JP2008151181A - 転がり軸受 - Google Patents

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Abstract


【課題】 保持器案内面の潤滑状態を安定化して保持器音の発生を抑えると共に、保持器に作用する遠心力に起因する保持器変形を防止し、保持器に保持される玉を安定して案内させて円滑に回転させる転がり軸受であって、その製造コストの低減を図ることができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】 保持器5は、外輪3の内周面6に案内されるものであり、且つ、この内周面6に案内される保持器外径5Dの案内面のうち端部に、環状のグリース溜り凹部7を設けた。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、高速回転する工作機械主軸等を支持するアンギュラ玉軸受等に好適に適用される技術に関する。
高速回転する工作機械主軸等を支持するアンギュラ玉軸受が実用に供されている。このアンギュラ玉軸受は、例えば、図8に示すような外輪案内型の保持器80が適用される。この外輪案内型の保持器80は、保持器外径面80aが外輪内径面で案内される。この案内面81の潤滑状態が不安定になると、保持器音を発生しやすい。そのため、次のような構造が採用されていた(例えば、特許文献1参照)。
前記構造を図9、図10と共に説明する。図9に示すように、外輪内径面に、半径方向外方に凹む凹部82が形成され、該凹部82に潤滑剤83を保持させている。これにより、案内面84の摩耗や焼付き等の潤滑不良を抑制している。また図10に示すように、外輪案内型のアンギュラ玉軸受において、組込まれる保持器85の外径面に、半径方向内方に凹む断面凹形状の貯油周溝85aを設け、この貯油周溝85aに油を保持し、潤滑に寄与させる技術が開示されている。
特開2006−118525号公報
前述の外輪内径面に凹部を形成して、この凹部に潤滑剤を保持させる技術では、外輪内径面を加工する工数が大きく、軸受の製造コストが高くつく。前述の保持器の外径面に、断面凹形状の貯油周溝を設ける技術では、保持器に高速で遠心力が加わった場合、図11に示すように、該保持器が半径方向外方に凸形状に変形することが懸念される。このように保持器が変形すると、保持器に保持される玉の案内を不安定にし、円滑な玉の回転を阻害し、回転不具合に繋がるおそれがある。
本発明の目的は、保持器案内面の潤滑状態を安定化して保持器音の発生を抑えると共に、保持器に作用する遠心力に起因する保持器変形を防止し、保持器に保持される玉を安定して案内させて円滑に回転させる転がり軸受であって、その製造コストの低減を図ることができる転がり軸受を提供することである。
この発明の転がり軸受は、内輪と外輪との間に、保持器に保持された玉を介在させた転がり軸受において、前記保持器は、外輪の内周面に案内されるものであり、且つ、この内周面に案内される保持器外径の案内面のうち端部に、環状のグリース溜り凹部を設けたことを特徴とする。
この構成によると、軸受運転時において、外輪の内周面に保持器外径が案内される。また、保持器外径の案内面のうち端部に設けられた環状のグリース溜り凹部によって、保持器の案内面積を減少させると共に、このグリース溜り凹部に、潤滑剤であるグリースが溜まることで、案内面にグリースが行き届き易くなる。換言すれば、案内面に存在するグリースは、グリース溜り凹部に溜まるグリース自体によって阻止され、保持器外径の案内面の端部から軸受側方に飛散し難くなる。よって、案内面の摩耗や焼き付き等の潤滑不良を防止することができ、保持器音の発生を抑えることができる。
特に、保持器外径の案内面のうち端部に、環状のグリース溜り凹部を設けたので、保持器の剛性強度が低くなり過ぎず、軸受運転時に保持器に作用する遠心力に起因して当該保持器が不所望に変形することを防止することができる。また、外輪内径面に凹部を加工する前述の従来技術よりも工数低減が可能となり、製造コストの低減を図ることが可能となる。
この発明において、前記保持器の環状のグリース溜り凹部は、保持器外径に対し、半径方向内方に段差を有する段差部であることが望ましい。この構成によると、グリース溜り凹部の形状を簡単化し、金型、後加工のいずれによっても、このグリース溜り凹部を容易に形成することができる。
この発明において、前記保持器のうち、保持器外径から段差部の外周面までの段差寸法を、保持器外径から保持器内径までの半径方向寸法の1/2以下に規定することが望ましい。この構成によると、段差寸法を、保持器外径から保持器内径までの前記半径方向寸法の1/2よりも大きくすると、保持器の剛性強度が小さくなり、保持器の変形を引き起こすおそれがある。段差寸法を保持器リング幅の1/2以下にした場合には、保持器の剛性強度の低下を極力抑え、その変形を未然に防止することができる。
この発明において、前記保持器は樹脂製であることが望ましい。この構成によると、工作機械主軸等を支持するアンギュラ玉軸受等のように高速回転(ピッチ円直径dmに回転速度nを乗じたいわゆるdmn値が、例えば140万)しても、保持器の軽量性および樹脂材料の有する自己潤滑性により、潤滑不良となるおそれを低減することができる。
この発明の転がり軸受によると、保持器外径の案内面のうち端部に、環状のグリース溜り凹部を設けたので、保持器の案内面積を減少させ、保持器案内面の潤滑状態を安定化して保持器音の発生を抑えることができる。これと共に、保持器に作用する遠心力に起因する保持器変形を防止し、保持器に保持される玉を安定して案内させて円滑に回転させることができる。また、外輪内径面に凹部を加工する前述の従来技術よりも、製造コストの低減を図ることが可能となる。
この発明の第1の実施形態を図1〜図4と共に説明する。この第1の実施形態に係る転がり軸受1は、アンギュラ玉軸受に適用される。この転がり軸受1は、内輪2と外輪3との間に玉4を介在させたものであり、グリース潤滑で使用される。玉4は、保持器5によって、周方向に所定の間隔で転動自在に保持されている。内輪2の外周面および外輪3の内周面には、玉4との接触角が予め定める角度となるように、軌道溝2a、軌道溝3aがそれぞれ設けられている。
保持器5は、リング状で全周において肉厚(後述するリング幅)が一定となるように形成されている。この保持器5の幅方向中央に、玉4を転動可能に保持する円筒孔状のポケット5aが形成されている。該ポケット5aは円周方向一定間隔おきに複数配設されている(図4参照)。この保持器5は、樹脂材料からなり、且つ外輪3の内周面6に案内されるものである。この保持器5を案内する外輪3の内周面6における外輪案内面6aとなる部分は、軌道溝3aの軸方向両側に設けられている。前記外輪3の内周面6は、円筒面状とされ、いわゆるカウンタボアは設けられていない。外輪3の内周面6に案内される保持器外径5Dの案内面のうち、軸方向一端部および他端部(図1の左右)に、環状のグリース溜り凹部7,7が設けられている。これらグリース溜り凹部7,7は、保持器5の幅方向中心位置に対し左右対称に構成されている。したがって、軸方向一端部のグリース溜り凹部7について符号を付して説明し、軸方向他端部のグリース溜り凹部7は、軸方向一端部のグリース溜り凹部に付した符号と同一の符号を付して、その説明を省略する。なお、これらグリース溜り凹部7は左右対称の構成に限定されるものではない。
グリース溜り凹部7は、保持器外径5Dに対し、半径方向内方に予め定める距離段差を有する段差部7Aである。保持器外径5Dから段差部7Aの外周面までの段差寸法d1は、保持器外径5Dから保持器内径5Iまでの半径方向寸法RH(「保持器リング幅RH」ともいう)の1/2以下に規定されている。前記段差寸法d1を、保持器リング幅RHの1/2よりも大きくすると、保持器5の剛性強度が小さくなり、保持器5の変形を引き起こすおそれがある。本実施形態では、段差寸法d1を保持器リング幅RHの1/2以下にしているため、保持器5の剛性強度の低下を極力抑え、その変形を未然に防止し得る。段差部7Aのうち軸方向に垂直な壁部8から保持器端部9までの幅方向寸法h1は、例えば、当該保持器5の柱幅Whの1/2よりもやや大きくなるように規定されている。ただし、この幅方向寸法h1に限定されるものではない。
内輪2の外周面において、軌道溝2aの片側に、外径が端面に向かうに従って次第に小径となるカウンタボア10が設けられている。該カウンタボア10は、前記外周面のうち、接触角の生じる方向と反対側部分に設けられている。軸受組立時において、この転がり軸受1は、玉4が組付けられた外輪3を加熱することによって、該外輪3を半径方向外方に所定小距離膨張させ、カウンタボア10側から軸方向に内輪2を挿入することにより組付け得る。
以上説明した第1の実施形態に係る転がり軸受1によると、軸受運転時において、外輪3の内周面6に保持器外径5Dが案内される。また、保持器外径5Dの案内面のうち軸方向一端部および他端部に設けられた環状のグリース溜り凹部7,7によって、保持器5の案内面積を減少させると共に、このグリース溜り凹部7,7に、潤滑剤であるグリースGrが溜まることで、案内面にグリースGrが行き届き易くなる。換言すれば、案内面に存在するグリースGrは、グリース溜り凹部7,7に溜まるグリースGr自体によって阻止され、保持器外径5Dの案内面の端部から軸受側方に飛散し難くなる。よって、案内面の摩耗や焼き付き等の潤滑不良を防止することができ、保持器音の発生を抑えることができる。保持器5に設けたグリース溜り凹部7によって、シールやシールドを設けることなくグリースGrの飛散を抑制できるので、シールド等を有する軸受に比べて軸受構造を簡単化でき、製造コストの低減を図ることが可能となる。
特に、保持器外径5Dの案内面のうち軸方向一端部および他端部に、環状のグリース溜り凹部7,7を設けたので、保持器5の剛性強度が低くなり過ぎず、軸受運転時に保持器5に作用する遠心力に起因して当該保持器5が不所望に変形することを防止することができる。また、外輪内径面に凹部を加工する従来技術よりも工数低減が可能となり、製造コストの低減を図ることが可能となる。
また保持器5は樹脂製であるので、工作機械主軸等を支持するアンギュラ玉軸受のように高速回転(ピッチ円直径dmに回転速度nを乗じたいわゆるdmn値が、例えば140万)しても、保持器5の軽量性および樹脂材料の有する自己潤滑性により、潤滑不良となるおそれを低減することができる。
次に、この発明の第2の実施形態を図5〜図7と共に説明する。以下の説明においては、第1の実施形態で説明している事項に対応している部分には同一の参照符を付し、重複する説明を略する場合がある。構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分は、先行して説明している形態と同様とする。実施の各形態で具体的に説明している部分の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、実施の形態同士を部分的に組合せることも可能である。
この第2の実施形態に係る転がり軸受1Aも、グリース潤滑で使用されるアンギュラ玉軸受に適用される。この転がり軸受1Aの保持器11は、保持器5と同様に、リング状で全周において肉厚(後述するリング幅)が一定となるように形成されている。この保持器11の幅方向中央に、玉4を転動可能に保持する円筒孔状のポケット11aが形成されている。該ポケット11aは円周方向一定間隔おきに複数配設されている(図7参照)。この保持器11は、樹脂材料からなり、且つ外輪3の内周面6に案内されるものである。保持器外径11Dの案内面のうち軸方向一端部および他端部に、環状のグリース溜り凹部としての傾斜部7B,7Bが設けられている。各傾斜部7Bは、保持器端部12に向かう程半径方向内方に傾斜するように形成されている。傾斜部7Bのうち保持器端部12との第1交差部P1から保持器外径11Dまでの半径方向寸法d2は、例えば、保持器リング幅RHの1/2の寸法に規定されている。傾斜部7Bのうち保持器外径11Dとの第2交差部P2から保持器端部12までの幅方向寸法h2は、例えば、当該保持器11の柱幅Wh1の1/2よりも若干大きくなるように規定されている。ただし、このような半径方向寸法d2、幅方向寸法h2に限定されるものではない。また、第1および第2交差部P1,P2は、尖りなきように形成されている。
以上説明した第2の実施形態に係る転がり軸受1Aによると、保持器外径11Dの案内面のうち軸方向一端部および他端部に、環状のグリース溜り凹部としての傾斜部7Bを設けたので、保持器11の剛性強度を、第1の実施形態に係る転がり軸受1の保持器5よりも剛性強度をさらに高め、軸受運転時に保持器11に作用する遠心力に起因して当該保持器11が不所望に変形することを確実に防止することができる。また、傾斜部7Bのうち保持器外径11Dとの第2交差部P2は、尖りがないように形成されているので、案内面の摩耗や焼き付き等の潤滑不良を防止することができる。その他第1の実施形態と同様の効果を奏する。
本発明の他の実施形態として、段差部は、複数の段差をなす階段形状にしてもよい。この場合の保持器は、第1の実施形態の保持器よりもやや剛性強度を高めることができる。傾斜部は、第1交差部から第2交差部まで直線的に繋がっていなくてもよい。第1交差部から第2交差部まで次第に傾斜角度が大きくなる(又は小さくなる)ような曲線的な傾斜部であってもよい。この場合であっても、第2の実施形態と同様の効果を奏する。また第1の実施形態の段差部と、第2の実施形態の傾斜部とが複合的に組み合わされた形態であっても良い。その他本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を行うことが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る転がり軸受の断面図である。 図1における保持器等の要部拡大図である。 同保持器の断面図である。 同保持器の一部破断した平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る転がり軸受の断面図である。 同転がり軸受の保持器の断面図である。 同保持器の一部破断した平面図である。 従来の外輪案内型の転がり軸受の断面図である。 従来技術に係り、外輪内径面に凹部が形成された転がり軸受の断面図である。 従来技術に係り、保持器の外径面に断面凹形状の貯油周溝を設けた転がり軸受の断面図である。 同保持器の変形前後を表す断面図である。
符号の説明
1,1A…転がり軸受
2…内輪
3…外輪
4…玉
5…保持器
5D…保持器外径
6…内周面
7…グリース溜り凹部
7A…段差部
d1…段差寸法
11…保持器

Claims (4)

  1. 内輪と外輪との間に、保持器に保持された玉を介在させた転がり軸受において、
    前記保持器は、外輪の内周面に案内されるものであり、且つ、この内周面に案内される保持器外径の案内面のうち端部に、環状のグリース溜り凹部を設けたことを特徴とする転がり軸受。
  2. 請求項1において、
    前記保持器の環状のグリース溜り凹部は、保持器外径に対し、半径方向内方に段差を有する段差部であることを特徴とする転がり軸受。
  3. 請求項2において、
    前記保持器のうち、保持器外径から段差部の外周面までの段差寸法を、保持器外径から保持器内径までの半径方向寸法の1/2以下に規定したことを特徴とする転がり軸受。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項において、
    前記保持器は樹脂製であることを特徴とする転がり軸受。
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