JP2008158647A - データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】 簡単な操作で移動する所在情報で特定されるデバイスのドライバをインストールすることである。
【解決手段】 入力される所在情報をサーバ１３０に送信して（Ｓ４０１）、サーバ１３０から所在情報により特定されるデバイス情報を取得する（Ｓ４０２）。そして、デバイス情報中から選択されるいずれかのデバイスからリソース取得先情報を取得する（Ｓ４０３〜Ｓ４０５）。そして、リソース取得先情報に基づいてネットワーク上から取得されるリソースをダウンロードしてインストールする（Ｓ４１０）特徴とする。
【選択図】 図４

Description

本発明は、デバイスを利用するためのリソースをインストールして当該デバイスに処理を実行させるためのデータ処理装置を含むデータ処理システムのデータ処理方法に関するものである。

ユーザは使用するパーソナルコンピュータ（以下PC）を介してプリンタ、スキャナ等の周辺機器を使用する場合にその周辺機器対応のドライバソフトをユーザのPCにインストールしなくてはならない。

新規にその周辺機器を使用する場合にユーザは使用したいサービスに基づいて対応する周辺機器ドライバをネットワーク上もしくは付属のCD-ROM等の媒体から取得してPCへインストールする。そして、各種設定を実行することで所望の周辺機器に応じたサービスを受けることが可能となる。

また、ネットワーク規模の大きいオフィス内では、一般に複数台の周辺機器をLANに接続して複数ユーザで共用し使用している。

ところで、近年のワイヤレスなネットワーク環境の充実や、自分の席が固定されないフリーアドレスなオフィスの導入などに伴い、携帯性等の利便によりノート型PCを使用する機会が多くなっている。

これにより自分の席に限らず会議室へ移動したときや、またフリーオフィスにより日々異なる座席へ移動した際にも自分のPCを持ち運んで使用することができる。

そして、移動先において、近傍に設置された周辺機器を使用するためには上述したようにその周辺機器のドライバソフトが必要になる。

しかしながら、上述のようなノート型PCを使用しての携帯性の利便とは反対に異なる場所で周辺機器を利用する場合は毎度、使用したいサービスに基づいて近傍の周辺機器の機種等を確認する。そして、ネットワーク上より検索しインストールしたいドライバソフトを選択した上でダウンロードしインストールを行わなければならない。

また、座席の移動毎に所望の周辺機器のドライバソフトをインストールすると、その数が膨大となり、周辺機器を利用する際、その選択が困難となってしまう。

そして、これを防ぐためには、利用し終わった周辺機器のドライバのアンインストールの作業を行わなければならない。従ってユーザはこのような移動に伴い周辺機器デバイスのインストール、アンインストールの作業負荷が増大していくという問題があった。

このような問題に対して、従来ではクライアントPC起動時にクライアントPCと同一のネットワーク内でのプリンタの検索を行う。そして、新規ネットワークプリンタが検出された場合にプリンタドライバをインストールして前記新規ネットワークプリンタを導入するという技術（特許文献１、２）が提案されている。

特開２００２−３６６５０２号公報 特開２００３−１３１８２７号公報

しかし、従来技術では、同一ネットワーク内に新たなプリンタが見つかるとそのプリンタ用のドライバをインストールするので、その数が多くなってしまうとその選択が困難となってしまう。即ち、周辺機器を利用しようとした場合、多数インストールされたドライバのうち、どれがどの場所に設置された周辺機器を利用するためのドライバか再び探す必要があり、その操作が煩わしい。

本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、簡単な操作で所望の所在地に設置されたデバイスを利用可能にすることができる仕組みを提供することである。

上記目的を達成する本発明のデータ処理装置は以下に示す構成を備える。

デバイスを利用するためのリソースをインストールして当該デバイスに処理を実行させるためのデータ処理装置であって、前記デバイスの所在地を示す所在情報を、操作者の指示に基づき入力する入力手段と、前記入力手段で入力された所在情報に対応する所在地に設置されたデバイスを特定するためのデバイス情報を取得する第１の取得手段と、前記第１の取得手段で取得したデバイス情報から選択したデバイスを利用するためのリソースの取得先情報を取得する第２の取得手段と、前記第２の取得手段で取得した取得先情報に基づいてネットワーク上からリソースをダウンロードしてインストールを開始させるインストール手段とを有することを特徴とする。

上記目的を達成する本発明のデータ処理方法は以下に示す構成を備える。

デバイスを利用するためのリソースをインストールして当該デバイスに処理を実行させるためのデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、前記デバイスの所在地を示す所在情報を、操作者の指示に基づき入力する入力工程と、前記入力工程で入力した所在情報に対応する所在地に設置されたデバイスを特定するためのデバイス情報を取得する第１の取得工程と、前記第１の取得工程で取得したデバイス情報から選択したデバイスを利用するためのリソースの取得先情報を取得する第２の取得工程と、前記第２の取得工程で取得した取得先情報に基づいてネットワーク上からリソースをダウンロードしてインストールを開始させるインストール工程と、を有することを特徴とする。

本発明によれば、操作者が利用したいデバイスの所在地を入力することによってデバイスを利用可能とするためのリソースのインストールを行うことができるので、簡単な操作で所望の所在地に設置されたデバイスを利用可能にすることができる。

次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。

＜システム構成の説明＞
〔第１実施形態〕
図１は、本発明の第１実施形態を示すデータ処理装置を適用可能な画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。本例では、デバイスとして、プリンタの例を示すが、デバイスは、入力デバイスであるスキャナ装置や、入出力デバイスとして複合機であってもよい。

以下、本実施形態では、リソースとして、プリンタのプリンタドライバ、該プリンタドライバをインストールする際の通信設定情報（ポート情報）とインストーラを含むものとする。

そして、ホストコンピュータ１１０がサーバ１３０に所在情報を通知した後、サーバ１３０が取得した所在情報から特定したデバイス情報を取得して、デバイス情報から選択されるデバイスにアクセスする。ここで、所在情報の一例として、デバイスが設置されているフロアを示すエリア（"２１２会議室"）の例を示すが、このような情報に限定されることはなく、あらかじめ登録された領域のコード情報であってもよい。

そして、ホストコンピュータ１１０がそのデバイスからリソース取得先情報を取得して、インターネットを介してそのＵＲＬからリソースを取得してインストールする場合について詳述する。

図１において、１１０はホストコンピュータで、その内部にあるネットワークＩ／Ｆ部１１２でＬＡＮ１０２に接続されており、更にＬＡＮ１０２はルータ１０１を介してインターネット１００に接続されている。

このため、ホストコンピュータ１１０はインターネット１００にアクセスして必要に応じて様々な資源をダウンロードすることができる。

更に、ホストコンピュータ１１０は大規模記憶領域であるＨＤＤ（ハードディスク）１１８上にアプリケーションプログラム（アプリケーション）１１１とプリンタドライバ１１３を有している。

アプリケーション１１１はワードプロセッサのような文書作成ソフトウエアや、図形作成ソフトウエア、イメージ編集ソフトウエアなどである。そして、作成された文書はプリンタドライバ１１３でプリンタが解釈可能な印字データに変換される。その後、ネットワークＩ／Ｆ部１１２を介してＬＡＮ１０２に接続されているプリンタ１０４に送信される。また、アプリケーション１１１は後述する図４のフローチャートの処理を実行するアプリケーションソフトも含む。

プリンタドライバ１１３は、印刷に使用するプリンタ毎に別プログラムとしてＨＤＤ１１８上に保持され、生成する印字データもプリンタによって異なる。

例えば、プリンタヘッドのスキャンライン毎に印字するインクジェットプリンタのプリンタドライバは全ての描画データをイメージデータに変換して送信する。一方、ページ単位で印刷することができるレーザビームプリンタのプリンタドライバは文字は文字として、図形は図形として送信する。

なお、プリンタドライバ１１３は、コマンド生成部１１４、解析部１１５及びユーザＩ／Ｆ部１１６とで構成されている。

解析部１１５は、アプリケーション１１１から渡される文字や図形及びイメージデータの解析を行う。コマンド生成部１１４でそのプリンタ１２０またはプリンタ１０４が解釈可能なコマンドに変換し、ネットワークＩ／Ｆ部１１２を介してプリンタ１２０またはプリンタ１０４に送信される。

尚、ユーザＩ／Ｆ部１１６はユーザが印刷を実行する際に、例えば解像度やカラー／モノクロ、片面印刷／両面印刷等の指定を行わせるためのプログラムである。ユーザの指定はコマンド生成部１１４で生成されるコマンドに反映される。

１１７はプリンタドライバ管理部で、ホストコンピュータ１１０にインストールされているプリンタドライバ１１３と、それがどのポート即ちどのプリンタに割り当てられているかを管理している。そして、必要に応じてプリンタドライバの自動インストール処理を行う。

本実施形態では、プリンタドライバ管理部１１７は、以下の処理を行う。

プリンタドライバ管理部１１７は、入力される所在情報をサーバ１３０に送信して、サーバ１３０から所在情報により特定されるデバイス情報を取得する第１の取得機能を備える。これにより、サーバ１３０で領域毎に管理されているデバイスを特定することでができる。なお、入力される所在情報を図３Ａ、図５Ａに示し、デバイス情報の一例を、図３Ｂ、図５Ｂに示す。

また、プリンタドライバ管理部１１７は、デバイス情報中から選択されるいずれかのデバイス（例えばプリンタ１２０）からリソース取得先情報を取得する第２の取得機能を備える。ここで、リソース取得先情報とは、後述するようにインターネット１００上で特定されるＵＲＬとする。

さらに、プリンタドライバ管理部１１７は、リソース取得先情報に基づいてネットワーク上から取得されるリソースをダウンロードしてインストールを開始させるインストール機能を有する。なお、インターネット１００上から取得するリソースには、インストーラが含まれているので、ユーザがそのインストーラの実行を指示することで、リソースに含まれるプリンタドライバ、ポート情報に従い、ドライバをインストールすることができる。

ＬＡＮ１０２には複数のホストコンピュータが接続可能であり、１０３は別のホストコンピュータである。

１２０はプリンタで、その内部にあるネットワークＩ／Ｆ部１２１でＬＡＮ１０２に接続されており、ホストコンピュータ１１０又はホストコンピュータ１０３から送信された印字データに従って印刷処理を行う。

プリンタ１２０において、ネットワークＩ／Ｆ部１２１で受信したデータはコマンド解釈部１２２で解釈され、印字データは内部的な描画データに変換されて描画部１２３に渡される。

プリンタ本体がページプリンタの場合、描画部１２３では１ページ分の描画データを蓄積し、１ページの終了指示があると蓄積した１ページ分の描画データをビットマップデータにラスタライズして印刷制御部１２４に送信する。印刷制御部１２４は描画部１２３から受け取ったビットマップデータを印刷機構本体１２５との同期を取りながら印刷機構本体１２５に転送して印刷する。

１２６はハードディスクや大容量のＲＡＭ等で構成される大容量記憶部であり、フォームデータやダウンロードフォント等を記憶することができる。

１２７はＲＯＭ又はＮＶＲＡＭで構成されるＵＲＬ記憶部であり、最新バージョンのプリンタドライバをダウンロードするためのサーバの所在が記憶されている。

１３０はサーバで、その内部にあるネットワークＩ／Ｆ部１３１でＬＡＮ１０２に接続されている。そして、サーバ１３０は、ホストコンピュータ１１０又は上述のプリンタ１２０などから送信されたコマンドによりコマンド解釈部１３３によりネットワーク装置情報管理部（ＮＤＩＭ）１３４内にあるデータの読み出す。そして、サーバ１３０は、書き込み等の制御を行いコマンド生成部１３２により上記データをコマンドデータに変換しネットワークＩ／Ｆ部１３１を介しLANへデータを送信する。１０４は別のプリンタであり、印刷の目的や使用頻度を考慮してＬＡＮ１０２には複数のプリンタが接続されるのが一般的である。

図２は、図１に示したサーバ１３０内のＮＤＩＭ１３４に登録されているデータベース２００の一例を示す図である。なお、各行のデータがそれぞれデバイス１台に関するデータを示している。

図２において、各列の２０１はデータはそれぞれデバイスの名称である。各列の２０２はデバイスの設置されているエリアを示すエリア情報である。各列の２０３はデバイスのネットワークアドレス（IPアドレス）である。各列の２０４はカラー印刷機能、両面印刷機能、ステープル機能などの各種機能をサポートしているかどうかを示す属性である。

これによりユーザがホストコンピュータ１１０上でアプリケーションソフトを介しサーバのＮＤＩＭ１３４へアクセスすることによりLAN１０２へ接続されている装置の上記のような情報を参照することができる。

次に、本実施形態の特徴であるエリア指定によるプリンタの検索及び所望のプリンタドライバの自動インストール処理について説明する。ホストコンピュータ１１０にはこのドライバの自動インストール処理を実行するためのアプリケーションソフトがインストールされているものとする。

図３Ａ、図３Ｂは、図１に示したホストコンピュータ１１０が備える表示装置に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。

なお、図３Ａは使用するエリア入力画面３１に対応し、図３Ｂはデバイス検索ウインドウ３２に対応する。

図３Ａは本アプリケーションソフトを立ち上げた際の画面の一例である。ユーザは座席を移動し、自分のノートPCをネットワークに接続する。そして、この画面において、例えばキーボードを操作して"２１２会議室"などユーザが使用したいデバイスが設置してあるエリアの入力を行う。ここでいうエリアはIPアドレスなどのネットワーク上のエリアではなく、デバイスが設置されているフロアなどを特定できるようなエリアである。

このようにして"２１２会議室"の入力を実行したらユーザは"実行"ボタンをポインティングデバイス（不図示）でクリックするなどして押下する。これにより、ホストコンピュータ１１０からＬＡＮ１０２を介してサーバ１３０へ当該エリア近傍に設置されたデバイスの情報を問い合わせる。

サーバ１３０は上述したＮＤＩＭ１３４へ予め登録してあるデバイスのエリア属性と照合し、ユーザが入力したエリアに該当するデバイスの検索結果を呼び出す。そして、検索結果をホストコンピュータ１１０へ送信する。

こうしてホストコンピュータ１１０はエリアに対応するデバイス情報を受信し、図３Ｂに示すデバイス検索ウインドウ３２を表示装置に表示することによりユーザに検索結果を提示する。本例は、"２１２会議室"に設置されたデバイスとして、例えば３台のプリンタが検索された状態に対応する。

なお、本例では、デバイス情報にはデバイスのモデル名の他にデバイスが有する機能属性（例えば、モノクロ／カラーの別、仕上げ機能等）も表示することでユーザがデバイスに関する情報を容易に把握できるようにした。

これによりユーザはインストールしたいデバイスの選択部３２−１にチェックを行い確定後、ポインティングデバイスにて"実行"ボタンＢＴ１１をクリックすることで対象デバイスのドライバソフトの自動インストールのための処理を開始する。

なお、キャンセルボタンＢＴ１３をクリックするとデバイスのドライバのインストールは行われずに終了する。また、ＢＴ１２は再選択ボタンである。

図３Ｂに示すデバイス検索ウインドウ上で、選択されたデバイスのドライバのインストール指示がされると、プリンタドライバ管理部１１７はプリンタドライバの自動インストール処理を行う。プリンタドライバの自動インストール処理の処理手順を、図４のフローチャートを参照して詳細に説明する。

図４は、本実施形態の第１のデータ処理手順を示すフローチャートである。本例は、プリンタドライバの自動インストール処理の処理例である。なお、Ｓ４０１〜Ｓ４１２は各ステップを示す。また、各ステップは、ホストコンピュータ１１０のＣＰＵがＲＡＭ上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。本例は、"２１２会議室"のプリンタを検索してドライバをインストールする処理例である。

まず、Ｓ４０１で、第１のデータ処理手順を行うためのアプリケーションソフトを起動し、図３Ａの画面にて利用したいデバイスが設置されているエリアを入力する（Ｓ４０１）。これにより入力されたエリアに対応するネットワークデバイス情報をサーバ１３０から取得し、Ｓ４０２で、デバイス検索ウインドウ３２上にリスト表示する。

次に、Ｓ４０３で、図３Ｂに示したデバイス検索ウインドウ３２上において、ユーザによりドライバをインストールしたいデバイスの選択が行われ。"２１２会議室"で利用可能なプリンタに対応する選択部３２−１にチェックを入れるとデバイスが確定する。次に、Ｓ４０４で、"実行"ボタンＢＴ１１が押下されると選択されたデバイスのドライバのインストールのための処理が開始される。

Ｓ４０５で、選択部３２−１にチェックされたプリンタに割り振られているIPアドレスをサーバ１３０より呼び出し取得する。

更に、Ｓ４０６で、そのＩＰアドレスに基づきプリンタにアクセスし、プリンタドライバの取得先を示すＵＲＬ（プリンタ１２０が備えるＵＲＬ記憶部１２７に記憶されている）を取得する。

なお、ホストコンピュータ１１０とプリンタ１２０との通信はそれぞれのネットワークＩ／Ｆ部１１２及びネットワークＩ／Ｆ部１２１とでＬＡＮ１０２の所定のプロトコルを用いて行われる。

また、ホストコンピュータ１１０のプリンタドライバ管理部１１７のプリンタドライバのＵＲＬの取得要求はプリンタ制御コマンドとして送信され、それはプリンタ１２０のコマンド解釈部１２２で解釈される。

このようにして、プリンタ１２０はホストコンピュータ１１０からのプリンタドライバのＵＲＬ取得要求に対して、ＵＲＬ記憶部１２７に記憶されているプリンタドライバのＵＲＬを読み出す。そして、プリンタ１２０は、読み出したＵＲＬをホストコンピュータ１１０に送信する。

なお、ＵＲＬ記憶部１２７にはデバイスのタイプ毎に固有のＵＲＬが格納されており、例えば、「ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ＸＸＸＸ．ｃｏ．ｊｐ／Ｐｒｉｎｔｅｒ Ｄｒｉｖｅｒ／ＩＩＩ３１５０．ｈｔｍｌ」のような文字列で保持されているものとする。

このようしてホストコンピュータ１１０のプリンタドライバ管理部１１７は、Ｓ４０７で、"２１２会議室"で利用可能なプリンタに対応するプリンタドライバのＵＲＬを取得すると、インターネット１００上のそのＵＲＬにアクセスする。そして、Ｓ４０８で、"２１２会議室"で利用可能なプリンタに対応するプリンタドライバのインストール実行ファイルをダウンロードする。

このようにして"２１２会議室"で利用可能なプリンタに対応するインストール実行ファイルのダウンロードが完了すると、Ｓ４０９で、インターネットへのアクセスを解除する。

続いて、Ｓ４１０で、プリンタドライバ管理部１１７がインターネット１００上のそのＵＲＬ（ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ＸＸＸＸ．ｃｏ．ｊｐ／Ｐｒｉｎｔｅｒ Ｄｒｉｖｅｒ／ＩＩＩ３１５０．ｈｔｍｌ）から取得したプリンタドライバのインストールを行う。ここでは、ダウンロードの完了に従ってインストーラを自動的に起動し、インストールを開始するようにしてもよいし、ここでユーザにインストールを開始してよいか問い合わせる表示を行い、これに対しユーザがインストールを開始するよう指示した場合にインストールを開始するようにしてもよい。なお、このとき、本アプリケーションソフトからプリンタドライバのインストーラに対し、インストールの開始が指示される。

ここで、インターネット１００上のそのＵＲＬからダウンロードしたファイルはホストコンピュータ１１０上で実行可能なプログラムであり、このプログラムを実行することで新たなプリンタドライバがインストールされ使用可能になる。また、インストールの際は、ＯＳと連動してドライバを利用するための各種設定がなされる。

このようにしてプリンタドライバのインストールが完了すると、最後に、Ｓ４１１で、ステップＳ４０８でインストールしたインストール実行プログラムを削除し、プリンタドライバの自動インストールを終了する。

そして、Ｓ４１２で、ユーザがエリア指定を行い、図３Ｂで選択されたデバイスのドライバ全てのインストールが終了したか否かの判断を行う。そして、完了するまでＳ４１５〜Ｓ４１２のフローを繰り返すことでユーザが指定したエリア内での任意のデバイスのドライバソフトの自動インストール作業が終了する。

このように本実施形態における画像処理システムではユーザが座席移動を行いその周辺の所望のデバイスを使用したい場合もしくは任意の場所で印刷物を出力したい場合などにおいて、以下の効果を奏する。

ユーザはホストコンピュータから所望のエリアを指定することで指定エリア内のネットワークに接続されているデバイスのドライバを検索し、自動インストールを行うことが可能となる。従って、ユーザは移動先の居室からネットワーク接続すると、選択されたエリアのデバイスに容易にアクセスして、居室内で選択可能なデバイスのサービスを受けることができる。

なお、本実施形態では、図３の（Ａ）において、実際の設置エリアの場所をそのまま記述する形での入力を行ったが、エリアを例えば"A3−201"のようにコード化されたものを記述する形態でもよい。

また、エリア指定を例えば"２１２会議室＿２２２会議室"のように２つの場所を同時に指定するなど複数エリアを一度に指定できる形態にしてもよい。

さらに、本実施形態では、アプリケーションソフトを立ち上げて所定の欄にエリアを記述し指定を行う場合について説明した。

これに対して、例えばエリアに立ち入る際にIDカード認証を行うシステム等を利用して、そのエリアに入る許可を得た場合はカードにユーザが現在居るエリア情報を格納する。そして、ホストコンピュータ１１０にカード情報を読み取らせるシステムを設けてそのカードよりユーザが居るエリア情報を自動で吸い上げるようにしてもよい。その他、種々の方法でユーザが現在いる場所を特定し、それに応じたデバイス及びデバイスを利用するためのドライバをインストールできるようにしてもよい。
また、以上の説明では、ドライバの取得先をデバイス自身から取得するようにした。しかしながら、ＮＤＩＭ１３４にドライバの取得先のＵＲＬも登録しておき、これにより取得先をサーバ１３０から取得することができる。
また、ドライバをプリンタ１２０の大容量記憶部１２６に記憶しておき、そこから取得するようにしてもよいし、サーバ１３０で記憶しておき、そこから取得するようにしてもよい。

〔第２実施形態〕
上記実施形態では、ユーザによる使用するエリアの情報を入力することで、図３Ｂに示すデバイス検索ウインドウ３２に検索されたデバイスの一覧を表示する場合について説明した。しかしながら、接続しているエリアに多くのデバイスがネットワーク接続されている場合には、ユーザが欲する属性のプリンタ以外のプリンタも接続されている場合がある。この場合には、リスト上に多くのデバイス情報が表示されるので、ユーザは属性情報を参照して欲するデバイスを決定する必要がある。

そこで、ユーザが欲する属性のプリンタを絞り込んでデバイス検索ウインドウに表示するように制御して、ユーザのデバイス検索負担を軽減できるように構成してもよい。以下、その実施形態について説明する。

次に、本発明の第２実施形態を説明する。本実施形態に係る画像処理システムの構成は、図１に示した第１実施形態と同様であり、詳細は上述したので説明を省略する。

なお、第１実施形態と同様に、本実施形態でもホストコンピュータ１１０内のアプリケーションにおいてネットワークデバイス装置の検索を行うクライアントソフトウェアがインストールされている。そして、以下に説明するようなエリア情報とサービス機能によるネットワークデバイス検索を行うものとする。なお、クライアントソフトウェアを以下ネットワークデバイス検索ソフトウエアと呼ぶ。

したがって本実施形態では上述のネットワークデバイス検索ソフトウエアを使用し、ユーザは第１実施形態と同様にエリア情報を入力する。さらに、後述するように使用したいサービスの一覧を表示し、選択することでさらに最適なデバイスを選択するものである。

図５Ａ〜図５Ｃは、本実施形態を示すデータ処理装置で表示されるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。本例は、ネットワークデバイス検索ソフトウエアを立ち上げた際の画面の一例である。

本実施形態では、使用するエリアの指定と使用したいサービスの各機能を選択することで検索を実行する構成とする。本実施形態では、第１実施形態において示した選択エリアに加えて、ユーザが使いたい機能（属性）や、制御言語、サービスをあらかじめ入力することで、同一領域内で、選択可能なデバイス候補を絞りこむことで、ユーザの選択デバイスを容易にしている。ここで、制御言語とは、ＬＩＰＳ（登録商標）、ＰＳ（ＰｏｓｔＳｃｒｉｐｔ（登録商標））等がある。

図５Ａに示すようにネットワークプリンタを例にとれば、エリア５１の指定の他に、カラー印刷機能５２の有無、ステープル機能の有無、両面印刷機能の有無などの属性５３、ＰＤＬ５４、その他５５を少なくとも１つ以上指定して作成するものとする。

入力を実行したら第１実施形態と同様に"実行"ボタンＢＴ１をポインティングデバイス（不図示）でクリックすることにより、ホストコンピュータ１１０からLAN１０２を介してサーバ１３０へ問い合わせる。

サーバ１３０は上述したＮＤＩＭ１３４へ予め登録したあるデバイスのエリア属性に加え、本実施形態では、サーバ１３０内のＮＤＩＭ１３４に登録されているエリア情報の他に以下の情報の参照する。つまり、カラー印刷機能、両面印刷機能、ステープル機能などの各種機能をサポートしているかどうかを示す属性２０４の部分も検索対象とし、絞り込み検索を行う。

このようにして、入力したエリア５１、使用したいサービスに該当するデバイスの検索結果を呼び出し、ホストコンピュータ１１０へ検索結果を送信する。

こうしてホストコンピュータ１１０は、エリア５１に対応するデバイス情報を受信し、図５Ｂに示すデバイス検索ウインドウ５７を表示装置に表示することによりユーザに検索結果を提示する。

これにより、ユーザはドライバをインストールしたいデバイスに図５Ｂのデバイス検索ウインドウ５７のようにチェックを行うことで確定する。この後、ポインティングデバイスにて"実行"ボタンＢＴ１１をクリックすることで対象デバイスのドライバソフトの自動インストールを開始する。

なお、キャンセルボタンをクリックするとデバイスのインストールは行われずに終了する。

ここで選択されたプリンタドライバの自動インストール処理の処理手順は第１の実施形態と同様で図４のフローチャートのようになる。

これにより本実施形態では、ユーザがエリア情報の他に使用したいサービス情報を付加することでより最適なデバイスのドライバソフトを自動インストールすることが可能となる。

なお、ここで使用したいサービスを入力して指定エリア内のデバイスを検索したが、指定エリア内に指定したサービスを有するデバイスが見つからない場合もある。

そこで、指定エリア内に指定したサービスを実行可能なデバイスが見つからない場合には、指定サービスと完全に一致しなくとも指定エリア内のデバイスを表示し、指定サービスのうち視聴できないサービスについてそれがわかるような表示を行うようにしてもよい。そして図５Ｃのように最適なものが見つからなかった旨のメッセージ５８を表示した上でエリアの再指定を可能とする表示構成にしてもよい。

なお、図５Ｃにおいて、ＢＴ１４はエリア再指定ボタンで、図５Ｃの表示画面からエリアを指定するための図５Ａのエリア５１を表示する際に押下される。すると、Ｓ４０１から処理をやり直すことができる。

〔第３実施形態〕
次に、本発明の第３実施形態を説明する。本実施形態に係る画像処理システムの構成は、第１実施形態と同様であり、詳細は上述したので説明を省略する。

本実施形態では第１、第２実施形態で示したエリア指定を行い、検索しインストールしたデバイスのドライバソフトをアンインストールする方法である。

本実施形態では、ホストコンピュータ１１０のプリンタドライバ管理部１１７が前回のドライバのインストールの際に入力された第１の所在情報と新たに入力される第２の所在情報とが一致しているかを判断する判断機能を備える。即ち、第１、第２実施形態の処理に従ってドライバのインストールが行われた場合、Ｓ４０１で入力したエリア情報をプリンタドライバ管理部１１７で記憶する。そして、新たにＳ４０１でエリア情報が入力され、新たなドライバのインストールが行われる場合、記憶していたエリア情報と一致するか判断する。これにより、ユーザがネットワーク上で、ホストコンピュータ１１０を持って移動したと判断し、以下に説明するように移動先が変更される毎に、必要なデバイスドライバのインストールと、不要なアンインストールを確実に行うことができる。

また、プリンタドライバ管理部１１７の判断機能により第１と第２の所在情報とが一致しないと判断した場合に、アンインストールすべき第１の所在情報に対応するデバイスのリソース情報を表示する（図６Ｂの画面参照）。

さらに、プリンタドライバ管理部１１７の表示機能で表示された図６Ｂの画面上からリソース情報中からアンインストールするデバイスを選択する。このようにして、プリンタドライバ管理部１１７がユーザの操作で選択されたデバイスのリソースをＨＤＤ１１８からアンインストールする。これにより、ＨＤＤ１１８の空き領域を確保して、メモリを有効に活用することができる。さらに、大量のドライバがインストールされたままとなり、実際にドライバを使用しようとしたときにその選択が困難となるような事態を防止できる。

図６Ａ、図６Ｂは、本発明の第３実施形態を示すデータ処理装置におけるデバイスドライバインストール操作画面の一例を示す図である。

本実施形態では、ユーザが第１、第２実施形態の場合と同様に以前の座席より移動し、移動先にて、自分のノートPCをネットワークケーブルを介してネットワークに接続する。

そして、上述した、アプリケーションソフトを立ち上げ、アプリケーション画面により図６Ａに示すように"３１１会議室"のようにユーザが使用したいエリアを同じ手法で入力する。

このときにホストコンピュータ１１０はアプリケーションにより管理されていた前回のエリア指定情報とそのエリア指定によりインストールされたデバイスのドライバ情報を確認する。そして、今回指定されたエリア情報と異なる場合は、図６Ｂのように前回のドライバソフトのアンインストールを促す指示を表示する。これにより、ユーザが"実行"ボタンＢＴ１１をポインティングデバイス（不図示）でクリックすることにより、前回のエリア指定でインストールしたドライバソフトの自動アンインストールを実行する。以下に自動アンインストールの手順をフローチャートを用いて説明する。

図７は、本実施形態を示す第２のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、プリンタドライバの自動アンインストール処理の処理例である。なお、Ｓ７０１〜Ｓ７０６は各ステップを示す。また、各ステップは、ホストコンピュータ１１０のＣＰＵがＲＡＭ上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。

まず、Ｓ７０１で、ユーザは、上記実施形態と同様に、アプリケーションソフトを起動して、ユーザによる今回の指定エリアを入力する。次に、Ｓ７０２で、今回の指定エリアと前回の指定エリアが同じか否かを判断する。ここで、今回の指定エリアと前回の指定エリアが異なると判断した場合は、Ｓ７０３で、前回のエリア指定にてインストールされたドライバの一括アンインストールを実行するか否かの表示を行う。ここで、図６Ｂに示すインストール済みプリンタドライバの確認画面が表示され、今回の指定エリアと前回の指定エリアが異なることをユーザに通知する。一方、Ｓ７０２で、今回の指定エリアと前回の指定エリアが同じと判断した場合は、本処理を終了する。

ここで、ユーザが図６Ｂに示すボタンＢＴ１１を押下して、一括アンインストール要求しているかどうか、すなわち、アンインストールを実行するかどうかを判断する。ここで、アンインストールを実行しないと判断した場合は、本処理を終了する。

次に、Ｓ７０４で、前回インストールされたプリンタドライバは、プリンタドライバ本来の機能の提供を終了するとともに、プリンタドライバのアンインストーラを起動する。

プリンタドライバのアンインストーラ（図６では、「***_uninstall.exe」として図示）は、プリンタドライバのデータの一部として、ハードディスク１１８が記憶している。

そして、Ｓ７０５で、プリンタドライバ管理部１１７は、ハードディスク１１８に記憶されたアンインストーラを、プリンタドライバ管理部１１７に設けられたＲＡＭ（不図示）に読み出して起動する。アンインストーラは、プリンタドライバ管理部１１７のＲＡＭ上で稼動することで、プリンタドライバをアンインストールする。次に、Ｓ７０６で、プリンタドライバのデータを、アンインストーラ自身のデータも含めてハードディスク１１８から消去して、本処理を終了する。

この後、プリンタドライバのデータが記憶されていたハードディスク１１８上の領域は、他のデータの記憶に用いることができる。

このようにして、ホストコンピュータ１１０は、アンインストールの終了後に第１、第２実施形態にあるようなエリア指定によるインストール処理を継続する。

上記のように以前の指定エリアが今回の指定エリアと異なる場合は、自動的にアンインストールを実行する表示を行いアンインストールを実行できる構成にする。これにより、使用しないエリアのプリンタドライバにより、ユーザのパーソナルコンピュータのハードディスク領域に記憶されたデータ量を増やすことがなくなる。また、アンインストールにより、パーソナルコンピュータの処理効率を向上させることができる。さらに、大量のドライバがインストールされたままとなり、実際にドライバを使用しようとしたときにその選択が困難となるような事態を防止できる。
また、アンインストールは、ユーザがドライバのインストール後、エリアを移動したと判定できたときに実行させるので、ユーザがまだそのエリアにいるときに実行されてしまうような不都合はない。

なお、第１〜３の実施の形態においては、全てプリンタドライバのエリア指定に基づくインストール、アンインストールについて説明をしてきた。

しかしながら、本発明は、ネットワークに接続され、エリア登録のされているデバイスであればどのようなネットワークデバイスでも適用可能である。例えばスキャナ、ネットワークに接続できるデジタルカメラなどのドライバの自動インストールに適用することもできる。

〔第４実施形態〕
上記実施形態では、リソースを取得する所在情報として、会議室名等を入力する場合について説明したが、所在情報で特定される領域は、一定の重なりを持つ領域として管理されている場合もある。そこで、サーバが管理する所在情報に一定の重なりを持つ領域として管理可能とすることで、ユーザの移動に伴う領域の境界における利便性を向上させてもよい。

〔第５実施形態〕
以下、図８に示すメモリマップを参照して本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。

図８は、本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。

なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報，作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のＯＳ等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。

さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。

本実施形態における図４、図７に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、ＣＤ−ＲＯＭやフラッシュメモリやＦＤ等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。

以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ（またはＣＰＵやＭＰＵ）が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。

この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、ＯＳに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。

プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ＭＯ、ＣＤ−ＲＯＭ、ＣＤ−Ｒ、ＣＤ−ＲＷ、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ＲＯＭ、ＤＶＤなどを用いることができる。

この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるＷＷＷサーバやｆｔｐサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。

また、本発明のプログラムを暗号化してＣＤ−ＲＯＭ等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。

また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているＯＳ（オペレーティングシステム）等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるＣＰＵ等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。

本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形（各実施形態の有機的な組合せを含む）が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。

本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。

本発明の第１実施形態を示すデータ処理装置を適用可能な画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。 図１に示したサーバ内のネットワーク装置情報管理部に登録されているデータベースの一例を示す図である。 図１に示したホストコンピュータが備える表示装置に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 図１に示したホストコンピュータが備える表示装置に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置における第１のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示すデータ処理装置で表示されるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置で表示されるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置で表示されるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。 本発明の第３実施形態を示すデータ処理装置におけるデバイスドライバインストール操作画面の一例を示す図である。 本発明の第３実施形態を示すデータ処理装置におけるデバイスドライバインストール操作画面の一例を示す図である。 本実施形態を示すデータ処理装置における第２のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るデータ処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。

符号の説明

１００ インターネット
１０１ ルータ
１０３ ＰＣ
１０４ プリンタ
１１０ ホストコンピュータ
１１２ ネットワークＩ／Ｆ
１１３ プリンタドライバ
１１７ プリンタドライバ管理部
１２０ プリンタ
１３０ サーバ

Claims (17)

1. デバイスを利用するためのリソースをインストールして当該デバイスに処理を実行させるためのデータ処理装置であって、
   前記デバイスの所在地を示す所在情報を、操作者の指示に基づき入力する入力手段と、
   前記入力手段で入力された所在情報に対応する所在地に設置されたデバイスを特定するためのデバイス情報を取得する第１の取得手段と、
   前記第１の取得手段で取得したデバイス情報から選択したデバイスを利用するためのリソースの取得先情報を取得する第２の取得手段と、
   前記第２の取得手段で取得した取得先情報に基づいてネットワーク上からリソースをダウンロードしてインストールを開始させるインストール手段と、
   を有することを特徴とするデータ処理装置。
2. 前記データ処理装置の所在地を判定する判定手段を有し、前記入力手段は、前記判定手段で判定された所在地に対応する所在情報を入力することを特徴とする請求項１記載のデータ処理装置。
3. 前記第１の取得手段が取得するデバイス情報に基づいて選択可能なデバイス一覧を表示する第１の表示手段と、
   前記第１の表示手段により表示されるデバイス一覧からリソースをインストールすべきデバイスを選択するインストールデバイス選択手段とを有し、
   前記インストール手段は、インストールデバイス選択手段により選択されたデバイスから前記取得先情報を取得し、当該取得先情報に基づいてネットワーク上からリソースを取得してインストールを開始させることを特徴とする請求項１または２に記載のデータ処理装置。
4. 前記第１の取得手段は、前記入力手段で入力した所在情報と利用するデバイスのサービス情報とを検索情報として検索指示を行い、この検索指示に対する検索結果として特定されたデバイス情報を取得することを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のデータ処理装置。
5. 前記サービス情報は、デバイスの属性情報と、制御言語情報、特定機能情報、通信制御情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項４記載のデータ処理装置。
6. 前記インストール手段によるインストールを行う前に前記入力手段で入力された第１の所在情報と、前記インストール手段によるインストールを行った後に前記入力手段で入力された第２の所在情報とが一致しているかを判断する判断手段と、
   前記判断手段により第１と第２の所在情報とが一致しないと判断した場合に、アンインストールすべき前記第１の所在情報に対応するデバイス情報を表示する第２の表示手段と、
   前記第２の表示手段により表示されたデバイス情報中からアンインストールするデバイスを選択するアンインストールデバイス選択手段と、
   前記アンインストールデバイス選択手段により選択されたデバイスのリソースのアンインストールを開始させるアンインストール手段と、
   を有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載のデータ処理装置。
7. 前記リソースは、前記デバイスのドライバ、通信設定情報、インストーラを含むことを特徴とする請求項１乃至６のいずれかに記載のデータ処理装置。
8. デバイスの所在地を示す所在情報とデバイスを特定するためのデバイス情報を管理するサーバ装置と通信可能なデータ処理装置を含むデータ処理システムであって、
   前記データ処理装置は、
   前記デバイスの所在地を示す所在情報を、操作者による指示に基づき入力する入力手段と、
   前記入力手段で入力した所在情報を前記サーバ装置に送信して、前記サーバ装置から前記所在情報により特定されるデバイスのデバイス情報を取得する第１の取得手段と、
   前記第１の取得手段で取得したデバイス情報から選択されるデバイスを利用するためのリソースの取得先情報を取得する第２の取得手段と、
   前記第２の取得手段で取得した取得先情報に基づいてネットワーク上から取得されるリソースをダウンロードしてインストールを開始させるインストール手段とを有し、
   前記サーバ装置は、
   データ処理装置から取得する所在情報に基づいて、該所在情報で特定されるデバイス情報を前記データ処理装置に通知するデバイス情報通知手段を有することを特徴とするデータ処理システム。
9. デバイスを利用するためのリソースをインストールして当該デバイスに処理を実行させるためのデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、
   前記デバイスの所在地を示す所在情報を、操作者の指示に基づき入力する入力工程と、
   前記入力工程で入力した所在情報に対応する所在地に設置されたデバイスを特定するためのデバイス情報を取得する第１の取得工程と、
   前記第１の取得工程で取得したデバイス情報から選択したデバイスを利用するためのリソースの取得先情報を取得する第２の取得工程と、
   前記第２の取得工程で取得した取得先情報に基づいてネットワーク上からリソースをダウンロードしてインストールを開始させるインストール工程と、
   を有することを特徴とするデータ処理方法。
10. 前記特定されるデバイス情報は、前記所在情報で特定される領域内で選択可能なデバイス情報であることを特徴とする請求項９記載のデータ処理方法。
11. 前記第１の取得工程が取得するデバイス情報に基づいて選択可能なデバイス一覧を表示する第１の表示工程と、
    前記第１の表示工程により表示されるデバイス一覧からリソースをインストールすべきデバイスを選択するインストールデバイス選択工程とを有し、
    前記インストール工程は、インストールデバイス選択手段により選択されたデバイスから前記取得先情報を取得し、当該取得左記情報に基づいてネットワーク上からリソースを取得してインストールを開始させることを特徴とする請求項９または１０に記載のデータ処理方法。
12. 前記第１の取得工程は、前記入力工程で入力された所在情報と利用するデバイスのサービス情報とを検索情報として検索指示を行い、この検索指示に対する検索結果として特定されたデバイス情報を取得することを特徴とする請求項９乃至１１のいずれかに記載のデータ処理方法。
13. 前記サービス情報は、デバイスの属性情報と、制御言語情報、特定機能情報、通信制御情報のいずれかを含むことを特徴とする請求項１２記載のデータ処理方法。
14. 前記インストール工程によるインストールを行う前に前記入力工程で入力された第１の所在情報と、前記インストール工程によるインストールを行った後に前記入力工程で入力された第２の所在情報とが一致しているかを判断する判断工程と、
    前記判断工程により第１と第２の所在情報とが一致しないと判断した場合に、アンインストールすべき前記第１の所在情報に対応するデバイス情報を表示する第２の表示工程と、
    前記第２の表示工程により表示されたデバイス情報中からアンインストールするデバイスを選択するアンインストールデバイス選択工程と、
    前記アンインストールデバイス選択工程により選択されたデバイスのリソースのアンインストールを開始させるアンインストール工程と、
    を有することを特徴とする請求項９乃至１３のいずれかに記載のデータ処理方法。
15. 前記リソースは、前記デバイスのドライバ、通信設定情報、インストーラを含むことを特徴とする請求項９乃至１４のいずれかに記載のデータ処理方法。
16. 請求項９乃至１５のいずれかに記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
17. 請求項９乃至１５のいずれかに記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

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