JP2008201311A - 車線維持支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者を快適な居眠り状態へ誘発する虞を低減すると共に、自車両の車線逸脱の防止を図った車線維持支援装置を提供すること。
【解決手段】運転者Dの覚醒度が低下している場合に、車線103内において自車両101が蛇行するように、操舵機構に補助トルクを付与する。これにより、他車等との接触を回避して危険を伴うことなしに、車線103内の走行を維持すると共に、運転者を快適な居眠り状態へと招く虞が低減される。
【選択図】図3
【解決手段】運転者Dの覚醒度が低下している場合に、車線103内において自車両101が蛇行するように、操舵機構に補助トルクを付与する。これにより、他車等との接触を回避して危険を伴うことなしに、車線103内の走行を維持すると共に、運転者を快適な居眠り状態へと招く虞が低減される。
【選択図】図3
Description
本発明は、車線維持支援装置に関する。
従来、車両用走行制御装置として、自車両の走行位置を検出し、検出された走行位置に基づいて補助操舵トルクを付与する車線追従走行制御(操舵制御)を行うものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の車線追従走行制御装置は、操舵トルク検出手段を備え、検出された操舵トルクが所定の判定閾値以上である場合に、運転者が操舵介入していると判定して、操舵制御を解除する機能を有している。さらに、この車線追従走行制御装置は、運転者の脇見を検出する脇見検出手段を備え、運転者の脇見を検出した場合には、判定閾値を通常より大きく設定することで操舵制御を解除し難くすると共に、付与される補助操舵トルクを強めることで自車両のふらつきの防止を図っている。
特開平2002−362391号公報
しかしながら、従来技術では運転者の脇見が検知された場合に操舵補助トルクを強めることで自車両のふらつき防止を図っているため、この技術を運転者の覚醒度が低い場合にそのまま適用してしまうと、運転者の意識が低下して快適な居眠りを誘発する虞がある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、運転者を快適な居眠り状態へ誘発する虞を低減すると共に、自車両の車線逸脱の防止を図った車線維持支援装置を提供することを目的とする。
本発明による車線維持支援装置は、車線内の所定位置を走行するように操舵機構に補助トルクを付与する制御手段を備えた車線維持支援装置において、制御手段は、運転者の覚醒度が低下している場合に、自車両が蛇行走行するように補助トルクを制御することを特徴としている。
このような車線維持支援装置によれば、運転者の覚醒度が低下している場合に、車線内において自車両が蛇行するように、操舵機構に補助トルクを付与することができる。これにより、他車等との接触を回避して危険を伴うことなしに、車線内の走行を維持すると共に、運転者を快適な居眠り状態へと招く虞が低減される。なお、「覚醒度」とは、運転者の居眠り状態の程度を示すものであり、例えば、運転者が居眠り状態ではなく、正常に運転操作を行える場合には、「覚醒度が高い」とし、運転者が居眠り状態であり、集中力が低下し正常な運転操作を行えない場合には、「覚醒度が低い」とする。
また、操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、操舵トルク検出手段によって検出された操舵トルクが所定の判定閾値以上である場合に、制御手段による補助トルクの付与を中止する制御中止手段と、を備え、運転者の覚醒度が低下している場合に、所定の判定閾値を運転者の覚醒度が低下していない場合に比して大きく設定することが好ましい。これにより、運転者の覚醒度が低下している場合には、覚醒度が低下していない場合に比して、判定閾値が大きく設定されるので、制御手段による補助トルクの付与が中止され難くなる。そのため、覚醒度が低下している場合に、制御手段による補助トルクの付与が確実に行われる。また、制御手段は、運転者の覚醒度が低下している場合に、自車両が不規則に蛇行するように補助トルクを制御することが好ましい。
本発明によれば、運転者を快適な居眠り状態へ誘発する虞を低減すると共に、自車両の車線逸脱の防止を図った車線維持支援装置を提供することができる。
以下、本発明による車線維持支援装置の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において、同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本発明の実施形態に係る車線維持支援装置100を示すシステム構成図である。
図1に示す車線維持支援装置100は、自車両101(図3参照)が走行する走行レーン(車線)103を認識し、走行レーン103と自車両101との位置に基づいて、自車両101が走行レーン103を逸脱するか否かを判定し、自車両101が逸脱すると判定された場合に、操舵補助トルクを付与し車線維持支援を行うものである。すなわち、車線維持支援装置100は、操舵機構に付与される操舵補助トルクを制御して、自車両101が走行レーン中央104付近を走行するように走行支援を行う。車線維持支援装置100は、車線維持支援電子制御ユニット(以下、「車線維持支援ECU」という。)1を備え、この車線維持支援ECU1は、演算処理を行うCPU、記憶部となるROM及びRAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。
車線維持支援装置100は、運転者Dの顔画像を撮像する顔画像撮像カメラ2、顔画像撮像カメラ2からの映像信号に基づいて画像処理を行う顔画像処理電子制御ユニット(以下、「顔画像処理ECU」)3、車両前方の画像を取得する車両前方画像撮像カメラ4、車両前方画像撮像カメラ4からの映像信号に基づいて画像処理を行う前方画像処理電子制御ユニット(以下、「前方画像処理ECU」という)5、車速を検出する車速センサ6、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ7を有している。これらの顔画像処理ECU3、前方画像処理ECU5、車速センサ6、及び操舵トルクセンサ7からの出力信号は車線維持支援ECU1に入力されている。さらに、車線維持支援ECU1には、警報音を出力する警報器8が電気的に接続されている。
また、車線維持支援ECU1には、レーンキープスイッチ12が電気的に接続されている。このレーンキープスイッチ12は、運転者Dによる操作によって車線維持支援装置100の起動(ON)と停止(OFF)を選択するためのスイッチである。レーンレーンキープスイッチ12では、運転者によって選択されているON/OFFの情報をスイッチ信号として車線維持支援ECU1に送信する。
また、車線維持支援装置100は、操舵トルクを制御する操舵電子制御ユニット(以下、「操舵ECU」という。)10を備えている。この操舵ECU10は、演算処理を行うCPU、記憶部となるROM及びRAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。操舵ECU10は、車線維持支援ECU1、操舵トルクセンサ7、及び操舵アクチュエータ11と電気的に接続されている。操舵ECU10は、車線維持支援ECU1及び操舵トルクセンサ7から信号が入力され、操舵アクチュエータ11に付与する操舵補助トルクを演算して、操舵アクチュエータ11を制御する。操舵アクチュエータ11は、例えば電動モータを有し、ステアリングシャフト(不図示)に操舵補助トルクを付与するものである。
顔画像撮像カメラ2は、例えばコラムカバー9の上面に設置され、運転者Dの顔画像を取得するものである。顔画像処理ECU3は、入力された映像信号に基づいて、画像処理を行い運転者Dの顔画像を認識し、運転者Dの覚醒度を判定する覚醒度判定手段として機能するものである。この顔画像処理ECU3は、運転者Dの顔画像に基づいて、運転者Dの閉眼状態を検出し、閉眼している場合に、運転者Dの覚醒度が低下していると判定する。なお、覚醒度判定手段としては、運転者Dの顔向き角度を判定して、運転者Dが下方を向いている場合に覚醒度が低いと判定してもよい。
車両前方画像撮像カメラ4は、車両101の車室前方中央に配置され、フロントガラス越しに車両前方の路面の画像を取得するものである。前方画像処理ECU5は、入力された映像信号に基づいて、画像処理を行い、自車両101が走行している走行レーン103の両端を区画する道路区画線(道路に描かれた白線、黄色線や道路上に配置、または埋め込まれたブロック等の場合があるが、以下、「白線」という。)102を検出し、自車両101が走行する走行レーン103を認識する。
車線維持支援ECU1は、前方画像処理ECU5、車速センサ6、及び操舵トルク7からの各出力信号に基づいて、自車両101の将来の走行軌跡を予想し、前方画像処理ECU5によって認識された白線位置と比較することで、自車両101が走行レーン103を逸脱するか否かを判定する。
また、車線維持支援ECU1は、自車両が走行レーンを逸脱すると判定された場合に、操舵ECU10に出力信号を送信し、操舵ECU10は、操舵アクチュエータ11を駆動させて、操舵補助トルクを付与させることができる。
また、車線維持支援ECU1は、操舵トルクセンサ7によって検出された操舵トルクが所定の判定閾値Q以上である場合に、操舵補助トルクの付与を中止(中断)する制御中止手段として機能する。なお、「所定の判定閾値」とは、運転者が自分の意思で操舵操作を実行しているか否かを判定するための判定基準値となるものである。操舵トルクセンサ7によって検出された操舵トルクが所定の判定閾値Q以上である場合には、操舵補助トルクの付与が中止され、一方、操舵トルクセンサ7によって検出された操舵トルクが所定の判定閾値Q以上でない場合には、操舵補助トルクの付与が実行可能な状態となっている。
ここで、車線維持支援ECU1は、覚醒度判定手段によって運転者Dの覚醒度が低下していると判定された場合に、自車両101が走行レーン103内で蛇行するように操舵補助トルクを付与することができる。
また、車線維持支援ECU1は、覚醒度判定手段によって運転者Dの覚醒度が低下していると判定された場合に、上記「所定の判定閾値」を運転者Dの覚醒度が低下していない場合に比して大きく設定する。これにより、運転者Dの覚醒度が低下している場合に、操舵補助トルクの付与が中止され難くなる。
操舵ECU10のROMには、CPUを作動させるプログラムのほかに、操舵補助トルクを設定するためのデータ(マップ)などが記憶されている。次に、操舵補助トルクの設定例の一例について、図2を参照して説明する。図2は、操舵補助トルクの設定例を示すグラフである。図2では、縦軸に付与される操舵補助トルクの大きさを示し、横軸に走行レーン103内における自車両101の横方向の位置を示している。縦軸に示される操舵補助トルクの大きさは、縦方向の中央においてゼロであり、「+」(図示上側)が自車両を左方向に操向するための操舵補助トルクであり、「−」(図示下側)が自車両を右方向に操向するための操舵補助トルクである。
また、図2において、実線で示すL1は、通常時おける操舵補助トルクの設定例である。運転者Dの覚醒度が低下していない場合には、通常時における操舵制御が実行され、L1で示す操舵補助トルクが付与される。例えは、自車両101が走行レーン中央104を走行している場合には、操舵補助トルクは付与されず、自車両101が走行レーン中央104より右側を走行している場合には、左方向への操舵補助トルクが付与され、自車両101が走行レーン中央104より左側を走行している場合には、右方向への操舵補助トルクが付与される。具体的には、自車両101が走行レーン中央104より右側において点P1を超えない位置を走行している場合、左方向への操舵補助トルクは、走行レーン中央104からの距離に比例して増加し、自車両101が点P1より外側を走行している場合、操舵補助トルクは、一定の値となる。自車両101が走行レーン中央104より左側において点P2を越えない位置を走行している場合、右方向への操舵補助トルクは、走行レーン中央104からの距離に比例して増加し、自車両101が点P2より外側を走行している場合、操舵補助トルクは、一定の値となる。
また、図2において、破線で示すL2及び実線で示すL3は覚醒度低下時おける操舵補助トルクの設定例である。運転者Dの覚醒度が低下している場合には、覚醒度低下に対応した操舵制御が実行され、例えば最初はL2で示す操舵補助トルクが付与され、次にL3で示す操舵補助トルクが付与され、その後L2で示す操舵補助トルク、L3で示す操舵補助トルクが交互に付与される。なお、自車両101が白線102に近づいた場合には、白線102を超えないように、操舵補助トルクが付与される。
L2では、自車両101が走行レーン中央104より左側に位置する点P3を走行している場合には、操舵補助トルクは付与されず、自車両101が走行レーン中央104を走行している場合には左方向への操舵補助トルクが付与される。具体的には、自車両101が点P3より右側において点P4を超えない位置を走行している場合、左方向への操舵補助トルクは、点P3からの距離に比例して増加し、自車両101が点P4より外側を走行している場合、操舵補助トルクは、一定の値となる。自車両101がP3より左側において点P5を越えない位置を走行している場合、右方向への操舵補助トルクは、点P3からの距離に比例して増加し、自車両101が点P5より外側を走行している場合、操舵補助トルクは、一定の値となる。
L3では、自車両101が走行レーン中央104より右側に位置する点P6を走行している場合には、操舵補助トルクは付与されず、自車両101が走行レーン中央104を走行している場合には左方向への操舵補助トルクが付与される。具体的には、自車両101が点P6より右側において点P7を超えない位置を走行している場合、右方向への操舵補助トルクは、点P6からの距離に比例して増加し、自車両101が点P7より外側を走行している場合、操舵補助トルクは、一定の値となる。自車両101がP6より左側において点P8を越えない位置を走行している場合、左方向への操舵補助トルクは、点P6からの距離に比例して増加し、自車両101が点P8より外側を走行している場合、操舵補助トルクは、一定の値となる。
このように、L2及びL3を交互に選択することで、自車両101を蛇行させることができる。また、その他の操舵補助トルクの設定パターンを複数種類準備して、複数種類の操舵補助トルクの設定パターンを不規則に選択することで、自車両101が不規則に蛇行するような操舵補助トルクを付与することができる。
なお、覚醒度低下時に対応した操舵制御において、L2で示す操舵補助トルク、L3で示す操舵補助トルクを交互に付与する必要はなく、例えば、L2で示す操舵補助トルクを複数回付与した後に、L3で示す操舵補助トルクを付与してもよい。
次に、覚醒度低下に対応した操舵制御によって蛇行する自車両101の走行軌跡の一例について、図3を参照して説明する。図3は、覚醒度低下時において操舵補助トルクが付与されて蛇行する自車両の走行軌跡の一例を示す平面図である。図3に示すように、自車両101は、運転者Dの覚醒度が低下していると判定されると、操舵補助トルクが付与され、蛇行するように制御される。また、自車両101が白線102に近づくと、白線102の反対方向への操舵補助トルクが付与され、自車両101は走行レーン103内において蛇行する。
次に、車線維持支援ECU1で実行される制御処理について図4のフローチャートに沿って説明する。図4は、車線維持支援ECU1で実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。まず、車線維持支援ECU1では、例えばレーンキープスイッチ12からのスイッチ信号に基づいて、車線維持支援システム(LKAシステム)が起動中であるか否かの判定を行う(S1)。LKAシステムが起動中であると判定された場合には、ステップ2に進み、LKAシステムが起動中であると判定されなかった場合には、処理を終了する。
ステップ2では、車線維持支援ECU1は操舵トルクセンサ7からの信号に基づいて操舵トルクを算出し、操舵トルクが所定の判定閾値Q(初期値q1)以上であるか否かの判定を行う。操舵トルクが所定の判定閾値Q以上であると判定された場合には、ステップ3に進み、操舵補助トルクの付与を中止(制御を中断)して処理を終了する。一方、操舵補助トルクが所定の判定閾値Q以上であると判定されなかった場合には、ステップ4に進む。
ステップ4では、車線維持支援ECU1は顔画像処理ECU3からの信号に基づいて運転者Dの覚醒度が低下しているか否かの判定を行う。運転者Dの覚醒度が低下していると判定された場合には、警報音を出力して(S5)、ステップ6に進む。一方、運転者Dの覚醒度が低下していると判定されなかった場合にはステップ7に進む。
ステップ6では、車線維持支援ECU1は所定の判定閾値Qにq1を設定し、ステップ8に進む。ステップ7では、車線維持支援ECU1は所定の判定閾値Qにq2(q1>q2)設定し、ステップ9に進む。このように、覚醒度が低下している場合には所定の判定閾値Qを、覚醒度が低下していない場合に比して大きく設定している。
ステップ8及びステップ9では、車線維持支援ECU1は、記憶部に記憶されたマップ(図2)を参照して、覚醒度低下時に対応する制御(S8)、通常制御(S9)を実行して処理を終了する。自車両101は、覚醒度低下時に対応する制御が実行されると、走行レーン103内で蛇行ように制御される。また、自車両101は、通常制御が実行されると、走行レーン中央104付近を走行するように制御される。
このような車線維持支援装置100によれば、運転者Dの覚醒度が低下している場合に、走行レーン103内において自車両101が蛇行するように、操舵機構に操舵補助トルクを付与するので、運転者Dを快適な居眠り状態へと招くことがない。また、走行レーン103内において自車両101が蛇行するので、他車等との接触を回避して、危険を伴うことなしに車線維持支援を行うことができ、自車両101の車線逸脱を防止することができる。また、自車両101が走行レーン103内で蛇行しているため、自車両101が居眠り運転(異常状態)であることを周囲に認知させやすくなる。
また、車線維持支援装置100は、操舵トルクセンサ7によって検出された操舵トルクが所定の判定閾値Q以上である場合に、車線維持支援システムを解除して操舵補助トルクの付与を中止することができる。また、覚醒度が低下している場合に、所定の判定閾値Qを覚醒度が低下していない場合に比して大きく設定しているので、車線維持支援システムが解除されにくくなり、確実に操舵補助トルクを付与することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、運転者Dの覚醒度が低下している場合に、「所定の判定閾値」を運転者の覚醒度が低下していない場合に比して大きく設定しているが、「所定の判定閾値」を一定の値としてもよい。
また、上記実施形態では、図2に示すマップに基づいて、操舵機構に付与される操舵補助トルクを設定しているが、操舵補助トルクの設定は、これに限定されず、例えば、自車両101が走行レーン中央104を走行している場合に、右方向への操舵補助トルクを付与してもよく、操舵補助トルクを付与しなくてもよい。要は、運転者の覚醒度が低下している場合に、自車両が蛇行するように操舵補助トルクを付与すればよく、規則的な蛇行でも、不規則な蛇行でもよい。
また、上記実施形態では、運転者Dが閉眼している場合に、運転者Dの覚醒度が低下していると判定しているが、その他の方法によって運転者Dの覚醒度を判定してもよい。例えば、運転者Dの顔向き角度を演算し、運転者Dが下方を向いている場合に、運転者Dの覚醒度が低下していると判定してもよい。また、例えば、運転者の血圧、脳波等の生体情報を用いて覚醒度を判定してもよい。
また、上記車線維持支援装置100において、運転者の脇見を判定する脇見判定手段を備えた車線維持支援装置としてもよい。
1…車線維持支援ECU(制御手段、制御中止手段)、3…顔画像処理ECU(覚醒度判定手段)、7…操舵トルクセンサ、10…操舵ECU(制御手段、制御中止手段)、100…車線維持支援装置、101…自車両、103…走行レーン(車線)、104…走行レーン中央。
Claims (3)
- 車線内の所定位置を走行するように操舵機構に補助トルクを付与する制御手段を備えた車線維持支援装置において、
前記制御手段は、運転者の覚醒度が低下している場合に、自車両が蛇行するように前記補助トルクを制御することを特徴とする車線維持支援装置。 - 操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、
前記操舵トルク検出手段によって検出された操舵トルクが所定の判定閾値以上である場合に、前記制御手段による補助トルクの付与を中止する制御中止手段と、を備え、
前記運転者の覚醒度が低下している場合に、前記所定の判定閾値を前記運転者の覚醒度が低下していない場合に比して大きく設定することを特徴とする請求項1記載の車線維持支援装置。 - 前記制御手段は、運転者の覚醒度が低下している場合に、自車両が不規則に蛇行するように前記補助トルクを制御することを特徴とする請求項1又は2記載の車線維持支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007041017A JP2008201311A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 車線維持支援装置 |
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2007
- 2007-02-21 JP JP2007041017A patent/JP2008201311A/ja active Pending
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