JP2008156092A - エレベータ制御システム、2方向ドア型エレベータ制御システム、及び非常用エレベータ制御システム - Google Patents

エレベータ制御システム、2方向ドア型エレベータ制御システム、及び非常用エレベータ制御システム Download PDF

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田 泰 明 武
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Abstract

【課題】ドアの全閉検出信号を出力するホールドアスイッチ及びかごドアスイッチのいずれかに短絡異常が生じた場合に、その異常発生を迅速且つ容易に検出できるようにする。
【解決手段】ドアスイッチ異常判別手段5は、かごドア位置検出手段8からかごドアが全開位置にあることを示す検出信号を入力している期間中に、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3からの信号入力に基づき、異常なドアスイッチが存在するか否かを判別する。入力回路2から全閉検出信号を入力すればホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWnのいずれかに異常が有り、入力回路3から全閉検出信号を入力すればかごドアスイッチKSWに異常が有ることになる。このときの異常情報は異常情報記憶手段6に記憶される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータ制御システム、2方向ドア型エレベータ制御システム、及び非常用エレベータ制御システムに関し、より詳しくは、ドアの全閉検出信号を出力するホールドアスイッチ及びかごドアスイッチに生じた短絡異常を検出する技術に関するものである。
エレベータの運転中は、全てのホールドア及びかごドアが全閉状態となっていなければならず、これらのドアが開放されるのはかごがある階床に到着して停止し、利用者が乗降する場合のみである。これらのドアの全閉状態は、これらのドアに付設されているホールドアスイッチ及びかごドアスイッチにより検出されるようになっており、これらの検出信号に基づいてエレベータの異常を監視するシステムが構築されている(例えば、特許文献1参照)。
図6は、一般的なホールドアスイッチとかごドアスイッチとの接続状態を示す従来のエレベータ制御システムの構成図である。図示を省略してある電源装置に安全回路SACが接続されている。安全回路SACとは、例えば、乗りかごの下降速度が所定の速度よりもオーバーしたことを検出するガバナスイッチ、あるいはそのときにエレベータを強制的に停止させるためのセーフティリンクスイッチ、乗りかごが昇降路内での終端位置に達したことを検出するリミットスイッチなど、エレベータの危険な状態を検出し安全を確保するためのスイッチ等により構成されている回路である。
このような安全回路SACにホールドアスイッチ直列接続回路SECが接続されている。このホールドアスイッチ直列接続回路SECは、直列接続された複数のホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWnにより構成されている。そして、ホールドアスイッチ直列接続回路SECにかごドアスイッチKSWが接続されており、このかごドアスイッチKSWはエレベータ制御装置101に接続されている。
ホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWnは、各階床の対応するホールドアが全閉状態となっているときにオン動作して全閉検出信号を出力するものであり、かごドアスイッチKSWはかごドアが全閉状態となっているときにオン動作して全閉検出信号を出力するものである。なお、かごドアスイッチKSWとエレベータ制御装置101との間に接続されている抵抗Rは、エレベータ制御装置101に送られる検出信号の電圧レベルを上げて、送信の信頼性を向上させるためのものである。
エレベータ制御装置101は、機械室が設置されるタイプのエレベータシステムであれば機械室内部に、機械室が設置されないタイプのエレベータシステムであれば特定階床のホールドア付近あるいは昇降路内の所定個所などに設置されるようになっている。このエレベータ制御装置101は、乗りかごのドア開閉、呼び応答、及びその他種々の機能を制御するエレベータ運転制御回路102を有している。
エレベータ運転制御回路102は、乗客が乗りかごに乗降する際にドアモータ103を駆動してかごドアを開閉するようになっている。かごドア位置検出手段104は、例えばこのときのドアモータ103の回転軸の回転量を計測してかごドア位置を検出し、その検出信号をエレベータ運転制御回路102に出力するようになっている。エレベータ運転制御回路102は、このドア位置検出信号の入力に基づきかごドア開閉制御を行うようになっている。
次に、図6の動作につき説明する。例えば、いま、乗りかごが1階(最下階とする)で戸開待機状態であるとすると、最下階のホールドアスイッチHSWn及びかごドアスイッチKSWがオフとなっているのでエレベータ運転制御回路102は全閉検出信号を入力していない。したがって、この状態でエレベータ運転制御回路102が乗りかごを移動させることはない。
しかし、乗客が乗りかごに乗り込み、かご内のかご呼びボタンを押すと(例えば目的階が最上階とする)、エレベータ運転制御回路102はドアモータ103を駆動してかごドアに戸閉動作を行わせる。このとき、全開位置から全閉位置までの範囲におけるかごドア位置はかごドア位置検出手段104により検出されており、エレベータ運転制御回路102はこの検出に基づきドアモータ103の駆動を制御している。
かごドアが全閉状態になるとかごドアスイッチKSWがオンとなるが、かごドアに係合している最下階のホールドアも全閉状態となるのでホールドアスイッチHSWnもオンとなる。したがって、ホールドアスイッチ直列接続回路SECの全てのホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWnがオンになると共に、かごドアスイッチKSWもオンになるので、エレベータ運転制御回路102は全閉検出信号を入力している状態となり、乗りかごを最下階から最上階へ移動させることができる。
乗りかごが最上階に到着すると、エレベータ運転制御回路102はドアモータ103を駆動してかごドアに戸開動作を行わせる。これにより、かご内の乗客は最上階ホールに降りることができる。このとき、かごドアは全開状態となるのでかごドアスイッチKSWはオフとなり、かごドアに係合している最上階のホールドアも全開状態となるのでホールドアスイッチHSW1もオフとなる。したがって、エレベータ運転制御回路102は全閉検出信号を入力していない状態となり、乗りかごを移動させることができない状態となる。
このように、エレベータ運転制御回路102は全閉検出信号を入力している状態、すなわち、ホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWの全てがオンになっている状態の場合にのみ乗りかごを移動させることができ、いずれか一つのスイッチでもオフとなっている場合には何処かの階床でドアが開いたままの危険な状態が発生していると見なして、乗りかごを移動させないようになっている。
特開平10−236744号公報
図6の従来システムの構成によれば、エレベータ運転制御回路102が、ある階床で停止中の乗りかごのドアに対して全閉動作の制御を行ったにもかかわらず全閉状態となっていないドアが一つでも検出された場合、つまりホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWのうちオフとなっているスイッチが1つでも有る場合には、乗客の安全確保のためにエレベータの運転は禁止され、また、エレベータ運転中であれば直ちに運転が停止されることになる。そして、保守作業員が異常個所を見つけ出し、その異常個所に対する復旧作業を終了させた後にエレベータの運転が再開される。
しかし、ときとして、エレベータ運転制御回路102の信号入力経路のいずれかの個所に短絡事故が発生し、実際には全てのドアが全閉状態となっていないにもかかわらずエレベータ運転制御回路102が全閉検出信号を入力してしまう場合がある。このような場合、図6の従来構成では短絡事故の発生個所を特定するのが困難であるという問題がある。
短絡異常の典型的なものとしてはドアスイッチの溶着があり、ドアスイッチが溶着している状態でドアが故障すると重大事故が発生する虞がある。例えば、ある階床のホールドアスイッチに溶着が生じると、実際にはその階床のホールドアが開放している状態であったとしても、エレベータ運転制御回路102は全てのホールドア及びかごドアが全閉状態にあると判別してエレベータ運転の制御を行うことになる。ホールドアとかごドアとは互いに係合して同時に開閉動作を行う仕組みになっているため、このようなスイッチ溶着事故の発生が直ちに重大事故に直結するわけではないが、万一、ドアスイッチの溶着中に係合機構の故障が重なってしまったような場合には、非常に危険な状態でエレベータ運転が行われる事態となる。したがって、このようなドアスイッチの溶着はできるだけ早急に発見して新しいスイッチに交換するなどの適切な措置を講じる必要がある。
また、短絡異常にはドアスイッチの溶着の他に、配線材の損傷等によりドアスイッチを挟む個所が短絡してしまう場合や、乗場ホールの清掃作業の際に水滴が上側ホールから下側ホールに落下し、この水滴によってドアスイッチが短絡されてしまう場合もある。そして、図6の構成では、配線材の長さが非常に長くなるため、このような短絡異常を生じている個所を見つけ出すのが非常に困難になっている。つまり、最下階のホールドアスイッチHSW1とかごドアスイッチKSWとをつなぐケーブルは、実際にはエレベータ制御装置101を収納している制御盤(通常は最上階の上方位置)を経由して長い距離にわたって接続されており、ケーブル全長は昇降路高さの何倍かの非常に長いものになるため、短絡個所を特定するのに多くの労力及び時間を費やす結果となっている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ドアの全閉検出信号を出力するホールドアスイッチ及びかごドアスイッチのいずれかに短絡異常が生じた場合に、その異常発生を迅速且つ容易に検出することが可能なエレベータ制御システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明は、ホールドアが全閉状態にあるときにホールドア全閉検出信号を出力する各階床のホールドアスイッチが直列接続されて形成されるホールドアスイッチ直列接続回路と、かごドアが全閉状態にあるときにかごドア全閉検出信号を出力するかごドアスイッチと、かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出するかごドア位置検出手段と、前記かごドア位置検出手段からかごドアが全開位置にあることを示すかごドア位置検出信号を入力中に、前記ホールドアスイッチ直列接続回路からホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記かごドアスイッチからかごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常なドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止するエレベータ制御装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記エレベータ制御装置は、前記全開位置にあることを示すかごドア位置検出信号の入力中に、前記ホールドア全閉検出信号又は前記かごドア全閉検出信号を入力した状態が所定時間以上継続したことを条件にして、異常なドアスイッチが存在すると判別するドアスイッチ異常判別手段を有する、ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記エレベータ制御装置は、ホールドアスイッチ側又はかごドアスイッチ側のうちのいずれの側の異常であるかを特定し得る情報、及びホールドアスイッチ側の異常である場合には異常に係る階床を特定し得る情報を少なくとも含む異常情報を記憶する異常情報記憶手段を有する、ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記エレベータ制御装置は、前記ホールドアスイッチ直列接続回路からのホールドア全閉検出信号又は非検出信号を入力するホールドアスイッチ検出信号入力回路、及び前記かごドアスイッチからのかごドア全閉検出信号又は非検出信号を入力するかごドアスイッチ検出信号入力回路を有する、ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明において、前記ホールドアスイッチ検出信号入力回路は、前記エレベータ制御装置内に入力側共通接続点が設けられた第1のホール側入力回路及び第2のホール側入力回路により構成されると共に、前記かごドアスイッチ検出信号入力回路は、前記エレベータ制御装置内に入力側共通接続点が設けられた第1のかご側入力回路及び第2のかご側入力回路により構成されており、前記エレベータ制御装置は、前記第1のホール側入力回路及び前記第2のホール側入力回路の各入力信号が互いに異なる場合、又は前記第1のかご側入力回路及び前記第2のかご側入力回路の各入力信号が互いに異なる場合は、正常と判別した側の入力回路の入力信号を用いて運転を継続すると共に、注意警報を発報する、ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、正面側ホールドアが全閉状態にあるときに正面側ホールドア全閉検出信号を出力する各階床の正面側ホールドアスイッチが直列接続されて形成される正面側ホールドアスイッチ直列接続回路と、正面側かごドアが全閉状態にあるときに正面側かごドア全閉検出信号を出力する正面側かごドアスイッチと、正面側かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出する正面側かごドア位置検出手段と、背面側ホールドアが全閉状態にあるときに背面側ホールドア全閉検出信号を出力する各階床の背面側ホールドアスイッチが直列接続されて形成される背面側ホールドアスイッチ直列接続回路と、背面側かごドアが全閉状態にあるときに背面側かごドア全閉検出信号を出力する背面側かごドアスイッチと、背面側かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出する背面側かごドア位置検出手段と、前記正面側かごドア位置検出手段から正面側かごドアが全開位置にあることを示す正面側かごドア位置検出信号を入力中に、前記正面側ホールドアスイッチ直列接続回路から正面側ホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記正面側かごドアスイッチから正面側かごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常な正面側ドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止すると共に、前記背面側かごドア位置検出手段から背面側かごドアが全開位置にあることを示す背面側かごドア位置検出信号を入力中に、前記背面側ホールドアスイッチ直列接続回路から背面側ホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記背面側かごドアスイッチから背面側かごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常な背面側ドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止するエレベータ制御装置と、を備えたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記正面側ホールドア及び前記正面側かごドア、並びに前記背面側ホールドア及び前記背面側かごドアは、正面側及び背面側の双方が同時に戸開動作を行うことがないものであり、前記正面側ホールドアスイッチ直列接続回路と前記背面側ホールドアスイッチ直列接続回路とが直列接続されると共に、前記正面側かごドアスイッチと前記背面側かごドアスイッチとが直列接続されている、ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、ホールドアが全閉状態にあるときにホールドア全閉検出信号を出力する各階床のホールドアスイッチが直列接続されて形成されるホールドアスイッチ直列接続回路と、かごドアが全閉状態にあるときにかごドア全閉検出信号を出力するかごドアスイッチと、かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出するかごドア位置検出手段と、前記かごドア位置検出手段からかごドアが全開位置にあることを示すかごドア位置検出信号を入力中に、前記ホールドアスイッチ直列接続回路からホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記かごドアスイッチからかごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常なドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止するエレベータ制御装置と、消防活動の際に手動操作される消防時操作スイッチと、前記ホールドアスイッチ直列接続回路及び前記かごドアスイッチにそれぞれ並列接続されたホールドアスイッチ側バイパス回路及びかごドアスイッチ側バイパス回路に設けられ、前記消防時操作スイッチの操作に基づくオン動作により、実際のドアスイッチの状態如何に拘わらず前記エレベータ制御装置に対して強制的にドア全閉検出信号を入力させる常開接点と、前記ホールドアスイッチ直列接続回路及び前記かごドアスイッチの各入力側及び各出力側に接続され、前記消防時操作スイッチの操作に基づくオフ動作により、前記ホールドアスイッチ直列接続回路及び前記かごドアスイッチを各入力側回路及び各出力側回路と切り離す常閉接点と、を備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8記載の発明において、前記消防時操作スイッチは、所定階床のホールドア付近に設置されエレベータかごを所定階床に呼び戻すための呼び戻しスイッチ、又はエレベータかご内に設置された非常用運転スイッチである、ことを特徴とする。
本発明によれば、かごドア位置検出手段からの検出信号が全開位置を示しているにもかかわらず、全閉検出信号を入力した場合には異常なドアスイッチが存在すると判別するので、溶着などのドアスイッチ異常の発生を迅速に検出することができる。また、全閉検出信号の入力経路をホールドアスイッチ直列接続回路とかごドアスイッチとに分けているので、ホールドアスイッチ側の異常又はかごドアスイッチ側の異常のいずれであるかを検出することができ、更に、ホールドアスイッチ側の異常である場合にはそれがどのスイッチであるのかを容易に特定することができる。
以下、本発明の実施形態を図に基づき説明する。但し、図6で示した構成要素と同一のものには同一又は類似の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御システムの構成図である。この図において、安全回路SACの出力側に形成されている共通接続点P0からホールドアスイッチ直列接続回路SECと、かごドアスイッチKSWとが分岐している。これら分岐したホールドアスイッチ直列接続回路SEC及びかごドアスイッチKSWは、エレベータ制御装置1内のホールドアスイッチ検出信号入力回路2及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3にそれぞれ接続されている。なお、ホールドアスイッチ直列接続回路SEC側の抵抗Ra、及びかごドアスイッチKSW側の抵抗Rbは、図6における抵抗Rと同様のものである。
ホールドアスイッチ検出信号入力回路2及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3が入力した各検出信号は、ドアスイッチ異常判別手段5及び異常情報記憶手段6を有するエレベータ運転制御回路4に出力されるようになっている。このエレベータ運転制御回路4は、ドアモータ7をかごドア位置検出手段8からの検出信号に基づき制御してかごドアを開閉するようになっている。
ドアスイッチ異常判別手段5は、かごドア位置検出手段8からかごドアが全開位置にあることを示す検出信号を入力している期間中に、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3からの信号入力に基づき、異常なドアスイッチが存在するか否かを判別するものである。
つまり、ホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWの全てのスイッチが正常であれば、かごドア位置検出手段8からかごドアが全開位置にあることを示す信号をエレベータ運転制御回路4が入力している場合には、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3からの信号はいずれもオフ信号(全閉非検出信号)となっている筈である。それにもかかわらず、エレベータ運転制御回路4が、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2又はかごドアスイッチ検出信号入力回路3のいずれかからオン信号(全閉検出信号)を入力しているとすれば、それはホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWのうちのいずれかに溶着などの異常が発生しているか、あるいはそれらのスイッチに接続されているケーブル等に短絡異常が発生していることなどが原因と考えられる。そこで、エレベータ運転制御回路4は、このような場合にはエレベータの運転を停止するようにしている。
但し、本実施形態においては、ドアスイッチ異常判別手段5が異常と判別するのは、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2又はかごドアスイッチ検出信号入力回路3からオン信号を入力している状態が所定時間(数十ミリ秒乃至数百ミリ秒程度の時間)以上継続した場合としている。これは、ノイズの影響やドアスイッチの動作遅れ等を考慮したものである。ドアスイッチ異常判別手段5は、この所定時間を計測するためのタイマカウンタ(図示せず)を有している。
異常情報記憶手段6は、ドアスイッチ異常判別手段5が異常なドアスイッチが存在すると判別した場合に、その異常に係る情報を記憶するための手段である。例えば、かごドア位置検出手段8からかごドアが全開位置にあることを示す信号の入力期間中に、全閉検出信号を入力したのであれば、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2又はかごドアスイッチ検出信号入力回路3のうちのいずれから入力したかについての情報が記憶されるようになっている。そして、もしホールドアスイッチ検出信号入力回路2から全閉検出信号を入力したのであれば、乗りかごの現在位置の検出に基づき、異常となっている階床が何階であるかという情報を記憶するようになっている。
次に、図1の動作を図2のフローチャートに基づき説明する。但し、エレベータ運転中における安全回路SACの出力信号は常にオン信号であるとする。
例えば、いま、乗りかごが最下階から上昇して最上階に到着した状態であるとすると、エレベータ運転制御回路4は戸開指令を出力してドアモータ7の駆動を開始する(ステップ1)。そして、ドアスイッチ異常判別手段5は、かごドア位置検出手段8からの信号を入力して、このときの戸開動作中のかごドア位置を検出し(ステップ2)、かごドアが全閉位置から全開位置に移動したか否かを判別する(ステップ3)。
ドアスイッチ異常判別手段5は、かごドアが全開位置に到達したと判別するとタイマカウンタをセットする(ステップ4)と共に、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3から各検出信号を入力する(ステップ5)。そして、これらの検出信号の中に全閉検出信号(オン信号)が有るか否かを判別する(ステップ6)。全閉検出信号がない場合(ステップ6の「NO」)には、ホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWの全てのドアスイッチと、これらのドアスイッチからの入力経路は正常に機能していると見做し、そのまま運転を継続する(ステップ7)。
しかし、全閉検出信号が有る場合(ステップ6の「YES」)、つまりホールドアスイッチ検出信号入力回路2又はかごドアスイッチ検出信号入力回路3のいずれかからオン信号を入力している場合、ドアスイッチ異常判別手段5は、所定時間が経過するのを待って、つまりタイマカウンタがタイムアップになるのを待って(ステップ8)、異常なドアスイッチが存在すると判別する(ステップ9)。
そして、ドアスイッチ異常判別手段5は、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2から全閉検出信号を入力しているのであれば、ホールドアスイッチ直列接続回路SECからの入力経路中に異常がある旨の異常情報を異常情報記憶手段6に記憶させ、一方、かごドアスイッチ検出信号入力回路3から全閉検出信号を入力しているのであれば、かごドアスイッチKSWからの入力経路中に異常がある旨の異常情報を異常情報記憶手段6に記憶させる(ステップ10)。そして、もしホールドアスイッチ検出信号入力回路2から全閉検出信号を入力したのであれば、乗りかごの現在位置の検出に基づき、異常となっている階床が何階であるかという情報を記憶させる。
この後、エレベータ運転制御回路4は、管理室の端末装置、又はエレベータ監視センターに異常が発生したことを報知し(ステップ11)、エレベータの運転を停止する(ステップ12)。
このように、本実施形態によれば、かごドア位置検出手段8からの検出信号が全開位置を示しているにもかかわらずエレベータ運転制御回路4が全閉検出信号を入力した場合には、ドアスイッチ異常判別手段5が異常なドアスイッチが存在すると判別するので、溶着などのドアスイッチ異常の発生を迅速に検出することができる。また、全閉検出信号の入力経路をホールドアスイッチ直列接続回路SECとかごドアスイッチKSWとに分けているので、ホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn側の異常又はかごドアスイッチKSW側の異常のいずれであるかを検出することができ、更に、ホールドアスイッチ側の異常である場合にはそれがどのスイッチであるのかを容易に特定することができる。
更に、本実施形態によれば、ドアスイッチ異常判別手段5が異常情報を異常情報記憶手段6に記憶させると共に、異常発生を管理室やエレベータ監視センター等に報知するようにしているので、管理人又は保守係員は直ちに現場に駆けつけることができ、異常情報記憶手段6により異常内容を確認した後、異常なドアスイッチを新規なものに交換するなど適切な措置を迅速且つ容易に講ずることが可能になる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るエレベータ制御システムの構成図である。図3が図1と異なる点は、まず、エレベータ制御装置1Aがホールドアスイッチ検出信号入力回路2A及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3Aを有している点である。そして、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2Aは、入力側共通接続点P1で分岐された第1のホール側入力回路21及び第2のホール側入力回路22により構成されており、かごドアスイッチ検出信号入力回路3Aは、入力側共通接続点P2で分岐された第1のかご側入力回路31及び第2のかご側入力回路32により構成されている。
また、エレベータ運転制御回路4Aは、ドアスイッチ異常判別手段5、及び異常情報記憶手段6の他に、注意警報発報手段9を有している。
前述したように、エレベータ制御装置は、機械室が設置されるタイプのエレベータシステムであれば機械室内部に、機械室が設置されないタイプのエレベータシステムであれば特定階床のホールドア付近あるいは昇降路内の所定個所などに設置されるようになっている。そのうち、昇降路内に設置されるような場合、その設置環境は粉塵の侵入や結露が発生するなど劣悪である場合が少なくない。このような劣悪な環境下では用品の寿命は短くなり、過電圧サージなどの混入等により入力回路部品がしばしば損傷することがあるため、たとえホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWが正常に機能していたとしても、正常な検出信号が常にエレベータ運転制御回路に送られるとは限らない。
そこで、本実施形態におけるエレベータ制御装置1Aのエレベータ運転制御回路4Aは、かごドア位置検出手段8からの検出信号が全開位置であることを示している場合に、第1のホール側入力回路21若しくは第2のホール側入力回路22の一方が全閉検出信号(オン信号)を出力したとき、又は第1のかご側入力回路31若しくは第2のかご側入力回路32の一方が全閉検出信号を出力したときでも、他方が全閉非検出信号(オフ信号)を出力していれば、ドアスイッチについて異常は発生していないと見なして運転を継続するようにしている。
但し、入力系統に例えば粉塵の蓄積や結露などに起因する何らかの異常が発生しているのは事実であるため、注意警報発報手段9が管理室やエレベータ監視センター等に対して注意警報を発報する。これにより、管理人又は保守係員は速やかに現場に駆けつけ、入力系統の異常原因を突き止めて適切な処置を行うようにする。
このように、本実施形態では、信号入力系統を2系統とした構成を採用しているので、エレベータ制御装置が劣悪な環境下に設置され異常な検出信号を入力しやすくなっているような場合でも直ちに運転を停止せず、乗客へのサービス低下を極力抑制することが可能となっている。
次に、上述したドアスイッチ短絡異常の検出技術を2方向ドア型エレベータに適用した構成につき説明する。図4は、本発明の実施形態に係る2方向ドア型エレベータ制御システムの構成図である。この図において、安全回路SACの出力側に形成されている共通接続点P0から正面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC1と正面側かごドアスイッチFKSWとが分岐している。そして、正面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC1には更に背面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC2が直列接続されると共に、正面側かごドアスイッチFKSWには更に背面側かごドアスイッチBKSWが直列接続されている。
正面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC1は、直列接続された複数の正面側ホールドアスイッチFHSW1,FHSW2,…,FHSWnにより構成されている。正面側ホールドアスイッチFHSW1,FHSW2,…,FHSWnは、各階床の対応する正面側ホールドアが全閉状態となっているときにオン動作して全閉検出信号を出力するものであり、正面側かごドアスイッチFKSWは正面側かごドアが全閉状態となっているときにオン動作して全閉検出信号を出力するものである。
同様に、背面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC2は、直列接続された複数の背面側ホールドアスイッチBHSW1,BHSW2,…,BHSWnにより構成されている。背面側ホールドアスイッチBHSW1,BHSW2,…,BHSWnは、各階床の対応する背面側ホールドアが全閉状態となっているときにオン動作して全閉検出信号を出力するものであり、背面側かごドアスイッチBKSWは背面側かごドアが全閉状態となっているときにオン動作して全閉検出信号を出力するものである。
なお、背面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC2に接続されている抵抗Ra、背面側かごドアスイッチBKSWに接続されている抵抗Rbは、図6における抵抗Rと同様のものである。
本実施形態のエレベータ制御装置1Bは、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2B及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3Bを有している。そして、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2Bは、正面ホール側入力回路23及び背面ホール側入力回路24により構成されており、かごドアスイッチ検出信号入力回路3Bは正面かご側入力回路33及び背面かご側入力回路34により構成されている。
正面ホール側入力回路23の入力側は、正面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC1及び背面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC2間に形成された共通接続点P01に接続されると共に、背面ホール側入力回路24の入力側は背面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC2に接続されている。
正面かご側入力回路33の入力側は、正面側かごドアスイッチFKSW及び背面側かごドアスイッチBKSW間に形成された共通接続点P02に接続されると共に、背面かご側入力回路34の入力側は背面側かごドアスイッチBKSWに接続されている。
正面ホール側入力回路23及び背面ホール側入力回路24、並びに正面かご側入力回路33及び背面かご側入力回路34が入力した各検出信号は、ドアスイッチ異常判別手段5及び異常情報記憶手段6を有するエレベータ運転制御回路4Bに出力されるようになっている。このエレベータ運転制御回路4Bは、正面側ドアモータ7Fを正面側かごドア位置検出手段8Fからの検出信号に基づき制御して正面側かごドアを開閉すると共に、背面側ドアモータ7Bを背面側かごドア位置検出手段8Bからの検出信号に基づき制御して背面側かごドアを開閉するようになっている。
ここで、この実施形態に係るエレベータ制御システムは、正面側かごドア及び背面側かごドアは同時に戸開動作をせず、したがって、正面側ホールドア及び背面側ホールドアも同時に戸開動作をしないシステムであることを前提としている。それ故、本実施形態のドアスイッチ異常判別手段5は、正面ホール側入力回路23及び正面かご側入力回路33からの信号入力に基づき正面側ドアスイッチの判別動作を行っているときは背面側ドアスイッチの判別動作を行うことはせず、逆に、背面ホール側入力回路24及び背面かご側入力回路34からの信号入力に基づき背面側ドアスイッチの判別動作を行っているときは正面側ドアスイッチの判別動作を行わないようになっている。
つまり、図4の構成では、共通接続点P0から直接に分岐しているのは正面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC1及び正面側かごドアスイッチFKSWの2系統のみとなっている。しかし、これに背面側ホールドアスイッチ直列接続回路SEC2及び背面側かごドアスイッチBKSWも加えて、共通接続点P0から4系統を直接に分岐させる構成を採用することも可能である。ところが、そのような構成は、異常判別が不要な系統にも電流を流すことになり、徒にドアスイッチの接点寿命を縮める結果となる。これに対し、図4に示した構成では、異常判別に必要なスイッチにしか電流が流れない構成となっているので、その分ドアスイッチの接点寿命を長くすることができる。
例えば、いまエレベータ運転制御回路4Bが正面側ドアモータ7Fを駆動して正面側かごドアを戸開状態にした場合を考えてみると、この場合には正面側ホールドアスイッチFHSW1,FHSW2,…,FHSWn及び正面側かごドアスイッチFKSWはオフ状態になるはずであるから、ドアスイッチ異常判別手段5は、正面ホール側入力回路23及び正面かご側入力回路33からオフ信号が入力されるか否かを監視していればよい。このとき背面側ホールドアスイッチBHSW1,BHSW2,…,BHSWn及び背面側かごドアスイッチBKSWはオン状態となっているけれども、その前段側の正面側スイッチがオフ状態になっているので、これら後段側の背面側スイッチに不要な電流が流れることはない。
したがって、4系統にした場合に比べて電流量を低減することができ、背面側スイッチの接点寿命を長くすることができる。これをもし、共通接続点P0に、背面側ホールドアスイッチBHSW1,BHSW2,…,BHSWnを接続すると共に、背面側かごドアスイッチBKSWも接続する構成としたのでは、これらのスイッチにも不要な電流が流れ、この不要な電流を背面ホール側入力回路24及び背面かご側入力回路34が入力する結果となる。
また、エレベータ運転制御回路4Bが背面側ドアモータ7Bを駆動して背面側かごドアを戸開状態にした場合を考えてみると、この場合には、正面側ホールドアスイッチFHSW1,FHSW2,…,FHSWn及び正面側かごドアスイッチFKSWがオン状態になると共に、背面側ホールドアスイッチBHSW1,BHSW2,…,BHSWn及び背面側かごドアスイッチBKSWがオフ状態になるはずであるから、ドアスイッチ異常判別手段5は、背面ホール側入力回路24及び背面かご側入力回路34からオフ信号が入力されるか否かを監視していればよい。この場合、正面ホール側入力回路23及び正面かご側入力回路33には共通接続点P01,P02から、そのときの異常判別には不要な電流が入力されることになるが、それはやむを得ないものとする(但し、これらの入力回路23,33の前段側に遮断スイッチ等を設けることにより不要な電流が流れないようにすることも勿論可能である。)。
次に、上述したドアスイッチ短絡異常の検出技術を非常用エレベータに適用した構成につき説明する。非常用エレベータは、普段は通常のエレベータとして用いられるものであるが、火災等の災害発生時には消防活動のために用いられるものであり、かごドアが開いたままの状態でも昇降動できることが要求される。したがって、ドアスイッチの異常発生時に運転を停止させる機能は却って消防活動の妨げとなることがある。本実施形態は、非常用エレベータを消防活動の際に支障なく利用できる構成としたものである。
図5は、本発明の実施形態に係る非常用エレベータ制御システムの構成図である。この図において、エレベータ制御装置1Cは、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2C、かごドアスイッチ検出信号入力回路3C、及びエレベータ運転制御回路4Cを有している。そして、エレベータ運転制御回路4Cは、ドアスイッチ異常判別手段5及び異常情報記憶手段6の他に、常開・常閉接点制御手段10を有している。この常開・常閉接点制御手段10には消防時操作スイッチ11からの操作信号が入力されるようになっている。消防時操作スイッチ11とは、所定階床(例えば1階などの玄関階)のホールドア付近に設置されエレベータかごを所定階床に呼び戻すための呼び戻しスイッチ、又はエレベータかご内に設置された非常用運転スイッチなど、エレベータを消防活動に用いる際に操作するスイッチを指している。
また、安全回路SACの出力側に共通接続点P03が設けられると共に、ホールドアスイッチ検出信号入力回路2C及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3Cの入力側に共通接続点P04,P05が設けられている。そして、共通接続点P03,P04間にホールドアスイッチ側バイパス回路12が形成されると共に、共通接続点P03,P05間にかごドアスイッチ側バイパス回路13が形成されている。
ホールドアスイッチ側バイパス回路12の途中には常開接点14が設けられると共に、かごドアスイッチ側バイパス回路13の途中には常開接点15が設けられている。また、共通接続点P03,P0間には常閉接点16が設けられ、ホールドアスイッチHSWnと共通接続点P04との間には常閉接点17が設けられ、かごドアスイッチKSWと共通接続点P05との間には常閉接点18が設けられている。これら常開接点14,15及び常閉接点16,17,18のオンオフ動作は常開・常閉接点制御手段10により制御されるようになっている。
次に、図5の動作を説明する。本実施形態の非常用エレベータを通常エレベータとして利用する場合、図示の通りに常開接点14,15はオフ、常閉接点16,17,18はオンになっている。したがって、この場合には図1と同様の動作となる。
建物に火災が発生し、消防士が消防活動を開始すべく消防時操作スイッチ11を操作すると、常開・常閉接点制御手段10は消防時操作スイッチ11からの操作信号の入力に基づき、常開接点14,15をオン、常閉接点16,17,18をオフに切り換える。
常開接点14,15がオンに切り換わったことにより、安全回路SACからのオン信号はバイパス回路12,13を経由してホールドアスイッチ検出信号入力回路2C及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3Cに全閉検出信号として強制的に入力される。したがって、ホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWのオンオフ状態の如何に拘わらず、エレベータ運転が停止されることがなくなり、消防活動が妨げられることがなくなる。
また、ホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWの入力側に接続されている常閉接点16、及び出力側に接続されている常閉接点17,18がそれぞれオフに切り換わったことにより、これらホールドアスイッチHSW1,HSW2,…,HSWn及びかごドアスイッチKSWは、入力側の安全回路SAC及び出力側のホールドアスイッチ検出信号入力回路2C及びかごドアスイッチ検出信号入力回路3Cとは完全に切り離される。これにより、放水がかかってもこれらのスイッチ及びその他の機器に過大な電流が流れるのを防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係るエレベータ制御システムの構成図。 図1の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るエレベータ制御システムの構成図。 発明の実施形態に係る2方向ドア型エレベータ制御システムの構成図。 本発明の実施形態に係る非常用エレベータ制御システムの構成図。 従来のエレベータ制御システムの構成図。
符号の説明
SAC:安全回路
SEC:ホールドアスイッチ直列接続回路
HSW1,HSW2,…,HSWn:ホールドアスイッチ
KSW:かごドアスイッチ
Ra,Rb:抵抗
P0:共通接続点
1:エレベータ制御装置
2:ホールドアスイッチ検出信号入力回路
3:かごドアスイッチ検出信号入力回路
4:エレベータ運転制御回路
5:ドアスイッチ異常判別手段
6:異常情報記憶手段
7:ドアモータ
8:かごドア位置検出手段
P1,P2:入力側共通接続点
1A:エレベータ制御装置
2A:ホールドアスイッチ検出信号入力回路
21:第1のホール側入力回路
22:第2のホール側入力回路
3A:かごドアスイッチ検出信号入力回路
31:第1のかご側入力回路
32:第2のかご側入力回路
4A:エレベータ運転制御回路
9:注意警報発報手段
SEC1:正面側ホールドアスイッチ直列接続回路
FHSW1,FHSW2,…,FHSWn:正面側ホールドアスイッチ
FKSW:正面側かごドアスイッチ
SEC2:背面側ホールドアスイッチ直列接続回路
BHSW1,BHSW2,…,BHSWn:背面側ホールドアスイッチ
BKSW:背面側かごドアスイッチ
1B:エレベータ制御装置
2B:ホールドアスイッチ検出信号入力回路
23:ホールドアスイッチ検出信号入力回路
24:背面ホール側入力回路
3B:かごドアスイッチ検出信号入力回路
33:正面かご側入力回路
34:背面かご側入力回路
4B:エレベータ運転制御回路
7F:正面側ドアモータ
7B:背面側ドアモータ
8F:正面側かごドア位置検出手段
8B:背面側かごドア位置検出手段
P03:入力側共通接続点
P04,P05:出力側共通接続点
1C:エレベータ制御装置
2C:ホールドアスイッチ検出信号入力回路
3C:かごドアスイッチ検出信号入力回路
4C:エレベータ運転制御回路
10:常開・常閉接点制御手段
11:消防時操作スイッチ
12:ホールドアスイッチ側バイパス回路
13:かごドアスイッチ側バイパス回路
14,15:常開接点
16,17,18:常閉接点

Claims (9)

  1. ホールドアが全閉状態にあるときにホールドア全閉検出信号を出力する各階床のホールドアスイッチが直列接続されて形成されるホールドアスイッチ直列接続回路と、
    かごドアが全閉状態にあるときにかごドア全閉検出信号を出力するかごドアスイッチと、
    かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出するかごドア位置検出手段と、
    前記かごドア位置検出手段からかごドアが全開位置にあることを示すかごドア位置検出信号を入力中に、前記ホールドアスイッチ直列接続回路からホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記かごドアスイッチからかごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常なドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止するエレベータ制御装置と、
    を備えたことを特徴とするエレベータ制御システム。
  2. 前記エレベータ制御装置は、前記全開位置にあることを示すかごドア位置検出信号の入力中に、前記ホールドア全閉検出信号又は前記かごドア全閉検出信号を入力した状態が所定時間以上継続したことを条件にして、異常なドアスイッチが存在すると判別するドアスイッチ異常判別手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御システム。
  3. 前記エレベータ制御装置は、ホールドアスイッチ側又はかごドアスイッチ側のうちのいずれの側の異常であるかを特定し得る情報、及びホールドアスイッチ側の異常である場合には異常に係る階床を特定し得る情報を少なくとも含む異常情報を記憶する異常情報記憶手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御システム。
  4. 前記エレベータ制御装置は、前記ホールドアスイッチ直列接続回路からのホールドア全閉検出信号又は非検出信号を入力するホールドアスイッチ検出信号入力回路、及び前記かごドアスイッチからのかごドア全閉検出信号又は非検出信号を入力するかごドアスイッチ検出信号入力回路を有する、
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータ制御システム。
  5. 前記ホールドアスイッチ検出信号入力回路は、前記エレベータ制御装置内に入力側共通接続点が設けられた第1のホール側入力回路及び第2のホール側入力回路により構成されると共に、
    前記かごドアスイッチ検出信号入力回路は、前記エレベータ制御装置内に入力側共通接続点が設けられた第1のかご側入力回路及び第2のかご側入力回路により構成されており、
    前記エレベータ制御装置は、前記第1のホール側入力回路及び前記第2のホール側入力回路の各入力信号が互いに異なる場合、又は前記第1のかご側入力回路及び前記第2のかご側入力回路の各入力信号が互いに異なる場合は、正常と判別した側の入力回路の入力信号を用いて運転を継続すると共に、注意警報を発報する、
    ことを特徴とする請求項4記載のエレベータ制御システム。
  6. 正面側ホールドアが全閉状態にあるときに正面側ホールドア全閉検出信号を出力する各階床の正面側ホールドアスイッチが直列接続されて形成される正面側ホールドアスイッチ直列接続回路と、
    正面側かごドアが全閉状態にあるときに正面側かごドア全閉検出信号を出力する正面側かごドアスイッチと、
    正面側かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出する正面側かごドア位置検出手段と、
    背面側ホールドアが全閉状態にあるときに背面側ホールドア全閉検出信号を出力する各階床の背面側ホールドアスイッチが直列接続されて形成される背面側ホールドアスイッチ直列接続回路と、
    背面側かごドアが全閉状態にあるときに背面側かごドア全閉検出信号を出力する背面側かごドアスイッチと、
    背面側かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出する背面側かごドア位置検出手段と、
    前記正面側かごドア位置検出手段から正面側かごドアが全開位置にあることを示す正面側かごドア位置検出信号を入力中に、前記正面側ホールドアスイッチ直列接続回路から正面側ホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記正面側かごドアスイッチから正面側かごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常な正面側ドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止すると共に、前記背面側かごドア位置検出手段から背面側かごドアが全開位置にあることを示す背面側かごドア位置検出信号を入力中に、前記背面側ホールドアスイッチ直列接続回路から背面側ホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記背面側かごドアスイッチから背面側かごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常な背面側ドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止するエレベータ制御装置と、
    を備えたことを特徴とする2方向ドア型エレベータ制御システム。
  7. 前記正面側ホールドア及び前記正面側かごドア、並びに前記背面側ホールドア及び前記背面側かごドアは、正面側及び背面側の双方が同時に戸開動作を行うことがないものであり、
    前記正面側ホールドアスイッチ直列接続回路と前記背面側ホールドアスイッチ直列接続回路とが直列接続されると共に、前記正面側かごドアスイッチと前記背面側かごドアスイッチとが直列接続されている、
    ことを特徴とする請求項6記載の2方向ドア型エレベータ制御システム。
  8. ホールドアが全閉状態にあるときにホールドア全閉検出信号を出力する各階床のホールドアスイッチが直列接続されて形成されるホールドアスイッチ直列接続回路と、
    かごドアが全閉状態にあるときにかごドア全閉検出信号を出力するかごドアスイッチと、
    かごドアの全開位置から全閉位置に至るまでの範囲におけるドア位置を検出するかごドア位置検出手段と、
    前記かごドア位置検出手段からかごドアが全開位置にあることを示すかごドア位置検出信号を入力中に、前記ホールドアスイッチ直列接続回路からホールドア全閉検出信号を入力した場合、又は前記かごドアスイッチからかごドア全閉検出信号を入力した場合に、異常なドアスイッチが存在すると判別してエレベータの運転を停止するエレベータ制御装置と、
    消防活動の際に手動操作される消防時操作スイッチと、
    前記ホールドアスイッチ直列接続回路及び前記かごドアスイッチにそれぞれ並列接続されたホールドアスイッチ側バイパス回路及びかごドアスイッチ側バイパス回路に設けられ、前記消防時操作スイッチの操作に基づくオン動作により、実際のドアスイッチの状態如何に拘わらず前記エレベータ制御装置に対して強制的にドア全閉検出信号を入力させる常開接点と、
    前記ホールドアスイッチ直列接続回路及び前記かごドアスイッチの各入力側及び各出力側に接続され、前記消防時操作スイッチの操作に基づくオフ動作により、前記ホールドアスイッチ直列接続回路及び前記かごドアスイッチを各入力側回路及び各出力側回路と切り離す常閉接点と、
    を備えたことを特徴とする非常用エレベータ制御システム。
  9. 前記消防時操作スイッチは、所定階床のホールドア付近に設置されエレベータかごを所定階床に呼び戻すための呼び戻しスイッチ、又はエレベータかご内に設置された非常用運転スイッチである、
    ことを特徴とする請求項8記載の非常用エレベータ制御システム。
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