JP2008165136A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】照明光学系等を大型化することなく、照明光学系のFナンバーを増大させること
ができるプロジェクタを提供すること。
【解決手段】重畳レンズ35から第1液晶表示パネル61rまでの第1光路OP1におい
て、第1ダイクロイックミラー41aと折曲ミラーである赤色用反射ミラー42aとの間
の第1区間にのみ重畳レンズ35と協働する結合レンズ43aを設けている。これにより
、青色に関する照明光学系30のFナンバーを高い自由度で調整することができ、色分離
導光光学系40や照明光学系30を構成するレンズ数の増加を防止でき。さらに、第1液
晶表示パネル61rの周辺で照明光が大きな入射角となることを防止でき、青色に関する
照明光学系30のテレセントリック性を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明光を液晶ライトバルブによって変調し、変調された像光を投射するプロ
ジェクタに関する。
従来の一般的なプロジェクタとして、略白色光を発生する光源と、光源からの光を均一
化するとともに偏光変換する照明光学系と、照明光学系を経た光を3色の光路に分離する
色分離光学系と、3色の照明光によってそれぞれ照明される3つの液晶パネルと、これら
3つの液晶パネルからの像を合成するクロスダイクロイックプリズムと、合成後の拡大像
を投射する投射レンズとを備えるものがある。
上記のようなプロジェクタでは、各液晶パネルの入射面に近接・対向してフィールドレ
ンズが設けられており、照明系をテレセントリック化すなわち各液晶パネルに入射する照
明光のうち中心光束が液晶パネルの入射面に垂直になるようにしている。さらに、この種
のプロジェクタにおいて、照明光学系によって分離された光路のうち、1つの短い光路と
、共通の光路とにおいて、重畳レンズとフィールドレンズとの間に凹レンズを配置して、
液晶パネルに入射する照明光の呑み込み角を減少させているものがある(特許文献1参照
)。
特開2000−241882号公報
しかし、凹レンズを重畳レンズとフィールドレンズとの間に挿入して照明光の呑み込み
角を調整する方法では、凹レンズを追加する分だけ部品点数が増加し、凹レンズの追加に
伴って照明光学系やプロジェクタを大型化することになる。しかも、凹レンズによって呑
み込み角を調整する場合、凹レンズによる負の屈折力分だけ照明光学系のFナンバーを大
きくすることになるので、光の利用効率が減少する。
明るさは、基本的にFナンバーを小さくすると明るくなるが,部品の大きさや投射レン
ズのFナンバーなどの制限を受けるのである最適値が決まる。凹レンズを用いる方法は、
Fナンバーを大きくすることになり,一般的には明るさを落とすことになる。
なお、上述のような凹レンズを挿入する場合及びかかる凹レンズを挿入しない場合のい
ずれの場合においても、液晶パネル前段のフィールドレンズを除くことができる。しかし
ながら、フィールドレンズを単純に除いただけでは、像高をもった位置から液晶パネルの
周辺部に入射する光線の入射角が大きくなり、視野角を広げることになるのでプロジェク
タの性能劣化(コントラストの低下や色むら等)につながってしまう。さらに、照明光学
系のFナンバーを設定できる自由度も減少してしまう。
そこで、本発明は、照明光学系等を大型化することなく、照明光学系のFナンバーを小
さくさせることで明るさを向上させることができるプロジェクタを提供することを目的と
する。
上記課題を解決するため、本発明に係るプロジェクタは、(a)光源光を射出する光源
装置と、光源装置から射出された光源光を複数の部分光束に分割する第1及び第2レンズ
アレイと、第1及び第2レンズアレイから射出された部分光束を対象とする照明領域に重
畳して入射させる正の屈折力を有する重畳レンズとを有する照明装置と、(b)照明装置
から射出された照明光を第1色光と他の色光とに分離する第1色分離ミラーと、他の色光
のうち、第2色光と第3色光とを分離する第2色分離ミラーと、第1色分離ミラーで反射
された第1色光を再度反射して光路を折り曲げる折曲ミラーとを有する色分離導光光学系
と、(c)色分離導光光学系で分離された第1から第3色光を、画像情報に応じてそれぞ
れ変調する第1から第3液晶ライトバルブと、(d)第1から第3液晶ライトバルブで変
調された各色の像光を合成する光合成光学系と、(e)光合成光学系を経た像光を投射す
る投射光学系とを備える。そして、本プロジェクタは、重畳レンズから第1液晶ライトバ
ルブまでの光路に配置されるレンズは、第1色分離ミラーと折曲ミラーとの間の第1区間
に配置される結合レンズのみであり、重畳レンズから第2液晶ライトバルブまでの光路に
配置されるレンズは、第1色分離ミラーと第2色分離ミラーとの間の第2区間に配置され
る結合レンズのみであることを特徴とする。
上記プロジェクタでは、重畳レンズから第1液晶ライトバルブまでの光路において、第
1色分離ミラーと折曲ミラーとの間の第1区間にのみ結合レンズを設けているので、この
結合レンズによって第1色光に関する照明光学系のFナンバーを高い自由度で調整するこ
とができる。この際、従来第1液晶ライトバルブの直前に配置されていたフィールドレン
ズに代えて結合レンズを設けることになるので、色分離導光光学系等を構成するレンズ数
の増加を防止でき、コストの増加や装置の大型化を防止できる。さらに、上記プロジェク
タでは、フィールドレンズに代えて結合レンズを組み込むので、第1液晶ライトバルブの
周辺で照明光が大きな入射角となることを防止でき、第1色光に関する照明光学系のテレ
セントリック性を確保することができる。
さらに、上記プロジェクタでは、重畳レンズから第2液晶ライトバルブまでの光路にお
いて、第1色分離ミラーと第2色分離ミラーとの間の第2区間にのみ結合レンズを設けて
いるので、第1区間に設けられる結合レンズの場合と同様の理由で、Fナンバーを高い自
由度で調整できるだけでなく、レンズ数の増加防止によってコストの増加や装置の大型化
を防止できるとともに、第2液晶ライトバルブの周辺で照明光が大きな入射角となること
を防止でき、第2色光に関する照明光学系のテレセントリック性を確保することができる
また、本発明の具体的な態様又は観点によれば、上記プロジェクタにおいて、第1色分
離ミラーと折曲ミラーとの間の区間に配置される結合レンズと、第1色分離ミラーと第2
色分離ミラーとの間の区間に配置される結合レンズとが、互いの色収差を補正するような
屈折力を有する。この場合、第1液晶ライトバルブと、第2液晶ライトバルブとを実質的
に等価な光学系で照明することができ、第1及び第2液晶ライトバルブの無駄のない照明
が可能になる。
また、本発明の別の態様によれば、第1区間に配置される結合レンズが、重畳レンズの
最終端面から第1液晶ライトバルブの光変調面までの距離をLとした場合に、重畳レンズ
の最終端面から(1/4)L以上(3/4)L以下の位置に配置される正の単レンズであ
る。
第1区間に配置される結合レンズが重畳レンズの最終端面から(1/4)L未満の位置
に配置されると、結合レンズが第1液晶ライトバルブから離れることから、重畳レンズを
大きくすることなく照明光学系のFナンバーを小さくし、液晶ライトバルブ上に第1レン
ズアレイの像を結像させようとした場合、結合レンズの屈折力を小さくせざるを得ないの
で、第1液晶ライトバルブにおける光線はテレセントリックな状態から大きく外れ、重畳
レンズや結合レンズが大型となりそれに伴って第2レンズアレイも大型になる。一方、第
1区間に配置される結合レンズが重畳レンズの最終端面から(3/4)Lを超える位置に
配置されると、結合レンズが第1液晶ライトバルブに近づくことから、照明光学系のFナ
ンバーを小さくし、第1液晶ライトバルブに第1レンズアレイの像を結像させようとする
と、結合レンズのパワーが大きくなり過ぎて、第1液晶ライトバルブにおける照明光はテ
レセントリックな状態から大きく外れ、収差も大きくなる。
また、本発明の別の態様によれば、第2区間に配置される結合レンズは、重畳レンズの
最終端面から第2液晶ライトバルブの光変調面までの距離をLとした場合に、重畳レンズ
の最終端面から(1/4)L以上(3/4)L以下の位置に配置される正の単レンズであ
る。よって、第1区間に配置される結合レンズの場合と同様の理由で、結合レンズが(1
/4)L以上の位置である場合において、照明光学系のFナンバーを小さくすることが比
較的容易で、照明光学系のテレセントリック性を確保できる。また、結合レンズが(3/
4)L以下の位置である場合において、Fナンバーを小さくしても照明光学系のテレセン
トリック性を確保できる。
また、本発明のさらに別の態様によれば、第1から第3液晶ライトバルブが、マイクロ
レンズを有しない。この場合、上述のように結合レンズを配置させて照明光学系のFナン
バーを小さくして液晶表示パネルでの明るさを向上させた効果を、液晶表示パネル後段の
光学系においても活用することが可能となる。つまり、マイクロレンズを有する液晶表示
パネルを用いた場合は、液晶表示パネル後段の光学系においてけられる光が増加する可能
性がある。
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタの光学系の構成を説明する概念図で
ある。
このプロジェクタ10は、光源から射出された光束を画像情報に応じて変調してカラー
の光学像を形成し、この光学像をスクリーン上に拡大投射するための光学機器であり、光
源ランプユニット20、照明光学系30、色分離導光光学系40、光変調部60、クロス
ダイクロイックプリズム70、及び投射光学系80を備えて構成される。ここで、光源ラ
ンプユニット20と照明光学系30とは、色分離導光光学系40等に入射させるための照
明光を生成する照明装置を構成する。
光源ランプユニット20は、ランプ本体21から周囲に放射された光束を集めて射出し
、照明光学系30等を介して光変調部60を照明するための光源装置である。光源ランプ
ユニット20は、発光管であるランプ本体21と、ランプ本体21から前方に射出された
光源光を反射する球面状の副鏡22と、ランプ本体21から後方に射出された光源光を反
射する楕円面状の主鏡23と、コリメート用の凹レンズ24とを備える。この光源ランプ
ユニット20において、ランプ本体21から射出された略白色の光源光は、副鏡22を介
して又は直接的に主鏡23に入射して前方側に反射され、凹レンズ24によって平行化さ
れた状態で照明光学系30側に射出される。なお、上述したランプ本体21には、各色の
波長に亘って高輝度の光を射出することができる点で、通常高圧水銀ランプが使用される
が、光源ランプユニット20に組み込み可能なランプは、高圧水銀ランプに限らず、各種
発光ランプとすることができ、LED等の固体発光素子とすることもできる。また、主鏡
23としては、楕円面に限らず放物面等の反射面形状を有する各種リフレクタを用いるこ
とができる。放物面状の主鏡23を用いた場合、主鏡23の後段に凹レンズ24等を設け
ることなく、光源ランプユニット20から平行光束を射出させることができる。
照明光学系30は、光源ランプユニット20から射出された光束を複数の部分光束に分
割し対象とする照明領域に重畳して入射させることにより照度を均一化するとともに、照
明光を特定方向の偏光に変換する光学系であり、第1マルチレンズ31、第2マルチレン
ズ32、偏光変換装置34、及び重畳レンズ35を備えている。
第1マルチレンズ31は、レンズアレイとも呼ばれ、ランプ本体21から射出された光
束を複数の部分光束に分割する光束分割光学素子としての機能を有し、システム光軸OA
と直交する面内にマトリックス状に配列される複数の小レンズを備えて構成される。各小
レンズの輪郭形状は、後述する光変調部60を構成する液晶表示パネル61r,61g,
61bの画像形成領域の形状とほぼ相似形をなすように設定されている。第2マルチレン
ズ32は、前述した第1マルチレンズ31により分割された複数の部分光束を集光する光
学素子である。第2マルチレンズ32は、第1マルチレンズ31と同様にシステム光軸O
Aに直交する面内にマトリックス状に配列される複数の小レンズを備えているが、集光を
目的としているため、各小レンズの輪郭形状が液晶表示パネル61r,61g,61bの
画像形成領域の形状と正確に対応している必要はない。なお、以上の第1及び第2マルチ
レンズ31,32と、以下に説明する重畳レンズ35や結合レンズ43a,43bとは、
入射光を分割と重ね合わせよって均一化する光インテグレータとして機能する。
偏光変換装置34は、PBSアレイと位相差板とで形成されており、第1マルチレンズ
31により分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える役割を有する。
この偏光変換装置34のPBSアレイは、詳細な図示を省略しているが、システム光軸O
Aに対して傾斜配置される偏光分離膜及び反射ミラーを交互に配列した構成を具備する。
前者の偏光分離膜は、各部分光束に含まれるP偏光光束及びS偏光光束のうち、一方の偏
光光束を透過し、他方の偏光光束を反射する。反射された他方の偏光光束は、後者の反射
ミラーによって曲折され、一方の偏光光束の射出方向、すなわちシステム光軸OAに沿っ
た方向に射出される。射出された偏光光束のいずれかは、偏光変換装置34の光束射出面
にストライプ状に設けられる位相差板によって偏光変換され、すべての偏光光束の偏光方
向が揃えられる。このような偏光変換装置34を用いることにより、ランプ本体21から
射出される光束を、一方向の偏光光束に揃えることができるため、光変調部60で利用す
る光源光の利用率を向上させることができる。
重畳レンズ35は、後述する色分離導光光学系40の結合レンズ43a,43bと協働
することにより、第1マルチレンズ31、第2マルチレンズ32、及び偏光変換装置34
を経た複数の部分光束を集光して、液晶表示パネル61r,61g,61bの画像形成領
域上に重畳させて入射させる。つまり、両マルチレンズ31,32と重畳レンズ35とを
経た照明光は、次段の色分離導光光学系40に設けた結合レンズ43a,43b等を経て
光束の状態が調整され、光変調部60の照明領域すなわち各色の液晶表示パネル61r,
61g,61bの画像形成領域を均一に重畳照明する。
色分離導光光学系40は、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41b、赤色用
反射ミラー42a、青色用反射ミラー42b,42c、結合レンズ43a,43b、リレ
ーレンズ45,46、及びフィールドレンズ43rを備える。これらのうち、第1及び第
2ダイクロイックミラー41a,41bは、略白色の照明光を3原色に分離するための色
分離光学系を構成する。各ダイクロイックミラー41a,41bは、透明基板上に、所定
の波長領域の光束を反射し他の波長領域の光束を透過する波長選択作用を有する誘電体多
層膜を形成することによって得た光学素子であり、システム光軸OAに対してともに傾斜
した状態で配置される。第1色分離ミラーである第1ダイクロイックミラー41aは、赤
・緑・青(R・G・B)の3色のうち赤色光LRを反射し、緑色光LGと青色光LBとを
透過させる。また、第2色分離ミラーである第2ダイクロイックミラー41bは、入射し
た緑色光LG及び青色光LBのうち緑色光LGを反射し青色光LBを透過させる。結果的
に、光源ランプユニット20から照明光学系30を経て色分離導光光学系40に入射した
照明光は、第1ダイクロイックミラー41aで反射されてその先に延びる第1光路OP1
に導かれる赤色光LRと、第1ダイクロイックミラー41aを透過して第2ダイクロイッ
クミラー41bで反射されてその先に延びる第2光路OP2に導かれる緑色光LGと、第
1及び第2ダイクロイックミラー41a,41bを透過してその先に延びる第3光路OP
3に導かれる青色光LBとに分離される。
色分離導光光学系40の第1光路OP1上に配置された第1結合レンズ43aは、正の
パワーを有する単レンズであり、照明光学系30の重畳レンズ35と協働して、照明光学
系30の第1光路OP1に関するFナンバーを一定以下に小さくしつつ、照明光学系のテ
レセントリック性を確保している。なお、重畳レンズ35から第1液晶表示パネル61r
までの第1光路OP1において、第1ダイクロイックミラー41aと折曲ミラーである赤
色用反射ミラー42aとの間の第1区間に結合レンズ43aを設けている。そして、重畳
レンズ35から第1ダイクロイックミラー41aまでの区間や、赤色用反射ミラー42a
から第1液晶表示パネル61rまでの区間においては、何等のレンズも設けていない。別
の観点からすると、この結合レンズ43aは、重畳レンズ35の最終端面から第1液晶表
示パネル61rの画像形成領域すなわち光変調面までの距離をLとした場合に、重畳レ
ンズ35の最終端面から(1/4)L以上(3/4)L以下の位置に配置される。
色分離導光光学系40の第2光路OP2上に配置された第2結合レンズ43bは、正の
パワーを有する単レンズであり、照明光学系30の重畳レンズ35と協働して、照明光学
系30の第2光路OP2に関するFナンバーを一定以下に小さくしつつ、照明光学系のテ
レセントリック性を確保している。なお、重畳レンズ35から第2液晶表示パネル61g
までの第2光路OP2において、第1ダイクロイックミラー41aと第2ダイクロイック
ミラー41bとの間の第2区間に結合レンズ43bを設けている。そして、重畳レンズ3
5から第1ダイクロイックミラー41aまでの区間や、第2ダイクロイックミラー41b
から第2液晶表示パネル61gまでの区間においては、何等のレンズも設けていない。別
の観点からすると、この結合レンズ43bは、重畳レンズ35の最終端面から第2液晶表
示パネル61gの画像形成領域すなわち光変調面までの距離をLとした場合に、重畳レ
ンズ35の最終端面から(1/4)L以上(3/4)L以下の位置に配置される。
色分離導光光学系40の第3光路OP3上に配置された一対のリレーレンズ45,46
は、入射側の第1のリレーレンズ45の直前に形成された像を、略そのまま射出側のフィ
ールドレンズ43rに伝達することにより、光の拡散等による光の利用効率の低下を防止
している。つまり、両リレーレンズ45,46は、青色用の第3光路OP3が赤色用の第
1光路OP1や緑色用の第2光路OP2よりも相対的に長くなることを補償したものであ
る。青色用反射ミラー42b,42cは、第1及び第2ダイクロイックミラー41a,4
1bを通過した青色光LBを、2度に亘って折り返して液晶表示パネル61b側に導くた
めのものである。
光変調部60は、3色の照明光LR,LG,LBがそれぞれ入射する3つの液晶表示パ
ネル61r,61g,61bを備える。ここで、赤色光LR用の液晶表示パネル61rと
、これを挟む一対の偏光フィルタ62r,62rとは、照明光を画像情報に基づいて2次
元的に輝度変調するための液晶ライトバルブを構成する。また、緑色光LG用の液晶表示
パネル61gと、これを挟む一対の偏光フィルタ62g,62gも、緑色用の液晶ライト
バルブを構成し、同様に、青色光LB用の液晶表示パネル61bと、一対の偏光フィルタ
62b,62bも、青色用の液晶ライトバルブを構成する。各液晶表示パネル61r,6
1g,61bは、一対の透明なガラス基板間に電気光学物質である液晶を密閉封入したも
のであり、例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号
に従って、それぞれに入射した偏光光束の偏光方向を変調する。
図2は、上記光変調部60を構成する1つの液晶ライトバルブ61r,62rの構造を
例示する側方断面図である。図示の液晶ライトバルブにおいて、入射側の偏光素子である
第1偏光フィルタ62rと、射出側の偏光素子である第2偏光フィルタ62rとは、例え
ばクロスニコルを構成する。両偏光フィルタ62r,62rの間に挟まれた液晶表示パネ
ル61rは、入射光の偏光方向を入力信号に応じて画素単位で変化させる。この液晶表示
パネル61rは、液晶で構成される液晶層91を挟んで、入射側に透明な第1基板92a
と、射出側に透明な第2基板92bとを備える。第1基板92aの液晶層91側の面上に
は、共通電極や配向膜を含む入射側層93aが形成されている。一方、第2基板92bの
液晶層91側の面上には、透明画素電極やスイッチングを含む射出側層93bが形成され
ている。なお、図示を省略しているが、第1基板92aと入射側層93aとの間には、各
画素を区分するように格子状のブラックマトリックスが設けられている。この場合、第1
基板92aや第2基板92bは、単なる透明基板であり、各画素に対応させてマイクロレ
ンズを設けていないので、第1偏光フィルタ62rに入射した照明光がそのまま集光作用
を受けることなく液晶層91に入射する。
なお、以上は、赤色用の液晶ライトバルブ61r,62rの説明であったが、他の緑色
用の液晶ライトバルブ61g,62gや青色用の液晶ライトバルブ61b,62bも同様
の構造を有している。
図1に戻って、第1光路OP1に導かれた赤色光LRは、赤色用反射ミラー42aを介
して液晶表示パネル61r内の画像形成領域を照明する。第2光路OP2に導かれた緑色
光LGは、第2ダイクロイックミラー41bを介して液晶表示パネル61g内の画像形成
領域を照明する。第3光路OP3に導かれた青色光LBは、フィールドレンズ43rを介
して液晶表示パネル61b内の画像形成領域を照明する。各液晶表示パネル61r,61
g,61bは、入射した照明光の偏光方向の空間的分布を変化させるための非発光で透過
型の光変調装置である。各液晶表示パネル61b,61g,61bにそれぞれ入射した各
色光LR,LG,LBは、各液晶表示パネル61r,61g,61bに電気的信号として
入力された駆動信号或いは制御信号に応じて、画素単位で偏光状態が調整される。その際
、偏光フィルタ62r,62g,62bによって、各液晶表示パネル61r,61g,6
1bに入射する照明光の偏光方向が調整されるとともに、偏光フィルタ62r,62g,
62bによって、各液晶表示パネル61r,61g,61bから射出される光から所定の
偏光方向の変調光が取り出される。
クロスダイクロイックプリズム70は、偏光フィルタ62r,62g,62bから射出
された各色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光合成光学系である
。このクロスダイクロイックプリズム70は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視
略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた界面には、X字状に交差する一対の
誘電体多層膜71,72が形成されている。一方の第1誘電体多層膜71は赤色光LRを
反射し、他方の第2誘電体多層膜72は青色光LBを反射する。このクロスダイクロイッ
クプリズム70は、液晶表示パネル61rからの赤色光LRを第1誘電体多層膜71で反
射して進行方向右側に射出させ、液晶表示パネル61gからの緑色光LGを第1及び第2
誘電体多層膜71,72を介して直進・射出させ、液晶表示パネル61bからの青色光L
Bを第2誘電体多層膜72で反射して進行方向左側に射出させる。
このようにクロスダイクロイックプリズム70で合成された像光は、拡大投影レンズと
しての投射光学系80を経て、適当な拡大率でスクリーン(不図示)にカラー画像として
投射される。
以上説明した本実施形態のプロジェクタ10では、重畳レンズ35から第1液晶表示パ
ネル61rまでの第1光路OP1において、第1ダイクロイックミラー41aと折曲ミラ
ーである赤色用反射ミラー42aとの間の第1区間にのみ重畳レンズ35と協働する結合
レンズ43aを設けているので、赤色に関する照明光学系30等を含む照明系(結合レン
ズ43aを含む)のFナンバーを高い自由度で調整することができる。照明光学系30等
のFナンバーは、液晶表示パネル61rの特性や投射光学系80の特性に応じて適切な値
にする必要があるが、特にFナンバーの小さな投射光学系80を用いる場合であって、光
の利用効率を高めて明るい投射像を形成する場合には、照明光学系30等を含む照明系の
Fナンバーを小さくすることが望ましい。このため、この照明光学系30等を含む照明系
ではFナンバーを1.8〜2.3程度に設定している。この際、従来ならば第1液晶表示
パネル61rの直前に配置されていたフィールドレンズに代えて結合レンズ43aを設け
ることになるので、色分離導光光学系40や照明光学系30を構成するレンズ数の増加を
防止でき、プロジェクタ10の製造コストの増加やプロジェクタ10の大型化を防止でき
る。さらに、上述のようにフィールドレンズに代えて結合レンズ43aを組み込むので、
第1液晶表示パネル61rの周辺で照明光が大きな入射角となることを防止でき、赤色に
関する照明光学系30等を含む照明系のテレセントリック性を確保することができる。さ
らに、第1マルチレンズ31と第2マルチレンズ32との間隔を狭めることができ、照明
光学系30等を含む照明系の小型化に寄与することができる。すなわち、結合レンズ43
aを入れることで重畳レンズ35から液晶表示パネル61r,61gまでのレンズ系の合
成焦点距離が短くなるので、第1マルチレンズ31から液晶表示パネル61r,61gま
での投射倍率を一定にするために第1マルチレンズ31から第2マルチレンズ32までの
距離を小さくすることができる。
また、本プロジェクタ10では、重畳レンズ35から第2液晶表示パネル61gまでの
第2光路OP2においても、第1ダイクロイックミラー41aと第2ダイクロイックミラ
ー41bとの間の第2区間にのみ重畳レンズ35と協働する結合レンズ43bを設けてい
るので、緑色に関する照明光学系30等を含む照明系のFナンバーを高い自由度で調整す
ることができる。この際、従来ならば第2液晶表示パネル61gの直前に配置されていた
フィールドレンズに代えて結合レンズ43bを設けることになるので、第1光路OP1と
同様の理由で色分離導光光学系40や照明光学系30を構成するレンズ数の増加を防止で
き、プロジェクタ10の製造コストの増加やプロジェクタ10の大型化を防止できる。さ
らに、上述のようにフィールドレンズに代えて結合レンズ43bを組み込むので、第2液
晶表示パネル61gの周辺で照明光が大きな入射角となることを防止でき、緑色に関する
照明光学系30等を含む照明系のテレセントリック性を確保することができる。
図3(A)〜3(C)は、図1に示す結合レンズ43aの配置や結像作用と、比較例の
結合レンズ143a,243aの配置や結像作用とを比較した図であり、図3(A)は、
図1に示す実施形態における結合レンズ43aによる結像状態等を示し、図3(B)は、
重畳レンズ35に過度に近づけた第1比較例の結合レンズ143aによる結像状態等を示
し、図3(C)は、重畳レンズ35から過度に離した第2比較例の結合レンズ243aに
よる結像状態等を示す。
図3(A)に示すように、結合レンズ43aを重畳レンズ35から(1/4)L〜(
3/4)Lの位置に配置した場合、既に説明したように、照明光学系30等を含む照明
系のFナンバーを比較的高い自由度で調整することができるだけでなく、色分離導光光学
系40や照明光学系30を構成するレンズ数の増加防止によって、プロジェクタ10の製
造コストの増加やプロジェクタ10の大型化を防止できる。さらに、第1液晶表示パネル
61rの周辺で照明光ILが大きな入射角となることを防止でき、照明光学系30等を含
む照明系のテレセントリック性を確保することができる。
一方、図3(B)に示すように、結合レンズ143aを重畳レンズ35から(1/4)
未満の位置に配置した場合、結合レンズ143aが第1液晶表示パネル61rから離
れるので、重畳レンズ35を大きくすることなく照明光学系30等を含む照明系のFナン
バーを小さくし、第1液晶パネル61r上に第1マルチレンズ31の小レンズの像を結像
させようとした場合、結合レンズ143aの屈折力を小さくせざるを得ないので、第1液
晶表示パネル61rにおける照明光ILの入射状態は、テレセントリックな状態から大き
く外れ、重畳レンズ35や結合レンズ143aが大型となりそれに伴って第2マルチレン
ズ32や偏光変換装置34も大型になる。
また、図3(C)に示すように、結合レンズ243aを重畳レンズ35から(3/4)
を超える位置に配置した場合、結合レンズ243aが第1液晶表示パネル61rに近
づくことから、照明光学系30等を含む照明系のFナンバーを小さくし、第1液晶表示パ
ネル61rに第1マルチレンズ31の小レンズの像を結像させようとすると、結合レンズ
243aのパワーが大きくなり過ぎて、第1液晶表示パネル61rにおける照明光ILの
入射状態はテレセントリックな状態から大きく外れる。さらに、結合レンズ243aのパ
ワーを大きくすることに起因して収差が発生し、照明光ILを精度良く第1液晶表示パネ
ル61rに入射させることができなくなる。
以上実施形態に即して本発明を説明したが、本発明は、上記の実施形態に限られるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能で
あり、例えば次のような変形も可能である。
すなわち、上記実施形態では、赤色光LR、緑色光LG、及び青色光LBを、第1光路
OP1、第2光路OP2、及び第3光路OP3にそれぞれ導く場合について説明したが、
色分離光学系である第1及び第2ダイクロイックミラー41a,41b等の設計変更によ
って、これらの組み合わせを自在に変更することができる。例えば赤色光LRや緑色光L
Gを長い第3光路OP3に導くことができる。さらに、例えば第1光路OP1に青色光L
Bを導いて第3光路OP3に赤色光LRを導くことができる。
また、上記実施形態のプロジェクタ10では、リレーレンズ45,46及びフィールド
レンズ43rを介して、重畳レンズ35や結合レンズ43bによって形成された青色の像
を、略そのまま第3液晶表示パネル61b上に投影させているが、これらのうち、例えば
フィールドレンズ43r等については、これを省略することもできる。これは、結合レン
ズ43bによって実現されるテレセントリック性を、第3光路OP3でもリレーレンズ4
5,46の存在だけで利用できるからである。
また、上記実施形態のプロジェクタ10では、光源ランプユニット20のランプ本体2
1として高圧水銀ランプ等を用いているが、略白色の照明光を得ることができる各種ラン
プや、LED等の固体発光素子を用いることができる。
また、上記実施形態のプロジェクタ10では、照明光学系30をマルチレンズ31,3
2、偏光変換装置34、及び重畳レンズ35で構成したが、マルチレンズ31,32等に
ついてはこれを省略することができ、或いはこれをロッドインテグレータに置き換えるこ
とができる。
また、本発明は、投射画像を観察する側から投射するフロント投射型プロジェクタにも
、投射画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投射型プロジェクタにも適用可能
である。
第1実施形態に係るプロジェクタの光学系を説明するための平面図である。 液晶ライトバルブの構造を例示する側方断面図である。 (A)は、実施形態の結合レンズを示し、(B)及び(C)は、比較例の結合レンズを示す。
符号の説明
10…プロジェクタ、 20…光源ランプユニット、 21…ランプ本体、 22…副
鏡、 23…主鏡、 24…凹レンズ、 31,32…マルチレンズ、 34…偏光変換
装置、 35…重畳レンズ、 40…色分離導光光学系、 41a…第1ダイクロイック
ミラー、 41b…第2ダイクロイックミラー、 42a,42b,42c…反射ミラー
、 43a,43b…結合レンズ、 45,46…リレーレンズ、 61r,61g,6
1b…液晶表示パネル、 62r,62g,62b…偏光フィルタ、 71…第1誘電体
多層膜、 72…第2誘電体多層膜、 LR…赤色光、 LG,…緑色光、 LB…青色
光、 OA…システム光軸、 OP1〜OP3…第1〜第3光路

Claims (5)

  1. 光源光を射出する光源装置と、前記光源装置から射出された光源光を複数の部分光束に
    分割する第1及び第2レンズアレイと、前記第1及び第2レンズアレイから射出された部
    分光束を対象とする照明領域に重畳して入射させる正の屈折力を有する重畳レンズとを有
    する照明装置と、
    前記照明装置から射出された照明光を第1色光と他の色光とに分離する第1色分離ミラ
    ーと、前記他の色光のうち、第2色光と第3色光とを分離する第2色分離ミラーと、前記
    第1色分離ミラーで反射された第1色光を再度反射して光路を折り曲げる折曲ミラーとを
    有する色分離導光光学系と、
    前記色分離導光光学系で分離された前記第1から第3色光を、画像情報に応じてそれぞ
    れ変調する第1から第3液晶ライトバルブと、
    前記第1から第3液晶ライトバルブで変調された各色の像光を合成する光合成光学系と

    前記光合成光学系を経た像光を投射する投射光学系とを備え、
    前記重畳レンズから前記第1液晶ライトバルブまでの光路に配置されるレンズは、前記
    第1色分離ミラーと前記折曲ミラーとの間の第1区間に配置される結合レンズのみであり

    前記重畳レンズから前記第2液晶ライトバルブまでの光路に配置されるレンズは、前記
    第1色分離ミラーと前記第2色分離ミラーとの間の第2区間に配置される結合レンズのみ
    であること
    を特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記第1色分離ミラーと前記折曲ミラーとの間の区間に配置される前記結合レンズと、
    前記第1色分離ミラーと前記第2色分離ミラーとの間の区間に配置される前記結合レンズ
    とは、互いの色収差を補正するような屈折力を有する請求項1記載のプロジェクタ。
  3. 前記第1区間に配置される前記結合レンズは、前記重畳レンズの最終端面から前記第1
    液晶ライトバルブの光変調面までの距離をLとした場合に、前記重畳レンズの最終端面か
    ら(1/4)L以上(3/4)L以下の位置に配置される正の単レンズである請求項1及
    び請求項2のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  4. 前記第2区間に配置される前記結合レンズは、前記重畳レンズの最終端面から前記第2
    液晶ライトバルブの光変調面までの距離をLとした場合に、前記重畳レンズの最終端面か
    ら(1/4)L以上(3/4)L以下の位置に配置される正の単レンズである請求項1か
    ら請求項3のいずれか一項記載のプロジェクタ。
  5. 前記第1から第3液晶ライトバルブは、マイクロレンズを有しない請求項1から請求項
    4のいずれか一項記載のプロジェクタ。
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