JP2008137509A - ワイパシャフト防水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイパシャフト挿通口縁辺部の弯曲部の曲率にかかわらず確実に防水する。
【解決手段】ワイパシャフト12と挿通口2との間に取り付けられたグロメット20は、ワイパシャフト12を覆う被覆部21と、被覆部21に折り返し部24で連結されて挿通口2に固定された固定部25とを備えている。円筒形状に形成された固定部25の本体26外周に挿通口縁辺部3に嵌合する嵌合溝27を環状に形成し、本体26外周の嵌合溝27の被覆部21側にリップ28を形成し、リップ28には挿通口縁辺部3の弯曲部4の曲率に追従可能な延出部29を弯曲部4に対応する周方向開き角度Θだけ形成する。挿通口縁辺部の弯曲部の曲率が大きい場合であっても延出部が充分に弾性変形して弯曲部外側表面に密着するため、隙間が形成されるのを防止し確実に防水できる。
【選択図】図1
【解決手段】ワイパシャフト12と挿通口2との間に取り付けられたグロメット20は、ワイパシャフト12を覆う被覆部21と、被覆部21に折り返し部24で連結されて挿通口2に固定された固定部25とを備えている。円筒形状に形成された固定部25の本体26外周に挿通口縁辺部3に嵌合する嵌合溝27を環状に形成し、本体26外周の嵌合溝27の被覆部21側にリップ28を形成し、リップ28には挿通口縁辺部3の弯曲部4の曲率に追従可能な延出部29を弯曲部4に対応する周方向開き角度Θだけ形成する。挿通口縁辺部の弯曲部の曲率が大きい場合であっても延出部が充分に弾性変形して弯曲部外側表面に密着するため、隙間が形成されるのを防止し確実に防水できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワイパシャフト防水構造に関し、例えば、自動車に搭載されるワイパ装置のワイパシャフトをシールするのに利用して有効なものに関する。
一般に、自動車のリアワイパ装置は、ワイパシャフトが車体のリアパネルまたはリアウインドシールドガラスに開設されたワイパシャフト挿通口(以下、挿通口という。)に挿通されて、設置されている。
このようにワイパシャフトが挿通口を挿通されているために、ワイパシャフトと挿通口とは防水する必要がある。
このようにワイパシャフトが挿通口を挿通されているために、ワイパシャフトと挿通口とは防水する必要がある。
従来のこの種のワイパシャフト防水構造としては、ゴム製のグロメットの一端部に形成された円筒部がワイパシャフトの外周に嵌合されており、このグロメットの他端部に形成された外側フランジ部と内側フランジ部とによって挿通口の縁辺部を挟み込んだものがある。例えば、特許文献1参照。
しかしながら、前記したワイパシャフト防水構造においては、リアパネルのワイパシャフト挿通口縁辺部に形成される弯曲部(円弧部)の曲率[curvature 。曲率半径(radius of curvature )の逆数]が大きいと、外側フランジ部の外周縁のリップ部がリアパネル面に追従しきれずに隙間が形成されてしまい、リアパネル内への浸水の原因となるという問題点があった。
本発明の目的は、ワイパシャフト挿通口縁辺部に形成される弯曲部の曲率にかかわらず確実に防水することができるワイパシャフト防水構造を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)車体に設けられたワイパシャフト挿通口にワイパシャフトが貫通して取付けられており、このワイパシャフトとワイパシャフト挿通口とを連結するグロメットが取り付けられているワイパシャフト防水構造において、
前記グロメットは、前記ワイパシャフトを長手方向で部分的に覆う被覆部と、この被覆部に連結されて前記ワイパシャフト挿通口に固定される固定部とを備えており、
前記固定部は、円筒形状に形成された本体と、この本体の外周に環状に形成されて前記ワイパシャフト挿通口の縁辺部に嵌合する嵌合溝と、前記本体の外周における前記嵌合溝の前記被覆部側に形成されたリップと、を備えており、
前記リップには延出部が前記リップから部分的に一体的に形成されていることを特徴とするワイパシャフト防水構造。
(2)前記延出部の周方向の延出範囲は、前記弯曲部の周方向範囲に相当する前記ワイパシャフト挿通口の中心での開き角度に対応するように設定されていることを特徴とする前記(1)に記載のワイパシャフト防水構造。
(3)前記グロメットには、前記延出部の位置を指示するマークが表示されていることを特徴とする前記(1)または(2)に記載のワイパシャフト防水構造。
(4)前記本体の前記被覆部と反対側の外周縁には、組付ガイドが形成されていることを特徴とする前記(1)、(2)または(3)に記載のワイパシャフト防水構造。
(5)前記延出部は前記組付ガイドをオーバーハングしていることを特徴とする前記(1)、(2)、(3)または(4)に記載のワイパシャフト防水構造。
(1)車体に設けられたワイパシャフト挿通口にワイパシャフトが貫通して取付けられており、このワイパシャフトとワイパシャフト挿通口とを連結するグロメットが取り付けられているワイパシャフト防水構造において、
前記グロメットは、前記ワイパシャフトを長手方向で部分的に覆う被覆部と、この被覆部に連結されて前記ワイパシャフト挿通口に固定される固定部とを備えており、
前記固定部は、円筒形状に形成された本体と、この本体の外周に環状に形成されて前記ワイパシャフト挿通口の縁辺部に嵌合する嵌合溝と、前記本体の外周における前記嵌合溝の前記被覆部側に形成されたリップと、を備えており、
前記リップには延出部が前記リップから部分的に一体的に形成されていることを特徴とするワイパシャフト防水構造。
(2)前記延出部の周方向の延出範囲は、前記弯曲部の周方向範囲に相当する前記ワイパシャフト挿通口の中心での開き角度に対応するように設定されていることを特徴とする前記(1)に記載のワイパシャフト防水構造。
(3)前記グロメットには、前記延出部の位置を指示するマークが表示されていることを特徴とする前記(1)または(2)に記載のワイパシャフト防水構造。
(4)前記本体の前記被覆部と反対側の外周縁には、組付ガイドが形成されていることを特徴とする前記(1)、(2)または(3)に記載のワイパシャフト防水構造。
(5)前記延出部は前記組付ガイドをオーバーハングしていることを特徴とする前記(1)、(2)、(3)または(4)に記載のワイパシャフト防水構造。
前記(1)によれば、グロメットのリップに一体的に形成された延出部がワイパシャフト挿通口縁辺部に形成された弯曲部の曲率に対応して弾性変形することができるので、ワイパシャフト挿通口縁辺部に形成された弯曲部の曲率が大きい場合であっても充分に追従して密着することにより、隙間が形成されるのを防止することができ、確実に防水することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係るワイパシャフト防水構造は、自動車のリアワイパ装置に適用されている。
すなわち、図1に示されているように、自動車のリアウインドシールドガラスの近傍におけるリアパネル1には、ワイパシャフト挿通口(以下、挿通口という。)2が開設されており、挿通口2にはワイパモータ(一部のみが図示されている。)11のワイパシャフト12が挿通されている。挿通口2はリアウインドシールドガラスに開設してもよい。
ワイパシャフト12の突出端部にはワイパアーム(一部のみが図示されている。)13の基端部14が嵌合されてナット15によって締結されている。ワイパアーム13の基端部14のナット15と反対側端面には挿入穴16が没設されている。
すなわち、図1に示されているように、自動車のリアウインドシールドガラスの近傍におけるリアパネル1には、ワイパシャフト挿通口(以下、挿通口という。)2が開設されており、挿通口2にはワイパモータ(一部のみが図示されている。)11のワイパシャフト12が挿通されている。挿通口2はリアウインドシールドガラスに開設してもよい。
ワイパシャフト12の突出端部にはワイパアーム(一部のみが図示されている。)13の基端部14が嵌合されてナット15によって締結されている。ワイパアーム13の基端部14のナット15と反対側端面には挿入穴16が没設されている。
図1に示されているように、ワイパシャフト12と挿通口2との間にはグロメット20が嵌着されている。グロメット20は適度な弾性力を有するゴムまたは樹脂の弾性材料が用いられて大略二重円筒形状に一体成形されている。
図2に示されているように、グロメット20はワイパシャフト12を長手方向で部分的に覆う被覆部21を備えている。被覆部21の内径はワイパシャフト12の外径よりも大きめに設定されており、外径は挿通口2の内径よりも小さく設定されている。
被覆部21の一端部の内周面には断面三角形の内側環状リップ22が複数条、軸方向に平行に並べられてそれぞれ突設されており、内側環状リップ22は先端がワイパシャフト12の外周面に摺接するように構成されている。すなわち、内側環状リップ22の先端面とワイパシャフト12の外周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようになっており、この状態で、内側環状リップ22はワイパシャフト12の外周面との間のシールを維持するようになっている。
被覆部21の内側環状リップ22が形成された端部における外周には、円錐台筒形状の外側環状リップ23が同心円に突設されている。図1に示されているように、グロメット20がワイパアーム13の挿入穴16に挿入された状態において、外側環状リップ23はワイパアーム13の挿入穴16の内周面に摺接することにより、外側環状リップ23の先端面と挿入穴16の内周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようにして挿入穴16の内周面との間のシール性を維持することができる。
被覆部21の一端部の内周面には断面三角形の内側環状リップ22が複数条、軸方向に平行に並べられてそれぞれ突設されており、内側環状リップ22は先端がワイパシャフト12の外周面に摺接するように構成されている。すなわち、内側環状リップ22の先端面とワイパシャフト12の外周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようになっており、この状態で、内側環状リップ22はワイパシャフト12の外周面との間のシールを維持するようになっている。
被覆部21の内側環状リップ22が形成された端部における外周には、円錐台筒形状の外側環状リップ23が同心円に突設されている。図1に示されているように、グロメット20がワイパアーム13の挿入穴16に挿入された状態において、外側環状リップ23はワイパアーム13の挿入穴16の内周面に摺接することにより、外側環状リップ23の先端面と挿入穴16の内周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようにして挿入穴16の内周面との間のシール性を維持することができる。
図1および図2に示されているように、被覆部21の外側環状リップ23と反対側端部には、折り返し部24の一端が一体的に連結されており、折り返し部24の他端には挿通口2に嵌入されて固定される固定部25が一体的に連結されている。
固定部25は本体26を備えており、本体26は外周側が切頭円錐形状で内周側が円柱形状に形成された肉厚の円筒形状に形成されている。
本体26の外周には嵌合溝27が全周にわたって環帯溝形状に形成されており、嵌合溝27はリアパネル1における挿通口2の縁辺部3に嵌合するように構成されている。
本体26の外周における嵌合溝27の被覆部21側には、リップ28が本体26の錐面の裾部によって全周にわたって形成されており、リップ28はグロメット20自体の弾性変形によって復元することにより、挿通口2の縁辺部3におけるリアパネル1の外側表面に追従して密着するように設定されている。
本体26の外周には嵌合溝27が全周にわたって環帯溝形状に形成されており、嵌合溝27はリアパネル1における挿通口2の縁辺部3に嵌合するように構成されている。
本体26の外周における嵌合溝27の被覆部21側には、リップ28が本体26の錐面の裾部によって全周にわたって形成されており、リップ28はグロメット20自体の弾性変形によって復元することにより、挿通口2の縁辺部3におけるリアパネル1の外側表面に追従して密着するように設定されている。
リップ28の一部には延出部29がリップ28から部分的に被覆部21と反対側とに延び出すように形成されている。図1に示されているように、延出部29の周方向の位置は挿通口2の縁辺部3に形成されたリアパネル1の弯曲部4に対応されている。延出部29はグロメット20自体の弾性力によって弾性変形することにより、挿通口2の縁辺部3に形成されたリアパネル1の弯曲部4に追従するように設定されている。
図1や図2(a)および図3に示されているように、本体26の外周面における延出部29に対向する位置には、延出部29の位置を指示するマーク30が凸部形状に形成されて表示されている。
図2(b)に示されているように、延出部29が設けられる周方向の延出範囲は、挿通口2の中心での開き角度Θによって設定されており、その開き角度Θはリアパネル1に形成される弯曲部4の周方向範囲に対応するように設定されている。
図1や図2(a)および図3に示されているように、本体26の外周面における延出部29に対向する位置には、延出部29の位置を指示するマーク30が凸部形状に形成されて表示されている。
図2(b)に示されているように、延出部29が設けられる周方向の延出範囲は、挿通口2の中心での開き角度Θによって設定されており、その開き角度Θはリアパネル1に形成される弯曲部4の周方向範囲に対応するように設定されている。
図1および図2に示されているように、本体26の嵌合溝27の反対側には、取付基部31が形成されており、取付基部31の外周縁にはR面取り形状に組付ガイド部31aが全周にわたって形成されている。延出部29は組付ガイド部31aをオーバーハングするように構成されている。
なお、嵌合溝27は取付基部31の外周端から一定深さになっており、本体26と取付基部との間の幅も一定となっている。
なお、嵌合溝27は取付基部31の外周端から一定深さになっており、本体26と取付基部との間の幅も一定となっている。
以上の構成に係るグロメット20およびワイパシャフト12の挿通口2への組付作業、並びに作用および効果を説明する。
ワイパシャフト12からワイパアーム13が取り外された状態で、グロメット20がワイパシャフト12の先端部に嵌合される。
この嵌合により、被覆部21の内側環状リップ22がワイパシャフト12の外周面に摺接した状態になる。
この嵌合により、被覆部21の内側環状リップ22がワイパシャフト12の外周面に摺接した状態になる。
図1に示されているように、ワイパモータ11がリアパネル1に組み付けられる際に、延出部29の位置を指示するマーク30(図3を参照)を挿通口2の縁辺部3に形成された弯曲部4に整合し、本体26の被覆部21と反対側の端部を挿通口2内に取付基部31を案内にして押し込むように組み付ける。すなわち、グロメット20を挿通口2に適正に位置合わせさせた状態で、嵌合溝27に挿通口2の縁辺部3を嵌入させる。
この際、組付ガイド部31aはR面取り形状に形成されているので、本体26の被覆部21と反対側の端部は挿通口2に円滑に迎え入れられ、嵌合溝27に挿通口2の縁辺部3が円滑に嵌入する。
リヤパネル1側にはマーク30の位置決めを行う位置決め部を設けてもよいが、マーク30の位置を上または下に設定することにより、リヤパネル1側には位置決め部を設ける必要はなくなる。
この際、組付ガイド部31aはR面取り形状に形成されているので、本体26の被覆部21と反対側の端部は挿通口2に円滑に迎え入れられ、嵌合溝27に挿通口2の縁辺部3が円滑に嵌入する。
リヤパネル1側にはマーク30の位置決めを行う位置決め部を設けてもよいが、マーク30の位置を上または下に設定することにより、リヤパネル1側には位置決め部を設ける必要はなくなる。
グロメット20が挿通口2に組み付けられた後に、延出部29はグロメット20自体の弾性力によって弾性変形することにより、リアパネル1の弯曲部4の曲率に倣う状態になるので、リアパネル1の外側表面に確実に密着することができる。
すなわち、リップ28から延び出した延出部29は大きな弾性変形代(量)を有することにより、弯曲部4の曲率が大きい場合であっても、当該大きな曲率に追従するように弾性変形することができるので、リアパネル1の弯曲部4の外側表面に確実に密着することができる。
つまり、大きな曲率を有する弯曲部4を含めて、グロメット20は挿通口2の縁辺部におけるリアパネル1の外側表面に全周にわたって確実に密着することにより、挿通口2内への浸水を確実に防止することができる。
すなわち、リップ28から延び出した延出部29は大きな弾性変形代(量)を有することにより、弯曲部4の曲率が大きい場合であっても、当該大きな曲率に追従するように弾性変形することができるので、リアパネル1の弯曲部4の外側表面に確実に密着することができる。
つまり、大きな曲率を有する弯曲部4を含めて、グロメット20は挿通口2の縁辺部におけるリアパネル1の外側表面に全周にわたって確実に密着することにより、挿通口2内への浸水を確実に防止することができる。
その後、ワイパシャフト12の先端部にワイパアーム13の基端部14が嵌合されて、ナット15により締結される。
このナット15の締結に伴って、グロメット20の被覆部21の先端部が挿入穴16内に挿入した状態になり、外側環状リップ23が挿入穴16の窪みの内側に配置される状態になるために、ワイパシャフト12を伝わってワイパモータ11に水が浸入するのを防止することができる。
このナット15の締結に伴って、グロメット20の被覆部21の先端部が挿入穴16内に挿入した状態になり、外側環状リップ23が挿入穴16の窪みの内側に配置される状態になるために、ワイパシャフト12を伝わってワイパモータ11に水が浸入するのを防止することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、延出部の位置を指示するマークは凸部形状に形成するに限らず、凹部形状に形成してもよいし、省略してもよい。
被覆部の中空部の内周面の環状リップは複数条突設するに限らず、一条でもよいし、省略してもよい。
前記実施の形態においては、リアワイパ装置のワイパシャフト防水構造について説明したが、本発明に係るワイパシャフト防止構造は、フロントワイパ装置等のワイパシャフト防水構造全般に適用することができる。
1…リアパネル(車体)、2…挿通口(ワイパシャフト挿通口)、3…縁辺部、4…弯曲部、11…ワイパモータ、12…ワイパシャフト、13…ワイパアーム、14…基端部、15…ナット、16…挿入穴、20…グロメット、21…被覆部、22…内側環状リップ、23…外側環状リップ、24…折り返し部、25…固定部、26…本体、27…嵌合溝、28…リップ、29…延出部、30…マーク、31…取付基部、31a……組付ガイド部。
Claims (5)
- 車体に設けられたワイパシャフト挿通口にワイパシャフトが貫通して取付けられており、このワイパシャフトとワイパシャフト挿通口とを連結するグロメットが取り付けられているワイパシャフト防水構造において、
前記グロメットは、前記ワイパシャフトを長手方向で部分的に覆う被覆部と、この被覆部に連結されて前記ワイパシャフト挿通口に固定される固定部とを備えており、
前記固定部は、円筒形状に形成された本体と、この本体の外周に環状に形成されて前記ワイパシャフト挿通口の縁辺部に嵌合する嵌合溝と、前記本体の外周における前記嵌合溝の前記被覆部側に形成されたリップと、を備えており、
前記リップには延出部が前記リップから部分的に一体的に形成されていることを特徴とするワイパシャフト防水構造。 - 前記延出部の周方向の延出範囲は、前記弯曲部の周方向範囲に相当する前記ワイパシャフト挿通口の中心での開き角度に対応するように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパシャフト防水構造。
- 前記グロメットには、前記延出部の位置を指示するマークが表示されていることを特徴とする請求項1または2に記載のワイパシャフト防水構造。
- 前記本体の前記被覆部と反対側の外周縁には、組付ガイドが形成されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のワイパシャフト防水構造。
- 前記延出部は前記組付ガイドをオーバーハングしていることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載のワイパシャフト防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006326034A JP2008137509A (ja) | 2006-12-01 | 2006-12-01 | ワイパシャフト防水構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140013534A1 (en) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | GM Global Technology Operations LLC | Sealing bush for a windshield wiping device |
WO2023109543A1 (zh) * | 2021-12-17 | 2023-06-22 | 蔚来汽车科技(安徽)有限公司 | 汽车及其喷水雨刮组件 |
-
2006
- 2006-12-01 JP JP2006326034A patent/JP2008137509A/ja active Pending
Cited By (2)
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US20140013534A1 (en) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | GM Global Technology Operations LLC | Sealing bush for a windshield wiping device |
WO2023109543A1 (zh) * | 2021-12-17 | 2023-06-22 | 蔚来汽车科技(安徽)有限公司 | 汽车及其喷水雨刮组件 |
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