JP2008122798A - 面発光表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気的な発光が消滅した後の輝度をより一層高めることができるように改良された面発光表示装置を提供する。
【解決手段】電気的に発光する発光源7と、発光源が発する光を導く導光板4とを有する面発光表示装置1を、前記導光板の表裏各面を臨む位置に、半透光性を有すると共に、可視光下で白色または近似白色を呈する蓄光顔料による蓄光層を有する蓄光シート3、5、6が配置されたものとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、面発光表示装置に関し、特に、電気的な光源の発光が消滅した際にも表示面の発光を確保し得る面発光表示装置に関するものである。
電気的な光源が端縁に配置された導光板の背面に蓄光シートと反射板とを重ね合わせ、電力の供給が断たれて光源の発光が消滅した際に、蓄光シートの発する光を液晶表示パネルのバックライトとして用いる面発光ユニットが知られている(特許文献1を参照されたい)。
特許第3196870号公報
文献1に記載された蓄光シートの輝度を高め、且つ残光時間を長くするには、蓄光材の量を多くしなければならない。即ち、蓄光顔料を塗布して形成する塗膜を厚くする必要がある。しかし塗膜が厚くなると、塗膜の深部への光の入射が不十分となるために深部の蓄光材を励起できなくなり、結局のところ、期待したほどに輝度を高め、且つ残光時間を長くすることはできない。
つまりこの従来の構成によると、実際のところ実用に供するのに十分な輝度が得られるものを提供できるとは言い難い面があった。
このような従来技術の不都合に鑑み、本発明の主な目的は、電気的な発光が消滅した後の輝度をより一層高めることができると共に残光時間をより一層長くすることができるように改良された面発光表示装置を提供することにある。
このような課題を解決するため、本発明は、電気的に発光する発光源7と、発光源が発する光を導く導光板4とを有する面発光表示装置1を、前記導光板の表裏各面を臨む位置に、半透光性を有すると共に、可視光下で白色または近似白色を呈する蓄光顔料による蓄光層を有する蓄光シート3・5が配置されていることを特徴とするものとした。特に、前記導光板の少なくとも一方の面に、光を拡散乱反射させる処理を施すと良く、またマークや文字を印刷した表面表示シート2を前記蓄光シートに重ね合わせて設けると良い。
このような本発明によれば、可視光の下で白色または近似白色を呈する蓄光顔料を用いた蓄光シートを導光板の両面に配することにより、電気的光源が発光している時は蓄光面を反射面としても利用できるので、導光板内に封じ込める光量を多くして励起エネルギを蓄光材に十分に与えることができる。これにより、表面の半透光性蓄光シートが発する光と、背面の蓄光シートが発して表面の蓄光シートを経て表側へ出る光とが相俟って、輝度が大幅に高くなると共に、残光時間が長くなる。
以下に添付の図面を参照して本発明について詳細に説明する。
図1は、本発明に基づき構成された面発光表示装置の第1実施形態を示す縦断面図である。この面発光表示装置1は、表面表示シート2と、表面側蓄光シート3と、導光板4と、主蓄光シート5と、背面側蓄光シート6とをこの順に積層してなると共に、導光板4の外周端縁を臨む位置に電気的発光源7を配設してなっている。これらは、例えば高輝度LEDからなる発光源7のホルダを兼ねるフレーム8にてその積層状態が保持されている。
表面表示シート2は、例えば透明の樹脂フィルムに文字やマーク等を印刷したものであり、用途に応じて交換可能なように構成されている。
導光板4は、例えば透明のアクリル樹脂材にて形成された平板からなり、その一方の面(背面側)は、微細な凹凸が形成された粗面とされており、これにより、外周端縁から入射した光を導光板4の内部で拡散乱反射させ、導光板4の表面の輝度分布の均一化を図っている。なお、光を拡散乱反射させるための処理としては、梨地加工及びレザーカット加工又、ダイヤモンドカットなどの周知の手法を、要求される輝度や用途に応じて適宜に適用できる。
表面側蓄光シート3並びに背面側蓄光シート6は、基本的に同一のもので良く、透明な樹脂メディウムに微粉末の蓄光材を混練した蓄光塗料を、透明な樹脂フィルムの表面側、背面側、あるいは両面に、スプレーによる吹き付け、あるいはシルクスクリーン印刷にて塗布したもの、あるいは、溶融樹脂材に蓄光材を混練して硬化させた薄板材からなっている。
これら2つの蓄光シート3・6は、導光板4の表面並びに背面から出る光の一部を反射して再度導光板4内に戻せるように、可視光下で白色を呈し、且つ励起時に白色に近似する発光色を呈する蓄光顔料を塗布したものが好ましく、しかもある程度の透光性を確保し得る半透明とするために、顔料の塗布量は300g/m以下とすることが好ましい。特に表面側蓄光シート3を可視光下で白色を呈するものとし、且つある程度高い透光性を持つものとすることにより、発光源7の点灯時に表面表示シート2の発色を妨げず、綺麗で鮮明な表示を実現することができる。
主蓄光シート5は、上述の表面側並びに背面側蓄光シート3・6と基本的に同様なものであり、透明な樹脂メディウムに微粉末の蓄光材を混練した蓄光塗料を、基材となる透明な樹脂フィルムあるいは樹脂薄板の表面側、背面側、あるいは両面に、スプレーによる吹き付け、あるいはシルクスクリーン印刷にて塗布したもの、あるいは、溶融樹脂材に蓄光材を混練して硬化させた板材からなっている。この主蓄光シート5の発光色は、緑色、黄色又は黄緑色など、市販の蓄光材から適宜に選択できる。また主蓄光シート5の両面に異なる発光色の蓄光顔料を塗布すれば、混色によるカラー発光の演出効果を最大限に生かすことができる。なお、主蓄光シート5における蓄光顔料の使用量は、700g/m〜800g/mが好適である。
このように、導光板4の各面のそれぞれを臨むように2つの半透明の白色蓄光シート3・6を配することにより、表面側および背面側の両蓄光シート3・6間で発光源7の発する光を相互に反射させ、あたかも導光板4内に光の一部を封じ込めるかのような作用を発揮し得る。これにより、主蓄光シート5の蓄光材を最大限に励起し且つ光エネルギを蓄えさせ、発光源7が消灯した際の高輝度化および残光時間の長大化に大きく貢献することができる。また表面側蓄光シート3を白色発光させることにより、主蓄光シート5の発色をより一層鮮明にすることに寄与し得る。
図2は、本発明による面発光表示装置の第2の実施形態である。この面発光表示装置21においては、中央に導光板24を置き、その各面に上述の主蓄光シート5に相当する蓄光シート25a・25bをそれぞれ重ね合わせ、さらに各蓄光シート25a・25bの各外面に、表面表示シート22a・22bをそれぞれ重ね合わせている。導光板24の外周端縁を臨む位置に電気的発光源27を配置する点は、第1の実施形態と同様である。
これによれば、文字やマーク等を両面に表示し得るように面発光表示装置が構成されるので、通路の途中などに両側から見えるように設ける案内標識などに好適である。またこれの場合は、拡散乱反射させるための表面処理を、導光板24の両面に施すと良い。
図3は、本発明による面発光表示装置の第3の実施形態である。この面発光表示装置31においては、中央に主蓄光シート35を置き、その各面に導光板34a・34bをそれぞれ置き、さらに各導光板34a・34bの各外面に、蓄光シート33a・33bと表面表示シート32a・32bとをそれぞれ配置している。これの場合は、2つの導光板34a・34bのそれぞれの外周端縁を臨む位置に電気的光源37a・37bを配置すると良い。またこれの場合は、拡散乱反射させるための表面処理を、各導光板34a・34bの主蓄光シート35を臨む面にそれぞれ施すと良い。
図4は、本発明による面発光表示装置の第4の実施形態である。この面発光表示装置41においては、中央に表示シート42を置き、主蓄光シート45a・45b、導光板44a・44b、半透過半反射蓄光シート43a・43bを、この順で表示シート42の各面に重ね合わせている。これの場合も、第3の実施形態と同様に、2つの導光板44a・44bのそれぞれの外周端縁を臨む位置に電気的光源47a・47bを配置し、拡散乱反射させるための表面処理を、各導光板44a・44bの主蓄光シート45a・45bを臨む面にそれぞれ施すと良い。
なお、発光源としてはLEDに限定されず、冷陰極管又は、白色光に近似する蛍光灯を等しく適用可能である。また、発光源は、導光板の外周の全周に渡って配置することが好ましいが、発光面の面積、用途、および要求される輝度などに応じて適宜に配置しても良い。さらに、フレームを用いて積層状態を保持するものに限らず、接着剤を用いて互いに一体的に接合しても良い。
本発明にかかる面発光表示装置は、停電などで照明が消灯した際に自己発光して表示を継続させる機能を有しており、発光看板や、建物や地下通路などの案内標識として有用である。
本発明装置の第1の実施形態の概略構成を示す縦断面図である。 本発明装置の第2の実施形態の概略構成を示す縦断面図である。 本発明装置の第3の実施形態の概略構成を示す縦断面図である。 本発明装置の第4の実施形態の概略構成を示す縦断面図である。
符号の説明
1 面発光表示装置
2 表面表示シート
3 蓄光シート
4 導光板
5 蓄光シート
7 発光源

Claims (3)

  1. 電気的に発光する光源と、該光源が発する光を導く導光板とを有する面発光表示装置であって、
    前記導光板の表裏各面を臨む位置に、半透光性を有すると共に、可視光下で白色または近似白色を呈する蓄光顔料による蓄光層を有する蓄光シートが配置されることを特徴とする面発光表示装置。
  2. 前記導光板の少なくとも一方の面に、光を拡散乱反射させる処理が施されることを特徴とする請求項1に記載の面発光表示装置。
  3. マークや文字を印刷した表面表示シートが、前記蓄光シートに重ね合わされることを特徴とする請求項1若しくは2に記載の面発光表示装置。
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