JP2008128821A - 青果物の内部品質検査装置および青果物の内部品質検査方法 - Google Patents

青果物の内部品質検査装置および青果物の内部品質検査方法 Download PDF

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典男 谷口
Takeshi Ota
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Abstract

【課題】青果物を透過した透過光を受光部が充分に受光し、さらに搬送用トレーを大型化することなく、高精度な計測が可能な青果物の内部品質検査装置を提供する。
【解決手段】青果物を載置して搬送ライン上を搬送されるとともに、前記青果物を囲う周壁部材に切欠部が設けられた搬送用トレーと、前記搬送用トレーに載置され搬送ライン上を搬送される青果物に対し、少なくとも前記搬送用トレーの上端面よりも上部に位置するとともに、前記搬送ラインの一方側の斜め上方より測定用光を照射する光源と、前記光源より照射された測定用光のうち、青果物を透過した透過光を、前記搬送用トレーの周壁部材に設けられた切欠部を介して受光するとともに、前記搬送ラインを挟んで光源と対峙するように青果物の側方に配置された受光部と、前記受光部で受光し青果物を透過した透過光を解析して、青果物の内部品質を判定する判定手段と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、青果物を搬送用トレーに載せて搬送ライン上を搬送させ、青果物に対して光源から測定用光を照射し、青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出することにより、青果物の内部品質を測定する青果物の内部品質検査装置、および青果物の内部品質検査方法に関する。
従来より、果実、野菜などの個々の青果物の最適な収穫時の目安を得るために、その糖度、酸度、熟度等を測定することが行われている。
一方、林檎のツル割れ、内部空洞、芯カビ、梨の芯腐れ、メロンの水浸果など、その青果物に頻発する内部障害がある場合には、収穫後にその内部障害に応じた等級別に選別してから出荷される。
従来、青果物の糖度、酸度、熟度等の果肉品質、あるいは内部障害のような青果物の内部品質を、青果物を破壊することなく外部から測定する種々の技術が提案されており、代表的な技術の一つとして、近赤外光等の光を青果物に照射し、青果物の内部を透過した透過光を検出する方法が知られている。
このように透過光を測定する方法は、図8に示したように、青果物100に対して光源110より測定用光112を照射し、青果物100の内部を散乱、透過した透過光122を受光部120で受光し、受光部120からの検出信号をアンプ部(図示せず)、AD変換部(図示せず)を介し、演算処理部(図示せず)などで解析して、青果物100の内部品質を測定するようになっている。
なお、青果物100は一個ずつ搬送用トレー130(例えば特許文献1〜3)に載せて、この搬送用トレー130を搬送ライン140上に搬送させて、所定の検査部まで搬送して検査が行われている。
近年、青果物を搬送する際に用いられるこのような搬送用トレーは、搬送途中で青果物が揺れるのを防止したり、搬送用トレーから青果物を取り出して箱詰めされるまで青果物の姿勢を安定させるため、図9に示したように収容部204が深めの搬送用トレー200が用いられる傾向にある。
しかしながら、このように収容部204が深めの搬送用トレー200を用いると、青果物100の一方側の側方に設けられた光源110より青果物100に照射される測定用光112の光路が、搬送用トレー200の周壁部材202で遮断されることとなり、測定用光112を青果物100の側面に照射することと、青果物100を透過した透過光を、他方側の側方に設けられた受光部120で受光することが困難であった。
このため、図10に示したように、搬送用トレー300の周壁部材302の側面に切欠部304を設けることで、光源110から照射される測定用光112を青果物100側に通過させるとともに、青果物100を透過した透過光122を受光部120で受光し、青果物100の内部品質測定が可能となっている。
特開2002−11414号公報 特開2004−107053号公報 特開2005−74340号公報
しかしながら図11に示したように、搬送用トレー300に載置され、測定対象となる青果物が、青果物100aよりも大きな青果物100bの場合には、前述したように、搬送用トレー300の周壁部材302に切欠部304が設けられていても、測定用光112を青果物100bに照射することが充分にできず、品質測定が困難なものと成ってしまっていた。
また、搬送用トレー300は、一般的にこれら様々な大きさの青果物100a,100bを1つの形状で保持することができるように、内壁306が中心部に向かって傾斜しており、内部底面308が上部開口310よりも狭くなった形状を有しているが、搬送用トレー300に大きな青果物100bを載せると、青果物100bが内壁306に接触しないため安定せず、搬送中の青果物100bに揺れが生じて測定精度を低下させてしまう場合があった。
上記問題を解決するために、大きな青果物から小さな青果物までが全て入るような大型の搬送用トレーを用いることが考えられるが、搬送用トレーを大型にすれば製造コストが嵩むとともに、同じ搬送速度に対し、単位時間当たりに搬送できるトレー数が少なくなり処理量が減少してしまうこととなる。
本発明は、このような現状に鑑み、光源より青果物へ充分な測定用光を照射することができるとともに、青果物を透過した透過光を受光部が充分に受光することができ、さらに搬送用トレーを大型化することなく、高精度な計測が可能な青果物の内部品質検査装置および青果物の内部品質検査方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、青果物の姿勢が十分に保持され安定した搬送が可能であるとともに、高精度な計測が可能な青果物の内部品質検査装置および青果物の内部品質検査方法を提供することを目的とする。
本発明は、前述したような従来技術における課題及び目的を達成するために発明されたものであって、本発明の青果物の内部品質検査装置は、
青果物を載置して搬送ライン上を搬送されるとともに、前記青果物を囲う周壁部材に切欠部が設けられた搬送用トレーと、
前記搬送用トレーに載置され搬送ライン上を搬送される青果物に対し、少なくとも前記搬送用トレーの上端面よりも上部に位置するとともに、前記搬送ラインの一方側の斜め上方より測定用光を照射する光源と、
前記光源より照射された測定用光のうち、青果物を透過した透過光を、前記搬送用トレーの周壁部材に設けられた切欠部を介して受光するとともに、前記搬送ラインを挟んで光源と対峙するように青果物の側方に配置された受光部と、
前記受光部で受光し青果物を透過した透過光を解析して、青果物の内部品質を判定する判定手段と、
を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の青果物の内部品質検査方法は、
青果物を囲う周壁部材に切欠部が設けられた搬送用トレーに、前記青果物を載置して搬送ライン上を搬送する工程と、
前記搬送用トレーに載置され搬送ライン上を搬送された青果物に対し、少なくとも前記搬送用トレーの上端面よりも上部に位置するとともに、前記搬送ラインの一方側の斜め上方に位置する光源より測定用光を照射する工程と、
前記搬送ラインを挟んで光源と対峙するように青果物の側方に配置された受光部で、前記搬送用トレーの周壁部材に設けられた切欠部を介して、光源より照射された測定用光のうち、青果物を透過した透過光を受光する工程と、
前記受光部で受光し青果物を透過した透過光を解析して、青果物の内部品質を判定手段で判定する工程と、
を有することを特徴とする。
このように、搬送用トレーに載置された青果物に、搬送用トレーの上端面よりも上部に設けられた光源より測定用光を照射し、搬送用トレーの周壁部材に設けられた切欠部を介して、青果物内を透過した透過光を受光部で受光すれば、搬送用トレーに載置される青果物の大きさ如何なる大きさであっても、青果物の内部品質検査を精度良く行うことができる。
また、青果物を透過し受光部で受光した透過光を解析し、この透過光のデータを元に判定手段で青果物の内部品質を判定すれば、例えば青果物が基準の糖度を有する良品であるか、また基準の糖度に満たない不良品であるかなどを精度良く判定することができる。
また、本発明の青果物の内部品質検査装置は、
前記光源が設けられる範囲が、
前記搬送用トレーの前記上端面から青果物の直上までの範囲内であることを特徴とする。
さらに、本発明の青果物の内部品質検査方法は、
前記光源が設けられる範囲が、
前記搬送用トレーの前記上端面から青果物の直上までの範囲内であることを特徴とする。
このような範囲内に光源が設けられていれば、青果物の大きさが如何なる大きさであっても、光源から青果物に測定用光を照射し、青果物内を透過した透過光を、搬送用トレーの周壁部材の設けられた切欠部を介して受光部で受光することができる。このため、青果物の内部品質検査を精度良く行うことができる。
また、本発明の青果物の内部品質検査装置は、
前記光源が、複数個設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明の青果物の内部品質検査方法は、
前記光源が、複数個設けられていることを特徴とする。
このように青果物に照射光を照射する光源を複数個設ければ、青果物の内部品質検査に必要なだけ、青果物を透過した透過光を得ることができ、青果物の内部品質検査を精度良く行うことができる。
また、本発明の青果物の内部品質検査装置は、
前記搬送用トレーに、
前記青果物を囲う前記周壁部材の周縁から内方へ延出するヒレ状の可撓性部材が設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明の青果物の内部品質検査方法は、
前記搬送用トレーに、
前記青果物を囲う前記周壁部材の周縁から内方へ延出するヒレ状の可撓性部材が設けられていることを特徴とする。
このように構成することによって、このヒレ状の複数の可撓性部材によって青果物の側面部が保持されるようになり、搬送用トレーに載置した青果物の姿勢変化が防止され安定した搬送ができる。
また、ヒレ状の可撓性部材が、搬送用トレーの周縁全体に設けられていれば、搬送用トレーに載置した青果物の姿勢変化が防止され安定した搬送ができるとともに、ヒレ状の可撓性部材が、青果物を透過した透過光以外の光を遮断する遮蔽部材としての役割を兼ねることとなり、透過光以外の光によって、測定結果に誤差を生ずることを効果的に防止することができ、青果物の内部品質検査を精度良く行うことができる。
また、本発明の青果物の内部品質検査装置は、
前記判定手段が、
前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、さらにこれらの透過光データを積算して積算データを作成し、この積算データから青果物内部の内部品質を判定するように構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の青果物の内部品質検査方法は、
前記青果物の内部品質を判定手段で判定する工程が、
前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、さらにこれらの透過光データを積算して積算データを作成し、この積算データから青果物内部の内部品質を判定することを特徴とする。
このように構成することによって、青果物の搬送方向に分割された複数の各分割測定部位に対応した分割透過光データを得ることができ、この透過光データを1つの青果物ごとに積算して積算データを作成し、この積算データから青果物の内部品質を判定することができる。
また、本発明の青果物の内部品質検査装置は、
前記判定手段が、
前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、これら複数の透過光データから青果物内部の局所的な内部品質を判定するように構成されていることを特徴とする。
さらに、本発明の青果物の内部品質検査方法は、
前記青果物の内部品質を判定手段で判定する工程が、
前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、これら複数の透過光データから青果物内部の局所的な内部品質を判定することを特徴とする。
このように構成することによって、青果物の搬送方向に分割された複数の各分割測定部
位に対応した分割透過光データを得ることができ、この分割透過光データから青果物内部の局所的な内部品質を測定することができる。
本発明によれば、光源より青果物へ充分な測定用光を照射することができるとともに、青果物を透過した透過光を受光部で充分に受光することができ、さらに搬送用トレーを大型化することなく、高精度な計測が可能な青果物の内部品質検査装置および青果物の内部品質検査方法を提供することができる。
また、本発明によれば、青果物の姿勢が十分に保持され安定した搬送が可能であるとともに、高精度な計測が可能な青果物の内部品質検査装置および青果物の内部品質検査方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態(実施例)を図面に基づいてより詳細に説明する。
図1は、本発明の青果物の内部品質検査装置において用いられる搬送用トレーの全体を示した斜視図、図2は、図1に示した搬送用トレーのA−A線における断面図、図3は、本発明の青果物の内部品質検査装置における透過光測定を説明する図である。
本発明の青果物の品質検査装置は、青果物に対して光源から測定用光を照射し、青果物を透過した透過光を受光部にて受光することにより、青果物の内部品質を検査するものである。
なお、本発明において「青果物」とは、本発明が適用可能なあらゆる果実、野菜を含み、例えば蜜柑などの小型の青果物、桃、林檎、梨などの中型の青果物、すいか、メロンなどの大型の青果物を挙げることができる。
本発明の内部品質検査装置を用いて検査される青果物の内部品質には、林檎のツル割れ、内部空洞、芯カビ、梨等の芯腐れ、メロンの水浸果などの青果物に頻発する局所的な内部障害、青果物個体内での糖度の部位差などが含まれる。
まず、本発明の青果物の内部品質検査装置において用いられる、搬送用トレーについて説明する。
図1または図2に示した搬送用トレー20は、青果物の内部品質を検査する際に、青果物を載せて搬送ライン上を搬送するために用いられるものである。
このような搬送用トレー20は、円板状の底面部25と、底面部25の外縁部分より上方に立設された略筒体形状の周壁部材22と、を備えており、周壁部材22の内方が青果物を入れ込む開口部27となっている。
また底面部25には、青果物が載置されるよう、逆円錐テーパ状の受座面26が形成されている。
さらに、周壁部材22の上端面29の周縁部28には、内方に向かってヒレ状の複数の可撓性部材30が、全周にわたって延設されている。なお可撓性部材30は、ある程度の剛性とゴム弾性とを有し、可撓性弾性変形によって湾曲可能な材料から形成することが好ましい。
複数の可撓性部材30は、その基端部が周壁部材22の周縁部28に固定されており、青果物を開口部27より下方に入れ込んだときに、可撓性部材30の先端部が青果物の側面部に追随して下方へ湾曲し、これによって青果物を外周側から保持できるようになって
いる。
このような搬送用トレー20において、底面部25、周壁部材22、周縁部28については、例えば樹脂成形によって成形することができる。なお、本実施例では、底面部25、周壁部材22、周縁部28が1つの部材から構成されているように図示されているが、これに限定されるものではなく、複数の部材を組み合わせて搬送用トレー20とすることも可能であり、どのように構成するかについては、適宜選択が可能である。
次に上記の搬送用トレーを用いた本発明の内部品質検査装置について説明する。
図3に示したように、本発明の内部品質検査装置10では、測定対象の青果物40を載せた搬送用トレー20が、搬送ライン50上を搬送されるようになっている。なお、図3に示した内部品質検査装置10は、搬送ライン50方向の正面から図示したものである。
搬送ライン50の途中には、搬送ライン50の幅方向の一方側に光源60と、搬送ライン50の他方側に受光部70とが、互いに対峙するよう設置されており、搬送ライン50の搬送方向に対して、略垂直な方向に光源60と受光部70が位置するよう構成されている。
なお光源60は、青果物40を載置した搬送用トレー20の上端面29よりも上方に位置するようになっている。
また、受光部70については、後述する青果物40を透過した透過光72を、搬送用トレー20の周壁部材22に設けられた切欠部24を介して受光できるよう、切欠部24の略側方に設置されている。
このように設置された光源60と受光部70との間に、搬送ライン50上を搬送され、測定対象となる青果物40を載せた搬送用トレー20が位置すると、光源60より照射された測定用光62が、青果物40の斜め上方より、青果物40の一方側の側面に照射されることとなる。
そして、青果物40の一方側の側方に照射された測定用光62のうち、青果物40内を透過した透過光72を、青果物40の他方側の側方に設けられた受光部70で受光する。
この受光部70で受光された透過光72のデータが、後述する判定手段(図示せず)で、判定され、青果物40の内部品質の判定が行われることとなる。
なお、本発明の内部品質検査装置10では、光源60が青果物40を搬送する搬送用トレー20の上端面29よりも上部に位置しており、青果物40に対して、斜め上方から測定用光62を照射するように構成されているため、図4に示したように、測定対象となる青果物40が、青果物40aからそれよりも大きなの青果物40b,40cに変わっても、光源60から大きな青果物40b,40cの略中央部分に測定用光62を照射することができる。
このため、青果物40aより大きな青果物40b,40cに対しても、斜め上方から測定用光62を照射すれば、大きな青果物40b,40cの内部を透過した透過光72を受光部70で受光し、判定手段(図示せず)で青果物の内部品質を判定することができる。
ここで、青果物が大きな青果物40cである場合には、青果物40cの底面は、搬送用トレー22の受座面26に当接しないが、青果物40cの側部は、全周にわたってゴム弾性を有する可撓性部材30と当接することとなるため、青果物40cの保持が良好であり、搬送中であってもぐらつくことなく、青果物40cを傷付けることなく安全に搬送することができる。
また、光源60を設置する位置は、図5に示したように、設置範囲αを搬送用トレー20の上端面29よりも上方で、青果物40の直上付近までの範囲内に設ければよく、好ましくは、搬送用トレー20の上端面29を0°とした場合に、設置範囲αが0°〜90°の範囲である。
さらに受光部70については、前述したように光源60と対峙し、搬送ライン50の搬送方向に対して垂直な方向であって、青果物40内を透過した透過光72を受光できる位置であれば、如何なる箇所に設けられていても良いものであるが、好ましくは、青果物に対して水平面95を0°とした場合に、設置範囲βが−30°〜30°の範囲である。
さらに、このような光源60としては、図6に示したように多灯(本実施例では2つ)であっても良く、このように光源60を多灯とすれば、例えばスイカなどの果皮の厚い青果物であったとしても、判定に必要なだけの透過光の光量を得ることができ、高精度の判定をすることができる。
次に、判定手段において青果物40の内部品質を検査する方法について、図7(a)から図7(c)を参照しながら説明する。
図7(a)に示したように、搬送ライン50の幅方向の、一方側の側方に配置された光源60からは、常に測定用光62が、搬送ライン50の幅方向内側に向かって照射されている。なお、符号90は、搬送ライン50の搬送方向を示したものである。
次いで図7(b)に示したように、搬送用トレー20に載せられた青果物40が、搬送ライン50上を搬送されて光源60から照射される測定用光62の照射を受ける位置まで移動すると、青果物40が搬送方向へ相対移動しながら、青果物40内を透過した透過光72が、青果物40の他方側の端部に固定された受光部65で受光される。
受光部65に入射した透過光72は、光電変換され、その電気信号は、例えば、アンプ部(図示せず)、AD変換部(図示せず)などを経て演算処理部(図示せず)へ送られることとなる。なお、本明細書中では、これらのアンプ部(図示せず)、AD変換部(図示せず)、演算処理部(図示せず)などを総称して判定手段とも呼ぶ。
そして、受光部70では、搬送方向へ移動する青果物40から、所定の時間間隔で単位透過光データが収集される。
一方、青果物40は、その測定部位が、搬送方向を横切るように仕切られた各分割測定部位80a((図7(b))、80b((図7(c))に区分されており、搬送方向への移動によって、最初に図7(b)の分割測定部位80aの範囲が、受光部70で検出され、次に、図7(c)に示した分割測定部位80bの範囲が、受光部70で検出される。
このようにして、青果物40の搬送方向前端部の分割測定部位80aから、後端部の分割測定部位までの各部位が、受光部70によって、所定の時間間隔で、単位透過光データが収集されながら、受光部70を通過する。
このようにして収集された複数の単位透過光データは、分割測定部位80a,80bごとに、その分割測定部位において収集された複数の単位透過光データごとに積算され、分割測定部位80a,80bごとに、単位透過光データを積算した積算分割データが得られる。
例えば、搬送ラインの搬送速度500mm/s、青果物の大きさ100mm、積算間隔1ms、であれば、単位透過光データ数は、(100/500)×1000=200個で
あり、200個の単位透過光データが、演算処理部に送られることになる。
演算処理部(図示せず)に送られた青果物40全体の単位透過光データは、分割測定部位に対応した所定の間隔で積算され、積算分割データとして記憶される。
例えば、この200個のデータを20データ単位で積算すれば、20ms積算に相当する10個の積算分割データが得られる。この10個の積算分割データは、青果物40を10個の分割測定部位に区切った場合の各部位に相当するそれぞれのデータである。
以上のようにして得られた青果物40の積算分割データ(分割透過光データ)に基づき、この積算分割データに対応する青果物40の分割測定部位を評価すれば、分割測定部位についての微小障害や、青果物個体内での局所的な糖度の部位差などの内部品質情報を得ることができる。
また、場合によって、全ての分割測定部位における積算分割データを積算すれば、これにより得られた積算データを青果物内部の平均情報として利用することができる。
例えば、演算処理部(図示せず)には、予め多数の青果物40のサンプルに対して、透過光測定と肉眼観察とを行うことにより、内部障害の度合いを示すパラメータが、透過光信号の大きさに対応して設定されている。
そして、積算分割データと、予め用意されたパラメータとを比較することによって、青果物40の分割測定部位ごとの内部品質検査を行い、検査対象の青果物40に局所的に偏在する障害の部位を特定することができる。
また、青果物40の糖度、酸度、熟度などを測定する場合には、青果物40の種類に応じて設定された光波長範囲の吸光度を測定し、予め積算演算装置に入力されたパラメータと比較することによって、それぞれの分割測定部位における糖度などの部位差を知ることができる。
また、林檎のツル割れ・内部空洞・芯カビ、梨の芯腐れ・メロンの水浸果などの青果物40の内部障害では、青果物40個体における障害発生位置と、青果物40全長に対する障害部の長さとの比が、予めある程度分かっているので、この場合には、搬送ライン50に対して、一定の方向で青果物40を載置し、障害予見部位が受光部70を通過するタイミングで、所定の算出式により、個々の青果物40の大きさに応じて算出した最適測定時間を割り当てる方法が適している。
青果物40における最適な分割回数は、青果物40の種類、形状、大きさ、測定対象品質(内部障害、糖度、酸度など)によって異なるが、例えば、2〜15回程度である。
青果物40内における微小障害がある部位や糖度差がある部位が、予め分かっている場合や、青果物40の中心付近のみを測定したい場合には、予め指定された分割測定部位のみ単位透過光データを収集し、この単位透過光データを積算して積算分割データを得るとよい。
また、上記の判定手段による測定に関する処理は、ソフト(CPU処理、CPU命令)で行うことができるが、例えば、同等の処理をハードで行ってもよく、あるいはソフトとハードの両方で行うようにしてもよい。
上述した例では、単位透過光データを積算して、この積算分割データを分割測定部位に対応した分割透過光データとしたが、この他、単位透過光データを所定間隔で収集することにより、複数の単位透過光データを得て、この単位透過光データを積算せずに直接に分割透過光データとしてもよい。
また、単位透過光データを積算しながら収集し、積算された複数の単位透過光データを分割透過光データとしてもよい。
さらに、青果物を透過した透過光を、CCDカメラを受光部として、所定の時間間隔で電荷として蓄積することによって、この蓄積された電荷による複数の単位透過光データを得て、この単位透過光データを用いて分割透過光データを得るようにしてもよい。
また、単位透過光データを所定時間間隔で収集し、複数の単位透過光データを積算して複数の積算分割データを得た後、さらに、複数の積算分割データのうち少なくとも一部を積算した積算データを得るようにしてもよい。
例えば、青果物全体を、No.1〜No.9までの9個の分割測定部位に分割した場合、No.1〜No.9に対応する9個の積算分割データから、分割測定部位の障害値と糖度についての各9個の数値が得られる。
そして、青果物の障害部位が、No.1およびNo.9に対応する部位(青果物40の両端部分)に頻発し、障害部位以外の可食部位(食用に適さない両端を除いた部分)の平均糖度を調査したい場合には、No.2〜No.8までの積算分割データを新たに積算し直して積算データを作成し、この積算データより、No.2〜No.8までの平均糖度が得られる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において各種の変形、変更が可能である。
その一例を以下に示す。
搬送用トレーに、光源より照射された測定用光のうち、青果物を透過した透過光以外の光を遮断する、光遮蔽ゴムシート、光遮蔽樹脂シートなどの遮蔽部材を備えても良い。
このように構成することによって、光源より照射された測定用光のうち、青果物を透過した透過光以外の光を遮断することができるので、透過光以外の光によって測定結果に誤差が生じるのを防止することができ、正確な青果物内部の内部品質を計測することが可能になる。
また、青果物へ測定用光を照射するための光源としては、ハロゲンランプ、キセノンランプ、白色LED、白熱灯などを使用することができ、主に近赤外光、可視光が用いられる。さらに測定用光は、略平行光であってもよく、スリット板、レンズなどを配置して集光したスポット光であってもよい。また、青果物に対して、所定の方向へ測定用光を照射するために、光源からの測定用光をミラーで導くようにしてもよい。
また、青果物からの内部透過光を検出するための受光部は、光電子増倍管、フォトダイオード、CCDカメラなどで構成することができる。さらに、必要に応じて分光器を配置し、透過光を分光してから受光部へ導くようにしてもよい。
本発明において搬送ライン上に搬送用トレーを搬送させる形態としては、いわゆるフリートレイ方式などが挙げられるが、これに限定されるものではない。
また、本発明のトレーの用途は、従来から知られている青果物内部の平均的な内部品質の計測にも使用できるものである。
(実施例1)
図4に示されているような内部品質検査装置10を用い、大きな青果物40cについて
の内部品質検査を行った。この内部品質検査装置10における光源60は、搬送用トレー20の上端面よりも上部に設けられ、青果物40cに対して、斜め上方より測定用光62を照射するようになっている。
このような構成の内部品質検査装置10は、図7(a)から図7(c)を用いて説明した上記の青果物40cの内部品質検査方法を用いて、検査が行われた。
実施例1では、79個の青果物40cについて、全ての分割測定部位における積算分割データが積算され、それぞれの青果物40cの糖度値を測定した。
また、79個の青果物40cについては、破壊検査を行い、実際の糖度値についても測定した。
本発明の内部品質検査装置を用いた検査方法で得られた糖度値と、破壊検査によって得られた実際の糖度値について、相関係数と標準偏差を求め、表1としてグラフ化した。
Figure 2008128821
表1からすれば、破壊検査によって得られた実際の糖度値に対して、本発明の内部品質検査装置を用いた検査方法で得られた糖度値は、相関係数が0.93、標準偏差が0.37%であった。特に標準偏差について言えば、測定誤差が極めて少ないとされる標準偏差0.5%以内であり、本発明の内部品質検査装置を用いた検査方法が極めて有用であるこ
とが実証された。
(比較例1)
搬送用トレーの切欠部24を介して青果物40cに測定用光62が照射されるよう、搬送用トレーの切欠部の側方に位置し、搬送ラインに対して水平となるように光源60を配置した以外は、上記の実施例1で行った青果物40cの内部品質検査と同様にして、青果物40cの内部品質検査を行った。
そして、比較例1の内部品質検査装置を用いた検査方法で得られた糖度値と、破壊検査によって得られた実際の糖度値について、相関係数と標準偏差を求め、表2としてグラフ化した。
Figure 2008128821
表2からすれば、破壊検査によって得られた実際の糖度値に対して、比較例1の内部品質検査装置を用いた検査方法で得られた糖度値は、相関係数が0.84、標準偏差が0.55%であった。特に標準偏差について言えば、測定誤差が極めて少ないとされる標準偏差0.5%以上であり、比較例1の内部品質検査装置を用いた検査方法は、本発明の内部品質検査装置を用いた検査方法と比べ、精度が劣っていることが確認された。
図1は、本発明の青果物の内部品質検査装置において用いられる搬送用トレーの全体を示した斜視図である。 図2は、図1に示した搬送用トレーのA−A線における断面図である。 図3は、本発明の青果物の内部品質検査装置における透過光測定を説明する図である。 図4は、本発明の青果物の内部品質検査装置において、青果物の大きさが異なる場合の状態を説明する図である。 図5は、本発明の青果物の内部品質検査装置において、光源の設置範囲および受光部の設置範囲を説明する図である。 図6は、本発明の青果物の内部品質検査装置において、光源が複数個設けられた場合を説明する図である。 図7は、本発明の青果物の内部品質検査装置において、分割測定の方法について説明する図である。 図8は、従来の搬送用トレーを用いた青果物の内部品質検査装置を説明する図である。 図9は、従来の搬送用トレーを用いた青果物の内部品質検査装置を説明する図である。 図10は、従来の搬送用トレーを用いた青果物の内部品質検査装置を説明する図である。 図11は、従来の搬送用トレーを用いた青果物の内部品質検査装置を説明する図である。
符号の説明
10・・・内部品質検査装置
20・・・搬送用トレー
22・・・周壁部材
24・・・切欠部
25・・・底面部
26・・・受座面
27・・・開口部
28・・・周縁部
29・・・上端面
30・・・可撓性部材
40・・・青果物
40a・・青果物
40b・・青果物
40c・・青果物
50・・・搬送ライン
60・・・光源
62・・・測定用光
70・・・受光部
72・・・透過光
80a・・分割測定部位
80b・・分割測定部位
95・・・水平面
α・・・光源の設置範囲
β・・・受光部の設置範囲
100・・・青果物
100a・・青果物
100b・・青果物
110・・・光源
112・・・測定用光
120・・・受光部
122・・・透過光
130・・・搬送用トレー
140・・・搬送ライン
200・・・搬送用トレー
202・・・周壁部材
204・・・収容部
300・・・搬送用トレー
302・・・周壁部材
304・・・切欠部
306・・・内壁
308・・・内部底面
310・・・上部開口

Claims (12)

  1. 青果物を載置して搬送ライン上を搬送されるとともに、前記青果物を囲う周壁部材に切欠部が設けられた搬送用トレーと、
    前記搬送用トレーに載置され搬送ライン上を搬送される青果物に対し、少なくとも前記搬送用トレーの上端面よりも上部に位置するとともに、前記搬送ラインの一方側の斜め上方より測定用光を照射する光源と、
    前記光源より照射された測定用光のうち、青果物を透過した透過光を、前記搬送用トレーの周壁部材に設けられた切欠部を介して受光するとともに、前記搬送ラインを挟んで光源と対峙するように青果物の側方に配置された受光部と、
    前記受光部で受光し青果物を透過した透過光を解析して、青果物の内部品質を判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする青果物の内部品質検査装置。
  2. 前記光源が設けられる範囲が、
    前記搬送用トレーの前記上端面から青果物の直上までの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の青果物の内部品質検査装置。
  3. 前記光源が、複数個設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の青果物の内部品質検査装置。
  4. 前記搬送用トレーに、
    前記青果物を囲う前記周壁部材の周縁から内方へ延出するヒレ状の可撓性部材が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の青果物の内部品質検査装置。
  5. 前記判定手段が、
    前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、さらにこれらの透過光データを積算して積算データを作成し、この積算データから青果物内部の内部品質を判定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の青果物の内部品質検査装置。
  6. 前記判定手段が、
    前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、これら複数の透過光データから青果物内部の局所的な内部品質を判定するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の青果物の内部品質検査装置。
  7. 青果物を囲う周壁部材に切欠部が設けられた搬送用トレーに、前記青果物を載置して搬送ライン上を搬送する工程と、
    前記搬送用トレーに載置され搬送ライン上を搬送された青果物に対し、少なくとも前記搬送用トレーの上端面よりも上部に位置するとともに、前記搬送ラインの一方側の斜め上方に位置する光源より測定用光を照射する工程と、
    前記搬送ラインを挟んで光源と対峙するように青果物の側方に配置された受光部で、前記搬送用トレーの周壁部材に設けられた切欠部を介して、光源より照射された測定用光のうち、青果物を透過した透過光を受光する工程と、
    前記受光部で受光し青果物を透過した透過光を解析して、青果物の内部品質を判定手段で判定する工程と、
    を有することを特徴とする青果物の内部品質検査方法。
  8. 前記光源が設けられる範囲が、
    前記搬送用トレーの前記上端面から青果物の直上までの範囲内であることを特徴とする請求項7に記載の青果物の内部品質検査方法。
  9. 前記光源が、複数個設けられていることを特徴とする請求項7または8に記載の青果物の内部品質検査方法。
  10. 前記搬送用トレーに、
    前記青果物を囲う前記周壁部材の周縁から内方へ延出するヒレ状の可撓性部材が設けられていることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の青果物の内部品質検査方法。
  11. 前記青果物の内部品質を判定手段で判定する工程が、
    前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、さらにこれらの透過光データを積算して積算データを作成し、この積算データから青果物内部の内部品質を判定することを特徴とする請求項7に記載の青果物の内部品質検査方法。
  12. 前記青果物の内部品質を判定手段で判定する工程が、
    前記搬送用トレーに載置された青果物を搬送ライン上に搬送させて、前記青果物に対して受光部に対する青果物の相対位置を変えながら、複数の位置において青果物の内部を透過した透過光を受光部で検出し、これにより青果物の搬送方向に分割された各分割位置に対応した複数の透過光データを得て、これら複数の透過光データから青果物内部の局所的な内部品質を判定することを特徴とする請求項7に記載の青果物の内部品質検査方法。
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