JP2008197805A - データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム - Google Patents

データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008197805A
JP2008197805A JP2007030778A JP2007030778A JP2008197805A JP 2008197805 A JP2008197805 A JP 2008197805A JP 2007030778 A JP2007030778 A JP 2007030778A JP 2007030778 A JP2007030778 A JP 2007030778A JP 2008197805 A JP2008197805 A JP 2008197805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
file
combined data
information
combined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007030778A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4305520B2 (ja
Inventor
Atsushi Ito
敦史 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2007030778A priority Critical patent/JP4305520B2/ja
Priority to US12/025,992 priority patent/US8126945B2/en
Publication of JP2008197805A publication Critical patent/JP2008197805A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4305520B2 publication Critical patent/JP4305520B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1203Improving or facilitating administration, e.g. print management
    • G06F3/1205Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in increased flexibility in print job configuration, e.g. job settings, print requirements, job tickets
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1202Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to achieve a particular effect
    • G06F3/1203Improving or facilitating administration, e.g. print management
    • G06F3/1204Improving or facilitating administration, e.g. print management resulting in reduced user or operator actions, e.g. presetting, automatic actions, using hardware token storing data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/1253Configuration of print job parameters, e.g. using UI at the client
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1237Print job management
    • G06F3/126Job scheduling, e.g. queuing, determine appropriate device
    • G06F3/1262Job scheduling, e.g. queuing, determine appropriate device by grouping or ganging jobs
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)

Abstract

【課題】 複数のデータを結合したデータの容量を少なくする。
【解決手段】 予め記憶された複数のファイルのうちから少なくとも1つを要素として決定する要素決定部(S03)と、決定された少なくとも1つの要素の順位を決定する順位決定部(S06)と、決定された少なくとも1つの要素それぞれの少なくとも一部を特定するためのリンク情報を含み、リンク情報の順位を定義する結合データを生成し、記憶する結合データ生成部(S08)と、を備える。
【選択図】 図10

Description

この発明は、データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラムに関し、特に、複数のファイルを結合した1つのファイルを生成するためのデータ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラムに関する。
近年、デジタル複写機などの画像形成装置は、データを記憶するためのハードディスクドライブ(以下「HDD」という)などの記憶装置を備えている。HDDは多くのファイルを記憶可能なため、ファイルを管理するための技術が種々開発されている。
特開2004−21390号公報には、複数のジョブをまとめて新たな処理モードを設定し、画像メモリに記憶し直すボックス結合保存機能を有する画像処理装置が記載されている。ところが、元データそのものを結合して結合データを生成すると、結合データそのものを変更しなければならない。結合データのページ数が多い場合には変更場所の特定が困難になるといった問題がある。また、元データとは別に結合データを生成する場合、元データにした変更が結合データに反映されないため、元データにした変更とは別に結合データを変更しなければならない。さらに、元データが複数の結合データに利用されている場合、元データにした変更を複数の結合データそれぞれに反映しなければならない。このため、複数の結合データのすべてを生成し直すか、それぞれに同じ変更をしなければならず、管理が煩雑になるといった問題がある。
特開2004−21390号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、複数のデータを結合したデータ容量を少なくすることが可能なデータ管理装置、データ管理方法、およびデータ管理プログラムを提供することである。
この発明の他の目的は、データを容易に変更することが可能なデータ管理装置、データ管理方法、およびデータ管理プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、データ管理装置は、予め記憶されたデータのうちから複数を要素データとして決定する要素決定手段と、決定された複数の要素データの順位を決定する順位決定手段と、決定された複数の要素データそれぞれの少なくとも一部を特定するためのリンク情報を含み、該リンク情報の順位を定義する結合データを生成し、記憶する結合データ生成手段と、を備える。
この局面に従えば、予め記憶された複数のデータのうち少なくとも1つの要素データそれぞれの少なくとも一部を特定するための識別情報を含み、該識別情報の順位を定義する結合データが記憶される。このため、結合データで定義される順位に従って、識別情報で特定される部分を読み出せば、複数のデータのうちから任意のデータを、任意の順番で出力することができる。結合データは、データの実体を含まないのでデータ量を少なくすることができる。このため、複数のデータを結合したデータの容量を少なくすることが可能なデータ管理装置を提供することができる。また、データを変更すれば、結合データが変更されるので、データ更新のための作業が容易となる。このため、データを容易に変更することが可能なデータ管理装置を提供することができる。
好ましくは、結合データ生成手段は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報をさらに含む結合データを生成し、複数の要素データのいずれかを変更するための変更指示が受け付けられると、変更の対象となる要素データの少なくとも一部を特定するリンク情報を含む結合データを読み出し、読み出された該結合データに含まれるユーザ識別情報で識別されるユーザに通知する変更通知手段をさらに備える。
この局面に従えば、複数の要素データのいずれかが変更される前に、変更の対象となる要素データの少なくとも一部を特定するリンク情報を含む結合データが読み出され、該結合データに含まれるユーザ識別情報で識別されるユーザに通知される。したがって、ユーザの知らないうちに結合された各データの内容が変更されるのを防止することができる。
好ましくは、通知を受けたユーザによる許可を受け付けることを条件に、変更の対象となる要素データを変更指示に従って変更する第1変更手段をさらに備える。
好ましくは、通知を受けたユーザによる許可を受け付けできない場合、変更前のデータを複写した新たな要素データを生成し、読み出された結合データに含まれるリンク情報に含まれるデータ識別情報を新たな要素データを識別するためのデータ識別情報に変更する第2変更手段と、をさらに備える。
この局面に従えば、通知を受けたユーザによる許可を受け付けできない場合、変更前の要素データを複写した新たな要素データが生成され、結合データに含まれる識別情報に含まれるデータ識別情報を新たな要素データを識別するためのデータ識別情報に変更される。このため、要素データの変更前の結合データの内容をデータの変更後にも維持することができる。
好ましくは、結合データが指定されると、結合データで定義される順位に従って、複数の要素データのうちからリンク情報で特定される部分を読み出し、出力する出力手段を、さらに備える。
好ましくは、複数の要素データそれぞれは、プリント条件を含む関連情報と関連付けられており、出力手段は、指定された結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての要素データに関連付けられたすべての関連情報を読み出す読出手段と、指定された結合データ全体に対して設定可能なプリント条件の設定を受け付ける全体設定受付手段と、読み出されたすべての関連情報それぞれに含まれるプリント条件と、設定されたプリント条件とを含む新たな関連情報を生成する関連情報生成手段と、生成された新たな関連情報を指定された結合データと関連付ける関連付手段と、を含む。
この局面に従えば、結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての要素データに関連付けられたすべての関連情報が読み出され、結合データ全体に対して設定可能なプリント条件の設定が受け付けられ、読み出されたすべての関連情報それぞれに含まれるプリント条件と、設定されたプリント条件とを含む新たな関連情報が生成され、新たな関連情報が結合データと関連付けられる。このため、結合データのプリント条件に、元の要素データのプリント条件が含まれるので、結合データをプリントする際に、元の要素データだけをプリントするのと同じプリント条件で結合データをプリントすることができる。このため、結合データのプリント条件を容易に設定することができる。
好ましくは、関連情報は、プリント条件の有効または無効のいずれかを定義する定義情報を含み、読み出された関連情報のうち無効を定義する定義情報を含む関連情報に関連する要素データに対する新たなプリント条件の設定を受け付ける個別設定受付手段をさらに備える。
この局面に従えば、関連情報のうち無効を定義する定義情報を含む関連情報に関連する要素データに対する新たなプリント条件の設定が受け付けられるので、元の要素データと異なるプリント条件を設定することができる。
好ましくは、複数の要素データそれぞれは、プリント条件を含む関連情報と関連付けられており、関連情報は、プリント条件の有効または無効のいずれかを定義する定義情報を含み、出力手段は、結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての要素データに関連付けられたすべての関連情報を読み出す読出手段と、読み出された関連情報のすべてが無効を定義する定義情報を含む場合、結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての部分に共通のプリント条件の設定を受け付ける全体設定受付手段と、設定されたプリント条件を含む関連情報を生成する関連情報生成手段と、生成された関連情報を生成された結合データと関連付ける関連付手段と、を含む。
この局面に従えば、結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての要素データに関連付けられたすべての関連情報が読み出され、関連情報のすべてが無効を定義する場合、結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての部分に共通のプリント条件の設定が受け付けられ、設定されたプリント条件を含む関連情報が生成され、関連情報が結合データと関連付けられる。このため、結合データのプリント条件を容易に設定することができる。
好ましくは、リンク情報は、ファイル名およびファイル内の位置を示す位置情報を含む。
この発明のさらに他の局面によれば、データ管理方法は、予め記憶されたデータのうちから複数を要素データとして決定するステップと、決定された複数の要素データの順位を決定するステップと、決定された複数の要素データそれぞれの少なくとも一部を特定するためのリンク情報を含み、該リンク情報の順位を定義する結合データを生成するステップと、結合データを記憶するステップと、記憶された結合データが指定されると、結合データで定義される順位に従って、複数の要素データのうちからリンク情報で特定される部分を読み出し、出力するステップと、を含む。
この局面に従えば、複数のデータを結合したデータの容量を少なくすることが可能なデータ管理方法を提供することができる。また、データを容易に変更することが可能なデータ管理方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、データ管理プログラムは、予め記憶されたデータのうちから複数を要素データとして決定するステップと、決定された複数の要素データの順位を決定するステップと、決定された複数の要素データそれぞれの少なくとも一部を特定するためのリンク情報を含み、該リンク情報の順位を定義する結合データを生成するステップと、結合データを記憶するステップと、記憶された結合データが指定されると、結合データで定義される順位に従って、複数の要素データのうちからリンク情報で特定される部分を読み出し、出力するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、複数のデータを結合したデータの容量を少なくすることが可能なデータ管理プログラムを提供することができる。また、データを容易に変更することが可能なデータ管理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
本実施の形態においては、データ管理装置の一例として、デジタル複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)を例に説明する。図1は、MFPの外観を示す斜視図である。図1を参照して、MFP100は、自動原稿搬送装置(ADF)120と、画像読取部130と、画像形成部140と、給紙部150と、後処理部160と、を含む。
ADF120は、原稿給紙トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に画像読取部130のプラテンガラス上に設定された所定の原稿読み取り位置まで搬送し、画像読取部130により原稿画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ上に排出する。画像読取部130は、原稿読取位置に搬送されてきた原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含み、原稿のサイズに応じた原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である画像データに変換して、画像形成部140に出力する。給紙部150は、給紙トレイに収納された用紙を画像形成部140に搬送する。
画像形成部140は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、画像読取部130から入力される画像データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施し、データ処理後の画像データに基づいて、給紙部150により搬送される用紙に画像を形成する。
後処理部160は、画像が形成された記録シートを排紙する。後処理部160は、複数の排紙トレイを有し、画像が形成された用紙をソートして排紙することが可能である。また、後処理部160は、パンチ穴加工部、ステープル加工部を備えており、排紙された用紙にパンチ穴加工、またはステープル加工することが可能である。また、MFP100は、その上面にユーザとのユーザインターフェースとしての操作パネル9を備えている。
なお、本実施の形態においてはデータ管理装置の一例としてMFP100を例に説明するが、複数のデータを記憶し、処理可能な装置であれば、MFP100に限らず、たとえば、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、パーソナルコンピュータ等であってもよい。
図2は、MFPの回路構成の一例を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、メイン回路101を含み、自動原稿搬送装置(ADF)120と、画像読取部130と、画像形成部140と、給紙部150と、後処理部160と、ファクシミリ部170と、通信制御部180とに接続されている。
メイン回路101は、中央演算装置(CPU)111と、CPU111の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)112と、CPU111が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)113と、表示部114と、操作部115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、データ通信制御部117と、を含む。
CPU111は、表示部114、操作部115、HDD116およびデータ通信制御部117とそれぞれ接続され、メイン回路101の全体を制御する。また、CPU111は、ファクシミリ部170、通信制御部180、ADF120、画像読取部130、画像形成部140、給紙部150、後処理部160と接続され、MFP100の全体を制御する。
表示部114は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部115は、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部115は、表示部114上に設けられたタッチパネルを含む。表示部114と、操作部115とで、MFP100の上面に設けられる操作パネル9が構成される。
データ通信制御部117は、TCP(Transmission Control Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルで通信するためのインターフェースであるLAN端子118と、シリアル通信のためのシリアル通信インターフェース端子119とを有する。データ通信制御部117は、CPU111からの指示に従って、LAN端子118またはシリアル通信インターフェース端子119に接続された外部の機器との間でデータを送受信する。
LAN端子118に、ネットワーク2に接続するためのLANケーブルが接続される場合、データ通信制御部117は、LAN端子118を介して接続された他のMFPまたはコンピュータと通信する。さらに、データ通信制御部117は、インターネットに接続された他のコンピュータと通信する。
シリアル通信インターフェース端子119に機器が接続された場合、データ通信制御部117は、シリアル通信インターフェース端子119に接続された機器、例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラまたは携帯情報端末との間で通信して画像データを入出力する。また、シリアル通信インターフェース端子119には、フラッシュメモリを内蔵したメモリカード119Aが接続可能である。CPU111は、データ通信制御部117を制御して、メモリカード119AからCPU111が実行するためのデータ管理プログラムを読出し、読み出したデータ管理プログラムをRAM112に記憶し、実行する。
なお、CPU111が実行するためのデータ管理プログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード119Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)/MO(Magnetic Optical Disc/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。さらに、CPU111がインターネットに接続されたコンピュータからデータ管理プログラムをダウンロードしてHDD116に記憶する、または、インターネットに接続されたコンピュータがデータ管理プログラムをHDD116に書込みするようにして、HDD116に記憶されたデータ管理プログラムをRAM112にロードしてCPU111で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
通信制御部180は、CPU111をPSTN7に接続するためのモデムである。MFP100には、PSTN7における電話番号が予め割り当てられており、PSTN7に接続されたファクシミリ装置からMFP100に割り当てられた電話番号に発呼があると、通信制御部180がその発呼を検出する。通信制御部180は、発呼を検出すると通話を確立し、ファクシミリ部170に通信させる。
ファクシミリ部170は、PSTN7に接続され、PSTN7にファクシミリデータを送信する、またはPSTN7からファクシミリデータを受信する。
MFP100へデータが入力されるのは、(1)画像読取部130で原稿を読み取って、画像データが入力される場合、(2)データ通信制御部117を介してネットワークに接続された他のコンピュータ、または他のMFPから画像データが受信される場合、(3)メモリカード119Aに記憶された画像データがデータ通信制御部117を介して読み出される場合、(4)ファクシミリ部170で、ファクシミリデータが受信される場合がある。MFP100に入力されたデータは、ファイル名が付されて、HDD116の所定の領域に記憶される。
MFP100からデータが出力されるのは、HDD116に記憶されたデータが、(1)画像形成部140により紙などの記録媒体に可視化される場合、(2)データ通信制御部117を介してネットワークに接続された他のコンピュータ、または他のMFPに送信される場合、(3)メモリカード119Aに記憶される場合、(4)ファクシミリ部170によりファクシミリデータとして出力される場合、(5)表示部114に表示される場合がある。
HDD116は、複数の記憶領域を含む。複数の記憶領域それぞれを、ここではBOXという。BOXは、個人BOXと共有BOXとを含む。個人BOXは、MFP100を使用するユーザとして登録された複数のユーザ個々に割り当てられ、そのユーザのみがアクセス可能な記憶領域である。共有BOXは、複数のユーザのうち2以上のユーザに割り当てられる記憶領域であり、2以上のユーザ全員がアクセス可能な記憶領域である。
図3は、CPUの機能の概要を、HDDに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。図3を参照して、HDD116には、複数のファイルからなるファイル群41と、複数のジョブチケットからなるジョブチケット群43とを記憶する。HDD116に記憶されているファイル群41に含まれる複数のファイルそれぞれは、ジョブチケット群43に含まれる複数のジョブチケットの1つに対応する。すなわち、HDD116は、複数のファイルにそれぞれ対応する複数のジョブチケットをHDD116に記憶する。
図4は、ジョブチケットのフォーマットの一例を示す図である。図4を参照して、ジョブチケットは、プリント条件と、継承フラグとを含む。プリント条件は、ジョブチケットに対応するファイルをプリントするための設定値を含む。継承フラグは、結合データにおいてプリント条件を有効にするか否かを定義する。継承フラグは、継承と破棄とのいずれかに設定される。継承フラグが継承に設定されているジョブチケットは、結合データにおいて、プリント条件を有効にすることを示し、継承フラグが破棄に設定されているジョブチケットは、結合データにおいて、プリント条件を有効にしないことを示す。
図3に戻って、CPU111は、MFP100の操作者を認証するための認証部10と、結合する元になるファイルを結合データの要素として決定するための要素決定部13と、要素の順位を決定するための順位決定部11と、要素と順位とから結合データを生成するための結合部15と、データを出力するための出力部19と、結合データに対応する関連情報を生成するための関連情報生成部17と、ファイル群41に含まれる複数のファイルに対する変更を検出するための変更検出部31と、変更の許可を結合データの管理者に要求する許可要求部33と、変更の可否を確認するための確認部35と、データを変更する変更部37と、データの複製を生成する複製部39と、を含む。
認証部10は、MFP100を操作するユーザを認証する。例えば、ユーザ名などのユーザ識別情報と、パスワードとでユーザ認証する。認証部10は、ユーザ認証に成功すると、その後に操作部115に入力される指示を有効とするが、ユーザ認証に失敗すると、その後に操作部115に入力される指示を無効とする。これにより、結合データの生成を指示した操作者のユーザ識別情報を取得することができる。認証部10は、ユーザ認証が成功すると、ユーザ識別情報を結合部15に出力する。
要素決定部13は、結合の対象となる要素を決定する。要素は、HDD116に記憶されているファイル群41を構成する複数のファイル(1)〜ファイル(N)のうち、1つのファイルの全部または一部である。要素は、MFP100のユーザが、HDD116に記憶されている複数のファイルのうちから指示すること、およびその全部または一部を指定することにより決定される。具体的には、要素決定部13は、表示部114にファイル名の一覧を含む一覧画面を表示し、ユーザが操作部115に表示された一覧のうちから所望のファイル名を指示すると、指示されたファイル名を操作部115から受け付ける。さらに、ファイルの一部を指定する場合には、ファイル名で特定されるファイルを読出し、表示部114に表示し、ユーザが要素に指定すべき部分を操作部115で指示すると、指示された部分を操作部115から受け付ける。要素決定部13は、受け付けたファイル名とその部分の位置情報とを、結合部15に出力する。ファイルの全部が指示された場合、位置情報には、全部を示す印が設定される。
順位決定部11は、要素決定部13により決定された複数の要素の順位を決定する。具体的には、要素決定部13により決定された複数の要素を含むデータ(ファイル)のファイル名を表示部114に一覧表示し、ユーザが一覧表示された複数のファイル名の配列順を変更する指示を操作部115に入力すると、配列順を変更する。操作部115が備えるカーソルキーと、決定キーとで、ファイル名を選択するようにし、カーソルキーの押下で選択されたファイル名の配列順が変更されるようにすればよい。そして、ユーザが最終的に決定したファイル名の配列順を、操作部115から受け付ける。順位決定部11は、複数のファイル名の配列順から複数の要素の順位を決定し、結合部15に出力する。
結合部15は、要素決定部13から入力される複数の要素と、順位決定部13から入力される複数の要素の順位と、認証部10から入力されるユーザ識別情報とから結合データを生成し、生成した結合データをHDD116に格納する。これにより、HDD116に結合データ45が記憶される。結合データ45は、要素を特定するためのリンク情報と、順位とを含む。結合データ45は、要素そのものではなく、要素を特定するためのリンク情報を含むのでデータ量が小さい。このため、HDD116の記憶領域を有効に利用することができる。
図5は、結合データのフォーマットの一例を示す図である。図5を参照して、結合データ45は、ユーザ識別情報と、N個のリンク情報と、リンク情報に対応する要素の順位とを含む。結合データ45は、リンク情報と順位とを要素の数だけ含む。リンク情報、要素を特定するための情報である。
図6は、リンク情報の構成の一例を示す図である。リンク情報は、要素が含まれるファイルを特定するためのファイル識別情報(データ識別情報)と、ファイル中の全部または一部を特定するための位置情報とを含む。ここでは、ファイル識別情報としてファイル名を用いている。位置情報は、ファイルの全部または部分を特定する情報であり、例えば、章番号、ページ番号、段落番号等である。ここでは、位置情報がファイルの部分を特定する場合に章番号を用いる例を示す。なお、ここではリンク情報を、ファイル識別情報と、位置情報とで構成するようにしたが、ファイル識別情報だけで構成するようにしてもよい。また、ファイル識別情報および位置情報に代えて、HDD116のアドレスを示すポインタを用いてもよい。
図3に戻って、関連情報生成部17は、結合データ45に対応するジョブチケットを生成する。ジョブチケットは、結合データ45をプリントするためのプリント条件と継承フラグとを含む。結合データ45に対応するプリント条件は、複数の要素各々に固有の設定項目と、複数の要素で共通の全体項目とを含む。関連情報生成部17は、結合データ45がユーザにより指定されると、結合データ45をHDD116から読出し、結合データ45で定義されている順位で、結合データ45に含まれるリンク情報で特定されるファイルに対応するジョブチケットをHDD116から読み出す。そして、読み出した複数のジョブチケットに含まれる継承フラグが継承に設定されていれば、そのジョブチケットに含まれるプリント条件を固有の項目の設定値に設定する。破棄に設定されていれば固有の項目に対する新たな設定値を受け付け、設定する。すべての要素に対する固有の項目の設定値が設定されたならば、全体項目の設定値を受け付け、全体項目の設定値を設定する。そして、複数の要素にそれぞれ対応する複数の固有項目の設定値と、結合データに1つの全体項目の設定値とからなるプリント条件とを含むジョブチケットを生成し、結合データと関連付けてHDD116に記憶する。
出力部19は、結合データ45を出力する指示が操作部115に入力されると、指示された結合データ45をHDD116から読出す。そして、結合データ45で定義されている順位で、結合データ45に含まれるリンク情報で特定されるファイルをHDD116から読み出し、読み出したファイルのうちからリンク情報の位置情報で定義されている部分(以下「オブジェクト」という)を抽出する。出力部19は、表示部114に出力する場合には、読み出したオブジェクトを、表示部114に表示する。また、出力部19は、画像形成部140でプリントする場合には、指定された結合データに関連付けられたジョブチケットをHDD116から読み出し、ジョブチケットに含まれるプリント条件と、読み出したオブジェクトとを画像形成部140に出力し、プリント条件に従って画像を形成させる。
変更検出部31は、HDD116に記憶されているファイル群41のいずれかを変更する指示が入力されたか否かを判断する。変更は、ファイルの一部の変更だけでなく、全部の変更を含み、削除される場合、同一のファイル名で上書きする場合を含む。ユーザが操作部115にファイルを変更する変更指示を入力すると、変更検出部31は、操作部115から変更対象とされているファイルのファイル名と変更指示とを受け付け、変更指示が入力されたと判断する。変更検出部31は、変更指示が入力されたならば、変更されたファイルが要素であるか(リンク情報で特定されているか)を判断し、要素である場合、変更対象とされているファイルのファイル名を、許可要求部33と、変更部37と、複製部39とに出力し、変更指示を変更部37に出力する。
許可要求部33は、変更検出部31から入力されるファイル名を含む結合データをHDD116から読み出し、結合データのファイル名を確認部35、変更部37および複製部39に出力する。そして、読み出した結合データに含まれるユーザ識別情報で特定されるユーザに、変更の許可を求める。具体的には、ユーザ識別情報に対応する電子メールアドレスを記憶しておき、その電子メールアドレスに変更の対象となるファイルのファイル名と、結合データのファイル名とを含み、変更の対象となるファイルの変更の許可を要求するメッセージとを含む電子メールを送信する。許可要求部33は、変更検出部31から入力されるファイル名を含む結合データが複数記憶されている場合には、複数の結合データのすべてをHDD116から読み出す。そして、読み出したすべての結合データそれぞれに含まれるユーザ識別情報で特定されるユーザに、変更の許可を求める。
確認部35は、許可要求部33による要求に応答した回答を受け取る。具体的には、許可要求部33が送信した電子メールに対応する返信メールを受信する。変更を許可する回答の場合には、許可信号を変更部37に出力し、変更を許可しない回答の場合には、不許可信号を複製部39に出力する。許可信号および不許可信号は、結合データのファイル名を含む。
複製部39は、変更検出部31から変更の対象となるファイルのファイル名が入力され、許可要求部33から結合データのファイル名が入力され、確認部35から不許可信号が入力される。複製部39は、確認部35から不許可信号が入力されると、変更の対象となるファイル名のファイルを複製し、新たなファイル名のファイルをHDD116に記憶する。そして、結合データのファイル名で特定される結合データのリンク情報であって、変更の対象となっているファイルのファイル名を含むリンク情報のファイル名(ファイル識別情報)を、新たなファイルのファイル名に更新する。そして、許可信号を変更部37に出力する。
変更部37は、変更検出部31から変更の対象となるファイルのファイル名と変更指示とが入力され、確認部35または複製部39から許可信号が入力される。変更部37は、確認部35または複製部39のいずれかから許可信号が入力されることを条件に、HDD116に記憶されており、ファイル名で特定されるファイルを変更指示に従って変更する。
ここで、ファイルの変更について、具体例を説明する。図7は、ファイルと結合データとのリンクの一例を示す図である。図7を参照して、ファイル名「最新募集要項」のファイルは、結合データ名(結合データのファイル名)が「最新大学情報」および「2005年大学情報」の2つの結合データにリンクされている。また、結合データ名が「最新大学情報」および「2005年大学情報」の2つの結合データは、管理者名(ユーザ識別情報)が「管理者A」および「管理者B」をそれぞれ含む。
図7に示すように1つのファイルが2つの結合データとリンクされている場合、ファイル名「最新募集要項」のファイルを変更する場合は、管理者名が「管理者A」および「管理者B」の2人のユーザに変更を許可するか否かの判断が要求される。この場合に、管理者Aは、ファイル名「最新募集要項」のファイルの変更を許可できるが、管理者Bは、ファイル名「最新募集要項」のファイルの変更を許可できない場合がある。
図8は、ファイルの変更が許可されない場合の具体例を示す図である。2005年の時点では、結合データ名が「最新大学情報」および「2005年大学情報」の2つの結合データが生成され、その後、例えば2006年にファイル名「最新募集要項」のファイルが2006年用の募集要項の内容に更新された場合、結合データ名が「最新大学情報」に対してはその変更は有効であるが、結合データ名が「2005年大学情報」に対してはその変更は有効でない。この場合には、ファイル名「最新募集要項」のファイルを変更する前に、それを複製したファイル名「2005年募集要項」の新たなファイルをHDD116に記憶するようにし、結合データ名が「2005年大学情報」の結合データのリンク情報のファイル名「最新募集要項」をファイル名「2005年大学情報」に変更する。その後、ファイル名「最新募集要項」のファイルを変更する。
なお、ファイル名を変更することなく、BOXを変更するようにしてもよい。このBOXを変更する場合の具体例を説明する。ここでは、変更前のファイル名「最新募集要項」のファイルが、共有BOXに記憶されている例を説明する。図9は、ファイルを変更後のファイルと結合データとのリンクの一例を示す図である。図9を参照して、共有BOXに記憶されていた変更前のファイル名「最新募集要項」のファイルを複製したファイル名「最新募集要項」のファイルが管理者Bの個人BOXに記憶される。そして、結合データ名「2005年大学情報」の結合データと個人BOXに記憶されたファイル名「最新募集要項」のファイルとがリンクされる。また、共有BOXに記憶されていたファイル名「最新募集要項」のファイルは、結合データ名「最新大学情報」の結合データとのリンクが維持された状態で、ファイル名「最新募集要項」のファイルが変更される。
図10は、ファイル結合処理の流れの一例を示すフローチャートである。ファイル結合処理は、MFP100のCPU111がデータ管理プログラムを実行することによりCPU111により実行される処理である。図10を参照して、HDD116に記憶されているファイルの指定を受け付ける(ステップS01)。具体的には、HDD116に記憶されているファイル群41に含まれる複数のファイルのファイル名を表示部114に表示し、ファイル名の指定を受け付ける。これにより、要素が決定され、結合データの一部を構成するリンク情報のデータ識別情報が定まる。
そして、指定されたファイルの一部分を指定する部分指定を受け付けたか否かを判断する(S02)。ステップS01において指定されたファイルをHDD116から読み出し、ユーザが操作部115に、表示されたファイルの一部分を指定する操作を入力すると、部分指定を検出する。そして、ファイルの指定された部分(オブジェクト)のファイル内の位置を受け付ける(ステップS03)。これにより、結合データの一部を構成するリンク情報の位置情報が定まる。なお、ここでは、1つのファイルから1つのオブジェクトを抽出する例を示すが、1つのファイルから例えば、第1章と、第5章のように複数のオブジェクトを抽出するようにしてもよい。ステップS03が実行されない場合には、位置情報はファイルの全部を示す印が設定される。
ステップS04においては、ファイルの指定操作が終了したか否かを判断する。操作部115が備える終了ボタンが押下されたか否かにより判断する。ファイルの指定操作が終了したならば処理をステップS05に進めるが、そうでなければ処理をステップS01に戻す。複数のファイルを結合するためである。
ステップS05においては、指定されたファイルの全部または部分で定まるオブジェクトの順位を受け付ける。指定されたファイルのファイル名の一覧を表示し、ユーザが操作部115にファイル名を並び替える操作を入力すると、ファイル名を並び替えて表示し、最終的に並び替えられたときのファイル名の配列順を受け付ける。そして、配列順から複数のオブジェクトそれぞれ順位を決定する(ステップS06)。
次に、結合データを生成する(ステップS07)。具体的には、MFP100を操作するユーザのユーザ識別情報と、複数のリンク情報と、順位とを含む結合データを生成する。ユーザ識別情報は、ユーザがMFP100にログインするときにユーザ認証のために入力したユーザ識別情報である。複数のリンク情報それぞれは、オブジェクトを特定する情報であり、具体的にはステップS01で受け付けたファイル名とステップS03で受け付けられた位置情報とを含む。さらに、順位は、オブジェクトの順位を定め、オブジェクト毎にステップS06で決定された順位である。
ステップS08においては、生成した結合データをHDD116に記憶し、処理を終了する。
図11は、変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。変更処理は、MFP100のCPU111がデータ管理プログラムを実行することによりCPU111により実行される処理である。図11を参照して、HDD116に記憶されているファイルを変更する変更指示が、受け付けられたか否かを判断する。変更指示を受け付けるまで待機状態となり(ステップS11でNO)、変更指示を受け付けたならば(ステップS11でYES)、処理をステップS12に進める。すなわち、変更処理は、変更指示を受け付けることを条件に実行される処理である。変更指示は、変更の対象となるファイルのファイル名の指定と、変更内容とを含む。変更内容は、追加、変更または削除の別と、追加または変更の場合には追加変更するコンテンツを含む。
ステップS12においては、変更の対象となるファイルがリンクされた結合データが存在するか否かを判断する。具体的には、変更の対象となるファイルのファイル名を含む結合データがHDD116に記憶されているか否かを判断する。そのような結合データが存在すれば、処理をステップS13に進めるが、存在しなければ処理をステップS19に進める。ステップS19においては、ステップS11で検出した変更指示に従って、変更指示に含まれるファイル名で特定されるファイルを変更内容に従って変更し、処理を終了する。リンクされた結合データが存在しなければ、変更を反映させる対象が存在しないからである。
ステップS13においては、変更の対象となるファイルのファイル名を含む結合データのすべてを抽出する。次に、抽出された結合データのうち1つを処理対象として選択する(ステップS14)。そして、許可要求を送信する(ステップS15)。具体的には、処理対象の結合データに含まれるユーザ識別情報で特定されるユーザに、変更の許可を要求するための電子メールである。ユーザ識別情報に対応する電子メールアドレス宛に、変更の対象となるファイルのファイル名と、結合データのファイル名と、変更の対象となるファイルの変更の許可を要求するメッセージとを含む電子メールを送信する。
次に、許可要求に対する結果を受信する(ステップS16)。許可要求の送信に応答した回答を受信する。ステップS15で送信した電子メールに対応する返信メールを受信する。回答は、変更を許可することを示すものと、許可しないことを示すものとのいずれかである。回答を結合データ毎に記憶し、処理をステップS17に進める。
ステップS17においては、次に処理対象とするべき結合データが存在するか否かを判断する。ステップS13で抽出された結合データのうちで未処理の結合データが存在すれば処理をステップS14に戻し、存在しなければ処理をステップS18に進める。ステップS18においては、回答がすべて変更を許可するか否かを判断する。回答のすべてが変更を許可する場合には処理をステップS19に進め、1つでも変更を許可しない回答があれば処理をステップS20に進める。ステップS19においては、ステップS11で検出した変更指示にしたがって、ファイルを変更する。これにより、変更の対象となるファイルにリンクされている結合データにおいて、ファイルの内容が変更される。このため、ファイルを変更するのみで、それにリンクされている結合データのすべてにその変更を反映することができる。また、結合データを生成したユーザに対して、変更が反映されてもよいか否かを問い合わせるので、結合データがユーザの知らないうちに変更されて、不都合が発生するのを防止することができる。
ステップS20においては、変更対象のファイルを複製し、新しいファイル名のファイルを記憶する。そして、変更が許可されない結合データを変更する(ステップS21)。結合データに対応して記憶された回答のうち、許可しないことを示す回答と対応する結合データについて、その結合データのリンク情報のうち変更の対象となっているファイルのファイル名を、ステップS20で複製した新たなファイルのファイル名に更新する。そして、処理をステップS22に進める。
ステップS22においては、ステップS11で検出した変更指示に従って、変更指示に含まれるファイル名で特定されるファイルを変更し(ステップS22)、処理を終了する。これにより、変更の対象となるファイルにリンクされている結合データにおいて、ファイルの内容が変更される。その結果、変更が許可された結合データに、変更されたファイルの変更を反映することができる。
図12は、ジョブチケット生成処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。このジョブチケット生成処理は、MFP100のCPU111がデータ管理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。また、この第1のフローチャートで示されるジョブチケット生成処理は、ファイルに対応するジョブチケットを生成する処理であり、HDD116に記憶されているファイル群41のうちジョブチケットが未だ生成されていないファイルに対応するジョブチケットを生成する。
図12を参照して、CPU111は、プリント条件を設定するための設定ダイアログボックスを表示部114に表示する。ユーザが設定ダイアログボックスに従ってプリント条件を操作部115に入力すると、そのプリント条件を操作部115から受け付け、設定する(ステップS32)。具体的には、受け付けたプリント条件をジョブチケットに設定する。次に、プリント条件を結合後に継承するか否かを判断する(ステップS33)。設定ダイアログに表示される「継承する」の項目と、「破棄する」の項目のいずれが選択されたかにより判断する。
図13は、設定ダイアログボックスの一例を示す図である。図13を参照して、設定ダイアログボックスは、文書名の項目にファイル名が表示され、プリント条件の項目に機能別に設定値が表示される。さらに、プリント条件の継承の有無を設定する領域は、「継承する」の項目と、「破棄する」の項目とが表示され、各項目の横に排他的に選択可能なラジオボタンが表示される。図では、「継承する」の項目が選択された状態を示している。この状態で「OK」の文字が表されたボタンが指示されると、プリント条件の設定値が確定され、「継承する」の項目が選択される。
図12に戻って、設定ダイアログボックスにおいて、「継承する」の項目が選択された場合は、プリント条件を結合後に継承すると判断し(ステップ33でYES)、処理をステップS34に進め、「破棄する」の項目がチェックされると、プリント条件を結合後に継承しないと判断し(ステップ33でNO)、処理をステップS35に進める。
ステップS34においては、ステップS32において設定されたプリント条件を継承するための設定をし、処理をステップS36に進める。具体的には、ジョブチケットの継承フラグを継承(ON)に設定する。一方、ステップS35においては、S32において設定されたプリント条件を継承しないための設定をし(ステップS35)、処理をステップS36に進める。具体的には、ジョブチケットの継承フラグを廃棄(OFF)に設定する。
ステップS36においては、ジョブチケットをHDD116にファイルと関連付けて記憶する。そして、次のステップS37においては、ジョブチケットを生成する対象の最後のファイルか否かを判断する。最後のファイルであれば処理を終了し、そうでなければ処理をステップS31に戻す。
図14は、ジョブチケット生成処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。このジョブチケット生成処理は、MFP100のCPU111がデータ管理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。また、この第2のフローチャートにより示されるジョブチケット生成処理は、結合データに対応するジョブチケットを生成する処理であり、HDD116に記憶されている結合データに対応するジョブチケットを生成する。
図14を参照して、CPU111は、結合データが指定されたか否かを判断する。表示部114にHDD116に記憶されている結合データのファイル名の一覧を表示し、表示されたファイル名の1つの指示が受け付けられると、そのファイル名を受け付ける。ファイル名を受け付けると、そのファイル名の結合データが指定されたと判断する。ファイル名が受け付けられるまで待機状態となり(ステップS41でNO)、ファイル名が受け付けられると処理をステップS42に進める。
ステップS42においては、ステップS41で受け付けたファイル名の結合データをHDD116から読み出す。そして、読出した結合データの最初の順位のリンク情報を選択する。次に、選択したリンク情報に含まれるファイル名のファイルに対応するジョブチケットをHDD116から読み出す(ステップS44)。ジョブチケットは、ファイルをプリントするためのプリント条件として設定値を含む。
ステップS45においては、次の順位のリンク情報が存在するか否かを判断する。次の順位のリンク情報が存在すれば処理をステップS43に戻し、存在しなければ次の順位のファイルをプリントするためのプリント条件を取得するために処理をステップS46に進める。
ステップS46においては、プリント条件決定処理を実行する。プリント条件決定処理については後述するが、結合データ全体に対するプリント条件の設定値を決定する処理である。
次に、結合データに対応するジョブチケットを生成する(ステップS47)。具体的には、ジョブチケットにステップS46において決定されたプリント条件の設定値を設定する。そして、生成したジョブチケットを、ステップS41において指定された結合データと関連付け、HDD116に記憶する。
図15は、プリント条件決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。プリント条件設定処理は、図14のステップS46において実行される処理である。図15を参照して、すべてのファイルにおいてプリント条件を継承するに設定されているか否かを判断する(ステップS51)。ファイルに対応するジョブチケットの継承フラグが、すべてのファイルにおいて継承(ON)に設定されているか否かを判断する。継承フラグがすべて継承(ON)に設定されているならば処理をステップS59に進め、1つでも破棄(OFF)に設定されているならば処理をステップS52に進める。
ステップS52においては、プリント条件の全項目を設定するための設定ダイアログボックスを表示部114に表示する。図16は、全項目を設定するための設定ダイアログボックスの一例を示す図である。プリント条件として設定可能なすべての項目が表示され、それらの項目の設定値を設定することが可能である。なお、設定値は、項目に対応する機能を利用しない設定を含む。たとえば、ステープル針を打ち込むステープル機能に対応する項目について利用しないを示す「オフ」が設定値として設定されると、ステープル機能を実行しない設定がされる。
図15に戻って、ステップS53においては、すべてのファイルにおいてプリント条件を破棄するに設定されているか否かを判断する。ファイルに対応するジョブチケットの継承フラグが、すべてのファイルにおいて破棄(OFF)に設定されているか否かを判断する。継承フラグがすべて破棄(OFF)に設定されているならば処理をステップS54に進め、1つでも継承(ON)に設定されているならば処理をステップS55に進める。
ステップS54においては、ステップS52において設定された全項目の設定値を設定し、処理をステップS62に進める。
ステップS55においては、プリント条件を継承するに設定されているファイルと、破棄するに設定されているファイルとで分岐させる。継承フラグが継承(ON)に設定されているファイルについては、ステップS56の処理を実行し、継承フラグが破棄(OFF)に設定されているファイルについては、ステップS57の処理を実行する。
ステップS56においては、継承するに設定されているファイルに対するプリント条件に、そのファイルに固有の設定値を設定し、処理をステップS58に進める。ファイルに固有の設定値は、そのファイルに対応するジョブチケットに含まれるプリント条件の設定値である。ステップS57においては、ステップS52において設定された全項目の設定値のうち全体項目以外の設定値を設定し、処理をステップS58に進める。全体項目とは、例えば、後処理機能のうち出力される用紙全体をくるむくるみ綴じ機能等の出力される用紙全体に実行可能な機能に対応する項目である。
ステップS58においては、ステップS52において設定された全項目の設定値のうち全体項目の設定値を設定し、処理をステップS62に進める。
一方、処理をステップS59に進める場合、すべてのファイルについてプリント条件を継承するに設定されている。このため、ステップS59においては、すべてのファイルそれぞれについて、そのファイルに固有の設定値を設定し、処理をステップS60に進める。ステップS60においては、全体項目を設定するための設定ダイアログボックスを表示部114に表示する。これにより、プリント条件の全体項目に設定値が設定される。そして、設定された全体項目の設定値を設定し(ステップS61)、処理をステップS62に進める。
ステップS62においては、設定されたプリント条件を含むジョブチケットを生成する。次に、生成したジョブチケットを、結合データと関連付けHDD116に記憶し(ステップS63)、処理を図14に示したジョブチケット生成処理に戻す。
図17は、出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。出力処理は、MFP100のCPU111がデータ管理プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。図17を参照して、ファイル名が指定されたか否かを判断する。HDD116に記憶されているファイル群41に含まれる複数のファイルのファイル名と、結合データ45のファイル名とを一覧表示し、ユーザがいずれか1つのファイル名を操作部115で指定すると、そのファイル名を受け付ける。また、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータ(PC)から遠隔操作される場合は、表示部114に表示するのに代えて、ファイル名の一覧データを送信し、PCのユーザにより指定されたファイル名を受信することにより、ファイル名を受け付ける。ファイル名が受け付けられるまで待機状態となり(ステップS71でNO)、ファイル名を受け付けると(ステップS71でYES)と、処理をステップS72に進める。すなわち、出力処理は、ファイル名を外部より受け付けることにより実行される処理である。
ステップS72においては、受け付けられたファイル名のファイルが結合データか否かを判断する。結合データならば処理をステップS73に進め、そうでなければ処理をステップS86に進める。
ステップS73においては、HDD116から指定されたファイル名の結合データを読み出す。そして、結合データに含まれる最初の順位のリンク情報を選択する(ステップS74)。選択されたリンク情報に含まれるファイル名で特定される結合データを、HDD116から読み出す。
ステップS76においては、部分指定されているか否かを判断する。リンク情報の位置情報が全体に設定されているか否かで判断する。位置情報が全体に設定されていないならば部分指定されていると判断する。位置情報が部分指定されているならば(ステップS76でYES)、処理をステップS77に進め、そうでなければ処理をステップS79に進める。ステップS77においては、リンク情報に含まれる位置情報で特定される部分をファイルのうちから抽出する。そして、抽出した部分をオブジェクトに設定し(ステップS78)、処理をステップS80に進める。ステップS80においては、設定されたオブジェクトを出力対象に追加する。
ステップS76において部分指定されていないと判断された場合、ファイル全体をオブジェクトに設定し(ステップS79)、処理をステップS80に進める。ステップS80においては、設定されたオブジェクトを出力対象に追加する。
ステップS81においては、次に処理対象とするべきリンク情報が存在するか否かを判断する。未処理のリンク情報が損愛するならば処理をステップS74に戻し、存在しなければ処理をステップS82に進める。
ステップS82においては、出力方法としてプリントが指示されたか否かを判断する。プリント出力が指示されたならば処理をステップS83に進めるが、そうでなければ処理をステップS85に進める。ステップS83においては、ステップS71において受け付けられたファイル名の結合データに対応するジョブチケットを読出し、処理をステップS84に進める。ステップS84においては、ジョブチケットに含まれるプリント条件に従って、ステップS80において生成されたオブジェクトをプリントし、処理を終了する。
一方、ステップS85においては、ステップS80において生成されたオブジェクトを表示部114に表示する。なお、ステップS71において、ファイル名がネットワークを介して受信された場合には、ファイル名を送信してきた送信元に、オブジェクトを送信する。
一方、ステップS86においては、ステップS71において受け付けられたファイル名のファイルをHDD116から読出す。そして、出力方法としてプリントが指示されたか否かを判断する。プリント出力が指示されたならば(ステップS87でYES)、ステップS71において受け付けられたファイル名のファイルに対応するジョブチケットを読出し(ステップS88)、ジョブチケットに含まれるプリント条件に従って、ファイルをプリントし(ステップS89)、処理を終了する。出力方法としてプリントが指示されないならば(ステップS87でNO)、ステップS71において受け付けられたファイル名のファイルを表示部114に表示する(ステップS90)。なお、ステップS71において、ファイル名がネットワークを介して受信された場合には、ファイル名を送信してきた送信元に、ファイルを送信する。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP100は、予め記憶された複数のファイルのうち少なくとも1つの全部または一部を要素として特定するためのリンク情報を含み、その要素の順位を定義する結合データが記憶される。このため、結合データで定義される順位に従って、リンク情報で特定される要素を読み出せば、複数のデータのうちから任意のデータを、任意の順番で出力することができる。また、ファイルを変更すれば、結合データを出力する段階で、変更されたファイルが読み出されるので、結合データを変更することなく、実質的に変更することができる。このため、データ更新のための作業が容易となる。
また、ファイルのいずれかが変更される前に、変更の対象となるファイルの全部または一部とリンクする結合データに含まれるユーザ識別情報で識別されるユーザに変更の許可を求める電子メールが送信され、そのユーザから許可するか回答を受け付けることを条件に、変更の対象となるファイルが変更指示に従って変更される。したがって、ユーザの知らないうちに結合データの内容が変更されるのを防止することができる。
また、許可が得られなかった場合、変更前のファイルを複写した新たなファイルを生成し、結合データのリンク情報に含まれるファイル識別情報を新たなファイルを識別するためのファイル識別情報に変更するので、ファイルの変更前の結合データの内容をファイルの変更後に維持することができる。したがって、変更を許可するユーザと、許可しないユーザとが存在する場合であっても、結合データを両者の意向を反映したデータとすることができる。
なお、上述した実施の形態においては、データ管理装置の一例としてのMFP100について説明したが、複数のデータを記憶し、それらを処理可能な装置であれば、MFP100に限らず、たとえば、スキャナ、プリンタ、ファクシミリ、パーソナルコンピュータ等であってもよい。また、図10〜図12、図14、図15および図17に示した処理をコンピュータに実行させるデータ管理方法およびデータ管理プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
MFPの外観を示す斜視図である。 MFPの回路構成の一例を示すブロック図である。 CPUの機能の概要を、HDDに記憶されるデータとともに示す機能ブロック図である。 ジョブチケットのフォーマットの一例を示す図である。 結合データのフォーマットの一例を示す図である。 リンク情報の構成の一例を示す図である。 ファイルと結合データとのリンクの一例を示す図である。 ファイルの変更が許可されない場合の具体例を示す図である。 ファイルを変更後のファイルと結合データとのリンクの一例を示す図である。 ファイル結合処理の流れの一例を示すフローチャートである。 変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ジョブチケット生成処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 設定ダイアログボックスの一例を示す図である。 ジョブチケット生成処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 プリント条件決定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 全項目を設定するための設定ダイアログボックスの一例を示す図である。 出力処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
9 操作パネル、10 認証部、11 順位決定部、13 要素決定部、15 結合部、17 関連情報生成部、19 出力部、21 関連情報読出部、23 個別設定部、25 全体設定部、31 変更検出部、33 許可要求部、35 確認部、37 変更部、39 複製部、41 ファイル群、43 ジョブチケット群、45 結合データ、100 MFP、101 メイン回路、111 CPU、112 RAM、113 ROM、114 表示部、115 操作部、116 HDD、117 データ通信制御部、118 LAN端子、119 シリアル通信インターフース端子、119A メモリカード、120 ADF、130 画像読取部、140 画像形成部、150 給紙部、160 後処理部、170 ファクシミリ部、180 通信制御部。

Claims (11)

  1. 予め記憶されたデータのうちから複数を要素データとして決定する要素決定手段と、
    決定された複数の前記要素データの順位を決定する順位決定手段と、
    決定された複数の前記要素データそれぞれの少なくとも一部を特定するためのリンク情報を含み、該リンク情報の順位を定義する結合データを生成し、記憶する結合データ生成手段と、を備えたデータ管理装置。
  2. 前記結合データ生成手段は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報をさらに含む結合データを生成し、
    複数の前記要素データのいずれかを変更するための変更指示が受け付けられると、変更の対象となる前記要素データの少なくとも一部を特定する前記リンク情報を含む前記結合データを読み出し、読み出された該結合データに含まれる前記ユーザ識別情報で識別されるユーザに通知する変更通知手段をさらに備えた、請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. 前記通知を受けたユーザによる許可を受け付けることを条件に、変更の対象となる前記要素データを前記変更指示に従って変更する第1変更手段をさらに備えた、請求項2に記載のデータ管理装置。
  4. 前記通知を受けたユーザによる許可を受け付けできない場合、前記変更前の要素データを複写した新たな要素データを生成し、読み出された前記結合データに含まれるリンク情報に含まれるデータ識別情報を前記新たな要素データを識別するためのデータ識別情報に変更する第2変更手段と、をさらに備えた請求項2に記載のデータ管理装置。
  5. 前記結合データが指定されると、前記結合データで定義される前記順位に従って、複数の前記要素データのうちから前記リンク情報で特定される部分を読み出し、出力する出力手段を、さらに備えた請求項1に記載のデータ管理装置。
  6. 複数の前記要素データそれぞれは、プリント条件を含む関連情報と関連付けられており、
    前記出力手段は、指定された前記結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての前記要素データに関連付けられたすべての関連情報を読み出す読出手段と、
    指定された前記結合データ全体に対して設定可能なプリント条件の設定を受け付ける全体設定受付手段と、
    読み出されたすべての前記関連情報それぞれに含まれるプリント条件と、設定された前記プリント条件とを含む新たな関連情報を生成する関連情報生成手段と、
    生成された前記新たな関連情報を指定された前記結合データと関連付ける関連付手段と、を含む請求項5に記載のデータ管理装置。
  7. 前記関連情報は、プリント条件の有効または無効のいずれかを定義する定義情報を含み、
    読み出された前記関連情報のうち無効を定義する定義情報を含む前記関連情報に関連する前記要素データに対する新たなプリント条件の設定を受け付ける個別設定受付手段をさらに備えた、請求項6に記載のデータ管理装置。
  8. 複数の前記要素データそれぞれは、プリント条件を含む関連情報と関連付けられており、
    前記関連情報は、プリント条件の有効または無効のいずれかを定義する定義情報を含み、
    前記出力手段は、前記結合データに含まれるリンク情報で特定されるすべての前記要素データに関連付けられたすべての前記関連情報を読み出す読出手段と、
    読み出された前記関連情報のすべてが無効を定義する定義情報を含む場合、前記結合データに含まれる前記リンク情報で特定されるすべての部分に共通のプリント条件の設定を受け付ける全体設定受付手段と、
    設定された前記プリント条件を含む関連情報を生成する関連情報生成手段と、
    生成された前記関連情報を生成された前記結合データと関連付ける関連付手段と、を含む請求項5に記載のデータ管理装置。
  9. 前記リンク情報は、ファイル名およびファイル内の位置を示す位置情報を含む、請求項1に記載のデータ管理装置。
  10. 予め記憶されたデータのうちから複数を要素データとして決定するステップと、
    決定された複数の前記要素データの順位を決定するステップと、
    決定された複数の前記要素データそれぞれの少なくとも一部を特定するためのリンク情報を含み、該リンク情報の順位を定義する結合データを生成するステップと、
    前記結合データを記憶するステップと、
    記憶された前記結合データが指定されると、前記結合データで定義される順位に従って、複数の前記要素データのうちから前記リンク情報で特定される部分を読み出し、出力するステップと、を含むデータ管理方法。
  11. 予め記憶されたデータのうちから複数を要素データとして決定するステップと、
    決定された複数の前記要素データの順位を決定するステップと、
    決定された複数の前記要素データそれぞれの少なくとも一部を特定するためのリンク情報を含み、該リンク情報の順位を定義する結合データを生成するステップと、
    前記結合データを記憶するステップと、
    記憶された前記結合データが指定されると、前記結合データで定義される順位に従って、複数の前記要素データのうちから前記リンク情報で特定される部分を読み出し、出力するステップと、をコンピュータに実行させるためのデータ管理プログラム。
JP2007030778A 2007-02-09 2007-02-09 データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム Expired - Fee Related JP4305520B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030778A JP4305520B2 (ja) 2007-02-09 2007-02-09 データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム
US12/025,992 US8126945B2 (en) 2007-02-09 2008-02-05 Data management apparatus for generating one file having combination of plurality of files, data management method, and data management program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007030778A JP4305520B2 (ja) 2007-02-09 2007-02-09 データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008197805A true JP2008197805A (ja) 2008-08-28
JP4305520B2 JP4305520B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=39686970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007030778A Expired - Fee Related JP4305520B2 (ja) 2007-02-09 2007-02-09 データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8126945B2 (ja)
JP (1) JP4305520B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136001A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013086285A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013158915A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Konica Minolta Inc 画像形成装置
JP2014000731A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Konica Minolta Inc 情報処理装置、プログラム、および記録媒体
JP2014021473A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Konica Minolta Inc 用紙プロファイル管理方法及び画像形成システム
JP2015020336A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 コニカミノルタ株式会社 印刷ジョブ編集方法、印刷ジョブ編集プログラム、印刷ジョブ編集プログラムを記録した記録媒体、および印刷ジョブ編集システム

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348656B1 (ko) * 2010-12-28 2014-01-08 교세라 도큐멘트 솔루션즈 가부시키가이샤 화상 형성 장치
JP5804749B2 (ja) * 2011-04-01 2015-11-04 キヤノン株式会社 データ処理装置、データ処理方法およびプログラム
US20130077112A1 (en) * 2011-09-22 2013-03-28 Xerox Corporation Automatic aggregation of multiple documents into a common processing job
JP6163233B1 (ja) * 2016-06-03 2017-07-12 株式会社フライデーナイト 印刷サーバ装置、印刷物構成方法、およびプログラム
JP2021176676A (ja) * 2020-05-07 2021-11-11 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置、画像形成装置及びプログラム

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5467434A (en) * 1992-08-28 1995-11-14 Xerox Corporation Apparatus and method for determining printer option availability and representing conflict resolution in a combination of print job selections
US6614546B1 (en) * 1997-03-10 2003-09-02 Minolta Co., Ltd. Image processing system and image forming apparatus
JP3890785B2 (ja) 1998-11-19 2007-03-07 カシオ計算機株式会社 文書更新通知装置及び記憶媒体
JP2001195292A (ja) 2000-01-07 2001-07-19 Toshiba Corp 電子ファイリングシステムおよび文書作成方法
JP4424711B2 (ja) * 2000-06-30 2010-03-03 キヤノン株式会社 ネットワークデバイス、ディレクトリサーバおよびネットワークシステム
US7031014B2 (en) * 2001-03-12 2006-04-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming system for tandem printing and user notification
JP3958006B2 (ja) 2001-09-14 2007-08-15 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP3970100B2 (ja) 2002-06-13 2007-09-05 キヤノン株式会社 画像処理装置および画像処理装置の制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP3732818B2 (ja) * 2002-09-26 2006-01-11 パナソニック コミュニケーションズ株式会社 配信サーバ及び複合機並びに配信サーバシステム
US7295351B2 (en) * 2003-02-26 2007-11-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Network multifunction printing system
JP2005148828A (ja) 2003-11-11 2005-06-09 Fujitsu Ltd ページアドレス変更通知方法
JP4069905B2 (ja) * 2004-06-28 2008-04-02 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 共有ファイル管理システムおよびサーバー
JP4541803B2 (ja) 2004-08-30 2010-09-08 キヤノン株式会社 文書管理サーバ
JP3821147B2 (ja) * 2004-10-25 2006-09-13 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム
JP4756870B2 (ja) * 2005-02-03 2011-08-24 キヤノン株式会社 文書処理装置及び文書処理方法並びにプログラム
JP4239987B2 (ja) * 2005-02-24 2009-03-18 ブラザー工業株式会社 ネットワークシステム、デバイス、およびプログラム
JP4229073B2 (ja) * 2005-02-24 2009-02-25 ブラザー工業株式会社 ネットワークシステム、デバイス、およびプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012136001A (ja) * 2010-12-28 2012-07-19 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2013086285A (ja) * 2011-10-14 2013-05-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US9060084B2 (en) 2011-10-14 2015-06-16 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus for storing and linking jobs input thereto
JP2013158915A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Konica Minolta Inc 画像形成装置
JP2014000731A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Konica Minolta Inc 情報処理装置、プログラム、および記録媒体
JP2014021473A (ja) * 2012-07-24 2014-02-03 Konica Minolta Inc 用紙プロファイル管理方法及び画像形成システム
CN103581468A (zh) * 2012-07-24 2014-02-12 柯尼卡美能达株式会社 用纸简介管理方法以及图像形成***
JP2015020336A (ja) * 2013-07-18 2015-02-02 コニカミノルタ株式会社 印刷ジョブ編集方法、印刷ジョブ編集プログラム、印刷ジョブ編集プログラムを記録した記録媒体、および印刷ジョブ編集システム

Also Published As

Publication number Publication date
US8126945B2 (en) 2012-02-28
US20080196028A1 (en) 2008-08-14
JP4305520B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4305520B2 (ja) データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム
US10795546B2 (en) Method for displaying user interface in accordance with device connection
US7611050B2 (en) Image processing system including plurality of image processing apparatuses connected to network for use by plurality of users, and image processing apparatus included in the image processing system
JP4640007B2 (ja) ジョブ履歴管理装置
JP2007019660A (ja) データ処理システム、データ処理方法およびデータ処理プログラム
US9003281B2 (en) Image processing apparatus capable of automatically generating help document for workflow, help document generating method and help document generating form
JP5163720B2 (ja) 情報処理装置、ログ記録方法およびログ記録プログラム
US20090313683A1 (en) Image processing apparatus, data processing apparatus, authentication method, definition data updating method, and authentication program and definition data updating program each embodied on computer readable medium
JP2007219958A (ja) アクセス制御装置及びアクセス制御プログラム
US8068241B2 (en) Data processing apparatus, method and computer program product for passing data among plural users with different processing associated with different users in the same group
JP4887843B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP4539444B2 (ja) 画像処理装置
US20230262174A1 (en) Image processing apparatus and method for controlling display of setting history
JP2010140136A (ja) 画像処理装置、画像データ管理方法、およびコンピュータプログラム
JP2006101393A (ja) 画像処理装置の動作環境設定プログラムおよび動作環境設定方法
JP2020038575A (ja) 画像読取装置及び生成制御プログラム
JP7428257B2 (ja) 画像形成装置
EP4300933A1 (en) Information processing device and program
JP4702068B2 (ja) ジョブ投入装置及びプログラム
JP4983592B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理装置用プログラム
JP5298963B2 (ja) 情報処理装置、設定方法および設定プログラム
JP5585476B2 (ja) 文書管理装置、文書管理方法および文書管理プログラム
JP5442081B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法、プログラム
CN110933244A (zh) 图像读取装置
JP2008093871A (ja) 画像形成装置、更新情報通知方法および更新情報通知プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090206

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090407

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees