JP2008203798A - フルカラートナーセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも結着樹脂、顔料成分を含有する、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナーと黒トナーとからなるフルカラートナーセットであって、マゼンタトナーはローダミン系染料の金属レーキ化合物を顔料成分として含有し、シアントナーは藍色を呈するフタロシアニン銅化合物と、補色として緑色を呈するフタロシアニン銅化合物とを顔料成分として含有し、かつイエロートナーはジスアゾイエロー系化合物を顔料成分として含有することを特徴とするフルカラートナーセットである。
【選択図】 なし
Description
へと導いてきており、このデジタル化によって、従来の印刷方式のワークフロー(撮影・
ポジ・スキャン・データ・デザイン・EPS・面付け・フィルム・刷版・印刷)が多段階
式過程であったのに対し、デジタルカメラによる撮影・DTP・CTP・印刷とその過程
を飛躍的に短縮することに成功した。それによって、入稿データの「RGB」化が標準化
しつつあり、取り扱われるデータがより色再現領域の広いものへとシフトしつつあるのが
現状である。
フルカラートナーにおいても広範囲の画像再現を得るべく検討がなされてきている。特許文献2ではフタロシアニンを用いたシアントナー、ローダミン6G塩基性のキサンテンシリコモリブデン酸塩を用いたマゼンタトナー、ジアゾベンジジンを用いたイエロートナー、カーボンブラックを用いたブラックトナーの組み合わせにより、好ましい発色性が得られたものの、3色の組み合わせのバランスが悪いため、印字物の彩度が低く、色再現領域も十分ではなく、ジャパンカラーの再現領域を得られるものではなかった。(特許文献2参照)
またフタロシアニンを用いたシアントナー、ナフトールカーミンF6Bを用いたマゼンタトナー、ベンズイミダゾロンを用いたイエロートナーの組み合わせも検討されたが、この組み合わせでは、青、緑の色再現領域が満足の行くレベルには至らず、ジャパンカラーの再現領域を得られるものではなかった。(特許文献3)
また藍色のフタロシアニン顔料と緑色のフタロシアニン顔料を混合したシアントナーも検討されたが、C.I.ピグメントイエロー17を用いたイエロートナーとC.I.ピグメントレッド122のキナクリドン顔料を用いたマゼンタトナーであったため青色の再現領域が満足の行くレベルではなく、ジャパンカラーの再現領域を得られるものではなかった。(特許文献4)
(1)少なくとも結着樹脂、顔料成分を含有する、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナーと黒トナーとからなるフルカラートナーセットであって、マゼンタトナーはローダミン系染料の金属レーキ化合物を顔料成分として含有し、シアントナーは藍色を呈するフタロシアニン銅化合物と、補色として緑色を呈するフタロシアニン銅化合物とを顔料成分として含有し、かつイエロートナーはジスアゾイエロー系化合物を顔料成分として含有することを特徴とするフルカラートナーセット。
(2)シアントナーに用いる顔料成分において、藍色を呈するフタロシアニン銅化合物と緑色を呈するフタロシアニン銅化合物との重量比(藍色:緑色)が、100:2〜100:20の範囲であることを特徴とする(1)記載のフルカラートナーセット。
(3)マゼンタトナーに用いるローダミン系染料の金属レーキ化合物がC.I.ピグメントレッド81またはC.I.ピグメントレッド169であることを特徴とする(1)または(2)に記載のフルカラートナーセット。
(4)黒トナーに用いる顔料成分が、カーボンブラックと、補色として藍色を呈する顔料成分とからなることを特徴とする(1)〜(3)いずれかに記載のフルカラートナーセット。
(5)黒トナーにおいて、カーボンブラックと藍色を呈する顔料成分との重量比(カーボンブラック:藍色顔料)が、100:0.5〜100:20の範囲であることを特徴とする(4)記載のフルカラートナーセット。
(6)イエロートナーに用いるジスアゾイエロー系化合物がC.I.ピグメントイエロー12またはC.I.ピグメントイエロー13であることを特徴とする(1)〜(5)いずれかに記載のフルカラートナーセット。
(7)イエロートナー中の顔料成分の含有量(Y)、シアントナー中の顔料成分の含有量(C)、マゼンタトナー中の顔料成分の含有量(M)の関係がY<C<Mの関係を満足することを特徴とする(1)〜(6)いずれかに記載のフルカラートナーセット。
(8)イエロートナー中の顔料成分の含有量(Y)、シアントナー中の顔料成分の含有量(C)、マゼンタトナー中の顔料成分の含有量(M)の関係が以下(イ)〜(ハ)の条件をすべて満足することを特徴とする(1)〜(7)いずれかに記載のフルカラートナーセット。
(イ)Y<Cであり、0.5xC<Y<0.8xCの関係を満たす。
(ロ)Y<Mであり、0.3xM<Y<0.7xMの関係を満たす。
(ハ)C<Mであり、0.6xM<C<0.9xMの関係を満たす。
(9)上記(1)〜(8)いずれかに記載のフルカラートナーセットを用いてフルカラー画像を得ることを特徴とする画像形成方法。
本発明は、少なくとも結着樹脂、顔料成分を含有するイエロートナー、マゼンタトナー、シアントナー、黒トナーの4色からなるフルカラートナーセットであって、イエロートナー中に顔料成分としてジスアゾイエロー系化合物、マゼンタトナー中に顔料成分としてローダミン系染料の金属レーキ化合物、シアントナー中に顔料成分として藍色を呈するフタロシアニン銅化合物と、補色として緑色を呈するフタロシアニン銅化合物を含有するものである。
(イ)Y<Cであり、0.5xC<Y<0.8xC
(ロ)Y<Mであり、0.3xM<Y<0.7xM
(ハ)C<Mであり、0.6xM<C<0.9xM
即ちここでシアントナー中の顔料成分を100部とすると、イエロートナー中の顔料成分は50〜80部であることが好ましい。50部よりも小さくなると、イエロートナーの透明性は得られるものの緑色の再現が困難になり、80部よりも大きくなると、イエロートナーの透明性が得られず、紫色の再現領域が狭くなってしまう。またマゼンタトナー中の顔料成分を100部とすると、シアントナー中の顔料成分は60〜90部であることが好ましい。この範囲を外れると紫色の再現領域が狭くなってしまう。またマゼンタトナー中の顔料成分を100部とすると、イエロートナー中の顔料成分は30〜70部であることが好ましい。この範囲を外れると赤色の再現領域が狭くなってしまう。
酸成分としては、二価のカルボン酸として、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸などのベンゼンジカルボン酸類またはその無水物;コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、アゼライン酸などのアルキルジカルボン酸類またはその無水物;またさらに炭素数16〜18のアルキル基で置換されたコハク酸もしくはその無水物;フマル酸、マレイン酸、シトラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸などの不飽和ジカルボン酸またはその無水物;シクロヘキサンジカルボン酸;ナフタレンジカルボン酸;ジフェノキシエタン−2,6−ジカルボン酸等が挙げられ、架橋成分としてはたらく三価以上のカルボン酸としてはトリメリット酸、ピロメリット酸、ナフタレントリカルボン酸、ブタントリカルボン酸、ヘキサントリカルボン酸、テトラ(メチレンカルボキシル)メタン、オクタンテトラカルボン酸、ベンゾフェノンテトラカルボン酸やその無水物等が挙げら、これらは単独で或いは2種以上の組み合わせで使用される。
[実施例]
以下実施例および比較例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明の態様がこれらの例に限定されるものではない。なお以下については、部数は全て重量部を表す。また下記の実施例、比較例の詳細な条件、結果を以下の表1、表2に示す。また、以下の実施例および比較例中で用いられる結着樹脂、顔料および離型剤は次のものである。
(結着樹脂)
熱可塑性ポリエステル樹脂1
テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、プロピレンオキシド付加ビスフェノールA、エチレングリコールから構成されるポリエステル樹脂。
酸価:10mgKOH/g OH価:43mgKOH/g Tg 58℃
分子量 Mw:28200 Mn:2500
熱可塑性ポリエステル樹脂2
テレフタル酸、イソフタル酸、トリメリット酸、プロピレンオキシド付加ビスフェノールA、エチレングリコールから構成されるポリエステル樹脂。
酸価:18mgKOH/g OH価:36mgKOH/g Tg 59℃
分子量 Mw:32000 Mn:2600
(顔料)
顔料としては以下のものを用いて評価を行った。
シアン用顔料
C.I.ピグメントブルー15:3(東洋インキ製造製LIONOL BLUE GLA−SD)
C.I.ピグメントグリーン7(東洋インキ製造製LIONOL GREEN YS−2A)
マゼンタ用顔料
C.I.ピグメントレッド81(不二化成製ファナルローズRNN−P)
C.I.ピグメントレッド169(BASF社製FANAL PINK D4810)
比較用マゼンタ用顔料
C.I.ピグメントレッド57:1(東洋インキ製造製LIONOL RED 6B 4240−P)
C.I.ピグメントレッド122(大日本インキ化学工業社製KET RED309)
イエロー用顔料
C.I.ピグメントイエロー12(東洋インキ製造製LIONOL YELLOW 1235−P)
C.I.ピグメントイエロー13(東洋インキ製造製LIONOL YELLOW FG−1310)
(比較用イエロー用顔料)
C.I.ピグメントイエロー180(クラリアント社製LTONER YELLOW HG)
黒用顔料
カーボンブラック モナーク880
藍色成分として上記C.I.ピグメントブルー15:3(東洋インキ製造製LIONOL BLUE GLA−SD)を添加。
熱可塑性ポリエステル樹脂1 50.0重量部
C.I.ピグメントブルー15:3 48.0重量部
C.I.ピグメントグリーン7 2.0重量部
上記材料(合計5kg)を加圧ニーダー中で設定温度120℃、15分の条件にて混合、混練を行い取り出した。更にロール温度95℃の3本ロールにて混練を行い、冷却後10mm以下に粗砕し、シアン着色剤1を得た。
熱可塑性ポリエステル樹脂1 87.0重量部
シアン着色剤1 10.0重量部
荷電制御剤(3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸のカルシウム塩化合物)1.0重量部
離型剤(エチレンホモポリマー 分子量850 Mw/Mn1.08 融点107℃)1.5重量部
不均化ロジンエステル(スーパーエステルA−100) 0.5重量部
上記材料(合計5kg)を20Lの容積を有するヘンシェルミキサーで混合(3000rpm,3分)した後、二軸混練押出機(PCM30)で供給量6kg/hr,吐出温度120℃にて溶融混練を行い、冷却固化した後ハンマーミルで粗粉砕し、次いでI式ジェットミル(IDS−2型)で微粉砕し、分級(DS−2型)して重量平均粒径約8.5μmの分級品(トナー母粒子)を得た。
次いで、上記で得られた分級品100重量部と疎水性酸化チタン(チタン工業社製STT−30A)0.5重量部を10Lのヘンシェルミキサーで混合(2000rpm,1分)、篩工程(100メッシュ)を経た後シアントナー1を得た。
(マゼンタトナーの作製)
熱可塑性ポリエステル樹脂1 50.0重量部
C.I.ピグメントレッド81 50.0重量部
上記材料(合計5kg)を加圧ニーダー中で設定温度120℃、15分の条件にて混合、混練を行い取り出した。更にロール温度95℃の3本ロールにて混練を行い、冷却後10mm以下に粗砕し、マゼンタ着色剤1を得た。
熱可塑性ポリエステル樹脂1 85.0重量部
マゼンタ着色剤1 12.0重量部
荷電制御剤(3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸のカルシウム塩化合物)1.0重量部
離型剤(エチレンホモポリマー 分子量850 Mw/Mn1.08 融点107℃)1.5重量部
不均化ロジンエステル(スーパーエステルA−100) 0.5重量部
上記材料(合計5kg)を20Lの容積を有するヘンシェルミキサーで混合(3000rpm,3分)した後、二軸混練押出機(PCM30)で供給量6kg/hr,吐出温度120℃にて溶融混練を行い、冷却固化した後ハンマーミルで粗粉砕し、次いでI式ジェットミル(IDS−2型)で微粉砕し、分級(DS−2型)して重量平均粒径約8.5μmの分級品(トナー母粒子)を得た。
次いで、上記で得られた分級品100重量部と疎水性酸化チタン(チタン工業社製STT−30A)0.5重量部を10Lのヘンシェルミキサーで混合(2000rpm,1分)、篩工程(100メッシュ)を経た後マゼンタトナー1を得た。
(イエロートナーの作製)
熱可塑性ポリエステル樹脂1 50.0重量部
C.I.ピグメントイエロー12 50.0重量部
上記材料(合計5kg)を加圧ニーダー中で設定温度110℃、15分の条件にて混合、混練を行い取り出した。更にロール温度90℃の3本ロールにて混練を行い、冷却後10mm以下に粗砕し、イエロー着色剤1を得た。
熱可塑性ポリエステル樹脂1 89.0重量部
イエロー着色剤1 8.0重量部
荷電制御剤(3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸のカルシウム塩化合物)1.0重量部
離型剤(エチレンホモポリマー 分子量850 Mw/Mn1.08 融点107℃)1.5重量部
不均化ロジンエステル(スーパーエステルA−100) 0.5重量部
上記材料(合計5kg)を20Lの容積を有するヘンシェルミキサーで混合(3000rpm,3分)した後、二軸混練押出機(PCM30)で供給量6kg/hr,吐出温度115℃にて溶融混練を行い、冷却固化した後ハンマーミルで粗粉砕し、次いでI式ジェットミル(IDS−2型)で微粉砕し、分級(DS−2型)して重量平均粒径約8.5μmの分級品(トナー母粒子)を得た。
次いで、上記で得られた分級品100重量部と疎水性酸化チタン(チタン工業社製STT−30A)0.5重量部を10Lのヘンシェルミキサーで混合(2000rpm,1分)、篩工程(100メッシュ)を経た後イエロートナー1を得た。
(黒トナーの作製)
熱可塑性ポリエステル樹脂1 50.0重量部
カーボンブラック(モナーク880) 47.0重量部
C.I.ピグメントブルー15:3 3.0重量部
上記材料(合計5kg)を加圧ニーダー中で設定温度120℃、15分の条件にて混合、混練を行い取り出した。更にロール温度95℃の3本ロールにて混練を行い、冷却後10mm以下に粗砕し、黒着色剤1を得た。
熱可塑性ポリエステル樹脂1 89.0重量部
黒着色剤1 8.0重量部
荷電制御剤(3,5−ジ−tert−ブチルサリチル酸のカルシウム塩化合物)1.0重量部
離型剤(エチレンホモポリマー 分子量850 Mw/Mn1.08 融点107℃)1.5重量部
不均化ロジンエステル(スーパーエステルA−100) 0.5重量部
上記材料(合計5kg)を20Lの容積を有するヘンシェルミキサーで混合(3000rpm,3分)した後、二軸混練押出機(PCM30)で供給量6kg/hr,吐出温度120℃にて溶融混練を行い、冷却固化した後ハンマーミルで粗粉砕し、次いでI式ジェットミル(IDS−2型)で微粉砕し、分級(DS−2型)して重量平均粒径約8.5μmの分級品(トナー母粒子)を得た。
次いで、上記で得られた分級品100重量部と疎水性酸化チタン(チタン工業社製STT−30A)0.5重量部を10Lのヘンシェルミキサーで混合(2000rpm,1分)、篩工程(100メッシュ)を経た後黒トナー1を得た。
(画像試験)
上記得られたシアントナー1、マゼンタトナー1、イエロートナー1、黒トナー1を用いて、またキャリアは平均粒径が60μmのシリコーンレジンでコーティングされたフェライトキャリア(DFC−350C同和鉄粉社製)を用いて、各色トナー濃度6%に設定してカラー現像剤を作製した。画像試験条件は以下の通りであった。
フルカラー複写機:キヤノン社製 CLC−730
コピー用紙:富士ゼロックス社製カラーアプリケーション用紙 Ncolor127(127.9g/m2) A4サイズ
画像作成条件:イエロー、シアン、マゼンタ、黒の4種の単色画像、及び2色ベタ刷り重ね部(イエローxマゼンタ 赤色、マゼンタxシアン 紫色、シアンxイエロー 緑色)及びイエロー、マゼンタ、シアン3色の単色ベタ刷り重ね部を出力した。
印字物測定条件
画像濃度:グレタグマクベスD196にて印字物の単色(イエロー、マゼンタ、シアン、黒)ベタ部の濃度値を測定した。
測色:X−Rite938にて印字物の単色ベタ部(イエロー、マゼンタ、シアン)、及び、単色ベタ刷り重ね部(イエロー×マゼンタ、マゼンタ×シアン、シアン×イエロー)のL*、a*、b*値を測定した。またC値はa*及びb*から下記の計算式にて求めた。
光沢:村上色彩技術研究所製、デジタル光沢計にて60°−60°反射光沢を測定した。結果を表0に示す。比較例と比べて実施例のC値が大きく、印刷物の彩度が高い。a*を横軸、b*縦軸とした2次元空間に、各a*、b*値をプロットし、2次元のガモットで比較した結果、実施例の色再現領域が広いことがわかる。表3、表4に結果を示す。
Claims (9)
- 少なくとも結着樹脂、顔料成分を含有する、マゼンタトナー、シアントナー、イエロートナーと黒トナーとからなるフルカラートナーセットであって、マゼンタトナーはローダミン系染料の金属レーキ化合物を顔料成分として含有し、シアントナーは藍色を呈するフタロシアニン銅化合物と、補色として緑色を呈するフタロシアニン銅化合物とを顔料成分として含有し、かつイエロートナーはジスアゾイエロー系化合物を顔料成分として含有することを特徴とするフルカラートナーセット。
- シアントナーに用いる顔料成分において、藍色を呈するフタロシアニン銅化合物と緑色を呈するフタロシアニン銅化合物との重量比(藍色:緑色)が、100:2〜100:20の範囲であることを特徴とする請求項1記載のフルカラートナーセット。
- マゼンタトナーに用いるローダミン系染料の金属レーキ化合物がC.I.ピグメントレッド81またはC.I.ピグメントレッド169であることを特徴とする請求項1または2に記載のフルカラートナーセット。
- 黒トナーに用いる顔料成分が、カーボンブラックと、補色として藍色を呈する顔料成分とからなることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のフルカラートナーセット。
- 黒トナーにおいて、カーボンブラックと藍色を呈する顔料成分との重量比(カーボンブラック:藍色顔料)が、100:0.5〜100:20の範囲であることを特徴とする請求項4記載のフルカラートナーセット。
- イエロートナーに用いるジスアゾイエロー系化合物がC.I.ピグメントイエロー12またはC.I.ピグメントイエロー13であることを特徴とする請求項1〜5いずれかに記載のフルカラートナーセット。
- イエロートナー中の顔料成分の含有量(Y)、シアントナー中の顔料成分の含有量(C)、マゼンタトナー中の顔料成分の含有量(M)の関係がY<C<Mの関係を満足することを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載のフルカラートナーセット。
- イエロートナー中の顔料成分の含有量(Y)、シアントナー中の顔料成分の含有量(C)、マゼンタトナー中の顔料成分の含有量(M)の関係が以下(イ)〜(ハ)の条件をすべて満足することを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載のフルカラートナーセット。
(イ)Y<Cであり、0.5xC<Y<0.8xCの関係を満たす。
(ロ)Y<Mであり、0.3xM<Y<0.7xMの関係を満たす。
(ハ)C<Mであり、0.6xM<C<0.9xMの関係を満たす。 - 請求項1〜8いずれかに記載のフルカラートナーセットを用いてフルカラー画像を得ることを特徴とする画像形成方法。
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