aの上端部には、外側へ張り出すフランジ部90が形成されている。ハウジング84は、そのフランジ部90がケース本体部83の下端部にインサート成形により一体化されることにより、ケース本体部83の下面側の開口部を閉鎖している。なお、ハウジング84は、本明細書でいう「導電性壁部」に相当する。
また、前記カバー85は、樹脂製で、前記ケース本体部83の上面に溶着(例えば、熱板溶着)により接合されており、ケース本体部83の上面側の開口部を閉鎖している。
図5に示すように、前記コントローラケース82内に収容されるポンプコントローラ80は、回路基板92と、その回路基板92に実装されたICチップ93、チョークコイル94、コンデンサ95等を備えている。回路基板92は、コントローラケース82内に立て板状に収容されている。回路基板92は、ハウジング84内の底面からカバー85の下面に渡っており、その反実装面(図5において右側面)がハウジング84の側壁部84aの内壁面に近接されている。また、ICチップ93は、回路基板92の下部における実装面(図5において左側面)に実装されており、ハウジング84内の下部に収容されている。なお、ICチップ93は、前記ECU(図示しない。)からの出力信号に基づいて動作することにより、前記燃料ポンプ24のモータ部30(図8参照)に印加される電圧を可変制御することにより、燃料ポンプ24を駆動制御する。
前記チョークコイル94は、回路基板92の上部における実装面(図5において左側面)に実装されており、ケース本体部83内に収容されている。また、前記コンデンサ95は、その端子が回路基板92におけるICチップ93とチョークコイル94との間の実装面(図5において左側面)に実装されており、ハウジング84内におけるICチップ93とそれに対向する側壁部(符号、84bを付す。)との間に形成されるスペース内に収容されている。また、チョークコイル94及びコンデンサ95は、ICチップ93の動作時に発生するノイズを吸収するためのフィルタ回路を構成している。
なお、回路基板92の反実装面(図5において右側面)には、ハウジング84の内壁面の上端部に対して弾性的にかつ電気的に接触するアース端子97が設けられている。また、回路基板92とハウジング84との間には、熱伝導性の良い材料で形成された熱伝導性部材(図示しない。)が配置されているものとする。熱伝導性部材は、ICチップ93(詳しくは、ICチップ93が有するスイッチング素子)の作動により発生する熱をハウジング84に放散しやすくするものである。なお、熱伝導性部材は、必要に応じて設ければよく、省略することも可能である。
図5に示すように、前記ケース本体部83の下面側には、前記ハウジング84の周りを所定間隔を隔てて全体的に取り囲む冷却用燃料容器100が設けられている。冷却用燃料容器100は、樹脂製あるいは金属製で、上面を開口する有底筒状に形成されている。冷却用燃料容器100は、角筒状をなしかつ前記ハウジング84の側壁部84aと相似形の筒状をなす側壁部100aと、その下面を閉鎖する底壁部100bとを有している。また、冷却用燃料容器100は、セットプレート60の下面側に対して溶着、スナップフィット等の取付手段により取付けられている。これにより、ハウジング84と冷却用燃料容器100との間には、前記コントローラケース82のハウジング84に面しかつ該ハウジング84に接触する冷却用燃料を貯留可能な有底筒状の燃料貯留部102が形成されている。
しかして、前記セットプレート60と前記ハウジング84との線膨張係数の差により両者間に隙間が生じ、その隙間に燃料が染み込んでコントローラケース82内へ燃料が流入するを防止するために、前記冷却用燃料容器100を利用してOリング(オーリング)104を装着している。すなわち、冷却用燃料容器100の側壁部100aの上端部にリテーナ部106が一体形成されている。リテーナ部106は、上方に延びる筒状部107と、その筒状部107の基端部の内周面に突出する環状凸部108とを有している。また、ケース本体部83の下面側には、ハウジング84の周りを所定間隔を隔てて取り囲む環状の嵌合溝部110が形成されている。そして、冷却用燃料容器100の取付けに際し、ハウジング84に外嵌状に装着したOリング104をケース本体部83の下面側に寄せておく。この状態で、リテーナ部106の筒状部107をケース本体部83の嵌合溝部110に嵌合することにより、リテーナ部106の内周側でかつ環状凸部108とその上方に対向するケース本体部83の下面との間に形成される溝状部内にOリング104をシール状態に挟持すなわち保持することができる。このOリング104により、セットプレート60とハウジング84との間に線膨張係数の差により生じる隙間への燃料の染み込みを防止し、ひいてはコントローラケース82内への燃料の流入を防止することができる。
なお、冷却用燃料容器100のリテーナ部106をリテーナ部材として単品で形成し、そのリテーナ部材をセットプレート60の下面に溶着あるいは接着することによっても、前記Oリング104を保持することができる。また、セットプレート60の樹脂で覆われるハウジング84のフランジ部90に予めシール剤を塗布してから、セットプレート60のインサート成形を行なうことにより、セットプレート60とハウジング84との間に線膨張係数の差により生じる隙間をシールすることもできる。この場合、前記Oリング104を省略することが可能となる。
前記ポンプコントローラ80のICチップ93に近接するハウジング84の側壁部84aに面する前記冷却用燃料容器100の側壁部100aには、ノズル取付孔114が形成されている。ノズル取付孔114には、冷却用燃料供給ノズル116の先端部がほぼ密に嵌合されている。冷却用燃料供給ノズル116の基端部は、ノズルホルダ118(後述する。)により支持されている。なお、図6はセットプレートに対する冷却用燃料配管の取付構造を示す側面図、図7は同じく分解斜視図である。
図7に示すように、ノズルホルダ118は、円板状をなす係止部119と、その係止部119から径方向外方へ突出する回り止め部120と、その回り止め部120の先端部(外端部)から下方へ垂下状に延びるアーム部121と、そのアーム部121の先端部(下端部)に設けられた連結管122とを有している。係止部119は、前記セットプレート60のスプリングガイド75内に嵌合可能に形成されている。また、回り止め部120は、セットプレート60のスプリングガイド75に形成された回り止め溝124内に嵌合可能に形成されている。回り止め溝124は、平面的に見て冷却用燃料供給ノズル116の基端部に臨むように、スプリングガイド75の下端面から底面に至る割溝状に形成されている。また、連結管122は、側方に開口する上下一対の接続口122a,122bを有するU字管状に形成されている。連結管122の一方(図7において上側)の接続口122aには、冷却用燃料供給ノズル116の基端部が管接続されている。なお、連結管122に冷却用燃料供給ノズル116を一体形成することもできる。また、連結管122の他方(図7において下側)の接続口122bには、冷却用燃料チューブ126の一端部が管接続されている。冷却用燃料チューブ126の他端部は、冷却用燃料として用いる燃料排出口に管接続されている。本実施例の場合、前記燃料ポンプ24から排出されるベーパ排出燃料を冷却用燃料として用いるため、冷却用燃料チューブ126の他端部が燃料ポンプ24のベーパジェット38に管接続されている(図8参照。)。
しかして、前記ノズルホルダ118は、次に述べるようにして、前記セットプレート60に組付けられている。すなわち、セットプレート60のスプリングガイド75に対するスプリング74の嵌合に先立って、該スプリングガイド75に係止部119を嵌合するとともに回り止め溝124に回り止め部120を嵌合させる。このため、スプリングガイド75にスプリング74の上端部を嵌合することにより、係止部119がスプリングガイド75の底面75aとスプリング74の上端面との間にスプリング74の弾性により弾性的にかつ回り止め部120と回り止め溝124とにより回り止め状態に保持される(図6参照。)。これにより、ノズルホルダ118を、ねじ止め、かしめ付け等の特別な固定手段を要することなく、セットプレート60に容易に組付けることができる。なお、ノズルホルダ118の係止部119と回り止め部120、セットプレート60の回り止め溝124を有するスプリングガイド75、及び、スプリング74により、係止手段128が構成されている。また、冷却用燃料供給ノズル116、連結管122、及び、冷却用燃料チューブ126により、冷却用燃料配管130が構成されている。
なお、冷却用燃料として、タンク外へ供給されるメイン燃料を用いる場合は、冷却用燃料チューブ126の他端部を、メイン燃料の管路(例えば、セットプレート60の燃料吐出管65)に設けたメイン燃料排出口(図示しない。)に管接続すればよい。また、冷却用燃料として、プレッシャレギュレータ26から燃料タンク12内に戻されるリターン燃料を用いる場合は、冷却用燃料チューブ126の他端部を、プレッシャレギュレータ26のリターン燃料排出口(図示しない。)に管接続すればよい。また、冷却用燃料としては、ベーパ排出燃料、メイン燃料、リターン燃料のうちの少なくとも1つの燃料を用いればよい。また、冷却用燃料として、ベーパ排出燃料、メイン燃料、リターン燃料のうちの少なくとも2つの燃料を用いる場合は、該当燃料排出口に冷却用燃料チューブ126を分岐接続したり、前記連結管122に分岐接続した複数の冷却用燃料チューブ126の他端部を管接続したりすればよい。
図5に示すように、前記冷却用燃料容器100の側壁部100aの上端部すなわち前記リテーナ部106の下方近くには、適数個(図5では2個を示す。)の冷却用燃料排出孔132が形成されている。なお、冷却用燃料排出孔132は、前記ノズル取付孔114よりも高い位置に設定されていればよい。
また、冷却用燃料容器100の底壁部100bには、適数個(図5では3個を示す。)の冷却用燃料逃がし孔134が形成されている。なお、冷却用燃料逃がし孔134は、その逃がし孔134から流出する冷却用燃料量が燃料貯留部102内に供給される冷却用燃料量とほぼ等しい量もしくは少ない量に設定されている。
前記燃料供給装置10において、燃料ポンプ24のベーパジェット38から排出される冷却用燃料としてのベーパ排出燃料は、冷却用燃料チューブ126、連結管122を通じて、冷却用燃料供給ノズル116からコントローラケース82のハウジング84の側壁部84aに向けて吐出される。これにより、そのハウジング84の側壁部84aを冷却する。さらに、冷却用燃料は、冷却用燃料容器100内の燃料貯留部102に貯留されることにより、ハウジング84を全体的に冷却する。燃料貯留部102からオーバーフローする冷却用燃料は、冷却用燃料容器100の側壁部100aの冷却用燃料排出孔132から排出されることにより、燃料タンク12内もしくはリザーバカップ20内に流下される。また、燃料貯留部102内に貯留された冷却用燃料の一部は、冷却用燃料容器100の底板部13の冷却用燃料逃がし孔134から排出されることにより、燃料タンク12内もしくはリザーバカップ20内に流下される。
前記した燃料供給装置10によると、コントローラケース82のハウジング84(詳しくは、熱発生源であるICチップ93に近接する側壁部)に向かって冷却用燃料を供給すなわち吐出する構成としたものである。これにより、ハウジング84(詳しくは、側壁部84a)に冷却用燃料が接触することにより、ハウジング84の冷却効果が増大するため、ポンプコントローラ80の冷却効率を向上することができる。
また、コントローラケース82のハウジング84に面しかつ該ハウジング84に接触する冷却用燃料を貯留可能な燃料貯留部102を設け、該燃料貯留部102内に冷却用燃料を供給する構成としたものである。これにより、ハウジング84の冷却効果が増大するため、ポンプコントローラ80の冷却効率を向上することができる。
また、冷却用燃料を燃料貯留部102内に供給する冷却用燃料供給ノズル116の位置よりも高い位置にある冷却用燃料排出孔132から排出させる構成としたものである。これにより、燃料貯留部102内に供給された冷却用燃料により、ハウジング84を効果的に冷却することができる。なお、冷却用燃料供給ノズル116の位置は、本明細書でいう「冷却用燃料を燃料貯留部内に供給する位置」に相当する。また、冷却用燃料排出孔132の位置は、本明細書でいう「冷却用燃料を燃料貯留部から排出する位置」に相当する。
また、燃料貯留部102の下部の冷却用燃料逃がし孔134から冷却用燃料を逃がす構成としたものである。これにより、冷却用燃料を燃料貯留部102に滞留することを防止あるいは低減することができ、滞留した冷却用燃料の腐敗等によるハウジング84の腐食を防止あるいは低減することができる。
また、燃料ポンプ24から排出されるベーパ排出燃料を冷却用燃料として用いることができる。
また、コントローラケース82が配置されたセットプレート60に、冷却用燃料を供給する冷却用燃料配管130を係止手段128を介して係止したものである。これにより、セットプレート60に冷却用燃料配管130を容易に保持することができる。また、タンク内圧の増減にともない、燃料タンク12内の高さが変動しても、セットプレート60に対する冷却用燃料供給ノズル116の位置が変動しないため、その燃料供給ノズルから常にハウジング84の所定部位に冷却用燃料を供給することができる。
[実施例2]
本発明の実施例2にかかる燃料供給装置を説明する。本実施例は前記実施例1におけるコントローラケース82のハウジング84及び冷却用燃料容器100を変更したものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図10は燃料供給装置を示す正面図、図11は図10のXI−XI線矢視断面図、図12は図10のXII−XII線矢視断面図、図13はポンプコントローラの周辺部を示す断面図、図14は冷却用燃料容器を示す平面図である。
図13に示すように、本実施例におけるハウジング(符号、384を付す。)は、前記実施例1におけるハウジング84(図5参照。)と同様、導電性を有する金属製(とくに、導電性の高い金属製が好ましい。)で、上面を開口する有底筒状に形成されている。ハウジング384は、D字型をなす筒状の側壁部384a(図14参照。)と、その下面を閉鎖する底壁部384cとを有している。この側壁部384aは、図14に示すように、周方向における隅角部がR形状に丸められることで、緩やかに連続する環状をなしている。また、ハウジング384の側壁部384aの上端部には、外側へ張り出すフランジ部390が形成されている(図13参照。)。ハウジング384は、そのフランジ部390がコントローラケース82のケース本体部83の下端部にインサート成形により一体化されることにより、ケース本体部83の下面側の開口部を閉鎖している。なお、ハウジング384は、本明細書でいう「導電性壁部」に相当する。
図13に示すように、前記ケース本体部83の下面側には、前記ハウジング384の周りを所定間隔を隔てて全体的に取り囲む冷却用燃料容器(符号、400を付す。)が設けられている。冷却用燃料容器400は、前記実施例1における冷却用燃料容器100と同様に、樹脂製あるいは金属製で、上面を開口する有底筒状に形成されている。冷却用燃料容器400は、D字型をなしかつ前記ハウジング384の側壁部384aと相似形の筒状をなす側壁部400a(図14参照。)と、その下面を閉鎖する底壁部400bとを有している。この側壁部400aは、図14に示すように、周方向における隅角部がR形状に丸められることで、緩やかに連続する環状をなしている。
前記冷却用燃料容器400の側壁部400aの上部には、外側方(図14において上方)に突出する取付片440が一体形成されている。取付片440には、上下方向(図14において紙面表裏方向)に貫通する取付孔441が形成されている。
また、前記セットプレート60のプレート本体部61の下面側には、取付孔441に対応する取付軸部443が突出されている(図12参照。)。
前記冷却用燃料容器400は、次に述べるようにして、前記セットプレート60に取付けられている。すなわち、図12に示すように、セットプレート60のプレート本体部61の取付軸部443に冷却用燃料容器400の取付片440の取付孔441を嵌合し、その取付軸部443にスナップリング445を装着することによって、取付片441が取付軸部443に抜け止めされている。これにより、冷却用燃料容器400をセットプレート60に容易に取付けることができる。これにともない、冷却用燃料容器400は、前記コントローラケース82のケース本体部83の下面側に設けられている(図13参照。)。これにより、ハウジング384と冷却用燃料容器400との間には、冷却用燃料を貯留可能な有底筒状の燃料貯留部402が形成されている(図13及び図14参照。)。なお、ハウジング384の側壁部384aの外側面、及び、冷却用燃料容器400の側壁部400aの内側面は、本明細書でいう「燃料貯留部を形成する内壁面」に相当する。
また、本実施例では、前記セットプレート60と前記ハウジング384との線膨張係数の差により両者間に生じる隙間に燃料が染み込むことを防止する構造を次のように構成している。すなわち、図13に示すように、セットプレート60の樹脂で覆われるハウジング384のフランジ部390に予めシール剤を塗布してから、セットプレート60のインサート成形を行なっている。これにより、セットプレート60とハウジング384との間に線膨張係数の差により生じる隙間をシールすることで、前記実施例1におけるOリング104(図5参照。)が省略されている。また、ケース本体部83の下面側には、ハウジング384の周りを所定間隔を隔てて取り囲む環状の嵌合溝部410が形成されている。この嵌合溝部410には、冷却用燃料容器400の側壁部400aの上端部が嵌合されている。
前記冷却用燃料容器400の側壁部400aの下部には、外側方(図13において左方)に突出する冷却用燃料供給管417が一体形成されている。冷却用燃料供給管417は、側壁部400aの一側部(図14において上側)から燃料貯留部402の接線方向(図14において左方)に延びている。この冷却用燃料供給管417には、前記実施例1における冷却用燃料チューブ126の先端部が管接続されている。なお、冷却用燃料チューブ126により、本明細書でいう「冷却用燃料配管」が構成されている。
図13に示すように、前記冷却用燃料容器400の側壁部400aの平面状の内壁面には、上下方向に直管状をなす冷却用燃料排出管433が形成されている。冷却用燃料排出管433は、側壁部400aをその管の一部として利用して形成されており、断面長円形をなす中空筒状に形成されている(図14参照。)。冷却用燃料排出管433内が冷却用燃料排出孔433aとなっている。また、冷却用燃料排出孔433aの上端は側壁部400aの上端よりも少し低い位置において開口されており、また、その下端は底壁部400bの下面側に位置されている。
なお、本実施例では、前記実施例1におけるノズル取付孔114、冷却用燃料供給ノズル116、ノズルホルダ118、係止手段128等は省略されている。また、本実施例における冷却用燃料容器400の下部においても、前記実施例1と同様に、適数個の冷却用燃料逃がし孔134(図5参照。)を形成することによって、冷却用燃料を燃料貯留部402に滞留することを防止あるいは低減し、滞留した冷却用燃料の腐敗等によるハウジング384の腐食を防止あるいは低減することが可能である。
前記燃料供給装置10において、燃料ポンプ24のベーパジェット38(図8参照。)から排出される冷却用燃料としてのベーパ排出燃料は、冷却用燃料チューブ126を通じて、冷却用燃料容器100の冷却用燃料供給管417から燃料貯留部402に向けて吐出される(図14中、矢印参照。)。これにより、コントローラケース82のハウジング384の側壁部384aが冷却される。さらに、冷却用燃料は、冷却用燃料容器400内の燃料貯留部402に貯留されることにより、ハウジング384を全体的に冷却する。燃料貯留部402からオーバーフローする冷却用燃料は、冷却用燃料容器400の冷却用燃料排出管433の冷却用燃料排出孔433aを通じて排出されることにより、燃料タンク12内もしくはリザーバカップ20内に流下される。
前記した燃料供給装置10によっても、前記実施例1と同様の作用・効果を得ることができる。
また、冷却用燃料を燃料貯留部402内に供給する冷却用燃料供給管417の位置よりも高い位置にある冷却用燃料排出管433の冷却用燃料排出孔433aの上端開口からその管内を通じて排出させる構成としたものである(図13参照。)。これにより、燃料貯留部402内に供給された冷却用燃料により、ハウジング384を効果的に冷却することができる。なお、冷却用燃料供給管417の位置は、本明細書でいう「冷却用燃料を燃料貯留部内に供給する位置」に相当する。また、冷却用燃料排出管433の冷却用燃料排出孔433aの上端開口の位置は、本明細書でいう「冷却用燃料を燃料貯留部から排出する位置」に相当する。
また、冷却用燃料が、冷却用燃料チューブ126を通じて冷却用燃料容器400の冷却用燃料供給管417から燃料貯留部402に向けて吐出される(図14中、矢印参照。)。これにより、冷却用燃料が、燃料貯留部402を形成する内壁面すなわちハウジング384の側壁部384aの外側面、及び、冷却用燃料容器400の側壁部400aの内側面に沿って供給される。これにより、燃料貯留部402を形成する内壁面に沿って冷却用燃料がスムースに流れることにより、ハウジング384を効果的に冷却することができるとともに、燃料貯留部402を形成する壁面、すなわちハウジング384の側壁部384aの外側面、及び、冷却用燃料容器400の側壁部400aの内側面に対する冷却用燃料の衝突音を低減することができる。ひいては、燃料供給装置10の静粛性を向上することができる。なお、冷却用燃料を、燃料貯留部402を形成する内壁面であるハウジング384の側壁部384aの外側面、及び、冷却用燃料容器400の側壁部400aの内側面のうちの一方の内壁面に沿って供給するように構成することもできる。
また、ハウジング384の側壁部384a及び冷却用燃料容器400の側壁部400aが、その隅角部をR形状に丸めることで周方向に緩やかに連続しているため、冷却用燃料が燃料貯留部402をスムースに周回することができる(図14参照。)。これにより、燃料貯留部402を形成する壁面であるハウジング384の側壁部384aの外側面、及び、冷却用燃料容器400の側壁部400aの内側面に対する冷却用燃料の衝突力を低減し、冷却用燃料の流動音を低減することができる。ひいては、燃料供給装置10の静粛性を向上することができる。
また、前記セットプレート60と前記ハウジング384との線膨張係数の差により両者間に生じる隙間に燃料が染み込むことを防止する構造は、次のように変更することができる。なお、図15はコントローラケースの変更例を示す断面図である。
すなわち、図15に示すように、冷却用燃料容器400の側壁部400aの上端部にリテーナ部406が一体形成されている。リテーナ部406は、前記実施例1におけるリテーナ部106と同様に、上方に延びる筒状部407と、その筒状部407の基端部の内周面に突出する環状凸部408とを有している。そして、冷却用燃料容器400の取付けに際し、ハウジング384に外嵌状に装着したOリング404をケース本体部83の下面側に寄せておく。この状態で、リテーナ部406の筒状部407をケース本体部83の嵌合溝部410に嵌合することにより、リテーナ部406の内周側でかつ環状凸部408とその上方に対向するケース本体部83の下面との間に形成される溝状部内にOリング404をシール状態に挟持すなわち保持することができる。このOリング404により、セットプレート60とハウジング384との間に線膨張係数の差により生じる隙間への燃料の染み込みを防止し、ひいてはコントローラケース82内への燃料の流入を防止することができる。なお、冷却用燃料容器400のリテーナ部406をリテーナ部材として単品で形成し、そのリテーナ部材をセットプレート60の下面に溶着あるいは接着することによっても、Oリング404を保持することができる。
[実施例3]
本発明の実施例3にかかる燃料供給装置を説明する。本実施例は前記実施例2の変更例(図15参照)におけるコントローラケース82に変更を加えたものであるからその変更点について詳述し、重複する説明を省略する。なお、図16はポンプコントローラの周辺部を示す断面図である。
図16に示すように、本実施例は、セットプレート60に冷却用燃料容器(符号、600を付す。)を一体形成し、その燃料容器600内にハウジング(符号、584を付す。)を嵌入して装着する構成としたものである。
すなわち、前記セットプレート60のケース本体部83の下面側には、前記ハウジング584(後述する)の周りを所定間隔を隔てて全体的に取り囲む冷却用燃料容器600が一体成形により形成されている。冷却用燃料容器600は、セットプレート60と同一の樹脂製で、上面を開口する有底筒状に形成されている。冷却用燃料容器600は、筒状をなす側壁部600aと、その下面を閉鎖する底壁部600bとを有している。冷却用燃料容器600の側壁部600aの上端部の内周面には、前記実施例2の変更例(図15参照)における環状凸部408と同様の環状凸部608が突出されている。また、側壁部600aの上端部と連続するケース本体部83の下端部の内周面には、ハウジング584のフランジ部590(後述する)を受止するための環状の段付面601が形成されている。
前記冷却用燃料容器600の底壁部600bには、下方に突出する冷却用燃料供給管617が一体形成されている。この冷却用燃料供給管617には、前記実施例2と同様、冷却用燃料チューブ126の先端部が管接続されている。
また、前記冷却用燃料容器600の側壁部600aの高さ方向の中央部には、外側方(図16において左方)に突出する冷却用燃料排出管633が一体形成されている。この冷却用燃料排出管633には、冷却用燃料排出チューブ636の一端部が管接続されている。冷却用燃料排出チューブ636は垂れ下げられており、その他端部(図示しない)がリザーバカップ20(図10及び図11参照)内において開口されている。
前記ハウジング584は、前記実施例2におけるハウジング384(図13参照。)と同様、導電性を有する金属製(とくに、導電性の高い金属製が好ましい。)で、上面を開口する有底筒状に形成されている。ハウジング584は、筒状の側壁部584aと、その下面を閉鎖する底壁部584cとを有している。また、ハウジング584の側壁部584aの上端部には、外側へ張り出すフランジ部590が形成されている。ハウジング584の側壁部584a及び底壁部584cは、前記冷却用燃料容器600の側壁部600a及び底壁部600bと相似形をなしている。なお、ハウジング584は、本明細書でいう「導電性壁部」に相当する。
前記ハウジング584は、前記セットプレート60のケース本体部83にカバー85を接合するに先立って、セットプレート60に次のようにして装着される。このとき、コントローラケース82内には、ポンプコントローラ80が収容されていないものとする。
すなわち、ハウジング584の取付けに際し、ハウジング584にOリング404が外嵌状に装着される。Oリング404は、フランジ部590側に寄せておく。この状態で、ハウジング584を、カバー85が開放されたケース本体部83の上方から前記冷却用燃料容器600内に嵌合する。そして、ハウジング584のフランジ部590を、ケース本体部83の段付面601に係止する。これにより、冷却用燃料容器600の側壁部600aとハウジング584の側壁部584aとの間でかつ環状凸部608とその上方に対向するハウジング584のフランジ部590との間に形成される溝状部内にOリング404をシール状態に挟持すなわち保持することができる。このOリング404により、セットプレート60とハウジング584との間に線膨張係数の差により生じる隙間への燃料の染み込みを防止し、ひいてはコントローラケース82内への燃料の流入を防止することができる。また、ハウジング584と冷却用燃料容器600との間には、前記実施例2と同様に冷却用燃料を貯留可能な有底筒状の燃料貯留部602が形成される。
前記セットプレート60のケース本体部83及びハウジング584内に、ポンプコントローラ80が前記実施例2と同様に装備された後、該ケース本体部83の上面にカバー85が溶着(例えば、熱板溶着)により接合されることにより、ケース本体部83の上面側の開口部が閉鎖される。しかして、カバー85の下面側には、下方へ突出する適数本の押さえ片638が突出されている。ケース本体部83に対するカバー85の接合にともない、押さえ片638がハウジング584のフランジ部590を段付面601上に押さえ付けることにより、ハウジング584の抜け止め及びガタ止めがなされている。
本実施例において、冷却用燃料チューブ126を通じて供給されてくる冷却用燃料は、冷却用燃料容器100の冷却用燃料供給管617から燃料貯留部602に向けて吐出される。これにより、コントローラケース82のハウジング584の側壁部584aが冷却される。さらに、冷却用燃料は、冷却用燃料容器600内の燃料貯留部602に貯留されることにより、ハウジング584を全体的に冷却する。燃料貯留部602からオーバーフローする冷却用燃料は、冷却用燃料容器600の冷却用燃料排出管633から冷却用燃料排出チューブ636を通じてリザーバカップ20内に排出される。なお、冷却用燃料排出チューブ636を省略し、冷却用燃料容器600の冷却用燃料排出管633から冷却用燃料を排出することもできる。
本実施例によっても、前記実施例2と同様の作用・効果を得ることができる。
また、セットプレート60に冷却用燃料容器600を一体形成し、その燃料容器600内にハウジング584を嵌入して装着するものである。したがって、セットプレート60に対する冷却用燃料容器600の組付けを不要とすることができる。また、セットプレート60に一体形成された燃料容器600内にハウジング584を嵌入して装着するため、ハウジング584の組付性を向上することができる。
[実施例4]
本発明の実施例4にかかる燃料供給装置を説明する。本実施例は前記実施例1を変更したものであるからその変更部分について詳述し、重複する説明を省略する。以降の実施例についても重複する説明は省略する。なお、図17はリザーバカップを示す断面図である。
図17に示すように、本実施例は、前記実施例1におけるリザーバカップ20(図2参照)の側壁部(符号、720aを付す。)に、上面開口状の冷却用燃料容器(符号、800を付す)を一体形成している。この冷却用燃料容器800内に、前記ポンプコントローラ80を内蔵したハウジング(符号、784を付す)を配置している。ハウジング784と冷却用燃料容器800との間には、冷却用燃料を貯留可能な有底筒状の燃料貯留部802が形成されている。また、冷却用燃料は、燃料貯留部802にその底部側から導入され、冷却用燃料容器800の上面側より溢れ出るようになっている。なお、ハウジング784は、本明細書でいう「導電性壁部」に相当する。
[実施例5]
本発明の実施例5にかかる燃料供給装置を説明する。なお、図18は燃料供給装置を示す断面図である。
図18に示すように、本実施例は、燃料供給装置(符号、910を付す。)の燃料フィルタ(符号、928を付す。)のフィルタケース(符号、940を付す。)の側壁部に、上面開口状の冷却用燃料容器(符号、1000を付す)を一体形成している。この冷却用燃料容器1000内に、前記ポンプコントローラ80を内蔵したハウジング(符号、984を付す)を配置している。ハウジング984と冷却用燃料容器1000との間には、冷却用燃料を貯留可能な有底筒状の燃料貯留部1002が形成されている。また、冷却用燃料は、前記実施例4と同様、燃料貯留部1002にその底部側から導入され、冷却用燃料容器1000の上面側より溢れ出るようになっている。なお、ハウジング984は、本明細書でいう「導電性壁部」に相当する。また、本実施例の燃料供給装置910の基本的構成は、例えば特開2002−106441号公報に記載されたものと同様であるからその説明を省略する。
[実施例6]
本発明の実施例6にかかる燃料供給装置を説明する。なお、図19は燃料供給装置を一部破断して示す側面図である。
図19に示すように、本実施例は、燃料供給装置(符号、1110を付す。)のキャニスタ1240のキャニスタケース1241の側壁部に、上面開口状の冷却用燃料容器(符号、1200を付す)を一体形成している。この冷却用燃料容器1200内に、前記ポンプコントローラ80を内蔵したハウジング(符号、1184を付す)を配置している。ハウジング1184と冷却用燃料容器1200との間には、冷却用燃料を貯留可能な有底筒状の燃料貯留部1202が形成されている。また、冷却用燃料は、前記実施例4と同様、燃料貯留部1202にその底部側から導入され、冷却用燃料容器1200の上面側より溢れ出るようになっている。また、ハウジング1184は、本明細書でいう「導電性壁部」に相当する。なお、本実施例の燃料供給装置1110の基本的構成は、例えば特開2001−173522号公報に記載されたものと同様であるからその説明を省略する。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、冷却用燃料は、コントローラケース82のハウジングの側壁部、底壁部に限らず、ハウジングのいずれの壁部にも供給することができる。また、冷却用燃料は、コントローラケース82のハウジングに複数箇所から供給する構成としてもよい。また、コントローラケース82のハウジングに向かって冷却用燃料を供給するだけでも、ポンプコントローラ80の冷却効率を向上することが可能であるため、冷却用燃料容器は必要に応じて設ければよく、省略することも可能である。また、冷却用燃料容器は、前記実施例ではハウジングを全体的に取り囲むものとしたが、ハウジングの一部を部分的に取り囲むものとしてもよい。また、燃料貯留部内に冷却用燃料を貯留する場合は、コントローラケース82のハウジングに向かって冷却用燃料を供給する必要性は低く、燃料貯留部内に冷却用燃料を供給可能であればよい。
また、冷却用燃料容器100の冷却用燃料逃がし孔134(図5参照。)を、燃料貯留部102内からオーバーフローしない程度に冷却用燃料を逃がすように構成すれば、冷却用燃料排出孔、冷却用燃料排出管を省略することも可能である。また、冷却用燃料排出孔132、冷却用燃料排出管を、燃料貯留部内からオーバーフローする冷却用燃料を逃がすように構成すれば、冷却用燃料逃がし孔134を省略することも可能である(実施例2(図15参照)参照。)。また、前記実施例では、ケース本体部83及びカバー85を樹脂製としたが、少なくとも一方を金属製とすることもできる。また、前記実施例では、ハウジングを導電性を有する金属製としたが、ハウジングを導電性を有する樹脂製とすることもできる。さらに、ハウジングを、樹脂製で形成したハウジング本体の内側及び/又は外側に導電性を有する導電性層を設けたものとすることも可能である。
また、前記実施例1では、コントローラケース82が配置されたセットプレート60に冷却用燃料配管130を係止手段128を介して係止したが、コントローラケース82を下側のユニット18側に配置する場合には、そのユニット側に冷却用燃料配管130を前記実施例の係止手段128と同様の係止手段を介して係止することができる。また、セットプレート60あるいは下側のユニット18側に冷却用燃料配管130をねじ止め手段、かしめ付け手段、クリップ手段等の取付手段により直接的に取付けることもできる。また、セットプレート60と下側のユニット18の一方側にコントローラケース82を配置し、他方側に冷却用燃料配管130あるいはノズルホルダ118を取付けるようにしてもよい。また、上側のユニット17と下側のユニット18とを一体化することも可能である。また、リザーバカップ20は省略することもできる。また、Oリング104,404は、それに類するシール部材に代えたり、あるいは省略したりすることができる。また、燃料供給装置10は、燃料ポンプ24とポンプコントローラ80とコントローラケース82とを備えていればよく、それら以外の部材は省略したり、その他の部材を付加したりすることもできる。
本発明の実施例1にかかる燃料供給装置を示す正面図である。 図1のII−II線矢視断面図である。 図1のIII−III線矢視断面図である。 リザーバカップ側を示す平面図である。 ポンプコントローラの周辺部を示す断面図である。 セットプレートに対する冷却用燃料配管の取付構造を示す側面図である。 セットプレートに対する冷却用燃料配管の取付構造を示す分解斜視図である。 燃料ポンプを示す断面図である。 従来例にかかる燃料供給装置を一部破断して示す正面図である。 本発明の実施例2にかかる燃料供給装置を示す正面図である。 図10のXI−XI線矢視断面図である。 図10のXII−XII線矢視断面図である。 ポンプコントローラの周辺部を示す断面図である。 冷却用燃料容器を示す平面図である。 コントローラケースの変更例を示す断面図である。 本発明の実施例3にかかるポンプコントローラの周辺部を示す断面図である。 本発明の実施例4にかかるリザーバカップを示す断面図である。 本発明の実施例5にかかる燃料供給装置を示す断面図である。 本発明の実施例6にかかる燃料供給装置を一部破断して示す側面図である。
符号の説明
10 燃料供給装置
12 燃料タンク
24 燃料ポンプ
26 プレッシャレギュレータ
60 セットプレート(固定側部材)
80 ポンプコントローラ
82 コントローラケース(ポンプコントローラ用ケース)
84 ハウジング(導電性壁部)
100 冷却用燃料容器
102 燃料貯留部
126 冷却用燃料チューブ
128 係止手段
130 冷却用燃料配管
384 ハウジング(導電性壁部)
400 冷却用燃料容器
402 燃料貯留部
584 ハウジング(導電性壁部)
600 冷却用燃料容器
602 燃料貯留部
784 ハウジング(導電性壁部)
800 冷却用燃料容器
802 燃料貯留部
910 燃料供給装置
928 燃料フィルタ
940 フィルタケース
984 ハウジング(導電性壁部)
1000 冷却用燃料容器
1002 燃料貯留部
1110 燃料供給装置
1184 ハウジング(導電性壁部)
1200 冷却用燃料容器
1202 燃料貯留部
1240 キャニスタ
1242 キャニスタケース

Claims (7)

  1. 燃料タンク内の燃料を燃料タンク外へ供給する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを制御するポンプコントローラと、前記ポンプコントローラを収容するポンプコントローラ用ケースとを備え、前記ポンプコントローラ用ケースの一部に導電性を有する材料で形成された導電性壁部を備えている燃料供給装置であって、
    前記ポンプコントローラ用ケースの導電性壁部に向かって冷却用燃料を供給する構成としたことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 燃料タンク内の燃料を燃料タンク外へ供給する燃料ポンプと、前記燃料ポンプを制御するポンプコントローラと、前記ポンプコントローラを収容するポンプコントローラ用ケースとを備え、前記ポンプコントローラ用ケースの一部に導電性を有する材料で形成された導電性壁部を備えている燃料供給装置であって、
    前記ポンプコントローラ用ケースの導電性壁部に面しかつ該導電性壁部に接触する冷却用燃料を貯留可能な燃料貯留部を設け、該燃料貯留部内に冷却用燃料を供給する構成としたことを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項2に記載の燃料供給装置であって、
    前記冷却用燃料を前記燃料貯留部内に供給する位置よりも高い位置から排出させる構成としたことを特徴とする燃料供給装置。
  4. 請求項2又は3に記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料貯留部を形成する内壁面に沿って前記冷却用燃料を供給する構成としたことを特徴とする燃料供給装置。
  5. 請求項2〜3のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
    前記燃料貯留部の下部に冷却用燃料を逃がす構成としたことを特徴とする燃料供給装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
    前記冷却用燃料として、前記タンク外へ供給されるメイン燃料、前記燃料ポンプから排出されるベーパ排出燃料、前記燃料ポンプから吐出された燃料の圧力を調整するプレッシャレギュレータから前記燃料タンク内に戻されるリターン燃料のうちの少なくとも1つの燃料を用いる構成としたことを特徴とする燃料供給装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の燃料供給装置であって、
    前記ポンプコントローラ用ケースが配置された固定側部材に、前記冷却用燃料を供給する冷却用燃料配管を係止手段を介して係止したことを特徴とする燃料供給装置。
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