JP2008182847A - ファンモータ装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロータの回転による振動の発生を抑制し、かつ、ファンモータ装置に衝撃力等が加えられてもファンモータ装置を構成する部材が、他の部材やデバイスに衝突することを防止できる技術を提供すること。
【解決手段】ロータ支持機構11は、外周に向けて延びる複数のリブ14を有する。ハウジング12は、内側に向けて延びるリブ13を有し、これらのリブ13はロータ支持機構11のリブ14に対応する数だけ設けられている。リブ13とリブ14が振動絶縁部材35によって接続され、ロータ支持機構11のリブ14の端部は、テーパ面を有する。ハウジング12のリブ13の端部は、そのテーパ面に対面するように設けられたテーパ面を有する。それぞれのテーパ面同士が対面することで、ロータ支持機構11とハウジング12との相対的な移動が規制される。
【選択図】図2

Description

本発明は、発熱体から発する熱を排出するためのファンモータ装置及びこれを搭載した電子機器に関する。
従来から、振動防止用の手段を備えるファンがある(例えば、特許文献1参照。)。このファン(10)は、外フレーム(52)と、内フレーム(54)と、これらを連結する振動防止用の可撓膜(56)とを備えている。外フレーム(52)、内フレーム(54)、可撓膜(56)により、装置(50)が構成され、この装置(50)に、プロペラ(18)を備えたハウジング(12)が、ボルト(45)により固定されている。可撓膜(56)は、例えばエラストマ等、ゴム材料でなっている。
特開昭58−72700号公報(図1、図2、図5)
しかしながら、上記ファン(10)の可撓膜(56)は、その図5、図6に示すようにベローズ状に形成されているので、プロペラ(18)の回転により振動を防止しきれない可能性がある。また、外部からハウジング(12)に大きな衝撃力が加えられた場合には、ハウジング(12)が動いてしまい、例えばファン(10)の周辺に配置された他の部材やデバイス等にハウジング(12)に衝突するおそれもある。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、ロータの回転による振動の発生を抑制し、かつ、ファンモータ装置に衝撃力等が加えられてもファンモータ装置を構成する部材が、他の部材やデバイスに衝突することを防止できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るファンモータ装置は、羽根を有するロータと、前記ロータを回転可能に支持するロータ支持機構と、前記ロータ支持機構を支持する支持部材と、前記ロータ支持機構及び前記支持部材の間に設けられた振動絶縁部材とを有し、前記ロータ支持機構と前記支持部材との相対的な移動を規制可能なステータとを具備する。
本発明によれば、振動絶縁部材によりロータ支持機構から支持部材に振動が伝わることを防止することができる。また、ステータは、ロータ支持機構と支持部材との相対的な移動を規制するので、ファンモータ装置に衝撃力が加えられたとしても、ロータ支持機構または支持部材が、他の部材やデバイスに衝突するといった事態も防止することができる。
「ロータ支持機構と支持部材との相対的な移動」とは、ロータの回転により発生する振動以外の原因、例えば上記した外部からファンモータ装置に力が加わった等の原因により発生する移動である。以下、この動きを、単に「相対移動」という場合もある。
本発明の一の形態によれば、前記ステータは、第1のテーパ面でなる端部を有し、前記ロータ支持機構に設けられた第1のリブと、前記第1のテーパ面に対面するように設けられた第2のテーパ面でなる端部を有し、前記支持部材に設けられた第2のリブとを含み、前記振動絶縁部材は、前記第1のリブの端部と前記第2のリブの端部とを連結するチューブ形状の部材である。第1のテーパ面と第2のテーパ面が対面していることにより、特に、当該両面が対面する方向での上記相対移動が規制される。しかも、チューブ状の振動絶縁部材により第1及び第2の端面が振動絶縁部材に覆われる。つまり、振動絶縁部材の内部に相対移動の規制の機構が配置されることでファンモータの小型化を実現することができる。
本発明の一の形態によれば、前記第1のリブは、弾性的に前記ロータ支持機構に設けられている。これにより、第1のリブがある程度動くようになるので、このファンモータ装置の製造工程において、作業者は、第1のリブと第2のリブとを振動絶縁部材により接続しやすくなる。あるいは、前記第2のリブは、弾性的に前記支持部材に設けられていてもよい。
本発明の一の形態によれば、前記ステータは、第1の係合部を有し、前記ロータ支持機構に設けられた第1のリブと、前記第1の係合部に係合する第2の係合部を有し、前記支持部材に設けられた第2のリブとを含む。本発明では、第1のリブ及び第2のリブ同士が係合することにより、より確実に相対移動が規制される。
本発明の一の形態によれば、前記振動絶縁部材は、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを覆うように、前記第1のリブと前記第2のリブとを連結するチューブ形状の部材である。チューブ状の振動絶縁部材により第1の係合部及び第2の係合部が覆われるので、上述のようにファンモータの小型化を実現することができる。本発明においても、上記発明のように第1のリブが、弾性的にロータ支持機構に設けられていてもよいし、または、第2のリブが弾性的に前記支持部材に設けられていてもよい。
本発明の一の形態によれば、前記第1のリブは端部を有し、前記第2のリブは、前記振動絶縁部材を介して前記第1のリブの端部に接続される端部を有し、前記振動絶縁部材は、前記第1のリブの端部と前記第2のリブの端部との隙間をシールするように設けられた部材である。本発明では、第1の係合部と第2の係合部とが係合し合い、かつ、シールするように設けられた振動絶縁部材が設けられることにより、振動が吸収され、ロータ支持機構及び支持部材の相対的な移動を規制することができる。
本発明に係る電子機器は、発熱体と、羽根を有するロータと、前記ロータを回転可能に支持するロータ支持機構と、前記ロータ支持機構を支持する支持部材と、前記ロータ支持機構及び前記支持部材の間に設けられた振動絶縁部材と、前記ロータ支持機構と前記支持部材との相対的な移動を規制可能なステータとを有するファンモータと、発熱体と前記ファンモータとを内部に収容する筐体とを具備する。
以上のように、本発明によれば、ロータの回転による振動の発生を抑制し、かつ、ファンモータ装置に衝撃力等が加えられた場合に、ファンモータ装置を構成する部材が、他の部材やデバイスに衝突することを防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るファンモータ装置を示す斜視図である。図2は、図1に示すファンモータ装置の断面図である。
ファンモータ装置10は、ロータ25と、ステータ15と、振動絶縁部材35とを備える。
ロータ25は、中央に設けられた円筒状のボス部22と、このボス部22の周囲に設けられた複数の羽根21と、ボス部22の内部に設けられた回転軸となる回転シャフト5と、ボス部22の内周面に取り付けられたヨーク8及びマグネット7とを有する。ヨーク8の材料として、例えば、鉄(SPCC、SPEC等のプレス材、テンレス鋼等)、ニッケル、ケイ素鋼、軟鉄、パーマロイ、またはその他の材料が用いられる。マグネット7の材料として、ネオジウム・鉄・ボロン、フェライト系、コバルト系、サマリウム、またはその他の材料が用いられる。
ステータ15は、ロータ25を回転可能に支持するロータ支持機構11と、ロータ支持機構11を支持する支持部材としてのハウジング12とを有する。ロータ支持機構11は、回転シャフト5を回転可能に支持する軸受部4、軸受部4を保持する軸受ホルダ9、軸受ホルダ9の周囲に配置されたコイル6を有する。ロータ支持機構11は、外周に向けて延びる複数のリブ(第1のリブ)14を有する。軸受部4は、例えばラジアル軸受3及びスラスト軸受2で構成される。スラスト軸受2は、例えばピヴォット軸受、あるいはスラスト動圧軸受等が用いられる。ロータ支持機構11のリブ14、ハウジング12の材料は、典型的には樹脂であるが、アルミニウム、ステンレス、あるいはその他材料であってもよい。
ステータ15は、ロータ支持機構11とハウジング12との相対的な移動を規制することが可能に構成されている。これについては、後に詳述する。
ロータ支持機構11のリブ14は、例えば4本設けられているが、3本でもよいし、5本以上であってもよい。ハウジング12は、内側に向けて延びるリブ(第2のリブ)13を有し、これらのリブ13はロータ支持機構11のリブ14に対応する数だけ設けられている。リブ13とリブ14が振動絶縁部材35によって接続されることで、ハウジング12に対してロータ支持機構11が位置決めされる。また、ハウジング12は、例えば4つの側壁12aを有する直方体形状でなる。
図1に示すように、ハウジング12を構成する各側壁12aと、リブ13及び14により4つの開口12bが形成され、この開口12bが吸気口となる。図2に示すように、ハウジング12の、ロータ支持機構11が配置される側とは反対側にも開口12cが設けられ、この開口12cが排気口となる。排気口12cは、矩形状の領域のほぼ全面が排気口12cとなるが、形状や大きさは適宜設定可能である。開口12bが排気口となり、開口12cが吸気口とされる場合もある。
このファンモータ装置10では、コイル6が通電されることによりロータ25が回転し、羽根21の所定の形状によりハウジング12内に空気の圧力差が発生し、吸気口12bから吸入した空気が排気口12cから排出される。
以下、回転シャフト5の軸方向(Z方向)をスラスト方向、回転シャフト5に垂直な平面(X−Y面)内であって回転シャフト5から外周に向けて放射する方向をラジアル方向という。
図3は、振動絶縁部材35付近を示す拡大断面図である。振動絶縁部材35は、例えばチューブ形状の部材であり、典型的にはゴムでなるが、弾性力、あるいは可撓性を有し、つまり機械的振動の減衰効果を有する材料であれば何でもよい。このような振動絶縁部材35でリブ13及び14同士が接続されていることにより、ロータ25の回転時にロータ支持機構11に発生する振動がハウジング12に伝わることを抑制することができる。この振動絶縁部材35は、チューブ状(外観上は棒状)に形成されるので、振動特性を比較的簡単に調整することができる。また、チューブ状に形成されることにより、振動絶縁部材35のZ方向の厚さを厚くすることができ、ファンモータ装置10自体のZ方向の厚さが厚くなることを防ぐこともできる。
ロータ支持機構11のリブ14の端部は、テーパ面(第1のテーパ面)14aを有し、ハウジング12のリブ13の端部は、そのテーパ面に対面するように設けられたテーパ面(第2のテーパ面)13aを有する。テーパ面14a及び13a間の距離は、適宜設定可能である。テーパ面14a及び13a同士が対面することで、例えばロータ支持機構11またはハウジング12に外部から衝撃力が加えられた場合に、そのテーパ面14a及び13a同士が接触してロータ支持機構11とハウジング12との相対的な移動が規制される。
例えば、単にスラスト方向にそれらのリブ13及び14が切断され、それらの端面同士が対面するような場合、ラジアル方向におけるロータ支持機構11とハウジング12との相対移動は規制可能である。しかし、その場合、スラスト方向には当該相対移動の規制は困難となる。つまり、本実施の形態では、スラスト方向及びラジアル方向における、ロータ支持機構11とハウジング12との相対的な移動を規制し、すなわち、当該相対移動を極力小さくすることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、振動絶縁部材35によりロータ支持機構11からハウジング12に振動が伝わることを防止することができる。また、ファンモータ装置10に衝撃が加えられたとしても、ロータ支持機構11またはハウジング12が、他の部材やデバイスに衝突するといった事態も防止することができる。例えばファンモータ装置10が電子機器に搭載される場合、かかる衝突を回避するため、従来ではファンモータ装置10と、その周辺の部材との間にスペースが設けられるケースが多かった。しかしながら、本実施の形態によれば、上記相対移動が規制されることで、そのようなスペースが不要となり、電子機器の小型化を実現することができる。
しかも、本実施の形態では、チューブ状の振動絶縁部材35によりリブ13及び14のそれぞれの端部が振動絶縁部材35に覆われる。つまり、振動絶縁部材35の内部に相対移動の規制のための機構が配置されることで、別途の相対移動規制の機構を設けなくてもファンモータ装置10の小型化を実現することができる。
本実施の形態に係るファンモータ装置10において、特に、スラスト軸受2にピヴォット軸受が用いられる場合、コストパフォーマンスに優れ、有用である。しかし、スラスト軸受2にピヴォット軸受が設けられる場合、本実施の形態のようなタイプの軸受部4では、回転シャフト5のスラスト方向への移動が規制されないので、コイル6とマグネット7のスラスト方向における中心を一致しないようにオフセットさせないようにしている。つまり、それらの中心同士がずれることで、磁気吸引力をアンバランスにして、回転シャフト5がピヴォット軸受に押さえつけられるように吸引力を発生させている。この場合、コイル6の上部と下部との磁束密度の不平衡が発生し、結果軸方向の力が発生し、振動の原因となってしまうという欠点がある。しかしながら、本実施の形態では、振動絶縁部材35が設けられているので、安価な軸受を用いても、振動特性に優れたファンモータ装置10を実現することができる。すなわち、ラジアル軸受3とピヴォット軸受2とで構成される軸受部4と、振動絶縁部材35との組み合わせにより、振動問題が解消され、且つ安価であるという利点を得ることができる。
例えば、従来では、なるべく上記吸引力を低くして振動を抑えるようにして安定化させるために、コイルとマグネットとの中心同士のシフト量を、±100μm程度に抑える必要があった。しかし、本実施の形態では、振動絶縁部材35が設けられることによって、吸引力は格段に大きくなってもよいので、上記シフト量は、倍の±200μmになっても問題ない。
図4は、本発明の他の実施の形態に係るファンモータ装置を示す斜視図である。これ以降の説明では、図1等に示した実施の形態に係るファンモータ装置10の部材や機能等について同様のものは説明を簡略または省略し、異なる点を中心に説明する。
ファンモータ装置20のハウジング32の各側壁32aからリブ33がそれぞれ延設され、各リブ33は、意図的に弾性力を持つように設けられている。典型的には、2つのスリット32dが各側壁32aにそれぞれ形成されており、2つのスリット32dの間からリブ33が延設されている。このような構成により、ファンモータ装置10の製造時に、作業者は、ロータ支持機構11の各リブ14とハウジング32の各リブ33とを振動絶縁部材35により接続する場合に、その作業が容易になる。
なお、図1に示すファンモータ装置10の製造については、作業者は、例えばリブ13またはリブ14のうちいずれか一方に振動絶縁部材35を深く嵌め込んだ上で、ロータ支持機構11及びハウジング12とを位置決めし、その後、振動絶縁部材35をスライドさせて、両者のリブ13及び14同士を接続することができる。
図5(A)及び図5(B)は、本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置の一部を示す断面図であり、具体的には別の実施の形態に係る振動絶縁部材付近の拡大断面図である。
図5(A)に示すように、本実施形態では、ロータ支持機構41のリブ44の端部と、ハウジング42のリブ43の端部とが互いに係合する係合片44a及び43a(第1の係合部及び第2の係合部)を有している。リブ44及び43の端部は、上記実施形態と同様に、チューブ形状の振動絶縁部材35で覆われ、両リブ44及び43同士が接続されている。図5(B)に示すように、2つの係合片44a及び43aは、典型的には実質的に同様の形状であり、例えばU字状に形成されている。2つの係合片44a及び43aは、互いにリブ44及び43の長手方向を回転軸とする回転の方向に90°ずれて配置されることで係合可能となる。本実施の形態でも、リブ44及びリブ43はそれぞれ複数設けられており、これらのうち少なくとも1組のリブ44及び43に当該係合片44a及び43aが設けられていればよい。
リブ43(またはリブ44)の外径(端部以外の外径)d3と、振動絶縁部材35の外径d4は実質的に同じに設定されている。これにより、リブ43から振動絶縁部材35を介してリブ44にかけて同じ径とすることができる。つまり、振動絶縁部材35による出っ張りをなくすことができ、ファンモータ装置の薄型化または小型化を実現することができる。
図5に示すような係合片44a及び43aによりリブ44及び43同士が係合することで、より確実にロータ支持機構41とハウジング42との移動を規制することができる。
図6は、本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置を示す概略平面図である。図7は、図6に示すファンモータ装置30の振動絶縁部材付近の拡大断面図である。
ファンモータ装置30は、ロータ25を支持するロータ支持機構51と、このロータ支持機構51を支持するハウジング52とを備える。ロータ支持機構51とハウジング52とは、それらのリブ54及び53が角度θで振動絶縁部材36により接続されて互いに位置決めされている。角度θは、図6では例えば90°程度となっているが、90°に限られない。図7に示すように、振動絶縁部材36は、ベース部36aと例えば2つの突起部36bとを有する。突起部36bの数は、2つに限られず、3つ以上であってもよい。
ロータ支持機構51のリブ54の端部には上面より一段低くなったステップ部54aを有し、また、そのステップ部54aに上記突起部36bが嵌合する穴54bが設けられている。この穴54bは貫通した穴であるが、突起部36bの長さによっては貫通していない形態も考えられる。ハウジング52のリブ53の端部も、リブ54と同様の構成でなっており、ステップ部53aに形成された穴53bに突起部36bが嵌合している。本実施の形態によっても、ロータ支持機構51からハウジング52への振動伝達を防止し、かつ、両者の相対移動を確実に規制することができる。
図8は、本発明のさらに別の実施の形態に係る振動絶縁部材付近の拡大断面図である。ロータ支持機構61のリブ64の端部には、ステップ部64aが形成されている。ハウジング62のリブ63の端部にも、上記リブ64のステップ部64aと対面するステップ部63aが形成されている。リブ64及び63の端部同士の隙間には、振動絶縁部材37がその隙間をシールするように設けられている。振動絶縁部材37は、接着剤やネジ等でリブ64及び63の端部に固定されればよい。
図9は、本発明のさらに別の実施の形態に係る振動絶縁部材付近の拡大断面図である。ロータ支持機構のリブ64の端部には突起74aが設けられ、ハウジング72のリブの端部には、その突起74a(第1の係合部)が係合する穴72a(第2の係合部)が設けられている。リブ72の厚さd1は、突起74aの長さd2より小さく設定されており、突起74aとリブ73との間には、2つのリング状の振動絶縁部材38及びワッシャー29が嵌め込まれている。ワッシャー29は、ファンモータ装置の製造時におけるリブ74及び73同士の接続工程において、例えば突起74aの頭部74bへ熱カシメ等の処理が行われるために設けられる。
図20は、本発明のさらに別の実施の形態に係る振動絶縁部材付近の拡大断面図である。
ロータ支持機構141のリブ144の端部は細くなっており、すなわち、ステップ部144aが設けられ、さらにテーパ面144bが形成されている。ハウジング142のリブ143の端部もそれと同様に、ステップ部143aと、上記テーパ面144bに対面するテーパ面143bとを有する。これにより、例えば図3で示したリブ14及び13と同様の効果を得ることができる。
また、リブ144(またはリブ143)の外径(端部以外の外径)d5と、振動絶縁部材135の外径d6は実質的に同じに設定されている。これにより、図5で示したリブ44及び42と同様の効果を得ることができる。
図10は、本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置の概略平面図である。図11は、図10に示すファンモータ装置40の振動絶縁部材付近の拡大斜視図である。図12は、その振動絶縁部材付近の拡大断面図である。
本実施の形態に係るファンモータ装置40では、ロータ支持機構81のリブ84の端部には突起84aが設けられ、ハウジング82の一部、例えば角部には上記突起84a(第1の係合部)が係合する台座82e(第2の係合部)が設けられている。すなわち、ハウジング82にはリブ84が設けられていない。台座82eには突起84aが嵌る穴82fが形成されている。また、リブ84と台座82eとの間には振動絶縁部材38及びワッシャー29が設けられ、例えば図9に示す形態と同様に熱カシメにより接続されている。
図13は、本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置を示す断面図である。
本実施の形態に係るファンモータ装置50のステータ95は、ロータ支持機構91とハウジング92とを備え、ロータ支持機構91は、軸受部4を保持する軸受ホルダ19を備えている。また、軸受ホルダ19とハウジング92との間には振動絶縁部材39が配置されている。振動絶縁部材39は、例えばリング状状でなるがこれに限られない。振動絶縁部材39には、例えばリング状の溝39aが設けられ、この溝39aに軸受ホルダ19の外周縁部が嵌め込まれている。ロータ25の構成は、図2に示したファンモータ装置10のロータ25の構成と実質的に同様である。
このように、軸受ホルダ19とハウジング92との間に振動絶縁部材39が配置されているので、上記各実施の形態に係るファンモータ装置と同様の作用効果を得ることができる。
ここで、上記各実施の形態に係るファンモータ装置10、20、30、40、50(図5、図8、図9に係る形態も含む。)のモータ部は、典型的には3相モータで構成される。しかし、もちろん単相でもよいし、5相以上でもよい。コイル6の極歯数やマグネット7の極数には、特に制限はないが、例えば、「極歯数9、極数8」、あるいは、「極歯数9、極数12」等の組み合わせが考えられる。ここで、「極歯数9、極数8」の場合について、振動の原因となる、コギング数やスイッチング周波数を考えれば、代表的なコギングでは、8n、9n、24n、72n(nは自然数)等が考えられる。すなわち、3相モータは通常、単相モータ等に比べて、起動特性に優れていたり、滑らかな回転を得ることができるが、高い周波数の振動源を持っている。したがって、3相モータは、様々な固有振動数を持つ部材が周囲にある状態では、共振問題を引き起こす可能性が高い。しかしながら、上記の各実施の形態では、振動絶縁部材35〜39が設けられているので、3相モータで確実な起動特性や滑らかな回転を得ることができる。また、確実に共振問題を排除することができることから、どのような環境でも、非常に低騒音なモータを得ることができる。
さらに従来、本発明者らは、3相モータにおけるマグネット7のサイン着磁やスキュー着磁等、着磁を工夫し、コギングを低減したり、通電波形をサイン波に近づけ、スイッチングによる振動を低減しようとしていた。しかし、上記各実施の形態に係るファンモータ装置10、20、30、40、50では、着磁等はなんら配慮する必要がなくなり、通電波形は、台形波程度で振動の問題を解決できるようになった。
図14は、振動絶縁部材が用いられたファンモータ装置、振動絶縁部材が用いられないファンモータ装置の騒音レベルを示すグラフである。横軸は、ロータの回転スピードである。モータ部は、両ファンモータ装置とも、3相モータ(極歯数9、極数8)が用いられた。この図14に示す実験では、本発明者らは、上記図1、図2に示すファンモータ装置10と実質的に同様の装置であって、かつ、ロータ支持機構11とハウジング12との相対移動の移動規制手段が設けられていない装置で騒音レベルを実測した。
図14に示すグラフから、振動絶縁部材が設けられているファンモータ装置の方が、ロータのほぼ全スピード領域において騒音レベルが低いことが分かる。
図15は、図16に示す写真のファンモータ装置(本発明のさらに別の実施形態に係るファンモータ装置)の騒音レベルを示すグラフである。
図16に示す写真のファンモータ装置60では、ロータ支持機構11のリブ14の端部に金属板31が固定されている。ロータ支持機構11は、フレーム102により支持されている。フレーム102にはリング状の部材102aと、このリング状部材102aに立設された柱部材102bとが設けられている。金属板31は、ネジ34、ワッシャー、振動絶縁部材45等を介して柱部材102bに取り付けられている。なお、フレーム102には、図示しないハウジングが装着される場合が多い。
図15に示すグラフから、振動絶縁部材45が設けられたファンモータ装置60(図16参照)の方が、ロータ25のほぼ全スピード領域において騒音レベルが低いことが分かる。
図17は、例えば図2に示したファンモータ装置10にヒートシンク46等が取り付けられた状態を示す図である。典型的には、ファンモータ装置10のハウジング12の排気口12cにヒートシンク46が取り付けられる。ヒートシンク46の排気側には、基板48に搭載されたCPU等のIC47が取り付けられている。つまり、ファンモータ装置10は、ヒートシンク46やIC等の発熱体に向けて風を送り冷却する。
なお、図17では、ファンモータ装置として図2に示したファンモータ装置10を例に挙げたが、その他の実施形態に係るファンモータ装置20、30、40、50、60(図5、図8、図9に係る形態も含む。)であってもよい。
図18は、本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置及びヒートシンクを示す断面図である。ファンモータ装置70は、実質的に図2に示したファンモータ装置10と同様の構成であり、ロータ支持機構11のリブ14と、ハウジング112のリブ113とが、振動絶縁部材35により接続されている。
ファンモータ装置10は軸流ファンであったが、ファンモータ装置70は遠心ファンである。つまり、ハウジング112は、その側面に排気口112cを有する。ヒートシンク56は、その排気口112cから排気される空気により冷却される。
図19は、ファンモータ装置70を搭載する電子機器として、例えばラップトップ型のPC(Personal Computer)を示す斜視図である。PC200は、筐体210を備え、筐体210内に、ファンモータ装置70及びヒートシンク56が収容されている。この場合、ヒートシンク56には、ヒートパイプ等を介してCPU等が熱的に接続されていればよい。
本発明に係る実施の形態は、以上説明した実施の形態に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。
上記各実施の形態では、ハウジングの形状は直方体形状であった。しかし、もちろん円筒状であってもよいし、その他の形状であってもよい。ファンモータ装置を構成する、ハウジング以外の部材等の形状、大きさ、配置等も適宜変更可能である。振動絶縁部材のラジアル方向の配置に関しても、上記各実施形態で示した位置より内周側でもよいし外周側でもよい。
上記各実施の形態に係るファンモータ装置10、20、30、40、50、60(図5、図8、図9に係る形態も含む。)の特徴部分のうち少なくとも1つを組み合わせてさらに別のファンモータ装置を構成することも可能である。
図19では、電子機器としてラップトップ型のPC200を例に挙げたが、もちろんデスクトップ型のPCであってもよい。デスクトップ型PCの場合、図1等のファンモータ装置10等の軸流ファンが搭載されることが多い。電子機器の他の例としては、例えばカメラ、ディスプレイ装置、オーディオ/ビジュアル機器、プロジェクタ、ゲーム機器、カーナビゲーション機器、ロボット機器、その他の電化製品等が挙げられる。
上記発熱体としては、ヒートシンクやICに限られず、ヒートパイプの放熱部、プロジェクタ用のランプ(または、そのランプの周辺の部材)、その他の電子部品等、発熱するものなら何でもよい。
本発明の一実施の形態に係るファンモータ装置を示す斜視図である。 図1に示すファンモータ装置の断面図である。 振動絶縁部材付近を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るファンモータ装置を示す斜視図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置の一部を示す断面図であり、具体的には振動絶縁部材付近の拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置を示す概略平面図である。 図6に示すファンモータ装置の振動絶縁部材付近の拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る振動絶縁部材付近の拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る振動絶縁部材付近の拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置の概略平面図である。 図10に示すファンモータ装置の振動絶縁部材付近の拡大斜視図である。 その振動絶縁部材付近の拡大断面図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置の断面図である。 振動絶縁部材が用いられたファンモータ装置、振動絶縁部材が用いられないファンモータ装置の騒音レベルを示すグラフである。 図16に示す写真のファンモータ装置の騒音レベルを示すグラフである。 本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置を示す写真である。 図2に示したファンモータ装置にヒートシンク等が取り付けられた状態を示す図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係るファンモータ装置及びヒートシンクを示す断面図である。 ファンモータ装置を搭載する電子機器として、ラップトップ型のPCを示す斜視図である。 本発明のさらに別の実施の形態に係る振動絶縁部材付近の拡大断面図である。
符号の説明
10、20、30、40、50、60…ファンモータ装置
11、41、51、61、71、81、91、111…ロータ支持機構
12、32、42、52、62、72、82、92、102、112…ハウジング
13、33、43、53、63、73、83、93、113…リブ(第2のリブ)
13a、14a…テーパ面
14、44、54、64、74、84、94…リブ(第1のリブ)
15、95…ステータ
21…羽根
22…ボス部
25…ロータ
35、36、37、38、39、45
43a、44a…係合片
44…両リブ
46、56…ヒートシンク
47…IC
72a…穴
74a…突起
82e…台座
82f…穴
84a…突起
102…フレーム
200…PC
210…筐体

Claims (8)

  1. 羽根を有するロータと、
    前記ロータを回転可能に支持するロータ支持機構と、前記ロータ支持機構を支持する支持部材と、前記ロータ支持機構及び前記支持部材の間に設けられた振動絶縁部材とを有し、前記ロータ支持機構と前記支持部材との相対的な移動を規制可能なステータと
    を具備することを特徴とするファンモータ装置。
  2. 請求項1に記載のファンモータ装置であって、
    前記ステータは、
    第1のテーパ面でなる端部を有し、前記ロータ支持機構に設けられた第1のリブと、
    前記第1のテーパ面に対面するように設けられた第2のテーパ面でなる端部を有し、前記支持部材に設けられた第2のリブとを含み、
    前記振動絶縁部材は、前記第1のリブの端部と前記第2のリブの端部とを連結するチューブ形状の部材であることを特徴とするファンモータ装置。
  3. 請求項2に記載のファンモータ装置であって、
    前記第1のリブは、弾性的に前記ロータ支持機構に設けられていることを特徴とするファンモータ装置。
  4. 請求項2に記載のファンモータ装置であって、
    前記第2のリブは、弾性的に前記支持部材に設けられていることを特徴とするファンモータ装置。
  5. 請求項1に記載のファンモータ装置であって、
    前記ステータは、
    第1の係合部を有し、前記ロータ支持機構に設けられた第1のリブと、
    前記第1の係合部に係合する第2の係合部を有し、前記支持部材に設けられた第2のリブと
    を含むことを特徴とするファンモータ装置。
  6. 請求項5に記載のファンモータ装置であって、
    前記振動絶縁部材は、前記第1の係合部と前記第2の係合部とを覆うように、前記第1のリブと前記第2のリブとを連結するチューブ形状の部材であることを特徴とするファンモータ装置。
  7. 請求項1に記載のファンモータ装置であって、
    前記第1のリブは端部を有し、
    前記第2のリブは、前記振動絶縁部材を介して前記第1のリブの端部に接続される端部を有し、
    前記振動絶縁部材は、前記第1のリブの端部と前記第2のリブの端部との隙間をシールするように設けられた部材であることを特徴とするファンモータ装置。
  8. 発熱体と、
    羽根を有するロータと、前記ロータを回転可能に支持するロータ支持機構と、前記ロータ支持機構を支持する支持部材と、前記ロータ支持機構及び前記支持部材の間に設けられた振動絶縁部材と、前記ロータ支持機構と前記支持部材との相対的な移動を規制可能なステータとを有するファンモータと、
    発熱体と前記ファンモータとを内部に収容する筐体と
    を具備することを特徴とする電子機器。
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