JP2008171596A - フレキシブルフラットハーネスおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】可撓性を維持し許容電流値や防水性が高く被水環境下でも優れた耐久性を有し容易に製造可能で生産性を向上させることができるフレキシブルフラットハーネスを提供する。
【解決手段】フレキシブルフラットハーネス10は、フレキシブルプリント基板20と、このフレキシブルプリント基板20の外周表面を覆う防水性を有する弾性保護部材30と、フレキシブルプリント基板20の例えば両面側の弾性保護部材30の内部に配置された冷却用シート61,62を備える。弾性保護部材30は、フレキシブルプリント基板20の端部近傍に防水コネクタの挿入穴を塞ぐ形状の防水栓を有する。フレキシブルプリント基板20は、端末部が防水栓によって各防水コネクタの挿入穴内で止水され、冷却用シート61,62を内包する弾性保護部材30によって覆われるため、可撓性を維持したまま高い許容電流値、防水性および耐久性を実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルプリント基板(Flexible Printed Circuit:FPC)などによって構成されるフレキシブルフラットハーネスおよびその製造方法に関し、特に防水性に優れた構造を有するフレキシブルフラットハーネスおよびその製造方法に関する。
自動車やOA機器などの配線には、一般的に複数の電線を束ねた構造のワイヤハーネスが多く用いられているが、近年、配線の高密度化の要請などにより、より軽量かつ薄型で高密度化が可能なフレキシブルプリント基板を配線部材として利用したフレキシブルフラットハーネスが多用されるようになってきた。
このようなフレキシブルフラットハーネスは、例えば絶縁樹脂からなるベースフィルムの片面に圧延銅箔を積層した銅張積層板にエッチングなどにより導体パターンからなる配線を形成し、カバーレイなどの保護フィルムで被覆したフレキシブルプリント基板を複数の電線の代わりに用いた構造からなる。
そして、このフレキシブルプリント基板をハーネスとして用いたコネクタには、例えば、子ハウジングが端子支持部を有し、端子支持部が接続端子をその先端部および基端部を外側に突出させた状態で支持し、この端子支持部の基端側にヒンジを介して蓋体が開閉自在に設けられたものがある。このコネクタの蓋体は、フレキシブルフラットハーネスの端末部と接続端子の基端部との接続部をその接続方向の両側から覆うとともに挟持し、蓋体の対向面の外縁部には、吸水テープがそれぞれ設けられており、吸水テープは、吸水・膨張することにより蓋体の内部を密閉するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
また、コネクタの嵌合部にフレキシブルプリント基板のシール体を嵌合して、このフレキシブルプリント基板の接点部を圧接端子に接続した場合に、係止突起部を係止孔部に係脱可能に係止するようにして、コネクタへの水分の浸入を防止するように構成したものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−347143号公報 特開2001−155815号公報
しかしながら、上述した特許文献1および特許文献2に開示されている従来のコネクタでは、吸水性のある材料からなる絶縁フィルムにより構成されるフレキシブルプリント基板が、そのまま剥き出しの状態でハーネスとして用いられているため、被水環境において用いられると機械的特性、電気的特性および絶縁特性などの各特性が著しく低下してしまうおそれがあるという問題がある。また、長期間にわたり被水環境に曝されると、フレキシブルプリント基板の導体パターンが腐食してしまい、断線や短絡などの不具合が生じてしまうおそれがあるという問題がある。さらに、導体パターンの高密度化に伴って、許容電流値が高くなると、フレキシブルプリント基板が発熱し易くなり、また、自動車のエンジンルームなどの高温環境下で使用されると、同様に機械的特性や電気的特性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、可撓性を維持したまま許容電流値や防水性が高く被水環境下でも優れた耐久性を有するとともに容易に製造可能で生産性を向上させることができるフレキシブルフラットハーネスおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るフレキシブルフラットハーネスは、絶縁フィルム上に導体パターンが形成されたフレキシブルプリント基板と、該フレキシブルプリント基板の端部を除く外周表面を覆う防水性を有する弾性保護部材と、前記フレキシブルプリント基板の少なくとも一方の表面側の該弾性保護部材の内部に配置された冷却用シートとを備えたことを特徴とする。
本発明に係るフレキシブルフラットハーネスは、以上のように構成することにより、被水環境下にて吸水し易く腐食し易い構造のフレキシブルプリント基板が冷却用シートをその少なくとも一方の表面側の内部に配置する防水性を有する弾性保護部材によりその外周表面が覆われているため、可撓性を維持したまま許容電流値や防水性が高く被水環境下でも優れた耐久性を有することができるようになる。
弾性保護部材は、例えばフレキシブルプリント基板の端部近傍にて、このフレキシブルプリント基板の端部が挿入されるコネクタハウジングの挿入穴を塞ぐ形状の防水栓を構成してなる。また、防水栓は、例えばコネクタハウジングの挿入穴の内側に形成された係止片と係合する抜去防止用の係止爪を有する。さらに、フレキシブルプリント基板は、例えば端部にコネクタハウジングに形成されたランスと係合する係止穴を有する。
そして、弾性保護部材は、フレキシブルプリント基板上の所定位置にて、フレキシブルプリント基板を固定部材に対して取付固定するための一体成形された固定用クリップを備えるように構成されていてもよい。また、弾性保護部材は、フレキシブルプリント基板上の所定位置にて、フレキシブルプリント基板を固定部材に対して取付固定するためのインサート成形された別体の固定用クリップを備えるように構成されていてもよい。なお、弾性保護部材は、ゴムまたはエラストマーからなる。
本発明に係る第1のフレキシブルフラットハーネスの製造方法は、可撓性を有する平面状の導体を並設してなるフレキシブルフラットハーネスの製造方法であって、絶縁フィルム上に導体パターンが形成されたフレキシブルプリント基板を前記フレキシブルフラットハーネスの外形を成型する空間を有する金型の該空間内で厚さ方向から可動ピンによって挟み込むとともに、該フレキシブルプリント基板の少なくとも一方の表面側にて冷却用シートを当該空間内で厚さ方向から可動ピンによってそれぞれ挟み込み、前記フレキシブルプリント基板および前記冷却用シートを前記空間内で空中に浮いた状態に配置する工程と、硬化したときに前記冷却用シートを内包しつつ前記フレキシブルプリント基板の外周表面を覆う防水性を有する弾性保護部材を構成する絶縁樹脂を前記空間内に充填して前記フレキシブルフラットハーネスの外形を形成する工程と、前記可動ピンを前記空間内から引き抜いて引き抜き後の穴の部分に前記絶縁樹脂を充填して該穴の部分を埋める工程とを含むことを特徴とする。
本発明に係る第2のフレキシブルフラットハーネスの製造方法は、可撓性を有する平面状の導体を並設してなるフレキシブルフラットハーネスの製造方法であって、絶縁フィルム上に導体パターンが形成されたフレキシブルプリント基板を前記フレキシブルフラットハーネスの外形を成型する空間を有する金型の該空間内で空中に浮いた状態に配置するとともに、該フレキシブルプリント基板の少なくとも一方の表面側にて冷却用シートを当該空間内で空中に浮いた状態にそれぞれ配置する固定部品により仮固定する工程と、硬化したときに前記冷却用シートを内包しつつ前記フレキシブルプリント基板の外周表面を前記固定部品とともに覆う防水性を有する弾性保護部材を構成する絶縁樹脂を前記空間内に充填して前記フレキシブルフラットハーネスの外形を形成する工程とを含むことを特徴とする。
本発明に係る第1および第2のフレキシブルフラットハーネスの製造方法は、以上のように構成することにより、被水環境下にて吸水し易く腐食し易い構造のフレキシブルプリント基板の外周表面を少なくとも一方の表面側に配置された冷却用シートを内包する防水性を有する弾性保護部材により覆った構造のフレキシブルフラットハーネスを容易に製造することができるので、可撓性を維持したまま許容電流値や防水性が高く被水環境下でも優れた耐久性を有するフレキシブルフラットハーネスの生産性を向上させることができるようになる。
本発明によれば、フレキシブルフラットハーネスの可撓性を維持したまま許容電流値や防水性が高く被水環境下でも優れた耐久性を有するとともに容易に製造可能で生産性を向上させることが可能となる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るフレキシブルフラットハーネスを用いた防水コネクタ付ハーネスの例を一部を分解した状態で示す斜視図である。また、図2は、図1のA−A’断面図、図3は、図1のB−B’断面図である。さらに、図4は、同フレキシブルフラットハーネスの全体構造を示す斜視図であり、図5は、同フレキシブルフラットハーネスの熱伝導の様子を説明するための断面図である。
図1〜図5に示すように、防水コネクタ付ハーネス1は、フレキシブルフラットハーネス10と、このフレキシブルフラットハーネス10の端末部に取り付けられる複数の防水コネクタ91,92,93とを備えてなる。フレキシブルフラットハーネス10は、フレキシブルプリント基板20と、このフレキシブルプリント基板20の端部を除く外周表面を覆う防水性を有する弾性保護部材30と、フレキシブルプリント基板20の少なくとも一方の表面側(ここでは両面側)の弾性保護部材30の内部に配置された冷却用シート61,62とから構成されている。
フレキシブルプリント基板20は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリオレフィン(PO)、液晶ポリマー(LCP)などからなる絶縁性を有する絶縁フィルム21(図2および図3参照)の上に、金、銀、銅あるいは炭素などによる導体パターンからなる複数の配線22を形成してなる。
そして、フレキシブルプリント基板20は、これら絶縁フィルム21および配線22の上を電気的絶縁性を有する合成樹脂などからなるカバーレイ23でさらに覆った構造からなる。なお、フレキシブルプリント基板20が絶縁フィルム21の両面に配線22を有する構造である場合は、カバーレイ23は、両面の絶縁フィルム21および配線22をそれぞれ覆うように形成されている。
一方、防水コネクタ91〜93は、例えば樹脂成形部材からなり、後端側にフレキシブルフラットハーネス10の端部が挿入される挿入穴91a,92a,93aを有するとともに、前端側に他のコネクタ(図示せず)が嵌合するコネクタ嵌合穴95を有し、他のコネクタに備えられた配線とフレキシブルフラットハーネス10のフレキシブルプリント基板20の配線22とを内部において電気的に接続する。
また、これら防水コネクタ91〜93の各挿入穴91a〜93aには、後述する弾性保護部材30の防水栓31,32,33がそれぞれ係合する係止片99が形成されるとともに、コネクタ嵌合穴95には、フレキシブルプリント基板20の端末部を係止固定するためのランス94(図3参照)がそれぞれ設けられている。さらに、各防水コネクタ91〜93には、他のコネクタに設けられた係止片(図示せず)と係合してコネクタ同士の抜けを防止するための係合部96がそれぞれ設けられている。
フレキシブルプリント基板20は、各端末部においては、カバーレイ23が除去されて配線22が露出した状態となっており、例えば防水コネクタ91〜93の内部に備えられた接続端子(図示せず)と容易に電気的に接続したり、露出した配線22をそのまま接続端子の代わりとして利用したりすることができるように構成されている。また、フレキシブルプリント基板20の各端末部の短手方向両端近傍には、各防水コネクタ91〜93の内部に形成されたランス94と係合し、コネクタ内での端末部の位置決めを行うための係止穴24がそれぞれ形成されている。
弾性保護部材30は、例えばゴム(シリコンゴム、NBR、EPDM、フッ素ゴム、クロロプレンなど)やエラストマーなどからなり、絶縁性および弾性を備え、フレキシブルプリント基板20の各端末部を除く外周表面を密着した状態で覆うとともに、フレキシブルプリント基板20の両面側にて冷却用シート61,62を内包した構造からなる。この弾性保護部材30は、フレキシブルプリント基板20の各端末部近傍に、これら各端末部が挿入される防水コネクタ91〜93の挿入穴91a〜93aを塞ぐ形状の防水栓31〜33を形成してなる。
各防水栓31〜33は、防水コネクタ91〜93への挿入時に、それぞれ各挿入穴91a〜93aの穴内壁面に所定圧を持って密着する襞状の止水片31a,32a,33aと、各挿入穴91a〜93aの内側所定位置に形成された係止片99が嵌る窪み部31c,32c,33c(31cのみ図示)と、係止片99のコネクタ嵌合穴95側の壁面と係合して防水栓31〜33の各挿入穴91a〜93aからの抜け(すなわち、フレキシブルプリント基板20の各端末部の抜け)を防止するための係止爪31b,32b,33b(31bのみ図示)とを備えて構成されている。
冷却用シート61,62は、図4に示すように、フレキシブルプリント基板20と同様の寸法で形成された箔材(銅箔、アルミ箔、カーボンシートなど)からなる熱伝導率の高いシート状部材であり、弾性保護部材30により外周表面が覆われたフレキシブルプリント基板20の少なくとも一方の表面側を基板表面からそれぞれ所定間隔を空けて挟んだような状態で配置される。
したがって、このように配置された冷却用シート61,62により、本例のフレキシブルフラットハーネス10では、図5に示すように、弾性保護部材30の表面側からフレキシブルプリント基板20側へ伝わる図中矢印で示す外部熱は、熱伝導率の高い冷却用シート61,62にてフレキシブルプリント基板20に伝わる前に外部へ逃がされるため、フレキシブルプリント基板20の耐熱性を向上させることができるとともに配線22の許容電流値を向上させつつ電磁環境適合性(Electromagnetic Compatibility:EMC)を向上させることができる。
なお、本例のフレキシブルフラットハーネス10では、これら冷却用シート61,62の一部が、図1に示すように、フレキシブルフラットハーネス10の弾性保護部材30の一部からそれぞれ露出するように形成されている。このため、この露出部分を熱伝導率の高い部材と機械的に接続することにより、冷却用シート61,62の冷却効率(冷却性能)をさらに向上させることができる。
上述したように、各防水コネクタ91〜93の挿入穴91a〜93aは、フレキシブルフラットハーネス10の弾性保護部材30に設けられた防水栓31〜33で塞がれるため、これら防水コネクタ91〜93のコネクタ嵌合穴95には挿入穴91a〜93a側からは水分が浸入しない構造を実現する。
このように構成された防水コネクタ付ハーネス1では、フレキシブルプリント基板20が、その外周表面を防水性を有する弾性保護部材30によって覆われるとともに、例えば両面側の弾性保護部材30の内部に冷却用シート61,62が配置されているため、フレキシブルプリント基板20への外部熱の伝導を効果的に防ぐことができ、防水コネクタ91〜93に挿入される端末部近傍においては弾性保護部材30の防水栓31〜33によって止水された構造を実現している。
このため、例えばフレキシブルプリント基板20の絶縁フィルム21がポリイミド(PI)により構成されている場合は、吸水率が1.3%〜2.9%程度で、ポリエチレンテレフタレート(PET)により構成されている場合は、0.5%程度となるが、本例のフレキシブルフラットハーネス10ではフレキシブルプリント基板20は吸水しない構造を実現する。
また、フレキシブルプリント基板20の絶縁フィルム21がポリイミド(PI)により構成されている場合は、伸び率が45〜80%程度で、ポリエチレンテレフタレート(PET)により構成されている場合は、120%程度となるが、本例のフレキシブルフラットハーネス10では弾性保護部材30が伸びに優れた材料(伸び率500%程度)からなるため、PIやPETのみの場合と比べて屈曲性はさほど損なわれない。
これにより、本例の防水コネクタ付ハーネス1を水に曝されるような被水環境下にて使用した場合であっても、吸水や腐食し易いフレキシブルプリント基板20が弾性保護部材30により覆われて露出することはなく、さらに例えば両面側に冷却用シート61,62が配置されているため、外部熱の影響を直接的には受けにくく、ハーネスの可撓性を維持したまま許容電流値や防水性が高く優れた耐久性を実現することができる。
図6および図7は、この防水コネクタ付ハーネス1におけるフレキシブルフラットハーネス10の一部を拡大して説明するための説明図である。防水コネクタ付ハーネス1は、上述したような被水環境下にも適用可能であるが、このような被水環境下においては、通常、防水コネクタ付ハーネス1を取り付ける固定部材に対して、取付テープなどにより取り付ける場合は取付安定性が維持できない(すなわち、取付テープが剥がれてしまうなど)ことがある。
このため、本例の防水コネクタ付ハーネス1では、図6に示すように、例えばフレキシブルフラットハーネス10の弾性保護部材30が、フレキシブルプリント基板20上の所定位置にて、固定部材に対して取付固定するための固定用クリップ40を備えて構成されていてもよい。
この固定用クリップ40は、例えば弾性保護部材30の成形時に一体成形されたものであり、弾性保護部材30の表面から円柱状に突出する基体部41と、この基体部41の先端側に配置され固定部材に設けられた孔部(図示せず)に挿入される傘状の先端部42とを備えて構成されている。
このようにフレキシブルフラットハーネス10の弾性保護部材30に固定用クリップ40を設ければ、弾性保護部材30とともにフレキシブルプリント基板20の固定部材への取り付けを容易に行うことができるとともに、先端部42が固定部材の孔部に引っ掛かって取付固定されるため、被水環境下でも取付安定性を向上させることができる。
なお、弾性保護部材30に一体成形された固定用クリップ40の代わりに、図7に示すように、フレキシブルフラットハーネス10の弾性保護部材30が、フレキシブルプリント基板20上の所定位置にて、弾性保護部材30と別体で成形された樹脂成形部材などからなる固定用クリップ50を備えて構成されていてもよい。
この固定用クリップ50は、例えば弾性保護部材30の成形時にインサート成形されたものであり、弾性保護部材30の内部に配置され一部が表面に露出する矩形状の基体部51と、この基体部51の上部に設けられ固定部材に設けられた孔部(図示せず)の開口周縁部を押圧する弾性を有する押え片52と、この押え片52の中央部上に設けられ孔部に挿入される傘状の先端部53とを備えて構成されている。
このようにフレキシブルフラットハーネス10の弾性保護部材30に固定用クリップ50を設ければ、上記固定用クリップ40の場合と同様に、弾性保護部材30とともにフレキシブルプリント基板20の固定部材への取り付けを容易に行うことができるとともに、先端部53が固定部材の孔部に引っ掛かりつつ押え片52が孔部の開口周縁部を押える状態で取付固定されるため、被水環境下でも取付安定性を向上させることができる。
図8は、上述した防水コネクタ付ハーネス1に用いられるフレキシブルフラットハーネス10の製造工程の例を示すフローチャートである。また、図9は、図8のフローチャートにおける製造工程の一部を説明するための工程説明図である。図8に示すように、防水コネクタ付ハーネス1に用いられるフレキシブルフラットハーネス10は、次のような手順で製造される。
まず、あらかじめ絶縁フィルム21上に配線22を形成してカバーレイ23を被覆し、所望の形状に形成したフレキシブルプリント基板20と、このフレキシブルプリント基板20と同様の外形を有する形状に形成した冷却用シート61,62とを、弾性保護部材30の外形を成型する空間が設けられた金型の空間内に配置する(ステップS101)。
すなわち、図9(a)に示すように、上記ステップS101では、上部金型101および下部金型102を合わせることにより形成される空間103内にて、上部金型101および下部金型102からそれぞれ空間103内に移動可能に設けられた基板挟持用可動ピン110およびシート挟持用可動ピン111によって、フレキシブルプリント基板20と冷却用シート61,62とを挟み込むように保持し、空間103内でフレキシブルプリント基板20が空中に浮いた状態に配置するとともに、冷却用シート61,62がフレキシブルプリント基板20の表面からそれぞれ所定間隔を空けて空中で浮いた状態に配置する。なお、この場合は、冷却用シート61,62には、それぞれシート挟持用可動ピン111が貫通して移動可能となるように所定位置に穴が形成されている。
次に、弾性保護部材30を構成するゴムやエラストマーなどの絶縁樹脂の材料をこの空間103内を満たすとともに冷却用シート61,62を内包するように充填し(ステップS102)、射出成形によってフレキシブルプリント基板20の両面側で冷却用シート61,62を内包する弾性保護部材30を形成する。そして、図9(b)に示すように、空間103内に充填した材料が硬化したら、フレキシブルプリント基板20および冷却用シート61,62をそれぞれ挟み込んでいた基板挟持用可動ピン110およびシート挟持用可動ピン111をそれぞれ図中矢印で示す空間103の外側方向に移動させる。このとき、空間103内の各可動ピン110,111があった位置には、弾性保護部材30が形成されずにフレキシブルプリント基板20の表面が剥き出しとなる穴110a,111aが形成される。
このような穴110a,111aが形成された状態では、フレキシブルフラットハーネス10を被水環境下にて使用した場合にフレキシブルプリント基板20への水分の浸入が起こり得るため、最後に、各可動ピン110,111を移動させた後、空間103内における穴110a,111aの部分に再度弾性保護部材30を構成する材料を充填して穴110a,111aを埋め(ステップS103)、図9(c)に示すように、フレキシブルプリント基板20の外周表面を弾性保護部材30で完全に覆う。これにより、弾性保護部材30の内部にフレキシブルプリント基板20および冷却用シート61,62を備え高い耐熱性および防水性を有するフレキシブルフラットハーネス10を製造することができる。
なお、フレキシブルフラットハーネス10のフレキシブルプリント基板20の端末部近傍に形成される弾性保護部材30の防水栓31〜33は、それぞれ上部金型101および下部金型102にて防水栓31〜33の外形を成型する空間(図示せず)を同様に形成しておき、上記ステップS102にて弾性保護部材30を構成する材料を充填する際にこれらの空間にも材料が充填されるようにしておけば、弾性保護部材30と一体成形することが可能である。
また、上述した各可動ピン110,111を用いてフレキシブルプリント基板20および冷却用シート61,62を空間103内に配置してフレキシブルフラットハーネス10を製造する他に、例えば次のようにして製造するようにしてもよい。
図10は、本発明の第2の実施形態に係るフレキシブルフラットハーネスの製造工程の一部を説明するための工程説明図である。すなわち、図10(a)に示すように、上記ステップS101にてフレキシブルプリント基板20および冷却用シート61,62を配置する際に、上部金型101および下部金型102により構成される空間103内に、固定部品120にあらかじめ固定したフレキシブルプリント基板20A,20B,20Cおよび冷却用シート61A,61B,61C,62A,62B,62Cを固定部品120とともに配置して、空間103内にてそれぞれ空中に浮いた状態に配置する。
そして、上記ステップS102にて弾性保護部材30を構成する材料を空間103内に充填し、フレキシブルプリント基板20A〜20Cの外周表面を、冷却用シート61A〜61C,62A〜62Cがそれぞれの両面側に所定間隔を空けて配置された状態で固定部品120ごと弾性保護部材30によって覆う。これにより、弾性保護部材30の内部にフレキシブルプリント基板20A〜20Cおよび冷却用シート61A〜61C,62A〜62Cを備え高い耐熱性および防水性を有するフレキシブルフラットハーネス10を同様に製造することができる。
上述したような製造工程によってフレキシブルフラットハーネス10を製造すれば、このフレキシブルフラットハーネス10を利用した防水コネクタ付ハーネス1を水に曝されるような被水環境下にて使用した場合であっても、吸水や腐食し易いフレキシブルプリント基板20が冷却用シート61,62を内包する弾性保護部材30により覆われて露出することはないため、ハーネスの可撓性を維持したまま高い許容電流値や防水性および優れた耐久性を実現するフレキシブルフラットハーネス10を容易に製造することができる。これにより、耐熱性および防水性を有するフラットハーネス10の生産性を向上させることができる。
本発明は、フレキシブルプリント基板などによって構成されるフレキシブルフラットハーネスを水に曝される被水環境下にて使用する技術に有用である。
本発明の第1の実施形態に係るフレキシブルフラットハーネスを用いた防水コネクタ付ハーネスの例を一部を分解した状態で示す斜視図である。 図1のA−A’断面図である。 図1のB−B’断面図である。 同フレキシブルフラットハーネスの全体構造を示す斜視図である。 同フレキシブルフラットハーネスの熱伝導の様子を説明するための断面図である。 同フレキシブルフラットハーネスの一部を拡大して説明するための説明図である。 同フレキシブルフラットハーネスの一部を拡大して説明するための説明図である。 同フレキシブルフラットハーネスの製造工程の例を示すフローチャートである。 同製造工程の一部を説明するための工程説明図である。 本発明の第2の実施形態に係るフレキシブルフラットハーネスの製造工程の一部を説明するための工程説明図である。
符号の説明
1…防水コネクタ付ハーネス、10…フレキシブルフラットハーネス、20…フレキシブルプリント基板、21…絶縁フィルム、22…配線、23…カバーレイ、24…係止穴、30…弾性保護部材、31〜33…防水栓、40,50…固定用クリップ、61,62…冷却用シート、91〜93防水コネクタ。

Claims (10)

  1. 絶縁フィルム上に導体パターンが形成されたフレキシブルプリント基板と、
    該フレキシブルプリント基板の端部を除く外周表面を覆う防水性を有する弾性保護部材と、
    前記フレキシブルプリント基板の少なくとも一方の表面側の該弾性保護部材の内部に配置された冷却用シートとを備えた
    ことを特徴とするフレキシブルフラットハーネス。
  2. 前記弾性保護部材は、前記フレキシブルプリント基板の端部近傍にて、該フレキシブルプリント基板の端部が挿入されるコネクタハウジングの挿入穴を塞ぐ形状の防水栓を構成してなることを特徴とする請求項1記載のフレキシブルフラットハーネス。
  3. 前記防水栓は、前記コネクタハウジングの挿入穴の内側に形成された係止片と係合する抜去防止用の係止爪を有することを特徴とする請求項2記載のフレキシブルフラットハーネス。
  4. 前記フレキシブルプリント基板は、端部に前記コネクタハウジングに形成されたランスと係合する係止穴を有することを特徴とする請求項2または3記載のフレキシブルフラットハーネス。
  5. 前記弾性保護部材は、前記フレキシブルプリント基板上の所定位置にて、前記フレキシブルプリント基板を固定部材に対して取付固定するための一体成形された固定用クリップを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のフレキシブルフラットハーネス。
  6. 前記弾性保護部材は、前記フレキシブルプリント基板上の所定位置にて、前記フレキシブルプリント基板を固定部材に対して取付固定するためのインサート成形された別体の固定用クリップを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のフレキシブルフラットハーネス。
  7. 前記弾性保護部材は、ゴムまたはエラストマーからなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のフレキシブルフラットハーネス。
  8. 可撓性を有する平面状の導体を並設してなるフレキシブルフラットハーネスの製造方法であって、
    絶縁フィルム上に導体パターンが形成されたフレキシブルプリント基板を前記フレキシブルフラットハーネスの外形を成型する空間を有する金型の該空間内で厚さ方向から可動ピンによって挟み込むとともに、該フレキシブルプリント基板の少なくとも一方の表面側にて冷却用シートを当該空間内で厚さ方向から可動ピンによってそれぞれ挟み込み、前記フレキシブルプリント基板および前記冷却用シートを前記空間内で空中に浮いた状態に配置する工程と、
    硬化したときに前記冷却用シートを内包しつつ前記フレキシブルプリント基板の外周表面を覆う防水性を有する弾性保護部材を構成する絶縁樹脂を前記空間内に充填して前記フレキシブルフラットハーネスの外形を形成する工程と、
    前記可動ピンを前記空間内から引き抜いて引き抜き後の穴の部分に前記絶縁樹脂を充填して該穴の部分を埋める工程とを含む
    ことを特徴とするフレキシブルフラットハーネスの製造方法。
  9. 可撓性を有する平面状の導体を並設してなるフレキシブルフラットハーネスの製造方法であって、
    絶縁フィルム上に導体パターンが形成されたフレキシブルプリント基板を前記フレキシブルフラットハーネスの外形を成型する空間を有する金型の該空間内で空中に浮いた状態に配置するとともに、該フレキシブルプリント基板の少なくとも一方の表面側にて冷却用シートを当該空間内で空中に浮いた状態にそれぞれ配置する固定部品により仮固定する工程と、
    硬化したときに前記冷却用シートを内包しつつ前記フレキシブルプリント基板の外周表面を前記固定部品とともに覆う防水性を有する弾性保護部材を構成する絶縁樹脂を前記空間内に充填して前記フレキシブルフラットハーネスの外形を形成する工程とを含む
    ことを特徴とするフレキシブルフラットハーネスの製造方法。
  10. 前記弾性保護部材は、ゴムまたはエラストマーからなることを特徴とする請求項8または9記載のフレキシブルフラットハーネスの製造方法。
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