JP2008209560A - 映像投射装置 - Google Patents

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大輔 長澤
Susumu Takagi
進 高木
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Abstract

【課題】レーザー光源を用いた高寿命の映像投射装置を提供する。
【解決手段】第一の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第一の光学ユニットと、第二の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第二の光学ユニットと、第三の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第三の光学ユニットと、前記第一から第三の光学ユニットからの略平行光の光軸上に各々配置された映像信号を表示するための第一から第三の透過型液晶と、前記第一から第三の光学ユニットと前記第一から第三の透過型液晶との間に各々配置された第一から第三の多層膜フィルタと、前記第一から第三の透過型液晶の各々の透過光を合成して単一の投射光となるように配置されたクロスダイクロイックプリズムとを備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザー素子を光源に用いる透過型液晶プロジェクタ装置に適するのに最適な映像投射装置であって、特に光学的多層膜を形成した光学素子を用いた映像投射装置に関する。
従来の技術を、図6に示す。符号300Rは第1の液晶ライトバルブであり、液晶パネル301Rと、液晶パネルの光入射面側および光射出面側に配置された第1および第2の偏光板302Ri,302Roと、液晶パネルと第1および第2の偏光板との間にそれぞれ配置された第1および第2の光学補償フィルム305R,306Rと、を備えている。また300G,300Rも同様の構成で3LCDタイプの液晶プロジェクタのRGB各色を分離合成する役割を担っている。偏光板302Ri,302Roは液晶に必要なS偏光成分を取り出すために配置され、300Rの液晶ライトバルブの入射側、出射側に配置され高コントラストの画像を取り出す。配置されたRGBの各液晶パネルに表示された映像信号に応じたRGB毎の映像光がクロスダイクロイックプリズム520により一つに合成され投射レンズ540に導かれることによりスクリーンSCに投射される(例えば特許文献1参照)。
また、近年、従来のランプ光源に換えて、レーザー素子を用いたレーザー光源を用いて、投射装置の色再現性や光源寿命の向上を図る技術が公開されている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−174776号公報 特開2003−98476号公報
近年、映像投射装置は、従来の業務用途からリアプロジェクションTVに代表される家庭用途に需要が広がり、その結果、映像投射装置の要である光学エンジンは、より小型なものが要求されている。そのため、光学エンジンに使われている透過型液晶は、従来の1.5インチサイズから0.7インチサイズへと小さくなっており、さらに0.5インチ以下になることが予想されている。このダウンサイジングは透過型液晶のみに留まらず、光学エンジン内のその他の素子にもあてはまる。そのため、光学エンジンへ内部を構成する各素子の単位面積あたりのエネルギー密度が益々増大している。このため、使用する素子の熱寿命が問題になってきている。
さらに近年では、色再現性や高輝度画像の要望に応えるため、従来のランプ光源に変えて特許文献2に示すレーザー素子が光源として用いられてきた。このような光源では、さらにエネルギー密度が高いため、従来の技術で使用されている光学素子、例えば偏光板のような有機系材料で構成している部品では熱による有機系材料の劣化が激しくなる。その結果初期の光学特性を満たせないため、結果として映像投射装置の寿命が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記課題を解決するもので、光源にレーザー素子を用いた場合においても、熱による寿命低下を効果的に防止することができる映像投射装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の映像投射装置は、第一の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第一の光学ユニットと、第二の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第二の光学ユニットと、第三の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第三の光学ユニットと、前記第一から第三の光学ユニットからの略平行光の光軸上に各々配置された映像信号を表示するための第一から第三の透過型液晶と、前記第一から第三の光学ユニットと前記第一から第三の透過型液晶との間に各々配置された第一から第三の多層膜フィルタと、前記第一から第三の透過型液晶の各々の透過光を合成して単一の投射光となるように配置されたクロスダイクロイックプリズムとを備えたことを特徴としたものである。
以上のように本発明の映像投射装置によれば、レーザー光源のような高エネルギー密度の光源を用いても、熱による偏光板の劣化が生じ難いため、映像投射装置の熱による寿命低下効果的に防止することができる。更に、鉛フリー化も達成しており、従来のPBSのように材料組成に鉛を混入させた特殊なガラスを使用しないために耐環境にも優れている。
以下に、本発明の映像投射装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実勢の形態1)
図1は本発明の多層膜フィルタを用いた投射装置の基本構成である。光源としては、第一の波長を持つレーザー素子(R)(ここでは、630nm)と、第二の波長を持つレーザー素子(G)(ここでは、530nm)、第三の波長を持つレーザー素子(B)(ここでは、430nm)から構成されている。そして、それぞれのレーザー素子RGBから投射されたビームを略平行光にするために、それぞれのレーザービームに対応してフィールドレンズ101R、101G、101Bが光軸上に配置されている。そして、フィールドレンズ101R、101G、101Bを通過した光は、液晶ライトバルブ100R,100G,100Bにおいて画像情報に応じて直交二つの偏光方向に選択的に透過、または反射させる。本実施の形態では、P偏光成分を透過、S偏光成分を反射させている。このように変調された各色光は、クロスダイクロイックプリズム110で合成され、投写レンズ120によってスクリーン130上にカラー画像が投写表示されることとなる。つまりその再生像は、スクリーン上で±1次の回折像、すなわち実像として観察される。
ここで液晶ライトバルブの詳細な動作について、赤(R)の場合を図2(a)にて説明する。液晶ライトバルブ104Rの光射入射面側の第1の偏光板102Rが備えられ、その第一の偏光板は光軸上の光軸に対して略45度で配置された無機材料からなる光学多層膜フィルタで構成されている。さらに液晶ライトバルブ104Rの光射出面側には第2の偏光板106Rが光軸上の光軸に対して直交するように設けられている。ここでは、S偏光成分は反射され不要光となり、P偏光成分が映像を表示するための液晶パネル104Rに投射され、赤色の画像光が形成される。また液晶パネルと第1および第2の偏光板との間に第1および第2の光学補償フィルム103R,105Rとがそれぞれ配置されており、この光学補償フィルムはコントラストの入射角依存性を低減する役割があり、液晶パネルの特性と逆の光学特性、すなわち、液晶パネルの屈折率異方性(複屈折性)による影響を打ち消すような光学特性を有している。
図2(b)100G 緑(G)図2(c)100B 青(B)も同様の構成となっている。102G,102Bは第1の偏光板であり、104G、104Bは液晶ライトバルブであり、103G,103B,105G、105Bは光学補償フィルムであり、106G,106Bは第2の偏光板である。
次に図3で本発明に使用している多層膜フィルタの光学特性を示す。201R、201G、201Bは略45度で配置させた時のレーザー波長、赤(R)、緑(G)、青(B)の光学特性を示したものである。縦軸は透過率(%)横軸に波長(nm)をとり、実線がP偏光成分、破線がS偏光成分を示す。この図からもわかるように本発明の光学多層膜フィルタはP偏光成分を透過させ、S偏光成分は反射させるP/S分離特性を備え、尚且つ各色に限定した特定の光成分のみを透過させる特性を持たせている。図3に示すようにS偏光成分が反射し、P偏光成分が透過していることがわかる。
ここで、図4に第一の波長630nmでの光学特性を例に詳細な説明をする。図中のレーザー光の光エネルギーはレーザーの基本波長で規格を行っている。第一の波長630nmにおいてS偏光成分は反射、P偏光成分は透過していることがわかる。レーザー光源はコヒーレント性に優れており、直進性が高く、発生する電磁波の波長を一定に保つことができる。実際本実施例で使用しているレーザー光源の半値波長としては±0.5nmである。つまり、ここでは、630nmでの特性に加えて、629.5nmでもS偏光成分は反射、P偏光成分は透過、かつ630.5nmでもS偏光成分は反射、P偏光成分は透過を示す光学特性を示す必要がある。
第二の波長530nm、第三の波長430nmについても同様である。これらに対応する光学素子、たとえば102R、102G,102Bの光学特性は上述の要件を満たさなければならない。更に、TpをP偏光成分の透過率、TsをS偏光成分の透過率とした場合、コントラスト比(Tp/Ts)を1000:1以上の実現をするために、各レーザー波長に対して、Tpが95%以上、Tsが0.1%以下の条件が必要である。また、設置した際のがたつきを考慮に入れると、P/Sの分離幅は広いほうが望ましい。本実施ではP偏光成分の50%値、S偏光成分の50%値の差を30nmとした。
本発明に使用している多層膜フィルタの膜構成の説明をする。ガラスの上に誘電体二種類を積層した。本実施例で具体的な誘電体として高屈折材料Nb25と低屈折材料SiO2を用いた。赤(R)(ここでは、630nm)、緑(G)(ここでは、530nm)、青(B)(ここでは、430nm)すべて構成は34層とした。このフィルタは光源となるレーザーの波長のP偏光成分を透過させ、S偏光成分を反射させる機能を要件とする。膜構成としては、高屈折材料Nb25と低屈折材料SiO2の交互の繰り返しとし、参照波長の膜厚λ/4毎に積み重ねた基幹層を中心とし、λ/4以外の膜厚からなる調整層を基板側、空気側にそれぞれ配置した3ブロックで構成される。
第一ブロックの調整層は4層、第二ブロックの基幹層は24層、第三ブロックの調整層は6層で構成させていて、この合成積層膜から構成された光学多層膜である。二つの調整層の役割はP/Sの分離幅を基本形状時より広げ、スロープの傾斜をさらに鋭角にし、透過帯域、反射帯域にできるリップルを低減する最適化を担っている。基幹層の役割は、各レーザー波長帯域よりも短波長側が反射帯域、長波長側が透過帯域のLWPF(ロングウェーヴパスフィルター)とする膜設計の基本構成を決定するものである。
図5を使用して詳しい説明をする。赤色レーザー光に対応した光学多層膜フィルタを作成する場合を以下に説明すると、参照波長を600nmとし、λ/4の膜厚を1.0の単位として第一の調整層は(glass|1.02H/1.04L/0.92H/0.92L|)の4層で構成され、基幹層は(|1.0H/1.0L|)を12回繰り返す24層で構成され、第二の調整層は(|0.95H/0.90L/0.85H/0.92L/0.92H/0.68L|Air)の6層で構成される。これら3ブロックの合成積層膜である。緑(G)(ここでは、530nm)の参照波長は500nm、青(B)(ここでは、430nm)の参照波長は425nmとして設計を行った。各々対応するレーザー光源の波長において、膜構成及び膜厚比率が同様で、予め設定された参照波長を変えることだけでP偏光を透過し、S偏光を反射する光学多層膜を特徴としている。
なお、本実施例では、材料にSiO2、Nb25を用いているが、赤(R)緑(G)青(B)各々のレーザー波長に於けるフィルタを作成するときの誘電体の屈折率の波長分散特性を有し、かつ消衰係数が略ゼロに漸近する特性を有する材料で高屈折率材料として屈折率が1.7以上、低屈折率材料として屈折率が1.5以下であれば良い。一例として前記高屈折率材料にTiO2、ITO、ZnO、CeO2、SnO2、Al23、La23、ZrO2、Y23等のいずれかを主成分とする材料や前記低屈折率材料にMgF2、LiF、AlF3、Na3AlF6等のいずれかを主成分とする材料を用いることができる。また、本実施の形態では2種類の材料の積層膜で構成したが、2種類以上の材料を使った積層膜でも良い。
本実施例での多層膜フィルタは、シンクロン社製のラジカルアシストスパッタ装置を使って作成した。ラジカルアシストスパッタ装置は、スパッタリング法を用いているが、通常の反応性スパッタと違う点は、通常同じ領域にあるスパッタ工程と反応工程を空間的・電気的に分離し、独立に制御できるようになっており、高速レート成膜が可能である。
また、この方式ではスパッタ付着粒子の運動エネルギーが非常に高いため、緻密な微細構造を持ち、吸収係数の小さい膜を作製するのに適している。成膜としては、カルーセルといわれるドラム状の基板ホルダーに基板を格納し、成膜チャンバー内の回転機構によって、成膜室内を高速回転し、成膜室内の側面に備えられているターゲットによって、スパッタ成膜が行われ、その後、成膜領域以外に配置されているラジカル源によって酸化膜が形成される。そして、これらの繰り返しによって多層膜が形成される。ここでは、ターゲットして、金属ターゲットであるSiとNbを使用した。
また、スパッタガスとしてはアルゴン、ラジカルガスとしては酸素を用いて行った。カルーセルはφ960mm、基板ホルダーとしては正24角形筒の多角形筒でサイズはW:250mm×H:550mm、基板はW:100mm×H:100mmが縦方向に3枚格納されているものを用いて、スパッタ成膜時の回転速度としては100rpmで行った。実際に積層したSiO2、ならびにNb25は無機材料であり、かつ吸収係数も0.0005以下とレーザー光に対する光劣化も心配ない。
以上のように本発明の映像投射装置によれば、レーザー光源のような高エネルギー密度の光源を用いても、無機材料からなる多層膜を持つ光学素子を偏光板として用いることで、レーザー光による光吸収の劣化が生じ難いため、映像投射装置の熱による寿命低下効果的に防止することができる。
本発明にかかる映像投射装置は、レーザー光源による高エネルギー密度の光束による熱的劣化を効果的に防止でき、リアプロジェクション装置あるいはフロントプロジェクション装置に用いる映像投射装置に有用である。
本発明の実施の形態における投射装置の構成を示す図 本発明の実施の形態における液晶ライトバルブ及び偏光板の構成を示す図 本発明の実施の形態におけるR,G,B光学特性図 本発明の実施の形態における光学素子のRの波長に対する光学特性を示す図 本発明の実施の形態における光学多層膜フィルタ構成の図 従来の液晶ライトバルブ及び偏光板の構成を示す図
符号の説明
100R、100G、100B 液晶ライトバルブ
101R、101G、101B フィールドレンズ
102R、102G、102B 第1の偏光板
103R、103G、103B 第1の光学補償フィルム
104R、104G、104B 液晶パネル
105R、105G、105B 第2の光学補償フィルム
106Ro、106Go、106Bo 第2の偏光板
110 クロスダイクロイックプリズム
120 投写レンズ
130 スクリーン
201R 赤(R)分光特性図
201G 緑(G)分光特性図
201B 青(B)分光特性図
202H 高屈折率誘電体H材料薄膜
201L 低屈折率誘電体H材料薄膜
300R、300G、300B 液晶ライトバルブ
301R、301G、301B 液晶パネル
302Ri、302Gi、302Bi 第1の偏光板
302Ro、302Go、302Bo 第2の偏光板
305R、305G、305B 第1の光学補償フィルム
306R、306G、306B 第2の光学補償フィルム
520 クロスダイクロイックプリズム
521 赤色光反射膜
522 青色光反射膜
540 投写レンズ
SC スクリーン

Claims (9)

  1. 第一の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第一の光学ユニットと、
    第二の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第二の光学ユニットと、
    第三の波長を持つレーザー光源からのレーザービームを略平行光に変換するための第三の光学ユニットと、
    前記第一から第三の光学ユニットからの略平行光の光軸上に各々配置された映像信号を表示するための第一から第三の透過型液晶と、
    前記第一から第三の光学ユニットと前記第一から第三の透過型液晶との間に各々配置された第一から第三の多層膜フィルタと、
    前記第一から第三の透過型液晶の各々の透過光を合成して単一の投射光となるように配置されたクロスダイクロイックプリズムとを備えた映像投射装置。
  2. 前記第一から第三の光学ユニットは、前記第一から第三のビームの光軸上にビームの照度を均一化し略平行光にするために少なくとも一つ以上のフィールドレンズを備えた請求項1記載の映像投射装置
  3. 前記第一から第三の多層膜フィルタは、各々対応する前記第一から第三の光学ユニットと前記第一から第三の透過型液晶との間に略45度の角度で配置されている請求項1に記載の映像投射装置。
  4. 前記第一から第三の多層膜フィルタは、入射光を二つの偏光に分離する偏光分離機能膜を備えた請求項1に記載の映像投射装置。
  5. 前記第一から第三の多層膜フィルタは、前記レーザー光源の各々対応する前記第一から第三の波長では、P偏光成分を透過し、且つS偏光成分を反射する光学特性を持つ請求項1に記載の映像投射装置。
  6. 前記第一から第三の多層膜フィルタは、各々対応するレーザー光源の前記第一から第三の波長では、入射光のP偏光成分の透過率が95%以上であり、かつS偏光成分の透過率Tpは0.1%未満である偏光分離特性を備えた請求項1に記載の映像投射装置。
  7. 前記第一から第三の多層膜フィルタは、ガラス基材上に屈折率が1.7以上の高屈折率材料からなる高屈折薄膜と屈折率が1.5以下の低屈折率材料からなる低屈折率薄膜を順次形成して得られた光学多層膜を備えた請求項1に記載の映像投射装置。
  8. 前記第一から第三の多層膜フィルタは、前記高屈折率薄膜と前記低屈折薄膜とを交互に複数層積み重ねた第一の調整層と、予め設定した参照波長のλ/4の膜厚を持つ前記高屈折率薄膜と前記低屈折薄膜とを交互に複数層積み重ねた基幹層と、前記高屈折率薄膜と前記低屈折薄膜とを交互に複数層積み重ねた第二の調整層とから構成された光学多層膜を備えた請求項7記載の映像投射装置。
  9. 前記第一から第三の多層膜フィルタは、各々対応するレーザー光源の波長において、前記第一と第二の調整層と前記基幹層との層数と各々の膜厚比率は、同一である請求項8に記載した映像投射装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022034835A1 (ja) * 2020-08-13 2022-02-17 ソニーグループ株式会社 光源装置および投射型表示装置

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