JP2008162511A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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朗 小野田
Yasuo Okamoto
泰雄 岡本
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Abstract

【課題】テールランプユニットへの雨水などの浸入をさらに確実に防止することができる鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】リヤフェンダー80は、リヤフェンダー80から上方に向けて立ち上がり、車幅方向に沿って延びる延在部83を有する。延在部83は、自動二輪車の後方視において、フラッシャーレンズ110及びテールランプレンズ120のシール部分を覆う。
【選択図】図3

Description

本発明は、後輪よりも上方に配設され、レンズ部、及びレンズ部と組み付けられるランプボディ部を有するテールランプユニットを備える鞍乗型車両に関する。
自動二輪車などの鞍乗型車両では、鞍乗型車両の後端部に、テールランプ、フラッシャー、及びライセンスプレートを照射するライセンスランプが一体化されたテールランプユニットを配設する方法が広く用いられている。
テールランプユニットは、一般的に、レンズ部と、レンズ部に組み付けられるランプボディ部とを有する。レンズ部とランプボディ部とが当接する部分には、外部から水分や埃などのテールランプユニット内への浸入を防止するため、接着剤などを用いてシールされる。
このようなレンズ部とランプボディ部とのシール部分を覆う後面被覆部材をテールランプユニットの周囲に配設する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−81162号公報(第4頁、第8図)
しかしながら、上述した後面被覆部材を用いてシール部分を覆う方法には、次のような問題があった。すなわち、シール部分が後面被覆部材を用いて覆われているが、テールランプユニットへの雨水などの浸入を防止することについては改善の余地があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、テールランプユニットへの雨水などの浸入をさらに確実に防止することができる鞍乗型車両を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、後輪(後輪90)と、車体後部に配設され、レンズ部(フラッシャーレンズ110,テールランプレンズ120)、及び前記レンズ部と組み付けられるランプボディ部(ランプボディ140)を有するテールランプユニット(テールランプユニット100)と、前記後輪と前記テールランプユニットとの間に配設されるリヤフェンダー(リヤフェンダー80)とを備える鞍乗型車両(自動二輪車10)であって、前記テールランプユニットには、前記テールランプユニットの下部において前記レンズ部と前記ランプボディ部とをシールするシール部分(シール部141)が形成され、前記リヤフェンダーは、前記リヤフェンダーから上方に向けて立ち上がり、車幅方向に沿って延びる車幅方向壁部(車幅方向壁部83A)を有し、前記車幅方向壁部は、前記鞍乗型車両の後方視において、前記シール部分を覆うことを要旨とする。
このような鞍乗型車両によれば、リヤフェンダーに含まれる車幅方向壁部によって、レンズ部とランプボディ部とをシールするシール部分が覆われる。このため、テールランプユニットへの雨水などの浸入をより確実に防止することができる。また、このような鞍乗型車両によれば、別体の部材を用いることなく、テールランプユニットのシール部分を容易に視認されないようにすることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記車幅方向壁部の車幅方向端部(端部83e)に連なり、前記鞍乗型車両の前方に向けて延びる前記前後方向壁部(前後方向壁部83L,83R)を備えることを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記リヤフェンダーは、前記テールランプユニット、前記車幅方向壁部及び前記前後方向壁部によって形成された空間に入り込んだ流体を前記鞍乗型車両の前方に誘導する流体誘導路(樋状部84)を有することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記鞍乗型車両の骨格を形成する車体フレーム(車体フレーム50)と、前記車体フレームを覆う車体カバー(上部カバー150)とを備え、前記テールランプユニット及び前記車体カバーは、取付ブラケット(取付ブラケット55)を用いて前記車体フレームに取り付けられることを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記鞍乗型車両の骨格を形成する車体フレーム(車体フレーム50)と、前記車体フレームを覆う車体カバー(サイドカバー40)とを備え、前記テールランプユニットは、ライセンスプレートを照射するレンズ面(レンズ面130a)を有し、前記レンズ面は、前記テールランプユニットの底面に設けられるとともに略水平方向に沿っていることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、テールランプユニットは、前記レンズ面の周囲において下方に向かって突出する壁部(側壁部100e)を備えることを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第6の特徴に係り、前記壁部は、前記レンズ面の側方のそれぞれに形成されることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、テールランプユニットへの雨水などの浸入をさらに確実に防止することができる鞍乗型車両を提供することができる。
次に、本発明に係る鞍乗型車両の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(鞍乗型車両の構成)
図1は、本実施形態に係る鞍乗型車両である自動二輪車10の左側面図である。図2は、車体カバーが取り外された自動二輪車10の左側面図である。
図1及び図2に示すように、自動二輪車10は、一般的な鞍乗り型の自動二輪車と比較して車体フレーム50が下方に配設される、いわゆるアンダーボーン型の自動二輪車である。
自動二輪車10は、前輪20と後輪90とを備え、エンジン60が発生する駆動力によって後輪90を駆動する。
自動二輪車10の骨格を形成する車体フレーム50は、ステアリングヘッドパイプ51、及びステアリングヘッドパイプ51から下方に向かって延びるダウンチューブ52を有する。車体フレーム50は、複数の車体カバーによって覆われる。具体的には、車体フレーム50は、ボディカウル31、レッグシールド32、シート下カバー33及びサイドカバー40によって覆われる。
ボディカウル31は、ステアリングヘッドパイプ51の前方に配設される。レッグシールド32は、シート70に着座するライダーの脚部の前方に配設される。ボディカウル31は、レッグシールド32に組み付けられる。シート下カバー33は、シート70の下方に配設される。シート70は、回動軸72を中心として回動可能に構成される。シート70を回動させることによって、シート70の下方に配設される物品収納ボックス71や燃料タンク61にアクセスすることができる。
サイドカバー40は、車体フレーム50(自動二輪車10)の左側部に配設される。なお、車体フレーム50の右側方には、サイドカバー40と略対称な形状を有するサイドカバー(不図示)が配設される。
後輪90の上方には、リヤフェンダー80が配設される。また、自動二輪車10、具体的には、車体フレーム50の後部には、テールランプユニット100が配設される。リヤフェンダー80は、後輪90とテールランプユニット100との間に配設される。リヤフェンダー80は、後輪90の径方向外側に配設され、後輪90が巻き上げた雨水などの飛散を抑制する。
(テールランプユニットの構成)
次に、テールランプユニット100の構成について説明する。図3は、テールランプユニット100及びテールランプユニット100周辺の拡大斜視図である。図4は、自動二輪車10の分解概略斜視図である。図5は、テールランプユニット100及びテールランプユニット100周辺の拡大側面図である。
図3及び図4に示すように、テールランプユニット100は、自動二輪車10の後端に配設される。テールランプユニット100は、フラッシャーレンズ110、テールランプレンズ120を有する。フラッシャーレンズ110は、テールランプレンズ120の両側部に隣接する。本実施形態において、フラッシャーレンズ110及びテールランプレンズ120は、レンズ部を構成する。なお、図3では、テールランプレンズ120の左側部に隣接するフラッシャーレンズ110のみが示されている。
また、テールランプユニット100、具体的には、テールランプレンズ120の底面120bには、ライセンスランプ部130が設けられる。
フラッシャーレンズ110は、自動二輪車10の後面及び側面に沿って形成される。フラッシャーレンズ110の内側には、フラッシャーバルブ(不図示)が設けられる。フラッシャーレンズ110の外側には、フラッシャーレンズ110を介してオレンジ色の光が照射される。テールランプレンズ120は、自動二輪車10の後面に沿って形成される。テールランプレンズ120の内側には、テールランプバルブ(不図示)が設けられる。フラッシャーレンズ110の外側には、テールランプレンズ120を介して赤色の光が照射される。
ライセンスランプ部130は、レンズ面130aを有し、ライセンスプレート(不図示)を照射する。ライセンスプレートは、リヤフェンダー80に取り付けられる。レンズ面130aは、略透明であり、レンズ面130aの外側には、下方に向けて略白色の光が照射される。
本実施形態では、テールランプバルブを用いてライセンスプレートを照射する。すなわち、ライセンスランプ専用のバルブは設けられず、テールランプバルブが兼用される。
また、ライセンスプレートを照射するレンズ面130aは、自動二輪車10の後方から視認されないようにするため、略水平方向に沿っている。また、図2及び図3に示すように、テールランプユニット100は、レンズ面130aの周囲において下方に向かって突出する側壁部100e(壁部)を備える。側壁部100eは、レンズ面130aの左右側方のそれぞれに形成される。また、側壁部100eは、自動二輪車10の側方視において、サイドカバー40の下端部40eに沿っている。
テールランプユニット100の下方には、リヤフェンダー80から延在する延在部83が配設される。延在部83は、テールランプレンズ120の底面120bと当接する。
テールランプユニット100の側方、具体的には、フラッシャーレンズ110の一部は、サイドカバー40によって覆われる。
図4に示すように、テールランプユニット100は、リヤステー54に取り付けられる。なお、図4では、テールランプユニット100をリヤステー54に取り付ける取付ブラケット55の表示は省略されている。
リヤステー54は、車体フレーム50、具体的には、ダウンチューブ52に連結される左右一対のシートレール53に掛け渡される。
図5に示すように、テールランプユニット100は、フラッシャーレンズ110及びテールランプレンズ120と組み付けられるランプボディ140(ランプボディ部)を有する。ランプボディ140には、フラッシャーレンズ110とランプボディ140とをシールするシール部141(シール部分)が形成される。なお、シール部141は、例えば、ホットメルト接着剤を用いて形成される。なお、シール部141は、断面が略円形であって棒状である発泡ウレタン材などを用いて形成してもよい。
シール部141は、フラッシャーレンズ110及びテールランプレンズ120の外縁、つまり、テールランプユニット100の下部及び側部を含むテールランプユニット100の外縁に沿って形成される。
なお、図4に示すように、テールランプユニット100の下部に位置するシール部141は、自動二輪車10の後方視において、車幅方向壁部83Aによって覆われる。つまり、自動二輪車10の後方視では、テールランプユニット100の下部に位置するシール部141を視認することができないように構成される。
また、テールランプユニット100の側部に位置するシール部141は、自動二輪車10の側方視において、サイドカバー40によって覆われる。つまり、自動二輪車10の側方視では、テールランプユニット100の側部に位置するシール部141を視認することができないように構成される。
図5に示すように、ランプボディ140には、自動二輪車10の前方に向かって突出する取付ボス142が形成される。取付ボス142は、スクリュー57を用いて取付ブラケット55に取り付けられる。
また、テールランプユニット100の上方には、テールランプユニット100の上部を覆う上部カバー150が配設される。上部カバー150は、スクリュー58を用いて取付ブラケット55に取り付けられる。つまり、上部カバー150は、ランプボディ140とともに、車体フレーム50、具体的には、リヤステー54に取り付けられる。
(リヤフェンダーの構成)
次に、リヤフェンダー80の構成について説明する。図3に示すように、リヤフェンダー80は、テールランプユニット100の下方に配設される。図6は、リヤフェンダー80の単体斜視図である。図7は、リヤフェンダー80の一部平面図である。
図6及び図7に示すように、リヤフェンダー80は、後輪90の上方に位置する略円弧状の上側フェンダー部81と、後輪90の後方に位置する後側フェンダー部82とを有する。
さらに、リヤフェンダー80は、後側フェンダー部82から上方に向かって延在する延在部83と、上側フェンダー部81の左側部に形成される樋状部84とを有する。なお、リヤフェンダー80は、ポリプロピレン製であり、上側フェンダー部81、後側フェンダー部82、延在部83及び樋状部84は、一体に形成される。
延在部83は、車幅方向壁部83Aと、前後方向壁部83L,83Rとによって形成される。
車幅方向壁部83Aは、後側フェンダー部82から上方に向けて立ち上がり、車幅方向に沿って延びる。車幅方向壁部83Aには、シート70を係止するシートロック(不図示)が内側に配設されるシートロック孔83hが形成される。
前後方向壁部83L,83Rは、車幅方向壁部83Aの端部83e(車幅方向端部)に連なる。前後方向壁部83L,83Rは、自動二輪車10の前方に向けて延びる。
樋状部84は、テールランプユニット100、車幅方向壁部83A及び前後方向壁部83L,83Rによって形成された内側空間83inと連通する。樋状部84は、内側空間83inから入り込んだ雨水などの流体を自動二輪車10の前方に誘導する(図中の点線)。本実施形態において、樋状部84は、流体誘導路を構成する。なお、樋状部84は、燃料タンク61から燃料タンク61の側方に溢れた燃料を受けるためにも用いられる。
樋状部84の前端には、内側空間83inから入り込んだ雨水や、燃料タンク61から溢れた燃料などの流体を下方に排出する排出口85が形成される。排出口85は、エンジン60と後輪90との間に位置する。
なお、内側空間83inから入り込んだ雨水などの一部は、上側フェンダー部81の右側部に形成される樋状部86にも流下する。樋状部86に流下した雨水などは、水抜き孔87から排出される。
(テールランプユニットと車体カバーとの連結部分の構造)
次に、テールランプユニット100と、車体カバー、具体的には、サイドカバー40及び上部カバー150との連結部分の構造について説明する。図8は、図1に示したF8−F8線に沿った断面図である。
図8に示すように、サイドカバー40とテールランプユニット100とは、スクリュー41とスプリングナット43とを用いて連結される。サイドカバー40とスクリュー41との間には、カラー42が取り付けられる。また、サイドカバー40に形成された取付孔(不図示)には、グロメット44が嵌め込まれる。
図9は、図5に示したF9−F9線に沿った断面図である。図9に示すように、サイドカバー40には、突起45が形成される。突起45は、ランプボディ140に設けられたカバー取付部143(図5参照)に形成された取付孔(不図示)に挿通される。当該取付孔には、グロメット144が嵌め込まれる。
(作用・効果)
自動二輪車10によれば、リヤフェンダー80に含まれる車幅方向壁部83Aによって、フラッシャーレンズ110,テールランプレンズ120とランプボディ140とをシールするシール部141が覆われる。このため、テールランプユニット100への雨水などの浸入をより確実に防止することができる。
自動二輪車10によれば、シール部141を容易に視認されないようにすることができる。すなわち、自動二輪車10によれば、別体の部材を用いることなく、テールランプユニット100のシール部141を容易に視認されないようにすることができる。
さらに、本実施形態では、車幅方向壁部83Aの端部83eに連なり、自動二輪車10の前方に向けて延びる前後方向壁部83L,83Rが備えられる。
また、車幅方向壁部83Aはリヤフェンダー80に備えられるため、車幅方向壁部83Aには、そもそも後輪90が巻き上げた水しぶきが直接当たらない。さらに、本実施形態では、自動二輪車10の前方に向けて延びる前後方向壁部83L,83Rが備えられるため、自動二輪車10の側方及び前方から飛来する水しぶきがシール部141からテールランプユニット100に浸入することを確実に防止することができる。
本実施形態では、テールランプユニット100とリヤフェンダー80との間に形成された内側空間83inに入り込んだ雨水などの流体を自動二輪車10の前方に誘導する樋状部84及び樋状部86が設けられる。このため、シール部141を容易に視認されないようにするために備えられた延在部83の内側に形成された内側空間83inに入り込んだ雨水などを確実に排出することができる。
本実施形態では、テールランプユニット100と、上部カバー150とは、取付ブラケット55を用いてリヤステー54に取り付けられる。つまり、取付ブラケットが共用化される。このため、テールランプユニット100周辺の構造が簡素になる。また、必要な取付ブラケットの数量が抑制されるため、自動二輪車10の軽量化や製造コストの低減に寄与する。
本実施形態では、ライセンスランプ部130のレンズ面130aは、略水平方向に沿っている。このため、自動二輪車10の後方からレンズ面130aを視認できないようにすることができる。
また、テールランプユニット100には、レンズ面130aの周囲において下方に向かって突出する側壁部100eが備えられるため、自動二輪車10が巻き上げた小石などによるレンズ面130aの損傷を防止することができる。さらに、側壁部100eは、レンズ面130aの側方のそれぞれに形成されるため、レンズ面130aから放射される光が車幅方向外側に広がることを抑制できる。
また、テールランプユニット100の側壁部100eは、自動二輪車10の側方視において、サイドカバー40の下端部40eに沿っている。つまり、ライセンスランプ部130が設けられるテールランプレンズ120の底面120bを略水平方向に沿う形状としつつ、側壁部100eの形状は、水平方向に沿う形状とせずサイドカバー40の下端部40eに沿う形状としたため、テールランプユニット100とサイドカバー40との一体感を向上させることができる。このようなテールランプユニット100の形状を採用することによって、自動二輪車10の外観品質が向上する。
(その他の実施形態)
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、テールランプレンズ120の底面120bにライセンスランプ部130が設けられていたが、テールランプレンズ120の底面120bには、必ずしもライセンスランプ部130が設けられていなくてもよい。また、上述した実施形態では、ライセンスランプ専用のバルブは設けられず、テールランプバルブが兼用されていたが、ライセンスランプ専用のバルブを設けてもよい。
上述した実施形態では、テールランプユニット100と、上部カバー150とは、取付ブラケット55を用いてリヤステー54に取り付けられていたが、テールランプユニット100と、上部カバー150とは、それぞれ別個の取付ブラケットを用いてリヤステー54に取り付けてもよい。
また、リヤフェンダー80に設けられている樋状部84及び樋状部86、或いは前後方向壁部83L,83Rは、必ずしも設けられていなくてもよい。
上述した実施形態では、シール部141は、テールランプユニット100の外縁に沿って形成されていたが、ランプボディ140とフラッシャーレンズ110(またはテールランプレンズ120)とのシール部141の一部を切り欠いて、テールランプユニット100内部に浸入した雨水などの水抜きをするようにしてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明の実施形態に係る車体カバーが取り外された自動二輪車の左側面図である。 本発明の実施形態に係るテールランプユニット及びテールランプユニット周辺の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る自動二輪車の分解概略斜視図である。 本発明の実施形態に係るリヤフェンダーの斜視図である 本発明の実施形態に係るリヤフェンダーの単体斜視図である。 本発明の実施形態に係るリヤフェンダーの一部平面図である。 図1に示したF8−F8線に沿った断面図である。 図5に示したF9−F9線に沿った断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車
20…前輪
31…ボディカウル
32…レッグシールド
33…シート下カバー
40…サイドカバー
40e…下端部
41…スクリュー
42…カラー
43…スプリングナット
44…グロメット
45…突起
50…車体フレーム
51…ステアリングヘッドパイプ
52…ダウンチューブ
53…シートレール
54…リヤステー
55…取付ブラケット
57,58…スクリュー
60…エンジン
61…燃料タンク
70…シート
71…物品収納ボックス
72…回動軸
80…リヤフェンダー
81…上側フェンダー部
82…後側フェンダー部
83…延在部
83A…車幅方向壁部
83L,83R…前後方向壁部
83e…端部
83h…シートロック孔
83in…内側空間
84…樋状部
85…排出口
86…樋状部
87…水抜き孔
90…後輪
100…テールランプユニット
100e…側壁部
110…フラッシャーレンズ
120…テールランプレンズ
120b…底面
130…ライセンスランプ
130a…レンズ面
140…ランプボディ
141…シール部
142…取付ボス
143…カバー取付部
144…グロメット
150…上部カバー

Claims (7)

  1. 後輪と、
    車体後部に配設され、レンズ部、及び前記レンズ部と組み付けられるランプボディ部を有するテールランプユニットと、
    前記後輪と前記テールランプユニットとの間に配設されるリヤフェンダーと
    を備える鞍乗型車両であって、
    前記テールランプユニットには、前記テールランプユニットの下部において前記レンズ部と前記ランプボディ部とをシールするシール部分が形成され、
    前記リヤフェンダーは、前記リヤフェンダーから上方に向けて立ち上がり、車幅方向に沿って延びる車幅方向壁部を有し、
    前記車幅方向壁部は、前記鞍乗型車両の後方視において、前記シール部分を覆う鞍乗型車両。
  2. 前記車幅方向壁部の車幅方向端部に連なり、前記鞍乗型車両の前方に向けて延びる前後方向壁部を備える請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記リヤフェンダーは、前記テールランプユニット、前記車幅方向壁部及び前記前後方向壁部によって形成された空間に入り込んだ流体を前記鞍乗型車両の前方に誘導する流体誘導路を有する請求項2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記鞍乗型車両の骨格を形成する車体フレームと、
    前記車体フレームを覆う車体カバーとを備え、
    前記テールランプユニット及び前記車体カバーは、取付ブラケットを用いて前記車体フレームに取り付けられる請求項1に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記鞍乗型車両の骨格を形成する車体フレームと、
    前記車体フレームを覆う車体カバーとを備え、
    前記テールランプユニットは、ライセンスプレートを照射するレンズ面を有し、
    前記レンズ面は、前記テールランプユニットの底面に設けられるとともに略水平方向に沿っている請求項1に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記テールランプユニットは、前記レンズ面の周囲において下方に向かって突出する壁部を備える請求項5に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記壁部は、前記レンズ面の側方のそれぞれに形成される請求項6に記載の鞍乗型車両。
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