JP2008129039A - カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP2008129039A
JP2008129039A JP2006310019A JP2006310019A JP2008129039A JP 2008129039 A JP2008129039 A JP 2008129039A JP 2006310019 A JP2006310019 A JP 2006310019A JP 2006310019 A JP2006310019 A JP 2006310019A JP 2008129039 A JP2008129039 A JP 2008129039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding layer
color filter
light
hollow light
colored pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006310019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5217154B2 (ja
Inventor
Makoto Takahashi
誠 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2006310019A priority Critical patent/JP5217154B2/ja
Publication of JP2008129039A publication Critical patent/JP2008129039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5217154B2 publication Critical patent/JP5217154B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Optical Filters (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】配向制御用突起の下方に遮光層が設けられたカラーフィルタにて、開口率を高め、配向制御用突起に起因する光漏れを遮断し、段差に起因する光漏れを減少させ、表示装置のコントラストを向上させるカラーフィルタの製造方法、カラーフィルタを提供する。
【解決手段】遮光層として、その幅が配向制御用突起23の幅より大きく、その中央に光透過部Tを有する中空遮光層56を形成する。中空遮光層として熱フロー性を有する材料を用い、着色画素の段差D11を低くする。着色画素の形成時に着色画素の表面を平坦にする。着色画素の段差を研磨で除去し着色画素の表面を平坦にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、配向制御用突起が設けられた液晶表示装置用カラーフィルタに関するものであり、特に、画素の開口率を高めて表示輝度を向上させ、また、光漏れを減少させてコントラストを向上させるカラーフィルタの製造方法、及びカラーフィルタに関する。
図9は、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの一例を模式的に示した平面図である。また、図10は、図9に示すカラーフィルタのX−X’線における断面図である。図9、及び図10に示すように、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタは、ガラス基板(40)上にブラックマトリックス(41)、着色画素(42)、及び透明導電膜(43)が順次に形成されたものである。図9、及び図10はカラーフィルタを模式的に示したもので、着色画素(42)は12個表されているが、実際のカラーフィルタにおいては、例えば、対角17インチの画面に数百μm程度の着色画素が多数個配列されている。
液晶表示装置の多くに用いられている、上記構造のカラーフィルタの製造方法としては、先ず、ガラス基板上にブラックマトリックスを形成してブラックマトリックス基板とし、次に、このブラックマトリックス基板上のブラックマトリックスのパターンに位置合わせして着色画素を形成し、更に透明導電膜を位置合わせして形成するといった方法が広く用いられている。ブラックマトリックス(41)は、遮光性を有するマトリックス状のものであり、着色画素(42)は、例えば、赤色、緑色、青色のフィルタ機能を有するものであり、透明導電膜(43)は、透明な電極として設けられたものである。
ブラックマトリックス(41)は、着色画素(42)間のマトリックス部(41A)と、着色画素(42)が形成された領域(表示部)の周辺部を囲む額縁部(41B)とで構成されている。ブラックマトリックスは、カラーフィルタの着色画素の位置を定め、大きさを均一なものとし、また、表示装置に用いられた際に、好ましくない光を遮蔽し、表示装置の画像をムラのない均一な、且つコントラストを向上させた画像にする機能を有している。
このブラックマトリックスの形成は、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス形成用の黒色感光性樹脂を用いてフォトリソグラフィ法によって形成するといった方法がとられている。
また、着色画素(42)の形成は、このブラックマトリックス基板上に、例えば、顔料などの色素を分散させたネガ型のフォトレジストを用いて塗布膜を設け、この塗布膜への露光、現像によって着色画素を形成するといった方法がとられている。また、透明導電膜(43)の形成は、着色画素が形成されたブラックマトリックス基板上に、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)を用いスパッタ法によって透明導電膜を形成するといった方法がとられている。
図9、及び図10に示すカラーフィルタは、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタとして基本的な機能を備えたものである。液晶表示装置は、このようなカラーフィルタを内蔵することにより、フルカラー表示が実現し、その応用範囲が飛躍的に広がり、液晶カラーTV、ノート型PCなど液晶表示装置を用いた多くの商品が創出された。多様な液晶表示装置の開発、実用に伴い、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタには、上記基本的な機能に付随して種々な機能が付加されるようになった。
例えば、配向分割機能。従来の液晶表示装置に於いては、液晶分子を一様に配向させる
ために、液晶を挟持する両基板に設けられた透明導電膜上に、予めポリイミドを塗布し、その表面に一様なラビング処理をしておく。しかし、広く用いられているTN型液晶においては、原理的に広い視野角を得ることは困難であり、コントラストが低下し表示品質が悪化する。コントラストが良好な視野角は狭いといった問題を有していた。
このような問題を解決する一技術として、一画素内での液晶分子の配向方向が一方向でなく、複数の方向になるように配向を分割した視野角の広い、配向分割垂直配向型液晶表示装置(MVA(Multi−domain Vertical Alignment)−LCDが開発された。
図11(a)、(b)は、MVA−LCDに用いられるカラーフィルタの一例の一画素を拡大して示す平面図、及び断面図である。この例は、平面形状が円形の配向制御用円形突起(23A)が形成されたカラーフィルタ(8A)である。このようなカラーフィルタを用いた液晶表示装置は、一画素内で液晶分子の配向方向が多方向となり視野角は広いものとなる。
また、図12(a)、(b)は、別な例の一画素を拡大して示す平面図、及び断面図である。図12(a)、(b)に示すように、この別な例は、平面形状がストライプ状の配向制御用リブ(23B)であり、一画素内で90°屈曲させた配向制御用リブ(23B)が形成されたカラーフィルタ(8B)である。このようなカラーフィルタを用いた液晶表示装置は、一画素内で液晶分子の配向方向が4方向となり視野角は広いものとなる。
平面形状が円形の配向制御用円形突起(23A)、或いは平面形状がストライプ状の配向制御用リブ(23B)のB−B’線、或いはA−A’線での断面形状は、例えば、三角形状、かまぼこ状であり、これらは、例えば、透明なポジ型のフォトレジストを用いて形成される。
このように、配向を制御する配向制御用円形突起(23A)、或いは配向制御用リブ(23B)(以降、両者を一括して配向制御用突起(23)と称す)を設けているために、配向制御用突起(23)上の液晶分子の配向状態は、他の領域とは異なった状態となり、光漏れを生じてコントラストが低下するといった問題を有している。特に配向制御用突起(23)底部の幅方向の両端部近傍における液晶分子の配向不良は著しい状態である。
上記配向制御用突起(23)に起因する光漏れを防止し、液晶表示装置のコントラストを向上させる技法として、例えば、特開2006−58734号公報には、基板の電極上に設けられた配向制御用突起と平面的に重畳配置された遮光手段を具備した液晶表示装置が開示されている。
図13は、該公報に開示された液晶表示装置の一方の基板の一例における配向制御用突起及び遮光手段を示す断面図である。
図13に示すように、この基板は、基板本体(ガラス基板)(40)上に、配向制御用突起に起因する光漏れを遮断する遮光部(45)、層間絶縁層(44)、画素電極(透明導電膜)(43)、及び配向制御用突起(23)が形成されたものである。
この基板は、配向制御用突起(23)と遮光部(45)が同一基板本体(ガラス基板)(40)上に設けられているので、配向制御用突起(23)と遮光部(45)を異なる基板本体(40)上に設けた場合に比べ、配向制御用突起(23)と遮光部(45)を高精度に位置合わせをすることができ、効果的に光漏れを遮断することができるようになっている。
また、高精度な位置合わせを得ることができることから、位置ズレを考慮して配向制御用突起(23)の幅(W1)より大きく形成していた遮光部(45)の幅(W2)の寸法を、配向制御用突起(23)と遮光部(45)を異なる基板本体(40)上に設けた場合
に比べ、小さくすることが可能となる。
これにより、液晶表示装置のコントラストの低下を防ぎ、また、画素の開口率を高め、表示輝度を向上させたものとしている。
図14は、上記技法をカラーフィルタに適用した際の一例を示す断面図である。図14に示すように、このカラーフィルタは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス(41)、配向制御用突起に起因する光漏れを遮断する遮光層(46)、着色画素(42)、透明導電膜(43)、及び配向制御用突起(23)が形成されたものである。
遮光層(46)は、ブラックマトリックス(41)の形成に用いた材料と同一材料を用い、ブラックマトリックスの形成と同時に形成されたものであり、その幅(W2)は、図13に示す基板における遮光部(45)の幅(W2)と同一である。また、着色画素(42)、透明導電膜(43)、及び配向制御用突起(23)には、従来と同一材料を用い、配向制御用突起(23)の幅(W1)は、図13に示す基板における配向制御用突起(23)の幅(W1)と同一である。
しかしながら、このカラーフィルタには、遮光層(46)の幅方向の両端部上方に、着色画素の段差(D1)が発生している。この段差(D1)は、前記液晶分子の配向状態の悪化を助長し、光漏れの増大を招くことになる。
また、遮光層(46)の幅(W2)と、配向制御用突起(23)の幅(W1)との差(ΔW)は残されているので、画素の開口率を高めることによって得られる表示輝度の向上は不充分なものである。
特開2006−58734号公報 特開2005−173105号公報 特開2000−267079号公報 特許第3255107号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、画素内に配向制御用突起が設けられ、該配向制御用突起の下方に光漏れを遮断する遮光層が設けられた液晶表示装置用カラーフィルタにおいて、画素の開口率を高めて、表示輝度を向上させ、また、着色画素の段差に起因する液晶分子の配向不良を抑制し光漏れを減少させて、液晶表示装置のコントラストを向上させることのできるカラーフィルタの製造方法を提供することを課題とするものである。
また、上記カラーフィルタの製造方法を用いて製造したカラーフィルタを提供することを課題とする。
本発明は、ガラス基板上に、少なくともブラックマトリックス、配向制御用突起に起因する光漏れを遮断する遮光層、着色画素、透明導電膜、配向制御用突起を順次に形成するカラーフィルタの製造方法において、
前記配向制御用突起の下方に位置する前記遮光層として、その幅が該配向制御用突起の幅より大きく、その中央に光透過部を有する中空遮光層を形成することを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタの製造方法において、前記中空遮光層
を形成する際に、
1)該中空遮光層の形成に用いる材料として、熱フロー性を有する材料を用い、
2)前記中空遮光層の片幅よりも狭幅の片幅を有する中空遮光層形成用パターンを設け、3)該中空遮光層形成用パターンを加熱して熱フローさせ、中空遮光層形成用パターンの高さよりも低い高さの中空遮光層を形成し、
着色画素の形成により発生する着色画素の段差を、前記中空遮光層の形成時における着色画素の段差よりも低い段差にすることを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタの製造方法において、前記着色画素の形成時に、中空遮光層上の部分の着色画素の膜厚を薄く形成し、着色画素の表面を平坦にすることを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
また、本発明は、上記発明によるカラーフィルタの製造方法において、前記着色画素の形成後に、研磨によって着色画素の段差を除去し、着色画素の表面を平坦にすることを特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
また、本発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のカラーフィルタの製造方法を用いて製造したことを特徴とするカラーフィルタである。
本発明は、配向制御用突起の下方に位置する遮光層として、その幅が該配向制御用突起の幅より大きく、その中央に光透過部を有する中空遮光層を形成するカラーフィルタの製造方法であるので、配向制御用突起の下方に光漏れを遮断する遮光層が設けられたカラーフィルタにおいて、画素の開口率を高めて表示輝度を向上させ、また、配向制御用突起の両端部近傍における著しい光漏れ、及び着色画素の段差に起因する光漏れを遮断し、液晶表示装置のコントラストを向上させるカラーフィルタの製造方法となる。
また、本発明は、上記カラーフィルタの製造方法において、中空遮光層の形成に用いる材料として、熱フロー性を有する材料を用い、中空遮光層の片幅よりも狭幅の片幅を有する中空遮光層形成用パターンを設け、中空遮光層形成用パターンを加熱して熱フローさせ、中空遮光層形成用パターンの高さよりも低い高さの中空遮光層を形成し、着色画素の段差を低い段差にするので、段差に起因する光漏れは減少し、中空遮光層は光漏れを充分に遮断し、また、画素の開口率を高め表示輝度を向上させることができる。
また、本発明は、上記カラーフィルタの製造方法において、着色画素の形成時に、中空遮光層上の部分の着色画素の膜厚を薄く形成し、着色画素の表面を平坦にするので、着色画素の段差に起因した光漏れはなく、配向制御用突起に起因した光漏れを充分に遮断することができ、また、画素の開口率を高め表示輝度を向上させることができる。
また、本発明は、上記カラーフィルタの製造方法において、着色画素の形成後に、研磨によって着色画素の段差を除去し、着色画素の表面を平坦にするので、着色画素の段差に起因した光漏れはなく、配向制御用突起に起因した光漏れを充分に遮断することができ、また、画素の開口率を高め表示輝度を向上させることができる。
また、本発明は、上記カラーフィルタの製造方法を用いて製造したカラーフィルタであるので、画素の開口率を高めて、表示輝度を向上させ、また、液晶表示装置のコントラストを向上させるカラーフィルタとなる。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明によるカラーフィルタの製造方法を用いて製造したカラーフィルタの一実施例の一部分を拡大して示す断面図である。また、図2は、図1に示すカラーフィルタにおける中空遮光層の平面図である。
図1及び図2に示すように、本発明によるカラーフィルタは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス(41)、中空遮光層(56)、着色画素(42)、透明導電膜(43)、及び配向制御用突起(23)が順次に形成されたものである。
中空遮光層(56)は、ブラックマトリックス(41)の形成に用いる材料を用い、ブラックマトリックスの形成と同時に形成された例である。従って、ブラックマトリックス(41)の膜厚(H21)と中空遮光層(56)の膜厚(H31)は、略同一である(H21≒H31)。また、中空遮光層(56)と、配向制御用突起(23)の両端部間には、着色画素の段差(D11)が発生している。
中空遮光層(56)の幅(W13)は、配向制御用突起の幅(W11)より大きく(W13>W11)、その中央に光透過部(T)を有している。中空遮光層(56)は、配向制御用突起(23)の幅方向の両端部近傍の光漏れの遮断に対応し、また着色画素の段差(D11)における光漏れの遮断に対応したものである。光透過部(T)の面積は、中空遮光層(56)の幅(W13)と配向制御用突起の幅(W11)の差(ΔW)の部分の面積より大きなものとなっており、画素の開口率を高めている。
これにより、画素の開口率を高め、且つ配向制御用突起(23)底部の幅方向の両端部近傍における液晶分子の配向不良に起因した著しい光漏れ、及び着色画素の段差(D11)における液晶分子の配向不良により助長される光漏れを効果的に遮断することができる。
符号W11で示す幅を有する配向制御用突起(23)の幅方向の両端の下方には、符号W12で示す片幅を有する中空遮光層(56)が設けられている。図2(a)は、配向制御用突起の平面形状が円形である前記配向制御用円形突起(23A)に対応した環状の中空遮光層(56A)である。図2(a)中、点線は、配向制御用円形突起(23A)底部の位置を表したものである。
また、図2(b)は、配向制御用突起の平面形状がストライプである前記配向制御用リブ(23B)に対応した一対の帯状の中空遮光層(56B)である。図2(b)中、点線は、配向制御用リブ(23B)底部の位置を表したものである。
中空遮光層(56)の膜厚(H31)は、ブラックマトリックス(41)の膜厚(H21)と略同一なので、その光学濃度は光漏れを遮断するのに充分なものであり、配向制御用突起(23)底部の幅方向の両端部近傍における著しい光漏れ、及び着色画素の段差(D11)に起因する光漏れを遮断することができる。
つまり、本発明における中空遮光層は、環状、或いは一対の帯状の中空遮光層であるので、画素の開口率を高め表示輝度を向上させるものであり、また、配向制御用突起(23)が関与した光漏れ、特に配向制御用突起の両端部近傍における著しい光漏れ、及び着色画素の段差(D11)が関与した光漏れの全体に対し効果的に光漏れを遮断することが可能となる。
図3は、請求項2に係わる発明によるカラーフィルタの製造方法を用いて製造したカラーフィルタの一例の一部分を拡大して示す断面図である。図3に示すように、このカラーフィルタは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス(41)、中空遮光層(66)、着色画素(42)、透明導電膜(43)、及び配向制御用突起(23)が順次に形成されたものである。
中空遮光層(66)の膜厚(H32)は、前記図1に示すカラーフィルタにおける中空遮光層(56)の膜厚(H31)よりも低い膜厚であり(H32<H31)、その断面形状は半円形である。また、中空遮光層(66)と、配向制御用突起(23)両端部間には、着色画素の段差(D12)が発生している。
しかし、この段差(D12)は、中空遮光層(66)の膜厚(H32)が低いために、前記図1に示すカラーフィルタにおける着色画素の段差(D11)よりも低いものとなっている(D12<D11)。
この中空遮光層(66)の形成には、熱フロー性を有する材料が用いられている。熱フロー性を有する材料を用いて中空遮光層(66)を形成する際には、例えば、先ず、フォトリソグラフィ法により断面形状が矩形状のパターンを形成し、次に、このパターンを加熱してフローさせ、断面形状が半円形の中空遮光層(66)とする。この際のフローにより、半円形の中空遮光層の幅は、矩形状のパターンの幅より大きくなる。また半円形の中空遮光層の膜厚は、矩形状のパターンの膜厚より低くなる。
図3に示す既に形成された中空遮光層(66)の片幅(W12)は、図1に示すカラーフィルタにおける中空遮光層(56)の片幅(W12)と同一である。
中空遮光層(66)形成用パターン(図示せず)の形成に際しては、加熱によるフローによって中空遮光層(66)の片幅(W12)になるように、中空遮光層形成用パターンの片幅を、中空遮光層(66)の片幅(W12)よりも狭幅に形成しておく。次に、この中空遮光層形成用パターンを加熱してフローさせ、片幅(W12)の中空遮光層(66)を形成する。
また、この際のフローにより、中空遮光層形成用パターンの膜厚よりも低い膜厚の中空遮光層(66)を得ることができる。
低い膜厚の中空遮光層(66)を形成するのは、着色画素の段差(D12)を低くするために行うものである。従って、中空遮光層(66)の形成に際しては、当初から、例えば、ブラックマトリックス(41)の膜厚よりも低い膜厚の中空遮光層形成用パターンを形成しておくことが好ましい。
当初から、低い膜厚の中空遮光層形成用パターンを形成しておくことによって、着色画素の形成後に発生する段差は、前記図1に示すカラーフィルタにおける着色画素の段差(D11)よりも低くなるが、上記熱によるフローによる中空遮光層形成用パターンの膜厚の低下が加算され、得られる中空遮光層(66)の膜厚(H32)は更に低いものとなる。
従って、請求項2に係わる発明は、前記図1に示すカラーフィルタと比較して、着色画素の段差に起因する光漏れは減少し、中空遮光層(66)は光漏れを充分に遮断することができ、また、中空遮光層(66)は、環状、或いは一対の帯状の中空遮光層であるので、画素の開口率を高め表示輝度を向上させることができる。
尚、着色画素の段差(D12)に起因した光漏れは、前記図1に示すカラーフィルタにおける段差(D11)に起因した光漏れよりも少ないものとなるが、中空遮光層(66)の膜厚(H32)は、配向制御用突起(23)及び着色画素の段差(D12)による光漏れを遮断するのに充分な膜厚(濃度)以上であることが必要である。
図4は、熱フロー性を有する材料を用いた際の、中空遮光層の片幅(図4中、横軸)と熱フローによる膜厚の低下との関係を示す説明図である。初期膜厚1.5μmの中空遮光層形成用パターンにおいて、片幅16.2μm(符号A)の中空遮光層では、熱フロー後に膜厚の低下は殆どみられない。片幅8.30μm(符号B)の中空遮光層では、熱フロー後に膜厚の低下は0.1μm程度、片幅7.65μm(符号C)の中空遮光層では、熱フロー後に膜厚の低下は0.3μm程度であることが示されている。すなわち、図3に示す片幅(W12)は、略8.0μm以下であることが好ましい。
図5は、請求項3に係わる発明によるカラーフィルタの製造方法を用いて製造したカラーフィルタの一例の一部分を拡大して示す断面図である。図5に示すように、このカラーフィルタは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス(41)、中空遮光層(76)、着色画素(42)、透明導電膜(43)、及び配向制御用突起(23)が順次に形成されたものである。
中空遮光層(76)は、ブラックマトリックス(41)の形成に用いる材料を用い、ブラックマトリックスの形成と同時に形成された例である。従って、ブラックマトリックス(41)の膜厚(H23)と中空遮光層(76)の膜厚(H33)は、略同一である(H23≒H33)。また、中空遮光層(76)と、配向制御用突起(23)の両端部間には、着色画素の段差(D13’)はなく、着色画素(42)の表面は平坦である。
このカラーフィルタには、着色画素の段差に起因した光漏れはないので、前記図1に示すカラーフィルタと比較し、中空遮光層(76)は配向制御用突起(23)に起因した光漏れを充分に遮断することができ、また、中空遮光層(76)は、環状、或いは一対の帯状の中空遮光層であるので、画素の開口率を高め表示輝度を向上させることができる。
図6は、請求項3に係わる発明によるカラーフィルタの製造方法の一例を説明する断面図である。図6に示すように、ブラックマトリックス(41)及び中空遮光層(76)が形成されたガラス基板(40)上に、着色画素を形成するための着色フォトレジスト層(60)が設けられ、その上方には近接露光のギャップ(G)を介してフォトマスク(PM)が配置されている。
中空遮光層(76)上の部分の着色フォトレジスト層(60)は、着色画素の段差(D13)に相当する突状になっている。
フォトマスク(PM)には、着色画素(42)の形成に対応したパターン(開口部)が設けられている。また、中空遮光層(76)上の部分の着色画素(42A)の形成に対応した開口部、及びブラックマトリックス(41)上の部分の着色画素(42B)の形成に対応した開口部には、ハーフトーン(52)が設けられている。
フォトマスク(PM)の膜面は、着色フォトレジスト層(60)に対向している。図6は、ネガ型の着色フォトレジストが用いられた例である。
ハーフトーン(52)は、膜厚(H44)の着色画素(42)の形成が良好になされるように着色フォトレジスト層(60)への露光が適正に行われた際に、膜厚(H45)の中空遮光層(76)上の部分への露光も適正に行われるように、ハーフトーン(52)の濃度を設定する。
ハーフトーン(52)としては、紫外線を減衰させる薄膜、例えば、ITOなどの金属酸化物からなるハーフトーン、或いは、フォトマスクを製造する際に成膜したクロム膜をフォトエッチングしたハーフトーンなどが挙げられる。
フォトマスク(PM)の上方からの露光光(L)は、フォトマスクの開口部を経て着色フォトレジスト層(60)に照射されるが、着色画素(42)の形成に対応した開口部では、現像後の着色画素(42)の膜厚は符号H44で示す膜厚となる。
一方、中空遮光層(76)上の部分の着色画素(42A)の形成に対応した開口部では、照射される光は、ハーフートーン(52)によって強度の弱まった光となっているので、図6中、点線で示す現像後の中空遮光層(76)上の部分の着色画素(42A)の膜厚は符号H45で示す膜厚となる。
ブラックマトリックス(41)上の部分の着色画素(42B)の膜厚も同様に符号H4
5で示す膜厚となる。従って、着色画素(42)の表面は、図5に示すように平坦なものが得られる。
図7は、請求項4に係わる発明によるカラーフィルタの製造方法を用いて製造したカラーフィルタの一例の一部分を拡大して示す断面図である。図7に示すように、このカラーフィルタは、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス(41)、中空遮光層(86)、着色画素(42)、透明導電膜(43)、及び配向制御用突起(23)が順次に形成されたものである。
中空遮光層(86)は、ブラックマトリックス(41)の形成に用いる材料を用い、ブラックマトリックスの形成と同時に形成された例である。従って、ブラックマトリックス(41)の膜厚(H24)と中空遮光層(86)の膜厚(H34)は、略同一である(H24≒H34)。また、中空遮光層(86)と、配向制御用突起(23)の両端部間には、着色画素の段差(D14’)はなく、着色画素(42)の表面は平坦である。
このカラーフィルタには、着色画素の段差に起因した光漏れはないので、前記図1に示すカラーフィルタと比較し、中空遮光層(86)は配向制御用突起(23)に起因した光漏れを充分に遮断することができ、また、中空遮光層(86)は、環状、或いは一対の帯状の中空遮光層であるので、画素の開口率を高め表示輝度を向上させることができる。
図8は、請求項4に係わる発明によるカラーフィルタの製造方法の一例を説明する断面図である。図8(a)は、ガラス基板(40)上に、ブラックマトリックス(41)、中空遮光層(86)、及び着色画素(42)が形成された段階の状態を表したものである。これらブラックマトリックス(41)などは、前記図1に示すカラーフィルタにおけるブラックマトリックス(41)などと同一の方法で形成された例である。
従って、中空遮光層(86)と、配向制御用突起(23)の両端部間には、着色画素の段差(D14)が発生している。
図8(b)は、着色画素(42)の形成後に、研磨による平坦化処理を施し、着色画素の段差(D14)を除去した段階の状態を表したものである。図8(b)に示すように、段差(D14)は、研磨によって除去され着色画素(42)の表面は、段差のない(D14’)平坦なものが得られている。
平坦化処理としては、例えば、平盤研磨機を用いた処理が挙げられる。
本発明によるカラーフィルタの製造方法を用いて製造したカラーフィルタの一部分を拡大して示す断面図である。 (a)は、配向制御用円形突起に対応した環状の中空遮光層である。(b)は、配向制御用リブに対応した一対の帯状の中空遮光層である。 請求項2に係わる発明によるカラーフィルタの一例の一部を拡大して示す断面図である。 熱フロー性を有する材料を用いた際の、中空遮光層の片幅と熱フローによる膜厚の低下との関係を示す説明図である。 請求項3に係わる発明によるカラーフィルタの一例の一部を拡大して示す断面図である。 請求項3に係わる発明によるカラーフィルタの製造方法の一例を説明する断面図である。 請求項4に係わる発明によるカラーフィルタの一例の一部を拡大して示す断面図である。 (a)、(b)は、請求項4に係わる発明によるカラーフィルタの製造方法の一例を説明する断面図である。 液晶表示装置に用いられるカラーフィルタの一例を模式的に示した平面図である。 図9に示すカラーフィルタのX−X’線における断面図である。 (a)は、MVA−LCDに用いられるカラーフィルタの一例の一画素を拡大して示す平面図である。(b)は、MVA−LCDに用いられるカラーフィルタの一例の一画素を拡大して示す断面図である。 (a)は、別な例の一画素を拡大して示す平面図である。(b)は、別な例の一画素を拡大して示す断面図である。 開示された液晶表示装置の一例における配向制御用突起及び遮光手段を示す断面図である。 開示された技法をカラーフィルタに適用した際の一例を示す断面図である。
符号の説明
8A、8B・・・カラーフィルタ
23・・・配向制御用突起
23A、23B・・・配向制御用円形突起(リブ)
40・・・ガラス基板
41・・・ブラックマトリックス
41A・・・マトリックス部
41B・・・額縁部
42・・・着色画素
43・・・透明導電膜
44・・・層間絶縁層
45・・・遮光部
46・・・遮光層
52・・・ハーフトーン
56、66、76、86・・・中空遮光層
56A・・・配向制御用円形突起に対応した環状の中空遮光層
56B・・・配向制御用リブに対応した一対の帯状の中空遮光層
60・・・着色フォトレジスト層
D11〜D14・・・着色画素の段差
G・・・露光のギャップ
H3、H4・・・配向制御用突起(リブ)の高さ
H21〜H24・・・ブラックマトリックスの膜厚
H31〜H34・・・中空遮光層の膜厚
H44、H45・・・着色画素の膜厚
L・・・露光光
PM・・・フォトマスク
T・・・光透過部
W3、W4・・・配向制御用突起(リブ)の幅
W11・・・配向制御用突起の幅
W12・・・中空遮光層の片幅
W13・・・中空遮光層の幅

Claims (5)

  1. ガラス基板上に、少なくともブラックマトリックス、配向制御用突起に起因する光漏れを遮断する遮光層、着色画素、透明導電膜、配向制御用突起を順次に形成するカラーフィルタの製造方法において、
    前記配向制御用突起の下方に位置する前記遮光層として、その幅が該配向制御用突起の幅より大きく、その中央に光透過部を有する中空遮光層を形成することを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
  2. 前記中空遮光層を形成する際に、
    1)該中空遮光層の形成に用いる材料として、熱フロー性を有する材料を用い、
    2)前記中空遮光層の片幅よりも狭幅の片幅を有する中空遮光層形成用パターンを設け、3)該中空遮光層形成用パターンを加熱して熱フローさせ、中空遮光層形成用パターンの高さよりも低い高さの中空遮光層を形成し、
    着色画素の形成により発生する着色画素の段差を、前記中空遮光層の形成時における着色画素の段差よりも低い段差にすることを特徴とする請求項1記載のカラーフィルタの製造方法。
  3. 前記着色画素の形成時に、中空遮光層上の部分の着色画素の膜厚を薄く形成し、着色画素の表面を平坦にすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のカラーフィルタの製造方法。
  4. 前記着色画素の形成後に、研磨によって着色画素の段差を除去し、着色画素の表面を平坦にすることを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載のカラーフィルタの製造方法。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のカラーフィルタの製造方法を用いて製造したことを特徴とするカラーフィルタ。
JP2006310019A 2006-11-16 2006-11-16 カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ Expired - Fee Related JP5217154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006310019A JP5217154B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006310019A JP5217154B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008129039A true JP2008129039A (ja) 2008-06-05
JP5217154B2 JP5217154B2 (ja) 2013-06-19

Family

ID=39554957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006310019A Expired - Fee Related JP5217154B2 (ja) 2006-11-16 2006-11-16 カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5217154B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107728374B (zh) * 2017-11-29 2021-01-29 深圳市华星光电半导体显示技术有限公司 一种彩色滤光膜基板及其制备方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242108A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Toray Ind Inc カラーフィルターの製造方法、カラーフィルター、および液晶表示装置
JPH11352489A (ja) * 1998-05-16 1999-12-24 Samsung Electronics Co Ltd 広視野角液晶表示装置及びその製造方法
JP2000174246A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Toppan Printing Co Ltd 固体撮像素子及びその製造方法
JP2000298283A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2000298281A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2000298282A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11242108A (ja) * 1998-02-24 1999-09-07 Toray Ind Inc カラーフィルターの製造方法、カラーフィルター、および液晶表示装置
JPH11352489A (ja) * 1998-05-16 1999-12-24 Samsung Electronics Co Ltd 広視野角液晶表示装置及びその製造方法
JP2000174246A (ja) * 1998-12-09 2000-06-23 Toppan Printing Co Ltd 固体撮像素子及びその製造方法
JP2000298283A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2000298281A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JP2000298282A (ja) * 1999-04-14 2000-10-24 Hitachi Ltd 液晶表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5217154B2 (ja) 2013-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20130183612A1 (en) Method for producing substrate for liquid crystal display panel, and photomask
JP5011973B2 (ja) フォトマスク
JP2007101992A (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタ及びその製造方法
JP5163016B2 (ja) カラーフィルタの製造方法とフォトマスク
JP5034203B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法
JP2009151071A (ja) フォトマスク、カラーフィルタの製造方法、及びカラーフィルタ
JP4899414B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法
JP2005003854A (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタ及びその製造方法
JP2008292626A (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法、及び液晶表示装置用カラーフィルタ
JP5217154B2 (ja) カラーフィルタの製造方法及びカラーフィルタ
JP4774908B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタ及び液晶表示装置
JP2010175597A (ja) フォトマスク、カラーフィルタの製造方法、カラーフィルタ、及び液晶表示装置
JP2007003758A (ja) 半透過型液晶表示装置用カラーフィルタ及びその製造方法
JP2006221015A (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置用カラーフィルタ
JP5029192B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法、及び液晶表示装置用カラーフィルタ
US20170329177A1 (en) Liquid Crystal Display Panel, Liquid Crystal Display Apparatus, and Method of Manufacturing Liquid Crystal Display Panel
JP4887958B2 (ja) フォトマスク
JP2007225715A (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタの製造方法及び液晶表示装置用カラーフィルタ
JP5163153B2 (ja) カラーフィルタ用フォトマスク及びカラーフィルタの製造方法
JP4075466B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタ
JP4385588B2 (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタ
JP2008052169A (ja) 液晶表示装置用カラーフィルタ及び液晶表示装置
JP2018155835A (ja) カラーフィルタおよび液晶表示装置
JP4702163B2 (ja) フォトマスク及び液晶表示装置用カラーフィルタ
JP2006284668A (ja) カラーフィルタの製造方法及び製造装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110816

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees