JP2008146360A - 端末装置、アプリケーション起動制御プログラムおよびアプリケーション起動制御方法 - Google Patents

端末装置、アプリケーション起動制御プログラムおよびアプリケーション起動制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話の標準アプリケーションの起動抑止と抑止解除機能を特定の外部装置から行なうことが可能な端末装置、アプリケーション起動制御プログラムおよびアプリケーション起動制御方法を提供すること。
【解決手段】組み込みアプリケーション抑止用のプログラムを端末装置にインストールすることにより、組み込まれているアプリケーションの起動を抑止する(起動させない)。具体的には、起動を抑止するアプリケーションを特定するIDをテーブル(アプリケーション起動制限情報格納部)に書き込み、(1)通常の追加アプリケーションをインストールするプロセスを用いて抑止用アプリケーションをインストールすること、(2)アプリケーションの実行の際に行なわれる「アプリケーション起動制限情報の参照」を利用して起動抑止のための情報を得ることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話、PDA(Personal Digital assistant)などの端末装置における組み込みアプリケーション(標準搭載機能)の起動制御に関し、特に、団体としては企業、法人、学校、病院向けなど、個人としては子供向けなど、利用目的が限定される携帯電話やPDAなどの端末装置に適用が可能なアプリケーション起動制御技術に関する。
昨今の携帯電話は多機能化しており、ブラウザ、カメラ、音楽プレイヤー、メーラー、電話帳など様々なアプリケーションが標準搭載されている。ところが、これらの機能は組込み型のソフトウエアであり、ユーザにとって不要であっても削除することはできない。
その一方で、近年の個人、企業における個人情報保護、セキュリティに対する意識は高まっており、多機能化される携帯電話に対して不要な機能は削除するといったことが必要になってきている。
そのような技術として、端末装置の購入後にユーザ自身が必要な機能を取捨選択して当該端末装置に組み込み又は削除することができる端末装置システム及び端末装置が開示されている。例えば、サーバから機能プログラムをダウンロードすることにより端末装置に機能の搭載を可能とした端末装置システムであって、前記サーバは提供可能な複数の機能プログラム及び該機能プログラムの選択用のWebページを有し、前記端末装置は、標準化したAPIが実装されており、前記Webページにアクセスして所望の機能プログラムを選択することにより、サーバから当該機能プログラムをダウンロードして機能を搭載する、というものがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、目的は異なるが、有効期限を設定することにより、有効期限の切れたアプリケーションの起動を抑止する技術も開示されている(例えば、特許文献2、特許文献3参照。)。
特開2004−364138号公報 特開2004−362401号公報 特表2006−510987号公報
しかしながら、携帯電話の利用シーンは多様であり、特に企業においては、業務内容や職場環境に応じて、アプリケーションを使用不可能としたり、使用可能とする必要があるが、一旦削除してしまうと再度ダウンロードが必要になったり、削除した後に、別のアプリケーションを上書きした場合、元のアプリケーションを起動可能とするために繁雑な手順が必要となってしまう。
例えば、予め組み込まれているアプリケーションとしてAアプリが携帯電話に搭載されている場合、Aアプリを削除、別のアプリケーションであるBアプリをインストールしてしまった場合は、Bアプリを削除後にAアプリをインストールするか、Aアプリが焼かれたROMに交換したり焼き直したりする必要ある。
また、企業においては、コンプライアンス強化を目的として、業務端末での不要なアプリケーションを禁止するなどのニーズが考えられるが、特許文献1のような従来技術では
、たとえ禁止アプリケーションを削除した端末装置を配布しても、個々の端末ユーザがアプリケーションの追加を行なうことが可能であったため、確実にアプリケーションを禁止することができなかった。
また、特許文献2または特許文献3のような従来技術である有効期限によりアプリケーションの起動を抑止する方式は、いずれもアプリケーションに有効期限を設定し、有効期限が経過した場合にアプリケーションの起動を禁止するものであり、目的や状況に応じて柔軟に、かつ確実にアプリケーションを使用不可能としたり、使用可能としたりすることはできなかった。
すなわち、携帯電話等の場合、ユーザがOSを操作することは技術的に禁止されているため、アプリケーションを追加したり削除したりすることが自由に出来ず、特に、最初から組み込まれているアプリケーションを削除することができないという問題点があった。仮に、どうしても削除したい場合には、端末メーカ等に削除してもらわなければならないという問題点があった。
本発明は、上述のような実状に鑑みたものであり、携帯電話の標準アプリケーションの起動抑止と抑止解除機能を特定の外部装置から行なうことが可能な端末装置、アプリケーション起動制御プログラムおよびアプリケーション起動制御方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明では、組み込みアプリケーション抑止用のプログラムを端末装置にインストールすることにより、組み込まれているアプリケーションの起動を抑止する(起動させない)。具体的には、起動を抑止するアプリケーションを特定するIDをテーブル(アプリケーション起動制限情報格納部)に書き込み、
(1)通常の追加アプリケーションをインストールするプロセスを用いて抑止用アプリケーションをインストールすること、
(2)アプリケーションの実行の際に行なわれる「アプリケーション起動制限情報の参照」を利用して起動抑止のための情報を得ること、
を特徴とする。
すなわち、本発明は、上記課題を解決するため、下記のような構成を採用した。
本発明の一態様によれば、本発明の端末装置は、組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置であって、ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得する追加アプリケーション取得手段と、前記追加アプリケーション取得手段により取得した追加アプリケーションを展開する追加アプリケーション展開手段とを備えることを特徴とする。
前記追加アプリケーション取得手段は、前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得する。そして、前記追加アプリケーション展開手段は、前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する。
また、本発明の端末装置は、ネットワークを介して接続された外部装置からの前記追加アプリケーションのアンインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーション展開手段によって展開した追加アプリケーションを削除するアンインストール手段を更に備え、前記アンインストール手段が、前記追加アプリケーション展開手段によって展開した起動抑止ファイルを削除し、前記追加アプリケーション展開手段によって更新したアプリケーション起動制限情報格納部から前記対応付けられた追加アプリケーションIDと組み込みアプリケーションIDとを削除することにより、前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新することが望ましい。
また、本発明の端末装置は、前記追加アプリケーション展開手段が、前記展開した追加アプリケーションに関する情報を追加アプリケーション管理情報格納部に格納し、前記アンインストール手段が、前記追加アプリケーション管理情報格納部から前記追加アプリケーションに関する情報を削除することが望ましい。
また、本発明の端末装置は、前記追加アプリケーション取得手段が、外部装置から前記外部装置を特定するための外部装置IDを取得し、前記追加アプリケーション展開手段が、前記追加アプリケーションIDと前記外部装置IDとを対応付けて前記追加アプリケーション管理情報格納部に格納することが望ましい。
また、本発明の端末装置は、前記追加アプリケーション取得手段が、前記外部装置からの切替アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記切替アプリケーションを取得し、前記外部装置から前記切替アプリケーションを特定するための切替アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、前記追加アプリケーション展開手段が、さらに前記切替アプリケーションIDを含む起動抑止ファイルを展開し、前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記切替アプリケーションIDを取得し、前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDと前記切替アプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションの起動指示に基づいて前記切替アプリケーションを起動するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新することが望ましい。
また、本発明の一態様によれば、本発明のアプリケーション起動制御プログラムは、組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置のコンピュータを、ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得する追加アプリケーション取得機能と、前記追加アプリケーション取得機能により取得した追加アプリケーションを展開する追加アプリケーション展開機能として機能させるためのアプリケーション起動制御プログラムである。前記追加アプリケーション取得機能は、前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得する。そして、前記追加アプリケーション展開機能は、前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新することを特徴とする。
また、本発明の一態様によれば、本発明のアプリケーション起動制御方法は、組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置において実行されるアプリケーション起動制御
方法であって、ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得し、前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、前記取得した追加アプリケーションおよび前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新することを特徴とする。
本発明によれば、繁雑な操作を行なうことなく、端末装置に組み込まれているアプリケーションの起動抑止と起動抑止解除が可能となる。
また、本発明によれは、特定の外部装置(外部装置を操作できる権限者)からのみ、組込みアプリケーションの起動抑止および起動抑止解除を行なうことが可能となるため、ユーザによる勝手なアプリケーションの追加を防ぎ、確実に禁止したいプリケーションの機能を抑止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態は、組込みアプリケーションの起動を抑止する実施の形態である。この組込みアプリケーションの起動抑止は、起動を抑止したい組込みアプリケーションを特定するための固有IDを持つ追加アプリケーションを、パーソナルコンピュータ等の外部装置から携帯電話等の端末装置にインストールすることにより、端末装置が組み込みアプリケーションの起動時に参照するアプリケーション起動制限情報を更新し、組み込みアプリケーションの起動抑止を可能とするものである。
図1は、本発明を適用した端末装置および端末装置と接続された外部装置の概略構成を示す図である。
図1において、携帯電話、PDA等の端末装置100とパーソナルコンピュータ等の外部装置200とがUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等の有線ネットワークや無線LAN等の無線ネットワーク等を介して互いに通信可能に接続されている。端末装置100には、組み込みアプリケーション部106に組み込みアプリケーションが予め搭載されており、外部装置200から組込みアプリケーションの起動抑止用アプリケーションの追加アプリケーション部105へのインストール(追加)および追加アプリケーション部105からのアンインストール(削除)を行なうことにより、組み込みアプリケーションの起動を抑止したりその抑止を解除したり、あるいは他のアプリケーションへの切替を行なうことが可能となる。
端末装置100は、予め組み込まれた組み込みアプリケーションを特定するための固有の組み込みアプリケーションIDと、その組み込みアプリケーションの起動を抑止するためにインストールされた追加アプリケーションを特定するための固有の追加アプリケーションIDとを、前記組み込みアプリケーションの起動制限情報として保持し、追加アプリケーションの追加および削除時にアプリケーション起動制限情報DB108の更新(登録/削除)を行なうアプリケーション情報管理部101を有する。また、端末装置100は、予め組み込まれたアプリケーションおよび後にインストールしたアプリケーションを含む全てのアプリケーションの起動制御を行ない、追加アプリケーションの追加/削除時に
アプリケーション情報管理部101にアプリケーション起動制限情報の更新を要求する起動制御部102を有する。
さらに、端末装置100は、外部装置200と通信を行ない、追加アプリケーションの追加または削除を行なうインストーラ部103と、端末装置100のアプリケーション起動メニューを管理し、メニューの更新や、ユーザから起動抑止状態にある組み込みアプリケーションの起動要求があった場合に、ユーザに抑止状態であることを示すメッセージを表示するメニュー管理部104と、追加または削除が可能な追加アプリケーションを備える追加アプリケーション部105と、追加または削除を行なえない組込みアプリケーションを備える組込みアプリケーション部106と、組込みアプリケーションおよび追加アプリケーションから実行されるAPI(Application Program Interface)部107とを有することを特徴とする。
外部装置200は、端末装置100と接続し、通信を行なう通信部201と、端末装置100に予め組み込まれた組込みアプリケーションの起動を抑止するための追加アプリケーションや、その他の追加アプリケーションの追加または削除を行なうためのインストール管理部202と、外部装置固有の情報、履歴情報などを保持する記憶部203とを有することを特徴とする。
そして、外部装置200を端末装置100に接続し、外部装置200より起動抑止用の追加アプリケーションを端末装置100にインストールすることで、端末装置100のインストーラ部103が呼び出され、追加アプリケーションの追加を行なうことにより、組み込みアプリケーションの起動を制限するためにアプリケーション起動制限情報DB(Data Base)108を更新する。これにより、組み込みアプリケーションの起動時に起動制御部102からの組込みアプリケーションの起動を抑止することが可能となる。
次に、上述のようなシステムにおいて、組み込みアプリケーションを抑止するための処理の流れを説明する。
まず、組み込みアプリケーションを抑止するための処理の流れの概略を以下に示す。
(1)外部装置200を起動し、インストール管理部202を起動する。
(2)端末装置100と外部装置200をUSBケーブルなどで接続する。
(3)外部装置200から起動抑止のための追加アプリケーションを端末装置100に転送する。
(4)端末装置100側でインストーラ部103が起動され、起動抑止のための追加アプリケーションをインストールする。この起動抑止のための追加アプリケーションのインストールファイルには、起動を抑止したい組み込みアプリケーションの起動抑止ファイルが含まれる。このインストールにより、追加アプリケーションの起動抑止ファイルが端末装置100に格納される。
(5)追加アプリケーションのインストール終了後、アプリケーション情報管理部101が、上記起動抑止ファイルを読み出す。
(6)起動制御部102は、読み出した起動抑止ファイルから起動抑止対象の組み込みアプリケーションを特定するための固有のID(組み込みアプリケーションID)を取得し、アプリケーション起動制限情報DB108に、インストールした追加アプリケーションを特定するための固有のID(追加アプリケーションID)と関連付けて保存する。
これにより、組み込みアプリケーションが起動抑止の状態となる。
上述の流れをフローチャートを用いて詳述に説明する。
図2は、起動抑止のための追加アプリケーションをインストールする追加アプリケーションインストール処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS201において、組み込みアプリケーションの起動を抑止するための追加アプリケーションのインストールを開始する要求(含外部装置を識別するための識別子)を受信したか否かを判断し、受信したと判断された場合(ステップS201:Yes)は、ステップS202において、インストーラ部103を起動する。
そして、ステップS203において、追加アプリケーションのインストールが実行され、ステップS204において、インストールアプリケーションファイル、起動抑止ファイルを生成する。
次に、ステップS205において、アプリケーション情報管理部101が起動され、ステップS206において、起動抑止ファイルが存在するか否かを判断する。
起動ファイルが存在すると判断された場合(ステップS206:Yes)は、ステップS207において、起動抑止ファイルを読み込んで組み込みアプリケーションIDおよび追加アプリケーションIDを取得する。
そして、ステップS208において、アプリケーション起動制限情報DB108に追加アプリケーションIDおよび組み込みアプリケーションIDの情報を追加することによりアプリケーション起動制限情報DB108を更新する。
次に、ステップS209において、追加アプリケーション管理情報DBに追加アプリケーションIDおよび外部装置200を識別するための識別子を追加する。
そして、ステップS210において、アプリケーション情報管理部101の処理を終了し、ステップS211において、インストーラ部103の処理を終了して本追加アプリケーションインストール処理を終了する。
次に、上述のようにして追加アプリケーションがインストールされた端末装置100において、起動が抑止された組み込みアプリケーションを実行しようとした場合の処理の流れを説明する。
まず、起動が抑止された組み込みアプリケーションを実行しようとした場合の処理の流れの概略を以下に示す。
(1)ユーザがメニューより組み込みアプリケーションを選択し、起動を行なう。
(2)起動制御部102は、組み込みアプリケーションの起動時に、アプリケーション起動制限情報DB108を参照する。
(3)アプリケーション起動制限情報DBに組み込みアプリケーションの情報が存在する場合は、組み込みアプリケーションの起動を行なわずに、ユーザに対してメッセージを出力する。
上述の流れをフローチャートを用いて詳述に説明する。
図3は、追加アプリケーションがインストールされた端末装置100において、起動が抑止された組み込みアプリケーションを実行しようとした場合のアプリケーション実行処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS301において、組み込みアプリケーションを実行すると、ステップS302において、起動制御部102が起動され、続いて、ステップS303において、アプリケーション情報管理部101が起動される。
そして、ステップS304において、アプリケーション起動制限情報DB108から組み込みアプリケーションに関する情報を取得し、ステップS305において、組み込みアプリケーションの起動を制限する情報が存在するか否かを判断する。
組み込みアプリケーションの起動を制限する情報が存在しないと判断された場合(ステップS305:No)は、ステップS306において、通常通り組み込みアプリケーションを起動し、他方、組み込みアプリケーションの起動を制限する情報が存在すると判断された場合(ステップS305:Yes)は、ステップS307において、組み込みアプリケーションの起動を実行せずに、起動抑止状態であるメッセージを出力(表示)する。
そして、ステップS308において、アプリケーション情報管理部101の処理を終了し、ステップS309において、起動制御部102の処理を終了する。
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、組込みアプリケーションの起動抑止を解除する実施の形態である。この組込みアプリケーションの起動抑止の解除は、上述の第1の実施の形態で追加アプリケーションをインストールした特定の外部装置200より、起動抑止を解除したい組み込みアプリケーション固有のIDを持つ追加アプリケーションを端末装置100からアンインストールすることにより、組み込みアプリケーションの起動の抑止を解除するものである。
図4および図5は、起動抑止のための追加アプリケーションをアンインストールする追加アプリケーションアンインストール処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS401において、組み込みアプリケーションの起動を抑止するためにインストールされた追加アプリケーションのアンインストールを開始する要求(含外部装置を識別するための識別子)を受信したか否かを判断し、受信したと判断された場合(ステップS401:Yes)は、ステップS402において、インストーラ部103を起動する。
そして、ステップS403において、追加アプリケーションのアンインストールが実行され、ステップS404において、アンインストールアプリケーションファイル、起動抑止ファイルを削除する。
次に、ステップS405において、アプリケーション情報管理部101が起動され、ステップS406において、追加アプリケーション管理情報DBから1情報ずつ順次読み込み、ステップS407において、追加アプリケーション管理情報DBから全ての情報を読み込んだか否かを判断する。
全ての情報を読み込んだと判断された場合(ステップS407:Yes)は、図5のステップS501へ進み、他方、全ての情報を読み込んでいないと判断された場合(ステップS407:No)は、ステップS408において、ステップS401で受信したアンインストール対象である追加アプリケーションを特定するための固有のIDである追加アプリケーションIDとステップS406で追加アプリケーション管理情報DBから読み込んだ追加アプリケーションIDとが一致するか否かを判断する。
追加アプリケーションIDが一致しないと判断された場合(ステップS408:No)は、ステップS406に戻り、上述のステップS406以降を繰り返す。他方、追加アプリケーションIDが一致すると判断された場合(ステップS408:Yes)は、ステップS409において、ステップS401で受信したアンインストールを開始する要求中に含まれる外部装置200を識別するための識別子とステップS406で追加アプリケーション管理情報DBから読み込んだ外部装置200の識別子とが一致するか否かを判断する
外部装置200の識別子が一致しないと判断された場合(ステップS409:No)は、ステップS410において、ステップS401で受信したアンインストール対象である追加アプリケーションのアンインストールが不可である旨のメッセージを出力(表示)した後、図5のステップS505へ進む。
他方、外部装置200の識別子が一致すると判断された場合(ステップS409:Yes)は、ステップS411において、追加アプリケーション管理情報DBからアンインストールする組み込みアプリケーションに関する情報を削除する。
そして、ステップS501において、アプリケーション起動制限情報DB108から1情報ずつ順次読み込み、ステップS502において、アプリケーション起動制限情報DB108から全ての情報を読み込んだか否かを判断する。
全ての情報を読み込んだと判断された場合(ステップS502:Yes)は、ステップS505へ進み、他方、全ての情報を読み込んでいないと判断された場合(ステップS502:No)は、ステップS503において、図4のステップS401で受信したアンインストール対象である追加アプリケーションを特定するための固有のIDである追加アプリケーションIDとステップS501で読み込んだ追加アプリケーションIDとが一致するか否かを判断する。
追加アプリケーションIDが一致しないと判断された場合(ステップS503:No)は、ステップS501に戻り、上述のステップS501以降を繰り返す。他方、追加アプリケーションIDが一致すると判断された場合(ステップS503:Yes)は、ステップS504において、アプリケーション起動制限情報DB108から図4のステップS401で受信したアンインストール対象である追加アプリケーションを削除する。
そして、ステップS505において、アプリケーション情報管理部101の処理を終了し、ステップS506において、起動制御部102の処理を終了する。
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は、組込みアプリケーションの起動を抑止し、さらに別の追加アプリケーションへ起動を切り替える実施の形態である。この追加アプリケーションへの切替え起動は、起動を抑止する組込みアプリケーションの代わりに起動させる追加アプリケーションに、起動を抑止したい組込みアプリケーションを特定するための固有IDの情報を含ませることにより可能となる。
すなわち、外部装置200より、上記の切替用の追加アプリケーションのインストールを行なうことにより、端末装置100に保持するアプリケーション起動制限情報DB108を更新し、追加アプリケーションIDおよび起動の抑止対象である組み込みアプリケーションIDに加えて、切替起動フラグをONへ書き換える。具体的には、切替用追加アプリケーションの追加アプリケーションインストール処理の流れを示すフローチャートは、第1の実施の形態において説明した図2と同様であるが、図2のステップS208のアプリケーション起動制限情報DB108の更新処理において、切替起動フラグをONに書き換える処理が追加となる。
図6は、切替用の追加アプリケーションがインストールされた端末装置100において、起動が抑止された組み込みアプリケーションを実行しようとした場合のアプリケーション切替処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS601において、組み込みアプリケーションを実行すると、ステップS602において、起動制御部102が起動され、続いて、ステップS603において、アプリケーション情報管理部101が起動される。
そして、ステップS604において、アプリケーション起動制限情報DB108から組み込みアプリケーションに関する情報を取得し、ステップS605において、組み込みアプリケーションの起動を制限する情報が存在するか否かを判断する。
組み込みアプリケーションの起動を制限する情報が存在しないと判断された場合(ステップS605:No)は、ステップS606において、通常通り組み込みアプリケーションを起動し、ステップS610へ進む。
他方、組み込みアプリケーションの起動を制限する情報が存在すると判断された場合(ステップS605:Yes)は、ステップS607において、起動切替フラグが1であるか(ONであるか)否か(0であるか(OFFであるか))を判断し、0(OFF)であると判断された場合(ステップS607:No)は、ステップS608において、組み込みアプリケーションの起動を実行せずに、起動抑止状態であるメッセージを出力(表示)し、他方、1(ON)であると判断された場合(ステップS607:Yes)は、ステップS609において、追加アプリケーションIDに設定されている切替用の追加アプリケーションを起動する。
そして、ステップS610において、アプリケーション情報管理部101の処理を終了し、ステップS611において、起動制御部102の処理を終了する。
次に、組み込みアプリケーションの実行時の起動抑止判定に使用するアプリケーション起動制限情報DB108について説明する。
図7は、アプリケーション起動制限情報DB108の構造例を示す図である。
図7において、アプリケーション起動制限情報DB108を構成する各アプリケーション起動制限情報は、組込みアプリケーションの起動を抑止するために使用するファイルである。追加アプリケーションをインストールする際のインストールファイルに含まれ、インストール時に端末装置100の記憶部に生成または追加される。
なお、「追加アプリケーションID」は、インストールされた追加アプリケーションを特定するための固有のIDであり、「組み込みアプリケーションID」は、追加アプリケーションが起動を抑止する組込みアプリケーションを特定するための固有のIDであり、「詳細ID1」「詳細ID2」等は、組み込みアプリケーションの詳細機能単位に起動抑止を行ないたい場合に定義する、固有の詳細機能IDであり、1アプリケーションに対して、複数の登録を可能とする。また、「切替起動フラグ」は、組み込みアプリケーションの代わりに、切替用の追加アプリケーションを起動するか否かのフラグであり、「0」が切替起動しないことを示し、「1」が切替起動することを示す。
次に、追加アプリケーション管理情報DBについて説明する。
図8は、追加アプリケーション管理情報DBの構造例を示す図である。
図8において、追加アプリケーション管理情報DBを構成する各追加アプリケーション管理情報は、追加アプリケーションのインストール時にアプリケーション情報管理部101によって追加され、追加アプリケーションのアンインストール時に、組み込みアプリケーションの抑止を解除するかの判定に使用する。
なお、「アプリケーションID」は、追加アプリケーションを特定するための固有のI
Dであり、「アプリケーション名」は、追加アプリケーションの名称であり、「インストール日時」は、追加アプリケーションをインストールした日時の情報であり、「サイズ」は、追加アプリケーションのサイズ(データ容量)であり、「フォルダID」は、追加アプリケーションが格納されるフォルダを特定するための固有のIDであり、「手動可否」は、ユーザ操作によるアンインストールの可否情報であり、「装置識別子」は、インストールを行った外部装置200を特定するための固有の識別情報である。
上述のように、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明してきたが、本発明が適用される端末装置は、その機能が実行されるのであれば、上述の実施の形態に限定されることなく、単体の装置であっても、複数の装置からなるシステムあるいは統合装置であっても、LAN、WAN等のネットワークを介して処理が行なわれるシステムであってもよいことは言うまでもない。
また、図9に示しように、バス98に接続されたCPU91、ROMやRAMのメモリ92、入力装置93、出力装置94、外部記録装置95、媒体駆動装置96、可搬記録媒体99、ネットワーク接続装置97で構成されるシステムでも実現できる。すなわち、前述してきた実施の形態のシステムを実現するソフトェアのプログラムコードを記録したROMやRAMのメモリ92、外部記録装置95、可搬記録媒体99を、端末装置に供給し、その端末装置のコンピュータがプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、可搬記録媒体99等から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した可搬記録媒体99等は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための可搬記録媒体99としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、DVD−RAM、磁気テープ、不揮発性のメモリーカード、ROMカード、電子メールやパソコン通信等のネットワーク接続装置97(言い換えれば、通信回線)を介して記録した種々の記録媒体などを用いることができる。
また、図10に示すように、コンピュータがメモリ92上に読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
さらに、可搬型記録媒体99から読み出されたプログラムコードやプログラム(データ)提供者から提供されたプログラム(データ)が、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリ92に書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU91などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
すなわち、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
ここで、上述した実施の形態の特徴を列挙すると、以下の通りである。
(付記1)
組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置であって、
ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得する追加アプリケーション取得手段と

前記追加アプリケーション取得手段により取得した追加アプリケーションを展開する追加アプリケーション展開手段と、
を備え、
前記追加アプリケーション取得手段は、
前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
前記追加アプリケーション展開手段は、
前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、
前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、
前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
ことを特徴とする端末装置。
(付記2)
ネットワークを介して接続された外部装置からの前記追加アプリケーションのアンインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーション展開手段によって展開した追加アプリケーションを削除するアンインストール手段、
を更に備え、
前記アンインストール手段は、
前記追加アプリケーション展開手段によって展開した起動抑止ファイルを削除し、
前記追加アプリケーション展開手段によって更新したアプリケーション起動制限情報格納部から前記対応付けられた追加アプリケーションIDと組み込みアプリケーションIDとを削除することにより、前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
ことを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記追加アプリケーション展開手段は、前記展開した追加アプリケーションに関する情報を追加アプリケーション管理情報格納部に格納し、
前記アンインストール手段は、前記追加アプリケーション管理情報格納部から前記追加アプリケーションに関する情報を削除する、
ことを特徴とする付記2に記載の端末装置。
(付記4)
前記追加アプリケーション取得手段は、
外部装置から前記外部装置を特定するための外部装置IDを取得し、
前記追加アプリケーション展開手段は、
前記追加アプリケーションIDと前記外部装置IDとを対応付けて前記追加アプリケーション管理情報格納部に格納する、
ことを特徴とする付記3に記載の端末装置。
(付記5)
前記アンインストール手段は、
前記アンインストール指示をした外部装置を特定するための外部装置IDが前記追加アプリケーション管理情報格納部に格納されている場合に、前記追加アプリケーションを削除する、
ことを特徴とする付記4に記載の端末装置。
(付記6)
前記追加アプリケーション取得手段は、
前記外部装置からの切替アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記切替アプリケーションを取得し、
前記外部装置から前記切替アプリケーションを特定するための切替アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
前記追加アプリケーション展開手段は、
さらに前記切替アプリケーションIDを含む起動抑止ファイルを展開し、
前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記切替アプリケーションIDを取得し、
前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDと前記切替アプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションの起動指示に基づいて前記切替アプリケーションを起動するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
ことを特徴とする付記1に記載の端末装置。
(付記7)
ネットワークを介して接続された外部装置からの前記切替アプリケーションのアンインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーション展開手段によって展開した切替アプリケーションを削除するアンインストール手段、
を更に備え、
前記アンインストール手段は、
前記追加アプリケーション展開手段によって展開した起動抑止ファイルを削除し、
前記追加アプリケーション展開手段によって更新したアプリケーション起動制限情報格納部から前記対応付けられた追加アプリケーションIDと組み込みアプリケーションIDと切替アプリケーションとを削除することにより、前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
ことを特徴とする付記6に記載の端末装置。
(付記8)
組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置のコンピュータを、
ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得する追加アプリケーション取得機能、
前記追加アプリケーション取得機能により取得した追加アプリケーションを展開する追加アプリケーション展開機能、
として機能させるためのアプリケーション起動制御プログラムであって、
前記追加アプリケーション取得機能は、
前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
前記追加アプリケーション展開機能は、
前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、
前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、
前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
ことを特徴とするアプリケーション起動制御プログラム。
(付記9)
組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置において実行されるアプリケーショ
ン起動制御方法であって、
ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得し、
前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
前記取得した追加アプリケーションおよび前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、
前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、
前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
ことを特徴とするアプリケーション起動制御方法。
本発明を適用した端末装置および端末装置と接続された外部装置の概略構成を示す図である。 起動抑止のための追加アプリケーションをインストールする追加アプリケーションインストール処理の流れを説明するためのフローチャートである。 追加アプリケーションがインストールされた端末装置100において、起動が抑止された組み込みアプリケーションを実行しようとした場合のアプリケーション実行処理の流れを説明するためのフローチャートである。 起動抑止のための追加アプリケーションをアンインストールする追加アプリケーションアンインストール処理の流れを説明するためのフローチャート(その1)である。 起動抑止のための追加アプリケーションをアンインストールする追加アプリケーションアンインストール処理の流れを説明するためのフローチャート(その2)である。 切替用の追加アプリケーションがインストールされた端末装置100において、起動が抑止された組み込みアプリケーションを実行しようとした場合のアプリケーション切替処理の流れを説明するためのフローチャートである。 アプリケーション起動制限情報DB108の構造例を示す図である。 追加アプリケーション管理情報DBの構造例を示す図である。 本発明における端末装置の構成図である。 本発明におけるアプリケーション起動制御プログラムのコンピュータへのローディングを説明するための図である。
符号の説明
91 CPU
92 メモリ
93 入力装置
94 出力装置
95 外部記録装置
96 媒体駆動装置
97 ネットワーク接続装置
98 バス
99 可搬記録媒体
100 端末装置
101 アプリケーション情報管理部
102 起動制御部
103 インストーラ部
104 メニュー管理部
105 追加アプリケーション部
106 組み込みアプリケーション部
107 API(Application Program Interface)部
108 アプリケーション起動制限情報DB
200 外部装置
201 通信部
202 インストール管理部
203 記憶部

Claims (7)

  1. 組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置であって、
    ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得する追加アプリケーション取得手段と、
    前記追加アプリケーション取得手段により取得した追加アプリケーションを展開する追加アプリケーション展開手段と、
    を備え、
    前記追加アプリケーション取得手段は、
    前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
    前記追加アプリケーション展開手段は、
    前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、
    前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、
    前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
    ことを特徴とする端末装置。
  2. ネットワークを介して接続された外部装置からの前記追加アプリケーションのアンインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーション展開手段によって展開した追加アプリケーションを削除するアンインストール手段、
    を更に備え、
    前記アンインストール手段は、
    前記追加アプリケーション展開手段によって展開した起動抑止ファイルを削除し、
    前記追加アプリケーション展開手段によって更新したアプリケーション起動制限情報格納部から前記対応付けられた追加アプリケーションIDと組み込みアプリケーションIDとを削除することにより、前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記追加アプリケーション展開手段は、前記展開した追加アプリケーションに関する情報を追加アプリケーション管理情報格納部に格納し、
    前記アンインストール手段は、前記追加アプリケーション管理情報格納部から前記追加アプリケーションに関する情報を削除する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記追加アプリケーション取得手段は、
    外部装置から前記外部装置を特定するための外部装置IDを取得し、
    前記追加アプリケーション展開手段は、
    前記追加アプリケーションIDと前記外部装置IDとを対応付けて前記追加アプリケーション管理情報格納部に格納する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記追加アプリケーション取得手段は、
    前記外部装置からの切替アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記切替
    アプリケーションを取得し、
    前記外部装置から前記切替アプリケーションを特定するための切替アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
    前記追加アプリケーション展開手段は、
    さらに前記切替アプリケーションIDを含む起動抑止ファイルを展開し、
    前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記切替アプリケーションIDを取得し、
    前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDと前記切替アプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションの起動指示に基づいて前記切替アプリケーションを起動するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  6. 組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置のコンピュータを、
    ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得する追加アプリケーション取得機能、
    前記追加アプリケーション取得機能により取得した追加アプリケーションを展開する追加アプリケーション展開機能、
    として機能させるためのアプリケーション起動制御プログラムであって、
    前記追加アプリケーション取得機能は、
    前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
    前記追加アプリケーション展開機能は、
    前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、
    前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、
    前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーション起動制限情報格納部を更新する、
    ことを特徴とするアプリケーション起動制御プログラム。
  7. 組み込みアプリケーションを予め搭載した端末装置において実行されるアプリケーション起動制御方法であって、
    ネットワークを介して接続された外部装置からの追加アプリケーションのインストール指示に基づいて、前記追加アプリケーションを取得し、
    前記外部装置から前記追加アプリケーションを特定するための追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションを特定するための組み込みアプリケーションIDを取得し、
    前記取得した追加アプリケーションおよび前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを含む起動抑止ファイルを展開し、
    前記展開された起動抑止ファイルを参照して前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDを取得し、
    前記取得した前記追加アプリケーションIDと前記組み込みアプリケーションIDとを対応付けてアプリケーション起動制限情報格納部に格納することにより、前記組み込みアプリケーションを起動する際に起動の可否を判断するために参照する前記アプリケーショ
    ン起動制限情報格納部を更新する、
    ことを特徴とするアプリケーション起動制御方法。
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