JP2008213775A - 電動車両の駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両に対する電動機の低重心化を図り、電動機の冷却効果を高め、電動機の上に配置するものの、車両に対する重心位置を低くした電動車両の駆動装置を提供する。
【解決手段】電動車両11の駆動装置23は、左の車輪71と右の車輪72との間に電動機12が配置され、電動機の駆動力が駆動軸32を介して車輪に伝えられる。電動機12は、駆動軸32の下方に配置され、且つ、電動機12のモータ出力軸が車両の鉛直方向となるように配置されている。電動機12は駆動軸32の下に位置され、重心位置を下げている。
【選択図】図1
【解決手段】電動車両11の駆動装置23は、左の車輪71と右の車輪72との間に電動機12が配置され、電動機の駆動力が駆動軸32を介して車輪に伝えられる。電動機12は、駆動軸32の下方に配置され、且つ、電動機12のモータ出力軸が車両の鉛直方向となるように配置されている。電動機12は駆動軸32の下に位置され、重心位置を下げている。
【選択図】図1
Description
本発明は、電動機の駆動力を車輪の駆動軸に伝えるとともに、電動機がばね上質量に含まれる電動車両の駆動装置に関するものである。
電動車両には、両輪の間に電動モータを配置し、且つ、電動モータを車輪の高さと略同様の高さに配置して、遊星歯車減速機を介して走行するものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−254396公報(第7頁、図2)
次に、特許文献1を簡単に説明する。
図8は、従来の技術(特許文献1)の説明図であり、従来の自動車の駆動装置201は、モータ202を前輪203と前輪203の間に配置して、動力を順にモータ202の回転軸204、動力伝達装置205の入力軸206、出力軸207、後輪軸208に伝え、走行する。
図8は、従来の技術(特許文献1)の説明図であり、従来の自動車の駆動装置201は、モータ202を前輪203と前輪203の間に配置して、動力を順にモータ202の回転軸204、動力伝達装置205の入力軸206、出力軸207、後輪軸208に伝え、走行する。
しかし、特許文献1の自動車の駆動装置201では、モータ202の取付け位置が高く、モータ202の重心が高くなるという問題がある。具体的には、モータ202の重心が回転軸204にあるとすると、モータ202の重心は後輪軸208と同一高さであり、自動車が曲がる(旋回する)ときの力に対応する懸架装置のばねレートは上がりがちになり、乗り心地を悪化させるという問題がある。
また、モータ202を冷却した空気の流れが悪く、モータ202を冷却し難いという問題がある。
さらに、モータ202によって占有される空間が大きくなり、設計の自由度を高め難いという問題がある。例えば、電動機の上方に制御装置や補機を配置すると、重心の位置が高くなるという問題がある。
さらに、モータ202によって占有される空間が大きくなり、設計の自由度を高め難いという問題がある。例えば、電動機の上方に制御装置や補機を配置すると、重心の位置が高くなるという問題がある。
本発明は、車両に対する電動機の低重心化を図り、電動機の冷却効果を高め、電動機の上に配置するものの、車両に対する重心位置を低くした電動車両の駆動装置を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両の車輪間に電動機が配置され、電動機の駆動力が駆動軸を介して車輪に伝えられる電動車両の駆動装置において、電動機は、駆動軸の下方に配置され、且つ、電動機のモータ出力軸が車両の鉛直方向となるように配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、電動機は、駆動軸の下方に配置され、且つ、電動機のモータ出力軸が車両の鉛直方向となるように配置されているので、電動機は駆動軸の下に位置し、電動機の重心位置を下げて、車両に対する電動機の低重心化を図ることができるという利点がある。
また、電動機は、駆動軸の下方に配置され、且つ、電動機のモータ出力軸が車両の鉛直方向となるように配置されているので、電動機は車両の底を流れる走行風に当たり易くなり、電動機の冷却効果を高めることができるという利点がある。
さらに、電動機は、駆動軸の下方に配置され、且つ、電動機のモータ出力軸が車両の鉛直方向となるように配置されているので、電動機の配置位置が駆動軸より下がり、電動機の上に配置するもの、例えば、制御装置やその他補機類の車両に対する重心位置を低くすることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は、本発明の電動車両の駆動装置(第1実施の形態)の概要を説明する斜視図である。
電動車両11は、後に配置している電動機12で後輪13を駆動する。
具体的には、車体15と、車体15の床をなすアンダボデー16と、車室17と、車室17の運転席に配置したアクセルペダル21と、アクセルペダル21に対応する電動機12と、電動機12に接続している駆動装置であるところの電動後輪駆動装置23と、電動機12のモータトルクをアクセルペダル21のアクセル情報に基づいて制御する制御装置24と、車両の状態を検出するセンサなどの補機25と、を備えている。
図1は、本発明の電動車両の駆動装置(第1実施の形態)の概要を説明する斜視図である。
電動車両11は、後に配置している電動機12で後輪13を駆動する。
具体的には、車体15と、車体15の床をなすアンダボデー16と、車室17と、車室17の運転席に配置したアクセルペダル21と、アクセルペダル21に対応する電動機12と、電動機12に接続している駆動装置であるところの電動後輪駆動装置23と、電動機12のモータトルクをアクセルペダル21のアクセル情報に基づいて制御する制御装置24と、車両の状態を検出するセンサなどの補機25と、を備えている。
図2は、図1の2−2線断面図(第1実施の形態)である。図1を併用して説明する。
電動後輪駆動装置23は、車体15に後輪懸架装置(図に示していない)を介して支持されている軸ハウジング31と、軸ハウジング31内に回転自在に取付けられている駆動軸32と、駆動軸32に駆動力を伝える減速装置33と、を備え、減速装置33が電動機12に接続している。
電動後輪駆動装置23は、車体15に後輪懸架装置(図に示していない)を介して支持されている軸ハウジング31と、軸ハウジング31内に回転自在に取付けられている駆動軸32と、駆動軸32に駆動力を伝える減速装置33と、を備え、減速装置33が電動機12に接続している。
駆動軸32は、減速装置33に接続している左リヤドライブシャフト35と、右リヤドライブシャフト36と、からなる。
左リヤドライブシャフト35は、車輪側の左ユニバーサルジョイント37を含み、左ユニバーサルジョイント37に左車軸38が接続され、左車軸38にハブを介して後輪13が取付けられている。
左リヤドライブシャフト35は、車輪側の左ユニバーサルジョイント37を含み、左ユニバーサルジョイント37に左車軸38が接続され、左車軸38にハブを介して後輪13が取付けられている。
右リヤドライブシャフト36は、車輪側の右ユニバーサルジョイント41を含み、右ユニバーサルジョイント41に右車軸42が接続され、右車軸42にハブを介して後輪13が取付けられている。
減速装置33は、電動機12内に遊星歯車減速機45が設けられ、遊星歯車減速機45に第1傘歯車46が一体的に嵌合し、第1傘歯車46に第2傘歯車47が噛み合い、第2傘歯車47に中空軸48の一端が一体的に嵌合し、中空軸48の他端が差動装置51の一方に嵌合して、差動装置51の他方に右リヤドライブシャフト36が一体的に嵌合し、軸ハウジング31内に配置されている。
差動装置51は、既存の構成である。
差動装置51は、既存の構成である。
軸ハウジング31は、下部53に電動機12を取付けるためのモータ取付け開口部54及び取付けボス55を有する。
電動機12は、後輪13の駆動源で、円盤状の薄型モータで、ステータ57、ロータ58、モータハウジング61を備える。
モータハウジング61は、軸ハウジング31の取付けボス55に取付けているフランジ部62と、モータ取付け開口部54に密着させている接続シート部63と、外面に形成した冷却フイン64とを有する。
モータハウジング61は、軸ハウジング31の取付けボス55に取付けているフランジ部62と、モータ取付け開口部54に密着させている接続シート部63と、外面に形成した冷却フイン64とを有する。
冷却フイン64は、車両11の底66(図1参照)を流れる風の向き(図3の矢印a1の方向)に対応するように形成されている。その結果、車両11の底66を流れる風を空冷に有効に利用することができる。
電動機12には、遊星歯車減速機45が内蔵されている。
遊星歯車減速機45は、既存の構成で、電動機12のロータ58に各歯車が取付けられて、減速出力軸67を電動機12のモータハウジング61から出している。減速出力軸67(モータ出力軸)には第1傘歯車46が嵌合している。
なお、遊星歯車減速機45は、一例であり、具体的な構成は任意である。
遊星歯車減速機45は、既存の構成で、電動機12のロータ58に各歯車が取付けられて、減速出力軸67を電動機12のモータハウジング61から出している。減速出力軸67(モータ出力軸)には第1傘歯車46が嵌合している。
なお、遊星歯車減速機45は、一例であり、具体的な構成は任意である。
ここでは、遊星歯車減速機45の減速出力軸67がモータ出力軸を兼ねている。遊星歯車減速機45などの減速機を電動機12の外に設けた場合には、遊星歯車減速機45の減速出力軸67とモータ出力軸とを別々に呼称する。
電動機12は、具体的には、駆動軸32の中心軸線Cdが車両11の車幅方向(X軸方向)に平行に配置されて、駆動軸32の中心軸線Cdに対して、電動機12のモータ出力軸(減速出力軸67)の中心軸線Cmが直交(Z軸方向)し、且つ、電動機12のモータ出力軸(減速出力軸67)の中心軸線Cmが鉛直方向(Z軸方向)に配置され、電動機12が駆動軸32の中心軸線Cdより下方に配置され、後輪13の左の車輪71と右の車輪72との間のほぼ中央に配置されている。
「駆動軸32の中心軸線Cdより下方に配置され」とは、中心軸線Cdより下に電動機12の重心Gが位置し、中心軸線Cdと地面Gr(図3参照)との間に位置するように配置されている状態である。
なお、電動機12の構成は、一例であり、既存の構成でもよい。
なお、電動機12の構成は、一例であり、既存の構成でもよい。
次に、本発明の電動車両の駆動装置(第1実施の形態)の作用を説明する。
図3は、電動車両の駆動装置(第1実施の形態)の機構を説明する図である。図1、図2を併用して説明する。
駆動装置(電動後輪駆動装置)23では、電動機12が作動すると、電動機12のモータトルクは減速装置33(遊星歯車減速機45を含む。)を介して駆動軸32に伝達され、左の車輪71及び右の車輪72を駆動することができる。
図3は、電動車両の駆動装置(第1実施の形態)の機構を説明する図である。図1、図2を併用して説明する。
駆動装置(電動後輪駆動装置)23では、電動機12が作動すると、電動機12のモータトルクは減速装置33(遊星歯車減速機45を含む。)を介して駆動軸32に伝達され、左の車輪71及び右の車輪72を駆動することができる。
駆動装置(第1実施の形態)23では、左の車輪71と右の車輪72を駆動する駆動軸32の軸ハウジング31の下部53に電動機12を取付けたので、電動機12の重心Gは、駆動軸32より下になり、電動機12の重心Gの高さHgは、駆動軸32の高さHdより高さHsだけ低くすることができ、車両11に対する電動機12の低重心化を図ることができる。
駆動装置(第1実施の形態)23では、駆動軸32の軸ハウジング31の下部53に電動機12を取付けると、電動機12が車体15の床をなすアンダボデー16の高さHuと略同じになるので、アンダボデー16の下面(車両11の底66)を流れる走行風Aは、アンダボデー16に沿って流れた後、電動機12に沿って流れる。その結果、電動機12は車体15の底66を流れる走行風や停止しているときに通る風で冷却され易くなる。
つまり、左の車輪71と右の車輪72間に配置した駆動用の電動機12の冷却効果を高めることができる。
つまり、左の車輪71と右の車輪72間に配置した駆動用の電動機12の冷却効果を高めることができる。
駆動装置(第1実施の形態)23では、駆動軸32の下に電動機12を配置すると、駆動軸32の上に電動機12を配置した場合に比べ、駆動軸32の上方の空間を広くすることができ、広くなった空間に電動機12の上に配置するもの、例えば、制御装置24やその他補機類を対置することができ、車両11に対する制御装置24やその他補機類の重心位置を低くすることができる。
また、電動機12の上の車室17を広くすることができる。
また、電動機12の上の車室17を広くすることができる。
冷却フイン64は、床をなすアンダボデー16の高さHuと略同じ高さHfに配置されている。その結果、車両11の底66を流れる風を空冷に有効に利用することができる。
冷却フイン64は、床をなすアンダボデー16の高さHuと略同じ高さに配置されている。その結果、電動機12を駆動軸32の下に配置しても、車両11の底66を流れる風に対する抵抗を低減することができる。
冷却フイン64は、床をなすアンダボデー16の高さHuと略同じ高さに配置されている。その結果、電動機12を駆動軸32の下に配置しても、車両11の底66を流れる風に対する抵抗を低減することができる。
次に、本発明の電動車両の駆動装置の「別の実施の形態」を説明する。
図4は、第2実施の形態を説明する図であり、図2に対応する図である。上記図1〜図3に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第2実施の形態の駆動装置23Bは、電動機12Bと、電動機12Bの外方に配置している遊星歯車減速機45Bと、を備えたことを特徴とする。
図4は、第2実施の形態を説明する図であり、図2に対応する図である。上記図1〜図3に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第2実施の形態の駆動装置23Bは、電動機12Bと、電動機12Bの外方に配置している遊星歯車減速機45Bと、を備えたことを特徴とする。
電動機12Bは、第1実施の形態の電動機12と略同様の位置に配置されて、モータ出力軸74に第1傘歯車46が嵌合している。
なお、電動機12Bでは、冷却フインを示していないが、当然、冷却フイン64と同様に冷却フインを形成してもよい。
なお、電動機12Bでは、冷却フインを示していないが、当然、冷却フイン64と同様に冷却フインを形成してもよい。
遊星歯車減速機45Bは、減速装置33Bに含まれ、第1傘歯車46に噛み合っている第2傘歯車47で回転する中空軸48に入力歯車75が一体的に固定され、入力歯車75に公転歯車76が噛み合い、公転歯車76に出力歯車(太陽歯車)77が噛み合い、出力歯車(太陽歯車)77が差動装置51に動力を伝えている。すなわち、電動機12Bを駆動源にした駆動装置23Bが後輪13を駆動する。
第2実施の形態の駆動装置23Bは、第1実施の形態の駆動装置23と同様の効果を発揮する。
図5は、第3実施の形態を説明する図であり、図2に対応する図である。上記図1〜図3に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第3実施の形態の駆動装置23Cは、対称中心線Sを基準に左右対称であり、左の車輪71を駆動する電動機12と、右の車輪72を駆動する電動機12と、を備えたことを特徴とする。つまり、左の車輪71が左の電動機12で独立して駆動され、右の車輪72が右の電動機12で独立して駆動される。
第3実施の形態の駆動装置23Cは、対称中心線Sを基準に左右対称であり、左の車輪71を駆動する電動機12と、右の車輪72を駆動する電動機12と、を備えたことを特徴とする。つまり、左の車輪71が左の電動機12で独立して駆動され、右の車輪72が右の電動機12で独立して駆動される。
左の減速装置33Cは、左リヤドライブシャフト35Cのみを駆動する第2傘歯車47を左リヤドライブシャフト35Cに固定している。
右の減速装置33Cは、右リヤドライブシャフト36Cのみを駆動する第2傘歯車47を右リヤドライブシャフト36Cに固定している。
右の減速装置33Cは、右リヤドライブシャフト36Cのみを駆動する第2傘歯車47を右リヤドライブシャフト36Cに固定している。
第3実施の形態の駆動装置23Cは、第1実施の形態の駆動装置23と同様の効果を発揮する。
図6は、第4実施の形態を説明する図であり、図2に対応する図である。上記図1〜図3に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第4実施の形態の駆動装置23Dは、対称中心線Sを基準に左右対称であり、左の車輪71を駆動する電動機12Dと、右の車輪72を駆動する電動機12Dと、を備えたことを特徴とする。
電動機12Dは、電動機12Bと同様である。
第4実施の形態の駆動装置23Dは、対称中心線Sを基準に左右対称であり、左の車輪71を駆動する電動機12Dと、右の車輪72を駆動する電動機12Dと、を備えたことを特徴とする。
電動機12Dは、電動機12Bと同様である。
左の減速装置33Dは、左リヤドライブシャフト35Dのみを駆動する第2傘歯車47を左リヤドライブシャフト35Dに固定して、出力歯車(太陽歯車)77に左リヤドライブシャフト35Dを嵌合している。
右の減速装置33Dは、右リヤドライブシャフト36Dのみを駆動する第2傘歯車47を右リヤドライブシャフト36Dに固定して、出力歯車(太陽歯車)77に右リヤドライブシャフト36Dを嵌合している。
第4実施の形態の駆動装置23Dは、第1実施の形態の駆動装置23と同様の効果を発揮する。
図7は、第5実施の形態を説明する図であり、図2に対応する図である。上記図1〜図3に示す実施の形態と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
第5実施の形態の駆動装置23Eは、減速装置33Eと、電動機12Eと、を備えたことを特徴とする。
第5実施の形態の駆動装置23Eは、減速装置33Eと、電動機12Eと、を備えたことを特徴とする。
減速装置33Eは、駆動軸32Eに駆動力を伝え、電動機12Eに嵌合している第1傘歯車46、第2傘歯車47と、中空軸48と、差動装置51と、差動装置51に接続した左右の偏芯減速機構81、81と、からなる。
左の偏芯減速機構81は、左リヤドライブシャフト35の軸線Csに対して、駆動軸32Eの中央軸82を上方に距離Z1だけオフセットしている。そして、中央軸82に形成された第1歯車83と、第1歯車83に噛み合っている第2歯車84と、を有し、第2歯車84に左リヤドライブシャフト35が形成されている。
右の偏芯減速機構81は、左の偏芯減速機構81と同様である。
電動機12Eは、円盤型モータで、円盤ロータ部材86にロータ87を配置している。
右の偏芯減速機構81は、左の偏芯減速機構81と同様である。
電動機12Eは、円盤型モータで、円盤ロータ部材86にロータ87を配置している。
第5実施の形態の駆動装置23Eは、第1実施の形態の駆動装置23と同様の効果を発揮する。
また、第5実施の形態の駆動装置23Eでは、大型の円盤型モータ12Eを採用することで、大きな出力を確保することができる。
さらに、第5実施の形態の駆動装置23Eでは、円盤型モータ12Eを採用することで、車両11に対する電動機12Eの重心を大幅に下げることができる。
その上、車両11に対する電動機12Eの重心を下げながら、地面Grから電動機12Eまでの距離を高くすることができる。
また、第5実施の形態の駆動装置23Eでは、大型の円盤型モータ12Eを採用することで、大きな出力を確保することができる。
さらに、第5実施の形態の駆動装置23Eでは、円盤型モータ12Eを採用することで、車両11に対する電動機12Eの重心を大幅に下げることができる。
その上、車両11に対する電動機12Eの重心を下げながら、地面Grから電動機12Eまでの距離を高くすることができる。
尚、本発明の電動車両の駆動装置は、実施の形態では後輪駆動に採用したが、前輪駆動に採用してもよく、当然、AWD(四輪駆動)に採用してもよい。
電動車両は、電動機で駆動(パートを含む)する車両であり、内燃機関と組合わせたもの(プラグインを含む)、燃料電池自動車、電気自動車を含む。
傘歯車を用いたが、傘歯車以外の歯車を用いてもよい。例えば、ねじ歯車、ハイポイドギア対である。
電動車両は、電動機で駆動(パートを含む)する車両であり、内燃機関と組合わせたもの(プラグインを含む)、燃料電池自動車、電気自動車を含む。
傘歯車を用いたが、傘歯車以外の歯車を用いてもよい。例えば、ねじ歯車、ハイポイドギア対である。
本発明の電動車両の駆動装置は、薄型モータを用いた駆動装置に好適である。
11…電動車両(車両)
12…電動機
15…駆動軸32
23…駆動装置(電動後輪駆動装置)
71…後輪の左の車輪
72…後輪の右の車輪
74…モータ出力軸
12…電動機
15…駆動軸32
23…駆動装置(電動後輪駆動装置)
71…後輪の左の車輪
72…後輪の右の車輪
74…モータ出力軸
Claims (1)
- 車両の車輪間に電動機が配置され、該電動機の駆動力が駆動軸を介して前記車輪に伝えられる電動車両の駆動装置において、
前記電動機は、前記駆動軸の下方に配置され、且つ、前記電動機のモータ出力軸が前記車両の鉛直方向となるように配置されていることを特徴とする電動車両の駆動装置。
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