JP2008133782A - 排気熱回収装置 - Google Patents

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Katsufumi Inoue
勝文 井上
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Abstract

【課題】 部品点数と製造コストを削減できる排気熱回収装置の提供。
【解決手段】 排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うことにより排気熱を回収する排気熱回収部4を備える排気熱回収装置において、排気熱回収部4へ熱交換媒体を供給する流入管14と、該排気熱回収部4から熱交換媒体を排出する排出管15を、該排気熱回収装置1全体を車両床下側に固定するための固定ブラケットとして兼用させることとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、排気熱回収装置に関する。
従来、排気ガスが通過する内管と、内管の外側に配置される外管と、内管と外管の間に配置され、且つ、排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うことにより排気熱を回収する排気熱回収部と、外管を貫通した状態で排気熱回収部へ熱交換媒体を供給する流入管と、外管を貫通した状態で排気熱回収部から熱交換媒体を排出する排出管を備える排気熱回収装置の技術が公知になっている(特許文献1参照)。
特開2006−105124号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、排気熱回収装置を車両床下に固定するためのブラケットが別途必要になるため、部品点数及び製造コストが増加するという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、部品点数と製造コストを削減できる排気熱回収装置を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うことにより排気熱を回収する排気熱回収部を備える排気熱回収装置において、前記排気熱回収部へ熱交換媒体を供給する流入管と、該排気熱回収部から熱交換媒体を排出する排出管の少なくとも一方を、該排気熱回収装置全体を車両床下側に固定するための固定ブラケットとして兼用させることを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うことにより排気熱を回収する排気熱回収部を備える排気熱回収装置において、前記排気熱回収部へ熱交換媒体を供給する流入管と、該排気熱回収部から熱交換媒体を排出する排出管の少なくとも一方を、該排気熱回収装置全体を車両床下側に固定するための固定ブラケットとして兼用させるため、部品点数と製造コストを削減できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の排気熱回収装置を示す側断面図、図2は図1のS2−S2線における断面図、図3は本実施例1の排気熱回収時の作用を説明する図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1の排気熱回収装置1では、内管2と、外管3と、排気熱回収部4と、制御バルブ5等が備えられている。
内管2は、直管状に形成される他、その一端部は図外のエンジン側の接続管に接続される一方、他端側は図外のメインマフラ側の接続管に接続されるようになっている。
内管2の中途部の外側には円筒状の第1シェル6が配置されると共に、この第1シェル6の両端部は内管2の外周に全周に亘って溶接X1でそれぞれ固定され、これによって、内管2の一部が二重構造となってその内部に第1断熱空間7が形成されている。
外管3は、略円筒状を成して内管2の外側で同心配置される他、その一端部は縮径して平坦な水平部3aを有すると共に内管2の外周に全周に亘って溶接X2で固定される一方、その他端部は縮径して内管2の外周に全周に亘って溶接X3で固定されている。
外管3の中途部の外側には両端部が縮径した略円筒状の第2シェル8が配置されると共に、この第2シェル8の一端部は外管3の外周に全周に亘って溶接X4で固定される一方、他端部は前述した溶接X3により内管2の外周に全周に亘って固定され、これにより、外管3の一部が二重構造となってその内部に第2断熱空間9が形成されている。
排気熱回収部4は、第1シェル6を含む内管2と外管3との間を3つの室R1,R2,R3に仕切る円形で略皿状の仕切り部10,11と、両端部が室R1,R3に連通した状態で両仕切り部10,11に挿通し固定された複数(本実施例では14個)の熱交換パイプ12(図2参照)とから構成されている。
なお、各熱交換パイプ12と各仕切り部10,11とは図示を省略する溶接により固定される他、各仕切り部10,11と第1シェル6及び外管3とは図示を省略する溶接により固定されている。
また、外管3には軸方向に離間して、室R2に連通した状態で雌螺子溝を有する略円筒状のボス部13がその全周に亘って溶接X5でそれぞれ固定され、各ボス部13にそれぞれ対応する流入管14及び排出管15の一端部が第2シェル8を貫通した状態で螺合されている。
また、各管14,15の中途部はクランク状に屈曲して水平な水平部16を有すると共に、この水平部16はゴムマウント部材17の下方側を貫通した状態で設けられている。
さらに、ゴムマウント部材17の上方側は図外の車体フロアに固定された棒状の固定ブラケット部材18が貫通した状態で設けられている。
なお、ゴムマウント部材17は各管14,15を第2シェル8に挿通する前に所定位置に予め装着される。また、流入管14は第2シェル8に全周に亘って溶接X6で固定されている。
従って、流入管14及び排出管15がゴムマウント部材17を介してそれぞれ対応する固定ブラケット18に固定されることにより、排気熱回収装置1全体が車体フロア側に固定支持されている。
これにより、排気熱回収装置1を車両床下に固定するためのブラケットを排気熱回収部4の流入管14及び排出管15で兼用でき、部品点数と製造コストを削減できる。
制御バルブ5は、内管2及び外管3の水平部3aをカラー部材19を介して貫通した状態で配置された回転軸20と、内管2内で回転軸20と一体的に形成された略円盤状の弁体21で構成され、該回転軸20が図外のモータ等により軸周りに回転すると弁体21が内管2を開閉するようになっている。
その他、内管2には室R1に連通した状態で、弁体21の排気ガス上流側に複数(本実施例1では2つ)の連通孔2aが設けられる一方、室R3に連通した状態で複数(本実施例1では2つ)の連通孔2bが設けられている。
次に、作用を説明する。
このように構成された排気熱回収装置1では、内管2の一端部が図外のエンジン側の接続管に接続される一方、他端側が図外のメインマフラ側の接続管に接続される。
また、流入管14及び排出管15の他端部が排気熱の消費元(例えばエンジンの冷却回路や蓄熱器等)に接続される。
そして、排気熱の回収時には、図3に示すように、制御バルブ5が弁体21を閉じることにより、内管2の排気ガス上流側から流入した排気ガス(破線矢印で図示)が連通孔2aを介して室R1に流入した後、各熱交換パイプ12を介して室3へ流入した後、連通孔2bを介して内管2の排気ガス下流側へ排出される。
また、排気熱の消費元から流入管14を介して排気ガスよりも低温な熱交換媒体(一点鎖線矢印で図示)が室R2に流入した後、排出管15を介して再び排気熱の消費元へ戻る。
この際、熱交換媒体は、熱交換パイプ12を流れる排気ガスによって高温化され、これによって排気熱を回収できる。
また、本実施例1では排出管15を排気ガス上流側に、流入管14を排気ガス下流側に配置しているため、熱交換媒体と排気ガスの流れが対向流となり、これによってこれら両者の熱交換効率を促進できる。
また、外気によって熱交換媒体が冷却されるのを第2断熱空間9によって防止でき、排気熱の回収効率を向上できる。
また、本実施例1では第2断熱空間9を少なくとも排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換が行われる長さ範囲W1以上に亘って形成しているため、径方向のサイズを大きくすることなくコンパクトな構成で排気熱の回収効率を向上できる。
また、排気ガスは熱交換媒体により冷却されて体積が減少するため消音効果を向上できる。
一方、図1に示すように、排気熱の非回収時においては、制御部が弁体21を開くことにより、内管2の排気ガス上流側から流入した排気ガス(破線矢印で図示)をそのまま内管2の排気ガス下流側へ通過させて効率よく排出できる。
この際、第1断熱空間7によって内管2の熱が熱交換媒体に伝熱するのを防止でき、これによって、排気熱の非回収時に熱交換媒体が高温化するのを防止できる。
また、本実施例1では第1断熱空間7を少なくとも排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換が行われる長さ範囲W1以上に亘って形成しているため、径方向のサイズを大きくすることなくコンパクトな構成で熱交換媒体が高温化するのを確実に防止できる。
また、内管2には連通孔2aが設けられているが、内管2への流入抵抗が小さいので排気ガスの略全量が内管2を通過することとなる。
なお、制御バルブ5の弁体21の開閉量や開閉のタイミングは回収した排気熱の用途に応じて適宜設定できる。
また、排気熱の非回収時に熱交換媒体を流通させるかどうかは任意である。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の排気熱回収装置1にあっては、排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うことにより排気熱を回収する排気熱回収部4を備える排気熱回収装置において、排気熱回収部4へ熱交換媒体を供給する流入管14と、該排気熱回収部4から熱交換媒体を排出する排出管15を、該排気熱回収装置1全体を車両床下側に固定するための固定ブラケットとして兼用させるため、排気熱回収装置1を車両床下に固定するためのブラケットを排気熱回収部4の流入管14及び排出管15で兼用でき、部品点数と製造コストを削減できる。
また、流入管14及び排出管15を排気熱回収部4の上部から突出した状態で形成すると共に、その中途部に水平部16を形成し、水平部16をゴムマウント部材17を介して車体フロアの固定ブラケット部材18に懸吊した状態で固定したため、排気熱回収装置1をソフトマウントした状態で安定して固定支持できる。
また、流入管14及び排出管15が下方へ突出して露出せず、飛び石等から保護でき耐久性を確保できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、排気熱回収部4の詳細な部位の構造及び熱交換媒体の種類、さらに、回収した排気熱の用途については任意に設定できる。
また、本実施例1では、流入管14及び排出管15の両方をブラケットとして兼用したが一方のみ兼用しても良い。
本発明の実施例1の排気熱回収装置を示す側断面図である。 図1のS2−S2線における断面図である。 本実施例1の排気熱回収時の作用を説明する図である。
符号の説明
R1、R2、R3 室
X1、X2、X3、X4、X5、X6 溶接
1 排気熱回収装置
2 内管
2a、2b 連通孔
3 外管
3a 水平部
4 排気熱回収部
5 制御バルブ
6 第1シェル
7 第1断熱空間
8 第2シェル
9 第2断熱空間
10、11 仕切り部
12 熱交換パイプ
13 ボス部
14 流入管
15 排出管
16 水平部
17 ゴムマウント部材
18 固定ブラケット部材
19 カラー部材
20 回転軸
21 弁体

Claims (2)

  1. 排気ガスと熱交換媒体との間で熱交換を行うことにより排気熱を回収する排気熱回収部を備える排気熱回収装置において、
    前記排気熱回収部へ熱交換媒体を供給する流入管と、該排気熱回収部から熱交換媒体を排出する排出管の少なくとも一方を、該排気熱回収装置全体を車両床下側に固定するための固定ブラケットとして兼用させることを特徴とする排気熱回収装置。
  2. 請求項1記載の排気熱回収装置において、
    前記固定ブラケットとして兼用される流入管または排出管を排気熱回収部の上部から突出した状態で形成すると共に、その中途部に水平部を形成し、
    前記水平部をゴムマウント部材を介して車体フロア側に懸吊した状態で固定したことを特徴とする排気熱回収装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8904771B2 (en) 2010-12-09 2014-12-09 Hyundai Motor Company Exhaust heat recovery apparatus for vehicle
DE102016216281A1 (de) 2016-08-30 2018-03-01 HANON SYSTEMS, jusik hoesa Bypassventil
WO2018224302A1 (de) * 2017-06-08 2018-12-13 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung zur wärmerückgewinnung aus einem abgas

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