JP2007223554A - ワイパシャフト防水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】シール性能や外観性能を損なわずにグロメットの挿通口への取付作業性を高めることができるワイパシャフト防水構造を提供する。
【解決手段】ワイパシャフト12と挿通口2との間にグロメット20が取り付けられたワイパシャフト防水構造において、グロメット20は筒形状に形成された基部21と、基部21に折り返し部27を介して連結された筒形状の被覆部28と、基部21に形成されて挿通口2の周縁部を挟持する係合部31とを備えている。基部21には肉厚の取付基準部22と、取付基準部22を挟んで薄肉に形成された摘み部23を形成する。摘み部23は基部21の内周面に没設された凹部24、24によって構成する。取付基準部22の摘み部23を挟んだ位置には位置決め凸部25を設け、被覆部28の中空部の内周面には先端がワイパシャフト12の外周面に摺接する環状リップ29を突設する。
【選択図】図1
【解決手段】ワイパシャフト12と挿通口2との間にグロメット20が取り付けられたワイパシャフト防水構造において、グロメット20は筒形状に形成された基部21と、基部21に折り返し部27を介して連結された筒形状の被覆部28と、基部21に形成されて挿通口2の周縁部を挟持する係合部31とを備えている。基部21には肉厚の取付基準部22と、取付基準部22を挟んで薄肉に形成された摘み部23を形成する。摘み部23は基部21の内周面に没設された凹部24、24によって構成する。取付基準部22の摘み部23を挟んだ位置には位置決め凸部25を設け、被覆部28の中空部の内周面には先端がワイパシャフト12の外周面に摺接する環状リップ29を突設する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ワイパシャフト防水構造に関し、例えば、自動車に搭載されるワイパ装置のワイパシャフトをシールするのに利用して有効なものに関する。
一般に、自動車のリアワイパ装置は、ワイパシャフトが車体のリアパネルまたはリアウインドシールドガラスに開設されたワイパシャフト挿通口(以下、挿通口という。)に挿通されて、設置されている。
このようにワイパシャフトが挿通口を挿通されているために、ワイパシャフトと挿通口とは防水する必要がある。
このようにワイパシャフトが挿通口を挿通されているために、ワイパシャフトと挿通口とは防水する必要がある。
従来のこの種のワイパシャフト防水構造としては、ゴム製のグロメットの一端部に形成された蛇腹部がワイパシャフトの外周に嵌合され、このグロメットの他端部に形成された固定部が挿通口の周縁辺部に嵌入されているものがある。例えば、特許文献1参照。
しかしながら、前記したワイパシャフト防水構造においては、グロメットの固定部が肉厚に形成されているために、グロメットの挿通口への取り付け作業が困難になるという問題点がある。
そこで、グロメットの挿通口への取り付け作業の困難さを回避するために、グロメットの固定部を薄肉に形成することが、一般的に考えられる。
しかし、この場合には、グロメットひいてはリアワイパ装置のシール性能や外観性能が損なわれるという問題点がある。
そこで、グロメットの挿通口への取り付け作業の困難さを回避するために、グロメットの固定部を薄肉に形成することが、一般的に考えられる。
しかし、この場合には、グロメットひいてはリアワイパ装置のシール性能や外観性能が損なわれるという問題点がある。
本発明の目的は、シール性能や外観性能を損なわずに、グロメットの挿通口への取り付け作業性を高めることができるワイパシャフト防水構造を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)車体に設けられたワイパシャフト挿通口内にワイパシャフトが挿入されており、このワイパシャフトとワイパシャフト挿通口との間にグロメットが取り付けられているワイパシャフト防水構造において、
前記グロメットは、筒形状に形成された基部と、この基部に連結された筒形状の被覆部と、前記基部に一体に設けられて前記ワイパシャフト挿通口の周縁部と係合する係合部と、を備えており、
前記基部には肉厚の取付基準部と、前記取付基準部に近接して薄肉に形成された摘み部とが形成されていることを特徴とするワイパシャフト防水構造。
(2)前記摘み部は、前記基部の内周面に没設された凹部によって構成されていることを特徴とする前記(1)に記載のワイパシャフト防水構造。
(3)前記摘み部は一対からなり、前記取付基準部に対向した位置には、位置決め部が形成されていることを特徴とする前記(1)(2)に記載のワイパシャフト防水構造。
(4)前記被覆部の中空部の内周面には、先端が前記ワイパシャフトの外周面に摺接する環状リップが突設されていることを特徴とする前記(1)(2)(3)に記載のワイパシャフト防水構造。
(1)車体に設けられたワイパシャフト挿通口内にワイパシャフトが挿入されており、このワイパシャフトとワイパシャフト挿通口との間にグロメットが取り付けられているワイパシャフト防水構造において、
前記グロメットは、筒形状に形成された基部と、この基部に連結された筒形状の被覆部と、前記基部に一体に設けられて前記ワイパシャフト挿通口の周縁部と係合する係合部と、を備えており、
前記基部には肉厚の取付基準部と、前記取付基準部に近接して薄肉に形成された摘み部とが形成されていることを特徴とするワイパシャフト防水構造。
(2)前記摘み部は、前記基部の内周面に没設された凹部によって構成されていることを特徴とする前記(1)に記載のワイパシャフト防水構造。
(3)前記摘み部は一対からなり、前記取付基準部に対向した位置には、位置決め部が形成されていることを特徴とする前記(1)(2)に記載のワイパシャフト防水構造。
(4)前記被覆部の中空部の内周面には、先端が前記ワイパシャフトの外周面に摺接する環状リップが突設されていることを特徴とする前記(1)(2)(3)に記載のワイパシャフト防水構造。
前記(1)によれば、薄肉に形成された摘み部を摘んで変形させることにより、グロメットをワイパシャフト挿通口に容易に嵌入させることができるので、グロメットをワイパシャフト挿通口へ容易に取り付けることができる。
摘み部を基部の内周面に没設された凹部から構成することにより、基部の外形は変更しないので、グロメットの防水性能や外観性能が損なわれるのを回避することができる。
摘み部を基部の内周面に没設された凹部から構成することにより、基部の外形は変更しないので、グロメットの防水性能や外観性能が損なわれるのを回避することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本実施の形態において、本発明に係るワイパシャフト防水構造は、自動車のリアワイパ装置に適用されている。
すなわち、図1に示されているように、自動車のリアウインドシールドガラスその近傍におけるリアパネル1にはワイパシャフト挿通口(以下、挿通口という。)2が開設されており、挿通口2にはワイパモータ(一部のみが図示されている。)11のワイパシャフト12が挿通されている。挿通口2はリアウインドシールドガラスに開設してもよい。
ワイパシャフト12の突出端部にはワイパアーム(一部のみが図示されている。)13の基端部14が嵌合されてナット15によって締結されている。ワイパアーム13の基端部14のナット15と反対側端面には挿入穴16が没設されている。
すなわち、図1に示されているように、自動車のリアウインドシールドガラスその近傍におけるリアパネル1にはワイパシャフト挿通口(以下、挿通口という。)2が開設されており、挿通口2にはワイパモータ(一部のみが図示されている。)11のワイパシャフト12が挿通されている。挿通口2はリアウインドシールドガラスに開設してもよい。
ワイパシャフト12の突出端部にはワイパアーム(一部のみが図示されている。)13の基端部14が嵌合されてナット15によって締結されている。ワイパアーム13の基端部14のナット15と反対側端面には挿入穴16が没設されている。
図1に示されているように、ワイパシャフト12と挿通口2との間には、ゴムまたは樹脂が用いられて大略二重円筒形状に一体成形されたグロメット20が嵌着されている。
図2および図3に示されているように、グロメット20は基部21を備えている。基部21は外周側が切頭円錐形状で内周側が円柱形状に形成された肉厚の円筒形状に形成されている。基部21は肉厚に形成された取付基準部22と、取付基準部22を挟んで薄肉に形成された一対の摘み部23、23とを備えている。
図3(a)に示されているように、取付基準部22は切頭円錐形状の外周と円柱形状の内周とによって形成された肉厚部分によって形成されており、容易に変形せずに取付基準となり得る剛性を具備するように構成されている。
図3(b)に示されているように、一対の摘み部23、23は基部21の円柱形の内周面にそれぞれ没設された一対の凹部24、24によって肉を盗まれることにより薄肉に構成されており、一対の凹部24、24の断面形状は略対称形の矢羽根形状に形成されている。一対の摘み部23、23は薄肉に形成されているため、両側から摘まれることにより、容易に縮径するように構成されている。
図2に示されているように、基部21の一端面における取付基準部22の摘み部23を挟んだ位置には、一対の位置決め凸部25、25がそれぞれ半球形状に突設されており、両位置決め凸部25、25はリアパネル1の対応する位置にそれぞれ形成された一対の位置決め凹部26、26に嵌合するように構成されている。
図2および図3に示されているように、グロメット20は基部21を備えている。基部21は外周側が切頭円錐形状で内周側が円柱形状に形成された肉厚の円筒形状に形成されている。基部21は肉厚に形成された取付基準部22と、取付基準部22を挟んで薄肉に形成された一対の摘み部23、23とを備えている。
図3(a)に示されているように、取付基準部22は切頭円錐形状の外周と円柱形状の内周とによって形成された肉厚部分によって形成されており、容易に変形せずに取付基準となり得る剛性を具備するように構成されている。
図3(b)に示されているように、一対の摘み部23、23は基部21の円柱形の内周面にそれぞれ没設された一対の凹部24、24によって肉を盗まれることにより薄肉に構成されており、一対の凹部24、24の断面形状は略対称形の矢羽根形状に形成されている。一対の摘み部23、23は薄肉に形成されているため、両側から摘まれることにより、容易に縮径するように構成されている。
図2に示されているように、基部21の一端面における取付基準部22の摘み部23を挟んだ位置には、一対の位置決め凸部25、25がそれぞれ半球形状に突設されており、両位置決め凸部25、25はリアパネル1の対応する位置にそれぞれ形成された一対の位置決め凹部26、26に嵌合するように構成されている。
図2および図3に示されているように、基部21の内周面の位置決め凸部25と反対側の端部には折り返し部27の一端が一体的に連結されており、折り返し部27の他端には円筒形状に形成され、ワイパシャフト12を長手方向で部分的に覆う被覆部28が一体的に連結されている。
被覆部28の内径はワイパシャフト12の外径よりも大きめに設定されており、外径は基部21の内径よりも小さく設定されている。
被覆部28の折り返し部27と反対側の端部における内周には断面三角形の内側環状リップ29が複数条、軸方向に平行に並べられてそれぞれ突設されており、内側環状リップ29は先端がワイパシャフト12の外周面に摺接するように構成されている。
すなわち、内側環状リップ29の先端面とワイパシャフト12の外周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようになっており、この状態で、内側環状リップ29はワイパシャフト12の外周面との間のシールを維持するようになっている。
被覆部28の反対側の端部における外周には外側環状リップ30が、円形のフランジ形状に同心円に突設されている。図1に示されているように、グロメット20がワイパアーム13の挿入穴16に挿入された状態において、外側環状リップ30は捲れ上がった状態で挿入穴16の窪みの内側に配置される。
すなわち、外側環状リップ30の先端面が挿入穴16の窪みの内側に配置されることでラビリンス状となり、水が浸入しにくくなっている。
なお、外側環状リップ30はワイパアーム13の挿入穴16の内周面に摺接するように構成してもよい。この場合には、外側環状リップ30の先端面と挿入穴16の内周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようにして挿入穴16の内周面との間のシール性を維持することができる。
被覆部28の内径はワイパシャフト12の外径よりも大きめに設定されており、外径は基部21の内径よりも小さく設定されている。
被覆部28の折り返し部27と反対側の端部における内周には断面三角形の内側環状リップ29が複数条、軸方向に平行に並べられてそれぞれ突設されており、内側環状リップ29は先端がワイパシャフト12の外周面に摺接するように構成されている。
すなわち、内側環状リップ29の先端面とワイパシャフト12の外周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようになっており、この状態で、内側環状リップ29はワイパシャフト12の外周面との間のシールを維持するようになっている。
被覆部28の反対側の端部における外周には外側環状リップ30が、円形のフランジ形状に同心円に突設されている。図1に示されているように、グロメット20がワイパアーム13の挿入穴16に挿入された状態において、外側環状リップ30は捲れ上がった状態で挿入穴16の窪みの内側に配置される。
すなわち、外側環状リップ30の先端面が挿入穴16の窪みの内側に配置されることでラビリンス状となり、水が浸入しにくくなっている。
なお、外側環状リップ30はワイパアーム13の挿入穴16の内周面に摺接するように構成してもよい。この場合には、外側環状リップ30の先端面と挿入穴16の内周面とは、ワイパシャフト12の回転に伴って相対的に擦れ回りするようにして挿入穴16の内周面との間のシール性を維持することができる。
図2および図3に示されているように、基部21の外周には挿通口係合部31が環状溝形状に深く切り込まれている。図1に示されているように、挿通口係合部31はリアパネル1に開設された挿通口2に嵌合された状態で、挿通口2の周縁部を両側から挟持することにより、グロメット20をリアパネル1に固定するように構成されている。
以上の構成に係るグロメット20およびワイパシャフト12の挿通口2への組付作業、並びに作用および効果を説明する。
ワイパシャフト12からワイパアーム13が取り外された状態で、グロメット20がワイパシャフト12の先端部に嵌合される。
この嵌合により、被覆部28の内側環状リップ29がワイパシャフト12の外周面に摺接した状態になる。
この嵌合により、被覆部28の内側環状リップ29がワイパシャフト12の外周面に摺接した状態になる。
ワイパモータ11がリアパネル1に組み付けられる際に、取付基準部22に位置する挿通口係合部31をリアパネル1の挿通口2の周縁部に差し込み(当てがい)、ワイパシャフト12およびグロメット20が図2の二点鎖線で示す形状に予め形成されたリアパネル1の挿通口2の一対の位置決め凹部26、26に一対の位置決め凸部25、25を位置合わせした状態で、取付基準部22以外の挿通口係合部31を挿通口2に係合するように車室内側から挿通されることにより、グロメット20の挿通口係合部31が挿通口2の周縁部に係合される。
このグロメット20の挿通口係合部31の挿通口2への取り付け作業に際して、一対の凹部24、24によって薄肉に形成された摘み部23を摘んで基部21を縮径するように内側に変形させることにより、グロメット20の基部21の挿通口係合部31を挿通口2の周縁部に容易に嵌合させることができるので、グロメット20を挿通口2へ容易に取り付けることができる。
このグロメット20の挿通口係合部31の挿通口2への取り付け作業に際して、一対の凹部24、24によって薄肉に形成された摘み部23を摘んで基部21を縮径するように内側に変形させることにより、グロメット20の基部21の挿通口係合部31を挿通口2の周縁部に容易に嵌合させることができるので、グロメット20を挿通口2へ容易に取り付けることができる。
グロメット20が挿通口2に取り付けられた後に、摘み部23はゴムの弾性力によって確実に復元するので、グロメット20の防水性能や外観性能が摘み部23の変形によって損なわれることはない。
取付基準部22は肉厚に形成されて変形し難く設定されているので、摘み部23の復元を効果的に促進させることになる。また、取付基準部22の剛性はグロメット20を挿通口2に強力に固定させることができる。
本実施の形態においては、グロメット20の摘み部23は基部21の内周面に没設された一対の凹部24、24によって構成されているので、グロメット20の防水性能や外観性能が損なわれるのを回避することができている。
取付基準部22は肉厚に形成されて変形し難く設定されているので、摘み部23の復元を効果的に促進させることになる。また、取付基準部22の剛性はグロメット20を挿通口2に強力に固定させることができる。
本実施の形態においては、グロメット20の摘み部23は基部21の内周面に没設された一対の凹部24、24によって構成されているので、グロメット20の防水性能や外観性能が損なわれるのを回避することができている。
また、グロメット20の挿通口係合部31の挿通口2への取付作業に際して、グロメット20の一対の位置決め凸部25、25がリアパネル1の対応する位置にそれぞれ形成された一対の位置決め凹部26、26に嵌合される。この嵌合により、グロメット20はリアパネル1に適正に位置決めされた状態になる。
その後、ワイパシャフト12の先端部にワイパアーム13の基端部14が嵌合されて、ナット15により締結される。
このナット15の締結に伴って、グロメット20の被覆部28の先端部が挿入穴16内に挿入した状態になり、外側環状リップ30が挿入穴16の窪みの内側に配置される状態になり、ワイパシャフト12を伝わってワイパモータ11に水が浸入するのを防止している。
このナット15の締結に伴って、グロメット20の被覆部28の先端部が挿入穴16内に挿入した状態になり、外側環状リップ30が挿入穴16の窪みの内側に配置される状態になり、ワイパシャフト12を伝わってワイパモータ11に水が浸入するのを防止している。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、グロメットの取付基準部に設ける位置決め部は凸部形状に形成するに限らず、嵌合する相手側に対応して凹部形状に形成してもよいし、省略してもよい。
被覆部の中空部の内周面の環状リップは複数条突設するに限らず、一条でもよいし、省略してもよい。
前記実施の形態においては、リアワイパ装置のワイパシャフト防水構造について説明したが、本発明に係るワイパシャフト防止構造は、フロントワイパ装置等のワイパシャフト防水構造全般に適用することができる。
1…リアパネル(車体)、2…挿通口(ワイパシャフト挿通口)、11…ワイパモータ、12…ワイパシャフト、13…ワイパアーム、14…基端部、15…ナット、16…挿入穴、20…グロメット、21…基部、22…取付基準部、23…摘み部、24…凹部、25…位置決め凸部、26…位置決め凹部、27…折り返し部、28…被覆部、29…内側環状リップ、30…外側環状リップ、31…挿通口係合部。
Claims (4)
- 車体に設けられたワイパシャフト挿通口内にワイパシャフトが挿入されており、このワイパシャフトとワイパシャフト挿通口との間にグロメットが取り付けられているワイパシャフト防水構造において、
前記グロメットは、筒形状に形成された基部と、この基部に連結された筒形状の被覆部と、前記基部に一体に設けられて前記ワイパシャフト挿通口の周縁部と係合する係合部と、を備えており、
前記基部には肉厚の取付基準部と、前記取付基準部に近接して薄肉に形成された摘み部とが形成されていることを特徴とするワイパシャフト防水構造。 - 前記摘み部は、前記基部の内周面に没設された凹部によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパシャフト防水構造。
- 前記摘み部は一対からなり、前記取付基準部に対向した位置には、位置決め部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のワイパシャフト防水構造。
- 前記被覆部の中空部の内周面には、先端が前記ワイパシャフトの外周面に摺接する環状リップが突設されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載のワイパシャフト防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006049588A JP2007223554A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | ワイパシャフト防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006049588A JP2007223554A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | ワイパシャフト防水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006049588A Pending JP2007223554A (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | ワイパシャフト防水構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140013534A1 (en) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | GM Global Technology Operations LLC | Sealing bush for a windshield wiping device |
CN111927955A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-13 | 东风华神汽车有限公司 | 密封圈及刮水器 |
-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006049588A patent/JP2007223554A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20140013534A1 (en) * | 2012-07-11 | 2014-01-16 | GM Global Technology Operations LLC | Sealing bush for a windshield wiping device |
CN111927955A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-13 | 东风华神汽车有限公司 | 密封圈及刮水器 |
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