JP2008208883A - 自動クラッチを備えた車両の制御装置および制御方法 - Google Patents

自動クラッチを備えた車両の制御装置および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
自動クラッチを備えた車両において、より良好な発進性能を実現する制御装置および制御方法を提供する。
【解決手段】
エンジン1と歯車式変速機3の間の伝達トルクをアクチュエータにより自動的に操作することのできる自動クラッチ2を備えた車両の制御装置において、半クラッチ状態になるように自動クラッチ2の伝達トルクを制御する第1制御部110と、ロックアップ状態になるように自動クラッチ2の伝達トルクを制御する第2制御部120と、エンジン回転数,変速機入力軸回転数、または変速機出力軸回転数の少なくともいずれか一つに応じて、第1制御部110による制御から第2制御部120による制御に切り替える制御切り替え部140を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動クラッチを備えた車両の制御装置および制御方法に関する。
近年、自動車の低燃費の観点から歯車式変速機を自動化した変速機が普及している。この変速機は、平行2軸に設けられた軸上に遊転可能な歯車列と噛合いクラッチを備え、この噛合いクラッチをアクチュエータにより切り替えて変速動作を行う自動変速機である。
このような歯車式変速機は、エンジンとの間の駆動系に軽量かつ高効率の少なくとも1つ以上のクラッチを備え付け、エンジンから変速機へと伝達される動力を断接するとともに、クラッチの伝達トルクをアクチュエータにより自動的に制御する自動クラッチである。上記自動クラッチは、摩擦板の押し付けによりエンジンで発生した動力を伝達するものであり、車両の発進動作や変速動作の際に、クラッチを解放状態からスリップ状態(半クラッチ状態)とし滑らかな動力伝達を行う必要がある。したがって、半クラッチ状態による摩擦熱が多量に発生するためクラッチ温度が上昇し、焼損するおそれがある。
このようなクラッチの発熱時の対処法として、発進時における半クラッチ状態の継続時間を計測し、この継続時間が予め設定した判定値を超過した場合は、自動クラッチの伝達トルクを強制的に増加してクラッチを直結(ロックアップ)することにより、過剰なスリップによる自動クラッチの摩擦損耗を防止するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−130092号公報
しかし、従来技術によれば、例えば上述の半クラッチ継続時間が所定値を超過したときに、変速機の出力軸回転数がエンジンのアイドル回転数よりも低い場合、自動クラッチを保護すべく伝達トルクを強制的に増加させていくと、エンストを引き起こす。また、出力軸回転数がある程度高い状態から発進動作を開始した場合には、車両が停車した状態からの発進と同じ判定値を設定すると、過剰なスリップによって自動クラッチの摩擦損耗を促進してしまう。
そこで本発明は、上述のような課題を解決し、自動クラッチを備えた車両において、より良好な発進性能を実現する制御装置および制御方法を提供する。
エンジン回転数,変速機入力軸回転数、または変速機出力軸回転数の少なくともいずれか一つに応じて、半クラッチ状態になるように前記自動クラッチの伝達トルクを制御する第1制御から、ロックアップ状態になるように前記自動クラッチの伝達トルクを制御する第2制御に切り替える。
良好な発進性能を実現することができる。
本発明の実施形態を、図面を用いて以下説明する。
以下の実施形態は、エンジンが発生する動力を変速機へ伝達するとともに、その係合力(伝達トルク)をアクチュエータで自動的に操作することができる自動クラッチを備えた車両の制御装置であり、より詳しくは、自動クラッチの過熱による焼損を防止することが可能な自動クラッチを備えた車両の制御装置である。
図1は、本発明の実施例1をなす自動クラッチを備えた車両の制御装置主要部のシステム構成図を示す。
歯車式変速機3は、自動クラッチ2を介して、車両の動力源であるエンジン1と連結されている。エンジン1にて発生した動力は、自動クラッチ2および変速機入力軸4を経由して歯車式変速機3へと入力され、各変速段に対応した所定歯車列を経由して、変速機出力軸5へと伝達される。歯車式変速機3の詳細は後述する。自動クラッチ2は、クラッチアクチュエータ10により押し付け力(クラッチ伝達トルク)を調節することで、エンジン1の動力を変速機入力軸4へ伝達/遮断を行うことができる。自動クラッチ2は、一般に乾式単板方式が用いられるが、湿式多板クラッチや電磁クラッチなどすべての摩擦伝達手段を用いることも可能である。
電子制御系の構成として、図1に示す100は車両の制御装置であり、エンジン1,自動クラッチ2、および歯車式変速機3をアクチュエータにより制御する。エンジン1の回転数はエンジン回転数センサ20により検出され、変速機入力軸4および変速機出力軸5の回転数は、それぞれ入力軸回転数センサ21および出力軸回転数センサ22により検出され、制御装置100に入力される。本実施形態における制御装置100の主要部は、入力部130,第1制御部110,第2制御部120、および制御切り替え部140により構成されている。
入力部130は、エンジン回転数センサ20,入力軸回転数センサ21および出力軸回転数センサ22において検出した検出値がそれぞれ入力される。第1制御部110は、エンジン1の回転数と変速機入力軸4との間の回転数差が所定回転数差となるよう、すなわち自動クラッチ2がスリップして半クラッチ状態となるようなクラッチ伝達トルクを演算する。一方、第2制御部120は、エンジン1の回転数と変速機入力軸4の回転数とが一致するよう、すなわち自動クラッチ2が直結してロックアップ状態となるようなクラッチ伝達トルクを演算する。
ここで、車両が停車状態から発進する際には、自動クラッチ2を解放状態から半クラッチ状態とし、エンジン1の動力を変速機出力軸5へと伝達させていく。半クラッチ状態が継続すると、摩擦熱が多量に発生して自動クラッチ2を焼損するため、自動クラッチ2を半クラッチ状態から次第にロックアップ状態とする必要がある。したがって、制御切り替え部140において、入力部130において入力したいずれかの回転数を用いて、第1制御部110と第2制御部120との演算結果を切り替えて、クラッチアクチュエータ10に出力する。
このように、車両の制御装置100の主要部を構成することにより、発進時の過剰な半クラッチ制御による自動クラッチの摩擦損耗を抑制することができる。
図2は、図1の歯車変速機3のスケンルトン図を示す。
エンジン1には、エンジン1の回転数を計測するエンジン回転数センサ20,エンジントルクを調節する電子制御スロットル(図示しない),吸入空気量に見合う燃料量を噴射するための燃料噴射装置(図示しない)が設けられており、エンジン制御ユニット(図示しない)により、吸入空気量,燃料量,点火時期等を操作することで、エンジン1の動力を高精度に制御することができるようになっている。
歯車式変速機の変速機入力軸4には、1速ドライブギア41,2速ドライブギア42,3速ドライブギア43,4速ドライブギア44、および5速ドライブギア45が設けられている。また、5速ドライブギア45には変速機入力軸4の回転数を検出するためのセンサ21が設けられている。一方、変速機出力軸5には、1速ドリブンギア51,2速ドリブンギア52,3速ドリブンギア53,4速ドリブンギア54、および5速ドリブンギア55が、回転自在に設けられている。1速ドライブギア41は1速ドリブンギア51と噛合しており、2速ドライブギア42は2速ドリブンギア52と噛合している。3速ドライブギア43は3速ドリブンギア53噛合しており、4速ドライブギア44は4速ドリブンギア54と噛合している。また、5速ドライブギア45は5速ドリブンギア55と噛合している。
そして、1速ドリブンギア51と2速ドリブンギア52との間には、回転同期機構を有した噛合いクラッチ60aが設けられている。そして、シフト/セレクトアクチュエータ11を操作して、上記噛合いクラッチ60aを左右方向に移動させることにより、1速ドリブンギア51、あるいは2速ドリブンギア52を変速機出力軸5と連結状態にすることができる。したがって、1速ドライブギア41、または2速ドライブギア42から1速ドリブンギア51または2速ドリブンギア52に伝達された回転トルクは、前記噛合いクラッチ60aを介して変速機出力軸5に伝達される。
同様に3速ドリブンギア53と4速ドリブンギア54との間には、噛合いクラッチ60bが設けられている。そして、シフト/セレクトアクチュエータ11を操作して、上記噛合いクラッチ60bを左右方向に移動させることにより、3速ドリブンギア53、あるいは4速ドリブンギア54を変速機出力軸5と連結状態にすることができる。さらに、5速ドリブンギア54には、噛合いクラッチ60cが設けられている。そして、シフト/セレクトアクチュエータ11を操作して、噛合いクラッチ60cを左右方向に移動させることにより、5速ドリブンギア54を変速機出力軸5と連結状態にすることができる。
上述の噛合いクラッチ60a,60b、および60cは、制御装置100によって制御される。制御装置100では、歯車式変速機3の目標変速ギア位置を演算し、シフト/セレクトアクチュエータ11を操作して、いずれかの噛合いクラッチを変速機出力軸5と連結させることにより、所定変速段を形成することができる。
エンジン1と前記歯車式変速機との間には自動クラッチ2が配設されており、自動クラッチ2の押付け力(クラッチ伝達トルク)をクラッチアクチュエータ10により調整することで、エンジン1の動力を変速機入力軸4へと伝達/遮断することが可能である。クラッチアクチュエータ10は制御装置100にて演算されたクラッチ伝達トルクを実現するよう、自動クラッチ2への押し付け力を発生させる。
制御装置100は、車両が停車状態において運転者のアクセル操作等の信号を検出して発進要求が生じたことを判断すると、自動クラッチ2が半クラッチ状態となるようクラッチ伝達トルクを演算し、クラッチアクチュエータ10へと出力することにより、車両を発進させることができる。そして、エンジン回転数,変速機入力軸回転数,変速機出力軸回転数のいずれかの回転数を用いて、自動クラッチ2が半クラッチ状態からロックアップ状態となるようクラッチ伝達トルクの演算方法を切り替える。
図3は、図1の制御装置100の電気的制御系統を説明するブロック図を示す。
車両の制御装置100は、エンジン用電子制御装置(ECU:Electronic Control
Unit)150,変速機用電子制御装置(ECU)160の2つのECUで構成されており、各ECU間は通信回線を介して必要な情報をやり取りする。これらのECU150,
160は、何れもマイクロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。なお、記憶機能に書換え可能なROMを使用し、必要に応じて書換えながら使用することも可能である。
エンジン用ECU150には、アクセル開度センサ31,スロットル開度センサ32,エンジン回転数センサ20,空気量センサ34,冷却水温センサ35などが接続され、それぞれアクセル開度APS,スロットル開度TVO,エンジン回転数NE,吸入空気量
QA,エンジン冷却水温TWなどを表す信号が供給されるようになっている。そして、それらの入力信号に従って燃料噴射弁36の燃料噴射量や噴射時期を制御したり、イグナイタ37により点火プラグの点火時期を制御したり、また変速機用ECU160から必要な信号を取り込むことにより、スロットルアクチュエータ38を駆動してスロットル開度を制御したりする。
変速機用ECU160には、入力回転数センサ21,出力軸回転数センサ22,シフト位置センサ23,シフト位置センサ24,セレクト位置センサ25,クラッチ位置センサ26,ブレーキスイッチ27などが接続されており、それぞれ変速機入力軸4の回転数
NI,変速機出力軸5の回転数NO,シフトアクチュエータにより駆動される図示しないシフト/セレクトシャフトの軸心まわり位置であるシフト位置RPSSFT1,RPSSFT2,セレクトアクチュエータにより駆動される図示しないシフト/セレクトシャフトの軸方向位置であるセレクト位置RPSSEL,自動クラッチ2のストロークRPSSC,ブレーキスイッチBRKSWなどを表す信号が供給されるようになっている。
そして、これらの信号やエンジン制御用ECU150から必要な信号を取り込むことにより、クラッチアクチュエータ10,シフト/セレクトアクチュエータ11を駆動することにより、歯車式変速機3の変速段の切り替えや自動クラッチ2の係合/解放を行う。
以上述べたような電気的な接続とし、制御装置100においてエンジン回転数,変速機入力軸回転数,変速機出力軸回転数のいずれかの回転数を用いて、自動クラッチ2が半クラッチ状態からロックアップ状態となるようクラッチ伝達トルクを演算し、クラッチアクチュエータ10に出力する。
図4は、図1の制御装置100の主要処理フローチャートを示す。
ステップS41において、エンジン1と変速機入力軸4との回転数差の絶対値を算出し、この値が所定回転数よりも小さい条件が成立している時間が所定時間以上継続したか否かを判定する。すなわち、自動クラッチ2の入力側と出力側との回転数が略一致したことを判定する。エンジン1と変速機入力軸4とが略一致したと判定するとステップS44へ進み、そうでない場合にはステップS42へ進む。
ステップS42では、アクセル開度と車速との間に所望の関係が成立しているか否かの判定を行う。具体的には、車両が発進した初期の状態か、あるいは車両がある程度進んでいる発進の過渡状態なのかを判断する。発進の過渡状態と判断した場合にはステップS44へ進み、そうでない場合にはステップS43へ進む。
つまり、上記ステップS41とステップS42の処理が、制御切り替え部140に相当する。
次にステップS43において、エンジン1と変速機入力軸4との間の回転数差が所定回転数差となるよう、自動クラッチ2の伝達トルクを演算する。具体的には、エンジン回転数の目標軌道を設定し、実際のエンジン回転数が目標エンジン回転数に追従するよう、フィードバック制御が実行される。このように、自動クラッチ2を半クラッチ状態とすることにより、停車状態からスムースな発進動作を実現することができる。一方、ステップS44では、エンジン1と変速機入力軸4の回転数が一致するよう、自動クラッチ2の伝達トルクを演算する。具体的には、回転数差とは無関係にクラッチ伝達トルクを増加させて、自動クラッチ2をロックアップ状態とする。具体的には、回転数差とは無関係にクラッチ伝達トルクを増加させて、自動クラッチ2をロックアップ状態とする。つまり、ステップS43が第1制御部110に相当し、ステップS44が第2制御部120に相当する処理となる。
そして、ステップS45において、算出したクラッチ伝達トルク指令をクラッチアクチュエータ10に出力して、一連の発進動作における自動クラッチの処理フローが終了する。
このように、通常の発進動作においては、ステップS41において、エンジン1と変速機入力軸4との回転数差が所定値以下に収束したことを判定し、自動クラッチ2の制御方法を切り替える。しかし、自動クラッチ2またはエンジン1に何らかの異常が発生すると、回転数差が収束しないため、半クラッチ状態を継続してしまう。しかし、ステップS42において、アクセル開度と車速との関係から車両の発進状態を判定し、クラッチ伝達トルクの演算方法を切り替えることにより、過剰な半クラッチ状態継続による自動クラッチ2の摩擦損耗を抑制することができる。
ここで、ステップS42における処理における判定は、アクセル開度に限定されるものではなく、エンジンの出力トルクなどエンジン負荷に相当するパラメータであれば良い。また同様に、車速に限定されるものではなく、変速機入力軸回転数や変速機出力軸回転数などの、クラッチの車輪側回転数に相当するパラメータであれば良い。
図5は、図1の例における制御切り替え部の一例を示す。これは、前述のステップS42の処理の具体的な一例である。
図5に示すように、変速線と同じ構成でアクセル開度APSと車速VSPとに基づくデータテーブルにより、発進領域判定車速と発進領域解除車速とが設定されている。車速が発進領域判定車速を下回った際に、車両の発進動作の初期段階であると判定する。同様に、車速が発進領域解除車速を上回った際に、発進動作の終了段階であると判定する。それ以外は、発進状態の更新を禁止し、ヒステリシスを設けてある。これにより、運転者の煩雑なアクセル操作や車速変化による、発進状態のハンチングを防止している。
そして、車速が発進領域解除車速を上回った際に、半クラッチ状態が継続されている場合には、クラッチ伝達トルクの演算方法を切り替えて、ロックアップ状態とすることにより、過剰な半クラッチ状態継続による自動クラッチ2の摩擦損耗を抑制することができる。ここで、上記データテーブルはアクセル開度に限定されるものではなく、エンジンの出力トルクなどエンジン負荷に相当するパラメータであれば良い。また同様に、車速に限定されるものではなく、変速機入力軸回転数や変速機出力軸回転数などの、クラッチの車輪側回転数に相当するパラメータであれば良い。
図6は、図1の制御装置100において、第1切り替え制御を行う場合のタイムチャートを示す。これは、車両が停車状態から発進する際のタイムチャートであり、制御切り替え部140において、第1切り替え制御によりクラッチ伝達トルクの算出方法を切り替えた場合のタイムチャートである。
図6において(A)の実線はエンジン回転数NE、破線は変速機入力軸回転数NIを示す。(B)の実線は変速機出力軸回転数から算出した車速、破線は発進領域解除車速を示す。(C)は車両の発進状態を判定する発進領域判定フラグを示す。(D)の実線はエンジンにて発生した動力であるエンジントルク、破線は自動クラッチ2のクラッチ伝達トルクの目標値を示す。
図6に示すように車両が停車している状態では、自動クラッチ2の伝達トルクはゼロであり、クラッチが完全に解放されてエンジンの動力が遮断された状態となっている。そして、時刻t0において運転者のアクセル操作により車両の発進動作が開始すると、アクセル操作量に応じてエンジントルクおよびエンジン回転数が上昇する。
一方、クラッチ伝達トルクは、エンジントルクに追従するよう演算され、自動クラッチ2を介してエンジン1の動力が歯車式変速機へと入力されるため、時刻t1において変速機入力軸回転数および車速が上昇する。ここで、発進動作中におけるエンジン回転数が、所望の目標エンジン回転数(図示していない)と一致するよう、クラッチ伝達トルクをフィードバック制御する。これにより、自動クラッチ2を半クラッチ状態とし、滑らかな発進動作を実現する。
次に時刻t2において、エンジン回転数と変速機入力軸回転数が略一致したと判定すると、過剰なスリップ状態の継続によるクラッチの焼損を防止するため、クラッチ伝達トルクを徐々に増加しロックアップ状態とする。この増加させる割合を大きく設定すると、クラッチ直結による軸振動が発生するため、緩やかな増加割合とする必要がある。
図7は、図1の制御装置100において、第2切り替え制御を行う場合のタイムチャートを示す。制御切り替え部140において、第2切り替え制御によりクラッチ伝達トルクの算出方法に切り替えた場合のタイムチャートである。
図7に示す(A)の実線はエンジン回転数NE、破線は変速機入力軸回転数NIを示す。(B)の実線は変速機出力軸回転数から算出した車速、破線は発進領域解除車速を示す。(C)は車両の発進状態を判定する発進領域判定フラグを示す。(D)の実線はエンジンにて発生した動力であるエンジントルク、破線は自動クラッチ2のクラッチ伝達トルクの目標値を示す。
上述の図6で示したタイムチャートと同様の動作となるが、このケースにおいては、時刻t2においてエンジン回転数と変速機出力軸回転数が一致しておらず、半クラッチ状態を継続している。そしてt3において、車速が上昇し発進領域解除車速を上回ると、発進領域判定フラグをセットする。そして、エンジン回転数と入力軸回転数とが一致していない状況であっても、過剰なスリップ状態の継続によるクラッチの焼損を防止するため、クラッチ伝達トルクを所定の割合で増加させてロックアップ状態とする。
ここで、ロックアップ状態とすべくクラッチの制御方法が切り替わった際の伝達トルクの増加割合は、図6で示した場合の増加割合よりも大きく設定している。
このケースでは、何らかの異常によりエンジン回転数と変速機入力軸回転数が一致していない状態が継続しているため、早期にクラッチを直結させて過剰な半クラッチ状態継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制する必要がある。よって、増加割合は、図6で示した場合の増加割合よりも大きく設定するものである。
図6および図7を用いて述べたように、エンジン回転数,変速機入力軸回転数および変速機出力軸回転数を用いて、クラッチの制御方法を半クラッチ状態からロックアップ状態へと切り替えると共に、前記第1および第2切り替え制御の場合分けに応じたクラッチ伝達トルクの増加割合を設定することにより、クラッチ直結時の軸振動抑制とクラッチ摩擦損耗の抑制とを両立することができる。
図8は、本発明の実施例2をなす歯車式変速機のスケルトン図を示す。
図8に示す歯車式変速機は、自動クラッチ2として2組の湿式多板クラッチを備えたいわゆるツインクラッチと称される構造である。第1クラッチ2aは第1変速機入力軸4aに、第2クラッチ2bは第2変速機入力軸4bに直結されている。第2変速機入力軸4bは中空になっており、第1変速機入力軸4aは第2変速機入力軸4bの中空部分を貫通し、回転方向への相対運動が可能な構成となっている。第1変速機入力軸4aには、2速ドライブギア42,4速ドライブギア44、および6速ドライブギア46が固定されており、第1変速機入力軸4aに対しては回転自在となっている。また、第2変速機入力軸4bには、1速ドライブギア41,3速ドライブギア43,5速ドライブギア45、および図示していないR速ドライブギアが固定されており、第1変速機入力軸4aに対しては、回転自在となっている。また、前記エンジン1の回転数はエンジン回転数センサ20により検出されるが、第1入力軸回転数センサ21aが2速ドライブギア42に、第2入力軸回転数センサ20bが1速ドライブギア41に取り付けられており、それぞれの軸の回転数を検出する。
また、変速機出力軸5には、1速ドリブンギア51,2速ドリブンギア52,3速ドリブンギア53,4速ドリブンギア54,5速ドリブンギア55,6速ドリブンギア56、および図示していないR速ドリブンギアが回転自在に取り付けられている。そして、1速ドリブンギア51,3速ドリブンギア53との間には、回転同期機構を有した噛合いクラッチ60dが設けられている。そして、図示していないシフト/セレクトアクチュエータ11を制御して1−3速シフトフォークを操作し、上記噛合いクラッチ60dを左右方向に移動させることにより、1速ドリブンギア51、あるいは3速ドリブンギア53を変速機出力軸5と連結状態にすることができる。したがって、1速ドライブギア41、または3速ドライブギア43から1速ドリブンギア51または3速ドリブンギア53に伝達された回転トルクは、噛合いクラッチ60dを介して変速機出力軸5に伝達される。
同様に、5速ドリブンギア55には、噛合いクラッチ60eが設けられている。そして、図示していないシフト/セレクトアクチュエータ11を制御して5速シフトフォークを操作し、上記噛合いクラッチ60eを左方向に移動させることにより、5速ドリブンギア55を変速機出力軸5と連結状態にすることができる。2速ドリブンギア52,4速ドリブンギア54との間には、噛合いクラッチ60fが設けられている。そして、図示していないシフト/セレクトアクチュエータ11を制御して2−4速シフトフォークを操作し、噛合いクラッチ60fを左右方向に移動させることにより、2速ドリブンギア52、あるいは4速ドリブンギア54を変速機出力軸42と連結状態にすることができる。また、6速ドリブンギア56および図示していないR速ドリブンギアとの間には、噛合いクラッチ60gが設けられている。そして、図示していないシフト/セレクトアクチュエータ11を制御して6−R速シフトフォークを操作し、上記噛合いクラッチ60gを左右方向に移動させることにより、6速ドリブンギア56、あるいはR速ドリブンギアを変速機出力軸5と連結状態にすることができる。
出力軸回転数センサ22は2速ドリブンギア52に取り付けられており、変速機出力軸5の回転数を検出する。
上述の噛合いクラッチ60d,60e,60d、および60cは上記制御装置100によって制御される。制御装置100では、前記歯車式変速機3の目標変速ギア位置を演算し、図示していないシフト/セレクトアクチュエータ11を操作して、いずれかの噛合いクラッチを変速機出力軸5と連結させることにより、所定変速ギアを形成することができる。
前記エンジン1と前記歯車式変速機との間に配設された自動クラッチ2は、2組の湿式多板クラッチで構成されており、前記第1クラッチ2aおよび第2クラッチ2bの押し付け力(クラッチ伝達トルク)を第1クラッチアクチュエータ10aおよび第2クラッチアクチュエータ2bにより調整することで、エンジン1の動力を前記第1変速機入力軸4aおよび前記第2変速機入力軸4bへと伝達/遮断することが可能である。第1クラッチアクチュエータ10aおよび第2クラッチアクチュエータ2bは、制御装置100にて演算されたクラッチ伝達トルクを実現するよう、前記自動クラッチ2への押し付け力を発生する。
前記制御装置100は、車両が停車状態において運転者のアクセル操作等の信号を検出して発進要求が生じたことを判断すると、前記自動クラッチ2が半クラッチ状態となるようクラッチ伝達トルクを演算し、前記クラッチアクチュエータ10へと出力することにより、車両を発進させることができる。そして、前記検出したいずれかの回転数に基づいて、ロックアップ状態となるようクラッチ伝達トルクの演算方法を切り替える。
上記実施形態をまとめると、以下のようになる。
(1)エンジンと変速機の間の伝達トルクをアクチュエータにより自動的に操作することのできる少なくとも1つ以上の自動クラッチを備えた車両の制御装置であって、前記エンジンの回転数の検出値と、前記変速機の入力軸回転数の検出値と、前記変速機の出力軸回転数の検出値とを入力する入力部と、前記検出したエンジン回転数と前記入力軸回転数とが異なる半クラッチ状態になるように自動クラッチの伝達トルクを制御する第1制御部と、前記入力部で入力した前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が一致するロックアップ状態になるように自動クラッチの伝達トルクを制御する第2制御部と、前記入力部で入力したいずれかの回転数を用いて、前記第1制御部による制御から前記第2制御部による制御に切り替える制御切り替え部とを備えるよう構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
尚、ここで入力部はエンジンの回転数の検出値と、変速機の入力軸回転数の検出値と、変速機の出力軸回転数の検出値とを入力しているが、これらは特に検出値を入力しなくても、既存の技術によって各回転数を推定しても良いし、また変速機出力軸回転数については、その後の制御で使用しなければ、特に入力部において入力や推定をしなくても構わない。
(2)上記(1)において好ましくは、前記制御切り替え部は、前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が略一致したときに前記第1制御部による制御から前記第2制御部による制御に切り替える第1切り替え制御を実施するとともに、前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が略一致せず、かつ前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とエンジン負荷との間で所定の関係が満たされたと判断した場合に、前記第1制御部による制御から前記第2制御部による制御に切り替える第2切り替え制御を実施するように構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
(3)上記(2)において好ましくは、前記第2制御部は、前記第1切り替え制御を行った場合の前記自動クラッチの伝達トルクの増加割合よりも、前記第2切り替え制御を行った場合の伝達トルクの増加割合を大きくするように構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
(4)上記(2)において好ましくは、前記制御切り替え部は、前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とアクセル開度との間で所定の関係が満たされているか否かを判断するように構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
(5)上記(2)において好ましくは、前記制御切り替え部は、前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とアクセル開度との間で所定の関係が満たされているかどうかをデータテーブルによって判断するとともに、前記データテーブルはヒステリシスを有するように構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
(6)上記目的を達成するために、本発明は、エンジンと変速機の間の伝達トルクをアクチュエータにより自動的に操作することのできる少なくとも1つ以上の自動クラッチを備えた車両の制御方法であって、前記エンジンの回転数の検出値と、前記変速機の入力軸回転数の検出値と、前記変速機の出力軸回転数の検出値とを入力し、前記検出したエンジン回転数と前記入力軸回転数とが異なる半クラッチ状態になるように自動クラッチの伝達トルクを制御する第1制御を行い、前記入力部で入力したいずれかの回転数を用いて、前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が一致するロックアップ状態になるように自動クラッチの伝達トルクを制御する第2制御に切り替えるように構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
(7)上記(6)において好ましくは、前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が略一致したときに前記第1制御から前記第2制御に切り替える第1切り替え制御を実施するとともに、前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が略一致せず、かつ前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とエンジン負荷との間で所定の関係が満たされたと判断した場合に、前記第1制御から前記第2制御に切り替えるように構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
(8)上記(7)において好ましくは、前記第1切り替え制御を行った場合の前記自動クラッチの伝達トルクの増加割合よりも、前記第2切り替え制御を行った場合の伝達トルクの増加割合を大きくするよう構成したものである。
かかる構成により、発進時の過剰な半クラッチ状態の継続による自動クラッチの摩擦損耗を抑制し得るものとなる。
本発明の実施例1をなす自動クラッチを備えた車両の制御装置主要部のシステム構成図を示す。 図1の歯車変速機3のスケルトン図を示す。 図1の制御装置100の電気的制御系統を説明するブロック図を示す。 図1の制御装置100の主要処理フローチャートを示す。 図1の例における制御切り替え部の一例を示す。 図1の制御装置100の第1切り替え制御によるタイムチャートを示す。 図1の制御装置100の第2切り替え制御によるタイムチャートを示す。 本発明の実施例2をなす歯車式変速機のスケンルトン図を示す。
符号の説明
1 エンジン
2 自動クラッチ
3 歯車式変速機
4 変速機入力軸
5 変速機出力軸
20 エンジン回転数センサ
21 入力軸回転数センサ
22 出力軸回転数センサ
100 制御装置
110 第1制御部
120 第2制御部
130 入力部
140 制御切り替え部

Claims (8)

  1. エンジンと変速機の間の伝達トルクをアクチュエータにより自動的に操作することのできる自動クラッチを備えた車両の制御装置であって、
    エンジン回転数と変速機入力軸回転数とが異なる半クラッチ状態になるように前記自動クラッチの伝達トルクを制御する第1制御部と、
    前記エンジン回転数と前記変速機入力軸回転数が一致するロックアップ状態になるように前記自動クラッチの伝達トルクを制御する第2制御部と、
    前記エンジン回転数,前記変速機入力軸回転数、または変速機出力軸回転数の少なくともいずれか一つに応じて、前記第1制御部による制御から前記第2制御部による制御に切り替える制御切り替え部と、
    を有する、自動クラッチを備えた車両の制御装置。
  2. 請求項1記載の自動クラッチを備えた車両の制御装置であって、
    前記制御切り替え部は、前記エンジン回転数と前記変速機入力軸回転数が略一致したときに前記第1制御部による制御から前記第2制御部による制御に切り替える第1切り替え制御を実施するとともに、
    前記エンジン回転数と前記変速機入力軸回転数が略一致せず、かつ前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とエンジン負荷との間で所定の関係が満たされたと判断した場合に、前記第1制御部による制御から前記第2制御部による制御に切り替える第2切り替え制御を実施する自動クラッチを備えた車両の制御装置。
  3. 請求項2記載の自動クラッチを備えた車両の制御装置であって、
    前記第2制御部は、前記第1切り替え制御を行った場合の前記自動クラッチの伝達トルクの増加割合よりも、前記第2切り替え制御を行った場合の伝達トルクの増加割合を大きくする自動クラッチを備えた車両の制御装置。
  4. 請求項2記載の自動クラッチを備えた車両の制御装置であって、
    前記制御切り替え部は、前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とアクセル開度との間で所定の関係が満たされているか否かを判断する自動クラッチを備えた車両の制御装置。
  5. 請求項2記載の自動クラッチを備えた車両の制御装置であって、
    前記制御切り替え部は、前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とアクセル開度との間で所定の関係が満たされているかどうかをデータテーブルによって判断するとともに、前記データテーブルはヒステリシスを有する自動クラッチを備えた車両の制御装置。
  6. エンジンと変速機の間の伝達トルクをアクチュエータにより自動的に操作することのできる自動クラッチを備えた車両の制御方法であって、
    エンジン回転数,変速機入力軸回転数、または変速機出力軸回転数の少なくともいずれか一つに応じて、前記エンジン回転数と前記変速機入力軸回転数とが異なる半クラッチ状態になるように前記自動クラッチの伝達トルクを制御する第1制御から、前記エンジン回転数と前記変速機入力軸回転数が一致するロックアップ状態になるように前記自動クラッチの伝達トルクを制御する第2制御に切り替える、自動クラッチを備えた車両の制御方法。
  7. 請求項6記載の自動クラッチを備えた車両の制御方法であって、
    前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が略一致したときに前記第1制御から前記第2制御に切り替える第1切り替え制御を実施するとともに、前記エンジン回転数と前記入力軸回転数が略一致せず、かつ前記変速機入力軸回転数または前記変速機出力軸回転数とエンジン負荷との間で所定の関係が満たされたと判断した場合に、前記第1制御から前記第2制御に切り替える第2切り替え制御を実施する自動クラッチを備えた車両の制御方法。
  8. 請求項7記載の自動クラッチを備えた車両の制御方法であって、
    前記第1切り替え制御を行った場合の前記自動クラッチの伝達トルクの増加割合よりも、前記第2切り替え制御を行った場合の伝達トルクの増加割合を大きくする自動クラッチを備えた車両の制御方法。
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