JP2008175448A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008175448A JP2008175448A JP2007008805A JP2007008805A JP2008175448A JP 2008175448 A JP2008175448 A JP 2008175448A JP 2007008805 A JP2007008805 A JP 2007008805A JP 2007008805 A JP2007008805 A JP 2007008805A JP 2008175448 A JP2008175448 A JP 2008175448A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- cooling
- refrigerant
- flow channel
- cooling device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Abstract
【課題】冷却性能に優れた液冷方式による小型の冷却装置を提供する。
【解決手段】ペルチェ素子を有する冷却部11の吸熱面11bの一部および放熱面11aに第1流路部12および第2流路部13を設け、第1流路部12の流出口と第2流路部13の流入口とを接続パイプ14で接続して、接続パイプ14を介して第1流路部12から流出した冷媒を第2流路部13に流入する。第1流路部12で冷却された冷媒で放熱面11aを冷却することによって、冷却性能の向上と装置の小型化を実現した。
【選択図】図1
【解決手段】ペルチェ素子を有する冷却部11の吸熱面11bの一部および放熱面11aに第1流路部12および第2流路部13を設け、第1流路部12の流出口と第2流路部13の流入口とを接続パイプ14で接続して、接続パイプ14を介して第1流路部12から流出した冷媒を第2流路部13に流入する。第1流路部12で冷却された冷媒で放熱面11aを冷却することによって、冷却性能の向上と装置の小型化を実現した。
【選択図】図1
Description
本発明は、ペルチェ素子を利用した液冷式による冷却装置に関する。
従来からペルチェ素子を利用した液冷方式の冷却装置が色々提案されている。図5は、従来の代表例な冷却装置の一構成例を示す断面図である。
図5において、51はペルチェ素子、52はペルチェ素子51の放熱面51bを水などの冷媒で冷却するための流路部、53は冷媒54を貯蔵するタンク、55はポンプ、56は流路部52の流入口、57は流路部52の流出口、58はパイプである。
ポンプ55を駆動して冷媒54を図中の矢印で示した方向にタンク53から流路部52へ還流させて、放熱面51b(発熱面)を冷媒54で冷却することによって、吸熱面51aの温度を低下させる構成になっている。
特開平7−260287号公報
従来の冷却装置において、冷却性能を向上させるためには、ペルチェ素子自体の冷却性能を向上させることに加えて、冷媒の温度を低くする方法が有効である。しかし、従来の装置では、タンクおよびパイプの放熱性能以下には冷媒の温度を下げることできなかった。勿論、フィン式熱交換器、プレート式熱交換器などの熱交換器をパイプもしくはタンクに取り付けることによって冷媒の温度を低下させることができる。しかし、熱交換器を取り付ける方法は、装置コストが高くなりしかも装置が大型になる問題があった。
そこで、本発明は従来の問題を解決して、冷却性能に優れた小型の冷却装置を提供することを目的とする。
本発明の冷却装置は、ペルチェ素子を有する冷却部と、冷却部の吸熱面の一部に設けた第1流路部と、冷却部の放熱面に設けた第2流路部と、第1流路部から第2流路部へ冷媒を還流させる還流部とを具備したことを特徴とする。
このような構成にすることによって、第1流路部で冷却された冷媒で冷却部の放熱面を冷却するため、従来の装置よりも放熱面の温度が低下し、その結果吸熱面の温度を従来例よりも低くすることができる。したがって、冷却性能の向上と装置の小型化との実現が可能になる。
本発明によれば、冷却性能に優れた小型の冷却装置を提供することができる効果が得られる。
以下、本発明による冷却装置の一実施形態について図1〜4の図面を参照して説明する。尚、各図面において同じ構成要素には同一の符号を付し、重複する構成要素の説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明による冷却装置の一構成例を示す概略図である。図1(a)は冷却装置全体を示す断面図、図1(b)および図1(c)は冷却部の吸熱面に設けた第1流路部の構成例を示す正面図、図1(d)は冷却部の放熱面に設けた第2流路部の構成例を示す底面図である。図2は、本発明による冷却装置の要部の一実施例を示す斜視図である。図3は、図2の冷却装置を冷却部の吸熱面から見た分解斜視図である。図4は、図2の冷却装置を冷却部の放熱面から見た分解斜視図である。尚、各図において図中に付与した矢印の向きは、冷媒の流れる向きを示している。
図1は、本発明による冷却装置の一構成例を示す概略図である。図1(a)は冷却装置全体を示す断面図、図1(b)および図1(c)は冷却部の吸熱面に設けた第1流路部の構成例を示す正面図、図1(d)は冷却部の放熱面に設けた第2流路部の構成例を示す底面図である。図2は、本発明による冷却装置の要部の一実施例を示す斜視図である。図3は、図2の冷却装置を冷却部の吸熱面から見た分解斜視図である。図4は、図2の冷却装置を冷却部の放熱面から見た分解斜視図である。尚、各図において図中に付与した矢印の向きは、冷媒の流れる向きを示している。
図1において、11はペルチェ素子を有する冷却部、11aは冷却部11の放熱面、11bは冷却部11の吸熱面、12は吸熱面11bの一部に設けた流出入口を有する第1流路部、13は放熱面11aに設けた流出入口を有する第2流路部、14は第1流路部12の流出口と第2流路部13の流入口とを接続する接続パイプ、15は水などの冷媒、16は冷媒15を貯蔵するタンク、17はポンプ、18はタンク16内の冷媒15をポンプ17で汲み上げて第1流路部の流入口へ導くパイプ、19は第2流路部の流出口から流出した冷媒15をタンク16へ導くパイプである。ポンプ17を駆動すると冷媒15が、図中に付与した矢印の向きに流れて、タンク16と第1流路部12と第2流路部との間を還流する構成になっている。ここで、冷媒を還流させるための構成要素すなわち接続パイプ14とパイプ18、19とポンプ17とからなる構成要素を還流部と定義する。
第1流路部12は、例えば図1(b)に示すように吸熱面11bの片側に寄せて設けてもよく、あるいは図1(c)に示すように吸熱面11bの周縁に沿って環状に設けてもいずれでもよい。中でも、図1(c)のように環状に配設すると、冷媒の冷却効率が良くなる点で好ましい。図1(b)の点線で囲まれた吸熱面Aおよび図1(c)の点線で囲まれた吸熱面Bは、被冷却物を載置する場所を示している。
第2流路部13は、例えば図1(d)に示すように、放熱面11a全体を冷媒15で冷却するように蛇行状の流路が形成されている。
ポンプ17を駆動して冷媒15を矢印の向きに還流させると、第1流路部12で冷却された冷媒15で放熱面11aが冷却される。したがって、図5で説明した従来の冷却装置よりも低い温度の冷媒で冷却するため、吸熱面11bの温度をより低くすることができる。
(実施例1)
図1(c)で説明した冷却装置の実施例について、図2〜図4に基づいて以下に説明する。
図1(c)で説明した冷却装置の実施例について、図2〜図4に基づいて以下に説明する。
冷却部11は、ペルチェ素子を純銅や純アルミニウムなどの熱伝導性部材で挟持されたものから構成されている。
第1流路部12は、純銅や純アルミニウムなどの熱伝導性部材で構成され、図2に示すように、冷却部11の吸熱面11bの周縁に沿って環状に設けられている。そして、図3に示すように、流入口22から流入した冷媒が流出口23から流出するように流路24が形成されている。吸熱面11bとは反対側の流路32は蓋31で密封されている。尚、吸熱面11b側の第1流路部12は吸熱面11bに接着剤などで接着され、冷媒が吸熱面11bに接触するように構成されている。21は被冷却物である。
第2流路部13は、純銅や純アルミニウムなどの熱伝導性部材で構成され、図2に示すように、冷却部11の放熱面11aを覆うように設けられている。そして、図4に示すように、流入口24から流入した冷媒で放熱面11a全体を冷却するように蛇行状の流路42が形成されている。放熱面11aとは反対側の流路42は蓋41で密封されている。尚、放熱面11a側の第2流路部13は放熱面11aに接着剤などで接着され、冷媒が放熱面11aに接触するように構成されている。
第1流路部12の流出口23と、第2流路部13の流入口24とは、樹脂などの断熱性部材で構成された接続パイプ14で接続されている。したがって、冷媒は第1流路部12で冷却された温度を保持して第2流路部13へ流入されるため、放熱面11aを効率よく冷却することができる。
本発明による冷却装置は半導体などの発熱体を冷却する冷却装置として有用である。
11 冷却部
12 第1流路部
13 第2流路部
14 接続パイプ
12 第1流路部
13 第2流路部
14 接続パイプ
Claims (2)
- ペルチェ素子を有する冷却部と、前記冷却部の吸熱面の一部に設けた第1流路部と、前記冷却部の放熱面に設けた第2流路部と、前記第1流路部から前記第2流路部へ冷媒を還流させる還流部とを具備したことを特徴とする冷却装置。
- 前記第1流路部が、前記吸熱面の周縁に沿って環状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008805A JP2008175448A (ja) | 2007-01-18 | 2007-01-18 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007008805A JP2008175448A (ja) | 2007-01-18 | 2007-01-18 | 冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008175448A true JP2008175448A (ja) | 2008-07-31 |
Family
ID=39702593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007008805A Pending JP2008175448A (ja) | 2007-01-18 | 2007-01-18 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008175448A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106039603A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-26 | 深圳先进技术研究院 | 超声换能器的冷却方法、超声换能器及其*** |
TWI642890B (zh) * | 2017-07-24 | 2018-12-01 | 奇鋐科技股份有限公司 | 水冷裝置之熱交換結構 |
-
2007
- 2007-01-18 JP JP2007008805A patent/JP2008175448A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106039603A (zh) * | 2016-06-30 | 2016-10-26 | 深圳先进技术研究院 | 超声换能器的冷却方法、超声换能器及其*** |
CN106039603B (zh) * | 2016-06-30 | 2019-01-22 | 深圳先进技术研究院 | 超声换能器的冷却方法、超声换能器及其*** |
TWI642890B (zh) * | 2017-07-24 | 2018-12-01 | 奇鋐科技股份有限公司 | 水冷裝置之熱交換結構 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4305406B2 (ja) | 冷却構造体 | |
JP4876975B2 (ja) | 電子機器用の冷却装置および受熱部材 | |
JP4551261B2 (ja) | 冷却ジャケット | |
JP3897024B2 (ja) | 液循環型冷却装置 | |
JP4234722B2 (ja) | 冷却装置および電子機器 | |
JP5343574B2 (ja) | ヒートシンクのろう付け方法 | |
US20170027081A1 (en) | Liquid-cooling device and system thereof | |
US20050007730A1 (en) | Electronic apparatus | |
JP2006286767A (ja) | 冷却ジャケット | |
JP2009267033A (ja) | 電子機器用冷却装置及びこれを備えた電子機器 | |
US20130206367A1 (en) | Heat dissipating module | |
US11137175B2 (en) | Composite water-cooling radiator structure | |
TW200820404A (en) | Water-cooled heat sink and water-cooled system | |
JPWO2005001674A1 (ja) | 電子機器の冷却装置 | |
JP5093161B2 (ja) | ヒートシンク | |
JP2008249314A (ja) | サーマルサイフォン式沸騰冷却器 | |
JP5117287B2 (ja) | 電子機器の冷却装置 | |
JP3208823U (ja) | 冷却水放熱装置及びその水冷モジュール | |
JP2008175448A (ja) | 冷却装置 | |
JP2009099995A (ja) | 冷却装置および電子機器 | |
JP4922903B2 (ja) | 電子機器用の冷却装置 | |
CN217787721U (zh) | 一种水冷式散热装置 | |
JP2006200796A (ja) | タンク一体型ラジエータ | |
JP2007335624A (ja) | 電子機器用の液冷装置 | |
US20120061063A1 (en) | Heat exchanger |