JP2008151370A - 圧縮機ユニット - Google Patents

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康明 岩崎
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【課題】設置面積を拡大することなく、底板上に配置されるバッファタンク及びオイルセパレータのメンテナンス性の向上を図った圧縮機ユニットを提供すること。
【解決手段】ヘリウムガスを圧縮する圧縮機21と、室外熱交換器22と、オイルセパレータ23と、バッファタンク24とを筐体10A内に備え、圧縮したヘリウムガスを極低温を実現する冷凍機11に供給可能に構成された圧縮機ユニット10において、筐体10Aの底板41の上に、オイルセパレータ23及びバッファタンク24を互いに略平行に、かつ、当該底板41の長手方向に対して斜めに配置するとともに、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24に、当該オイルセパレータ23及びバッファタンク24をそれぞれ底板41に取り付けるための各取付部材23B、24Bを正面から見た場合に、お互いに重ならないように設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、極低温を実現する冷凍機に接続される圧縮機ユニットに関する。
従来、ヘリウムガスを圧縮する圧縮機と、熱交換器と、オイルセパレータと、バッファタンクとを筐体内に備え、この圧縮したヘリウムガスを極低温を実現する冷凍機に供給可能に構成された圧縮機ユニットが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の圧縮機ユニットでは、オイルセパレータとバッファタンクとが筐体の底板の上に並べて配置されている。
特開2001−140758号公報
ところで、オイルセパレータとバッファタンクとを底板の上に配置する場合、これらオイルセパレータ及びバッファタンクを、当該オイルセパレータ及びバッファタンクの長手方向が底板の長手方向に沿うように並べて配置したり、底板の短手方向側に重ねて配置したりすることが考えられる。
しかしながら、オイルセパレータ及びバッファタンクを底板の長手方向に沿って並べて配置する場合、底板上には、これらオイルセパレータ及びバッファタンクの長手方向における長さの和に対応するスペースが必要となるため、この底板が大きくなり、ひいては、圧縮機ユニットの設置面積が拡大するという問題がある。
一方、オイルセパレータ及びバッファタンクを底板の短手方向側に重ねて配置する場合には、上記設置面積の拡大といった問題は生じないが、これらオイルセパレータ及びバッファタンクを底板に取り付けるための取付部材同士が前後に重なるため、例えば、オイルセパレータを取り外す際の作業性が低下し、メンテナンス性が悪化するといった問題がある。
そこで、本発明の目的は、設置面積を拡大することなく、底板上に配置されるバッファタンク及びオイルセパレータのメンテナンス性の向上を図った圧縮機ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、ヘリウムガスを圧縮する圧縮機と、熱交換器と、オイルセパレータと、バッファタンクとを筐体内に備え、圧縮したヘリウムガスを極低温を実現する冷凍機に供給可能に構成された圧縮機ユニットにおいて、前記筐体の底板の上に、前記オイルセパレータ及び前記バッファタンクを互いに略平行に、かつ、当該底板の長手方向に対して斜めに配置するとともに、これらオイルセパレータ及びバッファタンクに、当該オイルセパレータ及びバッファタンクをそれぞれ前記底板に取り付けるための各取付部材を、当該オイルセパレータ及びバッファタンクを正面から見た場合に、お互いに重ならないように設けたことを特徴とする。
この構成によれば、底板の上に、オイルセパレータ及びバッファタンクを互いに略平行に、かつ、この底板の長手方向に対して斜めに配置することにより、底板上にオイルセパレータ及びバッファタンクをまとまりよく配置することができるため、圧縮機ユニットの設置面積が拡大されることが防止される。さらに、オイルセパレータ及びバッファタンクに、当該オイルセパレータ及びバッファタンクをそれぞれ底板に取り付けるための各取付部材を、当該オイルセパレータ及びバッファタンクを正面から見た場合に、お互いに重ならないように設けたため、これらオイルセパレータ及びバッファタンクをメンテナンスする際の作業性の向上を図ることができる。
この場合において、前記オイルセパレータ及び前記バッファタンクは、これらオイルセパレータ及びバッファタンクの側端部同士が、前記正面から見た場合に、重ねて配置されている構成としても良い。また、前記オイルセパレータ及び前記バッファタンクは、略同一の形状及び大きさを有する圧力容器を備えて形成されている構成としても良い。
本発明によれば、底板の上に、オイルセパレータ及びバッファタンクを互いに略平行に、かつ、この底板の長手方向に対して斜めに配置することにより、底板上にオイルセパレータ及びバッファタンクをまとまりよく配置することができるため、圧縮機ユニットの設置面積が拡大されることが防止される。さらに、オイルセパレータ及びバッファタンクに、当該オイルセパレータ及びバッファタンクをそれぞれ底板に取り付けるための各取付部材を、当該オイルセパレータ及びバッファタンクを正面から見た場合に、お互いに重ならないように設けたため、これらオイルセパレータ及びバッファタンクをメンテナンスする際の作業性の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、符号100は、極低温冷凍装置を示している。この極低温冷凍装置100は、ヘリウムガスを圧縮する圧縮機等を内蔵した室外設置の圧縮機ユニット10と、圧縮されたヘリウムガスを膨張させる、例えばクライオポンプ用冷凍機、液体ヘリウムの凝縮用冷凍機、マグネットや半導体素子の直冷用冷凍機等の極低温を実現するための冷凍機11と、圧縮機ユニット10と冷凍機11との間に接続された室内ユニット12とを備えて構成されている。圧縮機ユニット10と室内ユニット12とは第1供給管13及び第1戻り管14によって接続され、この室内ユニット12と冷凍機11とは第2供給管15及び第2戻り管16によって接続されている。
圧縮機ユニット10は、筐体10A内に、冷媒としてのヘリウムガスを圧縮する圧縮機21と、室外熱交換器22と、オイルセパレータ23と、バッファタンク24と、室外ファン27とを備えて構成されている。室外熱交換器22及びオイルセパレータ23は、高圧冷媒管30を介して圧縮機21の吐出側に接続されている。バッファタンク24は、接続管31を介してオイルセパレータ23の下流側の高圧冷媒管30に接続されている。また、圧縮機21の吸込側には低圧冷媒管32が接続されている。また、室外ファン27は、室外熱交換器22に隣接して配置されている。
圧縮機21は、低圧冷媒管32を流れる低圧P1のヘリウムガスを貯留する密閉容器26を備える低圧容器型の圧縮機であり、本構成では、この圧縮機21の密閉容器26と低圧冷媒管32とを備えて低圧側配管部33が構成されている。また、高圧冷媒管30及び接続管31と、これら高圧冷媒管30及び接続管31に接続された室外熱交換器22、オイルセパレータ23及びバッファタンク24とを備えて高圧側配管部34が構成されている。
また、圧縮機21は、密閉容器26内に低段側及び高段側の各圧縮要素(図示略)を有する2段圧縮機である。低段側の圧縮要素で中間圧P2に圧縮されたヘリウムガスは、密閉容器26の低段側吐出ポート26Aを通じて機外に吐出され、図中矢印で示すように、室外熱交換器22の第1熱交換部22Aに供給される。この第1熱交換部22Aに供給されたヘリウムガスは、当該第1熱交換部22Aで室外ファン27によって吹き付けられた外気と熱交換して常温程度に冷却され、密閉容器26の高段側吸込ポート26Bを通じて高段側の圧縮要素に流入する。
そして、この高段側の圧縮要素で高圧P3に圧縮されたヘリウムガスは、密閉容器26の高段側吐出ポート26Cを通じて機外に吐出され、室外熱交換器22の第2熱交換部22Bに供給される。この第2熱交換部22Bに供給されたヘリウムガスは、当該第2熱交換部22Bで室外ファン27によって吹き付けられた外気と熱交換して常温程度に冷却される。
この第2熱交換部22Bで冷却されたヘリウムガスは、オイルセパレータ23に供給され、このオイルセパレータ23でヘリウムガスに含まれる潤滑用オイルが分離される。オイルセパレータ23は、中空の圧力容器の内部にグラスウールの繊維(図示略)が収容されており、このグラスウールの繊維にヘリウムガスに含まれるオイル微粒子を付着させて当該オイルを分離するものである。このオイルセパレータ23で分離されたオイルは、オイル管28を通じて流出し、このオイル管28に設けられたキャピラリチューブ29で減圧されて圧縮機21の密閉容器26内部に戻される。また、オイルセパレータ23には、このオイルセパレータ23の内部圧力が所定圧力以上となった場合に開放される安全弁38が設けられている。
一方、オイルセパレータ23にてオイルが分離されたヘリウムガスは、室内ユニット12に内蔵されるアドソーバ25に供給される。このアドソーバ25は、その内部に活性炭(図示略)が収容されており、この活性炭に上記オイルセパレータ23にて分離しきれなかったオイルや、このオイル中の揮発成分を吸着させて除去するものである。このアドソーバ25にヘリウムガスを通過させることにより、このヘリウムガス中の不純物が除去され、高純度のヘリウムガスが第2供給管15を通じて冷凍機11に供給される。また、アドソーバ25は、活性炭の交換などのメンテナンスを定期的に実行する必要がある。
本実施形態では、アドソーバ25は、圧縮機ユニット10とは別個の筐体12Aで形成された室内ユニット12に内蔵され、この室内ユニット12を冷凍機11とともに室内に設置している。これによれば、アドソーバ25のメンテナンスを容易に行うことができるとともに、第2供給管15の長さを短縮することができるため、高純度のヘリウムガスを冷凍機11に供給することができる。
冷凍機11に供給された高圧P3のヘリウムガスは、この冷凍機11にて断熱膨張し、この冷凍機11の低温端部17を極低温(例えば10K程度)に冷却する。この冷凍機11で膨張し、減圧された低圧P1のヘリウムガスは、第2戻り管16及び第1戻り管14を介して、圧縮機ユニット10に戻される。この圧縮機ユニット10に戻された低圧P1のヘリウムガスは、上記低圧冷媒管32を介して圧縮機21に至り、この圧縮機21の密閉容器26の低段側吸込ポート26Dを通じて、この密閉容器26内に吸い込まれる。本構成では、圧縮機21の密閉容器26内に低圧P1のヘリウムガスが貯留されるため、この密閉容器26がアキュムレータの機能を果たす。これにより本構成では、筐体10A内にアキュムレータを設ける必要が無くなるため、このアキュムレータの分、圧縮機ユニット10の小型化を図ることができる。
バッファタンク24は、中空の圧力容器であり、上記冷凍機11の運転及び停止に伴って高圧側配管部34内に生じる圧力の脈動を当該圧力容器内に吸収するものである。このバッファタンク24を高圧側配管部34に配置することにより、極低温冷凍装置100の冷媒回路内に冷媒をスムーズに流通させることを可能とする。すなわち、冷凍機11が停止した場合には、圧縮機21から吐出されたヘリウムガスがバッファタンク24内に導かれるため、高圧側配管部34内の圧力の上昇が抑制される。一方、冷凍機11が作動した場合には、バッファタンク24内から高圧側配管部34へとヘリウムガスが流入することにより、この高圧側配管部34内の圧力低下が抑制される。従って、低圧容器型の圧縮機21を用いた場合であっても、冷凍機11の運転・停止に伴う圧力の脈動を抑制できる。また、本実施形態では、バッファタンク24はオイルセパレータ23と略同一の圧力容器を用いている。これによれば、部品の共通化が図れるため、製造コストの低減を図ることができる。
また、オイルセパレータ23と筐体10Aの吐出口18とを接続する高圧冷媒管30と、圧縮機21と筐体10Aの戻り口19とを接続する低圧冷媒管32との間には、高低圧差圧調整弁35、均圧電磁弁36及び低圧圧力調整弁37がそれぞれ並行に配置されている。この高低圧差圧調整弁35は、高圧P3と低圧P1との圧力差が一定値を越えた場合に、弁体を開放して、高圧冷媒管30内のヘリウムガスの一部を低圧冷媒管32に導くものである。均圧電磁弁36は、圧縮機21の運転が停止した場合に、弁体を開放して、高圧側配管部34と低圧側配管部33の圧力を略同一の状態とするものである。これによれば、高圧側配管部34と低圧側配管部33との間でヘリウムガスの圧力差がほとんどなくなるため、次回の圧縮機21の起動をスムーズに実行することができる。また、低圧圧力調整弁37は、低圧冷媒管32内のヘリウムガスの圧力が一定値を下回った場合に、弁体を開放して、高圧冷媒管30内のヘリウムガスの一部を低圧冷媒管32内に導き、この低圧冷媒管32内におけるヘリウムガスの圧力の下がり過ぎを防止するものである。
次に、圧縮機ユニット10の内部構成について説明する。図2は、側板及び天板を外した状態の圧縮機ユニット10を示す正面図である。この図2では、室外熱交換器22に隣接配置された室外ファン27の図示を省略している。
圧縮機ユニット10は、図2に示すように、筐体10Aの一部を形成する底板41を備え、この底板41Aの上には、上記圧縮機21とオイルセパレータ23とバッファタンク24とが、この底板41の長手方向(図中X方向)に並べて配置されている。これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24は、それぞれ圧縮容器である本体23A、24Aと、これら本体23A、24Aの下方に、例えば溶接等によって固定され、底板41に取り付けられるための取付部材23B、24Bとを備える。
オイルセパレータ23及びバッファタンク24の上方には、底板41上に立設された複数の支柱42A、42Bを介して、筐体10A内を上下に仕切る第1仕切板43が設けられている。この第1仕切板43の上には、室外熱交換器22が配置されるとともに、当該第1仕切板43の一端43Aから上方に延出し、筐体10A内を上下方向に仕切る第2仕切板44が設けられている。これら第1及び第2仕切板43、44によって熱交換室45が形成される。なお。符号46は、圧縮機21、室外ファン27等の各機器に接続される電源線及び制御線が集中的に接続される端子台(図示略)が固定される配電板である。
また、第1仕切板43の下方には、オイルセパレータ23及びバッファタンク24が配置されるタンク配置領域51が形成される。タンク配置領域51は、図3に示すように、底板41の一部を備えて形成され、このタンク配置領域51の長手方向の長さは長さL1、短手方向の長さは長さL2に設定されている。この場合、タンク配置領域51の長手方向の長さL1は、室外熱交換器22の幅によって決定され、短手方向の長さL2は、圧縮機21の幅(直径)によって決定される。
一方、本実施形態では、上述のように、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、同一形状の圧力容器を用いて形成されており、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24の長手方向の長さは長さW1、短手方向の長さは長さW2に設定されている。ここで、オイルセパレータ23及びバッファタンク24の各長さW1、W2は、実際の容器の長さだけではなく、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24を配置する際に最小限必要な長さを含むものとする。
本実施形態におけるタンク配置領域51の大きさと、このタンク配置領域51に配置されるオイルセパレータ23及びバッファタンク24の大きさとの関係を示す。
まず、オイルセパレータ23及びバッファタンク24を、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24の長手方向に沿って並べた長さは、タンク配置領域51の長手方向の長さL1より長い。
W1+W1=2W1>L1
また、オイルセパレータ23及びバッファタンク24の長手方向の長さW1は、タンク配置領域51の短手方向の長さL2よりも長い。
W1>L2
また、オイルセパレータ23及びバッファタンク24を、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24の短手方向側に重ねて並べた場合、その長さは、タンク配置領域51の短手方向の長さL2より長い。
W2+W2=2W2>L2
このような条件下において、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、図3に示すように、互いに略平行に、かつ、底板41の長手方向に対して斜めに配置されている。具体的には、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、底板41の長手方向、すなわち、タンク配置領域51の長手方向に対して角度α回転させた状態で配置されている。また、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24を当該オイルセパレータ23及びバッファタンク24の正面方向(図中P方向)から見た場合、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24の対向する側端部61、62同士が重なるように配置されている。
この構成によれば、オイルセパレータ23及びバッファタンク24をタンク配置領域51の長手方向に対して斜めとするとともに、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24の対向する側端部61、62同士を重ねることにより、タンク配置領域51上のデッドスペースが減少するため、限られたスペースを有するタンク配置領域51に、オイルセパレータ23及びバッファタンク24をまとまりよく配置することができる。従って、タンク配置領域51の長手方向及び短手方向の長さL1、L2を大きくすることなく、このタンク配置領域51にオイルセパレータ23及びバッファタンク24を配置できるため、圧縮機ユニット10の設置面積の拡大を防止できる。
さらに、本構成では、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、略同一の大きさを有する圧力容器としての本体23A、24Aを備えるため、オイルセパレータ及びバッファタンクを異なる大きさとする場合に比べて、タンク配置領域51上のデッドスペースをより減少することができ、当該オイルセパレータ23及びバッファタンク24をまとまりよく配置することができる。
図4は、オイルセパレータ23及びバッファタンク24を、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24の正面(矢印P方向)から見た図である。この図4では、オイルセパレータ23もしくはバッファタンク24に接続される高圧冷媒管30、接続管31や、底板41に立接している支柱42A、42Bの記載を省略している。
オイルセパレータ23を底板41に取り付けられるための取付部材23Bは、図4に示すように、底板41に固定される基板部71と、この基板部71の両端から上方に延出する側板部72、73とを備え、これら側板部72、73の上縁部72A、73Aをオイルセパレータ23の本体23Aの下面に溶接によって連結されている。同様に、バッファタンク24を底板41に取り付けられるための取付部材24Bは、底板41に固定される基板部76と、この基板部76の両端から上方に延出する側板部77、78とを備え、これら側板部77、78の上縁部77A、78Aをオイルセパレータ23の本体23Aの下面に溶接によって連結されている。
これら取付部材23B、24Bは、それぞれ基板部71、76と底板41とを、例えばタッピングねじ等の締結部材によって固定するようになっている。本実施形態では、これら取付部材23B、24Bは、図4に示すように、オイルセパレータ23及びバッファタンク24を正面から見た場合にお互いに重ならないように設けられている。具体的には、オイルセパレータ23及びバッファタンク24の対向する側端部61、62同士を重ねる場合であっても、取付部材23B、24Bの対向する側板部72、78は重ならないように取り付けられている。
この構成によれば、例えば、オイルセパレータ23を底板41から取り外す場合には、圧縮機ユニット10の正面側及び背面側のパネルを外せば、このオイルセパレータ23の取付部材23Bを固定しているタッピングねじを簡単に視認することができるため、このタッピングねじを簡単に着脱することができる。従って、オイルセパレータ23をメンテナンスする際の作業性の向上を図ることができる。また、バッファタンク24を取り外す場合も同様であるため説明を省略する。
本実施形態によれば、ヘリウムガスを圧縮する圧縮機21と、室外熱交換器22と、オイルセパレータ23と、バッファタンク24とを筐体10A内に備え、圧縮したヘリウムガスを極低温を実現する冷凍機11に供給可能に構成された圧縮機ユニット10において、筐体10Aの底板41上に、オイルセパレータ23及びバッファタンク24を互いに略平行に、かつ、当該底板41の長手方向に対して斜めに配置したため、この底板41に規定されるタンク配置領域51上に、当該オイルセパレータ23及びバッファタンク24をまとまりよく配置することができ、従って、圧縮機ユニット10の設置面積の拡大を抑制することができる。
さらに、オイルセパレータ23及びバッファタンク24に、当該オイルセパレータ23及びバッファタンク24をそれぞれ底板41に取り付けるための各取付部材23B、24Bを、当該オイルセパレータ23及びバッファタンク24を正面から見た場合に、お互いに重ならないように設けたため、当該オイルセパレータ23もしくはバッファタンク24を容易に取り外すことができ、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24をメンテナンスする際の作業性の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、これらオイルセパレータ23及びバッファタンク24の側端部61、62同士が、正面から見た場合に重ねて配置されているため、タンク配置領域51上のデッドスペースが減少するため、限られたスペースを有するタンク配置領域51に、オイルセパレータ23及びバッファタンク24をまとまりよく配置することができる。従って、圧縮機ユニット10の設置面積の拡大を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、略同一の大きさを有する圧力容器としての本体23A、24Aを備えて形成されているため、オイルセパレータ及びバッファタンクを異なる大きさとする場合に比べて、タンク配置領域51上のデッドスペースをより減少することができ、当該オイルセパレータ23及びバッファタンク24をまとまりよく配置することができる。従って、圧縮機ユニット10の設置面積の拡大を抑制することができる。さらに、オイルセパレータ23及びバッファタンク24は、略同一形状の圧力容器としての本体23A、24Aを備えて形成されているため、部品の共通化が図れることができ、製造コストの低減を図ることができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について述べたが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本実施形態に係る圧縮機ユニットの回路図である。 圧縮機ユニットの内部構成を示した図である。 オイルセパレータ及びバッファタンクの配置状態を示す圧縮機ユニットの横断面図である。 オイルセパレータ及びバッファタンクを正面から見た図である。
符号の説明
10 圧縮機ユニット
10A 筐体
12 冷凍機
21 圧縮機
22 室外熱交換器(熱交換器)
23 オイルセパレータ
23A 本体(圧力容器)
23B 取付部材
24 バッファタンク
24A 本体(圧力容器)
24B 取付部材
41 底板
51 タンク配置領域
61 側端部
62 側端部

Claims (3)

  1. ヘリウムガスを圧縮する圧縮機と、熱交換器と、オイルセパレータと、バッファタンクとを筐体内に備え、圧縮したヘリウムガスを極低温を実現する冷凍機に供給可能に構成された圧縮機ユニットにおいて、
    前記筐体の底板の上に、前記オイルセパレータ及び前記バッファタンクを互いに略平行に、かつ、当該底板の長手方向に対して斜めに配置するとともに、
    これらオイルセパレータ及びバッファタンクに、当該オイルセパレータ及びバッファタンクをそれぞれ前記底板に取り付けるための各取付部材を、当該オイルセパレータ及びバッファタンクを正面から見た場合に、お互いに重ならないように設けたことを特徴とする圧縮機ユニット。
  2. 前記オイルセパレータ及び前記バッファタンクは、これらオイルセパレータ及びバッファタンクの側端部同士が、前記正面から見た場合に、重ねて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機ユニット。
  3. 前記オイルセパレータ及び前記バッファタンクは、略同一の形状及び大きさを有する圧力容器を備えて形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮機ユニット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102425876A (zh) * 2011-11-30 2012-04-25 上海至纯洁净***科技股份有限公司 一种氦气循环冷却***
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