JP2008148503A - スイッチング電源の制御回路およびそれを利用した電源装置ならびに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】低電圧状態においてスイッチングトランジスタのオン、オフが不定となる場合があった。
【解決手段】低電圧検出回路40は、本制御回路100に供給される電源電圧Vddを所定のしきい値電圧Vth2と比較し、電源電圧Vddがしきい値電圧Vth2より低いとき、所定レベルの低電圧検出信号S_UVLOを出力する。ドライバ回路30は、スイッチングトランジスタM1のオン時間を規定するパルス信号Spにもとづき、スイッチングトランジスタM1のゲートに供給する駆動信号Sdを生成する。レベル不定防止回路20は、ドライバ回路30とスイッチングトランジスタM1のゲートの間に設けられ、駆動信号Sdをゲートに伝達可能な第1状態と、スイッチングトランジスタM1のゲートの電圧を、スイッチングトランジスタM1がオフするレベルに固定する第2状態と、が切り替えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源に関し、特にその回路保護技術に関する。
近年の携帯電話、PDA(Personal Digital Assistance)等の情報端末においては、電池の出力電圧よりも高い電圧、あるいは低い電圧を必要とするデバイスが使用される。このように、情報端末の内部において電池電圧よりも高い、もしくは低い電圧が必要とされる場合、スイッチングレギュレータ等を用いた電源装置を利用して電池電圧を昇圧、もしくは降圧し、各デバイスに供給すべき適切な電圧を生成している。たとえば、特許文献1には、関連する技術が記載される。
特開2004−166428号公報
スイッチングレギュレータは、スイッチングトランジスタと、スイッチングトランジスタのオンオフ状態を制御する制御回路を含んで構成される。制御回路には電源電圧が供給され、電源電圧に対応するハイレベルまたは接地電圧に対応するローレベルの2値をとる駆動信号を生成し、スイッチングトランジスタのゲートもしくはベースに供給する。
ここで、制御回路の電源電圧として電池電圧が供給されるような場合、電池電圧が低下すると、駆動信号のハイレベルとローレベルが不定となる状況が発生しうる。かかる状況において、スイッチングトランジスタがスイッチング動作せずに定常的にオンし続けてしまうと、スイッチングトランジスタやその他の回路部品の信頼性を損なうおそれがある。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その包括的な目的は、電源電圧の低下時における回路保護技術の提供にある。
本発明のある実施の形態によれば、一端の電位が固定されたスイッチングトランジスタのオン、オフ状態を制御するスイッチング電源の制御回路が提供される。この制御回路は、制御回路自身に供給される電源電圧を所定のしきい値電圧と比較し、電源電圧がしきい値電圧より低いとき、所定レベルの低電圧検出信号を出力する低電圧検出回路と、スイッチングトランジスタのオン時間を規定するパルス信号にもとづき、スイッチングトランジスタの制御端子に供給する駆動信号を生成するドライバ回路と、ドライバ回路とスイッチングトランジスタの制御端子の間に設けられ、駆動信号を制御端子に伝達可能な第1状態と、スイッチングトランジスタの制御端子の電圧を、スイッチングトランジスタがオフするレベルに固定する第2状態と、が切り替えられるレベル不定防止回路と、を備える。
スイッチング電源とは、昇圧型、降圧型のスイッチングレギュレータ、DC/ACコンバータ、チャージポンプ回路、キャパシタをスイッチングにより繰り返し充電する充電方式の高電圧生成回路などをいう。また、「一端の電位が固定される」とは、電池電圧や接地電圧などの直流電圧が印加された状態をいう。
この実施の形態によると、制御回路に供給される電源電圧が低い状態において、スイッチングトランジスタのオン、オフ状態が不定となるのを防止することができ、回路保護を図ることができる。
レベル不定防止回路は、低電圧検出信号が所定レベルのときに、スイッチングトランジスタの制御端子を、スイッチングトランジスタがオフする電圧レベルに固定する電圧固定素子と、ドライバ回路とスイッチングトランジスタの制御端子の間に設けられ、駆動信号を制御端子に伝達可能なオン状態と、出力が実質的にオープンとなるオフ状態と、が切り替え可能なスイッチと、を含んでもよい。スイッチは、低電圧検出信号が所定レベルのときオフし、所定レベルと相補的なレベルのときオンしてもよい。
スイッチはトランスファゲートであってもよい。
スイッチは、ドライバ回路に接続される入力端子と、スイッチングトランジスタの制御端子に接続される出力端子と、インバータと、一端が入力端子に接続され、他端が出力端子に接続されたNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第1トランジスタと、一端が入力端子に接続され、他端が出力端子に接続されたPチャンネルMOSFETの第2トランジスタと、を含んでもよい。インバータは、電源電圧に固定された電源電圧端子と、接地電圧に固定された接地端子の間に直列に接続された反転トランジスタと抵抗を含み、低電圧検出信号を反転してもよい。第1トランジスタと第2トランジスタの一方のゲートに低電圧検出信号を入力し、他方のゲートにインバータの出力信号を入力して、スイッチは低電圧検出信号が所定レベルのときに、第1トランジスタおよび第2トランジスタがオフとなってもよい。
所定レベルはローレベルであり、インバータの反転トランジスタは、ソースが電源電圧端子に接続され、ゲートに低電圧検出信号が入力されたPチャンネルMOSFETであって、インバータの抵抗は一端が接地端子に接続され、他端が反転トランジスタのドレインに接続されており、第1トランジスタのゲートに低電圧検出信号を入力し、第2トランジスタのゲートにインバータの出力信号を入力した。
所定レベルはハイレベルのとき、インバータの反転トランジスタは、ソースが接地電圧端子に接続され、ゲートに低電圧検出信号が入力されたNチャンネルMOSFETであって、インバータの抵抗は一端が電源電圧端子に接続され、他端が反転トランジスタのドレインに接続されてもよい。
所定レベルがハイレベルのとき、第2トランジスタのゲートに低電圧検出信号を入力し、第1トランジスタのゲートにインバータの出力信号を入力してもよい。すなわち、所定レベルがローレベルの場合のときと、第1、第2トランジスタを入れ替えた構成としてもよい。
電圧固定素子は、スイッチングトランジスタの制御端子と、スイッチングトランジスタがオフする電圧レベルに固定された固定電圧端子の間に設けられた抵抗であってもよい。
スイッチングトランジスタがNチャンネルMOSFETもしくはNPN型バイポーラトランジスタであるとき、抵抗は、スイッチングトランジスタの制御端子と接地端子の間に設けられたプルダウン抵抗であってもよい。
スイッチングトランジスタが、一端がスイッチング電源の入力電圧が印加された入力端子に接続されたPチャンネルMOSFETもしくはPNP型バイポーラトランジスタであるとき、抵抗は、スイッチングトランジスタの制御端子と入力端子の間に設けられたプルアップ抵抗であってもよい。
上述のスイッチは、オフ状態においてハイインピーダンスとなるため、電圧固定素子として抵抗を利用することにより、スイッチングトランジスタの制御端子のレベルを簡易に固定することができる。
電圧固定素子は、制御端子に低電圧検出信号に応じた信号が入力され、電源電圧がしきい値電圧より低いときオンするトランジスタであってもよい。
トランジスタを用いた場合、スイッチのオフ状態が不完全であって駆動信号がスイッチングトランジスタの制御端子にリークする場合においても、確実にスイッチングトランジスタの制御端子のレベルを、オフするレベルに固定することができる。
ある実施の形態において、制御回路は、所定のデューティ比のパルス信号を生成するオシレータと、スイッチングトランジスタと並列に設けられ、低電圧検出信号が所定レベルのときオシレータの出力信号にもとづきオン、オフする補助スイッチングトランジスタと、をさらに備えてもよい。
制御回路は、1つの半導体基板に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。制御回路を1つのLSIとして集積化することにより、回路面積を削減することができる。
本発明のある実施の形態は電源装置に関する。この電源装置は、インダクタおよびキャパシタを含む出力回路と、インダクタに接続されたスイッチングトランジスタを駆動する上述の制御回路と、を備える。
スイッチングトランジスタは、一端が接地され、他端がインダクタに接続されたNチャンネルMOSFETもしくはNPN型バイポーラトランジスタであって、電源装置は昇圧型のスイッチングレギュレータであってもよい。
制御回路の電源電圧として、昇圧型のスイッチングレギュレータ出力電圧を利用してもよい。この場合、入力電圧が低い状態においては回路保護が有効に機能し、昇圧動作が進むと、電源電圧が上昇するため安定動作を実現できる。
スイッチングトランジスタは、一端に入力電圧が印加され、他端がインダクタに接続されたPチャンネルMOSFETもしくはPNP型バイポーラトランジスタであって、降圧型のスイッチングレギュレータであってもよい。
本発明のある実施の形態は、電子機器である。この電子機器は、電池と、電池の電圧を安定化して出力する上述の電源装置と、を備える。
この態様によると、電池の電圧が低下した場合においても、電源装置を安定に動作させることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明に係る制御回路によれば、回路保護が実現される。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置200の構成を示す。本実施の形態に係る電源装置200は、制御回路100と、スイッチングレギュレータ出力回路(以下、単に出力回路という)110の2つのブロックを含んで構成される昇圧型のDC/DCコンバータである。この電源装置200は、入力端子202、出力端子204を備え、それぞれの端子に印加され、または現れる電圧を入力電圧Vin、出力電圧Voutという。入力電圧Vinとしては、たとえば電池(不図示)から出力される電池電圧が供給される。電源装置200は、出力電圧Voutが、目標値に近づくように入力電圧Vinを昇圧する。
図2は、図1の電源装置200または図4の電源装置200aを搭載する電子機器300の構成を示すブロック図である。電子機器300は、たとえば携帯電話端末や、デジタルカメラ、携帯ゲーム機器など電池駆動型の小型情報端末である。電子機器300は、電源装置200、負荷回路210、電池220を含む。電池220は、リチウムイオン電池などであって、3V〜4V程度の電池電圧Vbatを出力し、電源装置200の入力端子202へと出力する。
負荷回路210は、電子機器300全体を統合的に制御するCPUなどのLSIや、LED(Light Emitting Diode)などであり、所定の電源電圧を受けて動作する。負荷回路210の電源端子は、電源装置200の出力端子204に負荷として接続され、電源装置200の出力電圧Voutが電源電圧として供給される。以下、電源装置200の構成について詳細に説明する。
図1に戻る。出力回路110は、第1端子111、第2端子112および整流ダイオードD1、出力インダクタL1、出力キャパシタC1を含む。出力インダクタL1の一端は入力端子202に接続されており、他端は第1端子111に接続される。整流ダイオードD1のアノードは第1端子111に接続され、カソードは第2端子112に接続される。出力キャパシタC1は、第2端子112と接地端子の間に設けられる。第1端子111は、制御回路100のスイッチング端子102に接続され、第2端子112は出力端子204と接続される。
なお、出力回路110のトポロジーは、図1のそれに限定されるものではなく、降圧型のスイッチングレギュレータやDC/ACインバータ、キャパシタ充電回路などの電源装置の形式に応じて、適宜変更可能である。
制御回路100は、スイッチング端子102、帰還端子104、電源電圧端子106を備える。電源電圧端子106には電源電圧Vddが供給される。本実施の形態において、電源電圧端子106は出力端子204と接続されており、制御回路100は、図示しない電池の電池電圧ではなく、昇圧された電源装置200の出力電圧Voutを電源電圧Vddとして利用する。帰還端子104には、出力端子204の出力電圧Voutが、第1帰還抵抗R10、第2帰還抵抗R11によって分圧された帰還電圧Vfbが入力される。
制御回路100は、パルス幅変調器10、レベル不定防止回路20、ドライバ回路30、低電圧検出回路40、オシレータ50、およびスイッチングトランジスタM1、補助トランジスタQ1を備える。
スイッチングトランジスタM1は、NチャンネルMOSFETであって、ゲートに印加されるパルス幅変調された駆動信号Sdによりオン、オフが切り替えられるスイッチング素子として機能する。スイッチングトランジスタM1のソースは接地され、ドレインはスイッチング端子102を介して出力回路110の第1端子111と接続される。
出力回路110において、スイッチングトランジスタM1がオンのとき、入力端子202から、出力インダクタL1およびスイッチングトランジスタM1を介して電流が流れ、出力インダクタL1にエネルギが蓄えられる。
スイッチングトランジスタM1がオフすると、出力インダクタL1はスイッチングトランジスタM1がオンの期間に流れていた電流を流し続けようとするため、整流ダイオードD1を介して電流が流れることになる。このとき、整流ダイオードD1を介して流れる電流により出力キャパシタC1が充電される。
このように、スイッチングトランジスタM1のオンオフを繰り返すことによって、出力インダクタL1と出力キャパシタC1の間でエネルギの変換が行われて、入力電圧Vinが昇圧され、出力端子204からは、出力キャパシタC1によって平滑化された出力電圧Voutが出力される。
制御回路100は、スイッチングトランジスタM1のゲート端子に駆動信号Sdを出力し、そのスイッチング動作を制御する回路である。本実施の形態では、スイッチングトランジスタM1が制御回路100に内蔵されているが、外付けされていてもよい。
駆動信号Sdは、ハイレベルとローレベルが交互に繰り返されるパルス幅変調信号であり、ローレベルの期間とハイレベルの期間に応じてスイッチングトランジスタM1のオン、オフの時間が制御されて、出力電圧Voutが調節される。
パルス幅変調器10には、帰還電圧Vfbが入力される。パルス幅変調器10は、帰還電圧Vfbが所定の基準電圧Vrefと一致するようにデューティ比が調節されるパルス幅変調信号(以下、PWM信号Spという)を生成する。
パルス幅変調器10は、誤差増幅器12、PWMコンパレータ14、オシレータ16を含む。誤差増幅器12の反転入力端子には、出力電圧Voutに比例した帰還電圧Vfbが入力され、非反転入力端子には、所定の基準電圧Vrefが入力される。誤差増幅器12は、帰還電圧Vfbと、基準電圧Vrefとの誤差を増幅する。誤差増幅器12によって、帰還電圧Vfbと基準電圧Vrefの誤差が0Vとなるように帰還がかかり、誤差電圧Verrが生成される。
オシレータ16は、一定の周波数をもつのこぎり波状あるいは三角波状の周期電圧Voscを生成する。PWMコンパレータ14の反転入力端子には、誤差増幅器12から出力される誤差電圧Verrが入力され、非反転入力端子にはオシレータ16から出力される周期電圧Voscが入力される。PWMコンパレータ14は、Verr>Voscのときハイレベル、Verr<VoscのときローレベルとなるPWM信号Spを生成する。PWM信号Spのデューティ比は、誤差電圧Verrにもとづいて制御される。
PWM信号Spは、スイッチングトランジスタM1のオン時間を規定するパルス信号である。ドライバ回路30は、PWM信号Spにもとづき、スイッチングトランジスタM1の制御端子であるゲートに供給すべき駆動信号Sdを生成する。ドライバ回路30は、スイッチングトランジスタM1のゲート容量を充放電するために十分なサイズを有するインバータを含む。
低電圧検出回路40は、制御回路100に供給される電源電圧Vddを所定のしきい値電圧と比較する。抵抗R20、R21は電源電圧Vddを分圧する。低電圧検出回路40はコンパレータを含む。このコンパレータの反転入力端子にはしきい値電圧Vth1が入力され、非反転入力端子には分圧された電源電圧Vdd’が入力される。低電圧検出回路40は、Vdd’<Vth1のとき所定レベル(以下、ローレベルとする)となる低電圧検出信号S_UVLOを出力する。
なお、本実施の形態では、Vdd=Voutであるから、低電圧検出回路40は、出力電圧Voutに比例した帰還電圧Vfbを、しきい値電圧Vth1と比較することにより、電源電圧Vddとしきい値電圧を間接的に比較してもよい。
レベル不定防止回路20は、ドライバ回路30とスイッチングトランジスタM1のゲートの間に設けられる。レベル不定防止回路20は、第1状態と第2状態が切り替え可能に構成される。第1状態においてレベル不定防止回路20は、駆動信号SdをスイッチングトランジスタM1のゲートに伝達する。第2状態においてレベル不定防止回路20は、スイッチングトランジスタM1のゲートの電圧を、スイッチングトランジスタM1がオフするレベル(本実施の形態ではローレベルである接地電圧)に固定する。
図3は、図1のレベル不定防止回路20の構成を示す回路図である。レベル不定防止回路20は、ドライバ回路30からの駆動信号Sdを受ける入力端子21と、スイッチングトランジスタM1のゲートに接続される出力端子22を備える。
レベル不定防止回路20は、プルダウン抵抗Rpd1と、スイッチ24と、を含む。
プルダウン抵抗Rpd1は、スイッチングトランジスタM1のゲートに接続される出力端子22と接地端子の間に設けられる。接地端子に与えられる接地電圧は、スイッチングトランジスタM1をオフ可能な電圧である。
スイッチ24は、トランスファゲートを含み、ドライバ回路30に接続される入力端子21と、スイッチングトランジスタM1のゲートに接続される出力端子22の間に設けられる。スイッチ24は、入力端子21に与えられる駆動信号SdをスイッチングトランジスタM1のゲートである出力端子22に伝達可能なオン状態と、出力端子22が実質的にオープンとなるオフ状態と、が切り替え可能となっている。
スイッチ24は、低電圧検出信号S_UVLOがハイレベルのときオン状態、ローレベルのときオフ状態となる。
低電圧検出信号S_UVLOがローレベルのときにスイッチ24がオフ状態となると、その出力がハイインピーダンスとなるため、プルダウン抵抗Rpd1は、スイッチングトランジスタM1のゲートをローレベルに固定し、スイッチングトランジスタM1をオフする電圧固定素子として機能する。
スイッチ24は、インバータ26と第1トランジスタM10、第2トランジスタM12を含む。
インバータ26は、電源電圧端子106と接地端子の間に直列に接続された反転トランジスタM14および抵抗R20を含む。具体的には、反転トランジスタM14のソースは電源電圧端子106に接続され、そのゲートには低電圧検出信号S_UVLOが入力される。抵抗R20は一端が接地され、他端が反転トランジスタM14のドレインと接続される。インバータ26は低電圧検出信号S_UVLOを反転して出力する。
第2トランジスタM12はNチャンネルMOSFETであり、一端が入力端子21に接続され、他端が出力端子22に接続される。さらに、第1トランジスタM10のバックゲートは接地端子に接続され、ゲートには低電圧検出信号S_UVLOが入力される。第2トランジスタM12はPチャンネルMOSFETであり、一端が入力端子21に接続され、他端が出力端子22に接続される。さらに、第2トランジスタM12のバックゲートは電源電圧端子106に接続され、そのゲートにはインバータ26の出力信号、すなわち反転された低電圧検出信号*S_UVLOが入力される。ここで、*は論理反転を表す。
スイッチ24は、低電圧検出信号S_UVLOがローレベルのときに、第1トランジスタM10および第2トランジスタM12がオフとなり、上述したオフ状態に設定される。オフ状態において、スイッチ24の出力は入力端子21側の信号レベルの影響を受けないハイインピーダンス状態となる。
図1に戻る。オシレータ50には、低電圧検出回路40から出力される低電圧検出信号S_UVLOが入力されたイネーブル端子*ENを備える。オシレータ50は、低電圧検出信号S_UVLOがローレベルのときアクティブとなり所定のデューティ比のパルス信号Sp2を生成し、ハイレベルのときパルス信号Sp2をローレベルとする。
補助トランジスタQ1は、スイッチングトランジスタM1と並列に設けられている。この補助トランジスタQ1はNPN型のバイポーラトランジスタであり、そのベースにオシレータ50から出力されるパルス信号Sp2が入力される。したがって、補助トランジスタQ1は、低電圧検出信号S_UVLOがローレベルのときオシレータ50からのパルス信号Sp2にもとづきオン、オフを繰り返し、低電圧検出信号S_UVLOがハイレベルのときオフとなる。
以上のように構成された制御回路100の動作について説明する。
電源装置200の起動時において、昇圧動作を開始する前の状態に着目する。制御回路100の内部のパルス幅変調器10およびドライバ回路30は、安定に動作するための電源電圧Vddとして、ある電圧Vth2以上、たとえばVth2=1.8V以上を必要とするものとする。実際にはマージンを考慮して、Vth2=2V程度に設定する。
いま、図示しない電池から0.9V以下の入力電圧Vinが与えられると、昇圧動作の開始前の出力電圧Vout(ひいては電源電圧Vdd)が、0.9V以下となるから、パルス幅変調器10およびレベル不定防止回路20は正常に動作せず、PWM信号Spや駆動信号Sdの信号レベルはハイレベルとローレベルが定まらず、不定状態となる。
上述した低電圧検出回路40は、電源電圧Vdd’がしきい値電圧Vth1より低いことを検出する。したがって、Vth1=Vth2×R21/(R20+R21)が成り立つように抵抗R20、R21ならびにしきい値電圧Vth1の値が定められる。
電源電圧Vddがパルス幅変調器10やドライバ回路30が安定動作するしきい値電圧Vth2より低いとき、低電圧検出信号S_UVLOはローレベルとなる。
このとき、レベル不定防止回路20の内部のスイッチ24はオフ状態となり、駆動信号Sdが出力端子22側に現れず、ハイインピーダンスとなる。その結果、出力端子22の信号レベルは電圧固定素子であるプルダウン抵抗Rpd1によって接地電圧に固定され、スイッチングトランジスタM1が強制的にオフされる。
このとき、オシレータ50はアクティブとなり、補助トランジスタQ1がスイッチング動作し、昇圧動作が実行される。昇圧動作の結果、出力電圧Voutが上昇して電源電圧Vddが2V以上となると、低電圧検出信号S_UVLOがハイレベルとなり、オシレータ50が非アクティブとなり補助トランジスタQ1がオフとなる。このとき、レベル不定防止回路20のスイッチ24がオン状態となり、PWM信号Spにもとづいた駆動信号Sdによって、スイッチングトランジスタM1がスイッチング動作し、昇圧動作が継続され、出力電圧Voutが基準電圧Vrefに応じたレベルに安定化される。
レベル不定防止回路20を設けない場合、ドライバ回路30の不安定な動作によって、駆動信号SdがスイッチングトランジスタM1のゲートソース間のしきい値電圧Vtより高い状態を維持すると、この駆動信号SdによってスイッチングトランジスタM1がオン状態となるため、出力インダクタL1およびスイッチングトランジスタM1を介して定常的に電流が流れてしまい、回路の信頼性に影響を及ぼすおそれがある。
これに対して、本実施の形態に係る制御回路100では、レベル不定防止回路20のスイッチ24によって駆動信号SdがスイッチングトランジスタM1に伝達するのを阻止するとともに、プルダウン抵抗Rpd1によってスイッチングトランジスタM1のゲート電圧が、スイッチングトランジスタM1がオフする論理レベル(接地電圧)に固定される。その結果、電源電圧Vddがしきい値電圧Vth2より低い低電圧状態において、スイッチングトランジスタM1が定常的にオンするのを防止することができ、回路の信頼性を高めることができる。
さらに、図3のレベル不定防止回路20において、相補的なMOSFETを用いたインバータ(いわゆるCMOSインバータ)を利用せずに、抵抗とトランジスタの組み合わせによるインバータを利用している。CMOSインバータを利用した場合、低電圧状態において振幅の小さな低電圧検出信号S_UVLOでは、第2トランジスタM12のゲートの論理レベルが安定せずに、インバータ26の状態が不定となり、入力端子21側の駆動信号Sdが出力端子22側にリークするおそれがある。これに対して、インバータ26を、抵抗R20と反転トランジスタM14の構成としたことにより、低電圧検出信号S_UVLOの振幅が小さくても、反転トランジスタM14のオン、オフを確実に切り替えられるため、低電圧状態において、第2トランジスタM12を確実にオフすることができる。
実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、低電圧検出信号S_UVLOがローレベルの状態を低電圧状態とした。これによって電源の投入直後に、低電圧検出回路40による電圧比較が安定しない状態においても、低電圧検出信号S_UVLOが電源電圧Vddを超えることはないから、低電圧検出信号S_UVLOはローレベルとなるという利点がある。もっとも、低電圧検出信号S_UVLOが低電圧状態においてハイレベルとなる構成としてもよい。この場合、たとえば、オシレータ50をアクティブローに設定すればよい。さらに、第1トランジスタM10、第2トランジスタM12のNチャンネルとPチャンネルを入れ替えればよい。
図3のレベル不定防止回路20において、電圧固定阻止としてプルダウン抵抗Rpd1を利用したが、本発明はこれには限定されない。プルダウン抵抗Rpd1の代替素子としてはトランジスタが利用でき、たとえば、MOSFETやバイポーラトランジスタを利用してもよい。この場合、低電圧状態においてトランジスタがオンするように、トランジスタのゲートやベースに低電圧検出信号S_UVLOに応じた信号を入力すればよい。
つまり本実施の形態におけるハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
実施の形態では、電源装置200が昇圧型のスイッチングレギュレータである場合について説明したが本発明はこれに限定されるものではなく、降圧型のスイッチングレギュレータや、インダクタの代わりにトランスを利用したスイッチングレギュレータ、ストロボ発光用の高電圧を生成するキャパシタ充電回路、DC/ACコンバータなど、広くスイッチングトランジスタを備えるスイッチング電源に利用できる。
図4は、変形例に係る電源装置200aの構成の一部を示す回路図である。この変形例において、図4の電源装置200aは降圧型のスイッチングレギュレータである。なお、図4において、図1と同等の構成要素は省略している。降圧型のスイッチングレギュレータでは、出力回路110aのトポロジーが図1とは異なっている。出力回路110aは、整流ダイオードD2、出力インダクタL2、出力キャパシタC2を含む。整流ダイオードD2はアノードが接地され、カソードがスイッチング端子102に接続される。出力インダクタL2は一端がスイッチング端子102に接続され、他端が出力端子204に接続される。また、出力キャパシタC2は一端が出力端子204に接続され、他端が接地される。また、図4の変形例において制御回路100aは、出力電圧Voutではなく、電源電圧端子106に与えられた図示しない電池等から出力される入力電圧Vinを電源電圧Vddとして利用する。
スイッチングトランジスタM1aはPチャンネルMOSFET(もしくはPNP型のバイポーラトランジスタ)となる。この場合、低電圧状態においてPチャンネルMOSFETがオフするように、ゲートを電源電圧Vddに固定すればよいから、電圧固定素子としてのプルダウン抵抗Rpd1に代えてプルアップ抵抗Rpu1を用いればよいことがわかる。プルアップ抵抗Rpu1は、トランジスタのゲートと電源電圧端子106の間に設ければよい。あるいは、プルアップ抵抗Rpu1に代えて、トランジスタを利用してもよい。レベル不定防止回路20aの構成は、図1のレベル不定防止回路20と同様である。
図4の変形例によれば、低電圧状態において駆動信号Sdがローレベルに固定された場合であっても、レベル不定防止回路20aによってスイッチングトランジスタM1aのゲート電圧は、ソース電圧(つまり入力電圧Vin)と等しくなるように固定される。そのため、スイッチングトランジスタM1aが定常的にオンし続けるのを防止することができる。
ダイオード整流方式ではなく同期整流方式のスイッチングレギュレータの場合、ハイサイド側とローサイド側のトランジスタの両方に対してレベル不定防止回路20を設けてもよい。
本発明の実施の形態に係る電源装置の構成を示す図である。 図1または図4の電源装置を搭載する電子機器の構成を示すブロック図である。 図1のレベル不定防止回路の構成を示す回路図である。 変形例に係る電源装置の構成の一部を示す回路図である。
符号の説明
C1 出力キャパシタ、 D1 整流ダイオード、 L1 出力インダクタ、 C2 出力キャパシタ、 D2 整流ダイオード、 L2 出力インダクタ、 M1 スイッチングトランジスタ、 Q1 補助トランジスタ、 R10 第1帰還抵抗、 R11 第2帰還抵抗、 10 パルス幅変調器、 12 誤差増幅器、 14 PWMコンパレータ、 16 オシレータ、 20 レベル不定防止回路、 21 入力端子、 22 出力端子、 24 スイッチ、 26 インバータ、 Rpd1 プルダウン抵抗、 R20 抵抗、 M10 第1トランジスタ、 M12 第2トランジスタ、 M14 反転トランジスタ、 30 ドライバ回路、 40 低電圧検出回路、 50 オシレータ、 100 制御回路、 102 スイッチング端子、 104 帰還端子、 106 電源電圧端子、 110 出力回路、 111 第1端子、 112 第2端子、 200 電源装置、 202 入力端子、 204 出力端子、 210 負荷回路、 220 電池、 300 電子機器。

Claims (15)

  1. 一端の電位が固定されたスイッチングトランジスタのオン、オフ状態を制御するスイッチング電源の制御回路であって、
    本制御回路に供給される電源電圧を所定のしきい値電圧と比較し、前記電源電圧が前記しきい値電圧より低いとき、所定レベルの低電圧検出信号を出力する低電圧検出回路と、
    前記スイッチングトランジスタのオン時間を規定するパルス信号にもとづき、前記スイッチングトランジスタの制御端子に供給する駆動信号を生成するドライバ回路と、
    前記ドライバ回路と前記スイッチングトランジスタの制御端子の間に設けられ、前記駆動信号を前記制御端子に伝達可能な第1状態と、前記スイッチングトランジスタの制御端子の電圧を、前記スイッチングトランジスタがオフするレベルに固定する第2状態と、が切り替えられるレベル不定防止回路と、
    を備えることを特徴とする制御回路。
  2. 前記レベル不定防止回路は、
    前記低電圧検出信号が前記所定レベルのときに、前記スイッチングトランジスタの制御端子を、前記スイッチングトランジスタがオフする電圧レベルに固定する電圧固定素子と、
    前記ドライバ回路と前記スイッチングトランジスタの制御端子の間に設けられ、前記駆動信号を前記制御端子に伝達可能なオン状態と、出力が実質的にオープンとなるオフ状態と、が切り替え可能なスイッチと、を含み、
    前記スイッチは、前記低電圧検出信号が前記所定レベルのときオフ、前記所定レベルと相補的なレベルのときオンすることを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記スイッチは、
    前記ドライバ回路に接続される入力端子と、
    前記スイッチングトランジスタの制御端子に接続される出力端子と、
    前記電源電圧に固定された電源電圧端子と、接地電圧に固定された接地端子の間に直列に接続された反転トランジスタと抵抗を含み、前記低電圧検出信号を反転するインバータと、
    一端が前記入力端子に接続され、他端が前記出力端子に接続されたNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第1トランジスタと、
    一端が前記入力端子に接続され、他端が前記出力端子に接続されたPチャンネルMOSFETの第2トランジスタと、
    を含み、
    前記第1トランジスタと前記第2トランジスタの一方のゲートに前記低電圧検出信号を入力し、他方のゲートに前記インバータの出力信号を入力して、前記スイッチは前記低電圧検出信号が所定レベルのときに、前記第1トランジスタおよび前記第2トランジスタがオフとなることを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  4. 前記所定レベルはローレベルであり、
    前記インバータの前記反転トランジスタは、ソースが前記電源電圧端子に接続され、ゲートに前記低電圧検出信号が入力されたPチャンネルMOSFETであって、
    前記インバータの前記抵抗は一端が前記接地端子に接続され、他端が前記反転トランジスタのドレインに接続されており、
    前記第1トランジスタのゲートに前記低電圧検出信号を入力し、前記第2トランジスタのゲートに前記インバータの出力信号を入力したことを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  5. 前記電圧固定素子は、前記スイッチングトランジスタの制御端子と、前記スイッチングトランジスタがオフする電圧レベルに固定された固定電圧端子の間に設けられた抵抗であることを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  6. 前記スイッチングトランジスタがNチャンネルMOSFETもしくはNPN型バイポーラトランジスタであるとき、前記抵抗は、前記スイッチングトランジスタの制御端子と接地端子の間に設けられたプルダウン抵抗であることを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  7. 前記スイッチングトランジスタが、一端が前記スイッチング電源の入力電圧が印加された入力端子に接続されたPチャンネルMOSFETもしくはPNP型バイポーラトランジスタであるとき、
    前記抵抗は、前記スイッチングトランジスタの制御端子と前記入力端子の間に設けられたプルアップ抵抗であることを特徴とする請求項5に記載の制御回路。
  8. 前記電圧固定素子は、制御端子に前記低電圧検出信号に応じた信号が入力され、前記電源電圧が前記しきい値電圧より低いときオンするトランジスタであることを特徴とする請求項2に記載の制御回路。
  9. 所定のデューティ比のパルス信号を生成するオシレータと、
    前記スイッチングトランジスタと並列に設けられ、前記低電圧検出信号が所定レベルのとき前記オシレータの出力信号にもとづきオン、オフする補助スイッチングトランジスタと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の制御回路。
  10. 1つの半導体基板に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の制御回路。
  11. インダクタおよびキャパシタを含む出力回路と、
    前記インダクタに接続されたスイッチングトランジスタを駆動する請求項1から8のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とする電源装置。
  12. 前記スイッチングトランジスタは、一端が接地され、他端が前記インダクタに接続されたNチャンネルMOSFETもしくはNPN型バイポーラトランジスタであって、
    昇圧型のスイッチングレギュレータであることを特徴とする請求項11に記載の電源装置。
  13. 前記制御回路の電源電圧として、前記昇圧型のスイッチングレギュレータ出力電圧を利用することを特徴とする請求項12に記載の電源装置。
  14. 前記スイッチングトランジスタは、一端に入力電圧が印加され、他端が前記インダクタに接続されたPチャンネルMOSFETもしくはPNP型バイポーラトランジスタであって、
    降圧型のスイッチングレギュレータであることを特徴とする請求項11に記載の電源装置。
  15. 電池と、
    前記電池の電圧を安定化して出力する請求項11に記載の電源装置と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
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