JP2008121294A - フロントローダ - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントローダのブームが邪魔になるようなこともなく、燃料容器から燃料を楽に燃料供給口から供給できるようにする。
【解決手段】トラクタにフロントローダが装着され、フロントローダは、トラクタ車体の左右両側に設けた取付フレームと、取付フレームに上下揺動自在に枢支したブームと、ブームの先端側に揺動自在に連結した作業具とを備え、トラクタ車体の前部にボンネットが設けられ、ボンネットの上面側に燃料供給口が設けられ、ボンネットの側方に前記フロントローダのブームが配置されたローダ作業機において、
ブームに燃料容器を載置する容器載置台が設けられ、容器載置台は、ブームに、燃料容器を載置可能な水平状態で燃料供給口に接近可能に支持されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、トラクタ車体にフロントローダが装着されたローダ作業機の燃料供給装置に関するものである。
トラクタには、トラクタ車体の前部にボンネットが設けられ、ボンネット内に燃料タンクが収納され、燃料タンクに燃料供給口が上方突設されて、燃料供給口がボンネットの上面から突出されたものがある(例えば、特許文献1〜3)。また、この種の従来のトラクタには、トラクタ車体の左右両側に設けた取付フレームと、取付フレームの上端側に上下揺動自在に枢支したブームと、ブームの先端側に揺動自在に連結した作業具とを備えたフロントローダが装着されたフロントローダ付きトラクタ(ローダ作業機)がある(例えば、特許文献4〜7)。
特開平3−292274号公報 特開平3−292275号公報 特開平9−207829号公報 特開2006−257682号公報 特開2006−77473号公報 特開2006−27480号公報 特開2005−282101号公報
従って、従来のフロントローダ付きトラクタでは、トラクタの燃料供給時にトラクタのボンネット上に燃料容器であるポリ容器を置いたり、ポリ容器を持ち上げたままで燃料供給口から燃料を供給していた。しかし、特にフロントローダ付きトラクタの場合、20Kg程度になる重いポリ容器を、フロントローダのブームを超して燃料給油口付近まで持ち上げて燃料を供給することは、フロントローダのブームが邪魔になることもあって、非常に面倒であった。
なお、従来のトラクタには、燃料供給用の電動ポンプを用いてポリ容器からボンネット上面側の燃料供給口に燃料を供給するようにしたものもある(例えば、特許文献3)が、この場合、電源ポンプを常備しておく必要があるし、コンセントや電池等の電源も必要となり、不便な面もあった。
本発明は、前記問題点に鑑みて、ローダ作業機において、フロントローダのブームが邪魔になるようなこともなく、燃料容器から燃料を楽に燃料供給口から供給できるようにしたものである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、トラクタにフロントローダが装着され、フロントローダは、トラクタ車体の左右両側に設けた取付フレームと、取付フレームに上下揺動自在に枢支したブームと、ブームの先端側に揺動自在に連結した作業具とを備え、トラクタ車体の前部にボンネットが設けられ、ボンネットの上面側に燃料供給口が設けられ、ボンネットの側方に前記フロントローダのブームが配置されたローダ作業機において、
ブームに燃料容器を載置する容器載置台が設けられ、容器載置台は、ブームに、燃料容器を載置可能な水平状態で燃料供給口に接近可能に支持されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記容器載置台は、ブーム側に納められる収納姿勢と、燃料容器を載置して該燃料容器により燃料供給口から燃料が供給可能になる給油姿勢とに姿勢変更自在とされている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記収納姿勢のときに、容器載置台がブームとトラクタ車体の間に縦向きに配置されるようにした点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記収納姿勢のときに、容器載置台がブームの外側に縦向きに配置されるようにした点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記容器載置台は、トラクタ車体の側方で昇降自在になるように、ブームに支持され、ブームシリンダ又は作業具シリンダの伸縮動作に連動して容器載置台が昇降するように構成されている点にある。
本発明によれば、ブームに設けた容器載置台に燃料容器を載置して、燃料容器を燃料供給口に簡単に接近して配置することができ、燃料容器をフロントローダのブームが邪魔になるようなこともなく、燃料容器から燃料を楽に燃料供給口から供給できるようになる。
以下、本発明に係る実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明を適用したフロントローダ付きトラクタ(ローダ作業機)の実施形態を示すものである。図1及び図2において、トラクタ1の前部にフロントローダ3を装着している。
トラクタ1はトラクタ車体2と左右一対の前後輪4,5を有すると共に、前部にエンジン、ラジエータ等を覆うボンネット6が設けられている。
フロントローダ3は、左右一対の取付フレーム7と、左右一対のブーム8と、バケット等の作業具9とから主構成されている。
左右一対の取付フレーム7は、それぞれトラクタ車体2から左右方向外方に突設された支持台10と、支持台10の左右方向外端部に上方突出状に取り付けられたメインフレーム11と、メインフレーム11に上方突出状でかつ着脱可能に取り付けられたサイドフレーム12とで構成されており、これらは、トラクタ車体2の左右両側に設置されている。左右の取付フレーム7の各サイドフレーム12に取付片15が上方突設され、左右の取付フレーム7(サイドフレーム12)の上端側が取付片15を介して連結部材16により左右に連結されている。
トラクタ車体2は、前方側にエンジン(図示省略)が連結され、後方には、クラッチハウジング、ミッションケース13、後輪デフ装置が順次連結されている。
フロントローダ3のブーム8は、その基端側(後端側)が一対のサイドフレーム12の上部に左右方向の支軸22廻りに回動自在に枢支連結されていて上下揺動自在とされている。
また、ブーム8の長手方向中途部と、左右各サイドフレーム12の上下方向中途部とにわたって複動式油圧シリンダからなるブームシリンダ17が介装され、この左右ブームシリンダ17の伸縮によってブーム8が上下に揺動可能とされている。
また、作業具9の背面下部には、ブーム1の先端側(前端側)が支軸23廻りに揺動自在に枢支連結されている。作業具9の背面とブーム8の先端付近との間には、2つ折れ屈伸リンク24,25の端部が支軸26,27廻りに回動自在に連結されている。また、ブーム8の長手方向中途部上面と2つ折れ屈伸リンク24,25の中間連結点との間には複動式油圧シリンダからなる作業具シリンダ(バケットシリンダ)29が介装されている。この作業具シリンダ29の伸縮によって作業具9が揺動可能(スクイ・ダンプ動作可能)とされている。
ブーム8の先端側下面には、スタンド33が取り付けられている。このスタンド33は、フロントローダ3がトラクタ1から切り離されるときに、作業具9を接地させた状態でブーム8を支えて自立保持させるためのものである。
トラクタ車体2の後部左右両側には、後輪5の内側を覆う後輪フェンダ35がそれぞれ設けられ、これら左右一対の後輪フェンダ35の間には運転席が配備されている。運転席の前方にはステアリングハンドル37を含む操縦部39が配備されている。
ボンネット6内に燃料タンク43が収納され、燃料タンク43の燃料供給口44はタンク本体から上方突出されて、ボンネット6の後端部上面から上方に突出され、燃料供給口44にはキャップ45が着脱自在に装着されている。なお、燃料供給口44はボンネット6上面の左右方向中央から左右方向の一方にずれた位置に配置されている。
図3〜図5において、右側のブーム8の基端側中途部に、図10及び図11に示す燃料容器(ポリ容器)47を載置する容器載置台48が設けられている。右側のブーム8の外側面に保持筒体49が取付部材46を介してボルト等の固定具や溶接等により固着され、保持筒体49にL字状の支持杆50が保持されている。支持杆50は、縦支持部51と縦支持部51から前方突出した横支持部52とを備え、縦支持部51が保持筒体49に縦軸廻りに回動自在に挿通保持されている。縦支持部51の下端部にバネ受け53が外嵌され、止めピン55により抜け止めされている。縦支持部51のバネ受け53と保持筒体49との間にバネ54が外嵌され、バネ54は保持筒体49に対して支持杆50を下方に付勢している。
保持筒体49の上端部に円弧状の係止凹部57が形成され、支持杆50の縦支持部51の中途部に係合ピン58が突設されており、係合ピン58の係止凹部57への係合により、容器載置台48がブーム8の左右方向外方側に揺動した状態で、支持杆50の縦軸廻りの回動を位置決め固定するように構成されている。
支持杆50の横支持部52に、支持筒61を介して容器載置台48が前後方向の横軸廻りに回動自在に支持されている。容器載置台48に支持筒61が固着され、支持筒61は横支持部52に回動自在に外嵌されている。
横支持部52に回動規制片63が外方突設され、支持筒61に回動規制板64が突設されており、回動規制片63に1つの挿通孔65が設けられ、回動規制板64に、挿通孔65に対応して第1位置決め孔66と第2位置決め孔67とが設けられている。また、支持杆50の横支持部52の前端部にバネ受け71が外嵌され、バネ受け71は横支持部52に挿通した止めピン72により抜け止めされている。横支持部52の支持筒61とバネ受け71との間にバネ73が外嵌され、バネ73は支持杆50の横支持部52に対して支持筒61乃至容器載置台48を後方に付勢している。
而して、支持筒61乃至回動規制板64を横支持部52に対して横軸廻りに回動調整して、第1位置決め孔66と挿通孔65とを一致させて、止めピン69を第1位置決め孔66及び挿通孔65に挿通することにより、図3〜図5に実線で示す如く容器載置台48は右側のブーム8の外側面に沿った縦方向に配置されて、容器載置台48はブーム8の外側面側に納められる収納姿勢Aとなる。また、支持筒61乃至回動規制板64を横支持部52に対して横軸廻りに回動調整して、第2位置決め孔67と挿通孔65とを一致させて、止めピン69を第2位置決め孔67及び挿通孔65に挿通することにより、図4及び図5に鎖線で示す如く容器載置台48は燃料容器47を載置可能な水平状態で右側のブーム8の上側から左右方向内方に突出した給油姿勢Bになるように構成されている。
そして、容器載置台48が給油姿勢Bのとき、支持杆50を保持筒体49に対して縦軸(縦支持部51)廻りに左右方向内方側(図2及び図4に示す矢印a方向)に回動することによって、容器載置台48は、燃料容器47を載置可能な水平状態でブーム8側からボンネット6上面の燃料供給口44に向けて接近するように構成されている。
従って、容器載置台48は、ブーム8側に納められる収納姿勢Aと、燃料容器47を載置して該燃料容器47により燃料供給口44から燃料が供給可能になる給油姿勢Bとに姿勢変更自在とされ、収納姿勢Aのときに、容器載置台48がブーム8の外側に縦向きに配置されるようになっている。
上記実施形態によれば、燃料供給口44から燃料タンク43に燃料を供給する場合、図1及び図3〜図5に実線で示す如く、燃料載置台48を収納姿勢Aにしてトラクタ車体2とブーム8との間に配置した状態から、止めピン69を第1位置決め孔66及び挿通孔65から取り外し、支持筒61乃至回動規制板64を横支持部52に対して横軸廻りに回動調整して、第2位置決め孔67と挿通孔65とを一致させて、止めピン69を第2位置決め孔67及び挿通孔65に挿通し、これにより、容器載置台48を水平状態となる給油姿勢Bにし、その後、容器載置台48に燃料容器47を載置して、支持杆50を保持筒体49に対して縦軸(縦支持部51)廻りに左右方向内方側(図2及び図4に示す矢印a方向)に回動することによって、容器載置台48を、燃料容器47を載置した状態(又は載置可能な状態)でブーム8側からボンネット6上面の燃料供給口44に向けて接近させることができ、燃料容器47の燃料を、燃料供給口44から燃料タンク43に高齢者等であっても楽に供給することができる。
また、燃料タンク43に燃料を供給した後は、支持杆50を保持筒体49に対して縦軸(縦支持部51)廻りに左右方向外方側(図2及び図4に示す矢印b方向)に回動することによって、容器載置台48を、図4に鎖線で示す如く給油姿勢Bの状態でブーム8の外側方に移動する。その後、支持筒61乃至回動規制板64を横支持部52に対して横軸廻りに回動調整して、第1位置決め孔66と挿通孔65とを一致させて、止めピン69を第1位置決め孔66及び挿通孔65に挿通することにより、容器載置台48をブーム8の外側面に沿った縦方向に配置(収納姿勢Aに)すればよい。従って、容器載置台48を簡単にローダ作業等の邪魔にならないようにブーム8の外側面側にコンパクトに収納することができる。
図6〜図9は他の実施形態を示し、ブーム8の内側面に保持筒体49が取付部材46を介して固着され、支持杆50の縦支持部51及び保持筒体49が上下方向に長く形成されている。支持杆50の縦支持部51は保持筒体49に上下摺動自在に挿通されて、容器載置台48が収納姿勢Aのときに、容器載置台48がブーム8とトラクタ車体8の間に縦向きに配置されるようになっている。
保持筒体49の上端部に係止凹部57が形成されると共に、保持筒体49の下部側の中途部に係止凹部57に対応して係止孔77が設けられている。保持筒部49の内周面に、係止凹部57から係止孔77に亘って上下方向の案内凹部78が設けられている。図9に示すように、縦支持部51の上下方向中途部に、小径孔部79aと大径孔部79bとを有する保持孔79が左右方向に設けられ、保持孔79に大径部81bを有する係合ピン81が外側方に出退自在に保持され、係合ピン81は保持孔79に収納したバネ82により外側方に突出するように付勢されて、案内凹部78に上下摺動自在に係合されている。縦支持部51の保持孔79の左右方向内端部に栓体83が嵌合固着されて、縦支持部51の保持孔79の方向内端部は栓体83で塞がれている。
而して、保持筒体49に対して支持杆50を上方に摺動したとき、係合ピン81が案内凹部78から上方に外れて外側方に突出することにより、係止凹部57に上側から係合し、これにより、図7に鎖線で示す如く支持杆50の横支持部52及び容器載置台48の大部分がブーム8の上面から突出した上方摺動位置で、支持杆50が上下摺動しないように位置決めされ、保持筒体49に対して支持杆50を下方に摺動すると、係合ピン81が案内凹部78から下方に外れて係止孔77に係合し、これにより、図7に実線で示すように支持杆50及び容器載置台48の大部分がブーム8上面よりも下方に後退する下方摺動位置で、支持杆50が上下摺動しないように位置決めされるように構成されている。
従って、容器載置台48を収納姿勢Aにセットした後に、支持杆50及び容器載置台48を下方摺動位置に摺動させることにより、容器載置台48がブーム8とトラクタ車体2の間に縦向きにコンパクトに配置される。また、容器載置台48を収納姿勢Aにセットした状態で、支持杆50及び容器載置台48を上方摺動位置に摺動させた後に、容器載置台48を支持杆50の横支持部52廻りに回動して、容器載置台48を給油姿勢Bにセットすることができる。このとき、前記実施の形態の場合と同様に、支持杆50を保持筒体49に対して縦軸(縦支持部51)廻りに左右方向内方側に回動することによって、容器載置台48は、燃料容器47を載置可能な水平状態でブーム8側からボンネット6上面の燃料供給口44に向けて接近するように構成されている。その他の点は前記図1〜図5の実施の形態の場合と同様の構成である。
上記実施の形態によれば、燃料供給口44から燃料タンク43に燃料を供給する場合、図6〜図8に実線で示す如く、容器載置台48がブーム8とトラクタ車体8の間に縦向き(収納姿勢A)に配置した状態から、まず、係合ピン81を内方に後退させた後、支持杆50を保持筒体49に対して上方に摺動させて、係合ピン81を係止凹部57に上側から係合し、これにより、図7に鎖線で示す如く支持杆50の横支持部52及び容器載置台48の大部分がブーム8の上面から突出した上方摺動状態にする。その後、前記実施の形態の場合と同様に、止めピン69を第1位置決め孔66及び挿通孔65から取り外し、支持筒61乃至回動規制板64を横支持部52に対して横軸廻りに回動調整して、第2位置決め孔67と挿通孔65とを一致させて、止めピン69を第2位置決め孔67及び挿通孔65に挿通し、これにより、容器載置台48を水平状態となる給油姿勢Bにし、その後、容器載置台48に燃料容器47を載置して、支持杆50を保持筒体49に対して縦軸(縦支持部51)廻りに左右方向内方側に回動することによって、容器載置台48を、燃料容器47を載置した状態(又は載置可能な状態)でブーム8側からボンネット6上面の燃料供給口44に向けて接近させることができ、燃料容器47の燃料を、燃料供給口44から燃料タンク43に楽に供給することができる。
また、燃料タンク43に燃料を供給した後は、支持杆50を保持筒体49に対して縦軸(縦支持部51)廻りに左右方向外方側に回動することによって、容器載置台48を、ブーム8側に移動にする。その後、支持筒61乃至回動規制板64を横支持部52に対して横軸廻りに回動調整して、第1位置決め孔66と挿通孔65とを一致させて、止めピン69を第1位置決め孔66及び挿通孔65に挿通することにより、容器載置台48をブーム8とトラクタ車体8の間に縦向き(収納姿勢A)に配置し、さらに、係合ピン81を内方に後退させた後、支持杆50を保持筒体49に対して下方に摺動させて、係合ピン81を係止孔77に係合すればよく、図6〜図8に実線で示す如く、容器載置台48がブーム8とトラクタ車体8の間に縦向き(収納姿勢A)に配置された状態になる。従って、容器載置台48をローダ作業との邪魔にならないようにブーム8とトラクタ車体8の間にコンパクトに収納することができる。
図10〜図14は他の実施形態を示し、左側のブーム8に平行リンク85が設けられ、平行リンク85により容器載置台48が左側のブーム8に昇降自在に支持されている。平行リンク85は前リンク86と後リンク87とを備え、前リンク86及び後リンク87は、左側のブーム8の外側方であって左側の前輪4の外側方に配置され、前リンク86の上端部はブーム8に左右方向の支軸89廻りに揺動自在に枢支され、後リンク87の上端部は左右方向の支軸90廻りに揺動自在に枢支され、前リンク86と後リンク87との下端部間に容器載置台48が連結されている。
平行リンク85の前リンク86に連結片93が上方突設され、連結片93の上端部が作業具9の屈伸リンク25の中途部に連結杆94により連結されている。これにより、作業具シリンダ29の伸縮動作に連動して容器載置台48が昇降するように構成されている。即ち、作業具シリンダ29を伸長させることにより、前リンク86が支軸89廻りに後方に揺動すると共に、後リンク87が支軸90廻りに後方に揺動し、容器載置台48がボンネット6上面よりも上昇するようになっている。また、作業具シリンダ29を縮小させることにより、前リンク86が支軸89廻りに前方に揺動すると共に、後リンク87が支軸90廻りに前方に揺動して、容器載置台48がボンネット6上面よりも下降するようになっている。
また、連結杆94の前端部は、屈曲リンク25の中途部に代えて、屈曲リンクの25の支軸27部分に連結可能とされており、図12に示すように、連結杆94の前端部を屈曲リンクの25の支軸27部分に連結することによって、前リンク86を支軸89廻りに後方に揺動させると共に、後リンク87を支軸90廻りに後方に揺動させて、容器載置台48を上昇させた収納状態で、平行リンク85をブーム8に対して固定できるようになっている。
図13及び図14において、容器載置台48の前部は前取付片96を介して前リンク86の下端部に左右方向の支軸97廻りに回動自在に連結され、容器載置台48の後部は後取付片98を介して後リンク87の下端部に左右方向の支軸99廻りに回動自在に連結されている。
容器載置台48は、基部板101と揺動板102とを有し、基部板101は前取付片96及び後取付片98の水平部に載置固定され、揺動板102は、基部板101の支持筒部103及び揺動板102の支持筒部104を介して前後方向の支持軸105廻りに揺動自在に連結されている。揺動板102は基部板101に対して支持軸105等に設けた図示省略のバネにより支持軸105廻りに図14に示す矢印d方向に付勢されている。
容器載置台48と前取付片96との間に、揺動板102の支持軸105廻りの揺動を規制する揺動揺動規制機構107が設けられている。揺動規制機構107は、揺動板102に設けた案内板108と、前取付片96に突出片110を介して左右方向に支軸111廻りに回動自在に設けた規制杆112とを備え、案内板108にS字状の案内溝113が設けられ、規制杆112の揺動端部に左右方向に屈曲した係合部115が設けられ、この係合部115が案内板108の案内溝113に沿って摺動自在に係合されている。これにより、揺動板102を支持軸105廻りに下方揺動して規制杆112の係合部115を案内溝113の前又は下側の一端部に係合することにより、容器載置台48をその揺動板102を縦方向に垂下した(容器載置台48の大部分がブーム8の外側方で縦向きに配置されることによってブーム2側に納められる)収納姿勢Aに保持でき、揺動板102を支持杆50廻りに上方揺動して規制杆112の係合部115を案内溝113の後又は上側の他端部に係合することにより、容器載置台48をその揺動板102が基部板101に連続する水平状態になる(容器載置台48の全体が水平状態になる)給油姿勢Bに保持できるように構成されている。
上記実施形態によれば、燃料供給口44から燃料タンク43に燃料を供給する場合、図12に示すように容器載置台48を収納姿勢Aに保持した状態から、図10又は図11に示すように、連結杆94の前端部を、屈曲リンクの25の支軸27部分に代えて、屈曲リンク25の中途部に連結すると共に、揺動板102を支持杆50廻りに上方揺動して規制杆112の係合部115を案内溝113の後又は上側の他端部に係合することにより、図14に鎖線で示すように、容器載置台48をその揺動板102が基部板101に連続する水平状態になる給油姿勢Bに保持し、この状態で、作業具シリンダ29を縮小させることにより、図10に示すように、前リンク86を支軸89廻りに前方に揺動させると共に、後リンク87を支軸90廻りに前方に揺動させて、容器載置台48をボンネット6上面よりも下降させる。その後、下降した状態の容器載置台48に燃料容器47を載置する。次に、作業具シリンダ29を伸長させることにより、図11に示すように、前リンク86を支軸89廻りに後方に揺動させると共に、後リンク87を支軸90廻りに後方に揺動させて、容器載置台48をボンネット6上面よりも上昇させればよい。従って、燃料容器47を載置した容器載置台48をボンネット6上面の燃料供給口44に向けて接近させることができ、燃料容器47の燃料を燃料供給口44から燃料タンク43に楽に供給することができる。
また、燃料タンク43に燃料を供給した後は、図12に示すように、連結杆94の前端部を屈曲リンクの25の支軸27部分に連結すればよい。これによって、前リンク86が支軸89廻りに後方に揺動させると共に、後リンク87が支軸90廻りに後方に揺動させて、容器載置台48を上昇させた状態で、平行リンク85をブーム8に対して固定することができる。また、揺動板102を支持軸105廻りに下方揺動して規制杆112の係合部115を案内溝113の前又は下側の一端部に係合すればよい。これによって、容器載置台48をその揺動板102を縦方向に垂下した収納姿勢Aに保持することができる。従って、容器載置台48を簡単にローダ作業の邪魔にならないようにブーム8の外側面側にコンパクトに収納することができる。
なお、前記図10〜図14の実施形態では、連結杆94によって、前リンク86に上方突設した連結片93を、屈伸リンク25の中途部に連結することにより、作業具シリンダ29の伸縮動作に連動して容器載置台48が昇降するように構成されているが、これに代え、平行リンク85を連結杆等を介してブームシリンダ17に連結することにより、ブームシリンダ17の伸縮動作に連動して容器載置台48が昇降するように構成してもよい。
前記図10〜図14の実施形態では、容器載置台48を、平行リンク85を使用して、トラクタ車体2の側方で昇降自在になるようにブーム8に支持しているが、これに代え、平行リンク85以外の昇降機構によって、容器載置台48をトラクタ車体2の側方で昇降自在になるように支持するようにしてもよい。
本発明は、トラクタの前部にフロントローダが装着されたローダ作業機に利用することができる。
本発明の一実施形態を示すローダ作業機の側面図である。 同ローダ作業機の平面図である。 同燃料供給装置部分の側面図である。 同燃料供給装置部分の平面図である。 同図3のA−A線断面図である。 他の実施形態を示すローダ作業機の平面図である。 同燃料供給装置部分の左側面図である。 同図7のB−B線断面図である。 同図8のC−C線断面図である。 他の実施形態を示すローダ作業機の側面図である。 同容器載置台を上昇させた状態のローダ作業機の側面図である。 同容器載置台を収納した状態のローダ作業機の側面図である。 同容器載置台部分の側面図である。 同容器載置台部分の背面図である。
符号の説明
1 トラクタ
2 トラクタ車体
3 フロントローダ
6 ボンネット
7 取付フレーム
8 ブーム8
9 作業具(バケット)
17 ブームシリンダ
29 作業具シリンダ
43 燃料タンク
44 燃料供給口
47 燃料容器
48 燃料載置台

Claims (5)

  1. トラクタ(1)にフロントローダ(3)が装着され、フロントローダ(3)は、トラクタ車体(2)の左右両側に設けた取付フレーム(7)と、取付フレーム(7)に上下揺動自在に枢支したブーム(8)と、ブーム(8)の先端側に揺動自在に連結した作業具(9)とを備え、トラクタ車体(2)の前部にボンネット(6)が設けられ、ボンネット(6)の上面側に燃料供給口(44)が設けられ、ボンネット(6)の側方に前記フロントローダ(3)のブーム(8)が配置されたローダ作業機において、
    ブーム(8)に燃料容器(47)を載置する容器載置台(48)が設けられ、容器載置台(48)は、ブーム(8)に、燃料容器(47)を載置可能な水平状態で燃料供給口(44)に接近可能に支持されていることを特徴とするローダ作業機の燃料供給装置。
  2. 前記容器載置台(48)は、ブーム(8)側に納められる収納姿勢(A)と、燃料容器(47)を載置して該燃料容器(47)により燃料供給口(44)から燃料が供給可能になる給油姿勢(B)とに姿勢変更自在とされていることを特徴とする請求項1に記載のローダ作業機の燃料供給装置。
  3. 前記収納姿勢(A)のときに、容器載置台(48)がブーム(8)とトラクタ車体(2)の間に縦向きに配置されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のローダ作業機の燃料供給装置。
  4. 前記収納姿勢(A)のときに、容器載置台(48)がブーム(8)の外側に縦向きに配置されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のローダ作業機の燃料供給装置。
  5. 前記容器載置台(48)は、トラクタ車体(2)の側方で昇降自在になるように、ブーム(8)に支持され、ブームシリンダ(17)又は作業具シリンダ(29)の伸縮動作に連動して容器載置台(48)が昇降するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のローダ作業機の燃料供給装置。
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