JP2008196766A - 空気調和機 - Google Patents

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Hiroshi Yamamoto
弘志 山本
Kanji Haneda
完爾 羽根田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】従来の方法により下限周波数を補正した場合、部屋の負荷が変わった場合や、遠隔制御装置にて設定が変更された場合には必要な最低能力が確保できず、また、周波数が下がっているために負荷変化に応答性が悪くなってしまう。
【解決手段】本発明の空気調和機は、室温が遠隔制御装置によって設定された温度に到達し、下限周波数を補正したのち、部屋の負荷が変更された場合や遠隔制御装置により設定が変更された場合には下限周波数の補正値を解除することを可能とした。これらの方法により、快適性を向上させるとともに、省エネ効果も実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
従来、この種の空気調和機では圧縮機運転周波数は遠隔制御装置によって設定された室内温度と空気調和機の室内吸込サーミスタ検知温度を比較し変化させていた。ただし、その際、室内機からの吹出し空気の温度の上昇を抑えるために、室内ファンの回転数に応じて周波数にある特定の下限値を設けていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、周波数の下限値により、ある値より周波数を下げることができず、室内が十分に冷やされ遠隔制御装置によって設定された温度に到達した後では、能力過剰の状態になってしまう。そのため、頻繁にサーモスタットオフが発生してしまい、室温の上昇や凝縮水の再蒸発による湿度の上昇により快適性が悪化してしまっていた。
この課題を解決する一対策案として、室内吸込サーミスタ検知温度が遠隔制御装置によって設定された温度に到達した後は、サーモスタットオフの発生に応じて下限周波数を補正する方法などが考えられる。
特開平8−178400号公報
しかしながら、上記の方法では、室温が安定した後、下限周波数が下がった状態で、部屋の負荷が変わった場合や、遠隔制御装置にて設定が変更された場合には必要な最低能力が確保できない。また、周波数が下がっているために負荷変化に応答性が悪くなってしまう。
上記課題を解決するために、部屋の負荷が変更された場合や遠隔制御装置により設定が変更された場合には下限周波数の補正値を解除することを可能とした。
本発明により、負荷の小さい環境でのサーモスタットオフを抑え快適性を向上させるとともに、運転周波数を下げることにより省エネにもつながる。加えて、負荷変化に対する応答性も向上させ、効率的な運転が可能となり、更なる快適性の向上を可能とした。
第1の発明は、室内吸込サーミスタ検知温度が遠隔制御装置によって設定された温度に到達した後、サーモスタットオフの発生に応じて、運転周波数の下限値を所定量補正した状態において、室外機温度を一定間隔ごとに記憶し前回記憶した値との差があらかじめ決められた値よりも大きい場合には、室外の負荷に応じて運転手周波数の下限値を補正することにより、必要な最低周波数を確保することが出来、更なる快適性の向上を可能とする。
第2の発明は、室内吸込サーミスタ検知温度が遠隔制御装置によって設定された温度に到達した後、サーモスタットオフの発生に応じて、運転周波数の下限値を所定量補正した状態において、遠隔制御装置により設定温度が変更された場合、補正値を解除することで、負荷に応じた運転が可能となり、更なる快適性の向上を可能とする。
第3の発明は、室内吸込サーミスタ検知温度が遠隔制御装置によって設定された温度に到達した後、サーモスタットオフの発生に応じて、運転周波数の下限値を所定量補正した状態において、遠隔制御装置により室内ファン速が変更された場合、補正値を解除することで、負荷に応じた運転が可能となり、更なる快適性の向上を可能とする。
第4の発明は、室内吸込サーミスタ検知温度が遠隔制御装置によって設定された温度に到達した後、サーモスタットオフの発生に応じて、運転周波数の下限値を所定量補正した状態において、遠隔制御装置によりパワフル信号が送信された場合、使用者が能力を必要としているので、補正値を解除することで、負荷に応じた運転が可能となり、更なる快適性の向上を可能とする。
第5の発明は、室内吸込サーミスタ検知温度が遠隔制御装置によって設定された温度に到達した後、サーモスタットオフの発生に応じて、運転周波数の下限値を所定量補正した状態において、室内気温が上昇し、遠隔制御装置により設定された温度との差が高くなり、室温が安定していないと判定された場合、補正値を解除することで、必要な能力を確保することが出来、更なる快適性の向上を可能とする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態による空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。図1に示すように、運転周波数の下限値がΔF1だけ補正された状態で運転しているとき(ST1)、室外吸い込みサーミスタ検知温度をTemp1として記憶する(ST2)。その後、ST3で所定時間(T1)経過後に再び室外サーミスタ検知温度をT2として記憶する(ST4)。
ST5では、Temp2とTemp1の差を比較し、あらかじめ決められた温度ΔTemp1より大きい場合、室外気温が上昇したと判断し、必要最低能力が大きくなるので、下限周波数を所定量ΔF2増加させF2とする(ST6)。一方、ST7でTemp2とTemp1の差を比較し、あらかじめ決められた温度−ΔTemp2より小さい場合(ST7)室外気温が降下したと判断し、必要最低能力が小さくなるので、下限周波数を所定量ΔF3減少させF3とする(ST8)。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態による空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。図2に示すように、運転周波数の下限値がΔF1だけ補正された状態で運転しているとき(ST9)、ST10で遠隔制御装置により設定温度が上げられた場合、必要能力としては小さくなるので、下限周波数は変更せず、F1のまま維持する(ST11)。一方、ST12で遠隔制御装置により設定温度が下げられた場合、部屋を冷やすために必要能力は増加するため、ST13にて下限周波数の補正値を解除し、F4とする。
(実施の形態3)
図3は、本発明の第3の実施の形態による空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。図3に示すように、運転周波数の下限値がΔF1だけ補正された状態で運転しているとき(ST14)、ST15で遠隔制御装置により室内ファン速が低下した場合、必要能力としては小さくなるので、下限周波数は変更せず、F1のまま維持する(ST16)。一方、ST17で遠隔制御装置により室内ファン速が上昇した場合、必要能力は増加するため、ST18下限周波数の補正値を解除し、F5とする。
(実施の形態4)
図4は、本発明の第4の実施の形態による空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。図4に示すように、運転周波数の下限値がΔF1だけ補正された状態で運転しているとき(ST19)、ST20で遠隔制御装置によりパワフル信号が送信された場合、必要能力は増加するため、ST21下限周波数の補正値を解除し、F6とする。
(実施の形態5)
図5は、本発明の第5の実施の形態による空気調和機の動作を説明するためのフローチャートである。図5に示すように、運転周波数の下限値がΔF1だけ補正された状態で運転しているとき(ST22)、室内吸込サーミスタ温度により検知された温度と設定温度を比較し、その差があらかじめ設定された温度ΔT2より大きくなり、室温が安定領域でなくなった場合(ST23)、冷房能力が必要であるので、ST24下限周波数の補正値を解除し、F7とする。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、居住空間の快適性を向上させかつ省エネにも繋がるので、室内、室外熱交換器、室内熱交換器温度センサと室内、室外ファンを備えた機器に応用可能である。
本発明の実施の形態1における空気調和機の動作フローチャート 本発明の実施の形態2における空気調和機の動作フローチャート 本発明の実施の形態3における空気調和機の動作フローチャート 本発明の実施の形態4における空気調和機の動作フローチャート 本発明の実施の形態5における空気調和機の動作フローチャート
符号の説明
ST1〜ST24 フローチャート中のステップ
F1〜F6 圧縮機運転下限周波数
ΔF1〜ΔF3 下限周波数の補正値
T1、T2 時間
Temp1、Temp2 温度
ΔTemp1、ΔTemp2 温度差

Claims (5)

  1. 室内熱交換器、室内ファン、室外熱交換器、室外ファン、圧縮機、絞り機構、前記室内熱交換器の温度、室内気温、室外気温を検出する温度検出手段を持ち、前記圧縮機の運転周波数が可変であり、冷房、冷房除湿運転時に室内温度が遠隔制御装置により設定された室温に到達し、サーモスタットオフの発生に応じて下限周波数を補正することを可能とした空気調和機のうち、ある一定間隔ごとに室外機温度を記憶し、前回の温度と比較してその差がある規定された値よりも大きい場合に下限周波数の補正値を補正する空気調和機。
  2. 室内熱交換器、室内ファン、室外熱交換器、室外ファン、圧縮機、絞り機構、前記室内熱交換器の温度、室内気温、室外気温を検出する温度検出手段を持ち、前記圧縮機の運転周波数が可変であり、冷房、冷房除湿運転時に室内温度が遠隔制御装置により設定された室温に到達し、サーモスタットオフの発生に応じて下限周波数を補正することを可能とした空気調和機のうち、遠隔制御装置により設定された室温が変更された場合、補正値を解除する空気調和機。
  3. 室内熱交換器、室内ファン、室外熱交換器、室外ファン、圧縮機、絞り機構、前記室内熱交換器の温度、室内気温、室外気温を検出する温度検出手段を持ち、前記圧縮機の運転周波数が可変であり、冷房、冷房除湿運転時に室内温度が遠隔制御装置により設定された室温に到達し、サーモスタットオフの発生に応じて下限周波数を補正することを可能とした空気調和機のうち、遠隔制御装置により設定された室内ファン速が変更された場合、補正値を解除する空気調和機。
  4. 室内熱交換器、室内ファン、室外熱交換器、室外ファン、圧縮機、絞り機構、前記室内熱交換器の温度、室内気温、室外気温を検出する温度検出手段を持ち、前記圧縮機の運転周波数が可変であり、冷房、冷房除湿運転時に室内温度が遠隔制御装置により設定された室温に到達し、サーモスタットオフの発生に応じて下限周波数を補正することを可能とした空気調和機のうち、遠隔制御装置によりパワフル信号が送信された場合、補正値を解除する空気調和機。
  5. 室内熱交換器、室内ファン、室外熱交換器、室外ファン、圧縮機、絞り機構、前記室内熱交換器の温度、室内気温、室外気温を検出する温度検出手段を持ち、前記圧縮機の運転周波数が可変であり、冷房、冷房除湿運転時に室内温度が遠隔制御装置により設定された室温に到達し、サーモスタットオフの発生に応じて下限周波数を補正することを可能とした空気調和機のうち、室内気温が遠隔制御装置により設定された室温よりも、あらかじめ決められた値より高くなり、室温が安定していないと判定された場合、補正値を解除する空気調和機。
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