JP2008214700A - 高強度冷間圧延鋼板および高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板ならびにそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量%で、C:0.0005〜0.025%、Si:0.2%以下、Mn:0.3〜2.5%、P:0.15%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下、sol.Al:0.005%未満、Ti:0.005〜0.05%およびNb:0.020〜0.200を含有するとともにNbとTiとの含有量の質量比(Nb/Ti)が2以上であり、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、圧延方向に対して45°方向のr値(r45)が1.80以上および/または平均r値(rm)が1.60以上、かつ引張強度が340MPa以上であることを特徴とする高強度冷間圧延鋼板。
【選択図】図1
Description
ここで、特許文献3には、強度の低い軟鋼をベースとした冷間圧延鋼板でr値の面内異方性を改善させるために、Al含有量を低減し、MgおよびTiを添加し、鋼中に含有する0.1μm以下のMgとTiの非常に微細な酸化物を密に分散させるようサイズ、面密度を制御した鋼板が開示されている。しかしながら、これは、Mgの作用によって酸化物を微細化した技術であって、r値に大きく影響するNbやTi等の炭窒化物形成元素の析出を制御したわけではない。また、反応性の極めて高いMgを溶製時の溶鋼中に添加してその酸化物を均一に分散させることは非常に困難であり操業面で課題がある。
まず、Alを添加して脱酸するアルミキルド鋼が従来から一般的であるが、添加されたAlに由来して生成するクラスター状のAl2O3系介在物は(Nb、Ti)(C、N)の析出状態に影響しない。これに対して、低Al濃度の状態でTi脱酸を行うと、Al2O3系介在物の生成が抑制されてTiOx系介在物が優先的に生成し、さらに、このTiOx系介在物を生成核として(Nb、Ti)(C、N)が複合析出すると推定される。その結果、微細な析出物の形態を有する(Nb、Ti)(C、N)の生成が抑制され、従来のアルミキルド鋼に比し有効にr値が向上し、特にr45が向上することが推定された。
ここで、「TiOx」とは、TiO2、Ti2O3およびTi3O5の総称であって、TiOxの表記はそれぞれの酸化物の総和を意味する。なお、これらを核として複合析出したTi、Nbの炭窒化物およびMn酸化物は除く。その生成量を計測するに当たっては、簡易的には、エネルギー分散型X線マイクロアナライザ(EPMA)等でTi濃度を求め、TiO2に換算して80質量%以上のものを対象とする。TiO2に換算したTiOx濃度が80質量%未満では、高温で軟質、言い換えれば結晶相を含まない非晶質な相が生成し、炭窒化物の生成サイトとして有効に機能しないからである。炭窒化物は、TiOxの表面、すなわち母相と介在物の間に異質核生成して存在する形態となる。TiOxには、通常、不可避的不純物として、Mn、Al、Ca、Si等が含有される。
(1)質量%で、C:0.0005〜0.025%、Si:0.2%以下、Mn:0.3〜2.5%、P:0.15%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下、sol.Al:0.005%未満、Ti:0.005〜0.05%およびNb:0.020〜0.200を含有するとともにNbとTiとの含有量の質量比(Nb/Ti)が2以上であり、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、圧延方向に対して45°方向のr値(r45)が1.80以上および/または平均r値(rm)が1.60以上、かつ引張強度が340MPa以上であることを特徴とする高強度冷間圧延鋼板。
(1)鋼組成
ア)C:0.0005〜0.025%
Cは、Nb、Ti等の炭化物形成元素と結合し、TiC、NbCまたはその複合析出物である(Nb、Ti)(C、N)などの微細炭窒化物を形成する。C含有量を適正化することは、炭窒化物を適当な体積率で析出させつつ成形性を高めるために必須である。炭窒化物を生成することで大きな析出強化の効果が得られ、Mn,P,Siなどの固溶元素の多量添加を必要とせずに高強度化できる。さらには、再結晶焼鈍時の固溶C、Nを低減できるため、製品のr値を向上させる効果がある。
Siは、不純物として含有される元素であるが、安価な固溶強化元素でもあるので、強度向上を目的として含有させることができる。しかしながら、Siは脱酸作用を有し、sol.Al含有量が低い場合にはその影響が大きくなり、Si含有量が0.2%を超えると、この脱酸作用によってTiOxの生成が阻害される。したがって、Si含有量を0.2%以下とする。なお、冷間圧延鋼板の表面に溶融金属めっきを施す場合には、Si含有量が0.1%を超えるとめっき品質に悪影響を及ぼす。このため、冷間圧延鋼板の表面に溶融金属めっきを施す場合には、Si含有量を0.1%以下とする。好ましくは0.05%以下である。
Mnは、固溶強化により鋼板を高強度化する作用を有する。Mn含有量が0.3%未満では、目的とする高強度化が図れない場合がある。一方、Mn含有量が2.5%超では耐力が上昇し伸びが劣化し、加工時にしわや割れが生じやすくなる。このためMn含有量を0.3〜2.5%とする。成形性をさらに良好にするためには、Mn含有量を2.0%以下とすることが好ましい。
Pは、不純物として含有される元素であるが、r値の低下を抑えながら固溶強化によって鋼板を高強度化することができる有用な元素であり、強度向上を目的として含有させることができる。しかしながら、P含有量が0.15%を超えると耐力が上昇して伸びが低下するため成形性が劣化する。このため、P含有量を0.15%以下とする。なお、冷間圧延鋼板の表面に合金化溶融亜鉛めっきを施す場合には、P含有量が0.10%を超えると、合金化処理性が低下してめっき密着性が低下したり、めっき表面にP偏析に起因するすじ模様が現れたりすることがある。このため、冷間圧延鋼板の表面に合金化溶融亜鉛めっきを施す場合にはP含有量を0.10%以下とすることが好ましい。さらに好ましくは0.06%以下である。P含有量の下限については、目的とする高強度化が図れない場合があるため0.03%以上とすることが好ましい。
Sは、不純物として鋼板中に存在するが、その含有量が多いとスケール疵が生じやすくなり表面外観を著しく劣化させる場合がある。このため、その含有量を0.02%以下とする。好ましくは0.01%以下である。
Nは、不純物として鋼板中に存在するが、過剰に含有すると耐力が上昇して面歪みが生じやすくなったりFe中に固溶してストレッチャーストレインなどの表面欠陥を発生させる原因となったりする。このため、N含有量を0.006%以下とする。好ましくは0.003%以下である。
通常、Alは脱酸のため添加されるが、本願発明においてはTiによる脱酸を主として行うため、その含有量は多く必要としない。むしろsol.Al含有量が過剰であると、本願発明にとって重要なTiOx介在物が低減し、(Nb、Ti)(C、N)の析出状態に影響しないAl2O3系介在物が増えてしまう。このため、sol.Al含有量は0.005%未満とする。成形性の観点からは、0.003%以下とするとTiOx酸化物が効果的に生成するので、さらに好ましい。sol.Al含有量は低い方がr値は向上するので下限は特に規定する必要はないが、不純物として不可避的に微量が含有されることから、経済的効率の観点からsol.Al含有量を0.0001%以上とすることが好ましい。後述するようにsol.Tiをより確実に0.004%以上とする観点からは、sol.Al含有量を0.0005%以上とすることがさらに好ましい。
Tiは、鋼を脱酸するとともに、高r値を有する鋼板を得るために必要なTiOx介在物を適正量生成させる機能を有する重要な元素である。また、一部はTiNとして析出させることにより、Nによるストレッチャーストレインや耐力の上昇を抑制して加工時の面歪みを生じ難くする。そのため、Ti含有量を0.005%以上とする。
Nbは、Tiと同様にCと結合してNbCの析出物を生成して機械的特性を向上させる。また、本願発明が目的とするr45の向上を実現するために必須である。NbはNb(C,N)となってTiOxに複合析出してr45の向上に寄与する。このため、Nb含有量を0.020%以上とする。成形性および強度の確保の観点からは、0.040%以上とすることが好ましい。Nb含有量が0.020%未満であると、NbCの析出量が不足して固溶Cを固定できず、ストレッチャーストレインなどの表面欠陥が発生しやすくなったり、引張強度を安定的に確保することが困難になったりする場合がある。一方、Nb含有量が0.200%超であると、Cに比してNbが過剰となるために、耐力が上昇し伸びが低下して加工時にしわが生じやすくなる。したがって、Nb含有量は0.200%以下とする。
本願発明では、TiとNbの複合添加が必須となるが、目的とするr45をさらに上昇させるためには、NbとTiとの含有量にも適正なバランスが存在し、NbとTiとの含有量の比(Nb/Ti)を2以上とする。Nb/Tiが2未満ではNb(C,N)がTiOxに複合析出し難くなったり、熱間圧延鋼板の細粒化効果が小さくなったりするため、r45を高めることは困難である。一方、上限は特に限定しないが、Nb/Tiが過剰に高いと、再結晶温度が上昇し、高温で焼鈍する必要が生じるため、20以下とすることが好ましい。
Bは二次加工脆化を防止する作用を有するので含有させることが好ましい。B含有量が0.0001%未満ではこの効果が小さく、0.0020%を超えるとr値が顕著に低下する。このため、B含有量は0.0001〜0.0020%とする。好ましくは0.0003〜0.0010%である。
これらの元素は強度確保のためFeの一部に代えて含有させても良い。各元素の含有量がそれぞれ1%を超えると強度向上の効果が飽和して経済的に非効率となるため各元素の含有量を1%以下とする。好ましくは各元素とも0.5%以下である。なお、強度確保のために含有させる場合には各々の元素の含有量を0.01%以上とすることが好ましい。
特にr45および平均r値をさらに上昇させる観点から、sol.Ti:0.004%以上とした場合にTiOx介在物の生成を促進でき、高いr値が得られる。上限は特に限定しないが、冷間圧延鋼板の表面に溶融亜鉛めっきを施す場合にはめっき表面にすじ模様を呈する場合があるので0.02%以下とすることが好ましい。
製品の板厚断面において長径が1μm以上のTiOxの平均数密度が30個/mm2以上であることが好適である。その形状は特に限定されないが、特に球状または角の取れた塊状が好適な形状で、そのサイズは観察断面における長径が1μm以上である介在物が対象である。組成はTiO2、Ti2O3、およびTi3O5の一種以上を有するTi酸化物が主体であって、Ti,Nbの炭窒化物およびMn酸化物が複合している場合があり、そのような複合介在物が多い場合に高いr値を有する鋼板が得られる。平均数密度が30個/mm2未満では、Nb、Tiの炭窒化物が複合析出するサイトとして不十分な数密度であり鋼板での高r値化に与える影響が小さくなる。上限は高r値化の観点では特に設定する必要はないが、冷間圧延鋼板の表面性状の観点からは500個/mm2以下としておくことが好ましい。
本願発明に係る高強度冷間圧延鋼板・高強度溶融亜鉛めっき鋼板を製造するための好適な製造方法を以下に説明する。
製鋼でのプロセス面での方法について説明する。本願発明では、Alを低減してTiを主体とした脱酸処理を行うことがポイントである。
ア)熱間圧延開始温度:1100〜1270℃
上記1の(1)にて説明した鋼組成を備える鋼塊または鋼片を1100〜1270℃とした後に熱間圧延を施す。ここで、前記鋼塊または鋼片は、1100℃未満の温度にあるものを再加熱して1100〜1270℃として熱間圧延に供してもよいし、連続鋳造スラブを用いる場合には連続鋳造後1100℃未満に低下させることなく1100〜1270℃とした後に熱間圧延に供してもよいし、鋼片を用いる場合には分塊圧延後の鋼片を1100℃未満に低下させることなく1100〜1270℃とした後に熱間圧延に供してもよい。
このため、熱間圧延に供する鋼塊または鋼片の温度を1100〜1270℃とすることが好ましい。
熱間圧延完了温度をAr3点未満とすると、表層がフェライト化して熱間圧延組織が粗大化しやすくなる。このため鋼板のr値が低下して加工時に割れが生じたり、溶融亜鉛めっき鋼板についてはめっき表面にすじ模様を呈したりする場合がある。一方、熱間圧延完了温度が1000℃を超えると、スケールにより表面性状が劣化しやすくなる。したがって、熱間圧延完了温度をAr3点〜1000℃と定めた。好ましい温度は、Ar3点〜950℃である。なお、熱間圧延完了温度を上記の温度範囲で行うために、圧延完了する前のシートバーを、加熱装置により加熱しても良い。この際に、鋼帯の後端が先端よりも高温となるように加熱し、鋼帯全長にわたる温度変動を小さくし、コイル内の特性の均一性を向上させることが望ましい。
巻取温度が400℃未満では、巻取り後における炭窒化物、特にNbCの生成が不十分となり、NbCの効果を十分に享受することができない場合がある。この場合には、r値が低下して加工時に割れが生じやすくなってしまう。一方、巻取温度が700℃超の場合には、スケールが過剰に生成して表面性状を劣化させたり強度低下を招いたりする可能性が特に高まる。好ましい巻取温度は400〜650℃である。
熱間圧延により得られる熱間圧延鋼板は、酸洗により脱スケールされ、冷間圧延が施された後に再結晶焼鈍が施される。合金化溶融亜鉛めっき鋼板の場合には、さらに溶融亜鉛めっきが施され、合金化処理が施される。
1.試験方法
本願発明の効果を確認するため、各種の試験条件にて溶製した溶鋼を用いて連続鋳造を行い、薄板製品にてその結果を評価した。
切り出したスラブを再加熱し、試験熱間圧延機により粗圧延後で板厚30mm、仕上圧延後で板厚3.2mmとし、その後冷却した。各鋼板の熱間圧延開始温度および完了温度、ならびに巻き取り温度は表1および2に示したとおりである。
機械特性は、焼鈍後の薄鋼板からJIS5号試験片を採取し、圧延方向に対する角度が0°、45°、90°の3方向におけるYS、TS、EL、YPE、r値を測定した。表1および表2には、90°方向のYS、TS、EL、YPE、および0°、45°、90°方向のr値および平均r値を示す。
鋼の成分、製造条件および機械的特性を調査した結果を表1および表2に示す。
No.29(表2)は機械特性のみならずTi量が多く、すじ模様が発生した。No.30(表2)は鋼板としての機械特性は良好であったが、P量がやや多いため、めっき後の表面にPすじや合金化不良が発生した。No.31(表2)も鋼板としての機械特性は良好であったが、Si量がやや多いため不めっきが発生した。No.32(表2)はS量が多く、スケール疵が発生した。
Claims (7)
- 質量%で、C:0.0005〜0.025%、Si:0.2%以下、Mn:0.3〜2.5%、P:0.15%以下、S:0.02%以下、N:0.006%以下、sol.Al:0.005%未満、Ti:0.005〜0.05%およびNb:0.020〜0.200を含有するとともにNbとTiとの含有量の質量比(Nb/Ti)が2以上であり、残部がFeおよび不純物からなる化学組成を有し、圧延方向に対して45°方向のr値(r45)が1.80以上および/または平均r値(rm)が1.60以上、かつ引張強度が340MPa以上であることを特徴とする高強度冷間圧延鋼板。
- 前記Feの一部に代えて、質量%で、B:0.0001〜0.0020%を含有することを特徴とする請求項1に記載の高強度冷間圧延鋼板。
- 前記Feの一部に代えて、質量%で、Cr:1%以下、Mo:1%以下、V:1%以下、W:1%以下、Cu:1%以下およびNi:1%以下の群から選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の高強度冷間圧延鋼板。
- 板厚断面において長径が1μm以上のTiOxの平均数密度が30個/mm2以上であり、sol.Ti:0.004%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の高強度冷間圧延鋼板。
- 質量%で、Si:0.1%以下、P:0.10%以下である化学組成を有する請求項1〜4のいずれかに記載の高強度冷間圧延鋼板の表面に合金化溶融亜鉛めっき層を備えることを特徴とする高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の化学組成を有する鋼塊または鋼片を1100〜1270℃として熱間圧延を施し、Ar3〜1000℃で熱間圧延を完了して400〜700℃で鋼帯に巻き取り、酸洗を行った後に圧下率50%以上で冷間圧延を施し、次いで再結晶焼鈍することを特徴とする高強度冷間圧延鋼板の製造方法。
- 質量%で、Si:0.1%以下、P:0.10%以下である化学組成を有する請求項6に記載の製造方法により得られた高強度冷間圧延鋼板の表面に合金化溶融亜鉛めっきを施すことを特徴とする高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
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