JP2008121753A - 部材のネジ固定構成 - Google Patents
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Abstract
【課題】 部材を、ビスとメネジによって固定する場合に、製造が簡便であって緩み止めの機能が作用する部材のネジ固定構成を提供する。
【解決手段】
被固定部材であるスピーカ3のフレーム9に凹部11を形成し、ワッシャ5に凹部11と嵌合する突起部12を形成してビス4の回転に対して係止し合う手段を構成させ、且つ、ワッシャ5に凹部13を形成し、ビスの頭部14に凹部13と嵌合する突起部15を形成してビス4の回転に対して係止し合う手段を構成させ、ビス4が緩む方向の回転に対しフレーム9から応力を得る構成にした。
【選択図】 図1
【解決手段】
被固定部材であるスピーカ3のフレーム9に凹部11を形成し、ワッシャ5に凹部11と嵌合する突起部12を形成してビス4の回転に対して係止し合う手段を構成させ、且つ、ワッシャ5に凹部13を形成し、ビスの頭部14に凹部13と嵌合する突起部15を形成してビス4の回転に対して係止し合う手段を構成させ、ビス4が緩む方向の回転に対しフレーム9から応力を得る構成にした。
【選択図】 図1
Description
例えば、スピーカをマウント材(スピーカブラケット)に取付固定する場合、前記マウント材の裏面の側に鬼目ナットを埋め込み、スピーカのフレームに開設された固定用通孔にビスを挿通し、更に、そのビスを前記マウント部材を介して前記鬼目ナットに螺合することによって取付け固定を行う。
この発明は、このように、被固定部材をマウント材に取付け固定を行う際には、それら被固定部材及びマウント材にビスが挿通する通孔を開設し、それらの通孔にビスを挿通させ、その挿通出口の側にナット若しくはメネジ部を配設し、前記ビスを前記ナット若しくはメネジ部に螺合することによって取付け固定を行う部材のネジ固定構成に関する。
この発明は、このように、被固定部材をマウント材に取付け固定を行う際には、それら被固定部材及びマウント材にビスが挿通する通孔を開設し、それらの通孔にビスを挿通させ、その挿通出口の側にナット若しくはメネジ部を配設し、前記ビスを前記ナット若しくはメネジ部に螺合することによって取付け固定を行う部材のネジ固定構成に関する。
特に、この発明は、使用を重ねることによって、或いは、振動等によって取付け固定を行っているネジの螺合が緩み、結果的に、被取付固定部材がマウント材に対して初期の位置から外れることになるが、このネジの螺合の緩みを防止する構成の改良に関する。
ネジを用いて被固定部材をマウント材に取付け固定する構成において、ネジの螺合の緩みを防止する発明として、以下に示す文献が知られている。
特開2006−144898号公報で開示されている技術は、螺合し合う二つのねじ部44aと48aのいずれか一方側の部材に緩み止めねじ24を、他方の部材に収容部25を設け、緩み止めねじ24を収容部25に収容させ、且つ、緩み止めねじ24の先端24aを一方側の部材に当接させることによって、二つのねじ部44aと48aの緩みを防止している。
斯かる構成では、二つのねじ部44aと48aが相対的に大きいので、緩み止めねじ24を製造して配設することが可能になっている。
斯かる構成では、二つのねじ部44aと48aが相対的に大きいので、緩み止めねじ24を製造して配設することが可能になっている。
しかしながら、二つのねじ部44aと48aに該当するオネジ部とメネジ部が小さい場合には、緩み止めねじ24と収容部25に該当するねじ部材及び収容部は極めて小さいのでその製造が煩雑であるという問題が生じる。
殊に、緩み止めねじ24に該当するねじ部材はねじ山を切る必要があって、加工に高い精度が要求され、問題はより一層深刻になる。
殊に、緩み止めねじ24に該当するねじ部材はねじ山を切る必要があって、加工に高い精度が要求され、問題はより一層深刻になる。
この発明は、上記の事情に鑑みて為されたものであり、製造が簡便であって緩み止めの機能が作用する部材のネジ固定構成を提供するものである。
この発明は、ネジを螺合締付けした際に、その状態を保持するための係止機構が被固定部材とワッシャ、及び、ワッシャとビスとの間に介在されるように構成した部材のネジ固定構成である。
その詳細な構成は、メネジと、そのメネジに螺合して、被固定部材を締付け固定する頭部付きビスと、そのビスと前記被固定部材の間に介在されるワッシャが備えられ、
前記ビスの頭部と前記ワッシャのいずれか一方の側に第一の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第一の凹部、切欠き若しくは通孔がそれぞれ形成され、且つ、前記ワッシャと前記被固定部材のいずれか一方の側に第二の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第二の凹部、切欠き若しくは通孔がそれぞれ形成され、
加えて、前記メネジに前記ビスを螺合して、前記被固定部材を締付け固定する位置を取る際に、前記第一の突起部が前記第一の凹部、切欠き若しくは通孔と嵌合し、且つ、前記第二の突起部が前記第二の凹部、切欠き若しくは通孔と嵌合するように構成されてなる部材のネジ固定構成である。
その詳細な構成は、メネジと、そのメネジに螺合して、被固定部材を締付け固定する頭部付きビスと、そのビスと前記被固定部材の間に介在されるワッシャが備えられ、
前記ビスの頭部と前記ワッシャのいずれか一方の側に第一の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第一の凹部、切欠き若しくは通孔がそれぞれ形成され、且つ、前記ワッシャと前記被固定部材のいずれか一方の側に第二の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第二の凹部、切欠き若しくは通孔がそれぞれ形成され、
加えて、前記メネジに前記ビスを螺合して、前記被固定部材を締付け固定する位置を取る際に、前記第一の突起部が前記第一の凹部、切欠き若しくは通孔と嵌合し、且つ、前記第二の突起部が前記第二の凹部、切欠き若しくは通孔と嵌合するように構成されてなる部材のネジ固定構成である。
ここで、上述した「前記ビスの頭部と前記ワッシャのいずれか一方の側に第一の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第一の凹部、切欠き若しくは通孔がそれぞれ形成され」のより具体的な構成は、ビスの頭部に軸線方向に突出した砲弾形状の突起部を、ワッシャにすり鉢形状の凹部をそれぞれ形成した組み合わせ、ビスの頭部に半径方向に伸び断面が三角形状の切欠きを、ワッシャに軸線方向に突出する砲弾形状の突起部をそれぞれ形成した組み合わせ等が挙げられる。
上述した「前記ワッシャと前記被固定部材のいずれか一方の側に第二の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第二の凹部若しくは通孔がそれぞれ形成され」のより具体的な構成は、ワッシャに軸線方向に突出した砲弾形状の突起部を、被固定部材に軸線と垂直な面において円弧形状の凹部をそれぞれ形成した組み合わせ、ワッシャに半径方向に伸び断面が三角形状の切欠きを、被固定部材に軸線方向に突出する砲弾形状の突起部をそれぞれ形成した組み合わせ等が挙げられる。
これらの組み合わせは、製造加工の容易性、他の部材との配設位置関係等で適宜選択するのが望ましい。
上述した「前記ワッシャと前記被固定部材のいずれか一方の側に第二の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第二の凹部若しくは通孔がそれぞれ形成され」のより具体的な構成は、ワッシャに軸線方向に突出した砲弾形状の突起部を、被固定部材に軸線と垂直な面において円弧形状の凹部をそれぞれ形成した組み合わせ、ワッシャに半径方向に伸び断面が三角形状の切欠きを、被固定部材に軸線方向に突出する砲弾形状の突起部をそれぞれ形成した組み合わせ等が挙げられる。
これらの組み合わせは、製造加工の容易性、他の部材との配設位置関係等で適宜選択するのが望ましい。
又、メネジは具体的に、ナット、マウント材の側に形成されたメネジ部、マウント材と一体化されたナット或いは鬼目ナット等が挙げられる。
ここで、第一の突起部が第一の凹部、切欠き若しくは通孔に嵌合すると、ビスの頭部とワッシャは係止し合い、且つ、第二の突起部が第二の凹部、切欠き若しくは通孔に嵌合すると、ワッシャと被固定部材は係止し合うことになる。
ここで、第一の突起部が第一の凹部、切欠き若しくは通孔に嵌合すると、ビスの頭部とワッシャは係止し合い、且つ、第二の突起部が第二の凹部、切欠き若しくは通孔に嵌合すると、ワッシャと被固定部材は係止し合うことになる。
この発明は、ビスをメネジに螺合締付けして被固定部材をマウント部材に締付け固定する位置を取ると、第一の突起部が第一の凹部、切欠き若しくは通孔に嵌合してビスの頭部とワッシャは係止し合い、且つ、第二の突起部が第二の凹部、切欠き若しくは通孔に嵌合してワッシャと被固定部材は係止し合うので、ビスはワッシャを介して被固定部材と一体化して係止の状態が得られ、ビスは被固定部材に対して螺合解除のための回転が生じないことより、部材の製造が簡便で、締付け状態が保持され緩みの生じない部材のネジ固定構成である。
この発明を、以下において、図面と共に実施するための最良の形態に基づき詳述する。しかし、この形態によって、この発明が限定されるものではない。
ネジ固定構成1は、マウント材2に被固定部材(部材)であるスピーカ3を取付け固定する場合の使用である。
ネジ固定構成1は、マウント材2に被固定部材(部材)であるスピーカ3を取付け固定する場合の使用である。
部材のネジ固定構成1では、図1及び図2に示すように、マウント材2と、スピーカ3と、ビス4と、ワッシャ5及び鬼目ナット6が備えられている。
マウント材2は、スピーカ3が取付け固定される部材である。マウント材2の裏面の側には、鬼目ナット6を収納固定する円筒形状の凹部7が形成され、且つ、ビス4が挿通する通孔8が凹部7と軸線をほぼ共通して開設されている。
マウント材2は、スピーカ3が取付け固定される部材である。マウント材2の裏面の側には、鬼目ナット6を収納固定する円筒形状の凹部7が形成され、且つ、ビス4が挿通する通孔8が凹部7と軸線をほぼ共通して開設されている。
図面には、スピーカ3のフレームの被固定部9の部分が示されている。
スピーカ3は、スピーカ振動板(図示省略)を中心にほぼ正方形を構成するように、前記フレームに4個の被固定部9が設けられている。他の3個の被固定部9も面一に位置して、図1及び図2に示すと同じように、マウント材2に取付固定されるものである。
スピーカ3は、スピーカ振動板(図示省略)を中心にほぼ正方形を構成するように、前記フレームに4個の被固定部9が設けられている。他の3個の被固定部9も面一に位置して、図1及び図2に示すと同じように、マウント材2に取付固定されるものである。
被固定部9には、ビス4が挿通する通孔10が開設されている。
被固定部9の上面、つまり、ビス4と当接し合う面には通孔10の軸線を中心にほぼ円弧状で断面が三角形状の凹部11が形成されている。
被固定部9の上面、つまり、ビス4と当接し合う面には通孔10の軸線を中心にほぼ円弧状で断面が三角形状の凹部11が形成されている。
ワッシャ5の凹部11の対向する部位に、凹部11と嵌合し得る突起部12が形成されている。突起部12は、ワッシャ5の軸線方向に突出し、ほぼ砲弾形状をしている。
ワッシャ5の軸線を挟んで突起部12とほぼ反対の部位の上面に、円錐状に窪んでほぼすり鉢形状の凹部13が形成されている。
ワッシャ5の軸線を挟んで突起部12とほぼ反対の部位の上面に、円錐状に窪んでほぼすり鉢形状の凹部13が形成されている。
ビス4は、鬼目ナット6と螺合するものである。
ビス4の頭部14の凹部13と対応する部位には、凹部13と嵌合し得る突起部15が形成されている。
尚、ビス4の頭部14の天面には、ビス4を回転させるさいにプラスドライバーが嵌合する十字溝(図示省略)が切られている。
ビス4の頭部14の凹部13と対応する部位には、凹部13と嵌合し得る突起部15が形成されている。
尚、ビス4の頭部14の天面には、ビス4を回転させるさいにプラスドライバーが嵌合する十字溝(図示省略)が切られている。
部材のネジ固定構成1は、上述したように構成されている。以下において、その機能を説明する。
ユーザーは、鬼目ナット6をマウント材2の裏面側の凹部7に軸線を合わせて押し込み、更に、木槌を用いてフランジ(図示省略)まで押し入れる。
ユーザーは、鬼目ナット6をマウント材2の裏面側の凹部7に軸線を合わせて押し込み、更に、木槌を用いてフランジ(図示省略)まで押し入れる。
マウント材2の通孔8にスピーカ3の前記フレームの被固定部9の通孔10の位置を合わせて、被固定部9をマウント材2に載置する。
続いて、ワッシャ5が挿通されたビス4を鬼目ナット6のメネジ部(図示省略)に螺合させ、更に、プラスドライバを用いて螺合を続ける。
続いて、ワッシャ5が挿通されたビス4を鬼目ナット6のメネジ部(図示省略)に螺合させ、更に、プラスドライバを用いて螺合を続ける。
ビス4と鬼目ナット6との螺合が締付け固定する位置となる少し手間で、ユーザーは、ビス4の突起部15がワッシャ5の凹部13に嵌合していることを確認する。嵌合していない場合には、ビス4に対してワッシャ5を回転させて嵌合の位置を取らせる。
ここで、ユーザーは、鬼目ナット6に対してビス4を回転させて螺合を続けて締付け固定となる位置に到ると、ワッシャ5の突起部12は被固定部9に形成されている凹部11に嵌合される位置を取る。
ここで、ユーザーは、鬼目ナット6に対してビス4を回転させて螺合を続けて締付け固定となる位置に到ると、ワッシャ5の突起部12は被固定部9に形成されている凹部11に嵌合される位置を取る。
ここで、ユーザーはマウント材2に対するスピーカ3の取付け固定の作業を終える。
同様にして、スピーカ3の残り3個の被固定部9についても、ビス4の突起部15がワッシャ5の凹部13に嵌合していることを確認し、ビス4を鬼目ナット6に対して螺合して行くと締付け固定の位置に到ると、ワッシャ5の突起部12は被固定部9に形成されている凹部11に嵌合される位置を取る(図2を参照)。
同様にして、スピーカ3の残り3個の被固定部9についても、ビス4の突起部15がワッシャ5の凹部13に嵌合していることを確認し、ビス4を鬼目ナット6に対して螺合して行くと締付け固定の位置に到ると、ワッシャ5の突起部12は被固定部9に形成されている凹部11に嵌合される位置を取る(図2を参照)。
ここで、スピーカ3は、マウント部材に2に取付固定された状態となる。
この状態で、スピーカ3に配線を行い音声出力のための電流を送って出力させると、スピーカ3は前記スピーカ振動板が前記電流に対応して振動を生じ、音声を出力する。
この状態で、スピーカ3に配線を行い音声出力のための電流を送って出力させると、スピーカ3は前記スピーカ振動板が前記電流に対応して振動を生じ、音声を出力する。
このスピーカ振動板の振動及び音声の共鳴による振動によって、マウント材2に振動が生じる。斯かる振動は、前記フレームを介してスピーカ3を取付け固定しているビス2及び鬼目ナット6にも伝わって、その振動による力はビス2と鬼目ナット6との螺合を解除の方向に作用させる場合も生じる。
しかしながら、ビス4が上記のスピーカ3の前記フレームから振動による力を受け、ビス2が鬼目ナット6との螺合を解除する方向に回転しようとすると、ビス4の突起部15とワッシャ3の凹部13が互いに係止し合っているので、前記螺合解除の方向の力はワッシャ5に伝わる。
続いて、ワッシャ5の突起部12とスピーカ3の凹部11は互いに係止し合っているので、前記螺合解除の方向の力はスピーカ3の前記フレームに伝わる。
続いて、ワッシャ5の突起部12とスピーカ3の凹部11は互いに係止し合っているので、前記螺合解除の方向の力はスピーカ3の前記フレームに伝わる。
従って、スピーカ3が振動することによって、ビス4に鬼目ナット6との螺合解除の力が作用すると、その螺合解除の力はスピーカ3の前記フレームに作用することになる。
しかし、スピーカ3の前記フレームは上述したように、マウント材2に4箇所で固定されているので、前記螺合解除の力に対してスピーカ3の前記フレームは応力を発生して共に回転することがない。
しかし、スピーカ3の前記フレームは上述したように、マウント材2に4箇所で固定されているので、前記螺合解除の力に対してスピーカ3の前記フレームは応力を発生して共に回転することがない。
従って、ビス4に作用する螺合解除の力は前記応力で相殺されて、螺合解除されることがないので、スピーカ3はマウント材2に取付固定された状態を保持することになり、結果的に、取付固定が解除されて緩んで行くといった状態は生じない。
又、部材のネジ固定構成1は、上述したように、スピーカ3つまり被固定部材とワッシャ5の間に係止の手段、及び、ワッシャ5とビス4の間に係止の手段をそれぞれ備えただけであり、簡単な構成であって製造加工も高い精度を必要とせず簡便である。
又、部材のネジ固定構成1は、上述したように、スピーカ3つまり被固定部材とワッシャ5の間に係止の手段、及び、ワッシャ5とビス4の間に係止の手段をそれぞれ備えただけであり、簡単な構成であって製造加工も高い精度を必要とせず簡便である。
図3に、この発明の他の実施するための最良の形態を示す。
部材のネジ固定構成1aは、ビス4aの頭部14aに切欠き15aを、切欠き15aに嵌合し得る突起部13aをワッシャ5aにそれぞれ設け、且つ、ワッシャ5aの裏面の側に切欠き12aを、切欠き12aと嵌合し合う突起部11aをスピーカ3aのフレーム(図示省略)にそれぞれ設けた構成になっている。
部材のネジ固定構成1aは、ビス4aの頭部14aに切欠き15aを、切欠き15aに嵌合し得る突起部13aをワッシャ5aにそれぞれ設け、且つ、ワッシャ5aの裏面の側に切欠き12aを、切欠き12aと嵌合し合う突起部11aをスピーカ3aのフレーム(図示省略)にそれぞれ設けた構成になっている。
又、突起部13aを切欠き15aに嵌合させた状態でビス4aを鬼目ナット6aに螺合させて、スピーカ3aがマウント部材2aに取付固定された位置を取った際には、切欠き12aが突起部11aに嵌合する状態になるように構成されている。
従って、部材のネジ固定構成1aは、部材のネジ固定構成1と同様に、ビス4aに螺合解除の力が作用してもスピーカ3aの前記フレームから応力が発生して相殺され、螺合解除されることがない。よって、スピーカ3aは、マウント材6aに取付固定の状態を維持することになる。
従って、部材のネジ固定構成1aは、部材のネジ固定構成1と同様に、ビス4aに螺合解除の力が作用してもスピーカ3aの前記フレームから応力が発生して相殺され、螺合解除されることがない。よって、スピーカ3aは、マウント材6aに取付固定の状態を維持することになる。
部材のネジ固定構成1において、凹部11,13は切欠き若しくは通孔でもよく、部材のネジ固定構成1aにおいて、切欠き12a,15aは凹部若しくは通孔でもよい。
又、部材のネジ固定構成1,1aにおいてそれぞれマウント材2,2aに鬼目ナット6,6aが嵌合装着される構成であるが、マウント材2,2aにメネジが形成される構成であってもよい。
又、部材のネジ固定構成1,1aにおいてそれぞれマウント材2,2aに鬼目ナット6,6aが嵌合装着される構成であるが、マウント材2,2aにメネジが形成される構成であってもよい。
1 : 部材のネジ固定構成
2 : マウント部材
3 : スピーカ
4 : ビス
5 : ワッシャ
6 : 鬼目ナット
11 : 凹部
12 : 突起部
13 : 凹部
15 : 突起部
2 : マウント部材
3 : スピーカ
4 : ビス
5 : ワッシャ
6 : 鬼目ナット
11 : 凹部
12 : 突起部
13 : 凹部
15 : 突起部
Claims (2)
- メネジと、そのメネジに螺合して、被固定部材を締付け固定する頭部付きビスと、そのビスと前記被固定部材の間に介在されるワッシャが備えられ、
前記ビスの頭部と前記ワッシャのいずれか一方の側に第一の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第一の凹部、切欠き若しくは通孔がそれぞれ形成され、且つ、前記ワッシャと前記被固定部材のいずれか一方の側に第二の突起部が、他方の側にその突起部を嵌合する第二の凹部、切欠き若しくは通孔がそれぞれ形成され、
加えて、前記メネジに前記ビスを螺合して、前記被固定部材を締付け固定する位置を取る際に、前記第一の突起部が前記第一の凹部、切欠き若しくは通孔と嵌合し、且つ、前記第二の突起部が前記第二の凹部、切欠き若しくは通孔と嵌合するように構成されてなる部材のネジ固定構成。 - メネジが、被固定部材を固定するマウント部材に取付固定された鬼目ナットである請求項1に記載の部材のネジ固定構成。
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
CN102619849A (zh) * | 2012-04-16 | 2012-08-01 | 江苏银河电子股份有限公司 | 一种螺母及基于该螺母的固定结构 |
JP2014020525A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Kayaba Ind Co Ltd | ねじ緩み止め構造 |
-
2006
- 2006-11-10 JP JP2006304656A patent/JP2008121753A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014020525A (ja) * | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Kayaba Ind Co Ltd | ねじ緩み止め構造 |
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