JP2008132525A - 溶接ロボット教示位置補正システム及び溶接ロボット教示位置補正方法 - Google Patents

溶接ロボット教示位置補正システム及び溶接ロボット教示位置補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】溶接点のずれを的確に補正すること。
【解決手段】溶接ロボット教示位置補正システム1は、ロボット2と、電極31を有するスポット溶接ガン3と、溶接点を撮像する撮像装置4と、作業プログラムを記憶するプログラム記憶手段53と、作業プログラムに従ってロボット及びスポット溶接ガンの動作制御を行う動作制御手段5と、撮像画像中における溶接点の位置情報を取得する画像処理手段6と、撮像装置から溶接点までの距離を算出する撮像距離算出手段5と、電極とワークのクリアランスを設定入力するクリアランス設定手段72と、溶接モードと位置補正モードとに切り替え可能な切替手段71と、位置補正モードの場合に、溶接点の位置情報と、撮像距離と、クリアランスとに基づいて、撮像装置が溶接点を撮像できるように作業プログラムにおけるスポット溶接ガンの位置を補正する位置補正手段5と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スポット溶接ロボットの教示位置を補正する溶接ロボット教示位置補正システム及び溶接ロボット教示位置補正方法に関する。
自動車車体のスポット溶接ライン等のように、スポット溶接ロボットが多数使用される工程においては、設備立ち上げ時の作業工数削減と作業時間短縮の目的で、事前にロボットの作業プログラムを作成する手法が採用されていることが多い。スポット溶接ロボットの作業プログラムを設備導入前に予め作成する方法としては、ロボットとスポット溶接ガンの機構と形状、ワーク(被溶接物)の形状、ロボットとワークの相対位置関係、必要な溶接動作条件等に関する情報をもとに、コンピュータ上でロボット動作をシミュレーションし、プログラムを作成するオフライン教示システムが用いられる。
しかし、設備設置後に、オフライン教示システムにより作成されたプログラムを、実際のロボットにアップロードして使用する場合、ロボットや治具の設置誤差や、ロボット本体の機差、ワークの寸法誤差、重力によるロボットアームのたわみ等によって、溶接位置が予め記憶された溶接点からずれてしまうことがある。このため、溶接点の全部または一部に関して、自動運転を行う前に、作業者がロボットを手動運転させ、溶接点位置を確認し、ずれがある場合は作業プログラムに記録された位置を修正する作業を行う必要があった。
また、設備立ち上げ時だけでなく、設備を移転する場合等においても、上記と同様の要因により設備移転前に使用していた作業プログラムの溶接点位置がずれてしまうことがある。この場合にも作業者が手動運転により溶接点位置を確認し、必要ならば記録位置を修正する作業を行う必要があった。
このため、例えば、スポット溶接ロボットの記録位置に関する補正方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−138223号公報
しかし、特許文献1に記載の発明によれば、スポット溶接ガン先端に対して、カメラ位置が別の場所に設置されており、カメラで画像処理を行う際には認識対象を撮像するためのプログラムを作成しなければならないという問題がある。この方法によれば、結果的にワーク全体のずれを求めており、個々の溶接点のずれを求めていないため、重力によるロボットアームのたわみなどの溶接点個々で異なるずれとなる要因については補正できない可能性があった。
また、作業位置によっては、ずれ量が異なるから、各溶接点に対して溶接点の位置を計測することが望ましいが、このためには、溶接点の直上にカメラを配置する必要があり、加圧軸に取り付けられた電極を取り外して取り付けることができるカメラとすることが適切である。このようなカメラを用いる場合、スペースの制約上、一般的なFA用のカメラを用いることができず、小型のものを用いる必要がある。よって、カメラにかかるコストを抑えようとする場合にはレンズや受光部の精度が劣ってしまうこととなり、溶接点の撮像画像の中心とその周囲とでは精度に差が生まれてしまい、中心以外で撮像された計測部から求まる結果では、誤差が十分に小さくならず、精度を向上させるためにはコストが高くなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、溶接点のずれを的確に補正することができる溶接ロボット教示位置補正システム及び溶接ロボット教示位置補正方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、溶接ロボット教示位置補正システムにおいて、複数の関節を有するロボットと、前記ロボットの先端に設けられ、対向配置された二つの電極を有するスポット溶接ガンと、少なくとも一方の電極に着脱自在又は少なくとも一方の電極と交換可能に設けられるとともに、光軸が前記電極の軸と同軸となるように設けられ、前記電極によるワークの溶接点を撮像する撮像装置と、前記ロボット及び前記スポット溶接ガンに溶接動作を行うように教示された作業プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、前記プログラム記憶手段に記憶された作業プログラムに従って前記ロボット及び前記スポット溶接ガンの動作制御を行う動作制御手段と、前記撮像装置により撮像された撮像画像の画像処理を行って、前記撮像画像中における前記電極によるワークの溶接点の位置情報を取得する画像処理手段と、前記撮像装置によるワークの溶接点の撮像時における前記撮像装置からワークの溶接点までの距離を算出する撮像距離算出手段と、電極とワークのクリアランスを設定入力するクリアランス設定手段と、ワークの溶接を行う溶接モードと前記ロボット及び前記スポット溶接ガンの位置を補正する位置補正モードとに切り替え可能な切替手段と、前記切替手段により位置補正モードに切り替えられた場合に、前記画像処理手段により取得したワークの溶接点の位置情報と、前記撮像距離算出手段により算出された撮像距離と、前記クリアランス設定手段により設定されたクリアランスと、に基づいて、前記撮像装置がワークの溶接点を撮像できるように前記作業プログラムにおける前記スポット溶接ガンの位置を補正する位置補正手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の溶接ロボット教示位置補正システムを用いた溶接ロボット教示位置補正方法において、前記作業プログラムにおいて予め設定された溶接点の位置と前記作業プログラムの実行により電極が実際に通る溶接点の位置との誤差を算出する誤差算出ステップと、前記誤差算出ステップにより算出された位置の誤差が所定の範囲内であるか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップにより誤差が所定の範囲内でないと判断した場合に、前記誤差算出ステップにより算出された位置の誤差が減少するように前記ロボット及び前記スポット溶接ガンを移動させる移動ステップと、前記判断ステップにより誤差が所定の範囲内であると判断されるまで、前記移動ステップによる前記ロボット及び前記スポット溶接ガンの移動及び前記誤差算出ステップによる誤差の算出を繰り返す繰り返しステップと、前記判断ステップにより誤差が所定の範囲内であると判断された場合に当該誤差を補正量として前記作業プログラムにおける溶接点の位置を当該補正量だけ補正する作業プログラム補正ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の溶接ロボット教示位置補正方法において、前記作業プログラムにおける前記作業プログラム補正ステップにより補正された溶接点よりも後に溶接される溶接点に対し、前記作業プログラム補正ステップにおいて用いた補正量で位置の補正を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の溶接ロボット教示位置補正方法において、前記作業プログラム補正ステップでは、隣接する溶接点間における前記スポット溶接ガンの通過点についても溶接点の補正に用いた補正量で位置の補正を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スポット溶接ガンの二つの電極のうち、一方の電極を撮像装置と交換又は一方の電極に撮像装置を取り付け、ワークの溶接点を撮像する。その後、画像処理手段により、撮像された撮像画像を画像処理し、撮像画像中におけるワークの溶接点の位置情報を取得する。また、撮像距離算出手段は、撮像装置からワークの溶接点までの距離を算出する。
そして、切替手段により位置補正モードに切り替えられると、位置補正手段は、画像処理手段により取得したワークの溶接点の位置情報と、撮像距離算出手段により算出された撮像距離と、クリアランス設定手段により設定されたクリアランスと、に基づいて、撮像装置がワークの溶接点を撮像できるように作業プログラムにおけるスポット溶接ガンの位置を補正する。
これにより、作業プログラム上でスポット溶接ガンの位置補正をすることができるので、位置補正のためのプログラムを作成することなく、溶接のために既存の作業プログラムを使用してプログラムの補正作業を行うことができる。
また、撮像装置は、その光軸が電極の軸と同軸となるように設けられているため、従来のように電極の軸線とカメラの光軸とが一致していないために必要となる作業、すなわち、カメラでワークを認識するためのロボット動作の教示プログラムが不要となる。
請求項2に記載の発明によれば、誤差算出ステップでは、作業プログラムにおいて予め設定された溶接点の位置と前記作業プログラムの実行により電極が実際に通る溶接点の位置との誤差を算出する。
そして、判断ステップでは、誤差算出ステップにより算出された位置の誤差が所定の範囲内であるか否かを判断する。そして、移動ステップでは、判断ステップにより誤差が所定の範囲内でないと判断した場合に、誤差算出ステップにより算出された位置の誤差が減少するようにロボット及びスポット溶接ガンを移動させる。
また、繰り返しステップにおいては、判断ステップにより誤差が所定の範囲内であると判断されるまで、移動ステップによるロボット及びスポット溶接ガンの移動及び誤差算出ステップによる誤差の算出を繰り返す。
そして、作業プログラム補正ステップでは、判断ステップにより誤差が所定の範囲内であると判断された場合に当該誤差を補正量として作業プログラムにおける溶接点の位置を当該補正量だけ補正する。
このように、移動前後における溶接点の位置を求め、その位置の誤差を算出し、誤差が一定の範囲内におさまるまで移動と誤差算出を繰り返すので、位置補正の精度を向上させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、作業プログラムにおける作業プログラム補正ステップにより補正された溶接点よりも後に溶接される溶接点に対し、作業プログラム補正ステップにおいて用いた補正量で位置の補正を行う。
これにより、一回の補正結果を後の位置に適用して、一回の補正でロボットを溶接点近傍に移動させることができ、位置補正作業の作業効率を向上させることができる。
また、一回の補正で後の補正点を移動させることも可能であるから、後の溶接点の位置の測定を減らすこともできる。
請求項4に記載の発明によれば、作業プログラム補正ステップでは、隣接する溶接点間におけるスポット溶接ガンの通過点についても溶接点の補正に用いた補正量で位置の補正を行うので、溶接点に併せてスポット溶接ガンの移動経路自体を補正することができる。
以下、図面を参照して、溶接ロボット教示位置補正システム及び溶接ロボット教示位置補正方法の最良の実施形態について詳細に説明する。
<溶接ロボット教示位置補正システムの構成>
図1に示すように、溶接ロボット教示位置補正システム1は、複数の関節及びアームを有する多軸のロボット2と、このロボット2の先端に設けられたスポット溶接ガン3と、スポット溶接ガンによりスポット溶接がなされるワークの溶接点を撮像する撮像装置としてのカメラ4と、ロボット2、スポット溶接ガン3、カメラ4等の動作制御を行う制御装置5と、カメラ4で撮像された撮像画像の画像処理を行う画像処理装置6と、を備えている。
(ロボット)
図1に示すように、ロボット2は、例えば、自動車の車体フレーム等のスポット溶接ラインで用いられる。ロボット2は、土台となるベース21と、関節22で連結された複数のアーム23と、ロボット2を駆動させるサーボモータ(図示略)とを備えている。そして、連結された各アーム23の先端部には、スポット溶接ガン3が設けられている。
各関節22は、アーム23の一端部を揺動可能として他端部を軸支する揺動関節と、アーム23自身をその長手方向を中心に回転可能に軸支する回転関節とのいずれかから構成される。つまり、ロボット2はいわゆる多関節型ロボットに相当する。
(スポット溶接ガン)
図1、図2に示すように、スポット溶接ガン3は、二つの電極(電極)31,32を備えている。一方の電極31は、アーム33に固定されている。他方の電極32は、サーボモータ(図示略)により加圧軸35を駆動させ、一方の電極31に向かって駆動する。電極31,32は、互いに対向するように配置されている。すなわち、サーボモータにより加圧軸35を駆動させ、電極31と電極32の間隔を狭めていくことにより、ワークを電極31,32で挟持することができる。そして、ワークを電極31,32で挟んだ状態で各電極31,32に通電することにより、スポット溶接を行うことができる。なお、サーボモータは、制御装置5からの制御信号により駆動制御される。
(カメラ)
図2に示すように、カメラ4は、例えば、小型のCCDカメラが用いられる。カメラ4は、二つの電極のうち、少なくとも一方の電極に対して着脱自在に設けられている。このとき、カメラ4は、その光軸が電極の軸と同軸となるように設けられている。本実施形態においては、図2に示すように、可動する方の電極とカメラ4を交換した例について説明する。
また、図1に示すように、カメラ4は、画像処理装置6に有線又は無線により接続され、カメラ4で撮像した撮像画像データを画像処理装置6で画像処理させるために当該画像処理装置6に向けて送信する。
(制御装置)
図1に示すように、制御装置5は、ロボット2の動作制御等に関する処理プログラムに従って各処理を実行するCPU51と、CPU51の作業エリアとなるRAM52と、ロボット2の作業プログラムや各種データが記憶され、書き換え可能な不揮発性メモリ53と、ロボット2を駆動させるロボット本体軸サーボドライバ54と、スポット溶接ガン3の加圧軸35を駆動させる加圧軸サーボドライバ55と、画像処理装置6との間でデータの送受信が可能に接続された通信インターフェース56と、を備えている。
制御装置5には、ユーザによる操作指示が入力される入力装置7が設けられている。
入力装置7には、ワークの溶接を行う溶接モードとロボット2及びスポット溶接ガン3の位置を補正する位置補正モードとに切り替え可能な切替スイッチ71が設けられており、この切替スイッチ71は、切替手段として機能する。すなわち、切替スイッチ71からの入力により溶接モードに切り替えると、CPU51は作業プログラム53a(後述する)を読み込むことにより、スポット溶接ガン3は、ワークWに対して図3に示すような動きをするように各部の制御を行う。
入力装置7には、位置補正時における電極31とワークのクリアランスを設定入力するクリアランス設定キー72が設けられており、このクリアランス設定キー72は、クリアランス設定手段として機能する。
なお、入力装置7は、制御装置5の本体に設けられていてもよいし、遠隔操作を実現させるために制御装置5の本体に対して有線又は無線により接続されたペンダントに設けられていてもよい。
図4に示すように、制御装置5に備えられている不揮発性メモリ53には、ロボット2及びスポット溶接ガン3に溶接動作を行うように教示された作業プログラム53aが記憶されている。従って、不揮発性メモリ53はプログラム記憶手段として機能する。また、CPU51が作業プログラム53aを実行することにより、制御装置5は、ロボット2及びスポット溶接ガン3の動作制御を行う動作制御手段として機能する。
不揮発性メモリ53には、カメラ4によるワークの溶接点の撮像時におけるカメラ4からワークの溶接点までの距離を算出する撮像距離算出プログラム53bが記憶されている。すなわち、CPU51が撮像距離算出プログラム53bを実行することにより、制御装置5は撮像距離算出手段として機能する。
不揮発性メモリ53には、切替スイッチ71により位置補正モードに切り替えられた場合に、画像処理装置6により取得したワークの溶接点の位置情報と、撮像距離算出プログラム53bの実行により算出された撮像距離と、クリアランス設定キー72により設定されたクリアランスと、に基づいて、カメラ4がワークの溶接点を撮像できるようにスポット溶接ガン3を移動させて当該スポット溶接ガン3の位置を補正する位置補正プログラム53cが記憶されている。すなわち、CPU51が位置補正プログラム53cを実行することにより、制御装置5は位置補正手段として機能する。
不揮発性メモリ53には、作業プログラム53aにおいて予め設定された溶接点の位置と作業プログラム53aの実行により電極31,32が実際に通る溶接点の位置との誤差を算出する誤差算出プログラム53dが記憶されている。すなわち、CPU51が誤差算出プログラム53dを実行することにより、制御装置5は誤差算出手段として機能する。また、この誤差算出が溶接ロボット教示位置補正方法における誤差算出ステップとなる。
不揮発性メモリ53には、誤差算出プログラム53dにより算出された位置の誤差が所定の範囲内、言い換えると、許容誤差値53f(後述する)であるか否かを判断する判断プログラム53eが記憶されている。すなわち、CPU51が判断プログラム53eを実行することにより、制御装置5は判断手段として機能する。また、この判断が溶接ロボット教示位置補正方法における判断ステップとなる。
不揮発性メモリ53には、誤差算出プログラム53dにより算出された位置の誤差が許容できる誤差であるか否かの判断の閾値となる許容誤差値53fが記憶されている。すなわち、不揮発性メモリ53は、許容誤差値記憶手段として機能する。
不揮発性メモリ53には、判断プログラム53eにより誤差が許容誤差値53f内であると判断された場合に当該誤差を補正量として作業プログラム53aにおける溶接点の位置を当該補正量だけ補正する作業プログラム補正プログラム53gが記憶されている。すなわち、CPU51が作業プログラム補正プログラム53gを実行することにより、制御装置5は作業プログラム補正手段として機能する。また、この溶接位置の補正が溶接ロボット教示位置補正方法における作業プログラム補正ステップとなる。
(画像処理装置)
図1に示すように、画像処理装置6は、カメラ4で撮像された撮像画像に関する処理プログラムに従って画像処理を実行するCPU61と、CPU61の作業エリアとなるRAM62と、画像処理プログラムや各種データが記憶され、書き換え可能な不揮発性メモリ63と、カメラ4との間で撮像画像データの受信が可能に接続されたカメラインターフェース64と、制御装置5との間で画像処理データや各種データの送受信が可能に接続された通信インターフェース65と、を備えている。
不揮発性メモリ63には、カメラ4により撮像された撮像画像の画像処理を行う画像処理プログラムが記憶されている。すなわち、CPU61が画像処理プログラムを実行することにより、画像処理装置6は画像処理手段として機能する。
<スポット溶接ガンの位置補正処理>
切替スイッチ71により位置補正モードに切り替えたときにスポット溶接ガン3の位置補正処理について説明する。
(基準位置、撮像距離、クリアランスの決定)
図5のフローチャートに示すように、最初に、図6に示すように、加圧軸35に設けられた電極32をカメラ4に交換し、溶接点にマークMをつけたワークを電極31に接触するようにセットする(ステップS1)。
次いで、加圧軸35を駆動させてカメラ4を移動させ、溶接点に付されたマークMの撮像に適した位置まで移動させる(ステップS2)。
カメラ4を移動させた後、カメラ4によりマークMを撮像する(ステップS3)。カメラ4により撮像した撮像画像は、カメラインターフェース64を介して画像処理装置6に取り込まれ、画像処理装置6では、CPU61が不揮発性メモリ63に記憶された画像処理プログラムを実行することにより、撮像画像の画像処理を行う(ステップS4)。
画像処理装置6は、撮像画像中におけるワークの溶接点の位置情報、すなわち、撮像画像中におけるマークMの位置情報を取得し、この位置情報を基準位置として不揮発性メモリ63に記憶させる(ステップS5)。また、画像処理装置6は、通信インターフェース65及び通信インターフェース56を介して位置情報を制御装置5に送信する。
次いで、制御装置5のCPU51は、撮像距離算出プログラム53bを実行することにより、ワークの溶接点を撮像したときの加圧軸35の位置、換言すると、電極31とカメラ4間の距離を求め、この加圧軸35の位置からワークの厚みを減算することにより、溶接点からカメラ4までの距離、すなわち、撮像距離を算出し、この値を不揮発性メモリ53に記憶する(ステップS6)。
次いで、CPU51は、電極31とワーク間の距離であるクリアランスが入力装置7のクリアランス設定キー72から入力されたか否かを判断し(ステップS7)、入力を検出すると(ステップS7:YES)、クリアランスの値を不揮発性メモリ53に記憶する(ステップS8)。なお、クリアランス量は、ユーザが任意に設定する値であり、クリアランス設定キー72から入力されるものに限らず、予め不揮発性メモリ53に記憶されていてもよい。
なお、図5のフローチャートによる基準位置、撮像距離、クリアランスの決定は、作業プログラム53a中における全ての溶接点において決定してもよいし、比較的近い位置にある溶接点を一つの補正領域として各補正領域ごとに決定してもよい。
(位置補正モードにおけるスポット溶接ガンの位置補正)
作業プログラム53a中における位置補正に必要な溶接点についての基準位置、撮像距離、クリアランスを決定した後は、図7に示すように、これらの値に基づいてスポット溶接ガン3の位置補正を行う。
具体的には、図8に示すように、制御装置5のCPU51は、切替スイッチ71により位置補正モードになっているか否かを判断する(ステップS11)。ここで、CPU51が、溶接モードになっていると判断した場合(ステップS11:NO)、CPU51は、作業プログラム53aを実行することにより、通常の溶接作業を行うようにロボット2及びスポット溶接ガン3を駆動させる(ステップS12)。
一方、CPU51が、位置補正モードになっていると判断した場合(ステップS11:YES)、CPU51は、制御装置5の不揮発性メモリ53に記憶された溶接点の基準位置、撮像距離、クリアランスを読み出す(ステップS13)。
次いで、制御装置5を操作し、制御装置5のCPU51は、位置補正プログラム53cを実行することにより、ステップS13で読み出した基準位置、撮像距離、クリアランスに基づいてスポット溶接ガン3を移動させる(ステップS14)。スポット溶接ガン3の移動後、制御装置5による制御の下、移動後の状態においてカメラ4により溶接点を撮像し、撮像画像を画像処理装置6により画像処理し、撮像画像中における溶接点の位置を求める(ステップS15)。
次いで、CPU51は、不揮発性メモリ53に記憶された誤差算出プログラム53dを実行することにより、作業プログラム53aにおける溶接点の基準位置と実際にスポット溶接ガン3が移動した際のワーク上の溶接点の基準位置との誤差を算出する(ステップS16:誤差算出ステップ)。
次いで、CPU51は、不揮発性メモリ53に記憶された判断プログラム53eを実行することにより、算出された位置の誤差が予め不揮発性メモリ53に記憶された許容誤差値53f内であるか否かを判断する(ステップS17:判断ステップ)。
ここで、CPU51が、位置の誤差が許容誤差値53f内であると判断した場合(ステップS17:YES)、CPU51は、算出された誤差をその溶接点における位置の補正量として不揮発性メモリ53に記憶させる(ステップS18)。
一方、CPU51が、位置の誤差が許容誤差値53f内ではないと判断した場合(ステップS17:NO)、CPU51は、ステップS13に戻る。ここで、CPU51は、プログラム上の溶接点と実際の溶接点の位置の誤差を打ち消す方向にその誤差分だけロボット2及びスポット溶接ガン3を移動させる(ステップS14:移動ステップ)。
そして、制御装置5の制御の下、再度移動後の溶接点を撮像し(ステップS15)、求められた溶接点の位置との誤差を算出し(ステップS16)、再度、位置の誤差が許容誤差値53f内であるか否かを判断する(ステップS17)。この処理を位置の誤差が許容誤差値53f内になるまで繰り返す(繰り返しステップ)。
このとき、ロボット2及びスポット溶接ガン3の移動、位置の誤差の算出を繰り返しても誤差の改善がみられないときには、警報等により問題がある旨をユーザに報知する。
次いで、ステップS18において、溶接点における位置の補正量を不揮発性メモリ53に記憶させた後、CPU51は、作業プログラム補正プログラム53gを実行することにより、不揮発性メモリ53に記憶されたスポット溶接ガン3の位置の補正量を読み出し、作業プログラム53aにおけるn番目の溶接点以降の溶接点の位置を同じ補正値で補正する(ステップS19:作業プログラム補正ステップ)。
補正終了後、CPU51は、全溶接点についての補正が終了したか否かを判断する(ステップS20)。ここで、CPU51が、まだ補正が終了していない溶接点があると判断した場合(ステップS20:NO)、CPU51は、ステップS13に戻り、再度、溶接点の基準位置、撮像距離、クリアランスを読み出し、上述したステップS14〜S19までの処理を全溶接点の補正が終了するまで繰り返す。一方、CPU51が、全溶接点の補正が終了したと判断した場合(ステップS20:YES)、CPU51は、本処理を終了させる。
なお、本実施形態においては、全溶接点について補正処理を行ったが、全溶接点のうち代表的な溶接点を幾つか任意に抽出し、その抽出された溶接点についてのみ補正処理を行ってもよい。また、ステップS20において、CPU51により補正処理終了の判断を行っているが、作業者が判断する形態としてもよい。
ここで、図9及び図10を用いて位置の補正を具体的に説明する。
図9に示すように、作業プログラム53aに記憶されているスポット溶接ガン3の電極31による溶接点及びスポット溶接ガン3の電極31の通過点の位置をバツ(×)で表し、実際にスポット溶接ガン3の電極31により溶接されるワーク上の溶接点を黒丸(●)で表し、実際にスポット溶接ガン3の電極31が通過する通過点を白丸(○)で表している。
ワーク上の溶接点がW1,W2,W3,W4,W5まで5つあり、溶接点W1,W2が比較的近くに分布し、溶接点W3,W4,W5が比較的近くに分布しているものとする。このような場合において、溶接点W1,W2の位置を同じ補正値で補正し、溶接点W3,W4,W5の位置を同じ補正値で補正するものとする。従って、溶接点W1,W2を有する補正領域Aの補正においては、最初の溶接点である溶接点W1について図5のフローチャートに沿って基準位置、撮像距離、クリアランスを決定し、図8のフローチャートに示すように、これらの値からスポット溶接ガン3を移動させた後にその位置の誤差に基づいて補正量aを算出する。
また、溶接点W3,W4,W5を有する補正領域Bの補正においては、図10に示すように、溶接点W1,W2の補正量aを後の溶接点W3,W4,W5の補正に反映させ、補正した後の位置に基づいて最初の溶接点である溶接点W3について図5のフローチャートに沿って基準位置、撮像距離、クリアランスを決定し、図8に示すように、これらの値からスポット溶接ガン3を移動させた後にその位置の誤差に基づいて補正量bを算出する。従って、溶接点W1,W2の位置の補正量は補正量a、溶接点W3,W4,W5の位置の補正量は、補正量a+補正量bとなる。なお、補正領域B以降の溶接点においては、補正領域Aの補正量a及び補正領域Bの補正量bが併せて反映される。
また、溶接点W1〜W5の間にスポット溶接ガン3が通過する複数の通過点t1,t2,t3,t4,t5,t6,t7があるが、これらの通過点t1〜t7についても溶接点W1〜W5とともに同じ補正量で位置の補正を行う。
具体的には、溶接点W1及びW2の進入位置、途中経路、退避位置となる通過点t1〜t5は補正領域A内にあるので、溶接点W1及びW2の補正量と同じ補正量aで補正される。また、溶接点W3〜W5の進入位置、退避位置となる通過点t6及びt7は補正領域B内にあるので、溶接点W3〜W5の補正量と同じ補正量a+補正量bで補正される。なお、補正領域B以降の通過点においては、補正領域Aの補正量a及び補正領域Bの補正量bが併せて反映される。このように、通過点まで補正をするのは、作業プログラム53aを実際のワーク上の溶接点及び通過点により近づけるためである。
<作用効果>
上記実施形態によれば、作業プログラム53a上でスポット溶接ガン3の位置補正をすることができるので、位置補正のための専用のプログラムを作成することなく、溶接のために既存の作業プログラムを使用してプログラムの補正作業を行うことができる。
また、カメラ4は、その光軸が電極31の軸と同軸となるように設けられているため、従来のように電極31の軸線とカメラ4の光軸とが一致していないために必要となる作業、すなわち、カメラ4でワークを認識するためのロボット動作の教示プログラムが不要となる。
また、移動前後における溶接点の位置を求め、その位置の誤差を算出し、誤差が一定の範囲内におさまるまで移動と誤差の算出を繰り返すので、位置補正の精度を向上させることができる。
また、作業プログラム53aにおける作業プログラム補正ステップにより補正された溶接点よりも後に溶接される溶接点に対し、作業プログラム補正ステップにおいて用いた補正量で位置の補正を行うことにより、一回の補正結果を後の溶接点に反映して、一回の補正で作業プログラム53a上の溶接点の位置を実際の溶接作業経路の溶接点近傍に移動させることができ、位置補正作業の作業効率を向上させることができる。
また、一回の補正で後の補正点を移動させることも可能であるから、後の溶接点の位置の測定を減らすこともできる。
また、作業プログラム補正ステップでは、隣接する溶接点間におけるスポット溶接ガン3の通過点についても溶接点の補正に用いた補正量で位置の補正を行うので、溶接点に併せてスポット溶接ガン3の溶接作業経路自体を補正することができ、作業プログラム53a上の溶接経路を実際の溶接経路に近づけることができる。
<その他>
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態においては、溶接ガンとして、C型のスポット溶接ガンを用いたが、X型のスポット溶接ガンを用いてもよい。
また、上記実施形態においては、カメラ4と画像処理装置6とは、それぞれ別個に構成されているが、画像処理機能を備えるカメラを用いれば、カメラで撮像画像の処理を行ってその画像データを制御装置5に無線送信することができる。
また、制御装置5と画像処理装置6とは、それぞれ別個に構成されているが、制御装置5が画像処理機能を備えていれば、カメラ4で撮像した画像を制御装置に無線送信することにより、制御装置で画像処理を行ってそのデータに基づいてロボット2を制御することができる。これらの構成は作業者、設計者の要望により自由に変更可能である。
その他、発明の本質を逸脱しない範囲内で自由に設計変更が可能である。
溶接ロボット教示位置補正システムの概略構成を示す図。 スポット溶接ガンの正面図。 溶接モードにおける電極の動作を示す図。 不揮発性メモリに記憶されるプログラム及びデータを示すブロック図。 基準位置、撮像距離、クリアランスの決定のフローチャート。 スポット溶接ガンの位置補正を行う際の準備について示す図。 位置補正モードにおける電極の動作を示す図。 溶接点の位置の誤差の補正についてのフローチャート。 溶接点の位置の補正前における作業プログラム中の溶接点と実際の溶接点とを示す図。 溶接点の位置の補正後における作業プログラム中の溶接点と実際の溶接点とを示す図。
符号の説明
1 溶接ロボット教示位置補正システム
2 ロボット
3 スポット溶接ガン
4 カメラ(撮像装置)
5 制御装置(動作制御手段、撮像距離算出手段、位置補正手段)
6 画像処理装置(画像処理手段)
31 電極
53 不揮発性メモリ(プログラム記憶手段)
53a 作業プログラム
71 切替スイッチ(切替手段)
72 クリアランス設定キー(クリアランス設定手段)
W ワーク

Claims (4)

  1. 複数の関節を有するロボットと、
    前記ロボットの先端に設けられ、対向配置された二つの電極を有するスポット溶接ガンと、
    少なくとも一方の電極に着脱自在又は少なくとも一方の電極と交換可能に設けられるとともに、光軸が前記電極の軸と同軸となるように設けられ、前記電極によるワークの溶接点を撮像する撮像装置と、
    前記ロボット及び前記スポット溶接ガンに溶接動作を行うように教示された作業プログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    前記プログラム記憶手段に記憶された作業プログラムに従って前記ロボット及び前記スポット溶接ガンの動作制御を行う動作制御手段と、
    前記撮像装置により撮像された撮像画像の画像処理を行って、前記撮像画像中における前記電極によるワークの溶接点の位置情報を取得する画像処理手段と、
    前記撮像装置によるワークの溶接点の撮像時における前記撮像装置からワークの溶接点までの距離を算出する撮像距離算出手段と、
    電極とワークのクリアランスを設定入力するクリアランス設定手段と、
    ワークの溶接を行う溶接モードと前記ロボット及び前記スポット溶接ガンの位置を補正する位置補正モードとに切り替え可能な切替手段と、
    前記切替手段により位置補正モードに切り替えられた場合に、前記画像処理手段により取得したワークの溶接点の位置情報と、前記撮像距離算出手段により算出された撮像距離と、前記クリアランス設定手段により設定されたクリアランスと、に基づいて、前記撮像装置がワークの溶接点を撮像できるように前記作業プログラムにおける前記スポット溶接ガンの位置を補正する位置補正手段と、
    を備えることを特徴とする溶接ロボット教示位置補正システム。
  2. 請求項1に記載の溶接ロボット教示位置補正システムを用いた溶接ロボット教示位置補正方法において、
    前記作業プログラムにおいて予め設定された溶接点の位置と前記作業プログラムの実行により電極が実際に通る溶接点の位置との誤差を算出する誤差算出ステップと、
    前記誤差算出ステップにより算出された位置の誤差が所定の範囲内であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにより誤差が所定の範囲内でないと判断した場合に、前記誤差算出ステップにより算出された位置の誤差が減少するように前記ロボット及び前記スポット溶接ガンを移動させる移動ステップと、
    前記判断ステップにより誤差が所定の範囲内であると判断されるまで、前記移動ステップによる前記ロボット及び前記スポット溶接ガンの移動及び前記誤差算出ステップによる誤差の算出を繰り返す繰り返しステップと、
    前記判断ステップにより誤差が所定の範囲内であると判断された場合に当該誤差を補正量として前記作業プログラムにおける溶接点の位置を当該補正量だけ補正する作業プログラム補正ステップと、
    を備えることを特徴とする溶接ロボット教示位置補正方法。
  3. 前記作業プログラムにおける前記作業プログラム補正ステップにより補正された溶接点よりも後に溶接される溶接点に対し、前記作業プログラム補正ステップにおいて用いた補正量で位置の補正を行うことを特徴とする請求項2に記載の溶接ロボット教示位置補正方法。
  4. 前記作業プログラム補正ステップでは、隣接する溶接点間における前記スポット溶接ガンの通過点についても溶接点の補正に用いた補正量で位置の補正を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の溶接ロボット教示位置補正方法。
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