JP2008155739A - 車両用エアガイド - Google Patents
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Abstract
【課題】 上下に配置された複数の熱交換器の車両走行時における冷却風の偏流や車両停車時における熱気干渉を防止できる車両用エアガイドの提供。
【解決手段】 上下に配置されるコンデンサ2及びラジエータ3とオイルクーラ4との間に車幅方向へ亘って車両前方側に張り出した下部エアガイド6を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】 上下に配置されるコンデンサ2及びラジエータ3とオイルクーラ4との間に車幅方向へ亘って車両前方側に張り出した下部エアガイド6を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用エアガイドに関する。
従来、熱交換器への導風やエンジン側の熱気吹き返し防止を目的として、熱交換器の周囲に車両前方側へ張り出した車両用エアガイドの技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
また、近年、車両にはラジエータ、コンデンサ、オイルクーラ、インタークーラ等の様々な種類及び数の熱交換器が搭載される他、複数の熱交換器を上下に配置することにより冷却性能の向上を図りつつ、エンジンルーム内のスペースを有効活用するようにしたものもある。
特開2006−199250号公報
特開2006−205961号公報
また、近年、車両にはラジエータ、コンデンサ、オイルクーラ、インタークーラ等の様々な種類及び数の熱交換器が搭載される他、複数の熱交換器を上下に配置することにより冷却性能の向上を図りつつ、エンジンルーム内のスペースを有効活用するようにしたものもある。
しかしながら、上下に配置された複数の熱交換器は車両走行時において、上下に配置された熱交換器のうちの通気抵抗が小さい方の熱交換器側へ冷却風が偏って流通してしまうという問題点があった。
また、車両停車時において、上下に配置された熱交換器の熱気が互いに干渉して冷却性能の低下やエンジンルーム内の高温化に繋がる虞があった。
また、車両停車時において、上下に配置された熱交換器の熱気が互いに干渉して冷却性能の低下やエンジンルーム内の高温化に繋がる虞があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、上下に配置された複数の熱交換器の車両走行時における冷却風の偏流や車両停車時における熱気干渉を防止できる車両用エアガイドを提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、上下に配置される複数の熱交換器の間に車幅方向へ亘って車両前方側に張り出した車両用エアガイドを設けたことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、上下に配置される複数の熱交換器の間に車幅方向へ亘って車両前方側に張り出した車両用エアガイドを設けたため、上下に配置された複数の熱交換器の車両走行時における冷却風の偏流や車両停車時における熱気干渉を防止できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
なお、本実施例1では、上側に配置された熱交換器をコンデンサ及びラジエータ、下側に配置された熱交換器をオイルクーラに適用した場合について説明する。
また、車両前後方向及び車幅方向を前後方向及び左右方向と称して説明する。
図1は本発明の実施例1の車両用エアガイドが採用された車両前部の正面図、図2は同斜視図、図3は同分解斜視図、図4は本実施例1のラジエータコアサポートを示す斜視図、図5は本実施例1のコンデンサを示す斜視図、図6は本実施例1のラジエータを示す斜視図、図7は本実施例1のオイルクーラを示す斜視図である。
なお、本実施例1では、上側に配置された熱交換器をコンデンサ及びラジエータ、下側に配置された熱交換器をオイルクーラに適用した場合について説明する。
また、車両前後方向及び車幅方向を前後方向及び左右方向と称して説明する。
図1は本発明の実施例1の車両用エアガイドが採用された車両前部の正面図、図2は同斜視図、図3は同分解斜視図、図4は本実施例1のラジエータコアサポートを示す斜視図、図5は本実施例1のコンデンサを示す斜視図、図6は本実施例1のラジエータを示す斜視図、図7は本実施例1のオイルクーラを示す斜視図である。
図8は本実施例1の車両用エアガイドを示す分解斜視図、図9は図8の矢視Aであり、車両エアガイドの側面図、図10は本実施例1の作用を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1〜3に示すように、本実施例1の車両用エアガイドが採用された車両前部は、ラジエータコアサポート1と、コンデンサ2と、ラジエータ3と、オイルクーラ4と、上部エアガイド5と、下部エアガイド6と、両側部エアガイド7,7が備えられている。
図1〜3に示すように、本実施例1の車両用エアガイドが採用された車両前部は、ラジエータコアサポート1と、コンデンサ2と、ラジエータ3と、オイルクーラ4と、上部エアガイド5と、下部エアガイド6と、両側部エアガイド7,7が備えられている。
図4に示すように、ラジエータコアサポート1は、左右方向に延在するラジエータコアサポートアッパ1aと、このラジエータコアサポートアッパ1aの中央部から下方へ延在するフードロックステイ1bで構成され、これは全て金属製となっている。
ラジエータコアサポートアッパ1aは、下方へ開口した略コ字状断面に形成される他、その中央部は図外のフードロックを固定するためのブラケット1cが設けられ、その両端部は後方へ屈曲した形状に形成されている。
また、ラジエータコアサポートアッパ1aの上面には、上下方向に開口した複数の固定孔1dが形成される他、前述した両端部の屈曲した付近には前後方向に開口した固定孔1eがそれぞれ形成されている。
さらに、ラジエータコアサポートアッパ1aの両端部には、前後方向に開口した固定孔1fと上下方向に開口した固定孔1gがそれぞれ形成されている。
また、ラジエータコアサポートアッパ1aの上面には、上下方向に開口した複数の固定孔1dが形成される他、前述した両端部の屈曲した付近には前後方向に開口した固定孔1eがそれぞれ形成されている。
さらに、ラジエータコアサポートアッパ1aの両端部には、前後方向に開口した固定孔1fと上下方向に開口した固定孔1gがそれぞれ形成されている。
フードロックステイ1bは、前後方向に凹凸した板状に形成される他、その上端部は、ラジエータコアサポートアッパ1aに対して左右2箇所のボルトB1,B1及び図示を省略するスポット溶接で固定され、その下端部付近にはそれぞれ前後方向に開口した固定孔1hと固定孔1iが形成されている。
図5に示すように、コンデンサ2は、アルミ製のコア部2aと、このコア部2aの左右に配置されたアルミ製のタンク2b,2cとから構成されている。
コア部2aは、両端部がそれぞれ対応するタンク2b,2cに挿通し固定された図示を省略するチューブと、隣接するチューブ同士間に配置された図示を省略するフィンで構成されている。
コア部2aは、両端部がそれぞれ対応するタンク2b,2cに挿通し固定された図示を省略するチューブと、隣接するチューブ同士間に配置された図示を省略するフィンで構成されている。
また、タンク2bには接続管2dを介して流通媒体の出口となる出力コネクタ2eが設けられる一方、タンク2cには接続管2fを介して流通媒体の入口となる入力コネクタ2gが設けられている。
また、コンデンサ2の左右両端部には、それぞれ固定孔2hを有するブラケット2iが設けられている。さらに、タンク2cにはレシーバタンク2jが連通した状態で設けられている。
また、コンデンサ2の左右両端部には、それぞれ固定孔2hを有するブラケット2iが設けられている。さらに、タンク2cにはレシーバタンク2jが連通した状態で設けられている。
図6に示すように、ラジエータ3は、アルミ製のコア部3aと、このコア部3aの上下に装着された樹脂製のタンク3b,3cとから構成されている。
コア部3aは、両端部がそれぞれ対応するチューブプレート3d,3eに挿通し固定された図示を省略するチューブと、隣接するチューブ同士間に配置された図示を省略するフィンで構成されている。
また、コア部3aの左右両側は、両端部がそれぞれ対応するチューブプレート3d,3eに挿通し固定された図外のレインフォースで連結補強されている。
コア部3aは、両端部がそれぞれ対応するチューブプレート3d,3eに挿通し固定された図示を省略するチューブと、隣接するチューブ同士間に配置された図示を省略するフィンで構成されている。
また、コア部3aの左右両側は、両端部がそれぞれ対応するチューブプレート3d,3eに挿通し固定された図外のレインフォースで連結補強されている。
タンク3b,3cは、略器状に形成される他、その開口周縁部がそれぞれ対応するチューブプレート3d,3eに加締め固定されている。
また、タンク3bの後面にはラジエータ3の流通媒体の入口となる入力ポート3fが設けられる一方、タンク3cの後面にはラジエータの流通媒体の出口となる図外の出力ポートが設けられている。
また、タンク3bの後面にはラジエータ3の流通媒体の入口となる入力ポート3fが設けられる一方、タンク3cの後面にはラジエータの流通媒体の出口となる図外の出力ポートが設けられている。
さらに、ラジエータ3の左右両側には、ブラケット3gがそれぞれ装着されると共に、各ブラケット3gにおけるラジエータコアサポートアッパ1aの固定孔1eと合致する位置にはゴムマウント3hを有する固定孔3iが形成され、コンデンサ2の固定孔2hと合致する位置には固定孔3jが形成されている。
また、各ブラケット3gの左右下部には、左右方向へ突出した突出部3kがそれぞれ形成されると共に、各突出部3kの底面には下方へ突出した円柱状の搭載ピン3mが設けられている。
また、各ブラケット3gの左右下部には、左右方向へ突出した突出部3kがそれぞれ形成されると共に、各突出部3kの底面には下方へ突出した円柱状の搭載ピン3mが設けられている。
図7に示すように、オイルクーラ4は、各エレメント部4aを上下方向に複数積層した2つのコア部4b,4cを前後に連通接続させて成る他、コア部4bには流通媒体の入口となる入力ポート4dが設けられる一方、コア部4cには流通媒体の出口となる出力ポート4eが設けられている。
また、オイルクーラ4の左右両端部付近には、それぞれゴムマウント4fが装着された固定孔4gを有するブラケット4h,4iがそれぞれ設けられている。
また、オイルクーラ4の左右両端部付近には、それぞれゴムマウント4fが装着された固定孔4gを有するブラケット4h,4iがそれぞれ設けられている。
図8に示すように、上部エアガイド5は、左右方向へ延在する略板状に樹脂で一体的に形成される他、その上面にはラジエータコアサポートアッパ1aの上面の固定孔1dと合致する位置に固定孔5aがそれぞれ形成されている。
また、上部エアガイド5には、後方へ切欠開口された切欠部5bが形成されると共に、この切欠部5bの前端部には斜め上方へ起立した導風部5cが形成されている。
また、上部エアガイド5の左右両端部付近には、下方へ突出した板状の挿入部5dがそれぞれ設けられている。
また、上部エアガイド5には、後方へ切欠開口された切欠部5bが形成されると共に、この切欠部5bの前端部には斜め上方へ起立した導風部5cが形成されている。
また、上部エアガイド5の左右両端部付近には、下方へ突出した板状の挿入部5dがそれぞれ設けられている。
下部エアガイド6は、車幅方向へ延在する略板状に樹脂で一体的に形成される他、その中央部に上方へ起立した板状の固定部6aが形成されると共に、この固定部6aには、フードロックステイ1bの固定孔1hと合致する位置に固定孔6bが形成されている。
また、下部エアガイド6の両端部には上方へ起立した板状の固定部6c,6dがそれぞれ形成されている。
さらに、図9に示すように、下部エアガイド6は、斜め前方へ傾斜した傾斜部6eが左右方向に亘って設けられる他、この傾斜部6eの両端部には前方へ水平に突出した突出部6fがそれぞれ形成されている。
さらに、図9に示すように、下部エアガイド6は、斜め前方へ傾斜した傾斜部6eが左右方向に亘って設けられる他、この傾斜部6eの両端部には前方へ水平に突出した突出部6fがそれぞれ形成されている。
側部エアガイド7,7は、左右対称の同一形状部材であり、内側へ開口した略箱状を成して樹脂で一体的に形成される他、上部エアガイド5のそれぞれ対応する挿入部5dと合致する位置にスリット7aがそれぞれ設けられている。
このように構成されたラジエータコアサポート1、コンデンサ2、ラジエータ3、オイルクーラ4、上部エアガイド5、下部エアガイド6、両側部エアガイド7,7を組み付けるには、コンデンサ2の各固定孔2hとラジエータ3のそれぞれ対応する固定孔3jに図外の締結部材を挿入してこれら両者を固定すると共に、ラジエータ3の各固定孔3iとラジエータコアサポートアッパ1aのそれぞれ対応する固定孔1eに図外の締結孔材を挿入してこれら両者を固定する(図3参照)。
また、図8に示すように、下部エアガイド6の各固定部6c,6dとそれぞれ対応する側部エアガイド7,7の内側を図外の締結部材でそれぞれ固定すると共に、上部エアガイド5の各挿入部5dとそれぞれ対応する側部エアガイド7,7の内側を図外の締結部材で固定する。
また、上部エアガイド5の各固定孔5aとラジエータコアサポートアッパ1aのそれぞれ対応する固定孔1dに図外の締結孔材を挿入してそれぞれ固定すると共に、下部エアガイド6の固定孔6bとフードロックステイ1bの固定孔1hに図外の締結孔材を挿入して固定することにより、ラジエータコアサポート1、コンデンサ2、ラジエータ3、及び各エアガイド5,6,7を固定する。
この際、図2、10に示すように、上部エアガイド5は、コンデンサ2を上方から覆った状態で配置される他、切欠部5bにラジエータ3のタンク3bが突出した状態で配置される。
また、下部エアガイド6は、コンデンサ2及びラジエータ3とオイルクーラ4との間で左右方向に亘って前方側へ張り出した状態で配置されることとなる。
さらに、側部エアガイド7,7は、コンデンサ2及びラジエータ3を側方から覆った状態で配置される。
また、下部エアガイド6は、コンデンサ2及びラジエータ3とオイルクーラ4との間で左右方向に亘って前方側へ張り出した状態で配置されることとなる。
さらに、側部エアガイド7,7は、コンデンサ2及びラジエータ3を側方から覆った状態で配置される。
次に、作用を説明する。
このように構成された車両前部は、少なくともラジエータコアサポート1の各固定孔1f,1g、ラジエータ3の搭載ピン3m、オイルクーラ4の各ブラケット4h,4iの固定孔4g等が図外の車体フレームに固定される他、図10に示すように、ラジエータ3の後面に対向して図外のファンを収容したファンシュラウド9やその他の周辺部材が装着された状態で車両に搭載される。なお、場合によってはラジエータ3の固定孔3iも上部エアガイド5と共に車体フレームに固定される
また、車両前部には一点鎖線で示すフロントグリルを含むバンパフェイシア8が近接した状態で配置される。
このように構成された車両前部は、少なくともラジエータコアサポート1の各固定孔1f,1g、ラジエータ3の搭載ピン3m、オイルクーラ4の各ブラケット4h,4iの固定孔4g等が図外の車体フレームに固定される他、図10に示すように、ラジエータ3の後面に対向して図外のファンを収容したファンシュラウド9やその他の周辺部材が装着された状態で車両に搭載される。なお、場合によってはラジエータ3の固定孔3iも上部エアガイド5と共に車体フレームに固定される
また、車両前部には一点鎖線で示すフロントグリルを含むバンパフェイシア8が近接した状態で配置される。
ここで、従来の発明にあっては、上下に配置された複数の熱交換器は車両走行時において、上下に配置された熱交換器のうちの通気抵抗が小さい方の熱交換器側へ冷却風が偏って流通してしまうという問題点があった。
また、車両停車時において、上下に配置された熱交換器の熱気が互いに干渉して冷却性能の低下やエンジンルーム内の高温化に繋がる虞があった。
なお、熱交換器が所望の冷却性能を発揮できない場合には、バンパフェイシア等の設計変更を行うこととなり、車両前部の設計自由度が狭くなってしまう。
また、車両停車時において、上下に配置された熱交換器の熱気が互いに干渉して冷却性能の低下やエンジンルーム内の高温化に繋がる虞があった。
なお、熱交換器が所望の冷却性能を発揮できない場合には、バンパフェイシア等の設計変更を行うこととなり、車両前部の設計自由度が狭くなってしまう。
本実施例1では、コンデンサ2及びラジエータ3がオイルクーラ4に比べて熱負荷が高く、2つの熱交換器が前後方向に並設されているため、車両走行時の通気抵抗が大きくなってコンデンサ2及びラジエータ3の冷却性能が低下する虞がある。
また、車両停車時には、コンデンサ2及びラジエータ3の熱気がオイルクーラ4に悪影響を及ぼす虞がある。
また、車両停車時には、コンデンサ2及びラジエータ3の熱気がオイルクーラ4に悪影響を及ぼす虞がある。
これに対し、本実施例1の車両用エアガイドでは、図10に示すように、車両走行時においてフロントグリルを含むバンパフェイシア8の開口部を介して流通した冷却風を下部エアガイド6によって上側に配置されたコンデンサ2とラジエータ3と下側に配置されたオイルクーラ4へそれぞれ確実に流通させることができ、これによって、冷却風がオイルクーラ4側へ偏流するのを防止することができる。
また、車両停車時において、下部エアガイド6によって上側に配置されたコンデンサ2とラジエータ3と下側に配置されたオイルクーラ4との熱気の干渉を防止でき、特にオイルクーラ4の冷却性能の向上を実現できる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の車両用エアガイドにあっては、上下に配置されるコンデンサ2及びラジエータ3とオイルクーラ4との間に車幅方向へ亘って車両前方側に張り出した下部エアガイド6を設けたため、上側に配置されたコンデンサ2及びラジエータ3と下側に配置されたオイルクーラ4の車両走行時における冷却風の偏流や車両停車時における熱気干渉を防止できる。
以上、説明したように、本実施例1の車両用エアガイドにあっては、上下に配置されるコンデンサ2及びラジエータ3とオイルクーラ4との間に車幅方向へ亘って車両前方側に張り出した下部エアガイド6を設けたため、上側に配置されたコンデンサ2及びラジエータ3と下側に配置されたオイルクーラ4の車両走行時における冷却風の偏流や車両停車時における熱気干渉を防止できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、熱交換器の設置数及び種類は適宜設定でき、例えば、第1熱交換器をコンデンサ2とラジエータ3が前後方向に一体的に固設して成る一体型熱交換器としても良い。
また、熱交換器は2種類の熱交換器のコア部が上下方向に一体的に形成されるような場合にも適用可能である。
例えば、熱交換器の設置数及び種類は適宜設定でき、例えば、第1熱交換器をコンデンサ2とラジエータ3が前後方向に一体的に固設して成る一体型熱交換器としても良い。
また、熱交換器は2種類の熱交換器のコア部が上下方向に一体的に形成されるような場合にも適用可能である。
また、下部エアガイド6を含む各構成部材の詳細な部位の形状や固定方法、固定する対象部材については適宜設定できる。
さらに、下部エアガイド6を車両走行状態や各熱交換器の作動に応じて角度調整可能に設けることにより、熱負荷の大きい方の熱交換器へより多くの冷却風を送るようにしても良い。
B1 ボルト
1 ラジエータコアサポート
1a ラジエータコアサポートアッパ
1b フードロックステイ
1c ブラケット
1d、1e、1f、1g、1h、1i 固定孔
2 コンデンサ
2a コア部
2b、2c タンク
2d、2f 接続管
2e 出力コネクタ
2g 入力コネクタ
2h 固定孔
2i ブラケット
2j レシーバタンク
3 ラジエータ
3a コア部
3b、3c タンク
3d、3e チューブプレート
3f 入力ポート
3g ブラケット
3h ゴムマウント
3i、3j 固定孔
3k 突出部
3m 搭載ピン
4 オイルクーラ
4a エレメント部
4b、4c コア部
4d 入力ポート
4e 出力ポート
4f ゴムマウント
4g 固定孔
4h、4i ブラケット
5 上部エアガイド
5a 固定孔
5b 切欠部
5c 導風部
5d 挿入部
6 下部エアガイド
6a、6c、6d 固定部
6b 固定孔
6e 傾斜部
6f 突出部
7 側部エアガイド
7a スリット
8 バンパフェイシア
9 ファンシュラウド
1 ラジエータコアサポート
1a ラジエータコアサポートアッパ
1b フードロックステイ
1c ブラケット
1d、1e、1f、1g、1h、1i 固定孔
2 コンデンサ
2a コア部
2b、2c タンク
2d、2f 接続管
2e 出力コネクタ
2g 入力コネクタ
2h 固定孔
2i ブラケット
2j レシーバタンク
3 ラジエータ
3a コア部
3b、3c タンク
3d、3e チューブプレート
3f 入力ポート
3g ブラケット
3h ゴムマウント
3i、3j 固定孔
3k 突出部
3m 搭載ピン
4 オイルクーラ
4a エレメント部
4b、4c コア部
4d 入力ポート
4e 出力ポート
4f ゴムマウント
4g 固定孔
4h、4i ブラケット
5 上部エアガイド
5a 固定孔
5b 切欠部
5c 導風部
5d 挿入部
6 下部エアガイド
6a、6c、6d 固定部
6b 固定孔
6e 傾斜部
6f 突出部
7 側部エアガイド
7a スリット
8 バンパフェイシア
9 ファンシュラウド
Claims (1)
- 上下に配置される複数の熱交換器の間に車幅方向へ亘って車両前方側に張り出した車両用エアガイドを設けたことを特徴とする車両用エアガイド。
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---|---|---|---|
JP2006345803A JP2008155739A (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | 車両用エアガイド |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006345803A JP2008155739A (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | 車両用エアガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008155739A true JP2008155739A (ja) | 2008-07-10 |
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ID=39657154
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JP2006345803A Pending JP2008155739A (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | 車両用エアガイド |
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- 2006-12-22 JP JP2006345803A patent/JP2008155739A/ja active Pending
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