JP2008109400A - 撮像装置および該撮像装置の組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】埃や塵等による装置内部の汚染を防止した撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像素子2と接続した回路基板3の周縁部を覆うように弾性部材4を装着し、撮像素子2に光を入射させる入光口を設けた前ケース8を弾性部材4の被写体側に配置し、後ケース9を弾性部材4の被写体と反対側に配置し、前ケース8と後ケース9によって弾性部材4を押圧して挟持することで、回路基板3の周縁から発生する塵や埃等の発生を弾性部材4にて防止し、撮像素子2の受光エリア内に塵や埃が侵入することを防ぐ。
【選択図】図1
【解決手段】撮像素子2と接続した回路基板3の周縁部を覆うように弾性部材4を装着し、撮像素子2に光を入射させる入光口を設けた前ケース8を弾性部材4の被写体側に配置し、後ケース9を弾性部材4の被写体と反対側に配置し、前ケース8と後ケース9によって弾性部材4を押圧して挟持することで、回路基板3の周縁から発生する塵や埃等の発生を弾性部材4にて防止し、撮像素子2の受光エリア内に塵や埃が侵入することを防ぐ。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置内の発塵を防止する撮像装置および該撮像装置の組立方法に関するものである。
近年、撮像装置は高画素化及び高精細化がすすみ、撮像素子の受光エリア内に侵入した撮像装置内の埃や塵等が撮影画像に写り込んでしまい、その影響が無視できなくなっている。この問題を解決するためにCCDやCMOS等の撮像素子に埃や塵が入らないようさまざまな技術が開発されている。
特許文献1には、撮像素子の受光エリアに埃等が入らないように、受光エリアを気密封止する撮像装置の記載がある。
その他、回路基板の端面に接着剤の塗布や無発塵部材の蒸着等により回路基板の発塵を防止する方法や、撮像装置内部の埃や塵だけでなく撮像装置外部からの埃や塵の進入を防止するためにレンズや回路基板を備えるカメラモジュールのユニット全体を防塵部材で覆う撮像装置の技術が開示されている。
特開平7−202152号公報
しかしながら、前記特許文献1の撮像装置によれば、撮像素子の受光エリアを気密封止することを目的としており、回路基板の端面から発塵する塵等について全く考慮されておらず、撮像素子の受光エリアを気密封止する前に塵等に汚染される可能性があるとともに、封止部材の経年劣化により気密性を失った際に、塵等に受光エリアが汚染されてしまう問題がある。
また、回路基板の端面等に接着剤や無発塵部材の蒸着等により発塵を防止したとしても、その工程は緻密かつ複雑であり作業工程に時間がかかり経済的負担が大きいとともに、経年劣化や外部からの衝撃により破損しても交換することができず、撮像素子受光エリアの汚染を短時間内に防ぐことができない問題がある。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮像装置内の埃や塵の発生を防止するととともに、簡便な工程で撮像装置を組立てることのできる撮像装置および該撮像装置の組立て方法を提供することにある。
本発明の撮像装置は、回路基板と、該回路基板に接続する撮像素子と、該撮像素子に外光を集光する光学系と、前記回路基板の周縁部を被覆する弾性部材と、合わせることで前記回路基板を収容する前ケースと後ケースと、を備え、前記前ケースに前記光学系を介して前記撮像素子に光を入射させる入光口を設け、前記弾性部材を前記前ケースと前記後ケースとで挟持することを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、前記前ケースの前記弾性部材を挟持する面より被写体側の内壁面が、前記回路基板の周縁より前記光学系の光軸側に位置することを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、前記前ケース及び/又は前記後ケースの前記弾性部材を挟持する面に凸部を設け、該凸部に対応する前記弾性部材の位置に凹部又は段部を設けたことを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、前記前ケース及び/又は前記後ケースに前記回路基板の光軸方向の位置を決定する突出部を設けたことを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、前記弾性部材の前記回路基板の被写体側面上の端部及び/又は被写体と反対側面上の端部に、前記回路基板への装着又は抜脱を補助する補助部を設けたことを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、前記回路基板の周縁部の全部又は一部に導電部を設け、前記弾性部材の少なくとも前記導電部を被覆する部分を導電性の導電性弾性部とすることを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、一方の端部から他方の端部にかけて前記回路基板の周縁部を被覆する前記弾性部材であって、前記回路基板の周縁部の全部又は一部に導電部を設け、前記弾性部材の両端部を前記導電部と導通可能な導電性弾性部としたことを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、一方の端部から他方の端部にかけて前記回路基板の周縁部を被覆する前記弾性部材であって、前記回路基板の周縁部の一部又は全部に導電部を設け、
該導電部に接続し、かつ、前記弾性部材を被覆及び/又は前記弾性部材に被覆される導電性弾性部材を設けたことを特徴とする。
該導電部に接続し、かつ、前記弾性部材を被覆及び/又は前記弾性部材に被覆される導電性弾性部材を設けたことを特徴とする。
本発明の他の撮像装置は、一方の端部から他方の端部にかけて前記回路基板の周縁部を被覆する前記弾性部材であって、前記前ケース及び/又は前記後ケースに導電性の放電部を設け、前記回路基板の周縁部の一部に導電部を設け、前記弾性部材の一方の端部と他方の端部を貫通して前記放電部と前記導電部とを接続する導電性弾性部材を設けたことを特徴とする。
本発明の撮像装置の組立方法は、回路基板と、該回路基板に接続する撮像素子と、前記回路基板の周縁部を被覆する弾性部材と、合わせることで前記回路基板を収容する前ケースと後ケースと、を備える撮像装置の組立方法であって、前記弾性部材を前記回路基板の周縁部に被覆する工程の後、前記弾性部材を前記前ケースと前記後ケースにて挟持する工程を行うことを特徴とする。
なお、弾性部材にて回路基板の周縁部を被覆する被覆には、回路基板と弾性部材との間に回路基板を被覆する他部材をさらに弾性部材にて被覆したものや、弾性部材の一方の端部で回路基板を被覆した後、さらに一方の端部を他方の端部で被覆したものも含まれる。
本発明によれば、撮像装置組立工程の上流工程で回路基板の周縁部を弾性部材で覆うことで、回路基板端面から発生する埃や塵の撮像装置内の汚染を防止することができるとともに、撮像素子受光エリアへの埃や塵等による汚染を防止することができる。
以下、本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。
(実施例1)
図1は本発明の撮像装置10の断面図であり、図2は回路基板3を被写体側から視認した外観図である。
図1は本発明の撮像装置10の断面図であり、図2は回路基板3を被写体側から視認した外観図である。
図1及び図2に基づいて説明すると撮像装置10は、ICや駆動回路等の回路部品1と、CCDやCMOS等の撮像素子2と、回路部品1や撮像素子2と接続した回路基板3と、回路基板3の周縁部を被覆するように装着した弾性部材4と、撮像素子2の受光エリアに所要の光のみ入射可能とする光学フィルタ5と、撮像素子2の受光エリアに外光を集光させるレンズ6と、光学フィルタ5及びレンズ6を保持する保持部材7と、合わせることで回路基板3を収容する前ケース8と後ケース9とから構成されている。
このとき、前ケース8は撮像素子2に外光を入射させるための入射口を設け、この入射光を適切に受光できるように撮像素子2は回路基板3上の所定位置で接続され、この接続位置や入射口に対応して保持部材7を回路基板3上に設置し、前ケース8を弾性部材4の被写体側に配置するとともに、後ケース9を弾性部材4の被写体と反対側に配置して、前ケース8と後ケース9とで弾性部材4及び弾性部材4を介して回路基板3を押圧して弾性部材4及び回路基板3を挟持している。
次に、図3にて回路基板3、弾性部材4、前ケース8及び後ケース9の配置構成及び弾性部材4の形状変形例について説明する。
図3は弾性部材の周辺部を示す断面図であり、図3(a)乃至(d)はそれぞれ弾性部材、前ケース及び後ケースの形状変形例である。
まず、図3(a)に基づいて説明すると、弾性部材4を回路基板3の周縁部でかつ被写体側面上から被写体と反対側面上にかけて被覆しつつ装着し、弾性部材4の被写体側に前ケース8を配置するとともに、被写体と反対側に後ケース9を配置し、前ケース8及び後ケース9にて弾性部材4及び弾性部材4を介して回路基板3を押圧して弾性部材4及び回路基板3を挟持している。このとき回路基板3の周縁である端部301と前ケース8の弾性部材4を挟持する面より被写体側の内壁面801との光軸と略垂直方向又は回路基板3の被写体側面と略平行方向におおける位置関係は、回路基板3の端部301より前ケース8の内壁面801が光軸側に位置している。
このような位置関係とすることで、前ケース8と回路基板3との間に弾性部材4が介されても、回路基板3を安定して光軸方向における所定位置に固定することができる。
また、前ケース8の内壁面801とともに後ケース9の弾性部材4を挟持する面より被写体と反対側にある内壁面901を回路基板3の端部301より光軸側に配置することにより回路基板3をさらに安定して光軸方向における所定位置に固定することができる。
次に図3(b)に基づいて、図3(a)と異なる点について説明する。
前ケース81及び後ケース91の弾性部材41を挟持する挟持面に凸部812及び912を設け、弾性部材41の凸部812及び912に対応する位置に段部411を設けている。
凸部812、912及び段部411を設けることにより、弾性部材41と前ケース81及び後ケース91との光軸と略垂直方向又は回路基板3の被写体側面と略平行方向における位置固定が強固となり、弾性部材41を前ケース81及び後ケース91にて挟持する際に発生する弾性部材41の前ケース81及び後ケース91にかかる撮像装置10外方向に向いた押力による前ケース81及び後ケース91の光軸と垂直方向又は回路基板3の被写体側面と平行方向の位置ズレを防止し、確実に弾性部材41及び回路基板3を挟持することができる。
すなわち、弾性部材41を前ケース81及び後ケース91にて挟持すると、前ケース81は弾性部材41より光軸と離れる方向に押力が加わるが、前ケース81の凸部812と弾性部材41の段部411とにより光軸に近づく方向に反発力及び弾性部材41からの押力が加わり前ケース81と弾性部材41との位置ズレが防止され、段部411により前ケース81と後ケース91の光軸と垂直方向又は回路基板3の被写体側面と平行方向は固定されているので位置ズレをおこす事を防止する。
なお、この構成による位置ズレ防止の最適な構成として、光軸と略垂直方向又は回路基板3の被写体側面と略平行方向の凸部812及び912の大きさを、前ケース8や後ケース9の内壁面811及び911から回路基板3の端部301までの大きさと同一にすることで、凸部812及び912による弾性部材41を押圧する被写体側及び被写体と反対側の方向からかかる押圧力が均等になり、回路基板3の周縁部にかかる押圧力も均等になるので回路基板3の光軸に対する傾きズレを防ぐことができる。
次に、図3(c)に基づいて図3(b)と異なる点について説明する。
弾性部材41の段部411を凹部321にした弾性部材42とした点で異なり、図3(b)にて説明した段部411、凸部812及び912を設けた効果に加えて、弾性部材42を前ケース81及び後ケース91で押圧した際に前ケース81にかかる光軸と略垂直方向又は回路基板3の被写体側面と略平行方向でかつ光軸から離れる方向の力と、後ケース9にかかる光軸と略垂直方向又は回路基板3の被写体側面と略平行方向でかつ光軸に近づく方向の力による弾性部材42と前ケース81及び後ケース91との位置ズレを防止することができ、弾性部材42と前ケース81及び後ケース91の位置固定をさらに強固とすることができる。
なお、凸部812及び912は、弾性部材41及び42に対応して回路基板3の周縁部の全部に対応して設けてもよいし、一部に設けてもよい。一部に設ける場合には、例えば図示された回路基板3であればその4隅に設けても良いし、円状の回路基板であれば周長4分の1の間隔で設けることが考えられる。適宜回路基板の形状に対応して凸部を設ければよい。
次に図3(d)を参照して図3(a)と異なる点について説明する。
回路基板3の被写体と反対側面上の弾性部材4の端部に補助部431を設けた弾性部材43とした点で異なり、回路基板3への弾性部材43の装着及び抜脱を容易にすることができる。
すなわち、回路基板3に弾性部材43を装着及び抜脱する際は、回路基板3の被写体側面上における弾性部材43の端部432と補助部431とを回路基板3から離れる方向に引っ張り回路基板3が装着される部位を広げて行なう。
このように、補助部431を設けることにより回路基板3に弾性部材43を容易に装着できるとともに、容易に抜脱することもでき、回路基板3への弾性部材43の装着及び抜脱作業を短時間で行なうことができる。
なお、本例では補助部431は弾性部材43の被写体と反対側の端部に設けたが被写体側の端部又は被写体側及び被写体と反対側の端部に設けても上述と同様な効果を得ることができる。
次に、撮像装置10の組立工程について説明する。
図4は撮像装置10の組立工程フローである。
図4を参照すると工程1にて、回路部品1を搭載した回路基板3の周縁部を被覆するように弾性部材4を装着し、工程2にて回路基板4の所定位置に撮像素子2を接続し、工程3にてレンズ6及び光学フィルタ5を保持した保持部材7を、撮像素子2の接続位置に対応して回路基板3上に設置し、工程4にて弾性部材4を前ケース8と後ケース9にて押圧して、回路基板3とともに弾性部材4を挟持している。
このように全工程の上流工程(初期工程)で回路基板3の周縁部に弾性部材4を装着することで、回路基板3の周縁部から発生する塵や埃が、撮像素子2の受光エリア内へ侵入することを防止することができる。
また、工程1及び工程2の後で撮像素子2の受光エリア空間を密封するように保持部材7の回路基板3への設置や、前ケース8と保持部材7との間をOリングやパッキン等で密封構成とすることで、撮像素子2の受光エリア内や撮像装置10内への塵や埃の侵入をさらに防止でき、防塵効果がさらに向上できる。
さらに、回路基板3及ぶ弾性部材4を前ケース8及び後ケース9にて押圧して挟持して回路基板3等の光軸方向における配置位置が固定されているので、他の部材を使用して回路基板3等の配置位置を固定する必要がないので作業工程の短縮や部材コストの低下につながる効果がある。
なお、工程1にて回路基板3の周縁部に弾性部材4を装着したが、撮像素子2を回路基板3に接続した後、回路基板3の周縁部に弾性部材4を装着しても良い。撮像素子2の受光エリア内の塵や埃をエアー等にてクリーニングしながら又はクリーニング後直ちに弾性部材4を回路基板3に装着しても防塵効果を得ることができる。
(実施例2)
次に、弾性部材4に導電性弾性部又は導電性弾性部材を設けた構成について図5乃至図7に基づいて説明する。
次に、弾性部材4に導電性弾性部又は導電性弾性部材を設けた構成について図5乃至図7に基づいて説明する。
図5は、回路基板の周縁部に導電部を設けた回路基板の外観図であり、図6は回路基板に装着した導電性弾性部の周辺部を示す断面図であり、図7は弾性部材を装着した回路基板を被写体側から視認した外観図である。
図5に基づいて説明すると回路基板31の周縁部に形状の異なる導電部20a乃至20eを設け、導電部20aは回路基板31の被写体側面上に円形状で設けられ、導電部20bは回路基板3の被写体側から被写体と反対側の面上にかけて回路基板31の端面を被覆するように設けられている。
また、導電部20cは回路基板31の端面に凹部を有し、この凹部の内面に設けられ、導電部20dは回路基板31の被写体側面上でかつ回路基板31の一辺の長さの半分以上の長さをもつ楕円形状で設けられ、導電部20eは回路基板3の被写体側面上でかつ回路基板31の一辺全部に設けられている。
本例においては形状の異なる導電部20a乃至20eを回路基板31の周縁部に混在させて設けているが、同一形状の導電部を回路基板31の周縁部の全部又は一部に設けてもよく、設計に応じて変更可能である。
ここで、特に特徴的な構成である導電部20b、20c及び20eについて図6及び図7に基づいて説明する。
図6(a)は、回路基板31のa−1領域内に示された導電部20b又は導電性弾性部47の周辺部を示す断面図である。
導電性弾性部47は図7に示すように弾性部材4の一部に設けられ、回路基板31の端面を被覆するように設けられた導電部20bをさらに被覆するよう回路基板47に装着している。
したがって、回路基板31の発塵を導電部20bにて防止するともに、弾性部材4にても防止するので防塵効果をさらに強化できる。また、弾性部材4にて導電部20bを保護することで腐食や劣化を抑えることができ、導電性である導電性弾性部47を設けたことにより導電部20bから電気を図示しない前ケース及び後ケースを通して、撮像装置10外に放電することができるので、静電気等による撮像素子2等の不具合を防止することができる。
次に、図6(b)に基づいて説明する。図6(b)は回路基板31のa−2領域内に示された導電部20e又は導電性弾性部47の周辺部を示す断面図である。
回路基板31のa−2領域内に示された導電部20eは、回路基板31の被写体側の面上と被写体と反対側面上に設けられ、被写体と反対側面上に導電部20eが設けられている位置と回路基板3を挟んで被写体側面上に設けられた導電部20eは、被写体と反対側面上に導電部20eが設けられていることが分かるように、導電部20eの一部を回路基板31の端面から回路基板3の内方向に伸ばして目印となるよう設けている。
図6(a)の構成と比較すると、導電部20eは回路基板31の被写体側面上と被写体と反対側面上に設けており、回路基板31の端面を導電部で被覆する工程がなく、これにより導電部材料の節約を行なう点で有効である。その他の構成及び効果は図6(a)の構成と同様である。
次に、図6(c)に基づいて説明する。図6(c)は回路基板31のa−3領域内に示された導電部20c又は導電性弾性部48の周辺部を示す断面図である。
回路基板31のa−3領域内に示された導電部20cは回路基板31の端面に凹部311を有し、その凹部311の内面に設けられ、導電性弾性部48は導電部20cの凹部311に対応して突出部481を設けており、突出部481を凹部311に嵌め込むことで導通させている。
したがって、回路基板31に凹部311を設けることで弾性部材4を装着する際に、装着を行なう基点としての目印となるとともに確実に導電部20bと導電性弾性部48を導通することを確認することができ、導電部20bと導電性弾性部材48の位置ズレを防止することができる。
なお、本例において導電性弾性部47及び48を弾性部材4の一部として説明したが、これに限定させることなく、弾性部材4の全部を導電性弾性部47又は48としてもよい。
また、撮像装置10の外に導電性弾性部からの電気を放電する前ケース及び後ケースの説明はないが、前ケース及び後ケースにて導電性弾性部47及び48と接触して、回路基板31の電気を撮像装置10外に放電できる構成を備えてればよい。
例えば、図14に基づいて説明すると、前ケース86及び後ケース96に導電性の放電部861及び961を設け、前ケース86の放電部861を弾性部材4に有する導電性弾性部47と接触させ、放電部861から後ケース96の放電部961に電気が流れるよう接続又は接触させて電気を撮像装置10外に放電する構成としている。
図14(a)の放電部861と図14(b)の放電部862の形状の違いは、放電部862の方が導電性弾性部47との接触面積を増やすよう複数の突出部をもうけている点で異なる。接触面積を増やすことで電気抵抗を小さくして撮像装置10外に放電を行ないやすく構成したものである。
なお、撮像装置10外に放電する前ケース及び後ケースの構成は、上記構成に限定されるものではない。
また、導電性弾性部の材質として、白金、金、銀、ニッケル、カーボン、コバルト、銅、錫、アルミニウム、パラジウムを含む金属微粉末、ハンダを含む合金微粉末、有機ポリマ微粉末に金属被覆をした導電性微粉末、及び無機微粉末に金属被覆をした導電性微粉末等何れかを添付したシリコーンゴム、エポキシ基またはハロゲン原子を分子鎖中に有するゴム、エピクロルヒドリンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシドゴム、エピクロルヒドリン−プロピレンオキシドゴム、ブチル系ゴム及びエポキシ基含有アクリルゴム等があり、弾性部材4と弾力性を均一にすることが好ましい。
前ケース及び後ケースにて弾性部材を押圧する際に、押圧力が不均一になり回路基板3の光軸に対する傾きが生じやすくなるのを防止するためである。
(実施例3)
本例は、弾性部材を所定の形状に切断して、一方の端部から他方の端部にかけて回路基板の周縁部を被覆する構成と、弾性部材に装着可能な導電性弾性部材を設けた構成について説明する。
本例は、弾性部材を所定の形状に切断して、一方の端部から他方の端部にかけて回路基板の周縁部を被覆する構成と、弾性部材に装着可能な導電性弾性部材を設けた構成について説明する。
まず、図8乃至図10に基づいて、弾性部材の回路基板への装着方法について説明する。
図8は弾性部材を回路基板に装着した際の外観図である。図9は弾性部材を被覆又は弾性部材に被覆される導電性弾性部材を回路基板に装着した外観図であり、図10は図9のA−A線及びB−B線断面図である。なお、図9では弾性部材と導電性弾性部材とを分かりやすくするため離れて示しているが、図10の如く弾性部材と導電性弾性部材とを所要に重ねて回路基板に装着する。
図8に基づいて説明すると、図8(a)は弾性部材401の一方の端部に突出部4011を回路基板3に装着した外観を示し、図8(b)は回路基板3に弾性部材401を装着した際の外観図を示し、図8(c)は弾性部材401の他方の端部に突出部4011を被覆する凹部4012を回路基板3に装着した外観を示したものである。
なお、図8(b)に示す弾性部材401の突出部4011と凹部4012が離れて示されているが構成を分かりやすくするものであり、突出部4011は凹部に被覆される構成となる。
回路基板3に弾性部材401を装着する際には、突出部4011を最初に回路基板3に装着し、突出部4011を被覆するように凹部4012を回路基板3に装着する。
このように弾性部材401の如く、端部を設けることで環状の弾性部材に比して装着作業が容易となり、作業効率を向上させることができる。
また、他の例として突出部4011及び凹部4012を導電性弾性部として構成し、回路基板31の導電部20a乃至20e(以下、導電部20と称する)に接続する構成としても良い。突出部4011から回路基板31の周縁部を被覆していくことで突出部4011は、被覆の際の基点となり導電部20との接続を確実にすることができ、突出部4011を被覆する凹部4012も導電性であるので、図示しない前ケース及び後ケースをかいして撮像装置10外に回路基板31の電気を放電することができる。
したがって、導電部20に接続する作業及び回路基板31の周縁部を被覆する作業等の作業効率をさらに向上することができる。
次に、弾性部材44及び45に装着可能な導電性弾性部材49及び50について説明する。
図9(a)及び図10(a)に基づいて説明すると、弾性部材44の一方の端部及び他方の端部に回路基板31の周方向に突出させた突出部441及び442を設け、この突出部441及び442に対応して導電性弾性部材49の回路基板31の周方向の両端に凹部491を設け、回路基板3に弾性部材44を装着し、導電性弾性部材49の凹部491が弾性部材44の突出部441及び442を被覆するように回路基板31に装着する。
導電性弾性部材49にて弾性部材44の突出部441及び442を被覆しつつ回路基板3に装着することで、弾性部材44の一方の端部及び他方の端部が回路基板3から抜脱するのを防止するとともに、回路基板31の導電部20と導電性弾性部材49との接続を確実に行なったことを確認でき、接続ミスを防止することができる。
次に図9(b)及び図10(b)に基づいて説明すると、弾性部材45の一方の端部及び他方の端部に回路基板31の周方向に凹ませた凹部451及び452を設け、この凹部451及び452に対応して導電性弾性部材50の回路基板3の周方向の両端に突出部501を設け、回路基板3に導電性弾性部材50を装着して、その後に弾性部材45の凹部451及び452にて導電性弾性部材50の突出部501を被覆するように回路基板31に装着する。
回路基板31への弾性部材45及び導電性弾性部材50の装着方法は、最初に導電性弾性部材50を装着し、この導電性弾性部材50を目印として、導電性弾性部材50の一方の突出部501を被覆するように弾性部材45の凹部451を回路基板31に装着していき、導電性弾性部材50の他方の突出部501を被覆するように弾性部材45の凹部452を回路基板3に装着を行なう。
このような構成とすることで、導電性弾性部材50と導電部20の接続を確実に行なうことができ、導電性弾性部材50を目印に回路基板3の周縁部を弾性部材45に装着することから、装着作業が容易になり作業工程を短くすることができる。また、弾性部材45の凹部451及び452にて導電性弾性部材50の突出部501を被覆して固定することで、導電性弾性部材50が回路基板31から抜脱することを防止できる。
次に、図10(c)に基づいて説明すると、導電性弾性部材49では両端に突出部491を、導電性弾性部材50では両端に凹部501を設けたが、導電性弾性部材51は一方端に突出部511を他方端に凹部512を設けた点で異なる。また、導電性弾性部材51の突出部511及び凹部512に対応して弾性部材46の一方の端部に凹部461を、他方の端部に突出部512を設けている点でも異なる。
回路基板31に弾性部材46及び導電性弾性部材51を装着する方法について説明する。
まず、弾性部材46の突出部462を回路基板31に装着し、次いで導電性弾性部材51の凹部512にて突出部462を被覆するように導電性弾性部材51を回路基板3に装着し、導電性弾性部材51の突出部511を被覆するように弾性部材46の凹部461を回路基板3に装着する。
このように、回路基板3に弾性部材46の突出部462、導電性弾性部材51、弾性部材46の凹部461の順で装着することで、弾性部材46の突出部に回路基板31から抜脱する力が働いても、導電性弾性部材51により抜脱を防止し、弾性部材46の凹部461に回路基板31から抜脱する力が働いても、導電性弾性部材51にて回路基板31の周縁部を被覆することができるので防塵効果が低下することを防止することができる。
なお、導電性弾性部材の材質は導電性弾性部と同様のものが考えられる。
(実施例4)
本例は、図11に基づいて前ケース及び後ケースにて回路基板の光軸方向における位置固定について説明し、図12に基づいて前ケースと後ケースを合わせて固定する方法について説明する。図11及び図12は弾性部材の周辺部を示す断面図である。
本例は、図11に基づいて前ケース及び後ケースにて回路基板の光軸方向における位置固定について説明し、図12に基づいて前ケースと後ケースを合わせて固定する方法について説明する。図11及び図12は弾性部材の周辺部を示す断面図である。
まず、図11(a)に基づいて説明すると、後ケース92の弾性部材4を挟持する面に突出部922を設け、この突出部922は回路基板3を押圧して回路基板3の光軸方向の位置を決める基準面921を備えている。
図11(b)は前ケース82の弾性部材4を挟持する面に突出部822を設け、この突出部822は回路基板3を押圧して回路基板3の光軸方向の位置を決める基準面821を備えている。
このように、前ケース82及び後ケース92に基準面821及び921を設けたことで、前ケース82又は後ケース92と回路基板3との位置関係が固定化さるとともに、回路基板3の光軸方向の位置が固定されるので、撮像装置10の外から圧力や衝撃等を受けても撮像素子2の光軸に対する傾きが防止され撮像視野を良好に保った撮影を行うことができる。
なお、突出部822及び922は、回路基板3の周縁部の全部に対応して設けてもよいし、一部に設けてもよい。一部に設ける場合には、例えば図示された回路基板3であればその4隅に設けても良いし、円状の回路基板であれば周長4分の1の間隔で設けることが考えられる。適宜回路基板の形状に対応して凸部を設ければよい。
次に、図12に基づいて、前ケースと後ケースの固定方法及び弾性部材の押圧方法について説明する。
図12(a)に基づいて説明すると、前ケース83の被写体と反対側の端部に螺合部831を設け、後ケース93の被写体側の端部に螺合部931を設け、前ケース83の螺合部831と後ケース93の螺合部931を螺合させることで固定し、螺合固定する過程において、弾性部材4を前ケース83及び後ケース93で押圧する構成である。
次に、図12(b)に基づいて説明すると、前ケース83と後ケース93の螺合固定の構成に代えて、前ケース84に係止部841を設け、この係止部841を係止する後ケース94に凹部941を設け、前ケース84を弾性部材4の被写体側に配置し、後ケース94を弾性部材4の被写体と反対側に配置し、前ケース84と後ケース94とを嵌合して光軸方向でかつ回路基板3方向に押圧することで、弾性部材4を押圧しつつ前ケース84と後ケース94とを固定することができる。
次に、図12(c)に基づいて説明すると、前ケース85の被写体と反対側の端部と後ケース95の被写体側の端部を合わせて螺子11を挿通し、この螺子11にナット12を螺合して前ケース85と後ケース95とを固定したものである。
上述のように、前ケースと後ケースとを単純な構成で固定するとともに弾性部材を前ケース及び後ケースにて押圧することができ、作業工程を短く、確実に固定作業をおこなうことができる。なお、本例に限定されることなく前ケースと後ケースとによって弾性部材を押圧できるような構成であればよい。
(実施例5)
本例は回路基板に弾性部材及び導電性弾性部材を装着する他の実施例を示す。
本例は回路基板に弾性部材及び導電性弾性部材を装着する他の実施例を示す。
実施例3では、導電性弾性部材を弾性部材にて被覆する等の構成であったが、本例においては導電性弾性部材が弾性部材を貫通して回路基板の導電部と接続される構成としたことを特徴としている。
図13に基づいて説明する。図13は弾性部材の周辺部を示す断面図であり、図13(a−1)乃至(a−3)は導電性弾性部材を棒状又は平板状にしたもの、図13(b−1)乃至(b−3)は導電性弾性部材を断面においてT字状としたものである。
図13(a−1)乃至(a−3)に基づいて説明すると、回路基板31は回路基板31の端面を被覆するように導電部20bを設け、この導電部20bと接続する導電性弾性部材52を設け、この導電性弾性部材52に貫通される弾性部材61が設けられる。
弾性部材61は一方の端部に回路基板3の周方向に突出させた突出部611と他方の端部に凹部612とを備え、この突出部611と凹部612に導電性弾性部材61を貫通させる貫通部が設けられている。
ここで、回路基板31に弾性部材61の装着及び導電性弾性部材61の回路基板31の装着工程について説明する。
まず、弾性部材61の突出部611を回路基板31の導電部20bの位置に対応して装着し、突出部611の貫通部を貫通して回路基板31の導電部20bに導電性弾性部材61を接続し、導電性弾性部材61を目印として、導電性弾性部材61を貫通させかつ突出部611を被覆するように弾性部材61の凹部612を回路基板31に装着する。
このように、導電性弾性部材52が弾性部材61の突出部611及び凹部612を貫通する構成とし、弾性部材61の突出部611、導電性弾性部材52、弾性部材61の凹部612の順に回路基板31に装着することで、装着の際の工程手順が分かりやすくなり、作業工程を短くすることが可能となる。特に導電性弾性部材52が弾性部材61の突出部611から突出することから、回路基板31に弾性部材61の凹部612を装着する際の目印となる点で装着しやすくなるという効果がある。
次に、図13(b−1)乃至(b−3)に基づいて説明すると、図13(a−1)乃至(a−3)にて説明した導電性弾性部材52に比較して導電性弾性部材53は導電部20との接続面を回路基板31の厚み方向で大きくし、弾性部材61を貫通する部位の回路基板3の厚み方向の大きさを小さくしたT字状の形状となっている点に特徴がある。
すなわち、弾性部材61の突出部611は、導電性弾性部材53の回路基板31の厚み方向で大きくした部位を導電部20dに接続固定させ、かつ導電性弾性部材53の回路基板31の厚み方向の大きさを小さくした部位を貫通させて回路基板31に装着し、弾性部材61の凹部612は、導電性弾性部材53の回路基板31の厚み方向の大きさを小さくした部位を貫通させ、かつ突出部611を被覆するように回路基板31に装着する。
このように、回路基板31に導電性弾性部材53、弾性部材62の突出部611、凹部612の順で装着することで、導電性弾性部材52に比べ導電性弾性部材53は、回路基板3から抜脱することがなく、確実に回路基板3の導電部20bと接続され、導電部20bと導電性弾性部材52との接続不良を防止することができる。
なお、導電性弾性部材52を金属等の導電性部材に置き換えることも可能であるが、前ケース及び後ケースにて弾性部材を押圧すると、導電性部材と前ケースとの間に空間ができ接続不良を起こす可能性があるので弾性力があることが好ましい。
また、導電性弾性部材を弾性部材に比べ押圧された際の伸性及び弾力性を大きくすることで、弾性部材内より導電性弾性部材が突出し、突出することで前ケース及び回路基板の導電部を確実に接続し、接続不良を防止することができる。
なお、本実施の形態例に限定されず種々の変更等行なうことができる。
例えば、実施例1にて説明した前ケース81及び後ケース91に設けた凸部812及び912を実施例2の回路基板31の導電部20a乃至20eに対応して設け、凸部812及び912と導電部20a乃至20eとの間に導電性弾性部47及び48や導電性弾性部材49乃至51を設ける構成とすることもできる。凸部812及び912と導電部20a乃至20eとの間に導電性弾性部47及び48や導電性弾性部材49乃至51を設けることで、凸部812及び912にて導電性弾性部47及び48や導電性弾性部材49乃至51を押圧するので、導電性弾性部47及び48や導電性弾性部材49乃至51と導電部20a乃至20eとの接続を補助することができ、接続不良を防止できる。
また、他の例として、突出部481を設けた導電性弾性部48の構成を導電性弾性部材49乃至51や弾性部材4等の端部に設けてもよい。この構成であれば、弾性部材と回路基板を被覆する際に被覆位置を所要に決めることができ、導電性弾性部材と回路基板の導電部の接続不良等を防止することができる。
かくして、本発明によれば、回路基板の周縁部を弾性部材にて被覆することで撮像素子の受光エリア内への埃や塵等の侵入を防止するとともに、回路基板の周縁部に弾性部材を装着する工程を初期に行なうことで、撮像装置の組立工程における発塵を防止することができる。
1・・・回路部品
2・・・撮像素子
3・・・回路基板
4・・・弾性部材
47、48・・・導電性弾性部
49、50、51、52、53・・・導電性弾性部材
5・・・光学フィルタ
6・・・レンズ
7・・・保持部材
8・・・前ケース
9・・・後ケース
10・・・撮像装置
2・・・撮像素子
3・・・回路基板
4・・・弾性部材
47、48・・・導電性弾性部
49、50、51、52、53・・・導電性弾性部材
5・・・光学フィルタ
6・・・レンズ
7・・・保持部材
8・・・前ケース
9・・・後ケース
10・・・撮像装置
Claims (10)
- 回路基板と、
該回路基板に接続する撮像素子と、
該撮像素子に外光を集光する光学系と、
前記回路基板の周縁部を被覆する弾性部材と、
合わせることで前記回路基板を収容する前ケースと後ケースと、を備え、
前記前ケースに前記光学系を介して前記撮像素子に光を入射させる入光口を設け、
前記弾性部材を前記前ケースと前記後ケースとで挟持することを特徴とする撮像装置。 - 前記前ケースの前記弾性部材を挟持する面より被写体側の内壁面が、前記回路基板の周縁より前記光学系の光軸側に位置することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記前ケース及び/又は前記後ケースの前記弾性部材を挟持する面に凸部を設け、該凸部に対応する前記弾性部材の位置に凹部又は段部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
- 前記前ケース及び/又は前記後ケースに前記回路基板の光軸方向の位置を決定する突出部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の撮像装置。
- 前記弾性部材の前記回路基板の被写体側面上の端部及び/又は被写体と反対側面上の端部に、前記回路基板への装着又は抜脱を補助する補助部を設けたことを特徴とする請求項1乃至4に記載の撮像装置。
- 前記回路基板の周縁部の全部又は一部に導電部を設け、前記弾性部材の少なくとも前記導電部を被覆する部分を導電性の導電性弾性部とすることを特徴とする請求項1乃至5に記載の撮像装置。
- 一方の端部から他方の端部にかけて前記回路基板の周縁部を被覆する前記弾性部材であって、
前記回路基板の周縁部の全部又は一部に導電部を設け、前記弾性部材の両端部を前記導電部と導通可能な導電性弾性部としたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の撮像装置。 - 一方の端部から他方の端部にかけて前記回路基板の周縁部を被覆する前記弾性部材であって、
前記回路基板の周縁部の一部又は全部に導電部を設け、
該導電部に接続し、かつ、前記弾性部材を被覆及び/又は前記弾性部材に被覆される導電性弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の撮像装置。 - 一方の端部から他方の端部にかけて前記回路基板の周縁部を被覆する前記弾性部材であって、
前記前ケース及び/又は前記後ケースに導電性の放電部を設け、
前記回路基板の周縁部の一部に導電部を設け、
前記弾性部材の一方の端部と他方の端部を貫通して前記放電部と前記導電部とを接続する導電性弾性部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至5に記載の撮像装置。 - 回路基板と、
該回路基板に接続する撮像素子と、
前記回路基板の周縁部を被覆する弾性部材と、
合わせることで前記回路基板を収容する前ケースと後ケースと、
を備える撮像装置の組立方法であって、
前記弾性部材を前記回路基板の周縁部に被覆する工程の後、
前記弾性部材を前記前ケースと前記後ケースにて挟持する工程を行うことを特徴とする撮像装置の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006290287A JP2008109400A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 撮像装置および該撮像装置の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006290287A JP2008109400A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 撮像装置および該撮像装置の組立方法 |
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JP2008109400A true JP2008109400A (ja) | 2008-05-08 |
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ID=39442392
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JP2006290287A Pending JP2008109400A (ja) | 2006-10-25 | 2006-10-25 | 撮像装置および該撮像装置の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008109400A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100983044B1 (ko) | 2008-12-10 | 2010-09-17 | 삼성전기주식회사 | 카메라 모듈 패키지 |
KR20150033103A (ko) * | 2013-09-23 | 2015-04-01 | 엘지이노텍 주식회사 | 카메라 모듈 |
JP2017520132A (ja) * | 2014-03-21 | 2017-07-20 | タイコ エレクトロニクス アンプ コリア カンパニー リミテッドTyco Electronics AMP Korea Co.,Ltd | ケーブルアセンブリ、カメラモジュール、およびそれらを含む車両用カメラデバイス |
-
2006
- 2006-10-25 JP JP2006290287A patent/JP2008109400A/ja active Pending
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