JP2008160845A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】IEEE802.11nシステムで達成されるものより効率のよい伝送方式を使ったMIMO UWBチャネル推定サポートを実現する技術
【解決手段】無線MIMO通信ネットワークが、第1のアンテナからの従来方式のバンドホッピングを利用したチャネル推定シーケンスによってチャネル推定を確立する。このチャネル推定シーケンスは、レガシーSISO機器によって検出することができる。別のチャネル推定シーケンスが、前述のバンドホッピングシーケンスとの衝突を回避するために、これと相補的なバンドホッピングシーケンスを使って、1つまたは複数の別のアンテナから同時に送信される。よって、この後者のチャネル推定シーケンスは、協働するMIMO受信装置によって検出されて、チャネル推定の機会を提供することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、無線通信に関し、詳細には、それだけに限らないが、例えば、パーソナルエリアネットワーク(PAN)や無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を構築する際に超広帯域(UWB)技術が用いられた場合などの、MIMOチャネルにおけるチャネル推定のプロセスに関する。
ECMA−368規格は、先のマルチバンドOFDMアライアンス(MBOA、Multiband OFDM Alliance)とワイメディア(WiMedia)によるIEEE802.15.3aへの提案に基づくものである。UWBスペクトルは、−41.3dBm/MHz未満の放射でのFCC認可免除帯域で定義されているように、3.1GHzから10.6GHzまでに及ぶ。ECMA−368規格では、この7.5GHzの帯域を、参照により明確に組み込まれる、ECMA−368規格、第1版、表24(table 24 of the ECMA-368 standard,First Edition)に記載されているように、5つの帯域グループに分ける。これらの帯域グループのうち4つは、528MHzの3つのサブバンドを含み、最高周波数を占める第5の帯域グループは、2つのサブバンドを含む。
ECMA−368規格では、それぞれが複数の無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)をサポートする2つの機構が設けられる。複数のWPANを運用するときに解決されるべき特有の課題は、異なるネットワークで動作する2台の機器が通信チャネルの単一の帯域を使用するための試行が繰り返されるのを回避することである。2つのネットワークが、意図せずに同じサブバンド上でやりとりし、または同じサブバンド間を同期して帯域間ホッピングする場合、衝突が大きな問題となり得る。
第1の手法は、WPANを、異なる帯域グループで動作するように割り当てるものである。この手法は、ある程度までしか有効ではなく、明らかに、利用可能な帯域グループの数に制限される。ECMA−368の場合には、5つの帯域グループが定義され、このため、5つの相互「可聴」WLANだけしか定義され得ない。閉じられた空間内では、これは、達成するのが困難であり、未熟な操作者によって使用され得ると仮定した場合、この技術の有用性に許容できないほどの制限が加わる。
第2の手法は、各固有のWPANごとに異なる時間周波数コード(TFC)を使用するものである。このようにして、2つ以上のWPANが、共通の帯域グループ内で区別され得る。TFCは、各パケットを、6つのOFDMシンボルのブロックに分割することによって動作する。6個からなる各ブロック内の各OFDMシンボルは、選択される帯域グループ内の事前に割り当てられる帯域から送信される。連続する各OFDMシンボルごとに使用される帯域は、TFCによって定義される。ECMA−368規格の表25で、5つの帯域グループに使用されるすべてのTFCが定義されている。これもやはり、参照により組み込まれるものである。この手法では、2つの相互「可聴」WLANまたはWPANが、共通の帯域を瞬間的に共用することが可能である。しかしながら、これは、一過性のものにすぎず、2つのWLANまたはWPANの間の同期がないため、限られたものになる。
ECMA−368規格の性能は、TFCを使って、6つのOFDMシンボルのブロック全体に情報ビットをインターリーブして、周波数ダイバーシティを最大にすることによって最大化される。この周波数ダイバーシティを提供するTFCを、時間周波数インターリーブ(TFI)論理チャネルという。しかしながら、一定の状況では、各WPANを常に同じ帯域で動作させることが好ましい場合もあり、よって、この場合には、固定TFCも提供される。これらを固定周波数インターリーブ(FFI)論理チャネルという。
TFI論理チャネルを使用する際のトレードオフは、FFI論理チャネルではただ1つの帯域に関してチャネルが推定されればよいのに対し、プリアンブルが、帯域グループの3つすべての帯域のチャネルを推定しなければならないことである。プリアンブルのチャネル推定部分(図1および2)は、6つのOFDMシンボルを備え、したがって、TFI論理チャネルとFFI論理チャネルのオーバーヘッドは同一であるが、FFIのチャネル推定値はより良好である可能性が高く(より多い平均値による雑音低減)、これによって周波数ダイバーシティ不良により失われる性能の一部が補償される。
TFI手法が用いられるとき、受信機は、現在の帯域グループ内の各帯域ごとのチャネル周波数応答を推定することができなければならない。レガシーECMAシステムでは、このタスクが、各送信パケット内にプリアンブルを含めることによって円滑に行われる。各プリアンブルは、2つの部分、すなわち、パケット/フレーム同期シーケンスとチャネル推定シーケンスとして配置される。
本発明は、このシーケンスのチャネル推定部分にのみ関するものである。図1に、ECMA−368規格で使用される標準の物理層(PHY)コンバージェンス・プロトコル(PLCP)プリアンブルの構造を示す。バーストモードで使用される代替のPLCPプリアンブルを図2に示す。バーストモードプリアンブルは、ストリーミングアプリケーションにのみ使用され、パケットのバーストが、それぞれパケット最小フレーム間隔(pMIFS)で隔てられて送信される。アクティブなプリアンブルの種類はPHYヘッダに示される。図1と2に示すように、プリアンブルのチャネル推定部分は、6つのOFDMシンボル(1つのTFCフレーム)からなる。したがって、多帯域TFCの1つが使用されるとき、チャネルは、3つの帯域のそれぞれについて2回推定され得る。この2倍の冗長度は、単に、チャネル推定値がロバストであることを保証するにすぎない。実際には、通信システムの残りの部分が適正に機能するためには、各チャネルが1回推定されるだけでよい。
ECMA−368プリアンブルは、送信側と受信側で単一アンテナだけを使用するUWBシステム用に設計されている。しかしながら、他分野における発展を考えると、ECMA規格に多入力多出力(MIMO)の拡張が行われ、データの転送速度と範囲が増大する可能性が高い。MIMO伝送の欠点は、MとNを送信アンテナと受信アンテナの数とし、Fを、データ、パイロット情報またはガードトーンを搬送するのに使用される副搬送波の数とする場合、単一アンテナシステムのFと比べて、M×N×Fの次元の数を有するMIMOチャネル行列が推定されなければならないことである。よって、MIMO分野への技術の拡張を考察するに際して、この複雑さが加わることを考慮に入れることが求められる。
関連する問題が、単一アンテナIEEE802.11a規格のMIMO拡張である、IEEE802.11n無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格の最新草案において解決されている。現在IEEE802.11nに採用されているプリアンブル設計を図3に示す。WLANがすべてのIEEE802.11n機器を含む(グリーンフィールド)か、それともレガシーサポートが必要とされる(混合モード)かに応じて、2つの選択肢が指定されている。また、図3には、比較のために、レガシープリアンブル(「Non−HT」で表す)も示されている。
ECMA−368プリアンブルはMIMOシステムに適さず、IEEE802.11nプリアンブルは、サポートされる各ピコネットごとにTFCによって定義されるバンドホッピングを使用するシステムと共に動作するように設計されていない。よって、IEEE802.11nシステムで達成されるものより効率のよい伝送方式を使ってMIMO UWBチャネル推定サポートを達成する技術を求めることが望ましい。
一般には、本発明の一態様は、第1のアンテナからの従来方式のバンドホッピングを利用したチャネル推定シーケンスによってチャネル推定を確立する無線MIMO通信ネットワークを提供する。このチャネル推定シーケンスは、この場合、レガシーSISO機器によって検出され得る。別のチャネル推定シーケンスが、前述のバンドホッピングシーケンスとの衝突を回避するために、これと相補的なバンドホッピングシーケンスを使って、1つまたは複数の別のアンテナから同時に送信される。よって、この後者のチャネル推定シーケンスは、協働するMIMO受信装置によって検出されて、チャネル推定の機会を提供することができる。
上記で、相補的という語は、かかる2つのバンドホッピングシーケンスが、当該のチャネルの帯域を共用する例を与えない任意のバンドホッピングシーケンスを含むことを意図するものである。当分野の技術者は、適切な相補的バンドホッピングシーケンスの選択が、第1のバンドホッピングシーケンスの性質と、バンドホッピングシーケンスが進み得るチャネルにおいて定義される帯域数とに依存することを理解するであろう。
本発明の一態様によれば、チャネル推定シーケンスフレームが、複数アンテナを有する送信機によるチャネル推定シンボルの送信と、複数アンテナを有する受信機によるチャネル推定シンボルの受信のために予約される、無線MIMO通信システムにおいてチャネル推定値を決定する方法であって、第1のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、送信機の第1のアンテナからチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスに従って、別の帯域で第1のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信することと、第1のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスと相補的である第2のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、送信機の第2のアンテナにおいてチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、第2のバンドホッピングシーケンスに従って、周波数帯域で第2のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信することと、受信機の第1のアンテナにおいて、第1のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で送信されるチャネル推定シンボルを受信し、この後、第1のアンテナにおいて、第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することと、受信機の第2のアンテナにおいて、第1のシンボル期間に、第2のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で送信されるチャネル推定シンボルを受信し、この後、第2のアンテナにおいて、第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することと、2つの同時送信するステップが、個々のバンドホッピングシーケンスの反復を通じて繰り返され、受信機の第1のアンテナ以外のアンテナにおいて、第1のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1の帯域で送信されるチャネル推定シンボルを受信し、この後、上記第1のアンテナ以外の上記アンテナにおいて、第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することと、受信機の第2のアンテナ以外のアンテナにおいて、第1のシンボル期間に、第2のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1の帯域で送信されるチャネル推定シンボルを受信し、この後、第2のアンテナ以外の上記アンテナにおいて、第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することとを備える方法が提供される。
また、本発明は、ソフトウェア製品によって構成される汎用通信機器など、コンピュータで実施される装置によっても特徴付けることができる。かかるソフトウェア製品は、光学式または磁気媒体の形とすることもでき、通信機器の構成を本発明の方法に従って動作させるダウンロードコンピュータプログラムとすることもできる。
次に、本発明の具体的実施形態を、ほんの一例として、添付の図面を参照して説明する。
前述のように、図示の本発明の具体的実施形態は、1つのTFCフレームとTFI論理チャネルを使ったMIMOチャネル推定に関するものである。MIMOチャネル推定は、「レガシーシステムのサポート」が必要とされるときには、ただ1つのTFCフレームとECMAプリアンブルを使って実行することができない。レガシーECMAシステム(すなわち、ECMA−368規格でモデル化される単一アンテナシステム)は、ECMAプリアンブルが、選択されるTFCに対応する帯域を介してただ1つのアンテナから送信されるときにだけサポートされ得る。
図4に、レガシー3サブバンドチャネルに適用されたバンドホッピング方式の例を示す。レガシー単一アンテナ受信機は、特定のTFIコードを受信すると、バンドホッピングが行われることを予期するように適合されており、よって、予期される順序の3つのサブバンドを監視する(図4参照)。この場合、レガシーシステムは、このプリアンブルを使って、帯域グループ内の3つすべての帯域のチャネルを推定し、次いで、ヘッダを復号して、パケットの残りの部分がこのレガシー機器のためのものであるか否か判定する。したがって、MIMOシステムは、別のMIMOシステムに送信しようとする場合でさえも、リッスンしている任意のレガシー機器が受信し損ない、結果として干渉の発生やエラー状態になることが生じないようにするため、ECMA−368規格に準拠しなければならない。
レガシーシステムサポートを有するMIMOチャネル推定の問題に対する1つの解決策、および本発明の具体的実施形態は、現在のECMA−368TFCに対応する帯域上でただ1つの送信アンテナから送信することである。同時に、他の2つの帯域は、送信と受信が可能である。よって、他の(1つまたは複数の)アンテナは、これらの帯域の任意の部分でプリアンブルを送信することができる。以下で、この方法を、例(M=2つの送信アンテナおよびN=2つの受信アンテナ)を用いて説明する。続いて、本発明の広範な適用の可能性を示すために、この方法を、あらゆるMIMOアンテナ構成にまで一般化する。
第1の例では、図5に示すように、2つの送信アンテナを有する送信機と、2つの受信アンテナを有する受信機を備えるMIMOシステムを示す。レガシーサポートでの条件に従うために、ECMA−368プリアンブルは、指定されるTFC上のアンテナの1つから送信されなければならない。ここでは、例として、ECMA−368規格から任意にTFC1を選択する。このTFCは、循環シフトされ、残りの半分のMIMOチャネル推定のために第2の送信アンテナによって使用され得る。本例で結果として生じるTFCは、2、3、1、2、3、1であり、これはECMA−368規格で定義されるTFCではなく、よって、レガシー機器との適合性問題を生じない(どんな機器も第2のアンテナの送信と同期されない)。この伝送方式が図5に示されている。斜線ブロックは、1、2、3、1、2、3で指定されるTFCシーケンスでの第1のアンテナによるチャネル推定シンボルの送信を示し、黒く塗りつぶされたブロックは、前述の2、3、1、2、3、1シーケンスでのチャネル推定シンボルの第2のアンテナにおける送信を示す。各帯域を、縦軸上に1、2、3として、帯域1を最下行に、帯域2をすぐ上の行に、帯域3を最上行に表示する。
3、1、2、3、1、2など、選択されるレガシーTFCとオーバーラップしない他の任意の非標準TFCも用いられ得ることに留意されたい。
したがってこれは、1、2、3、1、2、3同期を「リッスン」するだけのレガシー機器をサポートする。この場合、この実施形態は、MIMOチャネルが非レガシーMIMO機器のために推定される機会を提供する。このために、TFI送信に関連するTFCがこれらの帯域にわたって冗長性を保持することが利用される。例えば、TFC1が、3つの帯域上での3つのOFDMシンボルのために順次送信を指定し、この後、同じ順次送信パターンを繰り返してこのTFCフレームが完了する。本例では、このことを使って、MIMO伝送がサポートされ得る。図6を参照すると、6シンボルチャネル推定プリアンブルの最初の3つのOFDMシンボルについて、送信機1(TX1)と受信機1(RX1)が同じ帯域に同調され、送信機2(TX2)と受信機2(RX2)が、第1の送信機/受信機対(TX1/RX1)が同調されたものとは異なる同じ帯域に同調されることが分かるであろう。最後の3つのOFDMシンボルの間には、送信機1(TX1)と受信機2(RX2)が同じ帯域に同調され、送信機2(TX2)と受信機1(RX1)が他方の帯域に同調される。よって、TFCフレームの終わりまでに、4つすべてのチャネルパス(2×2)が3つすべての帯域について推定される。
本発明の広範な適用を例示するには、前述の事例を一般化することが有用である。前述の例を、M個の送信アンテナとN個の受信アンテナを備えるシステムに一般化するためには、まず、伝送方式に関するいくつかの規則または制約条件の概要を説明しなければならない。これらの規則は、1)レガシーシステムがサポートされなければならず、2)1TFCフレームの間にすべてのMIMOチャネルが推定されなければならないという2つの簡単な原則から得られる。このプリアンブル伝送方式に関連する具体的な規則は以下の通りである。
送信機1(または少なくとも送信機の1つ)が、常に、ECMA−368規格で指定されるTFCに従わなければならない。
他のすべての送信機は、レガシーシステムサポートを無効にしないように、送信機1と同じ帯域上で送信されてはならない。
少なくとも1台の受信機が、常に、各送信機に同調されている必要がある。
TFCフレームの終わりまでに、3つすべての帯域のすべてのMIMOチャネルパスが推定されなければならない。
「送信機1」という語は、システム内の特定の送信機に特有のものではなく、ラベル付け規約は任意のものであることが理解されるであろう。
前述の規則を使って、以下のように一般化を記すことができる。
Mを送信アンテナの数とし、Nを受信アンテナの数とする。Φはすべての受信アンテナの集合を表し、Φ⊂Φ、l=1,2,・・・,Mを、M個の送信アンテナに同調されている受信アンテナの集合とする。これらの部分集合の和集合は全体集合である。
Figure 2008160845
また、第1の集合と他のすべての集合とは、相互に排他的である。
Figure 2008160845
TFC1とTFC2(ECMA−368規格参照)では、送信機1とΦ1の各受信機が、最初の3つのOFDMシンボルの(TFCによって指定される)同じ帯域に同調され、送信機m(m>1)とΦmの各受信機が、同じ3つのOFDMシンボルの(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。
これらの3つのOFDMシンボル期間に、すべての送信が、帯域グループ内の3つすべての帯域にわたって循環しなければならない。TFCフレーム内の最後の3つのOFDMシンボルの間に、送信機1と
Figure 2008160845
の各受信機は、(最初の3つのOFDMシンボルの送信で送信機1によって使用される帯域と同一の)同じ帯域に同調される。送信機m(m>1)とΦ1の各受信機は、同じ3つのOFDMシンボルの間、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。3つすべての帯域のすべてのチャネルを推定することは、Φ2=Φ3=・・・=ΦMであるときにのみ可能であることが容易に検証され得る。本明細書で使用する指数付け表記は、任意のものであることが理解されるであろう。また、前述の方法は可逆でもある。すなわち、送信機1と
Figure 2008160845
の各受信機が、最初の3つのOFDMシンボル期間に同じ帯域に同調され、直後に、この逆アルゴリズムの残りの部分が行われてもよい。
TFC3とTFC4(ECMA−368規格参照)では、送信機1とΦ1の各受信機が、(1から6まで指標付けされる)TFCフレーム内の奇数のOFDMシンボルの間、(TFCによって指定される)同じ帯域に同調され、送信機m(m>1)とΦmの各受信機が、同じOFDMシンボル期間にわたって、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。これらの3つのOFDMシンボル期間に、すべての送信が、帯域グループ内の3つすべての帯域にわたって循環しなければならない。TFCフレーム内の偶数のOFDMシンボルの間、送信機1と
Figure 2008160845
の各受信機は、(奇数のOFDMシンボルの送信で送信機1によって使用される帯域と同一の)同じ帯域に同調される。送信機m(m>1)とΦ1の各受信機は、同じ3つのOFDMシンボル期間にわたって、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。3つすべての帯域のすべてのチャネルを推定することは、Φ2=Φ3=・・・=ΦMのときにのみ可能である。本明細書で使用する指標付け表記は任意のものであることが理解されるであろう。また、前述の方法は可逆でもある。すなわち、送信機1と
Figure 2008160845
の各受信機が、3つの奇数のOFDMシンボル期間に同じ帯域に同調され、直後に、この逆アルゴリズムの残りの部分が行われてもよい。
前述の方法の1つが使用されるときには、任意の所与の瞬間において、3つのうち2つの帯域だけで送信されることに留意すべきである。
前述の考察から、M−1個の送信機が同時に同じ帯域を使って、所与の受信機の集合にプリアンブル(トレーニング)シーケンスを伝えなければならないことが分かる。これは、送信間での干渉につながる。しかしながら、この干渉は、MIMOチャネル推定の一般的な特徴であり、MIMO最小二乗(LS)チャネル推定、最小平均二乗誤差(MMSE)チャネル推定、直交トレーニングシーケンスなど、いくつかの手法を使って解決され得る。かかる手法は、当分野の技術者にはよく知られているであろう。
次に、上記の例を、複数のTFCフレームとTFI論理チャネルを使ったMIMOチャネル推定の記述によって拡張する。
前述の技法は、すべてのチャネルが等しい信頼度で推定され得るため、(前述の例で示したような)2×2システムに最適である。しかしながら、2を上回る数の送信アンテナがあるときには、チャネル推定送信のM−1が、前述のように、同じ帯域を使って同じ受信機の集合に送信を行うため、相互に干渉し合うことになる。この問題が、(例えば)LSまたはMMSEチャネル推定アルゴリズムと併せて直交プリアンブルを使用することによって克服され得ることは前に述べた。しかしながら、かかる場合、チャネル推定値の品質は、単一送信アンテナが送信媒体に排他的にアクセスできるときほど良好ではない。この場合、前述の方法を使って、初期チャネル推定値を獲得することができ、この後、PLCPヘッダが、MIMOシステムとレガシーシステムによって受け取られ、処理される。この処理の後、レガシー機器は、送信がレガシーシステムを対象とするものではないことを理解するはずであり、よって、(PLCPヘッダで指定される)所与の期間にわたって送信を回避する。結果として、MIMOシステムは、この媒体を次のチャネル推定送信に自由に使って、標準プリアンブルTFCフレーム(図7参照)から獲得された初期チャネル推定値を強化することができる。この強化チャネル推定フレームを使って、いずれのMIMOチャネル推定値の品質も改善することができるが、おそらく、プリアンブルチャネル推定TFCフレームの間に直交プリアンブルシーケンスを利用したM−1個の送信アンテナと受信アンテナの間のチャネルの推定値を改善するのに使用される可能性が最も高いはずである。
本発明の具体的実施形態では、強化チャネル推定フレームで使用される完全なTFCフレームの数は、
Figure 2008160845
これは、すべてのチャネルに同等に信頼性の高いチャネル推定値を獲得するのに必要とされるフレーム数である。代替として、一部のTFCフレームが(1/2の単位で)サポートされる場合には、使用されるTFCフレームの数は、単に、
Figure 2008160845
とすることができる。
別の例示的実施形態では、チャネル推定プリアンブルの間、帯域グループ内の3つすべての帯域を使って、6つのOFDMシンボルにわたるチャネルが推定され、チャネル推定を行うための合計18個の時間周波数チャネルが与えられる。これが可能なのは、M>2(M=2、最適な事例が前述したものである)のときだけである。この場合、
Figure 2008160845
であり、チャネルは、以下のように推定され得る。
TFC1とTFC2(ECMA−368規格参照)では、送信機1とΦ1の各受信機が、チャネル推定プリアンブルTFCフレームの最初の3つのOFDMシンボルの間(TFCによって指定される)、同じ帯域に同調され、送信機m(m>1)とΦmの各受信機は、同じ3つのOFDMシンボルの間、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。これの3つのOFDMシンボル期間に、すべての送信が、この帯域グループ内の3つすべての帯域にわたって循環しなければならない。TFCフレーム内の最後の3つのOFDMシンボルの間には、送信機1とΦ2の各受信機が(送信機1によって最初の3つのOFDMシンボルの送信に使用される帯域と同一の)同じ帯域に同調される。送信機m(m>1)とΦ(m mod M)+1の各受信機が、同じ3つのOFDMシンボルの間、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。強化チャネル推定フレームでは、各TFCが、3つのOFDMシンボルのグループに分割される。第nグループ(n=1,2,・・・)の間、送信機1とΦ((n+1) mod M)+1の各受信機が、(送信機1によってプリアンブルの間の送信に使用される帯域と同一の)同じ帯域に同調される。送信機m(m>1)とΦ((n+ m) mod M)+1の各受信機は、同じ3つのOFDMシンボルの間、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。本明細書で使用する指標付け表記が任意のものであることが理解されるであろう。また、前述の手順における各ステップも置換され得る。
TFC3とTFC4(ECMA−368規格参照)では、送信機1とΦの各受信機が、チャネル推定プリアンブルTFCフレームの奇数のOFDMシンボルの間、(TFCによって指定される)同じ帯域に同調され、送信機m(m>1)とΦmの各受信機が、同じ3つのOFDMシンボルの間、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。これらの3つのOFDMシンボル期間に、すべての送信が帯域グループ内の3つすべての帯域にわたって循環しなければならない。TFCフレーム内の偶数OFDMシンボルの間、送信機1とΦ2の各受信機は、(送信機1によって最初の3つのOFDMシンボルの送信に使用される帯域と同一の)同じ帯域に同調される。送信機m(m>1)と
Φ(m mod M)+1の受信機は、同じ3つのOFDMシンボルの間、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。強化チャネル推定フレームでは、各TFCが、(奇数と偶数の)3つのOFDMシンボルのグループに分割される。第nグループ(n=1,2,・・・)において、送信機1とΦ((n+1) mod M)+1の受信機が、(送信機1によってプリアンブルの間送信に使用される帯域と同一の)同じ帯域に同調される。送信機m(m>1)とΦ((n+ m) mod M)+1の受信機は、同じ3つのOFDMシンボルの間、(送信機1によって使用される帯域とは異なる)同じ帯域に同調される。本明細書で使用する指標付け表記は任意のものであることが理解されるであろう。また、前述の手順における各ステップも置換され得る。
次に、M=N=3であり、TFC1が使用される場合の一例を説明する。前述の方法を用いると、MIMOチャネルが、以下のやり方で3つすべての帯域について推定され得る。チャネル推定プリアンブルの間、図8に示すように、送信機1は、TFC帯域(1、2、および3)上で順次送信を行い、送信機2は、帯域2、3および1上で順次送信を行い、送信機3は、帯域3、1および2上で順次送信を行う。
プリアンブルTFCフレームの最初の3つのOFDMシンボル期間には、受信機1が送信機1に、受信機2が送信機2に、受信機3が送信機3に同調され、プリアンブルTFCフレームの最後の3つのシンボル期間には、受信機1が送信機3に、受信機2が送信機1に、受信機3が送信機2に同調される。これを図9に示す。PLCPヘッダの後で、強化チャネル推定フレームが使用される。このフレーム(OFDMシンボル数としての)の長さは、3の倍数である。最初の3つのOFDMシンボル期間には、受信機1が送信機2に、受信機2が送信機3に、受信機3が送信機1に同調され、これが図9に示されている。よって、直交トレーニングシーケンスが用いられなかった(または必要とされなかった)ため、強化チャネル推定フレームの最初の3つのOFDMシンボルの終わりまでに、すべてのMIMOチャネルが同等に信頼度で推定されている。しかしながら、強化推定フレームが、3つのOFDMシンボルより長くなり得ることに留意することは重要である。この場合、チャネル推定値は、よりロバストのものとすることもできる。
FFI論理チャネルが使用され、レガシーサポートが必要とされるときには、強化チャネル推定フレームが必要である。この場合のチャネル推定問題は、バンドホッピングが用いられない(図3参照)ため、802.11n型システムの問題に類似する。
レガシーサポートが不要であるとき、MIMOチャネルは、前述の方法のいずれかを使って推定することができ、この場合、強化チャネル推定フレームが、PLCPプリアンブルの後に来る必要がない(図10参照)。また、MIMOシステムは、ECMA−368TFCまたはECMA−368チャネル推定プリアンブルシーケンスを使用する必要もない。
従来のECMA−368パケット構造は、現在、MIMOチャネル推定をサポートすることができない。本発明の各態様は、現在のECMA−368機器との後方互換性を保持しながら、MIMOチャネル推定をサポートする方法を提供する。
さらに、本発明の各態様は、ネットワーク内のレガシーシステムをサポートしながら、MIMOチャネル推定を提供する。しかも、MIMOチャネル推定値が、オーバーヘッドのきわめて少ない、または全く追加されない、効率のよいやり方で獲得され得る。さらに、本発明は、前述のやり方でチャネル推定を達成する装置に存することも理解されるものであり、本発明の実現に適したシステムの具体的実施形態が図11と図12に示されている。
本発明の一実施形態で使用される通信ネットワークが図11に示されている。この通信ネットワークは、アクセスポイント100とネットワークノードA 102、ノードB 104、ノードC 106を備える無線ネットワークである。アクセスポイント100は、この例では広帯域モデムによって(インターネットなどの)外部ネットワークに接続されている。パケットベースのデータをストリーミングする外部ソースへの接続を確立するアクセスポイントには、他の代替の構成も行われ得ることが理解されるであろう。
アクセスポイント100は、ノードA 102、B 104、C 106との無線通信を確立する。よって、アクセスポイント100は、外部ネットワークとそれぞれのノード102、104、106の間でデータを経路指定するように構成されている。
この実施形態では、ほんの一例として、ノードA 102は携帯式ラップトップコンピュータであり、ノードB 104はデスクトップコンピュータであり、ノードC 106は、テレビやハイファイシステムと連動して動作するマルチメディア機器(セットトップボックスなど)である。これらのノード102、104、106は、それぞれ、複数のアンテナを具備し、同様に複数のアンテナを用いるアクセスポイント100と通信するように構成されている。
図12には、本発明の一実施形態におけるアクセスポイント100の構造が示されている。この実施形態において、アクセスポイント100は、インターネットへの接続を確立するために、前述のような広帯域モデム202を具備している。広帯域モデム202は汎用バス204に接続されており、汎用バス204は、さらに、(必要に応じてRAMとROM機能が組み合わさった)作業メモリ206、プロセッサ208、無線ネットワークアクセスコントローラ230、および大容量記憶装置216に接続している。アクセスコントローラ230は、さらに、アンテナ212に接続されている。作業メモリ206は、アクセスポイント100の動作を制御するソフトウェアアプリケーション230を含む。このソフトウェアアプリケーションは、アクセスポイント100を、本発明の具体的実施形態に合致する、前述のチャネル推定方式に従って動作するよう構成するように動作する。
さらに、プロセッサ208とやりとりするユーザ操作可能な入力装置220が設けられている。ユーザ操作可能な入力装置220は、入力操作を解釈し、データ信号に変換するための任意の手段を備える。
さらに、ユーザへの情報の出力のために、オーディオ/ビデオ出力装置222が、汎用バス204に接続されている。オーディオ/ビデオ出力装置222には、例えば、スピーカやビデオ表示ユニットなど、ユーザに情報を提示することのできる任意の機器が含まれる。
次に、アクセスポイント100の動作を説明する。ネットワークノードにあるアプリケーションの実行に基づき、広帯域モデム202を介して確立される接続によって外部ネットワークからデータが検索される。モデムが接続を確立するやり方は、本発明とは無関係であり、従来の種類のものとすることができる。
次いで、検索データがRAM206に格納される。アクセスコントローラ230は、進行状態に基づいて、アクセスポイント100と、これ以外のノード102、104、106によるネットワークへのアクセスを決定する。アクセスコントローラ230は、他のノードに、複数アンテナノードによる受信のためのさらなるチャネル推定の機会を提供するように動作する、レガシーバンドホッピング方式と同時バンドホッピング方式を含む複数帯域チャネル推定部分を用いる、前述のような、本発明の具体的実施形態に従ったフレームを送出するように動作する。
よって、各機器は、本例では、前述のように、フレームのチャネル推定部分を送信し、受信することができる。本発明の実施形態は、ある機器上の受信機構と別の機器上の送信機構の対話とみなすこともでき、単一機器上の受信機構と送信機構の組み合わせとして考えることもできる。
ECMA−368送信プリアンブルの抜粋を示すフレームタイミング図である。 ECMA−368送信プリアンブルの別の抜粋を示すフレームタイミング図である。 IEEE802.11n規格のいくつかのプロファイルに従って構築されたフレームを示す図である。 従来技術例によるチャネル抽出プリアンブルの送信を示すTFCフレームの図である。 本発明の第1の具体的実施形態によるチャネル抽出プリアンブルの送信を示すTFCフレームの図である。 図5に対応する、対応する受信機の動作を示す図である。 本発明の一実施形態によるパケット構造の一部分を示す図である。 本発明の第2の具体的実施形態によるチャネル抽出プリアンブルの送信を示すTFCフレームの図である。 第2の具体的実施形態による協働する受信機の動作を示すタイミング図である。 図7に示すパケット構造の一部分の変形を示す図である。 本発明の具体的実施形態が実施される無線ネットワークを示す概略図である。 図11の無線ネットワークに示すアクセスコントローラを示す概略図である。

Claims (11)

  1. チャネル推定シーケンスフレームが、複数アンテナを有する送信機によるチャネル推定シンボルの送信と、複数アンテナを有する受信機による前記チャネル推定シンボルの受信のために予約される、無線MIMO通信システムにおいてチャネル推定値を決定する方法であって、
    第1のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、前記送信機の第1のアンテナからチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、別の帯域で前記第1のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信することと、
    前記第1のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスと相補的である第2のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、前記送信機の第2のアンテナにおいてチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、周波数帯域で、前記第2のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信することと、
    前記受信機の第1のアンテナにおいて、前記第1のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスの前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信し、この後、前記第1のアンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することと、
    前記受信機の第2のアンテナにおいて、前記第1のシンボル期間に、前記第2のバンドホッピングシーケンスの前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信し、この後、前記第2のアンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することと、
    前記2つの同時送信するステップが、前記個々のバンドホッピングシーケンスの反復を通じて繰り返され、
    前記受信機の前記第1のアンテナ以外のアンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1のシンボル期間に、前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信し、この後、前記第1のアンテナ以外の前記アンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することと、
    前記受信機の前記第2のアンテナ以外のアンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1のシンボル期間に、前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信し、この後、前記第2のアンテナ以外の前記アンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信することと、
    を含む方法。
  2. 前記受信機の前記第1のアンテナ以外のアンテナにおいて受信する前記ステップは、前記受信機の前記第2のアンテナにおいて受信することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のアンテナ以外のアンテナにおいて受信する前記ステップは、前記受信機の前記第1のアンテナにおいて受信することを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1のバンドホッピングシーケンスは、前記チャネルで定義される3帯域の間の3ホップシーケンスを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記第2のバンドホッピングシーケンスは前記3帯域の間の3ホップシーケンスを含み、前記第2のバンドホッピングシーケンスは前記第1のバンドホッピングシーケンスと一致しない請求項4に記載の方法。
  6. 前記送信機は2を上回る数のアンテナを備え、前記第1のシンボル期間に、前記送信機の前記アンテナまたは別の各アンテナにおいて、前記第1および第2のバンドホッピングシーケンスと相補的である第3のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域でチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記第3のバンドホッピングシーケンスに従って、周波数帯域で前記送信機の前記アンテナまたは別の各アンテナからチャネル推定シンボルを順次送信することを含む請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記送信機は2を上回る数のアンテナを備え、
    前記第1のシンボル期間に、前記送信機の前記アンテナまたは別の各アンテナにおいて、前記第2のアンテナで送信されるのと同じシンボルであるチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記送信機の前記アンテナまたは別の各アンテナから、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、周波数帯域でチャネル推定シンボルを順次送信することを含む請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  8. MIMO受信機による受信と決定のために、送信フレームのデータ部分で、前記チャネル推定シーケンスの追加の反復を送信するステップを含む請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. それぞれが第1と第2のアンテナを有する送信機と受信機を備える無線MIMO通信ネットワークであって、
    前記送信機が、チャネル推定値の決定のためにチャネル推定シーケンスフレームを送信するように動作し、
    前記送信機が、第1のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、前記送信機の前記第1のアンテナからチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、別の帯域で前記第1のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信するように動作し、
    前記送信機が、さらに、前記第1のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスと相補的である第2のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、前記第2のアンテナにおいてチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、周波数帯域で前記第2のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信するように動作し、
    前記受信機が、前記受信機の前記第1のアンテナにおいて、前記第1のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスの前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第1のアンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作し、
    前記受信機が、さらに、前記受信機の前記第2のアンテナにおいて、前記第1のシンボル期間に、前記第2のバンドホッピングシーケンスの前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第2のアンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作し、
    前記送信機が、個々のバンドホッピングシーケンスを通じて前記2つの送信動作を繰り返すように動作し、
    前記受信機が、前記受信機の前記第1のアンテナ以外のアンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1のシンボル期間に、前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第1のアンテナ以外の前記アンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作し、
    前記受信機が、前記受信機の前記第2のアンテナ以外のアンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1のシンボル期間に、前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第2のアンテナ以外の前記アンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作するMIMO通信ネットワーク。
  10. 送信手段および受信手段、ならびに第1と第2のアンテナを備える通信装置であって、
    前記送信手段が、別の通信装置と連携してのチャネル推定値の決定のためにチャネル推定シーケンスフレームを送信するように動作し、
    前記送信手段が、第1のシンボル期間に、第1のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、前記第1のアンテナからチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、別の帯域で前記第1のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信するように動作し、
    前記送信手段が、さらに、前記第1のシンボル期間に、前記第1のバンドホッピングシーケンスと相補的である第2のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で、前記第2のアンテナにおいてチャネル推定シンボルを送信し、この後、後続のシンボル期間に、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、周波数帯域で前記第2のアンテナからチャネル推定シンボルを順次送信するように動作し、
    前記送信機が、個々のバンドホッピングシーケンスを通じて前記2つの送信動作を繰り返すように動作し、
    前記受信機が、前記第1のアンテナにおいて、第1のシンボル期間に、協働する装置によって第1のバンドホッピングシーケンスの第1の帯域で送信されるチャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第1のアンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作し、
    前記受信機が、さらに、前記受信機の前記第2のアンテナにおいて、前記第1のシンボル期間に、別の装置によって前記第2のバンドホッピングシーケンスの前記第1の帯域で送信されるチャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第2のアンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作し、
    前記受信手段が、別の装置で個々のバンドホッピングシーケンスを通じて前記2つの送信動作の反復を予期するように動作し、
    前記受信機が、前記受信機の前記第1のアンテナ以外のアンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1のシンボル期間に、前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第1のアンテナ以外の前記アンテナにおいて、前記第1のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作し、
    前記受信機が、前記受信機の前記第2のアンテナ以外のアンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスの第2の反復の第1のシンボル期間に、前記第1の帯域で送信される前記チャネル推定シンボルを受信するように動作し、この後、前記第2のアンテナ以外の前記アンテナにおいて、前記第2のバンドホッピングシーケンスに従って、続いて送信されるシンボルを受信するように動作する通信装置。
  11. 汎用コンピュータ通信機器を請求項10に記載の装置として構成するように動作するコンピュータプログラム製品。
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