JP2008157691A - 画像表示パネル検査用治具、画像表示パネル検査装置、及び画像表示パネル検査方法 - Google Patents

画像表示パネル検査用治具、画像表示パネル検査装置、及び画像表示パネル検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像表示パネルの角度誤差を、大掛かりな装置を必要とせず、簡便かつ高精度に補正可能な画像表示パネル検査用治具を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像表示パネル検査用治具は、上記画像表示パネルを支持する第1の支持手段2及び第2の支持手段3を備え、第1の支持手段2は画像表示パネル5を保持するように設けられた保持部4a,4b、並びに、当該保持部を支持する第1の治具本体4c,4dを備え、第2の支持手段3は、第1の支持手段2とは反対側から、画像表示パネル5を挟んで保持するように設けられた保持部4e,4f、及び、当該保持部を支持する第2の治具本体4g,4hを備え、治具本体4cを基準として画像表示面7の角度誤差を、補正するように駆動する角度補正保持部4aをさらに備え、角度補正保持部4aは、治具本体4cに支持される保持部に設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像表示パネル検査用治具(ジグ)、画像表示パネル検査装置、及び画像表示パネル検査方法に関するものであり、具体的には、画像表示パネルの欠陥等を検査するときに、検査対象の画像表示パネルの角度誤差を補正する画像表示パネル検査用治具、それを備える画像表示パネル検査装置、及び画像表示パネル検査方法に関するものである。
画像表示パネルには、その製造工程において、点欠陥、線欠陥等多くの種類の欠陥が生じる恐れがある。そのため、画像表示パネルの製造工程では、画像表示面を点灯させて、これらの欠陥の有無を検査する。
この検査には、点灯された画像表示面を作業者の目視により検査する目視検査と、点灯された画像表示面を撮像して、得られた画像データをコンピューター等により処理することで検査する自動検査とがある。
しかし、目視検査の場合、見逃しや個人差による判定のばらつきがあり、人件費等によってコストが高くなる。さらに画像表示パネルは近年、高精細化、大型化しており、表示画素の数が何百万画素のオーダーになっているため、目視によって見つけた欠陥位置、欠陥種類を正確に記録し、修正やプロセス改善のためのフィードバック情報とすることは難しい。
一方、自動検査では、上記見逃しやばらつき等の問題が生じず、正確に検査を行なうことができ、コストを低減させることができる。
画像表示パネルの自動検査に関する技術としては、例えば特許文献1〜9に開示されている技術がある。
特許文献1〜7では、画像表示パネルを動かして、カメラ等の撮像手段に対する当該画像表示パネルの位置を調整する技術が開示されている。特許文献1及び2では、検査対象の平面表示装置と撮像手段との距離を調整する技術が開示されている。特許文献3〜5では、検査対象の液晶パネル等の角度誤差を調整する技術が開示されている。特許文献6及び7では、水平に設置されたパネル等の位置を、当該パネルの平面方向に調整する方法が開示されている。
特許文献8及び9では、カメラ等の撮像手段の位置を調整することで、検査対象の画像表示パネルの相対的な位置を補正する技術等が開示されている。例えば特許文献8に開示されている検査装置は、液晶表示パネルの欠陥をテレビカメラで撮像した画像を基に検査する装置である。当該検査装置では、サイズの異なる液晶表示パネルに対応するように、テレビカメラを、位置決定のためのセンサとしても使用することができ、さらに、当該テレビカメラの作動距離を微動ステージと粗動ステージとの2段階に調整する機能を有している。
また、特許文献10では、基板を検査台まで搬送する際、2組のチャック部間を搬送することで、当該基板に傷を与えることを防止しつつ位置決めを行なう技術が開示されている。
特開2004−294271号公報(2004年10月21日公開) 特開2003−279318号公報(2003年10月2日公開) 特開平7−146210号公報(1995年6月6日公開) 特開平7−270337号公報(1995年10月20日公開) 特開平9−115992号公報(1997年5月2日公開) 特開2001−209329号公報(2001年8月3日公開) 特開2003−282676号公報(2003年10月3日公開) 特開平10−111214号公報(1998年4月28日公開) 特開2004−279282号公報(2004年10月7日公開) 特開平7−283589号公報(1995年10月27日公開)
しかし、上記従来の自動検査では、画像表示面の角度誤差の補正に大掛かりな装置を要し、画像表示パネルを鉛直方向に立てた状態では、高精度な角度補正ができないという問題が生じる。
自動検査では、画像表示面の位置を、高精度に制御する必要がある。しかし、画像表示面を画像表示パネルに搭載するときの組み立てには組み立て誤差があり、その組み立て精度は、常に一定であるとは限らない。
特に、自動検査で用いるカメラ等の撮像手段や、自動検査時に画像表示面を支持する治具に対する、画像表示面の角度のズレは、検査結果に与える影響が大きい。さらに、大型の画像表示パネルでは、角度誤差が生じると、当該画像表示パネルの中心から離れた位置のズレは中心と比較してより大きくなる。また、カメラの被写界深度の深さには限界があるため、画像表示パネルの中心から離れた位置ではピントのズレが大きくなる。そのため、検査精度が著しく低下する恐れがある。
しかし、特許文献1,2,6〜10には、画像表示パネルの角度誤差の補正に関連する技術は開示されておらず、上述の問題の解決に資するものではない。
また、特許文献3には角度誤差を補正するための具体的な手段が開示されていない。特許文献4及び5には、画像表示パネルの角度誤差を補正する技術が開示されているものの、大掛かりな装置を必要とするという問題を有している。
尚、特許文献9には、具体的な手段の記載は無いものの、搬送されたバックライトユニット(被検査物)の傾きを変えることによって撮像方向を変えるためには、複雑な機構が必要とされている。
上述のように、画像表示パネルは鉛直方向に立てて搬送した上で検査することが好ましいが、このように、複雑な機構を有する大掛かりな装置では、画像表示パネルを鉛直方向に立てた状態で検査することは困難である。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像表示パネルを鉛直方向に立てて、画像表示面を鉛直面とした状態で、大掛かりな装置を必要とせず簡便かつ高精度に角度誤差を補正して、検査することが可能な画像表示パネル検査用治具、それを備える画像表示パネル検査装置、及び画像表示パネル検査方法を提供することにある。
本発明に係る画像表示パネル検査用治具は、上記課題を解決するために、画像表示面を有する画像表示パネルの検査で用いられる画像表示パネル検査用治具であって、上記画像表示パネルを支持する第1の支持手段及び第2の支持手段の、二つの支持手段を備え、上記第1の支持手段は、上記画像表示パネルを保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第1の治具本体を備え、上記第2の支持手段は、第1の支持手段とは反対側から上記画像表示パネルを挟んで保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第2の治具本体を備え、上記二つの治具本体のうち、何れか一つの治具本体を基準として上記画像表示面の角度誤差を補正するように駆動する角度補正保持部をさらに備え、上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部に設けられていることを特徴としている。
上記の構成によれば、画像表示パネルを保持する保持部に設けられた角度調整保持部を駆動させることにより、画像表示パネルの角度を調整することができるので、他に駆動する箇所を要しない。よって、画像表示パネル検査用治具の構造を簡易にすることができる。
さらに、直接、画像表示パネルに接している角度調整保持部を動かすため、画像表示パネルの角度を微調整することが可能である。よって、より高精度な角度誤差の補正をすることができる。
さらに、二つの支持手段で挟んで支持するため、検査対象の画像表示パネルを、画像表示面が鉛直面となる状態で検査に供することができる。また、簡易な構造をしているため、画像表示パネルを鉛直方向に立てた状態での検査にも好適に用いることができる。そのため、上述のように大型の画像表示パネルであっても撓ませることなく検査することができる。
従って、大掛かりな設備を必要とせず、簡便かつ高精度に画像表示パネルの有する画像表示面の角度誤差を補正可能で、画像表示面が鉛直面となる状態で検査に供することが可能な画像表示パネル検査用治具を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査用治具では、上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部と同一部材であり、柱状構造を有するカムであることがより好ましい。
上記の構成によれば、角度補正保持部を回転させるだけで、画像表示面の角度誤差を補正することができる。また、角度補正保持部と保持部が同一部材からなるため、角度補正保持部の構造を簡略化することができる。よって、画像表示パネル検査用治具全体の構造をさらに簡略化することができる。
従って、さらに簡易な構造を有する画像表示パネル検査用治具を、提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査用治具では、上記カムは、長手方向に垂直な断面が、楕円であることがより好ましい。
上記の構成によれば、楕円は滑らかな曲線であるため、角度補正保持部を回転させることで、徐々に画像表示面を動かすことができ、かつ画像表示パネルに傷がつくことを抑制できる。
よって、さらに高精度に画像表示パネルの角度誤差の補正が可能で、品質のよい画像表示パネルを提供可能な画像表示パネル検査用治具を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査用治具では、上記角度補正保持部は、アクチュエータであることがより好ましい。
上記の構成によれば、アクチュエータは微細な動きも制御可能であるため、より高精度に画像表示面の角度誤差を補正することができる。また、画像表示パネルはアクチュエータにより力を加えられても傷が付くことはほとんど無い。
よって、さらに、高精度に画像表示パネルの角度誤差の補正が可能で、品質のよい画像表示パネルを提供可能な画像表示パネル検査用治具を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査用治具では、上記二つの支持手段のうち、上記画像表示パネルにおける画像表示面を有する側を支持する支持手段が備える保持部は、互いに平行に配置された少なくとも二本の柱状部材からなり、上記二本の柱状部材は、当該二本の柱状部材の長手方向に対して共に垂直となる方向に、互いの間隔を変えることができるように移動可能に、治具本体に支持されていることがより好ましい。
近年、画像表示パネルは大型化の製品が登場する一方で、従来のサイズの画像表示パネルも引き続き生産されている。そこで、画像表示パネルの検査では、一つの治具ひいては検査装置で、例えば25〜65インチという様々なサイズの画像表示パネルを検査することが必要となる。
上記の構成によれば、画像表示パネルの画像表示面のサイズに応じて、当該画像表示面に接触することなく、これを挟むように上記二本の柱状部材で、当該画像表示パネルを支持することができる。
よって、画像表示面に傷を付けることなく、様々なサイズの画像表示パネルを検査可能な、画像表示パネル検査用治具を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査装置は、上記課題を解決するために、上記の何れかの本発明に係る画像表示パネル検査用治具、及び当該画像表示パネル検査用治具を固定する検査装置本体を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る画像表示パネル検査用治具を備えているため、大掛かりな設備を必要とせず、簡便かつ高精度に画像表示パネルの有する画像表示面の角度誤差を補正可能で、画像表示パネルを鉛直に立てた状態で検査に供することが可能な画像表示パネル検査装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査装置では、上記二つの支持手段のうち、上記画像表示パネルにおける画像表示面を有する側を支持する支持手段を挟んで、他方の支持手段とは反対側に、上記角度誤差を測定するための角度誤差測定手段、及び、上記画像表示パネルを撮像するための撮像手段をさらに備えることがより好ましい。
上記の構成によれば、角度誤差測定手段により測定した角度誤差に基づいて、より最適に角度誤差を補正し、その上で撮像手段により画像表示面を撮像して、その欠陥等を検査することができる。
よって、画像表示パネルの自動検査に好適な画像表示パネル検査装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査装置では、上記画像表示パネルを、画像表示面が鉛直面となる状態で搬送する搬送手段をさらに備えることがより好ましい。
上記の構成によれば、上記画像表示面が鉛直面である状態で搬送し、上記二つの支持手段によって、そのままの状態で支持して検査に供することができる。
よって、より効率よく画像表示パネルを検査することが可能な画像表示パネル検査装置を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査装置では、上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部と同一部材であり、柱状構造を有するカムであって、
上記画像表示パネル検査用治具は、上記画像表示パネルを支持したとき、上記カムの回転軸に垂直で、かつ、上記画像表示面に平行な直線を軸として、回動可能なように検査装置本体に設置されていることがより好ましい。
上記の構成によれば、当該カムでは補正できない角度の角度誤差を、画像表示パネル検査用治具全体を傾けることによって補正することができる。よって、より高精度に画像表示面を検査することが可能な、画像表示パネル検査装置を提供することができる。
本発明に係る画像表示パネル検査方法では、上記課題を解決するために、画像表示パネルが有する画像表示面を検査する画像表示パネル検査方法であって、上記画像表示パネルを支持する第1の支持手段及び第2の支持手段の、二つの支持手段を備え、上記第1の支持手段は、上記画像表示パネルを保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第1の治具本体を備え、上記第2の支持手段は、第1の支持手段とは反対側から上記画像表示パネルを挟んで保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第2の治具本体を備え、上記二つの治具本体のうち、何れか一つの治具本体を基準として上記画像表示面の角度誤差を補正するように駆動する角度補正保持部をさらに備え、上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部に設けられている画像表示パネル検査用治具を用いて、検査対象の画像表示パネルを支持する支持工程と、上記画像表示パネル検査用治具に支持された上記画像表示パネルの上記角度誤差を測定する測定工程と、上記測定工程で測定された角度誤差を補正するように、上記角度補正保持部を駆動させて上記画像表示パネルを駆動する駆動工程と、上記駆動工程の後に、上記画像表示パネルを撮像する撮像工程とを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、画像表示パネルを保持する保持部に設けられた角度補正保持部を駆動させることにより、画像表示面の角度誤差を補正することができる画像表示パネル検査用治具を用いる。そのため、当該画像表示パネル検査用治具の構造を簡易にすることができる。さらに、直接、画像表示パネルに接している角度調整保持部を動かして角度誤差を補正するため、より高精度に角度誤差の補正をすることができる。
また、上記画像表示パネル検査用治具は、画像表示パネルを二つの支持手段で挟んで支持するため、検査対象の画像表示パネルの画像表示面が鉛直面である状態で検査に供することができる。また、簡易な構造をしているため、画像表示パネルを鉛直方向に立てた状態での検査にも好適に用いることができる。そのため、上述のように大型の画像表示パネルであっても撓ませることなく検査することができる。
さらに、上記角度誤差測定手段により測定した角度誤差に基づいて、より最適に角度誤差を補正し、その上で撮像手段により画像表示面を撮像して、その欠陥等を検査することができる。よって、画像表示パネルを、より高精度に自動検査することができる。
従って、大掛かりな設備を必要とせず、簡便かつ高精度に画像表示パネルの有する画像表示面の角度誤差を補正可能で、画像表示パネルを鉛直に立てた状態で検査に供することが可能な画像表示パネル検査用方法を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査方法では、さらに、上記画像表示パネルを、画像表示面が鉛直面となる状態で搬送する搬送工程を含むことがより好ましい。
上記の構成によれば、上記画像表示パネルを、画像表示面が鉛直面となる状態で搬送し、上記二つの支持手段によって、そのままの状態で支持して検査に供することができる。
よって、より効率よく画像表示パネルを検査することが可能な画像表示パネル検査方法を提供することができるという効果を奏する。
本発明に係る画像表示パネル検査方法では、上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部と同一部材であり、柱状構造を有するカムであって、上記画像表示パネル検査用治具は、上記画像表示パネルを支持したとき、上記カムの回転軸に垂直で、かつ、上記画像表示面に平行な直線を軸として、回動可能なように検査装置本体に設置されており、上記測定工程で測定された角度誤差を補正するように、上記画像表示パネル検査用治具を回動させる回動工程をさらに含むことがより好ましい。
上記の構成によれば、当該カムでは補正できない角度の角度誤差を、画像表示パネル検査用治具全体を傾けることによって補正することができる。よって、より高精度に画像表示面を検査することが可能な、画像表示パネル検査方法を提供することができる。
本発明に係る画像表示パネル検査用治具は、以上のように、上記画像表示パネルを支持する第1の支持手段及び第2の支持手段の、二つの支持手段を備え、上記第1の支持手段は、上記画像表示パネルを保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第1の治具本体を備え、上記第2の支持手段は、第1の支持手段とは反対側から上記画像表示パネルを挟んで保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第2の治具本体を備え、上記二つの治具本体のうち、何れか一つの治具本体を基準として上記画像表示面の角度誤差を補正するように駆動する角度補正保持部をさらに備え、上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部に設けられている。従って、大掛かりな設備を必要とせず、簡便かつ高精度に画像表示パネルの有する画像表示面の角度誤差を補正可能で、画像表示面を鉛直面とした状態で検査に供することが可能な画像表示パネル検査用治具、ひいては画像表示パネル検査装置及び画像表示パネル検査方法を提供することができるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図5に基づいて説明すると以下の通りである。
まず、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具の概略の構成を図1に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具1を示す図であり、検査対象である画像表示パネル5も示している。図1(a)は画像表示パネル検査用治具1及び画像表示パネル5の斜視図を示し、図1(b)はX軸方向から見た側面図であり、画像表示パネル5、並びに、画像表示パネル検査用治具1を構成する基準治具2及び押し付け治具3の概略の構成を示している。
ここで、本明細書及び図面においてX軸は、画像表示面を有する表側を支持する支持手段が備える治具本体の、長手方向に平行な直線を示し、Y軸は、角度誤差がゼロのときにおける、画像表示面の面方向に平行な直線であって、X軸に垂直な直線である。また、Z軸は、X軸及びY軸に共に垂直な直線である。
図1(a)に示すように、画像表示パネル検査用治具1は、基準治具2(第1の支持手段)、及び、押し付け治具3(第2の支持手段)を備えている。
基準治具2は、4本の柱状部材により四角形状に形成されている。この4本の柱状部材とは、楕円柱状部材4a(保持部(角度補正保持部))、円柱状部材4b(保持部)、角柱状部材4c及び4d(第1の治具本体)である。楕円柱状部材4aと円柱状部材4bとは対向する位置に配置されている。角柱状部材4c及び4dは、楕円柱状部材4a及び円柱状部材4bを支持している。
楕円柱状部材4aは、カム状の柱状部材であり、長手方向に垂直な方向の断面は楕円である。楕円柱状部材4aの回転軸は、楕円柱状部材4aの長手方向に平行な直線であって、上記楕円の重心を通る直線である。さらに、楕円柱状部材4a及び円柱状部材4bは、後述する図5に示すように互いの間隔を変更可能なように移動可能である。
押し付け治具3は、4本の角柱状部材4e,4f,4g,4hを備えており、当該4本の角柱状部材により四角形状が形成されている。角柱状部材4e及び4f(保持部)が、基準治具2とは、反対側から画像表示パネル5を保持する。角柱状部材4g及び4h(第2の治具本体)は、角柱状部材4e及び4fを支持している。
このように、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具1では、角度補正保持部が、断面が楕円状の柱状部材により構成されている。しかしながら、本発明に係る画像表示パネル検査用治具が備える角度補正保持部は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明に係る画像表示パネル検査用治具が備える角度補正保持部を、柱状部材で構成する場合、当該柱状部材がカムとなればよく、カムの断面の形状は、回転軸から当該断面の周縁までの距離が一定でない形状であれば限定されるものではない。例えば、回転軸が、断面の重心を通る場合は、当該断面は円以外であればよく、多角形、一部に突起を有する円形、楕円形等が挙げられる。また、断面を円とする場合は、回転軸が当該円の中心と異なる位置を通るようにすればよい。何れの形状であっても、角度補正保持部を回転させることで、検査対象の画像表示面の角度調整をすることができるが、中でも楕円は、回転させたとき画像表示パネルに傷が付くことを抑制できるため好適である。
画像表示パネル5は、基材6及び画像表示面7を備えており、画像表示面7は基材6上に搭載されている。
つまり、基準治具2を構成する柱状部材のうち、楕円柱状部材4a及びこれに対向する円柱状部材4bは、基材6上であって、画像表示面7の存在しない領域に接触して画像表示パネル5を保持する。そして、基準治具2が形成している四角形状の中に、当該画像表示面7が配置される。
本実施の形態では、検査対象として、基材6上に画像表示面7を備えた構成の画像表示パネル5を用いた場合について説明するが、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具1で支持可能な画像表示パネルは、基材上に画像表示面を備えた画像表示パネルに限定されるものではない。つまり、基材に画像表示面が搭載されただけの状態、さらに駆動回路が搭載された状態、外枠が取り付けられた状態、画像表示面が液晶ディスプレイである場合はバックライトが搭載された状態等、様々な状態の画像表示パネルの検査に用いることができる。
また、本発明に係る画像表示パネル検査用治具を用いれば、基材に搭載されていない画像表示面を直接支持して検査することも可能である。しかし、本実施の形態のように、画像表示面を基材に搭載した上で搬送し、検査に供することが好ましい。画像表示面を直接把持して搬送すると、画像表示面に傷を生じさせたり、破損させたりして、不良品ができることにより生産効率を低下させる恐れがあるからである。
なお、本明細書における「角度誤差」とは、検査対象の画像表示パネル毎の、画像表示面と、基準となる治具本体に対する角度のズレを意図する。基準となる治具本体とは、画像表示面の検査の際に、画像表示面の位置の基準とする治具本体を意図する。つまり、画像表示面の取り付け精度は、画像表示パネル毎に異なるため、画像表示面と上記基準となる治具本体との角度は、検査対象の画像表示面毎に異なり、ズレを生じる。即ち、上記「角度誤差」とはこのズレと換言できる。本実施の形態では、治具本体の一つである角柱状部材4cが、上記基準となる治具本体である場合について説明する。
次に、画像表示パネル検査用治具1の機能について説明する。まず、図2に基づいて、画像表示面の角度誤差が検査精度に与える影響について説明する。
図2は、カメラ8(撮像手段)を用いて画像表示パネル5を検査する様子を模式的に示した図であり、図2(a)は、画像表示面7がY軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有している状態を示し、図2(b)は、画像表示面7がX軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有している状態を示す。ここでは、画像表示パネル5が、基準治具2(図2には図示せず)に押し付けられて固定されている場合について説明する。つまり、基準治具2の備える角柱状部材4cを基準とする画像表示面7の角度誤差は、そのままカメラ8に対する角度誤差となる。
次に、画像表示面7上の点であって、画像表示面7の中心から等距離にある点A及び点Bを検査すると仮定する。点A及び点Bは、画像表示面7の中心を通りX軸に平行な一本の直線上に、当該中心を挟んで位置している。仮に画像表示パネル5がY軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有していなければ、カメラ8から点Aまでの距離と、カメラ8から点Bまでの距離とは同一である。
同様に、画像表示面7上の点であって、画像表示面7の中心から等距離にある点C及び点Dを検査すると仮定する。点C及び点Dは、一の直線であって、画像表示面7の中心を通りY軸に平行な直線上に当該中心を挟んで位置している。仮に画像表示面7が、X軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有していなければ、カメラ8から点Cまでの距離と、カメラ8から点Dまでの距離とは同一である。
しかし、図2(a)に示すように、画像表示面7は、Y軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有している。そのため、カメラ8から点Aまでの距離と、カメラ8から点Bまでの距離とは異なる。
カメラには被写界深度があるため、点Aと点Bとで焦点がズレる。そのため、撮像した画像内で、点Aの分解能と、点Bの分解能とが異なる。同様に、画像表示面7は、X軸方向の直線を回動中心とした角度誤差を有しているため、本来同一であるはずの点Cに対する分解能と点Dに対する分解能が変化する。
このように、画像表示面7の角度がズレると、検査の信頼性が低下する。従って、画像表示面7の角度誤差を補正する必要がある。
一方、画像表示面の面方向に平行な方向のズレや、画像表示面に垂直な直線を中心とする角度のズレ、つまり、図2に示すX軸方向、及び/又はY軸方向の並進による誤差、Z軸を回動中心とする角度誤差は、カメラ等で撮像したときに得られた画像上で補正すればよい。
次に、図1に基づいて、画像表示パネル5を画像表示パネル検査用治具1により支持する仕組みについて説明する。
図1に示すように、基準治具2は、画像表示パネル5の画像表示面7がある表側に位置し、押し付け治具3は、画像表示面7が無い裏側に位置する。ここで、基準治具2は、角柱状部材4cによって、画像表示パネル5を搬送するベルトコンベヤー(図示せず)と、上述のカメラ8との間に固定している。なお、本実施の形態では、後述のように、画像表示面7のX軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を補正するため、基準治具2は、X軸を軸とした回動が可能なように、台座等に固定する。この台座としては、例えばベルトコンベヤー等の搬送手段の、カメラ8と正対する位置に、台座を設置して用いてもよく、ベルトの脇等の固定された領域を用いてもよい。
次に、押し付け治具3により、図1(b)に示す矢印方向に、画像表示パネル5を挟んで基準治具2に押し付ける。その結果、基準治具2は、画像表示パネル5の画像表示面7がある表側の面に接触して支持し、押し付け治具3は、画像表示面7の裏側の面に接触して支持することで、画像表示パネル検査用治具1が画像表示パネル5を支持する。なお、押し付け治具3を基準治具2に押し付けるための、押し付け治具3を動かす手段は特に限定されるものではない。例えば、ロボットアーム等を用いて、力を適宜加減しながら押し付けてもよく、手動で行なってもよい。
次に、図3に基づいて、Y軸方向の直線を回動中心とする画像表示面7の角度誤差を、当該画像表示面7を回動させて補正する方法について説明する。
図3は、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具1を用いて、画像表示面7の、Y軸を中心とする角度誤差を補正する様子を模式的に示す図であり、図3(a)は角度誤差の補正前の状態を示し、図3(b)は角度誤差の補正後の状態を示す。
図3(a)に示すように、画像表示面7はθ1の角度誤差を有している。θ1は、角柱状部材4cの軸方向と画像表示面7の表側の面との角度であり、上記基準となる治具本体である角柱状部材4cに対する角度誤差である。
そこで、図3(b)に示すように楕円柱状部材4aを回転させる。楕円柱状部材4aは、図3(a)に示す状態では、回転軸から周縁までの距離がZ軸方向では短く、X軸方向では長い。従って、楕円柱状部材4aを図3(b)に示す矢印方向に回転させることで、楕円柱状部材4aは基材6を、徐々に押すことができる。これにより、基材6には面方向に垂直な方向に力が加わり、θ1が小さくなる方向に押される。よって、画像表示パネル5のY軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を補正することができる。
このとき、押し付け治具3は、画像表示パネル5が撓むことなく、平坦な状態を保つように、基材6の動きに伴って、−θ1の角度で傾斜するように制御すればよい。
このように本発明に係る画像表示パネル検査用治具が備える二つの支持手段では、角度補正保持部を有する一方の支持手段が、画像表示パネルの角度誤差を補正する方向に動かしたとき、他方の支持手段は、当該画像表示パネルが平坦な状態を保つように機能させればよい。具体的には、画像表示パネルの動きに伴って、補正した角度と同じ角度で、当該他方の支持手段を傾斜させてもよく、当該他方の支持手段を弾性部材で形成して、画像表示が撓もうとする力を吸収させたりしてもよい。
次に、画像表示面7の、X軸方向の直線を回動中心とする角度誤差の補正を、図4に基づいて説明する。図4は、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具1を用いて、X軸方向の直線を回動中心とする画像表示面7の角度誤差を補正する様子を模式的に示す図であり、図4(a)は角度誤差の補正前の状態を示し、図4(b)は角度誤差の補正後の状態を示す。
図4(a)に示すように、画像表示面7は、θ2の角度誤差を有する状態である。θ2は、角柱状部材4cの軸方向に垂直な直線であってY軸方向に平行な直線と画像表示面7の表側の面との角度である。つまり、θ2も、θ1と同様に、上記基準となる治具本体である角柱状部材4cに対する角度誤差である。
そこで、画像表示パネル検査用治具1全体を、角度誤差を補正する方向、つまり、X軸を軸として−θ2の角度で回動させることで、角度誤差を補正することができる。
このように、本実施の形態では、楕円柱状部材4aの回転軸に垂直な方向であって、角柱状部材4cの長さ方向に平行な直線を中心とする角度誤差を、画像表示パネル検査用治具1全体を傾けることで補正する場合について説明した。しかしながら、楕円柱状部材4aの長さ方向に垂直な方向の直線であって、角度誤差がゼロのときにおける画像表示面7の、面方向に平行な直線を回転軸とする、カム状の柱状部材を設けても当該角度誤差を補正することができる。つまり、互いに直行する直線を回転軸とする二つのカム状柱状部材であって、当該二つのカム状柱状部材における当該回転軸に平行な方向の側面で画像表示パネルを保持する、カム状柱状部材を角度補正保持部として備えることで、あらゆる角度の角度誤差を補正することができる。
本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具1は、様々なサイズの画像表示パネルの検査に好適に用いることができる。サイズの異なる画像表示パネルを、画像表示パネル検査用治具1で支持する場合を図5に基づいて説明する。
図5は、サイズの異なる画像表示パネルを、基準治具2で支持した状態を模式的に示す図であり、図5(a)は基準治具2の動作の様子を示し、図5(b)はサイズの異なる2種類の画像表示パネルを、基準治具2により支持した様子を示す図である。
図5(a)に示すように、基準治具2を構成する楕円柱状部材4a及び円柱状部材4bは、楕円柱状部材4aと円柱状部材4bとの間の距離を変更可能なように、楕円柱状部材4aの長手方向及び円柱状部材4bの長手方向に、共に垂直となる方向に、互いの間隔を変えることができるように移動可動である。
図5(b)に示すように、画像表示パネル5を支持するときは、楕円柱状部材4aと円柱状部材4bとの間の距離を、画像表示面7の幅より大きい幅であって、基材6の幅より小さい幅であるd1にすればよい。これにより、画像表示面7に傷等をつけることなく、画像表示パネル5を支持することができる。
また、画像表示パネル5よりサイズの大きい画像表示パネル5’を用いるときは、楕円柱状部材4aと円柱状部材4bとの間隔を広げればよい。つまり、楕円柱状部材4aと円柱状部材との間隔を、画像表示パネル5’の備える画像表示面7’の幅より大きい幅であって、画像表示パネル5’の備える基材6’の幅より小さい幅であるd2(d2>d1)にすればよい。これにより、画像表示面7’に傷等をつけることなく、画像表示パネル5’を支持することができる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について、図6及び7に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、実施の形態1に係る構成要素については、その説明を省略する。本実施の形態では、主に、上記実施の形態1との相違点について説明するものとする。
上記実施の形態1では、基準治具2を構成する柱状部材の一つが角度補正保持部である場合について説明したが、本実施の形態では、柱状部材に設けられたアクチュエータが、角度補正保持部である場合について説明する。
まず、図6に基づいて、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具11の構成を説明する。図6は、本実施の形態に係る画像表示パネル検査用治具11の概略の構成を示す斜視図であり、検査対象である画像表示パネル15も示している。
画像表示パネル検査用治具11は、基準治具12(第1の支持手段)及び押し付け治具13(第2の支持手段)を備えている。基準治具12及び押し付け治具13は、何れも4本の柱状部材からなり、それぞれ四角形状を有している。また、基準治具12を構成する柱状部材のうち、図6に示すY軸方向に、長さ方向を有する2本の柱状部材(保持部)には4個のアクチュエータ14・・・(角度補正保持部)を備えている。
押し付け治具13は、実施の形態1における押し付け治具3と同様に4本の角柱状部材からなり、そのうち2本の角柱状部材が、画像表示面17の反対側の面に接触することで保持部として機能する。残りの2本の角柱状部材が、当該保持部として機能する2本の角柱状部材を支持する治具本体として機能している。
次に、図7に基づいて、アクチュエータ14の構成について説明する。図7はアクチュエータ14の概略の構成を示す図である。本実施の形態では、アクチュエータ14として、直動型の高分子アクチュエータを用いた場合について説明する。
図7に示すように、アクチュエータ14は、一対の電極18・18で高分子材料19を挟んだ構造をしている。一対の電極18・18に電圧をかけると、アクチュエータ14は、電極の面に平行な方向、つまり、図7に示す矢印の方向に伸張する。アクチュエータ14は、その伸張する方向が、角度誤差がゼロのときの画像表示面17に垂直な方向になるように、基準治具12に設けられる。
なお、本実施の形態ではアクチュエータとして直動型の高分子アクチュエータを用いた場合について説明するが、本発明に係る画像表示パネル検査用治具が備えるアクチュエータとしては、特に限定されるものではない。例えば、高分子アクチュエータ、ピエゾ素子を用いたアクチュエータ、空気圧を利用したアクチュエータ等を用いることができる。中でも本実施の形態で用いた高分子アクチュエータが好ましい。高分子アクチュエータは、ピエゾ素子を用いたアクチュエータに比べて可動範囲が大きいため、大きい角度の調整を行なうことができ、空気圧を利用したアクチュエータが空気の配管やコンプレッサーを必要とすることに比べ、簡易に製造することができるからである。また、高分子アクチュエータは、アクチュエータ自体の全長を電気的に制御することができる。つまり、その駆動を電気的に制御することができるため、反応速度が速く、比較的大きな力を発生させることができるので大型の画像表示パネルにも好適に適用でき、また、画像表示パネルの位置を高精度に制御することができる。
本実施の形態で検査対象とする画像表示パネル15は、基材16及び画像表示面17を備えており、画像表示面17は基材16上に配置されている。
基準治具12に設けられたアクチュエータ14・・・は、基材16上であって、画像表示面17の存在しない領域に接触することで画像表示パネル15を保持する。そして、基準治具12が形成している四角形状の中に、当該画像表示面17が配置される。
画像表示パネル15を検査するときは、基準治具12及び押し付け治具13で画像表示パネル15を挟むことにより、画像表示パネル検査用治具11で画像表示パネル15を支持する。
そして画像表示パネル15が、X軸及び/又はY軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有する場合、当該回転の角度を補正するように、それぞれのアクチュエータ14・・・の長さを変える。これにより、画像表示パネル15が角度調整され、当該角度誤差が補正される。
なお、本実施の形態ではアクチュエータを4個用いた場合について説明した。このようにアクチュエータの数は、支持する画像表示パネルの安定性の観点から、4個以上であることが好ましいが、これに限られるものではない。つまり、アクチュエータの数は、補正を必要とする角度誤差に応じて、適宜設定すればよい。例えば、アクチュエータを3個以上用いれば、図6に示すX軸及びY軸のように、検査対象の画像表示パネルの面方向に平行であって互いに直行する2本の直線を回動中心とする角度誤差を補正することができる。
また、アクチュエータ14は基準治具12の柱状部材に設けられているので、実施の形態1に係る画像表示パネル検査用治具1と同様に、当該柱状部材を可動とすることで、様々なサイズの画像表示パネルに対して適用することができる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施の形態について、図8及び9に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、実施の形態1及び2にかかる構成要素と同様の機能を有する構成要素については、その説明を省略する。本実施の形態では、主に、上記実施の形態1及び2との相違点について説明するものとする。
上記実施の形態1及び2では、本発明に係る画像表示パネル検査用治具の実施形態について説明したが、本実施の形態では、本発明に係る画像表示パネル検査装置及び本発明に係る画像表示パネル検査方法の一実施形態について説明する。
まず、図8に基づいて、本実施の形態に係る画像表示パネル検査装置21の概略の構成について説明する。図8は、本実施の形態に係る画像表示パネル検査装置21の概略の構成を示す斜視図であり、検査対象である画像表示パネル29も示している。
図8に示すように、画像表示パネル検査装置21は、画像表示パネル検査用治具22、カメラ25(撮像手段)、レーザ変位計からなるセンサ26(角度誤差測定手段)、ステージ27、ベルトコンベヤー28(搬送手段、検査装置本体)から構成されている。
画像表示パネル検査用治具22は、上述した本発明に係る画像表示パネル検査用治具の一実施態様である。本実施の形態では、画像表示パネル検査用治具22が、実施の形態1で説明した画像表示パネル検査用治具1と同じ構成を有する場合について説明する。図8に示すように、画像表示パネル検査用治具22は、基準治具23及び押し付け治具24を備えている。
基準治具23はベルトコンベヤー28に、基準治具23が備える楕円柱状部材の回転軸に垂直方向の直線であって、画像表示パネル29の面方向に平行な直線を軸に傾けることが可能なように固定されている。このように設置することで、後述のように、当該楕円柱状部材では補正できない角度の角度誤差を、画像表示パネル検査用治具22を傾けるだけで補正することができる。
なお、本明細書において「検査装置本体」とは、画像表示面の検査の際、基準とする支持手段を固定するための台座等を意図する。本実施の形態において、検査装置本体は搬送手段であるベルトコンベヤー28と同一部材により構成されており、当該基準とする支持手段である基準治具23は、ベルトコンベヤー28における、ベルト(図示せず)の脇の領域(ベルトが稼動しても、動くことのない領域)であって、カメラ25及びセンサ26に正対する位置に固定されている。
カメラ25及びセンサ26は、ステージ27上に固定されている。
検査対象である画像表示パネル29は、基材30及び画像表示面31からなり、基材30上に画像表示面31が搭載されている。
次に、図8及び図9に基づいて画像表示パネルを検査する方法について説明する。図9は、本実施の形態において、画像表示面の角度誤差を測定している様子を模式的に示す斜視図である。
まず、図8に示すように、ベルトコンベヤー28によって画像表示パネル29が鉛直方向に立てられて搬送される。こうすることで、大型の画像表示面を有する画像表示パネルであっても当該画像表示面が撓むことなく、平坦な状態を保ったままで搬送することができる。
搬送された画像表示パネル29がカメラ25及びセンサ26の前で一旦停止するように、ベルトコンベヤー28は制御されている。
一旦停止した画像表示パネル29は、画像表示面31の反対側の面から押し付け治具24により押し付けられることで、画像表示パネル検査用治具22で支持される。より詳細には、基材30が、基準治具23及び押し付け治具24によって挟まれて支持される。
基材30は基準治具23に押し付けられて固定されるため、基準治具23に対する基材30の角度は一意的に定まる。しかし、画像表示面31を基材30に搭載するときには組み立て誤差が発生するため、画像表示面31は角度誤差を有する場合がある。ここで、上述の通り、基準治具23、カメラ25、及びセンサ26は固定されている。つまり、基準治具23に対する画像表示面31の角度誤差は、カメラ25に対する位置の誤差となり、撮像した際に分解能の差を生じることとなる。そこで、当該角度誤差を補正する必要がある。
当該角度誤差を補正するためには、カメラ25及びセンサ26と、画像表示面31との位置関係を測定する必要がある。そこで、図9に示すように、画像表示面31上の点n1〜n4からセンサ26までの距離を、それぞれ測定する。n1及びn2は、共に、Y軸に平行な一の直線上に位置している。n3及びn4は、共に、X軸に平行な一の直線上に位置している。
センサ26からn1までの距離と、センサ26からn2までの距離とを測定し、比較すれば、画像表示面31の、X軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を測定することができる。同様に、センサ26からn3までの距離と、センサ26からn4までの距離とを測定し、比較することで、画像表示面31の、Y軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を測定することができる。
なお、本実施の形態では、センサ26としてレーザ変位計を用いた場合について説明した。このようにレーザ変位計により、検査対象の画像表示パネルと撮像手段との距離を測定することは、設備が簡易であるため好ましい。さらに、レーザ変位計を複数用いれば、短時間に角度誤差を測定できるため好ましい。例えば4個のレーザ変位計を用いれば、4点を同時に測定することで短時間に、上記角度誤差を測定することができる。
画像表示パネル検査用治具22による、上記角度誤差を補正する方法は、上述の実施形態1で説明した方法に準じればよい。
つまり、Y軸方向の直線を回動中心とする画像表示面31の角度誤差は、画像表示パネル検査用治具22が備える楕円柱状部材を回転させることにより補正することができる。
また、上述の通り、画像表示パネル検査用治具22は、当該画像表示パネル検査用治具22が備える楕円柱状部材(カム)の回転軸に垂直で、かつ、画像表示面31面に平行な直線を軸として、回動可能なように設置されている。そのため、基準治具23を回動させて、画像表示パネル検査用治具22全体を傾けることで、X軸を中心とした画像表示パネルの角度誤差を補正することができる。
なお、上記角度誤差を補正するために、画像表示パネル検査用治具22を駆動させる手段は、手動であってもよく、楕円柱状部材等の角度補正保持部が、上記角度誤差を補正するために必要な動作を、コンピューター等の計算装置で計算して画像表示パネル検査用治具22に入力して自動的に駆動するように制御してもよい。
上記角度誤差を補正した後は、カメラ25を用いて画像表示面31を撮像して欠陥の有無等を検査すればよい。なお、本実施の形態では撮像手段としてカメラを用いたが、画像表示面の輝度のみを検査する場合は、輝度計を用いてもよい。
また、本実施の形態では、角度誤差測定手段としてセンサ26を用い、画像表示面の撮像手段としてカメラ25を用いたが、角度誤差測定手段及び撮像手段を、同一のカメラ等で兼用してもよい。角度誤差測定手段、及び、撮像手段を、カメラ等の一つの機器で兼用する場合は、例えば上記特許文献8及び10に記載の方法を参照すればよい。
また、ステージ27は、カメラ25及びセンサ26を支持した上で、その位置を固定させる目的で用いている。ステージ27の代わりに、安定に設置することが可能なテーブル、棚、又は天井等から吊り下げる等の固定手段を用いてもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る画像表示パネル検査用治具を用いれば、上述のように大掛かりな装置を必要とせず簡便に画像表示パネルの検査をすることができる。よって、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなど様々な画像表示パネルの検査に適用できる。
本発明の一実施形態に係る画像表示パネル検査用治具、及び検査対象の画像表示パネルを示す図であり、(a)は、画像表示パネル検査用治具及び画像表示パネルの斜視図を示し、(b)は、X方向から見た、画像表示パネル、並びに、画像表示パネル検査用治具を構成する基準治具及び押し付け治具の概略の構成を示す側面図である。 画像表示面を、カメラを用いて検査する様子を模式的に示した図であり、(a)は画像表示面が、Y軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有している状態を示す図であり、(b)は画像表示面が、X軸方向の直線を回動中心とする角度誤差を有している状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示パネル検査用治具を用いて、画像表示面の角度誤差を補正する様子を模式的に示す図であり、(a)は角度誤差の補正前の状態を示す図であり、(b)は角度誤差の補正後の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示パネル検査用治具を用いて、画像表示面の角度誤差を補正する様子を模式的に示す図であり、(a)は角度誤差の補正前の状態を示す図であり、(b)は角度誤差の補正後の状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示パネル検査用治具が備える基準治具で、サイズの異なる画像表示パネルを支持した状態を模式的に示す図であり、(a)は基準治具2の動作の様子を示す図であり、(b)はサイズの異なる2種類の画像表示パネルを、基準治具により支持した状態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る画像表示パネル検査用治具、及び、検査対象である画像表示パネルの概略の構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る画像表示パネル検査用治具が備えるアクチュエータの概略の構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る画像表示パネル検査装置、及び、検査対象である画像表示パネルの概略の構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態において、画像表示面の角度誤差を測定する様子を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1,11,22 画像表示パネル検査用治具
2,12,23 基準治具(第1の支持手段)
3,13,24 押し付け治具(第2の支持手段)
4a 楕円柱状部材(保持部(角度補正保持部))
4b 円柱状部材(保持部)
4c,4d 角柱状部材(第1の治具本体)
4e,4f 角柱状部材(保持部)
4g,4h 角柱状部材(第2の治具本体)
5,15,29 画像表示パネル
6,16,30 基材
7,17,31 画像表示面
14 アクチュエータ
21 画像表示パネル検査装置
25 カメラ(撮像手段)
26 センサ(角度誤差測定手段)
27 ステージ
28 ベルトコンベヤー(検査装置本体、搬送手段)

Claims (12)

  1. 画像表示面を有する画像表示パネルの検査で用いられる画像表示パネル検査用治具であって、
    上記画像表示パネルを支持する第1の支持手段及び第2の支持手段の、二つの支持手段を備え、
    上記第1の支持手段は、上記画像表示パネルを保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第1の治具本体を備え、
    上記第2の支持手段は、第1の支持手段とは反対側から上記画像表示パネルを挟んで保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第2の治具本体を備え、
    上記二つの治具本体のうち、何れか一つの治具本体を基準として上記画像表示面の角度誤差を補正するように駆動する角度補正保持部をさらに備え、
    上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部に設けられていることを特徴とする画像表示パネル検査用治具。
  2. 上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部と同一部材であり、柱状構造を有するカムであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示パネル検査用治具。
  3. 上記カムは、長手方向に垂直な断面が、楕円であることを特徴とする請求項2に記載の画像表示パネル検査用治具。
  4. 上記角度補正保持部は、アクチュエータであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示パネル検査用治具。
  5. 上記二つの支持手段のうち、上記画像表示パネルにおける画像表示面を有する側を支持する支持手段が備える保持部は、互いに平行に配置された少なくとも二本の柱状部材からなり、
    上記二本の柱状部材は、当該二本の柱状部材の長手方向に対して共に垂直となる方向に、互いの間隔を変えることができるように移動可能に、治具本体に支持されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像表示パネル検査用治具。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の画像表示パネル検査用治具、及び当該画像表示パネル検査用治具を固定する検査装置本体を備えることを特徴とする画像表示パネル検査装置。
  7. 上記二つの支持手段のうち、上記画像表示パネルにおける画像表示面を有する側を支持する支持手段を挟んで、他方の支持手段とは反対側に、
    上記角度誤差を測定するための角度誤差測定手段、及び、上記画像表示パネルを撮像するための撮像手段をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の画像表示パネル検査装置。
  8. 上記画像表示パネルを、画像表示面が鉛直面となる状態で搬送する搬送手段をさらに備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像表示パネル検査装置。
  9. 上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部と同一部材であり、柱状構造を有するカムであって、
    上記画像表示パネル検査用治具は、上記画像表示パネルを支持したとき、上記カムの回転軸に垂直で、かつ、上記画像表示面に平行な直線を軸として、回動可能なように検査装置本体に設置されていることを特徴とする請求項6〜8の何れか1項に記載の画像表示パネル検査装置。
  10. 画像表示パネルが有する画像表示面を検査する画像表示パネル検査方法であって、
    上記画像表示パネルを支持する第1の支持手段及び第2の支持手段の、二つの支持手段を備え、上記第1の支持手段は、上記画像表示パネルを保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第1の治具本体を備え、上記第2の支持手段は、第1の支持手段とは反対側から上記画像表示パネルを挟んで保持するように設けられた保持部、及び、当該保持部を支持する第2の治具本体を備え、上記二つの治具本体のうち、何れか一つの治具本体を基準として上記画像表示面の角度誤差を補正するように駆動する角度補正保持部をさらに備え、上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部に設けられている画像表示パネル検査用治具を用いて、検査対象の画像表示パネルを支持する支持工程と、
    上記画像表示パネル検査用治具に支持された上記画像表示パネルの上記角度誤差を測定する測定工程と、
    上記測定工程で測定された角度誤差を補正するように、上記角度補正保持部を駆動させて上記画像表示パネルを駆動する駆動工程と、
    上記駆動工程の後に、上記画像表示パネルを撮像する撮像工程とを含むことを特徴とする画像表示パネル検査方法。
  11. さらに、上記画像表示パネルを、画像表示面が鉛直面となる状態で搬送する搬送工程を含むことを特徴とする請求項10に記載の画像表示パネル検査方法。
  12. 上記角度補正保持部は、上記基準となる治具本体に支持される保持部と同一部材であり、柱状構造を有するカムであって、上記画像表示パネル検査用治具は、上記画像表示パネルを支持したとき、上記カムの回転軸に垂直で、かつ、上記画像表示面に平行な直線を軸として、回動可能なように検査装置本体に設置されており、
    上記測定工程で測定された角度誤差を補正するように、上記画像表示パネル検査用治具を回動させる回動工程をさらに含むことを特徴とする請求項10又は11に記載の画像表示パネル検査方法。
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