JP2008116651A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】現像剤を搬送しながら現像ローラに供給する供給スクリュ104を有する供給搬送路105と、現像ローラから現像終了後の現像剤を回収するとともに供給スクリュと同方向へ搬送する回収スクリュ107を有する回収搬送路108と、供給搬送路の余剰現像剤と回収搬送路の回収現像剤との供給を受け、これらを攪拌しながら供給スクリュと逆方向に搬送する攪拌スクリュ108を有する攪拌搬送路109とを備え、回収搬送路は攪拌搬送路の重力方向上方に位置し、回収現像剤を自然落下で攪拌搬送路に供給するものにおいて、回収現像剤供給開口部114が回収搬送路の下流にいくに従い広くなる。
【選択図】図1
Description
例えば、上記特許文献1や、特許文献2、特許文献3に開示される現像装置は、回収搬送路と攪拌搬送路が現像装置の下部に位置し、供給搬送路が現像装置の上部に位置するものであり、縦配置型と呼ばれるものである。この縦配置型の現像装置では、回収搬送路にて現像剤担持体から回収され、攪拌搬送路にて攪拌された現像剤を、上部に位置する供給搬送路へ持ち上げて供給する。このため、攪拌搬送路の最下流部で現像剤を滞留させて、攪拌開口部から攪拌搬送路の上部の供給搬送路に現像剤をオーバーフローさせている。このように縦配置型の現像装置では、攪拌搬送路の最下流部で現像剤を滞留させているので、上述のように現像剤や補給トナーが十分攪拌されないままに供給搬送路に受け渡され、供給搬送路から現像剤担持体に供給されてしまう虞がある。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、上記回収現像剤供給開口部の上流端部が狭く、下流端部が広い台形形状であることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の現像装置において、上記回収現像剤供給開口部は、上記現像剤が通過容易な大きさの開口を複数の配置したものであり、下流にいくに従い該開口の数を増やしたものであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1、2または3の現像装置において、上記余剰現像剤供給開口部は、上記供給搬送路の最下流部で上記攪拌搬送路との間の仕切り部材の下方で少なくとも上記現像剤攪拌搬送部材の中心軸より高さの低い部分を残して該仕切り部材に開口を設けたものであることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1、2、3または4の現像装置において、上記余剰現像剤開口部の開口幅を、上記現像剤攪拌搬送部材のスクリュピッチよりも狭くすることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1、2、3、4または5の現像装置において、上記供給搬送路を上記攪拌搬送路よりも上記現像剤供給搬送部材の高さの半分以内の範囲で高い位置に設けることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1、2、3、4、5または6の現像装置において、上記現像剤はトナーとキャリアからなる二成分現像剤であり、該キャリアは体積平均粒径が20〜60[μm]であることを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置において、上記現像剤はトナーとキャリアからなる二成分現像剤であり、該トナーは体積平均粒径が3〜8[μm]で、体積平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)が1.00〜1.40の範囲にあることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の現像装置において、上記トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、形状係数SF−2が100〜180の範囲にあることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8の現像装置において、上記トナーはトナー母体粒子表面に平均一次粒径が50〜500nmで、嵩密度が0.3g/cm3以上の微粒子を外添加して得られたトナーであることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の静電潜像をトナー像化する現像する現像手段と、該トナー像を非転写体に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、上記現像手段として請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の現像装置を用いることを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、請求項11の画像形成装置において、複数の像担持体と該像担持体上にそれぞれトナー像を形成する現像装置とを有する第一画像形成ユニット群と、該第一画像形成ユニット群の複数の像担持体上に形成されたトナー像を順次転写された第一重ね合わせトナー像を担持する第一トナー像担持ベルトとを有する第一画像ステーションと、複数の像担持体と該像担持体上にそれぞれトナー像を形成する現像装置とを有する第二画像形成ユニット群と、該第二画像形成ユニット群の複数の像担持体上に形成されたトナー像を順次転写された第二重ね合わせトナー像を担持する第二トナー像担持ベルトとを有する第二画像ステーションとを備え、該第一画像ステーションにより形成された該第一重ね合わせトナー像を第一トナー像担持ベルトより記録媒体の第一面に、該第二画像ステーションにより形成された該第二重ね合わせトナー像を該第二トナー像担持ベルトより記録体の第二面に、同時もしくは順次に転写する両面転写方式であることを特徴とするものである。
また、請求項13の発明は、請求項12の画像形成装置において、上記複数の現像装置に補給する各色トナーを貯蔵するトナー貯蔵部を備え、第一画像形成ユニットで使用されるトナーと第二画像形成ユニットで使用されるトナーは、同一の各色のトナー貯蔵部から供給することを特徴とするものである。
まず、本実施形態の画像形成装置に採用される現像装置について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置に採用される現像装置の概略構成図である。図1の現像装置5は、回転しながら感光体1の表面の潜像にトナーを供給し、現像する現像剤担持体としての現像ローラ103と、現像ローラ103に供給された現像剤を現像に適した厚さに規制する現像剤規制部材としての現像ドクタ112を備えている。また、現像部の上流部で現像ローラ103に現像剤を供給しながら図1の奥方向に現像剤を搬送する現像剤供給搬送部材としての供給スクリュ104を備えた供給搬送路105と、現像部の下流部で現像ローラ103から現像済みの現像剤を回収し、回収した回収現像剤を供給スクリュ104と同方向に搬送する現像剤回収搬送部材としての回収スクリュ106を備えた回収搬送路107とを備えている。また、供給搬送路105に並列して、現像剤攪拌搬送路である攪拌搬送路109を備えている。これらの供給搬送路105、回収搬送路107、攪拌搬送路109はいずれも現像ローラ103の下方に配置されている。攪拌搬送路109は、現像剤を攪拌しながら供給スクリュ104とは逆方向である図中手前側に搬送する現像剤攪拌搬送部材としての攪拌スクリュ108を備えている。この攪拌搬送路109の上方に回収搬送路7が配置されることになる。供給搬送路5と攪拌搬送路109とは仕切り部材としての第一仕切り壁110によって仕切られている。第一仕切り壁110の供給搬送路105と攪拌搬送路109とを仕切る箇所は図中手前側と奥側との両端は現像剤受け渡し用の開口部112,113となっており、供給搬送路109と攪拌搬送路109とが連通している。すなわち、第一仕切り壁110は、供給搬送路105と攪拌搬送路109の両端部の開口部以外の箇所を隔離している。また、供給搬送路105と回収搬送路107とは、仕切り部材としての第二仕切り壁111によって仕切られているが、第二仕切り壁111の供給搬送路105と回収搬送路107とを仕切る箇所には開口部を設けていない。また、攪拌搬送路109と上方に位置する回収搬送路107とは、第2二仕切り壁111によって仕切られているが、第二仕切り壁111の攪拌搬送路104と回収搬送路107とを仕切る箇所の図中奥側の下方にも現像剤受け渡し用の開口部を設けている。
供給スクリュ104:外径φ15、ピッチ25(1条)
回収スクリュ106:外径φ12、ピッチ20(2条)
撹拌スクリュ108:外径φ15、ピッチ25(1条)
キャリアは、体積平均粒径20〜60[μm]のものが好ましい。体積平均粒径が60[μm]以下の小粒径のキャリアを用いることで、現像能力を低下させることなく、汲み上げ量の低減をすることができる。これは、キャリア間の間隙が小さくなり現像領域における磁気ブラシがより緻密になり、少ない汲み上げ量で十分な現像が行えることによるものである。また、回収搬送路7における現像剤の搬送性が向上し、補給されるトナーの分散性の向上にも繋がる。一方、キャリアの平均粒径が60[μm]より大きいと、回収搬送路7で現像剤のオーバーフローがおきやすくなり、安定な現像剤循環が行えず、トナー濃度変動が生じてしまう。また20[μm]より小さいと、感光体1にキャリアが付着したり、現像装置からキャリアが飛散しやすくなるという不具合が発生する。キャリアの平均粒径測定については、マイクロトラック粒度分析計(日機装株式会社)のSRAタイプを使用し、0.7[μm]以上、125[μm]以下のレンジ設定で行うことができる。
コールターカウンター法によるトナー粒子の粒度分布の測定装置としては、コールターカウンターTA−IIやコールターマルチサイザーII(いずれもコールター社製)があげられる。以下に測定方法について述べる。
まず、電解水溶液100〜150ml中に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼンスルフォン酸塩)を0.1〜5ml加える。ここで、電解液とは1級塩化ナトリウムを用いて約1%NaCl水溶液を調製したもので、例えばISOTON−II(コールター社製)が使用できる。ここで、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁した電解液は、超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行ない、前記測定装置により、アパーチャーとして100[μm]アパーチャーを用いて、トナー粒子又はトナーの体積、個数を測定して、体積分布と個数分布を算出する。得られた分布から、トナーの重量平均粒径(D4)、個数平均粒径(D1)を求めることができる。チャンネルとしては、2.00〜2.52[μm]未満;2.52〜3.17[μm]未満;3.17〜4.00[μm]未満;4.00〜5.04[μm]未満;5.04〜6.35[μm]未満;6.35〜8.00[μm]未満;8.00〜10.08[μm]未満;10.08〜12.70[μm]未満;12.70〜16.00[μm]未満;16.00〜20.20[μm]未満;20.20〜25.40[μm]未満;25.40〜32.00[μm]未満;32.00〜40.30[μm]未満の13チャンネルを使用し、粒径2.00[μm]以上乃至40.30[μm]未満の粒子を対象とする。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4) ・・・式(1)
SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π) ・・・式(2)
SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。トナーの形状が球形に近くなると、トナー間の接触状態が点接触となるためにトナー同士の吸着力は弱まりしたがって流動性が高くなる。ゆえに現像剤の循環性が向上するとともに補給トナーの拡散性が向上する。また、トナーと感光体との接触状態が点接触になるために、トナーと感光体との吸着力も弱くなって、転写率は高くなり高画質化に寄与する。一方、形状係数SF−1、SF−2のいずれかが180を超えると、流動性が悪化し、剤循環性および補給トナーの拡散性が悪いために好ましくない。また転写率が低下するため好ましくない。
また,有機化合物の微粒子としては、熱可塑性樹脂でも熱硬化性樹脂でもよく、例えばビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ケイ素系樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、アニリン樹脂、アイオノマー樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。樹脂微粒子としては、上記の樹脂を2 種以上併用しても差し支えない。このうち好ましいのは、微細球状樹脂粒子の水性分散体が得られやすい点から、ビニル系樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂及びそれらの併用が好ましい。
ビニル系樹脂の具体的な例としては、ビニル系モノマーを単独重合また共重合したポリマーで、例えば、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、(メタ)アクリル酸−アクリル酸エステル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体等が挙げられる。
嵩密度(g/cm3)=微粒子量(g/100ml)÷100
この微粒子を、トナー表面に外添加し付着させる方法としては、トナー母体粒子と微粒子を各種の公知の混合装置を用いて、機械的に混合して付着させる方法や、液相中でトナー母体粒子と微粒子を界面活性剤などで均一に分散させ、付着処理後、乾燥させる方法などがある。
まず、上記の構成において、用紙Pの片面にフルカラー画像を形成する片面記録時の動作について説明する。片面記録の方法は基本的に2種類あって、選択が可能となっている。2種類のうちの一つは、第1像担持ベルト21に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する方法であり、他の方法は、第2像担持ベルト31に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する方法である。本実施の形態では画像形成装置100の構成から、第1像担持ベルト21に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する場合には、画像が用紙の上面に、第2像担持ベルト31に担持させた画像を用紙の片面に直接転写する場合には、画像が用紙の下面に形成される。記録するべきデータが複数の頁になるケースでは、排紙スタック部75上で頁が揃うように作像順序を制御するのが好都合である。最後の頁の画像データから順に記録して頁順を揃わせるよう、第1像担持ベルト21に画像を担持させた後、用紙に転写させる方法について説明する。
次に、用紙Pの両面に画像を形成する両面記録時の動作について説明する。画像形成装置に開始信号が入力されると、上記、片面記録の動作で説明した第1画像形成ユニット80Y,C、M,Kで順次形成する各色毎の画像を、第1像担持ベルト21に順次1次転写させ、第1の画像として担持させる工程とほぼ平行して、第2画像形成ユニット81Y,C、M,Kで順次形成する各色毎の画像を第2像担持ベルト31に順次1次転写させ、第2の画像として担持させる工程がおこなわれる。図5に示す構成なので、上記第1の画像と第2の画像が、用紙の搬送方向先端で位置的に合致するためには、第1の画像の形成開始より遅れて第2の画像の形成が開始される。また用紙はレジストローラ対45で静止と再送がおこなわれるので、その時間も見込んで給紙され、ジョガー44で整合される。レジストローラ対45は、タイミングをとって用紙を第1の2次転写手段である転写ローラ46と第1像担持ベルト21で構成された第1転写ステーションに搬送する。転写ローラ46にプラス極性の転写電流が印加され、第1像担持ベルトから用紙Pの片面(図では上面)に画像が転写される。このようにして片面に画像を有した用紙Pは、転写ローラ46の搬送作用により、引き続き第2二次転写手段たる転写チャージャ47のある第2転写ステーションに送られる。そしてチャージャにプラス極性の転写電流が印加されることにより、第2像担持ベルト31にあらかじめ担持されているフルカラーの第2の画像が、一括して用紙Pの下面に転写される。
また、回収開口部114を上流端部が狭く、下流端部が広い台形形状とする。これにより、回収開口部114を回収搬送路107の下流に行くに従い広くなる一体化した台形形状の受け渡し開口部とすることで、回収搬送路107から攪拌搬送路109への現像剤の受け渡しを簡易な方法で安定的に行うことができる。
また、現像剤の通過容易な大きさの1ミリから10ミリ程度の辺または径の方形又は円形の開口を複数の配置したものであり、下流になるにつれて開口の数を増やしたものである。このような形状にすることで、現像装置の大きさ及び現像剤容量などの現像装置の制約に応じた受け渡し量が設定可能である。
また、この現像装置5では、供給搬送路105から攪拌搬送路109に余剰開口部112を介して余剰現像剤を略水平方向に受け渡している。ここで、供給搬送路105の下流部では、現像ローラ103に供給されずに下流部まで搬送される余剰現像剤の量は少ない。一方、攪拌搬送路109の上流部では回収搬送路107から受け渡される現像剤が多量になったり、トナー補給が行われたりして、現像剤が多量になる。このため、攪拌搬送路109から余剰開口部12を介して現像剤が供給搬送路105に逆流してしまう虞がある。これを防止するために、余剰開口部112は、第1仕切り壁110の下方で少なくとも攪拌スクリュウ108の中心軸より高さの低い部分を残して、第1仕切り壁110の上部に開口を設けたものとする。このように、余剰開口部112下部の第1仕切り壁110を残すことで、攪拌搬送路109から余剰開口部112を介して現像剤が供給搬送路105に逆流することを防止する。これにより、安定的に現像剤の循環搬送ができるようにする。
また、余剰開口部112の開口幅を攪拌スクリュ108のスクリュウピッチよりも狭くしてもよい。このような開口幅にすることで、攪拌スクリュ108により余剰開口部112側に送り出す現像剤量を減少させる。これにより、供給搬送路105の下流側での、攪拌搬送路109から余剰開口部112を介して現像剤が供給搬送路105に逆流することを防止する。
また、供給搬送路105の高さを攪拌搬送路109よりも攪拌スクリュウ108の径の半分以内の範囲で高さを高くする。このような配置とすることで、攪拌搬送路109から余剰開口部112を介して現像剤が供給搬送路105に逆流することを防止する。これにより、安定的に現像剤の循環搬送ができるようにする。
また、現像剤のキャリアの体積平均粒径が20〜60[μm]とする。小粒径なキャリアを用いることで、現像能力を低下させることなく、現像ローラ3へのくみあげ量を低減することができ、この結果、回収搬送路7の下流部での現像剤量の過多を抑制し、滞留し難くし、安定した循環搬送をおこなう。よって、回収搬送路7にて補給されたトナーが効率よく拡散し、トナー濃度の均一化に寄与する。なおキャリアの平均粒径が60[μm]より大きいと回収部でオーバーフローがおきやすくなり、安定な剤循環が行えず、補給トナーの拡散性が悪化する。また20[μm]より小さいと感光体にキャリアが付着したり、現像器からキャリアが飛散したりしやすくなるという不具合が発生する。
また、トナーの体積平均粒径が3〜8[μm]で、体積平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)が1.00〜1.40の範囲にあるものを用いる。平均粒径が8[μm]以下の小粒径トナーを用いることで、現像剤の嵩密度を高めることができ、安定した現像剤搬送が可能となると共に、回収搬送路7下流部にて現像剤がオーバーフローして供給搬送路5に進入してしまう不具合も防止される。よって回収搬送路における補給トナーの拡散性が向上する。また、粒径分布がシャープであることから、現像剤の流動性が良く、長期的に安定した現像剤循環を行うことが可能となり、補給トナーの拡散性が向上する。一方、トナー同士の間隙が小さくなり画像中のトナーのうまりが良くなるので必要なトナー付着量およびトナー像の高さ(パイルハイト)の低減が図れる。また600dpi以上の微少ドットの再現性について、この範囲では、微小な潜像ドットに対して、十分に小さい粒径のトナー粒子を有していることから、ドット再現性に優れる。よって、画像の安定性が高くなる。一方、体積平均粒径(D4)が3[μm]未満では、転写効率の低下、ブレードクリーニング性の低下といった現象が発生しやすい。体積平均粒径(D4)が8[μm]を超えると、画像のパイルハイトが大きくなり、文字やラインの飛び散りを抑えることが難しい。また、同時に重量平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)は1.00〜1.30の範囲にあることが好ましい。(D4/D1)が1.00に近いほど粒径分布がシャープであることを示す。このような小粒径で粒径分布の狭いトナーでは、トナーの帯電量分布が均一になり、地肌かぶりの少ない高品位な画像を得ることができ、また、静電転写方式では転写率を高くすることができる。
また、トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、形状係数SF−2が100〜180の範囲にあるものを用いる。このように球形に近いトナーを用いることで、現像剤の流動性がよくなり、長期的に安定した現像剤の循環搬送および良好な補給トナー拡散が可能となる。
また、トナーは、トナー母体粒子表面に平均一次粒径が50〜500nmで、嵩密度が0.3g/cm3以上の微粒子を外添加して得られたものを用いる。これにより、外添剤の埋没が少なく、経時にて現像剤の流動性の変化が小さいため、長期的に安定した現像剤の循環搬送および良好な補給トナー拡散が可能となる。
また、記録体搬送路43Aを境にして、無端移動する第1像担持ベルト21を備えた第1像担持体ユニット20を、下部には第2像担持ベルト31を備えた第2像担持体ユニット30が配置し、第1像担持ベルト21に対向して4個の第1画像形成ユニット80Y,C,M,Kが、第2像担持ベルト31に対向して4個の第2画像形成ユニット8180Y,C,M,Kが配置する。そして、第1画像形成ユニットにより第1像担持ベルト21上に形成された第一重ね合わせトナー像を第1像担持ベルト21より記録媒体の表面に、第二画像形成ユニットにより第二像担持ベルト上に形成された第二重ね合わせトナー像を記録体の裏面に、同時もしくは順次に転写する1パス両面転写方式の画像形成装置に上記現像装置を採用する。このような1パス両面転写方式であることにより生産性が増すとともに、長期的に濃度安定性に優れた画像を得ることが可能となる。よって、表裏での画質差がなく、常に安定した両面画像を得ることが可能となる。
また、複数の現像装置に補給する各色トナーを貯蔵するトナー貯蔵部を備え、第一画像形成ユニットで使用されるトナーと第二画像形成ユニットで使用されるトナーは、各色ごとに同一のトナー貯蔵部から供給する。これにより、表面及び裏面に画像形成する現像装置に補給する各色のトナーを同一のものとすることにより、補給トナーの拡散性を等しくなる。よって、両面画像の各面において画質の差異が少なく、画像濃度の安定した両面画像をえることができる。
2 クリーニング装置
3 帯電装置
4 露光装置
5 現像装置
20 第1像担持体ユニット
21 第1像担持体ベルト
30 第2像担持体ユニット
31 第2像担持体ベルト
43A,B 記録体搬送経路
46 2次転写ローラ
47 2次転写チャージャ
80Y、C、M、K 第1画像形成ユニット
81Y、C、M、K 第2画像形成ユニット
100 画像形成装置
102 現像ドクタ
103 現像ローラ
104 供給スクリュ
105 供給搬送路
106 回収スクリュ
107 回収搬送路
108 攪拌スクリュ
109 攪拌搬送路
110 第1仕切り壁
111 第2仕切り壁
112 余剰開口部
113 攪拌開口部
114 回収開口部
115 トナー濃度センサ
116 トナー補給位置
Claims (13)
- キャリアとトナーとからなる現像剤を表面に担持して回転し、潜像担持体と対向する領域で該潜像担持体の表面の潜像にトナーを供給して現像する現像剤担持体と、該現像剤担持体の軸方向に沿って該現像剤を搬送しながら該現像剤担持体に供給する現像剤供給搬送部材を有する供給搬送路と、該現像剤担持体から現像終了後の現像剤を回収するとともに、回収現像剤を該現像剤供給搬送部材と平行でかつ同方向へ搬送する現像剤回収搬送部材を有する回収搬送路と、現像に用いられずに該供給搬送路の搬送方向の最下流部まで搬送された余剰現像剤と、該現像剤担持体から回収され該回収搬送路の搬送方向の最下流部まで搬送された回収現像剤との供給を受け、該余剰現像剤と該回収現像剤とを攪拌しながら該現像剤供給搬送部材と平行でかつ逆方向に搬送する現像剤攪拌搬送部材を有する攪拌搬送路と、現像でトナー消費された該回収現像剤にトナーを補給するトナー補給手段と、該回収搬送路、該供給搬送路及び該攪拌搬送路の3つの現像剤搬送路をそれぞれ仕切る仕切り部材とを備え、該回収搬送路は該攪拌搬送路の重力方向上方に位置し、該回収搬送路の最下流部で該攪拌搬送路との間の仕切り部材に設けた回収現像剤供給開口部を介して該回収搬送路の回収現像剤を自然落下で該攪拌搬送路に供給し、該供給搬送路の最下流部で該攪拌搬送路との間の仕切り部材に設けた余剰現像剤供給開口部を介して該供給搬送路の該余剰現像剤を該攪拌搬送路に供給し、該攪拌搬送路の最下流部で該供給搬送路との間の仕切り部材に設けた攪拌現像剤開口部を介して該回収現像剤と該余剰現像剤とを攪拌した後の攪拌現像剤を該供給搬送路に供給することで現像剤を循環搬送する現像装置において、
上記回収現像剤供給開口部が上記回収搬送路の下流にいくに従い広くなるよう構成したことを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、上記回収現像剤供給開口部の上流端部が狭く、下流端部が広い台形形状であることを特徴とする現像装置。
- 請求項1の現像装置において、上記回収現像剤供給開口部は、上記現像剤が通過容易な大きさの開口を複数の配置したものであり、下流にいくに従い該開口の数を増やしたものであることを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2または3の現像装置において、上記余剰現像剤供給開口部は、上記供給搬送路の最下流部で上記攪拌搬送路との間の仕切り部材の下方で少なくとも上記現像剤攪拌搬送部材の中心軸より高さの低い部分を残して該仕切り部材に開口を設けたものであることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1、2、3または4の現像装置において、上記余剰現像剤開口部の開口幅を、上記現像剤攪拌搬送部材のスクリュピッチよりも狭くすることを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3、4または5の現像装置において、上記供給搬送路を上記攪拌搬送路よりも上記現像剤供給搬送部材の高さの半分以内の範囲で高い位置に設けることを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3、4、5または6の現像装置において、上記現像剤はトナーとキャリアからなる二成分現像剤であり、該キャリアは体積平均粒径が20〜60[μm]であることを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置において、上記現像剤はトナーとキャリアからなる二成分現像剤であり、該トナーは体積平均粒径が3〜8[μm]で、体積平均粒径(D4)と個数平均粒径(D1)との比(D4/D1)が1.00〜1.40の範囲にあることを特徴とする現像装置。
- 請求項8の現像装置において、上記トナーは、形状係数SF−1が100〜180の範囲にあり、形状係数SF−2が100〜180の範囲にあることを特徴とする現像装置。
- 請求項8の現像装置において、上記トナーはトナー母体粒子表面に平均一次粒径が50〜500nmで、嵩密度が0.3g/cm3以上の微粒子を外添加して得られたトナーであることを特徴とする現像装置。
- 静電潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該潜像担持体上の静電潜像をトナー像化する現像する現像手段と、該トナー像を非転写体に転写する転写手段とを備えた画像形成装置において、
上記現像手段として請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の現像装置を用いることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項11の画像形成装置において、複数の像担持体と該像担持体上にそれぞれトナー像を形成する現像装置とを有する第一画像形成ユニット群と、該第一画像形成ユニット群の複数の像担持体上に形成されたトナー像を順次転写された第一重ね合わせトナー像を担持する第一トナー像担持ベルトとを有する第一画像ステーションと、複数の像担持体と該像担持体上にそれぞれトナー像を形成する現像装置とを有する第二画像形成ユニット群と、該第二画像形成ユニット群の複数の像担持体上に形成されたトナー像を順次転写された第二重ね合わせトナー像を担持する第二トナー像担持ベルトとを有する第二画像ステーションとを備え、該第一画像ステーションにより形成された該第一重ね合わせトナー像を第一トナー像担持ベルトより記録媒体の第一面に、該第二画像ステーションにより形成された該第二重ね合わせトナー像を該第二トナー像担持ベルトより記録体の第二面に、同時もしくは順次に転写する両面転写方式であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項12の画像形成装置において、上記複数の現像装置に補給する各色トナーを貯蔵するトナー貯蔵部を備え、第一画像形成ユニットで使用されるトナーと第二画像形成ユニットで使用されるトナーは、同一の各色のトナー貯蔵部から供給することを特徴とする画像形成装置。
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