JP2008113509A - 過電流保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度変化に起因した過電流保護特性のバラツキを、簡単に抑制することが可能な過電流保護回路を提供する。
【解決手段】出力電圧Voが垂下し始める出力電流Ioの動作点の温度変動を補償するために、温度補償用素子であるサーミスタ抵抗52,53を、過電流保護回路32に組み込む。これにより、過電流保護回路32の周囲温度が変動しても、過電流保護回路32に組み込んだサーミスタ抵抗52,53の抵抗値が温度により変化する。そのため、負荷Zに過電流が流れたときに、負荷の出力電圧Voが垂下し始める動作点の変化を、小さく抑えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷電流を検出する電流検出器からの電流検出信号を監視し、この負荷に過電流が流れると、スイッチング素子に供給するパルス駆動信号を変化させて、負荷電圧を低下させる過電流保護回路に関する。
一般に、この種の過電流保護回路を備えたスイッチング電源装置は、例えば特許文献1に開示されるように、制御回路から与えられるパルス駆動信号により、スイッチング素子をスイッチングしてトランスの一次巻線に入力電圧を断続的に印加し、これによりトランスの二次巻線に誘起した電圧を整流平滑して、負荷に出力電圧を供給すると共に、負荷の過電流状態を電流検出器により検出すると、パルス駆動信号の導通幅を狭める指令信号を過電流保護回路から制御回路に供給するようになっている。
図6は、より具体的な回路構成をあらわしたものである。同図において、1,2は直流電圧Viが印加される入力端子、3はいわゆるハーフブリッジ構成のインバータで、これは入力端子1,2間に接続され、前記直流電圧Viを分圧して充電する2個のコンデンサ5,6からなる直列回路と、同じく入力端子1,2間に接続され、後述する制御用IC23からのパルス駆動信号を受けて各々スイッチング動作される2個のスイッチング素子7,8の直列回路と、一次側と二次側とを絶縁する電力伝送用のトランス9とにより構成され、トランス9の一次巻線9Aの一端(ドット側端子)は、スイッチング素子7,8の接続点に接続されると共に、一次巻線9Aの他端(非ドット側端子)は、コンデンサ5,6の接続点に接続される。
また、トランス9の二次巻線9Bには、出力整流回路としてのダイオード11,12のアノードが、その一端および他端にそれぞれ接続され、二次巻線9Bのセンタタップとダイオード11,12のカソードどうしを接続した接続点との間に、出力平滑回路を構成するチョークコイル13とコンデンサ14との直列回路が接続される。
そして、前記スイッチング素子7,8を、双方がオフになるデッドタイムを設けて交互にオン,オフさせると、スイッチング素子7のオン期間中には、コンデンサ5の充電電圧がトランス9の一次巻線9Aにドット側端子を正極性として印加され、スイッチング素子8のオン期間中には、別なコンデンサ6の充電電圧がトランス9の一次巻線9Aに非ドット側端子を正極性として印加される。そのため、トランス9の二次側では、スイッチング素子7,8が交互にオン,オフするのに同期して、ダイオード11,12もそれぞれ交互にオン,オフし、ここで整流した電圧をチョークコイル13とコンデンサ14で平滑することで、出力端子15,16間に接続した負荷Zに所定の出力電圧Voが供給される。
一方、出力電圧Voを安定化させるための帰還回路として、ここではトランス9の二次側で出力電圧Voの変動を検出し、その検出信号をフォトカプラ21で電気的に絶縁してトランス9の一次側に伝送する出力電圧検出回路22と、前記出力電圧Voの検出信号に基づき、各スイッチング素子7,8に供給するパルス駆動信号の導通幅を可変制御するパルス幅変調制御手段としての制御用IC23が設けられる。これにより、出力電圧Voの上昇時には、フォトカプラ21の発光素子21Aに印加される検出信号の電圧レベルが上昇し、フォトカプラ21の受光素子21Bひいては制御用IC23の制御端子COMPに流れる電流が増加して、制御用IC23は各出力端子OUT1,OUT2からスイッチング素子7,8に供給するパルス駆動信号の導通幅を狭める。逆に、出力電圧Voの低下時には、フォトカプラ21の発光素子21Aに印加される検出信号の電圧レベルが低下し、フォトカプラ21の受光素子21Bひいては制御用IC23の制御端子COMPに流れる電流が減少して、制御用IC23は各出力端子OUT1,OUT2からスイッチング素子7,8に供給するパルス駆動信号の導通幅を広げる。このようなパルス駆動信号の導通幅制御によって、結果的に出力電圧Voの安定化を図っている。
31は、負荷Zを流れる出力電流Ioを検出する電流検出器としてのカレントトランスで、ここではトランス9の一次巻線9Aと直列にその一次巻線31Aが挿入接続され、当該一次巻線31Aとの巻線比に見合う電流検出信号が、カレントトランス31の二次巻線31Bに電流として流れるようになっている。また32は、前記カレントトランス31で得られる電流検出信号を監視して、負荷Zに過電流が流れると、前記スイッチング素子7,8に供給するパルス駆動信号の導通幅を狭めて、出力電圧Voを低下させるような指令信号を、制御用IC23に出力する過電流保護回路である。なお、電流検出器は、カレントトランス31以外に例えば抵抗を用いてもよく、また出力電流Ioを直接的または間接的に検出できる配線路であれば、どの位置に接続してもよい。
過電流保護回路32は、カレントトランス31の二次巻線31Bに流れる電流を全波整流するブリッジ接続されたダイオード35A〜35Dと、ダイオード35A,35Bの接続点とダイオード35C,35Dの接続点との間に接続する抵抗34と、ダイオード35A〜35Dで整流された電流検出信号を分圧する抵抗36,37の直列回路と、他端を接地する抵抗37と共に並列回路を構成して、前記整流された電流検出信号の電圧が下降する放電区間の時定数を決定するコンデンサ38と、抵抗36,37の接続点から、整流回路であるダイオード35A〜35Dへの電流の流れを阻止する逆流防止ダイオード39と、補助電源回路(図示せず)で生成した一定の動作電圧Vccを分圧する基準電圧生成回路40としての抵抗41,42と、抵抗36,37の接続点に発生する電流検出信号に基づく電圧レベルを一方の入力端子(反転入力端子)に入力し、抵抗41,42の接続点における基準となる電圧レベルを他方の入力端子(非反転入力端子)に入力して、その比較結果を出力端子より出力するオペアンプ43と、オペアンプ43の出力端子における電圧レベルが上昇すると、制御用IC23の制御端子COMPに流れる電流を増加させるトランジスタ44と、前記オペアンプ43の出力端子に発生する電圧に見合うベース電流を、トランジスタ44に供給する抵抗45と、制御用IC23の制御端子COMPとトランジスタ44のコレクタとの間に接続されるダイオード46と、により構成される。
次に、上記回路構成における動作を、図7に示す各部の波形に基づき説明する。図7には、制御用IC23の出力端子OUT1から一方のスイッチング素子7に供給されるA点におけるパルス駆動信号の電圧波形と、制御用IC23の出力端子OUT2から他方のスイッチング素子8に供給されるB点におけるパルス駆動信号の電圧波形と、ダイオード35A〜35Dから出力されるE点の整流された電流検出信号における電圧波形と、オペアンプ43の非反転入力端子に印加されるF点における電圧波形が、上段より順に示されている。
制御用IC23の出力端子OUT1,OUT2から各スイッチング素子7,8には、一定のデッドタイムを有して交互にパルス駆動信号が与えられ、これによりトランス9の二次巻線9Bに誘起された電圧がダイオード11,12により整流され、さらにこの整流された電圧がチョークコイル13とコンデンサ14により平滑されることで、負荷Zに所定の出力電圧Voが供給される。また、カレントトランス31は、負荷Zの出力電流Ioに比例したトランス9の一次巻線9Aを流れる電流を電流検出信号として検出し、これを二次巻線31Bに電流として流す。この電流は、過電流保護回路32のダイオード35A〜35Dによって整流され、この整流した電流検出信号を抵抗36,37で分圧した電圧レベルと、別な抵抗41,42の接続点に発生する基準電圧レベルが、オペアンプ43によって比較される。
各電圧波形カレントトランス31の一次巻線31Aを流れる電流は、スイッチング素子7,8のオン期間中に増加し、スイッチング素子7,8が共にオフするデットタイム中に減少する。したがって、E点に発生する電圧も、スイッチング素子7,8のオン期間中に上昇し、スイッチング素子7,8が共にオフするデットタイム中に下降するが、ブリッジ接続したダイオード35A〜35Dの出力端には、抵抗37とコンデンサ38とを並列接続した時定数回路が接続されているので、図7に示すE点の電圧波形は、スイッチング素子7,8のオン期間中において、抵抗34の両端間に発生する電圧に依存して上昇する一方で(実線を参照)、スイッチング素子7,8が共にオフするデットタイム中において、抵抗37とコンデンサ38とにより決定される時定数に依存して下降する(破線を参照)。また、図7では、F点の波形がなだらかな曲線状に描かれているが、実際にはE点に発生する電圧を分圧したものなので、上記E点の電圧波形と同様にリプル(脈動)成分が含まれている。
ここで、負荷Zへの出力電流Ioが過電流状態ではない定常動作時には、オペアンプ43の非反転入力端子における電圧レベルが、オペアンプ43の反転入力端子における基準電圧レベルよりも低く、トランジスタ44はオフして、過電流保護回路32はいわば制御用IC23の制御端子COMPから切り離された状態になる。従って、この場合の制御用IC23は、出力電圧検出回路22からの検出信号を受けて、出力電圧Voが一定となるように、スイッチング素子7,8へのパルス駆動信号の導通幅を可変制御する。
一方、負荷Zへの出力電流Ioが増加して、オペアンプ43の非反転入力端子における電圧レベルが、オペアンプ43の反転入力端子における基準電圧レベルよりも高くなり、ダイオード46を介してトランジスタ44のコレクタからエミッタに電流が流れ始めると、これが過電流保護回路32から制御用IC23に向けての過電流保護を開始する指令信号となり、図7における過電流保護動作開始時のA点およびB点の波形に示すように、制御用IC23はスイッチング素子7,8へのパルス駆動信号の導通幅を次第に狭め、出力電圧Voを低下させる。このとき、E点における整流された電流検出信号の電圧波形も、次第に電圧上昇時におけるパルス幅が狭くなるが、電圧下降時すなわち放電時の時定数は一定であるため、E点の電圧波形のリプル成分は増大し、オペアンプ43の反転入力端子に印加されるF点の電位が低下するような動作となる。しかし、実際にはF点の電位が、抵抗41,42で定められた基準電圧レベルと等しくなるように過電流保護回路32が動作し、このF点の電位を上昇させるために、E点の電圧波形のピークが高くなっていくので、出力電流Ioが過電流保護動作の開始時よりもさらに上昇しながら出力電圧Voが低下する定電力垂下特性を示すようになる。
特開2002−84744号公報
上述した従来の過電流保護回路32は、スイッチング電源装置の保護機能として広く用いられているが、負荷Zの出力電圧Voが垂下し始める動作点が、周囲温度の変化によって大きく影響を受ける場合があり、過電流保護回路32としての特性上好ましくないものとなっている。
本発明は上記の各問題点に着目してなされたもので、温度変化に起因した過電流保護特性のバラツキを、簡単に抑制することが可能な過電流保護回路を提供することを、その目的とする。
本発明における請求項1の過電流保護回路は、上記目的を達成するために、負荷電流を検出する電流検出器からの電流検出信号を監視し、前記負荷に過電流が流れると、スイッチング素子に供給する駆動信号を変化させて、前記負荷電圧を垂下させる過電流保護回路において、前記負荷電圧が垂下し始める動作点の温度変動を補償するために、温度補償用素子を組み込んだことを特徴とする。
また、請求項2の過電流保護回路は、前記負荷に過電流が流れると、前記負荷電流が定電流で前記負荷電圧を垂下させるように、前記駆動信号の変化に応じた補正信号を生成して、前記電流検出信号を補正する垂下特性補正回路を備え、この垂下特性補正回路に前記温度補償用素子を組み込んで構成される。
また、請求項3の過電流保護回路は、前記補正した電流検出信号により得られた電圧レベルが、基準電圧生成回路により得られた基準電圧レベルを越えると、前記駆動信号の導通幅を狭める指令信号を出力するように構成し、前記垂下特性補正回路とは別に、前記基準電圧生成回路にも前記温度補償用素子を組み込んで構成される。
請求項1の構成によれば、過電流保護回路の周囲温度が変動しても、過電流保護回路に組み込んだ温度補償用素子の抵抗値が温度により変化するのを利用して、負荷に過電流が流れたときに負荷電圧が垂下し始める動作点の変化を、小さく抑えることができる。そのため、温度変化に起因した過電流保護特性のバラツキを、温度補償用素子を付加するだけで簡単に抑制することが可能になる。
請求項2の構成によれば、垂下特性補正回路がスイッチング素子に供給する駆動信号を利用して、この駆動信号の変化に応じた補正信号を生成し、電流検出器からの電流検出信号を補正することで、負荷電流がさらに増加することなく、一定の電流値に保たれたまま負荷電圧を垂下させることが可能になる。そのため、既存の回路構成に手を加えることなく、過電流時において定電流垂下特性を簡単に得ることができる。また、垂下特性補正回路に組み込んだ温度補償用素子によって、負荷に過電流が流れたときに定電流で負荷電圧が垂下し始める動作点の変化を小さく抑えることができ、温度による影響の小さな安定した定電流垂下特性を得ることができる。
請求項3の構成によれば、垂下特性補正回路に温度補償用素子が組み込まれるだけでなく、指令信号を出力する上での基準電圧レベルを生成する基準電圧生成回路にも、同様の温度補償用素子が組み込まれるので、さらに温度による影響の小さな安定した定電流垂下特性を得ることができる。
以下、本発明における過電流保護回路を備えたスイッチング電源装置の好ましい一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術で説明した箇所と同一部分には同一符号を付し、共通する説明は重複を避けるために極力省略する。
図1は、本発明におけるスイッチング電源装置の回路図であり、ここでは従来例として示した図6の回路構成をそのまま共通に使用する一方で、負荷Zが過電流状態になったときに、この負荷Zへの出力電流Ioが定電流で出力電圧Voが垂下するように、制御用IC23からスイッチング素子7,8に与えられるパルス駆動信号から生成される補正信号を生成して、前記整流された電流検出信号の電流量を補正する垂下特性補正回路51を設けている。また、周囲温度による垂下特性の変動を防止するために、基準電圧生成回路40としての抵抗41,42と、上記垂下特性補正回路51には、温度補償用素子としてのサーミスタ抵抗52,53がそれぞれ設けられている。つまり、垂下特性補正回路51とサーミスタ抵抗52を付加した以外は、図6と同一の回路構成を有している。
垂下特性補正回路51は、前記パルス駆動信号の導通幅に応じたレベルの電圧を生成する電圧生成回路56と、当該電圧生成回路56で得た電圧を入力として、パルス駆動信号の導通幅に応じて変化する電流を補正信号として生成し、この補正信号の電流によって前記電流検出信号のF点のインピーダンスを変化させるような操作を行なう可変電流源としてのカレントミラー回路57とにより構成される。より具体的には、電圧生成回路56は、制御用IC23の出力端子OUT1に一端を接続したダイオード61と抵抗62との直列回路と、制御用IC23の出力端子OUT2に一端を接続した別なダイオード63と抵抗64との直列回路と、これらの直列回路の他端どうしを接続した接続点と接地ラインとの間に接続される充放電用のコンデンサ65と、当該コンデンサ65の両端間に接続される放電抵抗66と、を備えている。またカレントミラー回路57は、ベースどうしを接続したNPN型の同特性を有するトランジスタ68,69と、前記コンデンサ65の両端間に発生する電圧を電流に変換して、一方のトランジスタ68のコレクタおよび双方のトランジスタ68,69のベースに供給する抵抗71,72の直列回路と、抵抗71の両端間に並列接続した温度補償用のサーミスタ抵抗53と、双方のトランジスタ68,69のエミッタと接地ラインとの間にそれぞれ接続され、当該トランジスタ68,69のエミッタ電位を決定する抵抗73,74と、を備えている。
本実施例では、周囲温度の影響による過電流特性の変動を極力抑えるために、オペアンプ43に基準電圧を供給する基準電圧生成回路40にサーミスタ抵抗52を設けただけでなく、垂下特性補正回路51にも別のサーミスタ抵抗53を設けているが、どちらか一方だけに設けてもよく、また同様の目的が達成できれば、過電流保護回路32のどの位置に設けてもよい。さらに、特性の異なるサーミスタ抵抗52,53を並列または直列に複数個接続し、よりきめ細かな温度補償を行なうようにしてもよい。
本実施例におけるインバータ3は、図示したハーフブリッジ型以外に、フォワード型,フライバック型,フルブリッジ型など、どのような回路方式を採用してもよい。したがって、トランス9の二次側も、シングルエンド構成など種々の回路方式を採用できる。また、スイッチング素子7,8として、図1に示すMOS型FET以外に、トランジスタのような制御端子付きスイッチング素子を用いてもよい。さらに、過電流保護回路32や垂下特性補正回路51も、図1に示す回路構成に限定されない。
次に、上記回路構成における動作を、図2に示す各部の波形に基づき説明する。図2には、制御用IC23の出力端子OUT1から一方のスイッチング素子7に供給されるA点におけるパルス駆動信号の電圧波形と、制御用IC23の出力端子OUT2から他方のスイッチング素子8に供給されるB点におけるパルス駆動信号の電圧波形と、コンデンサ65の一端に発生するC点におけるカレントミラー回路57の電源電圧波形と、トランジスタ69のコレクタに流れ込むD点におけるカレントミラー回路57の出力側の電流波形と、ダイオード35A〜35Dから出力されるE点の整流された電流検出信号における電圧波形と、オペアンプ43の非反転入力端子に印加されるF点における電圧波形が、上段より順に示されている。
各スイッチング素子7,8のスイッチング動作により、負荷Zに出力電圧Voを供給し、定常時には出力電圧検出回路22で得た検出信号に基づき、制御用IC23からパルス駆動信号の導通幅を可変制御して出力電圧Voの安定化を図る一連の動作は、背景技術で説明した通りなので、ここではその説明を省略する。
垂下特性補正回路51の電圧生成回路56は、制御用IC23の出力端子OUT1からオンパルスが出力されると、ダイオード61を導通して、抵抗62からコンデンサ65に電流を流し、また制御用IC23の出力端子OUT2からオンパルスが出力されると、ダイオード63を導通して、抵抗64を経てコンデンサ65に電流を流し、コンデンサ65を充電する。したがって、コンデンサ65の一端に発生するC点の電圧は、出力端子OUT1,OUT2からスイッチング素子7,8に供給するパルス駆動信号の導通幅が広がれば高くなり、導通幅が狭まれば低くなる。また、このC点の電圧は、カレントミラー回路57に入力する電源電圧となるので、垂下特性補正回路51の補正信号となるトランジスタ69のコレクタからベースに流れるD点の電流は、パルス駆動信号の導通幅が広がれば増加し、導通幅が狭まれば減少する。
一方、過電流保護回路32は、カレントトランス31の二次巻線31Bに流れる電流をダイオード35A〜35Dにより整流し、この整流した電流検出信号を前記補正信号で調整した信号の電圧レベルと、別な抵抗41,42の接続点に発生する基準電圧レベルを、オペアンプ43によって比較する。
カレントトランス31の一次巻線31Aを流れる電流は、スイッチング素子7,8のオン期間中に増加し、スイッチング素子7,8が共にオフするデットタイム中に減少する。したがって、E点に発生する電圧も、スイッチング素子7,8のオン期間中に上昇し、スイッチング素子7,8が共にオフするデットタイム中に下降するが、ブリッジ接続したダイオード35A〜35Dの出力端には、抵抗37とコンデンサ38とを並列接続した時定数回路が接続されているので、図2に示すE点の電圧波形は、スイッチング素子7,8のオン期間中において、電流検出信号に依存して上昇する一方で(実線を参照)、スイッチング素子7,8が共にオフするデットタイム中において、抵抗37とコンデンサ38とにより決定される時定数に依存して下降する(破線を参照)。また、図2では、F点の波形がなだらかな曲線状に描かれているが、実際にはE点に発生する電圧を分圧したものなので、上記E点の電圧波形と同様にリプル成分が含まれている。
ここで、負荷Zへの出力電流Ioが過電流状態ではない定常動作時には、カレントトランス31の二次巻線31Bを流れる電流が過電流時よりも少なく、また制御用IC23の各出力端子OUT1,OUT2から発生するパルス駆動信号の導通幅が過電流時よりも広い。そのため、C点におけるカレントミラー回路57の電源電圧が高くなっていて、D点での補正信号の電流量も多いので、ダイオード35A〜35Dの出力端からダイオード39を通してオペアンプ43の非反転入力端子に流れ込む電流が減少し、オペアンプ43の非反転入力端子におけるF点の電圧レベルが、抵抗41,42で定められたオペアンプ43の反転入力端子に印加される基準電圧レベルよりも低くなる。すると、トランジスタ44はオフして、過電流保護回路32はいわば制御用IC23の制御端子COMPから切り離された状態になり、制御用IC23は、出力電圧検出回路22からの検出信号を受けて、出力電圧Voが一定となるように、スイッチング素子7,8へのパルス駆動信号の導通幅を可変制御する。
一方、負荷Zへの出力電流Ioが増加すると、カレントトランス31の二次巻線31Bを流れる電流が増加し、E点に発生する電圧も上昇する。これに伴ない、オペアンプ43の非反転入力端子における電圧レベルが、オペアンプ43の反転入力端子における基準電圧レベルよりも高くなり、ダイオード46を介してトランジスタ44のコレクタからエミッタに電流が流れ始めると、これが過電流保護回路32から制御用IC23に向けての過電流保護を開始する指令信号となり、図2における過電流保護動作開始時のA点およびB点の波形に示すように、制御用IC23はスイッチング素子7,8へのパルス駆動信号の導通幅を次第に狭め、出力電圧Voを低下させる。
このとき、垂下特性補正回路51は、C点におけるカレントミラー回路57の電源電圧が次第に低下し、D点でのカレントミラー回路57への補正信号の電流量も減少するので、ダイオード35A〜35Dの出力端からダイオード39を通してオペアンプ43の非反転入力端子に流れ込む電流が増加し、オペアンプ43の非反転入力端子におけるF点のインピーダンスが大きくなる。つまり、図2に示すE点の電圧波形は、過電流保護回路32からの指令信号によって、スイッチング素子7,8へのパルス駆動信号の導通幅が狭くなると、カレントトランス31により検出した電流検出信号に基づく電圧波形(E点の波形図の斜線部分)に、垂下特性補正回路51で生成された補正信号の電流量を考慮した電圧補正分が加わってさらに上昇する(E点の波形図の実線と波線部分)。
こうして、過電流保護回路32に与えられる出力電流Ioの電流情報に対して、スイッチング電源装置自体で生成されるパルス駆動信号を用いて、インピーダンスを変化させるような操作を行なうと、出力電圧Voが低下するのに従って、出力電流Ioが増加する従来のような定電力垂下特性ではなく、出力電流Ioが一定の電流値に保たれたまま、出力電圧Voが低下する定電流垂下特性を示すようになる。図3には一例として、従来の垂下特性補正回路51が設けられていない場合と、本実施例における垂下特性補正回路51を設けた場合の、出力電流Ioと出力電圧Voの関係を各々示している。垂下特性補正回路51を付加すると、過電流時において、出力電流Ioが増加することなく、出力電圧Voが低下しているのがわかる。これは垂下特性補正回路51が、スイッチング電源装置自体のパルス駆動信号を用いて、カレントミラー回路57に流れ込む補正信号の電流量を変化させ、実質的にF点の抵抗値を可変操作することで実現している。
上記一連の動作において、サーミスタ抵抗52,53は周囲温度によりその抵抗値が大きく変動する。この現象を利用して、過電流保護回路32における過電流保護特性を、周囲温度の変化に拘らず安定化させるために、出力電圧生成回路40で得られる基準電圧レベルを、サーミスタ抵抗52によって周囲温度により大きく変化させる。また電圧生成回路56からカレントミラー回路57に流れ込む電流も、過電流保護回路32における過電流保護特性を、周囲温度の変化に拘らずさらに安定化させるために、別なサーミスタ抵抗53によって周囲温度により大きく変化させる。
図4と図5は、上記図1の回路において、サーミスタ抵抗52,53を組み込んだ場合と、サーミスタ抵抗52,53を組み込んでいない場合における過電流保護回路32の特性をそれぞれ示しており、各図において、実線は周囲温度が25℃,二点鎖線は周囲温度が−40℃,破線は周囲温度が100℃のときの出力電流Ioと出力電圧Voとの関係を示している。これらの図を比較すると、サーミスタ抵抗52,53を組み込んでいない過電流保護回路32の場合は、図4に示すように、過電流保護が動作し始める出力電流Ioの値が、−40℃〜100℃の周囲温度の変化によって、約2.5Aの範囲でばらついている。一方、サーミスタ抵抗52,53を組み込んだ場合は、図5に示すように、過電流保護が動作し始める出力電流Ioの値のばらつきが、同じ−40℃〜100℃の周囲温度の変化で、約1Aに抑えられていることがわかる。
以上のように本実施例では、負荷Zへの電流である出力電流Ioを検出する電流検出器たるカレントトランス31からの電流検出信号を監視し、負荷Zに過電流が流れて、前記電流検出信号に基づいて得られた電圧レベルが、基準電圧生成回路である抵抗41,42で得た一定の基準電圧レベルを越えると、スイッチング素子7,8に供給するパルス駆動信号の例えば導通幅を変化させて、負荷Zへの電圧である出力電圧Voを垂下させる過電流保護回路32において、出力電圧Voが垂下し始める出力電流Ioの動作点の温度変動を補償するために、温度補償用素子であるサーミスタ抵抗52,53を、過電流保護回路32に組み込んでいる。
このようにすると、過電流保護回路32の周囲温度が変動しても、過電流保護回路32に組み込んだサーミスタ抵抗52,53の抵抗値が温度により変化するのを利用して、負荷Zに過電流が流れたときに、負荷の出力電圧Voが垂下し始める動作点の変化を、小さく抑えることができる。そのため、温度変化に起因した過電流保護特性のバラツキを、サーミスタ抵抗52,53を付加するだけで簡単に抑制することが可能になる。
また本実施例では、負荷Zに過電流が流れると、この負荷Zへの出力電流Ioが定電流で出力電圧Voを垂下させるように、パルス駆動信号の変化に応じた補正信号を生成して、この補正信号により前記カレントトランス31からの電流検出信号を補正する垂下特性補正回路51を備え、少なくともこの垂下特性補正回路51にサーミスタ抵抗53を組み込んでいる。
この場合、負荷Zに過電流が流れると、垂下特性補正回路51がスイッチング素子7,8に供給するパルス駆動信号を利用して、このパルス駆動信号の変化に応じた補正信号を生成し、カレントトランス31からの電流検出信号を補正することで、負荷Zへの出力電流Ioがさらに増加することなく、一定の電流値に保たれたまま出力電圧Voを垂下させることが可能になる。そのため、既存の回路構成に垂下特性補正回路51を追加するだけで、しかも元々はスイッチング素子7,8へのパルス駆動信号を上手く利用して実現できることから、既存の回路構成に手を加えることなく、過電流時において定電流垂下特性を簡単に得ることができる。また、垂下特性補正回路51に組み込んだサーミスタ抵抗53によって、負荷Zに過電流が流れたときに定電流で負荷Zの出力電圧Voが垂下し始める動作点の変化を小さく抑えることができ、温度による影響の小さな安定した定電流垂下特性を得ることができる。
さらに本実施例の過電流保護回路32は、前記補正した電流検出信号により得られた電圧レベルが、基準電圧生成回路40により得られた基準電圧レベルを越えると、パルス駆動信号の導通幅を狭める指令信号を出力するように構成し、垂下特性補正回路51とは別に、基準電圧生成回路40にも温度補償用素子としてのサーミスタ抵抗52を組み込んでいる。
こうすると、垂下特性補正回路51にサーミスタ抵抗53が組み込まれるだけでなく、指令信号を出力する上での基準電圧レベルを生成する基準電圧生成回路40にも、同様のサーミスタ抵抗52が組み込まれるので、さらに温度による影響の小さな安定した定電流垂下特性を得ることができる。
その他、本実施例における垂下特性補正回路51は、パルス駆動信号の導通幅に応じたレベルの電圧を、例えばコンデンサ65の両端間に生成する電圧生成回路56と、この電圧生成回路56で得た電圧を入力として、パルス駆動信号の導通幅に応じて変化する電流を前記補正信号として生成し、この補正信号の電流によって、カレントトランス31で検出した電流検出信号の電流量を調整する可変電流源としてのカレントミラー回路57と、により構成されており、この電流量を調整した電流検出信号によって、負荷Zに過電流が流れると、パルス駆動信号の導通幅を狭めて、負荷Zへの出力電流Ioを一定に保ったまま出力電圧Voを垂下させるように、過電流保護回路32を構成している。
このように、パルス駆動信号の導通幅が増減するのを利用して、電圧生成回路56が可変する電圧レベルを生成し、この電圧に基づいてカレントミラー回路57が、カレントトランス31で検出した電流検出信号の電流量を調整するので、垂下特性補正回路51を電圧生成回路56とカレントミラー回路57で簡単に構成することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲において種々の変形実施が可能である。本実施例における過電流保護回路は、いわゆるスイッチング電源装置に組込まれているが、スイッチング素子に与えるパルス駆動信号によって、負荷電流を変化させることができるあらゆる回路構成に、上述した過電流保護回路を適用させることが可能である。また、サーミスタ抵抗52,53以外の温度補償用素子を用いてもよい。
本発明の好ましい一実施例における過電流保護回路を備えたスイッチング電源装置の回路構成図である。 同上、図1の回路における各部の波形図である。 同上、従来と本実施例における出力電流と出力電圧との関係を示すグラフである。 同上、過電流保護回路にサーミスタ抵抗を組み込んでいない場合の出力電流と出力電圧との関係を示すグラフである。 同上、過電流保護回路にサーミスタ抵抗を組み込んでいる場合の出力電流と出力電圧との関係を示すグラフである。 従来の過電流保護回路を備えたスイッチング電源装置の回路構成図である。 同上、図6の回路における各部の波形図である。
符号の説明
7,8 スイッチング素子
31 カレントトランス(電流検出器)
32 過電流保護回路
40 基準電圧生成回路
51 垂下特性補正回路
52,53 サーミスタ抵抗(温度補償用素子)
Z 負荷

Claims (3)

  1. 負荷電流を検出する電流検出器からの電流検出信号を監視し、前記負荷に過電流が流れると、スイッチング素子に供給する駆動信号を変化させて、前記負荷電圧を垂下させる過電流保護回路において、
    前記負荷電圧が垂下し始める動作点の温度変動を補償するために、温度補償用素子を組み込んだことを特徴とする過電流保護回路。
  2. 前記負荷に過電流が流れると、前記負荷電流が定電流で前記負荷電圧を垂下させるように、前記駆動信号の変化に応じた補正信号を生成して、前記電流検出信号を補正する垂下特性補正回路を備え、この垂下特性補正回路に前記温度補償用素子を組み込んだことを特徴とする請求項1記載の過電流保護回路。
  3. 前記補正した電流検出信号により得られた電圧レベルが、基準電圧生成回路により得られた基準電圧レベルを越えると、前記駆動信号の導通幅を狭める指令信号を出力するように構成し、前記垂下特性補正回路とは別に、前記基準電圧生成回路にも前記温度補償用素子を組み込んだことを特徴とする請求項2記載の過電流保護回路。
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