JP2008204407A - 保守管理方法および保守管理システム - Google Patents

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Abstract

【目的】本発明は、保守管理方法および保守管理システムに関し、保守員が確実に保守対象の装置のある場所に出向いて保守したのか、保守開始日時や保守終了日時などを確認して登録したり、保守開始日時/保守終了日時になっても保守開始日時などの情報が受信されないときに自動的にアラームを通知して保守作業を促したりすることを目的とする。
【構成】保守管理サーバは携帯端末からの現在位置、時刻、携帯端末の情報あるいは携帯端末を操作する保守員の情報を受信するステップと、受信した情報のうち携帯端末あるいは保守員の情報をもとに特定した保守員が保守資格を所持し、かつ現在位置が保守対象の装置の場所とテーブルを参照して一致しているか判別するステップと、一致していると判別された場合に、携帯端末から保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報を受信したときに、保守対象の装置の保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報をテーブルに登録するステップとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、保守を行う保守員が所持する携帯端末と保守作業を管理する保守管理サーバとをネットワークで接続したシステムにおける保守管理方法および保守管理システムに関するものである。
従来、顧客先に納入したコンピュータなどの装置の保守(特に定期保守)は、取り纏め会社が顧客と保守契約を締結すると、当該取り纏め会社がグループ協力会社(パートナー会社)に保守員の派遣を依頼し、当該保守員が保守を行う。保守員は、保守を完了すると、作業完了報告書を作成して取り纏め会社に提出し、取り纏め会社がパートナー会社に一定額の保守料金を支払っていた。
この際、作業完了報告書は、保守員が作業完了後に、手作業あるいは端末から保守員名、作業時間、作業内容、作業時間などを記載(印字)して顧客のサインをもらって取り纏め会社へ提出していた。
また、オペレータから入力された障害内容/原因および障害レベルに関する情報をもとに顧客先に派遣する保守員をテーブルから検索して特定して派遣し、保守作業を行う技術がある(特許文献1)。
特開2005−293099号公報
上述した前者の技術では、保守員が保守作業完了後に、手作業で記載あるいは端末から入力して保守員名、作業時間、作業内容などを記載した書面を作成して顧客のサインをもらって取り纏め会社へ提出していたため、提出忘れ、記載ミスが発生したり、更に、十分なレベルを持った(資格のある)保守員が派遣されているか確認が困難であるという問題があった。
また、上述した後者の技術では、障害内容/原因および障害レベルに応じた保守員をテーブルから検索して派遣できるが、しかし、保守員が確実に保守対象の装置のある現場に出向いて当該装置を保守したのか、また、その保守開始日時や保守終了日時などの確認がし難いという問題があった。
本発明は、保守を行う保守員が所持する携帯端末と保守作業を管理する保守管理サーバとをネットワークで接続したシステムにおける保守管理方法において、保守管理サーバは、携帯端末からの現在位置、時刻、および携帯端末の情報あるいは携帯端末を操作する保守員の情報を受信するステップと、受信した情報のうち携帯端末あるいは保守員の情報をもとに特定した保守員が保守対象の装置の保守資格を所持し、かつ現在位置が保守対象の装置の場所とテーブルを参照して一致しているか判別するステップと、一致していると判別された場合に、携帯端末から保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報を受信したときに、保守対象の装置の保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報をテーブルに登録するステップとを有する。
この際、保守作業開始時刻、保守作業終了時刻は、携帯端末の位置情報と一緒に受信し、受信した位置情報が保守対象の装置の場所に一致したときに保守作業開始時刻、保守作業終了時刻を有効と判定する。
また、携帯端末から保守対象の装置についてテストプログラムを実行させてそのときの合格情報を受信する前に、保守作業開始時刻および保守作業終了時刻の両者を表す点検区切り情報を受信した場合は保守作業開始時刻と判定し、一方、受信した後に、保守作業開始時刻および保守作業終了時刻の両者を表す点検区切り情報を受信した場合は保守作業終了時刻と判定する。
また、携帯端末は、保守員が生体認証を入力して携帯端末が持つ認証情報あるいは保守管理サーバが持つ認証情報と照合して保守員を認証する。
また、保守管理サーバは、テーブルを参照して保守対象の装置について、予定の保守作業開始時刻を経過しても保守作業開始時刻を受信できないときに保守員の携帯端末あるいは管理者の端末に保守作業の催促メッセージを送信する。
また、保守管理サーバは、テーブルを参照して保守対象の装置の保守契約が終了あるいは終了よりも所定期間前、または、定期保守契約のときは最終保守が終了したときに、契約担当者に契約延長依頼を通知する。
また、保守管理サーバは、テーブルを参照し、保守料金の精算の締め日に、保守作業開始時刻、保守作業終了時刻をもとに保守料金を集計する。
本発明は、保守契約をもとに保守予定日時を決定して登録し、保守日時に該当保守員が保守対象の装置の場所に出向き、携帯端末に生体認証してログイン後に位置情報、位置情報取得時の時刻、端末情報をサーバに送信し、サーバで保守員が保守対象の装置の保守資格をチェックし、保守員の保守資格がOKのときのみ保守員が所持する携帯端末からの保守開始情報、保守合格情報、保守終了情報を受け付けて登録し、一方、NGのときに保守員の携帯端末にエラー表示して保守資格無などを表示したり、保守予定日時が到来しても保守開始日時/保守終了日時などの情報が受信されないときに該当保守員にアラーム通知したり、点検完了日が登録されてから一定期間経過後に保守料金を集計することにより、定期保守において特に重要事項とされる、適切な保守資格をもっている者が確実に保守対象の装置のある場所に出向いて保守したのか、更に、保守予定日時内(予定開始時刻、予定完了時刻)に確実に保守作業が行われ、作業が適切に完了したかを確実に確認した上で保守料金の支払をおこなうことができ、また、保守開始日時/保守終了日時になっても保守開始日時などの情報が受信されないときに自動的にアラームを通知して保守作業を促すことが可能となる。
本発明は、保守員が確実に保守対象の装置のある場所に出向いて保守したのか、更に、その保守開始日時や保守終了日時などを確実に確認して登録したり、保守開始日時/保守終了日時になっても保守開始日時などの情報が受信されないときに自動的にアラームを通知して保守作業を促したりすることを実現した。
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、保守対象装置1は、保守契約した顧客の保守対象の装置(定期保守などの対象となる装置)であって、各種コンピュータシステム(ATMなど)、端末、入出力装置などである。
保守員携帯端末2は、保守員が所持する携帯端末であって、ネットワーク8を介して保守管理サーバ3などと接続して保守情報を送受信するための端末であり、ここでは、認証手段21、作業開始場所・時刻取得手段22、チェック手段23、作業終了場所。時刻取得手段24、送信手段25などから構成されるものである。
認証手段21は、保守員携帯端末2を所持する保守員の個人認証を行うものであって、例えば指紋、静脈、瞳孔などを当該保守員携帯端末2が備える図示外の読取手段が当該保守員から読み取って当該保守員携帯端末2に予め登録した認証情報と一致して保守員を認証、あるいは保守管理サーバ3に問い合わせて一致する認証の生体情報を持つ保守員情報の送信を受けたりし、保守員の個人認証を行うものである。
作業開始場所・時刻取得手段22は、認証手段21で保守員携帯端末2を所持する保守員の認証が完了した状態で、保守作業を開始したときに、保守員携帯端末2が保持する図示外のGPSなどから現在の当該保守員携帯端末2の位置情報(現位置情報)を取得および当該現位置情報を取得したときの作業開始時刻を併せて取得するものである。当該作業開始場所・時刻取得手段12を備えたことで、保守員携帯端末2の、作業開始時の現在場所と現在時刻(作業開始時刻)とが完全にリンクされて取得され、作業開始時刻と作業開始場所がともに特定(保証)されたこととなる。
チェック手段23は、保守対象装置1が正常に動作するかテストプログラムを動作せてチェックするものである。
作業終了場所・時刻取得手段24は、認証手段21で保守員携帯端末2を所持する保守員の認証が完了した状態で、保守作業画終了したときに、保守員携帯端末2が保持する図示外のGPSなどから現在の当該保守員携帯端末2の位置情報(現位置情報)を取得および当該現位置情報を取得したときの作業終了時刻を併せて取得するものである。当該作業終了場所・時刻取得手段12を備えたことで、保守員携帯端末2の現在場所と現在時刻(作業終了時刻)とが完全にリンクされて取得され、作業終了時刻と作業開始場所がともに特定(保証)されたこととなる。
送信手段25は、各種情報(現在位置、作業開始時刻、作業終了時刻、作業保守情報など)を保守管理サーバ3に送信したりなどするものである。
保守管理サーバ3は、保守対象装置1の保守状態を管理するものであって、ここでは、契約入力手段31、保守実施日時決定手段32、保守督促手段33、登録手段34、集計手段35、およびDB7などから構成されるものである。
契約入力手段31は、顧客の保守対象装置1の保守契約を入力し、DBに登録するものである(図6参照)。
保守実施日時決定手段32は、契約入力手段31で保守契約した保守対象装置1について、保守契約などに基づいて保守実施日時を決定してテーブル(DB)に登録するものである(図2から図4、図6参照)。
保守催促手段33は、保守が保守実施日時に行われないときに、保守員あるいは管理者に催促メッセージを通知したりなどするものである(図2、図4、図10参照)。
登録手段34は、契約入力手段31で入力された保守情報、保守実施日時決定手段32で決定された保守実施日時などをDBに登録するものである(図2から図3、図6参照)。
集計手段35は、締め日が到来したときに、保守作業開始時刻、保守作業終了時刻などをもとに集計するものである(図2、図7参照)。
DB7は、保守契約の情報などを記憶するデータベース(あるいはテーブル)であって、ここでは、資格DB11,CE登録情報DB12、パートナー会社情報DB13、顧客情報DB14、定期保守契約情報DB15、作業進捗管理DB18、テストプログラム合格情報DB19などから構成されるものである。
資格DB11は、保守対象装置1に対応づけて保守資格を予め登録したものである(図6の(a)参照)。
CE登録情報DB12は、CE(保守員)の情報(保守員名、所持する携帯番号、所持資格など)を予め登録したものである(図6の(b)参照)。
パートナー会社情報DB13は、取り纏め会社が保守依頼を行うパートナー会社の情報(例えば会社名、連絡先、振込先など)を予め登録したものである(図6の(c)参照)。
顧客情報DB14は、保守対象装置1の顧客の情報(顧客名、場所など)を予め登録したものである(図6の(d)参照)。
定期保守契約情報DB15は、定期保守契約の情報(契約NO,顧客名、場所、契約開始日、契約内容など)を予め登録したものである(図6の(e)参照)。
作業進捗管理DB18は、保守作業の進捗情報(例えば定期点検発注NO,契約NO,点検予定日など)を登録して管理するものである(図6の(h)参照)。
テストプログラム合格情報DB19は、保守対象装置1をテストプログラムでチェックしたときの合格情報などを登録したものである(図6の(i)参照)。
パートナー会社端末4は、取り纏め会社が保守依頼を受けるパートナー会社の端末であって、保守員を雇用する会社の端末である。
保守作業管理端末5は、契約した保守対象装置1の保守作業を管理する管理者の端末である。
営業担当者端末6は、保守対象装置1の保守契約を行う営業担当者の端末である。
ネットワーク8は、保守員携帯端末2、保守管理サーバ3、保守作業管理者端末5、営業担当者端末6などが相互にデータの送受信を行うネットワークであって、例えば専用ネットワーク、インターネットなどである。
次に、図2から図4のフローチャートの順番に従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。
図2から図4は、本発明の動作説明フローチャートを示す。
図2において、S1は、定期点検の契約NOが契約情報とともに入力されたか判別する。これは、例えば図9の契約入力画面に示す、
・契約NO:B112233
・契約情報:
・顧客名:顧客A港区支店
・場所 :港区1−1−1
・契約開始:20051101
・契約内容:年1度の定期点検3年契約
・保守料金:毎回1万円
が入力、即ち、定期点検の契約NO”B112233”および契約情報(顧客名など)が図示のように入力されたか判別する。YESの場合には、S2に進む。NOの場合には、S1を繰り返す。
S2は、契約満了までの点検予定月を仮設定する。例えば上記例では、2005年11月01日を契約日とし、契約が年1回の定期点検3年契約であるので、契約開始日(2005年11月1日)から起算し、
・次の定期点検の予定月 :2006年11月
更に、
・次の定期点検の予定月 :2007年11月
を仮設定(S6で、図6の(e)の○1と正式登録)する(尚、契約開始日から1年以内の保守が必要な場合には、別途、決めて行う)。
S3は、点検予定月までの残月が所定数以下(例えば1月以下)となったか判別する。YESの場合には、S4に進む。NOの場合には、S3を繰り返す。
S4は、担当保守会社へ定期点検予定日時の決定依頼をメールで自動送信する。これは、S3のYESで次の定期点検の予定月までに所定数以下(例えば1月以下)となったと判明した場合、例えばS2で仮設定した
(・契約NO :B112233)
・点検予定月:2006年11月
が該当すると判明した場合、当該点検予定月の契約NO”B112233”(S1で作業域に保持した契約NO)を設定した図10の(a)の電子メールを、取り纏め会社からパートナー会社に送信する。
S5は、点検予定日時情報を含む定期点検註文メールを受信したか判別する。これは、S4で送信した図10の(a)の電子メールに対して、パートナー会社から取り纏め会社に、図10の(b)の電子メール
・契約NO.B112233の定期点検予定日時は、2006/10/15 15時〜16時
を受信する。受信した場合には、S6に進む。NOの場合には、待機する。
S6は、定期点検受注情報を登録する。これは、S1からS5で受信、仮設定した情報をそれぞれ下記のDBに正式に登録する。
・図6の(e)の定期保守契約DB15には、
・契約NO:B112233
・顧客名:顧客A港区支店
・場所:港区1−1−1
・契約開始日:20051101
・契約内容:年1度の定期点検3件契約
・保守料金:毎回1万円
・担当パートナ会社:甲
・装置型名:A111(保守対象装置の型名)
・装置個別ID:1111
1112
1113
・点検予定月:2006年11月
2007年11月
・図6の(h)の作業進捗管理DB18には、
・契約NO:B112233
・点検予定日 作業予定時間
10061015 15時〜16時
などとそれぞれ正式登録する。
以上のS1からS6によって、契約情報、点検予定月を仮設定(仮登録)、仮設定した点検予定月が所定月以下となったときに電子メールで取り纏め会社がパートナー会社に図10の(a)の電子メールで問合せ、図10の(b)の電子メールの返答を受け取って点検予定日時を登録することが可能となる。
図3のS7は、保守員携帯端末より点検区切り情報を受信したか判別する。これは、例えば後述する図5のS34で、保守員が携帯端末2を持参して保守対象装置1の場所に出向き、生体認証がOKとなって保守作業(点検作業)を開始するときに、GPSなどから取得した現位置および現位置を取得したときの時刻(作業開始時刻)が管理サーバ3に送信されてくるので、当該送信された情報(現位置、時刻(作業開始時刻)を受信したか判別する。尚、保守作業を終了したときは、S41でGPSなどから取得した現位置および現位置を取得したときの時刻(作業終了時刻)が管理サーバに送信されてくるので、当該送信された情報(現位置、時刻(作業終了時刻)を受信したか判別する。YESの場合には、S8に進む。NOの場合、即ち、点検区切り情報(現位置、時刻(作業開始時刻あるいは作業終了時刻))を受信しない場合、作業予定日時(図6の(h)の作業進捗管理DB18中の点検予定日、作業予定時間で決まる点検予定日時(例えば”20061015 15時〜16時”)の開始時刻15時を所定時刻経過しても未だ受信していないと判明したので、図4のS21からS23の処理で、保守員が作業対象装置1の場所に出向いていない旨のアラームを、管理者あるいは該当保守員に通知する。
S8は、発信者番号より特定された保守員は保守対象装置に関する資格を所持しており、かつ現在位置が点検予定地と一致するか判別する。YESの場合には、S10に進む。NOの場合には、S9で保守員携帯端末にエラー情報を送信し、保守員が保守資格がないか、保守対象装置1の設置されている場所と携帯端末1を所持する場所とが一致しないかのいずれか、あるいは両者である旨を保守員に知らせる。そして、S7を繰り返す。
ここで、S8の保守員が資格を有し、かつ現在位置が点検予定地と一致する旨の判別は、下記の手順で行う。
(1)S7で受信した携帯端末1の発信者番号(携帯端末番号)をもとに、図6の(b)のCE登録情報DB12を検索して保守員名(例えば”鈴木”)および所持資格(例えば”A−1””A−2”A−3”)を取得し、契約NO(例えばB112233)をもとに図6の(e)の定期保守契約情報DB15を検索し、保守対象装置(例えばA111)を取得し、当該取得した保守対象装置(例えばA111)について、図6の(a)の資格DB11を参照し、当該装置(例えばA111)を保守する資格(ここでは、A−1)を取得し、保守員が当該資格(A−1)を所持するか判別、ここでは保守員”鈴木”さんは、資格”A−1”を保持するのでOKとなる。
(2)次に、保守対象装置(A111)の設置場所を、図6の(e)の契約NO.B112233の場所”港区1−1−1”を取得し、S7で受信した位置情報(ここでは、携帯端末のGPSから取得した位置情報である、港区1−1−1)と一致する。
(3)以上の(1)で保守員が保守対象装置の保守資格を有し、かつ(2)で保守員の現在位置が保守対象装置1の設置場所と一致したので、保守員が保守対象装置1の保守資格を有し、かつ保守対象装置の設置場所で携帯端末2を所持して保守作業を行っていることが確認できたこととなる。
S10は、テストプログラム合格情報受信より前に受信したか判別する。これは、保守対象装置1の保守作業を行い、テストプログラムでチェックを行ってその合格情報(後述する図5のS37参照)を、携帯端末から保守管理サーバ3が受信したより前か判別する。YESの場合には、S7の点検区切り情報がテストプログラム合格情報よりも前に受信されたので(即ち、1回目の点検区切り情報であったので)、S11に進む。NOの場合には、S7の点検区切り情報がテストプログラム合格情報よりも後に受信されたので(即ち、2回目の点検区切り情報であったので)、S15に進む。
S11は、S10のYESで、点検区切り情報がテストプログラム合格情報より前に受信されたと判明したので、点検区切り情報を点検開始情報(作業開始時刻)として登録する。
S12は、保守対象装置のテストプログラム合格情報を受信したか判別する。これは、図5のS37で保守員携帯端末2からテストプログラム合格情報が送信され、保守管理サーバ3で受信されたか判別する。YESの場合には、S13に進む。NOの場合には、S12を繰り返し、待機する。
S13は、登録する。これは、例えば図6の(i)のテストプログラム合格情報DB19の該当装置型名のエントリに、合格情報を登録する。
S14は、すべての保守対象装置のテストプログラム合格情報を受信したか判別する。YESの場合には、S7に戻り繰り返す。NOの場合には、S12に戻り繰り返す。
以上のS7、S8、S10からS14によって、保守員携帯端末2から全ての点検開始情報、テストプログラム合格情報を登録することが可能となる(図6の(h)の作業進捗管理DB18に、位置情報、点検開始時刻、図6の(i)のテストプログラム合格情報DB19に、テストプログラム合格時刻、合格情報受信時刻、合格情報受信日を登録することが可能となる)。
S15は、S10のNOで、点検区切り情報がテストプログラム合格情報の後に受信されたと判明したので、点検区切り情報を点検完了情報として登録する。
S16は、作業完了日を点検完了日として登録する。これらS15、S16は、例えば図6の(h)の作業進捗管理DB18の点検完了時刻、図6の(e)の定期保守契約情報DB15の点検完了日などを登録する。
S17は、支払い期日到来か判別する。YESの場合には、S18に進む。NOの場合には、S17を繰り返し待機する。
S18は、担当パートナー会社の所定の口座に所定金額を振り込み処理する。これらS17のYES,S18は、図6の(e)の定期保守契約情報DB15を参照し、点検完了日となっているエントリについて、図6の(g)の支払条件テーブル15に登録されている締め日をもとに該当エントリを抽出し、その契約NOをもとに図6の(e)の定期保守契約情報DB15を参照してパートナー会社毎に集計し、更に、図6の(c)のパートナー会社情報DB13を参照して該当銀行名、口座名・口座番号などをもとに該当日での振り込み処理を行う。
S19は、支払日時を登録する。
S20は、定期点検予定をすべて実施したか判別する。これは、今回の保守点検作業で、定期点検予定の全てを実施し、契約した全ての保守を終了したか判別する。YESの場合には、S201に進む。NOの場合には、図2のS3に戻り、繰り返す。
S201は、S20のYESで保守契約で決まった保守を全て終了したので、営業担当者端末へ保守契約延長依頼を通知し、保守契約の更新などを営業担当者に督促する。
以上のS10のNO,S15からS20、S201によって、テストプログラム合格情報を受信後に点検区切り情報を受信した場合には、当該点検区切り情報を点検完了情報として登録することが可能となる。
図4において、S21は、点検開始予定日時を所定時刻過ぎて、点検区切り情報の受信なしか判別する。これは、保守員携帯端末2から点検区切り情報が、点検開始予定日時を所定時刻経過しても受信されず、保守員が保守対象装置1の場所に出向いて保守作業を開始していないか判別する。YESの場合には、S23で点検作業管理端末にアラームを通知し、保守作業の開始の督促を通知、例えば後述する図10の(c)のメッセージを通知して督促する。一方、NOの場合には、S22に進む。
S22は、点検完了予定日を過ぎても点検区切り情報を受信なしか判別する。YESの場合には、S23で、例えば図10の(d)のメッセージを通知して、保守の督促を行う。NOの場合には、図3のS7に戻り繰り返す。
以上のS21からS23によって、点検区切り情報が点検開始予定日時、点検完了予定日を経過しても受信されないときは、図10の(c)あるいは(d)のメッセージを送信して保守の督促を行うことが可能となる。
図5は、本発明の動作説明フローチャート(保守携帯端末)を示す。
図5において、S31は、自己の生体情報を入力して認証する。
S32は、端末に記憶されている生体情報と一致するか判別する。これらS31、S32は、図1の保守員携帯端末2を保持する保守員が自己の生体情報(指紋、静脈、瞳孔などの生体情報)を読取装置で読み取って入力し、当該保守員携帯端末2に予め登録した当該保守員の生体情報と比較して一致し、本人か判別する。YESの場合には、S33に進む。NOの場合には、S32を繰り返す。尚、保守員携帯端末2で読み取った保守員の生体情報を、保守管理サーバ3に送信して当該保守員の生体情報と比較して一致するか判別するようにしてもよい。
S33は、現在位置と時刻情報を取得する。これは、保守員携帯端末2に内蔵させたGPSから現在位置情報(例えば経度、緯度、高度あるいはこれらから地図を参照して変換した住所、例えば”港区1−1−1”)と、現在位置を取得したときの時刻を取得する。
S34は、現在位置と時刻情報を保守管理サーバへ送信する。そして、保守管理サーバ3は、送信された現在位置と時刻情報を点検区切り情報として受信し、既述した図3のS7以降の処理を行い、現在位置と保守点検開始時刻として登録する。
S35は、テストプログラムを実行する。
S36は、テストプログラム合格か判別する。これらS35、S36は、保守員が保守対象装置1の各種保守作業を必要に応じて行った後、チェック用のテストプログラムを実行させ、合格か判別する。YESの場合には、S37に進む。NOの場合には、S36を繰り返す。
S37は、テストプログラム合格情報を保守管理サーバへ送信する。そして、既述した図3のS12のYESでテストプログラムを保守管理サーバ3が受信し、S13以降の処理を行う。
S38は、自己の生体情報を入力して認証する。
S39は、端末に記憶された生体情報と一致するか判別する。YESの場合には、S40で現在位置と時刻情報を取得し、S41で現在位置と時刻情報を保守管理サーバへ送信する。S39のNOの場合には、S39を繰り返す。これらS38からS41は、上述したS31からS34と同様に、保守員の生体情報を保守員携帯端末2に読み込ませて生体認証がOKのときに現在位置と時刻情報を保守管理サーバへ送信する。そして、既述した図3のS15、S16で現在位置と保守作業終了時刻として登録する。
以上のように、保守員が保守用携帯端末2を所持して保守対象装置1の場所へ出向き
、生体認証してOKのときにGPSから取得した現在位置と時刻情報を保守管理サーバ3へ送信して現在位置と保守作業開始時刻として登録し、次に、保守後にテストプログラムで保守対象装置1をチェックして合格情報を保守管理サーバ3に送信して登録し、次に、生体認証してOKのときにGPSから取得した現在位置と時刻情報を保守管理サーバ3へ送信して現在位置と保守作業終了時刻として登録することにより、保守員が保守対象装置1の場所で確実に保守作業を開始しそのときの保守作業開始時刻を取得して登録し、保守を行い、テストプログラムの合格情報を取得して登録し、更に、保守作業を終了したときに保守作業終了時刻を取得して登録することが可能となる。
図6および図7は、本発明のDB例を示す。
図6の(a)は、資格DB例を示す。資格DB11は、保守員が持つ資格(保守員がいずれの保守対象装置1を保守する資格を有するかの区別)め登録したものであって、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・対象装置:
・保守資格:
・その他:
ここで、対象装置は保守対象装置1である。保守資格は、保守対象装置1を保守するに必要な資格を登録したものである。
以上のように、対象装置に対応づけて保守資格を登録することにより、保守依頼のあった保守対象装置1の保守が可能な保守員を容易に選択して決定したり、保守員が資格を有するか判別したりすることが可能となる。
図6の(b)は、CE登録情報DB例を示す。CE登録情報DB12は、CE(保守員)の情報を対応づけて登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・保守員名:
・所持する携帯番号:
・所持資格:
・その他:
ここで、保守員名は保守する人を一意に区別するための名前である。所持する携帯番号は、保守員が所持する保守員携帯端末2の携帯番号であって、保守員名に対応づけて登録したものである。所持資格は、保守員が取得して保持する資格である。
以上のように、保守員名に対応づけて携帯番号、資格を登録することにより、保守員携帯端末2から情報を保守管理サーバ3が受信したときに当該携帯番号がいずれの保守員かを一意に識別することが可能となると共に、当該保守員が保持する資格をもとに、保守対象装置1の保守をする保守員を決定したり、更に、保守員が保守対象装置1を保守する資格があるかを判定することが可能となる。
図6の(c)は、パートナー会社情報DB例を示す。パートナー会社情報DB13は、取り纏め会社から保守依頼を受ける関連会社などであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・会社名:
・連絡先:
・銀行名:
・口座名・口座番号:
・その他:
ここで、会社名はパートナー会社を一意に識別する名前である。連絡先は電子メールなどで各種情報を連絡するための連絡先である。銀行名、口座名・口座番号は、保守料などを振り込む銀行名、口座名・口座番号である。
以上のように、パートナー会社の会社名、連絡先、振込先を登録することにより、パートナー会社に保守作業日時を問い合わせて決めたり、パートナー会社毎に保守員が行った保守の料金を締め日に集計したり、振り込んだりすることが可能となる。
図6の(d)は、顧客情報DB例を示す。顧客情報DB14は、保守を依頼する顧客情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・顧客名:
・場所:
・GPS情報:
・メールアドレス:
・その他:
ここで、顧客名は保守を依頼した顧客を一意に識別(名前と場所を一意に識別)する名前であって、ここでは、顧客名(顧客A)とその支店名(港区支店)で識別するものである。場所は、保守対象装置が設置されている場所(位置)であって、(経度、緯度、高度)あるいは(経度、緯度、高度)を地図で住所に変換した場所(例えば港区1−1−1)である。GPS情報は、経度、緯度、高度などで表される情報である。メールアドレスは、電子メールの宛先である。
以上のように、顧客名(支店名含む)、保守対象装置の場所、GPS情報、メールアドレスなどを対応づけて登録することにより、保守員が保守員携帯端末2を所持して保守対象装置1の保守を行うときに当該保守員携帯端末2に内臓したGPSから現位置情報を取得および現位置情報を取得したときの時刻の送信させ、保守管理サーバ3が受信することにより、受信した現位置情報が保守対象装置の場所と一致したときに保守員が保守対象装置1の場所で保守を行っていることを確認することが可能となる。
図6の(e)は、定期保守契約情報DB例を示す。定期保守契約情報DB15は、定期保守を行う契約情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
・契約NO:
・顧客名:
・場所:
・契約開始日:
・契約内容:
・保守料金:
・担当パートナー会社:
・とりまとめ会社営業担当者アドレス:
・装置型名:
・装置個別ID:
・点検予定月:
・定期点検発注NO:
・点検完了日:
・料金支払日時:
・その他:
ここで、契約NOは保守契約に付与した一意の番号である。顧客名、場所、契約開始日は、契約NOの保守契約した顧客名、保守対象装置1が設置された場所(住所)、契約開始日である。契約内容、保守料金、担当パートナー会社は、保守契約した契約内容(例えば年1度の定期点検3年契約)、保守の料金(例えば毎回1万円)、保守員を派遣するパートナー会社名である。とりまとめ会社営業担当者アドレスは、保守契約を取り纏めた会社の営業担当者の連絡アドレス(電子メールアドレス)である。装置型名、装置個別ID、点検予定月、定期点検発注NO,点検完了日は、契約した保守対象の装置型名、装置個別ID,保守点検の予定月、定期点検発注に付与した番号、点検完了日である。料金支払日時は、締め日で集計した保守料金の支払日時である。
以上のように、契約NOに対応づけて顧客名、場所、装置型名、装置個別IDなどを登録することにより、定期保守した契約内容をまとめて管理することが可能となる。
図6の(f)は、定期点検依頼メール発信時期テーブル例を示す。定期点検依頼メール発信時期テーブル16には保守日時を決定する依頼メールを発信する時期を登録するものであって、例えば点検実施締切日よりも1ヶ月と登録すると、点検実施予定日時よりも当該登録した1月前にまとめ会社からパートナー会社宛に保守日時の問い合わせを自動的に電子メールで行い、その応答したときに図6の(h)の作業進捗管理DB18の点検予定日と、点検予定日時の欄に設定して予定を自動スケジュールすることが可能となる。
図6の(g)は、支払条件テーブル例を示す。支払条件テーブル17には保守料金の集計の締め日、支払日などを登録するものであって、例えば図示の、点検完了日の属する月の月締め翌月末払いと登録するものである。登録された支払条件に従い、自動的に締め日に集計して払い日に銀行振込することが可能となる。
図6の(h)は、作業進捗管理DB例を示す。作業進捗管理DB18は、契約NO、定期点検発注NOに対応づけて作業進捗情報を登録して管理するものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものである。
・定期点検発注NO:
・契約NO:
・前回点検完了確認日:
・点検予定日:
・作業予定時間:
・発信者番号:
・点検日:
・点検開始情報および点検完了情報:
・位置情報:
・点検開始時刻:
:点検完了時刻
・その他:
ここで、定期点検発注NOは契約NOで決まる保守のうちの定期点検毎に一意の番号である。契約NOは保守契約毎に一意の番号である。前回点検完了確認日、点検予定日、作業予定時間、発信者番号は、定期点検発注NOに対応づけた前回の点検完了の確認日、点検予定日、作業予定時間、発信者番号である。点検日は、点検した日である。点検開始情報および点検完了情報(点検終了情報)は、保守員携帯端末2から受信した位置情報と点検開始時刻、位置情報と点検完了情報とを登録したものである。
以上のように、契約NOと定期点検発注NOで決まる保守作業についての情報(前回点検完了確認日、点検予定日、作業予定時間、発信者番号、点検日、点検開始情報および点検完了情報など)を登録して管理するものである。
図6の(i)は、テストプログラム合格情報DB例を示す。テストプログラム合格情報DB19は、保守員携帯端末2から受信した保守対象装置1をテストプログラムでチェックしたときの合格情報などを登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録して管理するものである。
・装置型名:
・装置個別ID:
・合格情報受信時刻:
・テストプログラム合格時刻:
・合格情報受信日:
・その他:
ここで、装置型名、装置個別IDは、保守対象の装置型名、装置個別IDである。合格情報受信時刻、合格情報受信日、テストプログラム合格時刻は、テストプログラムで保守対象装置1をチェックして合格したときの合格情報を保守管理サーバ3が受信した時刻、日、テストプログラムで保守対象装置1をチェックして合格した時刻である。
図7の(j)は、定期点検集計表DB例を示す。定期点検集計表DB20は、定期点検の締め日で集計した集計表であって、図示の下記の情報を対応づけて集計して登録したものである。
・契約NO:
・定期点検発注NO:
・保守員名:
・作業日:
・作業時間:
・保守料金:
・その他:
図8は、本発明の保守員携帯端末が記憶するデータ例を示す。ここでは、図示の下記の情報を対応づけて記憶する。
・保守員ID:
・生体情報:
・携帯番号:
・現在位置情報取得時刻:
・現在位置:
・テストプログラム合格情報:
・テストプログラム合格装置ID:
・テストプログラム合格時刻:
・その他:
ここで、保守員IDは保守員に付与した一意のIDである。生体情報は、保守員を認証するための予め保守員携帯端末2に記憶させた情報であり、保守先で保守員携帯端末2の読取部から読み取った保守員の生体情報(静脈、指紋、瞳孔などの生体情報)とが一致したときに当該保守員携帯端末2の操作を許可するためのものである(既述した図5のS31からS32、S38からS39参照)。
図9は、本発明の契約入力画面例を示す。図示の契約入力画面は、既述した図2のS1で契約情報を入力するための画面であって、ここでは、図示の下記の情報を入力するための入力画面である。
・契約NO:
・顧客名:
・場所:
・契約開始日:
・契約内容:
・保守料金:
ここで、契約NOは保守契約を一意に識別する番号である。顧客名は保守対象の顧客名である。場所は、保守対象装置1が設置されている場所(住所)である。契約開始日、契約内容、保守料金は、保守契約の契約開始日、契約内容、保守料金である。
図10は、本発明のメッセージ例を示す。
図10の(a)は、定期点検日時の決定依頼メール(とりまとめ会社⇒パートナー会社)の例を示す。これは、既述した図2のS4で定期点検日時を決定する依頼メールの例であって、下記のメッセージを電子メールに設定したものである。
・『契約NO.B112233』の点検予定日時を設定して下さい。
図10の(b)は、定期点検注文メール(パートナー会社⇒とりまとめ会社)の例を示す。これは、既述した図2のS5、S6で定期点検日時の決定を受信するメールの例であって、下記のメッセージを電子メールに設定したものである。
・定期点検発注書
『契約NO.B112233』の点検予定日時は『2006/10/15 15時〜16時』です。
図10の(c)は、点検開始予定日時を過ぎてもメール保守携帯端末から現在位置情報を受信しない場合のアラームメールの例を示す。これは、既述した図4のS21のYES,S23で送信するメールの例を示し、ここでは、図示の下記のメッセージを電子メールに設定し、管理者あるいは該当保守担当者に送信するためのものである。
・定期点検発注NO『aa22222』の点検開始予定日時が過ぎてますが、現在地情報を受信していません。
図10の(d)は、点検完了予定日時を過ぎてもメール保守携帯端末から現在位置情報を受信しない場合のアラームメールの例を示す。これは、既述した図4のS22のYES,S23で送信するメールの例を示し、ここでは、図示の下記のメッセージを電子メールに設定し、管理者あるいは該当保守担当者に送信するためのものである。
・定期点検発注NO『aa22222』の点検完了予定日時が過ぎてますが、現在地情報を受信していません。
図10の(e)は、保守員携帯端末の表示画面例を示す。
図10の(e−1)は、指紋認証を行うときに表示するメッセージ例を示す。ここでは、図示の下記のメッセージを表示する。
・指紋認証を行って下さい。
図10の(e−2)は、保守員携帯端末2の位置情報を保守管理サーバ3へ送信するときに表示されるメッセージ例を示す。
・定期点検発注NOを入力し、位置情報を取得して送信して下さい。
図11は、図1の他の実施例の説明図を示す。
図11の(a)は、他のシステム構成図を示す。図示のシステム構成図は、チェック手段を、図1の保守員員携帯端末2ではなく、保守対象装置1にチェック手段231として設けた例を示す。他は、同じであるので、説明を省略する。
図11の(a)において、チェック手段231は、保守対象装置1にテストプログラムを予めインストール(あるいはチェック時にインストール)して動作が正常かチェックするものである。
送信手段232は、チェック結果(テストプログラム合格情報)をネットワーク8を介して保守管理サーバ3に送信するものである。
図11の(b)は、動作説明フローチャートを示す。
図11の(b)において、S51は、テストプログラムが起動されると点検開始する。これは、保守対象装置1にインストールしたテストプログラムが起動されると、保守対象装置1の点検(チェック)を開始する。
S52は、テストプログラムによるテストに合格したか判別する。YESの場合には、S53に進む。NOの場合には、S52を繰り返す(あるいはユニットなどを交換するなどの保守作業を行った後に繰り返す)。
S53は、合格情報をサーバに送信する。これは、S52のYESで保守対象装置1のをチェックした結果、合格したので、合格した情報を、ネットワーク8を介して保守管理サーバ3へ送信する。
以上によって、チェック手段231を保守対象装置1にインストールして当該保守対象装置1をチェックし、合格のときに保守管理サーバ3に合格情報を送信することが可能となる。
図12は、本発明の他の実施例の説明図を示す。図示の他の実施例の構成は、保守員携帯端末233を更に設け、当該保守員携帯端末233に、チェック手段234、送信手段235を設けた例を示す。他は、図1と同じであるので、説明を省略する。
図12において、保守員携帯端末233は、チェック手段234および送信手段235を設けた携帯端末であって、保守対象装置1とUSB,RS232Cなどで接続したものである。
チェック手段234は、USBなどを経由し、保守対象装置1をテストして動作をチェックするものである。
送信手段235は、チェック手段234で保守対象装置1をテストして合格したときに、合格情報をネットワーク8を介して保守管理サーバ3に送信するものである。
本発明は、保守員が確実に保守対象の装置のある場所に出向いて保守したのか、更に、その保守開始日時や保守終了日時などを確実に確認して登録したり、保守開始日時/保守終了日時になっても保守開始日時などの情報が受信されないときに自動的にアラームを通知して保守作業を促したりする保守管理方法および保守管理システムに関するものである。
本発明のシステム構成図である。 本発明の動作説明フローチャート(その1)である。 本発明の動作説明フローチャート(その2)である。 本発明の動作説明フローチャート(その3)である。 本発明の動作説明フローチャート(保守員携帯端末)である。 本発明のDB例(その1)である。 本発明のDB例(その2)である。 本発明の保守員携帯端末が記憶するデータ例である。 本発明の契約入力画面例である。 本発明のメッセージ例である。 本発明の他の実施例の説明図である。 本発明の他の実施例の説明図である。
符号の説明
1:保守対象装置
2:保守員携帯端末
21:認証手段
22:作業開始場所・時刻取得手段
23:チェック手段
24:作業終了場所・時刻取得手段
25:送信手段
3:保守管理サーバ
31:契約入力手段
32:保守実施日時決定手段
33:保守督促手段
34:登録手段
35:集計手段
4:パートナー会社端末
5:保守作業管理者端末
6:営業担当者端末
7:DB
11:資格DB
12:CE登録情報DB
13:パートナー会社情報DB
14:顧客情報DB
15:定期保守契約情報DB
18:作業進捗管理DB
19:テストプログラム合格情報DB

Claims (8)

  1. 保守を行う保守員が所持する携帯端末と保守作業を管理する保守管理サーバとをネットワークで接続したシステムにおける保守管理方法において、
    前記保守管理サーバは、
    前記携帯端末からの現在位置、時刻、および当該携帯端末の情報あるいは携帯端末を操作する保守員の情報を受信するステップと、
    前記受信した情報のうち携帯端末あるいは保守員の情報をもとに特定した当該保守員が保守対象の装置の保守資格を所持し、かつ現在位置が保守対象の装置の場所とテーブルを参照して一致しているか判別するステップと、
    一致していると判別された場合に、前記携帯端末から保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報を受信したときに、保守対象の装置の保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報をテーブルに登録するステップと
    を有する保守管理方法。
  2. 前記保守作業開始時刻、保守作業終了時刻は、前記携帯端末の位置情報と一緒に受信し、当該受信した位置情報が保守対象の装置の場所に一致したときに保守作業開始時刻、保守作業終了時刻を有効と判定することを特徴とする請求項1記載の保守管理方法。
  3. 前記携帯端末から保守対象の装置についてテストプログラムを実行させてそのときの合格情報を受信する前に、前記保守作業開始時刻および保守作業終了時刻の両者を表す点検区切り情報を受信した場合は保守作業開始時刻と判定し、一方、受信した後に、前記保守作業開始時刻および保守作業終了時刻の両者を表す点検区切り情報を受信した場合は保守作業終了時刻と判定することを特徴とする請求項1記載の保守管理方法。
  4. 前記携帯端末は、保守員が生体認証を入力して当該携帯端末が持つ認証情報あるいは前記保守管理サーバが持つ認証情報と照合して当該保守員を認証することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の保守管理方法。
  5. 前記保守管理サーバは、テーブルを参照して保守対象の装置について、予定の保守作業開始時刻を経過しても前記保守作業開始時刻を受信できないときに該当保守員の携帯端末あるいは管理者の端末に保守作業の催促メッセージを送信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の保守管理方法。
  6. 前記保守管理サーバは、テーブルを参照して保守対象の装置の保守契約が終了あるいは終了よりも所定期間前、または、定期保守契約のときは最終保守が終了したときに、契約担当者に契約延長依頼を通知することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の保守管理方法。
  7. 前記保守管理サーバは、テーブルを参照し、保守料金の精算の締め日に、前記保守作業開始時刻、保守作業終了時刻をもとに保守料金を集計することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の保守管理方法。
  8. 保守を行う保守員が所持する携帯端末と保守作業を管理する保守管理サーバとをネットワークで接続したシステムにおける保守管理プログラムにおいて、
    前記保守管理サーバを、
    前記携帯端末からの現在位置、時刻、および当該携帯端末の情報あるいは携帯端末を操作する保守員の情報を受信するステップと、
    前記受信した情報のうち携帯端末あるいは保守員の情報をもとに特定した当該保守員が保守対象の装置の保守資格を所持し、かつ現在位置が保守対象の装置の場所とテーブルを参照して一致しているか判別するステップと、
    一致していると判別された場合に、前記携帯端末から保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報を受信したときに、保守対象の装置の保守作業開始時刻、保守作業終了時刻、保守作業情報をテーブルに登録するステップと
    して機能させるための保守管理プログラム。
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