JP2008106807A - 逆止弁 - Google Patents

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尚仁 野々山
Shigeo Oi
茂雄 大井
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▲琢▼也 石川
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Abstract

【課題】開放時には流体が円滑に通過することができるようにする。
【解決手段】逆止弁を構成するハウジング6内に一対の弁板24からなる弁体14が、流体通路を開閉可能に組み込まれる。両弁板24は回動軸15が一体に形成され、かつこの回動軸15はハウジング6側に形成された長孔状の軸受け孔内に回動及びハウジング6の軸方向への変位可能に挿入されている。また、両弁板24にはピン17が突出し、ハウジング6に形成されたカム溝18に沿って変位可能に挿入されている。さらに、ハウジング6の周壁の内側にはリング状の戻しばね25が組み込まれ、回動軸15が載置される。弁体14に流体圧が作用すると、回動軸15は戻しばね25を撓ませつつ軸受け孔内を変位し、ピン17がカム溝18に沿って移動することで、弁体14が開き動作を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば自動車の燃料タンクへの給油配管中に組み込まれる逆止弁に関する。
給油時に自動車の燃料タンク内の燃料蒸気が大気に放出されるのを防止したり、或いは燃料の逆流を防止することを目的として燃料配管内に逆止弁を装着したものが知られている。このような箇所で使用可能な逆止弁として、下記特許文献1のものが知られている。
特開平10−292874号公報
上記の逆止弁は、それぞれが半円状に形成された弁体を有し、本体内にヒンジピン周りに回動可能に組付けることによって、流体通路を開閉可能にしている。また、ヒンジピンには戻し用のコイルばねが巻着されていて、弁体を閉止方向に付勢している。
このように、上記の逆止弁においては本体の直径方向に沿ってヒンジピンが配され、さらにこのヒンジピンに戻し用のコイルばねが巻着される構造である。したがって、コイルばねは当然ながらヒンジピンよりも大径のものとなる。このような径の大きいコイルばねが流体通路の中央部に配されることになるため、これによって流体の通過面積が縮小されてしまう結果となっていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、開放時には流体を円滑に通過させることができる逆止弁を提供することにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、流体の配管中に組み込まれるとともに、内部が前記配管の軸線方向に貫通する流体通路とされているハウジングと、このハウジングに装着されて前記流体通路を開閉可能とする弁体と、この弁体を閉止方向に付勢する付勢手段とを備えてなる逆止弁であって、
前記弁体は、前記流体通路における軸線方向と交差するように配された回動軸を備えこの回動軸を中心として回動可能でかつ前記流体通路内を同通路の軸方向に沿って移動可能に支持された一対の半円板状の弁板と、各弁板の端縁から前記回動軸から離間した位置に配されかつ回動軸と平行に突出するピンとを有する一方、前記付勢手段は前記流体通路を構成する壁において前記回動軸の両端部に対して係止可能に組み付けられ、前記両弁板が前記流体通路内を同通路の軸方向に沿って前記流体の上流側から下流側へ移動したときに前記両弁板を戻し方向に付勢可能であり、また、前記流体通路を構成する壁には前記弁体が前記流体通路内を上流側から下流側へ移動することに伴って前記ピンを誘導して前記両弁体が開放方向に変位させる案内部が形成されているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記付勢手段は、前記流体通路を構成する周壁の周方向に沿って配され線材よりなる略リング状をなす戻しばねによって形成されるとともに、この付勢手段は前記回動軸を係止させ前記弁板に流体の圧力が作用したときに下流側へ変形することによって付勢力が畜勢されることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記両弁板において相互が突き合わされる端縁に前記回動軸を分担するようにしてその一部ずつが一体に形成され、両弁板が組み合わされることによって、両回動軸が同軸上に位置するように形成されていることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記ピンは前記両弁板において相互が突き合わされる端縁部から直径方向外方へ突出するようにして一体形成され、かつ前記両弁板が組み合わされたときに前記回動軸を挟んで対称となる位置に配される一方、前記流体通路を構成する壁面において前記両ピンと対応する位置には、前記両ピンの先端部が変位可能に差し入れられ、前記弁体の開閉動作を行わせるよう、前記両弁板の変位動作を案内する前記案内部としてのカム溝が前記回動軸を中心として対称形状をなして形成されていることを特徴とするものである。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、流体がハウジング内の流体通路を流れていない通常時には付勢手段の付勢力によって弁体は流体通路を閉じ状態に保持しているため、流体の逆流はこれによって阻止されている。しかし、流体の通過に伴って両弁板が流体からの圧力を受けると、両弁板の回動軸は付勢手段に抗して流体通路の軸方向に沿って移動する。この動作に連動してピンが案内部による誘導作用を受けて弁体を開放させるよう両弁板を動作させる。かくして、流体が逆止弁を通過して流体通路を流下することができる。
そして、流体の流れが止まり、流体圧が弁体に作用しなくなると、付勢手段の付勢力によって回動軸が元の位置に復帰する。そして、この復帰動作に伴ってピンが案内部を逆戻りするため、弁体は再び閉止状態に戻り、流体の逆流を阻止する。
そして、特に付勢手段が回動軸の端部に配されるようにしたため、流体の通過面積確保に有効となる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、付勢手段が略リング状をなす戻しばねによって形成されるため、ハウジングへの組み込み作業を円滑に行うことができるとともに、付勢手段が流体通路の周面に沿う形状であることから、流れの抵抗となることが有効に緩和される。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、回動軸が弁板と一体に形成されていることから、部品点数の削減を行うことができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、弁板の開閉動作はピンとカム溝とによって確動的になされるため、弁板の開閉動作を安定的に行うことができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図11によって説明する。図1において、1は自動車の燃料タンクであり、その上部にはロアパイプ2が突設されている。一方自動車ボディの給油口に通じるようにしてアッパパイプ3が取付けられ、アッパ・ロアの両パイプ2,3の間はゴム製のホース4によって接続されている。なお、ホース4とロアパイプ2の接続部分は金属製のホースクランプHCによって強固に緊締されている。
そして、ロアパイプ2の内部で燃料タンク1からの突出端部には逆止弁5が組み込まれている。逆止弁5はロアパイプ2の軸方向に沿って貫通する略円筒状のハウジング6(合成樹脂製)を備えている。ハウジング6はロアパイプ2内に嵌合可能に形成され、その内部は流体通路7となっている。また、ハウジング6の一方(燃料の流れ方向の上流側)の開口縁には次述する抜け止め片8を除くほぼ全周に沿って鍔縁9が張り出し形成されている。この鍔縁9はロアパイプ2の突出端縁に外側から係止して、ハウジング6がロアパイプ2内に嵌合する深さを規制している。ロアパイプ2の突出端縁は全周に沿ってリング状に膨出し、装着縁10が形成されている。さらに、ハウジング6の一方の開口縁寄りであって鍔縁9からやや奥方へ引っ込んだ位置には前記した抜け止め片8が一対、対称に配されている。両抜け止め片8はハウジング6の周壁をそれぞれ軸方向に沿って二条ずつのスリット11を所定深さまで切り込むことで内外方向への撓みが可能になっており、装着縁10の内側に弾性的に係止可能である。かくして、ハウジング6をロアパイプ2の上流側端部から嵌め入れると、ロアパイプ2の装着縁10は鍔縁9と抜け止め片8とによって挟持された状態で係止され、その結果、ハウジング6はロアパイプ2に対し軸方向への移動不能に組み付けられる。
ハウジング6の他方(燃料の流れ方向の下流側)の開口縁は、図3に示すように、一対のテーパ面12によって対称形状をなすようにして切り欠かれており、両テーパ面12の間には水平部13が保有されている。なお、この両テーパ面12は抜け止め片8が設けられている位置とはほぼ直角にずれた位置にあり、対応する両弁板24が閉止状態にあるときには弁板24の周縁と当接してシール面として機能する。
ハウジング6において水平部13が設けられた部分と鍔縁9との間には弁体14の回動軸15の軸端が差し込まれる軸受け孔16と弁体14のピン17の先端部が差し込まれるカム溝18とが連通状態で、かつ軸心を挟んで一対形成されている。両軸受け孔16はハウジング6の軸方向に長孔形状をなしており、カム溝18はこの軸受け孔16の上流側端部から斜め上方へ延出して形成されている。但し、両カム溝18の延出方向は軸心を挟んで対称に形成されている。また、弁体14の組付けの円滑さのために、ハウジング6の周壁内面には軸受け孔16及びカム溝18が設けられている箇所へ向けてハウジング6の上流側端縁から軸方向に沿って位置決め溝19が凹み形成され、回動軸15とピン17とを共に位置決めした状態で組み付けることができるようにしている。
一方、ハウジング6の周壁内面であって、前記した両抜け止め片8の下流側には戻しばね25(付勢手段)に対するばね受け部20A,20Bが一対配されており、共に径方向内方へ向けて突出している。また、両ばね受け部20A,20Bは上記した軸受け孔16及びカム溝18が設けられている箇所とは周方向へほぼ90度ずれた位置に配されている。また、一方のばね受け部(図5において右側に示されるもの、第1ばね受け部20A)はハウジング6の下流側端縁から軸方向に沿ってリブ状に突出し、その上端は抜け止め片8の基部の直下まで延びるとともに水平面をなして受け面21となっている。他方のばね受け部(図5において左側に示されるもの、第2ばね受け部20B)も同様にリブ状に突出しつつ軸方向に沿って抜け止め片8の基部の直下まで延び、その上端では幅広に形成され、その幅方向中央部には仕切り板22が配されている。このようにしているのは、図4に示すように、本実施形態の戻しばね25が金属製の線材にてハウジング6の内径よりやや小さめのC字形状をなしており、第2ばね受け部20Bにおける仕切り板22の両側で戻しばね25の両端を支持するようにしているからである。また、ハウジング6の周壁内面には等角度間隔毎に複数本(本実施形態では4本:図4参照)のガイドリブ23がハウジング6の全長に亘って形成されている。各ガイドリブ23は戻しばね25の外周縁に当接できるよう、その突出量が定められていて戻しばね25が真円性を保持できるよう矯正する役割も果たす。かくして、戻しばね25は両ばね受け部20A,20Bによって支持されるが、両ばね受け部20A,20Bの間は下支えのない浮いた状態となっていることから、この浮いた領域で戻しばね25は撓みが許容される。
次に、弁体14について説明すると、弁体14はそれぞれ同一形状にて形成された二枚の略半円板状をなす弁板24によって形成されており、相互を反転させた状態で組み付けがなされる(図9(A)(B)参照)。これら両弁板24の基部側の縁(突合せ縁)の一方の端部であって、流体の上流側に面する側には軸受け部26が弁板24の厚み方向に突出して形成されている。両軸受け部26には軸孔30が貫通し、両弁板24が組み合わされるときには、両軸受け部26は対称の位置に配され、かつ軸孔30は弁体14の直径方向に沿って同軸をなすようになっている。また、両弁板24の突合せ縁24Aにおいて軸受け部26が設けられているのと反対側には回動軸15が同縁に沿って一体に形成されている。回動軸15は弁板24の突合せ縁24Aから平面方向前方へ張り出すようにしてかつ高さ方向へは板面から段差を有するようにして設けられていて、両弁板24が組み合わされると相互に同軸をなし、対応する軸受け部26の軸孔30へ回動可能な状態で挿通される。
両回動軸15は弁体14がハウジング6内に組み付けられると、戻しばね25の上(流体の上流側)に載置される。このときには、回動軸15は軸受け孔16における上流側端部に位置している。さらに、図7に示すように、両弁板24において回動軸15と軸受け部26との間(組み付けスペース27)の間隔は、各回動軸15の全長よりも広く設定されていて、両弁板24の組み合わせ時には相手側の弁板24の回動軸15が当該弁板24の組み付けスペース27内に適合させられ、そのもとで両弁体14を突合せ縁24Aに沿って相互に反対方向へ移動させることで、回動軸15を軸孔へ貫通させることができる。また、両回動軸15において軸受け部26から外方へ突出する部分には全周に沿って受け溝28が形成され、戻しばね25と係止可能である。
さらに、両弁板24の突合せ縁24Aにおいて組み付けスペース27に対応する範囲には、相手側弁板24の回動軸15の外面を長さ方向に沿って当接して受ける支持壁29が一体に設けられている。支持壁29は回動軸15の外面形状に適合できるように四ツ割りされた円筒形状をなし、相手側回動軸15が進入してくる方向へ開口している。
さらにまた、各軸受け部26の外側面であって弁板24とは反対側の端部には回動軸15と平行にピン17が突出している。両ピン17は回動軸15に対し流体の上流側に配置されており、弁体14がハウジング6へ組み付けられるときにはピン17は対応するカム溝18内へ変位可能に差し込まれる。そして、弁体14が流体通路7を閉止しているときには、両ピン17はカム溝18の上流端に位置し、弁板24が流体圧を受けて回動軸15が軸受け孔16内を下流側へ移動することに伴い、カム溝18内を軸受け孔16側へ向けて移動するようになっている。このようなカム溝18に沿ってピン17が移動することに伴い、弁板24は図2及び図3に示すように開閉動作が可能になる。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明すると、給油がなされていない状態では、逆止弁5はハウジング6内の流体通路7を閉止している。すなわち、弁体14の両回動軸15は戻しばね25の周縁上に載置され、軸受け孔16内の上流側端部に保持され、同時に両ピン17もまた対応するカム溝18の上流側端部に位置している。これらによって、両弁板24は図2に示すような相互に拡開した角度(例えば90度)位置に保持される。このことによって、両弁板24はその周縁がハウジング6側の両テーパ面12の周縁に沿って密着し、この間をシール状態にすることで燃料タンク1内の燃料が逆流するのを防止している。
一方、給油口から燃料が供給されると、給油に伴う流体圧が両弁板24の板面に作用する。しかし、両弁板24はピン17がカム溝18内に挿通されてその動作が制約され、直ちに回動動作を行うことはできないことから、まず、回動軸15が軸受け孔16内を下流側へ変位する。同時に、ピン17がカム溝18内を同様に下流側へ変位することによって、両弁板24は徐々に相互が接近する方向へ回動し、その結果、弁体14は流体通路を開放し、もって燃料がタンク1内へ供給可能となる。
上記した回動軸15が軸受け孔16内を下流側へ変位するときには、戻しばね25を図3に示すように下流側へ撓ませることから、給油が停止し流体圧が弁板24に作用しなくなると、戻しばね25のばね力によって回動軸15は上流側へ向けて復動し、同時にピン17もまた元の位置へ復帰するため、再び弁体14は流体通路を閉止する。
上記のように、本実施形態によれば、戻しばね25がハウジング6の周壁内面に配され、従来のような流体通路の直径部分へ配置しないようにしたため、従来に比較して流路面積を大きくとることができ、また周縁に沿って配置したことと併せて燃料の円滑な流れに寄与する。
本実施形態では、戻しばね25はハウジング6内の周壁に沿う程度の比較的大きな径をもつ略リング状の形態であるため、ハウジング6への組み付け作業を行いやすい、という利点もある。しかも、周壁内面に複数のガイドリブを設けて戻しばね25の組み込みの案内を行うようにしているため、作業の一層の円滑さが期待できる。また、仮に戻しばね25に多少の変形を生じて真円性が損なわれていたとしても、これらガイドリブによって形状の矯正を図ることもできる。
さらに、両弁板24にはそれぞれ回動軸15が一体に形成されていることから、部品点数の削減によって作業性及びコストの低減が達成される。さらにまた、弁体14は同一形状の二枚の弁板24を組み合わせたものであるため、金型費を低減することができる。
さらにまた、弁板24の開閉動作はピン17とカム溝18とによって確動的になされるため、弁板24の開閉動作を安定的に行うことができる、という効果も得られる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態では、回動軸15を両弁体14に一体に形成したが、弁体14とは別体の回動軸15を設定してもよい。その場合には、本実施形態のように両弁板24間で分割するような形態でなく、一本の回動軸15とすればよい。
(2)本実施形態では戻しばね25をC字形状(切れ目のあるリング形状)としたが、切れ目のないリング状としたものであってもよい。
(3)戻しばね25は必ずしもリング状である必要はなく、要は回動軸15の軸端部に作用するものであればよく、例えばハウジング6の軸方向に沿うように配されたコイルばねとすることも考えられる。
(4)本実施形態では、軸受け孔16とカム溝18とを連通させて形成したが、これらは独立した非連通のものであってもよい。
(5)本実施形態では、カム溝を案内部としたが、案内部は必ずしも溝である必要はなく、一対の突条の間でピンの案内を行うような形態であってもよい。
逆止弁の配置を示す断面図 閉止状態にある逆止弁の断面図 開放状態にある逆止弁の断面図 逆止弁の平面図 逆止弁の構成要素を示す断面図 ハウジングの断面図 弁板同士の組付け状況を示す平面図 弁板同士の組付け後の状態を示す平面図 弁板同士の組付け作業を示す断面図 逆止弁の開閉動作を示す側面図 弁体の開閉時における弁体の動作説明図
符号の説明
5…逆止弁
14…弁体
15…回動軸
16…軸受け孔
17…ピン
18…カム溝
24…弁板
25…戻しばね
26…軸受け部

Claims (4)

  1. 流体の配管中に組み込まれるとともに、内部が前記配管の軸線方向に貫通する流体通路とされているハウジングと、このハウジングに装着されて前記流体通路を開閉可能とする弁体と、この弁体を閉止方向に付勢する付勢手段とを備えてなる逆止弁であって、
    前記弁体は、前記流体通路における軸線方向に交差するように配された回動軸を備えこの回動軸を中心として回動可能でかつ前記流体通路内を同通路の軸方向に沿って移動可能に支持された一対の半円板状の弁板と、各弁板の端縁から前記回動軸から離間した位置に配されかつ回動軸と平行に突出するピンとを有する一方、
    前記付勢手段は前記流体通路を構成する壁において前記回動軸の両端部に対して係止可能に組み付けられ、前記両弁板が前記流体通路内を同通路の軸方向に沿って前記流体の上流側から下流側へ移動したときに前記両弁板を戻し方向に付勢可能であり、
    また、前記流体通路を構成する壁には前記弁体が前記流体通路内を上流側から下流側へ移動することに伴って前記ピンを誘導して前記両弁体が開放方向に変位させる案内部が形成されていることを特徴とする逆止弁。
  2. 前記付勢手段は、前記流体通路を構成する周壁の周方向に沿って配され線材よりなる略リング状をなす戻しばねによって形成されるとともに、
    この付勢手段は前記回動軸を係止させ前記弁板に流体の圧力が作用したときに下流側へ変形することによって付勢力が畜勢されることを特徴とする請求項1記載の逆止弁。
  3. 前記両弁板において相互が突き合わされる端縁に前記回動軸を分担するようにしてその一部ずつが一体に形成され、両弁板が組み合わされることによって、両回動軸が同軸上に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の逆止弁。
  4. 前記ピンは前記両弁板において相互が突き合わされる端縁部から直径方向外方へ突出するようにして一体形成され、かつ前記両弁板が組み合わされたときに前記回動軸を挟んで対称となる位置に配される一方、
    前記流体通路を構成する壁面において前記両ピンと対応する位置には、前記両ピンの先端部が変位可能に差し入れられ、前記弁体の開閉動作を行わせるよう、前記両弁板の変位動作を案内する前記案内部としてのカム溝が前記回動軸を中心として対称形状をなして形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の逆止弁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013011682A1 (ja) * 2011-07-21 2013-01-24 パナソニック株式会社 冷却装置とこれを搭載した電子機器、および電気自動車
JP2013024478A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Panasonic Corp 冷却装置およびこれを搭載した電子機器、および電気自動車
JP2018187218A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 ヤマトプロテック株式会社 流水検知装置

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