JP2008123084A - 伝送線路異常診断フィールド機器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】フィールド機器の端子部が水没したとき、伝送線路電流の増加を検出して、伝送線路の異常を検出するフィールド機器システムを提供すること。
【解決手段】伝送線路を備えるフィールド機器システムにおいて、伝送線路の異常の有無を検出する診断モジュールを備えたことを特徴とするもの。
【選択図】図1

Description

本発明は、伝送線路に接続されたフィールド機器システムに関し、特に伝送線路の短絡などの異常の検出、診断に関するものである。
例えば、プラント計装において、ホスト装置とフィールド機器が伝送線路で接続されたシステムが使用されることがある。このようなシステムは、屋外での使用で風雨にさらされ、フィールド機器内部に雨水などが浸入して、端子部が水没し端子部の間が短絡することがある。
図11に従来の一般的なフィールド機器システム12の構成を示す。伝送線路1,2は共通の直流電源3に接続されている。フィールド機器システム12の規格には、ファウンデーションフィールドバス(FOUNDATION FIELDBUS)、プロフィバス(PROFIBUS)、ハート(HART)などがある。
伝送線路1,2の両端部には一対のターミネータ4,5が接続され、伝送線路1,2には、この伝送線路を介して通信を行うホスト装置6が接続されている。
さらに、伝送線路1,2から分岐した伝送線路7,8にはフィールド機器の一つである差圧伝送器9が接続されている。同様にフィールド機器である温度伝送器10と渦流量計11が伝送線路1,2から分岐した伝送線路に接続されている。フィールド機器は他に電磁流量計、コリオリ質量流量計、超音波流量計、レベル計などがある。
差圧伝送器9などのフィールド機器の配線口(図示せず)を通して、伝送線路7,8をフィールド機器内部の独立の端子部(図示せず)に接続する。そして、雨水などが配線口を通してフィールド機器の内部に浸入しないように、配線口にパッキングを設ける。
このような接続構成において、ホスト装置6からの指令または定周期で、差圧伝送器9などの複数のフィールド機器の一つが選択され、選択されたフィールド機器の消費電流の交流変調によりホスト装置6との間で通信が実行される。
一方、差圧伝送器9などのフィールド機器は、差圧/圧力、又は流量等の物理量をセンサにより電気信号に変換し、差圧/圧力値、流量値等を算出する。その算出された値を前記交流変調信号に変換してホスト装置6に伝送し、ホスト装置6が物理量を制御する。
この消費電流は、例えば4−20mAに設計され、可変部0−16mAのスパンを、8mAを中心に±8mAで交流変調する。そして、伝送線路1,2間の負荷抵抗を50Ωの設計にすると、伝送線路1,2間には±400mVの交流電圧が発生し、これをホスト装置6が受信する。また、通信信号はファウンデーションフィールドバス(FOUNDATION FIELDBUS)では、0.75〜1Vp−pの信号を伝送線路1,2間の電圧に重畳する。
なお、特許文献1の図2には、このような従来の一般的なフィールド機器システムの構成の概要が記載されている。
さらに、図12に従来の一般的なフィールド機器システム19の構成を示す。図12において、図11と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
差圧伝送器9などのフィールド機器は、伝送線路7,8と複数機器接続装置15と伝送線路13,14を介して伝送線路1,2に接続されている
詳しくは、伝送線路1,2から分岐した伝送線路13,14に複数機器接続装置15が接続されている。複数機器接続装置15の接続端子16の一方は、伝送線路13,14に接続され、他方は伝送線路7,8に接続されている。伝送線路7,8には差圧伝送器9が接続されている。同様に、接続端子17,18も伝送線路を介して、温度伝送器10と渦流量計11に接続されている。
このような接続構成において、ホスト装置6は差圧伝送器9などの複数のフィールド機器と通信を実行して、物理量を制御する。
特開2004−86405号公報
しかし、図11と図12において、配線口のパッキングが適切に設けられていないと、雨水などがフィールド機器の内部に侵入して、端子部が水没することがある。
端子部が水没したときには、端子部に加わる電圧によって水の電気分解が起こり、端子部から水素などの危険なガスを発生することがある。また、電気分解により端子部の金属が水中にイオン化して溶出し、水中の導電率が上昇して、独立の端子部の間に漏れ電流が流れることがある。さらに漏れ電流が増加すると、端子部の間が短絡することがある。
漏れ電流の増加により、伝送線路1,2,7,8に流れる伝送線路電流が増加し、直流電源3の出力電圧が低下するという伝送線路1,2,7,8の異常が起こり、ホスト装置6と複数のフィールド機器の間で通信ができなくなる通信障害が発生する。
一方、図12において、同様に漏れ電流が増加するが、複数機器接続装置15の電流制限機能により、伝送線路7,8に流れる伝送線路電流を制限するため、直流電源3の出力電圧は低下せず、通信障害が発生するのを防止できる。
しかし、雨水の成分や水没の状態によっては、複数機器接続装置15の電流制限値以下において、漏れ電流の増加と減少が繰り返し起こり、伝送線路1,2,13,14,7,8にノイズが重畳する異常が起こり、ホスト装置6と複数のフィールド機器の間で通信ができなくなる通信障害が発生する。
本発明の目的は、フィールド機器の端子部が水没したとき、端子部の間に流れる漏れ電流の増加による伝送線路電流の増加を検出して、直流電源の出力電圧低下やノイズの重畳による伝送線路の異常を検出する診断モジュールを備えたフィールド機器システムを提供することである。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、
伝送線路を備えるフィールド機器システムにおいて、
前記伝送線路の異常の有無を検出する診断モジュールを備えた、
ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の発明において、
前記診断モジュールは、
伝送線路電流を測定する電流測定部と、
前記電流測定部の初期測定値に基づいて閾値を演算する閾値演算部と、
前記電流測定部の測定値と前記閾値とを比較する比較部と、
比較部の出力に基づいて警報を出力する警報出力部を備えた、
ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の発明において、
前記診断モジュールは、
さらに情報を通信する通信部を備えた、
ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2または3のいずれかに記載の発明において、
前記診断モジュールは、
さらに前記電流測定部の測定値を時間情報とともに記憶する記憶部を備えた、
ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2から4のいずれかに記載の発明において、
前記診断モジュールは、
フィールド機器が接続されている伝送線路に接続される、
ことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の発明において、
前記診断モジュールの警報出力に基づいて前記伝送線路を接続または切断する開閉部を備えた、
ことを特徴とする。
本発明によれば、フィールド機器の端子部が水没したとき、端子部の間に流れる漏れ電流の増加による伝送線路電流の増加を検出して、直流電源の出力電圧低下やノイズの重畳による伝送線路の異常を検出する診断モジュールを備えたフィールド機器システムを実現できる。
[第1の実施例]
図1から図3を用いて、第1の実施例を説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示したフィールド機器システムであり、図11と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図2は、図1において複数機器接続装置15を使用したときのフィールド機器システムであり、図1と図12と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。図3は、診断モジュール20のブロック図である。
以下、差圧伝送器9の端子部が水没したものとして説明する。
診断モジュール20は、差圧伝送器9などの複数のフィールド機器に流れる伝送線路電流を測定するため、直流電源3と複数のフィールド機器の間に接続されている伝送線路1,21,2に接続する。
詳しくは、診断モジュール20の端子Aは伝送線路1に接続され、端子Bは伝送線路21に接続され、端子Cは伝送線路2に接続されている。伝送線路21,2にはターミネータ5が接続され、伝送線路21,2から分岐した伝送線路7,8にはフィールド機器の一つである差圧伝送器9が接続されている。同様に、フィールド機器である温度伝送器10と渦流量計11が、伝送線路21,2から分岐した伝送線路に接続されている。
診断モジュール20は、電源生成部24、電流測定部25、閾値演算部26、比較部27、警報出力部28、制御部29から構成されている。
電源生成部24は、端子Aと端子Cに接続されており、直流電源3の出力電圧から内部電源電圧30を生成して、電流測定部25などの各部に供給している。
電流測定部25は、端子Aと端子Bに接続されており、差圧伝送器9などの複数のフィールド機器に流れる伝送線路1,21,2の電流を測定する。
閾値演算部26は、電流測定部25の初期測定値31に基づいて閾値32を演算する。比較部27は、閾値32と電流測定部25の測定値33を比較する。警報出力部28は、比較部27の出力に基づいて警報を出力する。警報出力部28の出力は、ブザーやランプなどの音響装置や照明装置(図示せず)に接続される。
診断モジュール20の動作を図9のフローチャートを用いて説明する。
直流電源3の電圧を出力することにより、診断モジュール20の端子Aと端子Cに電圧が加わり(ステップS1)、ステップS2以降を実行する。
電流測定部25の測定値が初期測定値31として(ステップS2)閾値演算部26に入力される。初期測定値31は、伝送線路が正常なときの差圧伝送器9などの複数のフィールド機器に流れる伝送線路1,21,2の電流である。
閾値演算部26は、正常なときの差圧伝送器9などのフィールド機器に流れる伝送線路1,21,2の電流のばらつきを初期測定値31に加算することにより、伝送線路の異常を検出するための閾値32を演算する(ステップS3)。閾値32は、比較部27に入力される。この閾値32は、差圧伝送器9などのフィールド機器の前記電流のばらつきやそれらの端子部の構造により異なるので、閾値32を変更設定できるようにしてもよい。
つぎに、伝送線路の異常診断を開始する(ステップS4)。電流測定部25の測定値33(ステップS5)が、比較部27に入力される。比較部27は、測定値33と閾値32を比較して(ステップS6)、測定値33が閾値32より大きければ、診断モジュール20は、伝送線路に異常の有ることを検出する(ステップS7)。
警報出力部28は、伝送線路に異常の有ることを知らせるために、ブザーなどの音響装置から音響を発生させたり、ランプなどの照明装置を点灯または点滅させるための警報信号を出力する(ステップS8)。
また、測定値33が閾値32より小さければ、診断モジュール20は、伝送線路に異常の無いことを検出して(ステップS9)、前記警報信号を出力しない。以降、ステップS4以下の処理が繰り返される。
制御部29は、比較部27などの各部や図9のフローチャートに基づく処理を制御、実行する。制御部29は、比較部27などを含めて、マイクロプロセッサユニット(MPU)により、実現することができる。
さらに、図10に、差圧伝送器9の端子部が水没したときの、差圧伝送器9に流れる伝送線路7,8の電流の時間に対する変化の一例を示す。Cur1は、伝送線路が正常なときに差圧伝送器9に流れる電流を示す(約15mA)。Cur2は、端子部が水没したときに、端子部の間に流れる漏れ電流を示す。
差圧伝送器9の端子部が水没したとき、漏れ電流Cur2は、数時間から1日程度を要して、30mA程度になる(T1)。そのあと、端子部の腐食が始まると、数日程度を要して、漏れ電流Cur2は流れなくなる(T2)。測定値が閾値より大きければ、警報を出力して、小さければ警報を出力しない。
本実施例によって、診断モジュール20は、フィールド機器の端子部が水没したとき、端子部の間に流れる漏れ電流の増加による伝送線路電流の増加を検出して、直流電源の出力電圧低下やノイズの重畳による伝送線路の異常を検出する。そして、警報を出力することにより、異常の有ることを知らせて、異常の原因となっているフィールド機器を取り外しまたは交換することを促す。これにより、通信障害の発生を防止し、水素などの危険なガスの発生を防止でき、物理量の制御を継続できる信頼性の向上したフィールド機器システムを実現できる。
[第2の実施例]
図4を用いて、診断モジュール20のブロック図の第2の実施例を説明する。図4は、図3と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
図4において、通信部34は端子Aと端子Cと制御部29に接続されている。通信部34は、ホスト装置6から伝送線路1,2を介して診断モジュール20の有する情報を要求する通信信号を受信し、制御部29を介して前記情報をホスト装置6へ送信する。前記情報は、警報出力部28の出力や電流測定部25の測定値33などである。例えば、警報出力としては、伝送線路に異常の有るときは(ステップS7)“1”のデータを、異常の無いときは(ステップS9)“0”のデータを情報として送信する。通信部34は、制御部29の動作も行い、制御部29を介さず、警報出力部28の出力や電流測定部25の出力との間で情報の取得をしてもよい。
本実施例によれば、ホスト装置6を設置してある制御室において、ホスト装置6を通して伝送線路の異常の有無を集中的に監視できるため、迅速に異常の原因となっているフィールド機器を取り外しまたは交換することが可能となり、通信障害の発生を防止し、水素などの危険なガスの発生を防止でき、物理量の制御を継続できる信頼性の向上したフィールド機器システムを実現できる。
[第3の実施例]
図5を用いて、診断モジュール20のブロック図の第3の実施例を説明する。図5は、図3、4と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
図5において、診断モジュール20は、時間タイマー35と記憶部36を備えている。時間タイマー35は、現在の日付と時刻からなる時間情報を有する。記憶部36は、電流測定部25の出力や時間タイマー35の出力や制御部29に接続されている。
記憶部36は、診断モジュール20の有する情報として、タイマー35の前記時間情報とともに、電流測定部25の測定値33を記憶する。例えば、記憶部への記憶は、図9のステップS5とS6の間で実行される。警報出力のデータをステップS7やS9において、制御部29を介して記憶部36に記憶してもよい。
通信部34は、ホスト装置6からの情報を要求する信号に対して、記憶部36から制御部29を介して、前記時間情報や測定値33や警報出力のデータをホスト装置6へ送信する。通信部34は、制御部29の動作も行い、制御部29を介さず記憶部36の出力との間で前記情報の取得してもよい。
本実施例によって、測定値33を時系列に監視でき、測定値33が徐々に増加して伝送線路に異常の有ることを知らせる警報出力が起こる前に、異常の原因となりうるフィールド機器を取り外しまたは交換することが可能となり、通信障害の発生や水素などの危険なガスの発生を未然に防止でき、物理量の制御を継続できる信頼性の向上したフィールド機器システムを実現できる。
[第4の実施例]
図6と図7を用いて、診断モジュール20と伝送線路との接続場所を図1と図2とは異なるものとした、第4の実施例を説明する。図6は、診断モジュール20を伝送線路7,8に接続した実施例を示したフィールド機器システムである。図7は、図6において複数機器接続装置15を使用したときのフィールド機器システムであり、図1と図2と同一のものは同一符号を付し、説明を省略する。
詳しくは、診断モジュール20の端子Aは伝送線路7に接続され、端子Bは伝送線路37に接続され、端子Cは伝送線路8に接続されている。
第1から第3の実施例は、診断モジュール20が、差圧伝送器9などの複数のフィールド機器に流れる伝送線路電流を測定するのに対して、本実施例は、1台の差圧伝送器9などのフィールド機器に流れる伝送線路電流を測定するものである。そのため、1台のフィールド機器の端子部の間に流れる漏れ電流による、伝送線路7,37,8の異常を検出するための閾値32を、閾値演算部26において演算または設定する。
本実施例によって、警報出力部28が伝送線路に異常の有る警報出力を出力したときに、異常の原因となっているフィールド機器を特定でき、より迅速にそのフィールド機器を取り外しまたは交換することが可能となり、通信障害の発生を防止し、水素などの危険なガスの発生を防止でき、物理量の制御を継続できる信頼性の向上したフィールド機器システムを実現できる。
[第5の実施例]
図8を用いて、図7に対してさらに開閉部43を備えた、第5の実施例を説明する。開閉部43は、伝送線路37,8と差圧伝送器9などのフィールド機器の間に接続されている。
詳しくは、診断モジュール20の端子Aは伝送線路7に接続され、端子Bは伝送線路37に接続され、端子Cは伝送線路8に接続されている。開閉部43は、伝送線路37,8と診断モジュール20の警報出力部28の出力に接続され、伝送線路41,42を介して、差圧伝送器9に接続されている。
図9のステップS9において、開閉部43は、警報出力部28の伝送線路に異常の無い警報出力に基づき、伝送線路37,8と41,42を接続する。また、ステップS7において、開閉部43は、伝送線路に異常の有る警報出力に基づき、伝送線路37,8と41,42を切断する。そのあと、警報出力部28は異常の有る出力を維持し、それに基づき開閉部43は伝送線路37,8と41,42を切断した状態を維持する。なお、開閉部43は、診断モジュール20の電流測定部25とBの間に直列に接続してもよい。また、図6に対して同様に、開閉部43を備えた実施例も可能である。
本実施例によって、警報出力部28が伝送線路に異常の有る警報出力を出力したときに、異常の原因となっているフィールド機器を、接続されている伝送線路から自動で切断することにより、人手による労力を削減して、さらにより迅速に通信障害の発生を防止し、水素などの危険なガスの発生を防止でき、物理量の制御を継続できる信頼性の向上したフィールド機器システムを実現できる。
なお、本発明は、フィールド機器の端子部の水没のみならず、複数機器接続装置15の接続端子16,17,18の雨水などによる水没や伝送線路の劣化による短絡などの伝送線路の異常に対しても、適用できる。また、診断モジュール20は、複数機器接続装置15の内部に設けてもよい。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 診断モジュール20の具体例を示すブロック図である。 診断モジュール20の他の具体例を示すブロック図である。 診断モジュール20の他の具体例を示すブロック図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 診断モジュール20の動作を示すフローチャートである。 差圧伝送器の端子部が水没したときの伝送線路電流の時間に対する特性例である。 従来の一例を示す構成図である。 従来の他の例を示す構成図である。
符号の説明
2、7、8、13、14、21 伝送線路
3 直流電源
ターミネータ
6 ホスト装置
9 差圧伝送器
10 温度伝送器
11 渦流量計
15 複数機器接続装置
20 診断モジュール
22、23 フィールド機器システム
24 電源生成部
25 電流測定部
26 閾値演算部
27 比較部
28 警報出力部
29 制御部
30 内部電源
31 初期測定値
32 閾値
33 測定値
34 通信部
35 時間タイマー
36 記憶部

Claims (6)

  1. 伝送線路を備えるフィールド機器システムにおいて、
    前記伝送線路の異常の有無を検出する診断モジュールを備えた、
    ことを特徴とするフィールド機器システム。
  2. 前記診断モジュールは、
    伝送線路電流を測定する電流測定部と、
    前記電流測定部の初期測定値に基づいて閾値を演算する閾値演算部と、
    前記電流測定部の測定値と前記閾値とを比較する比較部と、
    比較部の出力に基づいて警報を出力する警報出力部を備えた、
    ことを特徴とする請求項1記載のフィールド機器システム。
  3. 前記診断モジュールは、
    さらに情報を通信する通信部を備えた、
    ことを特徴とする請求項2記載のフィールド機器システム。
  4. 前記診断モジュールは、
    さらに前記電流測定部の測定値を時間情報とともに記憶する記憶部を備えた、
    ことを特徴とする請求項2または3のいずれかに記載のフィールド機器システム。
  5. 前記診断モジュールは、
    フィールド機器が接続されている伝送線路に接続される、
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のフィールド機器システム。
  6. 前記診断モジュールの警報出力に基づいて前記伝送線路を接続または切断する開閉部を備えた、
    ことを特徴とする請求項5記載のフィールド機器システム。
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