JP2008097786A - 薄膜磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドの製造方法 Download PDF

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啓 平林
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Abstract

【課題】製造コストを抑制しつつ漏れ磁界の発生を抑制することが可能な薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供すること。
【解決手段】薄膜磁気ヘッド1の製造方法は、第1下部磁極層42a上の一部に第2下部磁極層42bを形成する工程と、第2下部磁極層42bの積層方向における厚さよりも厚くなるように、第2下部磁極層42bよりもエッチングされにくい絶縁層48をウエハ表面全体に形成する工程と、ウエハ表面全体に対して第2下部磁極層42bが露出するまでCMPによる平坦化処理を行う工程と、ウエハ表面全体に対してイオンビームエッチングを施すことで、第2下部磁極層42b及び絶縁層48により構成される凹部56を形成する工程と、ウエハ表面全体に記録ギャップ層52を形成する工程と、凹部56を充填するように上部磁極層44のうち第1上部磁極層44aを形成する工程とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、薄膜磁気ヘッドの製造方法に関する。
従来から、下部磁極層を形成する工程と、下部磁極層上に記録ギャップ層を形成する工程と、記録ギャップ層上の一部に上部磁極層を形成する工程と、下部磁極層のトラック幅方向における媒体対向面での幅(以下、下部磁極層の幅という)と上部磁極層のトラック幅方向における媒体対向面での幅(以下、上部磁極層の幅という)とが一致するように下部磁極層、記録ギャップ層及び上部磁極層をイオンビームエッチングする工程とを備える薄膜磁気ヘッドの製造方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3349925号公報
上述した従来の薄膜磁気ヘッドの製造方法では、イオンビームエッチングによって、下部磁極層の幅と上部磁極層の幅とを一致させることで、下部磁極層と上部磁極層とが対向する対向空間の外側に漏れ磁界が発生することを抑制している。このように漏れ磁界の発生を抑制することで、隣接するトラック同士の間に余分なデータを記録してしまう、いわゆる書きにじみの発生についても抑制されることとなる。
しかしながら、記録ギャップ層をアルミナ(Al)やSiOによって形成した場合には、記録ギャップ層と上部磁極層及び下部磁極層とでエッチングされる割合(エッチングレート)が異なることにより、上部磁極層の幅と下部磁極層の幅とを一致させることが困難であった。一方、記録ギャップ層をルテニウム(Ru)等のイオンビームエッチングが容易な材料によって形成した場合には、上部磁極層の幅と下部磁極層の幅とを一致させ易くなるが、材料が高価となってしまうため、製造コストが極めて高くなってしまうという問題があった。
本発明は、製造コストを抑制しつつ漏れ磁界の発生を抑制することが可能な薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法は、第1下部磁極層を形成する工程と、第1下部磁極層上の一部に第2下部磁極層を形成する工程と、第2下部磁極層よりもエッチングされにくい非磁性絶縁層を第1及び第2下部磁極層上に形成する工程と、第2下部磁極層の積層方向における上面全体が露出するまで非磁性絶縁層の一部を除去する工程と、第2下部磁極層の厚さが非磁性絶縁層の厚さよりも薄くなるまで第2下部磁極層及び非磁性絶縁層をエッチングすることで、第2下部磁極層及び非磁性絶縁層により構成される凹部を形成する工程と、少なくとも第2下部磁極層の表面を覆うように記録ギャップ層を形成する工程と、凹部を充填するようにして第1上部磁極層を形成する工程とを備える。
本発明に係る薄膜磁気ヘッドの製造方法では、非磁性絶縁層が第2下部磁極層よりもエッチングされにくいものとなっているので、第2下部磁極層の厚さが非磁性絶縁層の厚さよりも薄くなるまで第2下部磁極層及び非磁性絶縁層をエッチングすることで、第2下部磁極層及び非磁性絶縁層により構成される凹部が形成される。そして、少なくとも第2下部磁極層の表面を覆う記録ギャップ層を形成した後に、凹部を充填するようにして第1上部磁極層を形成している。そのため、記録ギャップ層と第1上部磁極層とでエッチングレートが異なっている場合でも、上部磁極層の幅と凹部のトラック幅方向における媒体対向面での幅、すなわち第2下部磁極層のトラック幅方向における媒体対向面での幅(以下、第2下部磁極層の幅という)とを一致させることができるようになる。その結果、Ru等の高価な材料を用いる必要がなくなるので、製造コストを抑制することが可能となると共に、第2下部磁極層の幅と第1上部磁極層の幅とが一致するようになるので、漏れ磁束の発生を抑制することが可能となる。
また、第1上部磁極層を形成する工程の後に、第1上部磁極層のうち凹部からはみ出た部分を除去する工程と、第1上部磁極層と接続される第2上部磁極層を形成する工程とを更に備えると好ましい。
また、第2上部磁極層を形成する工程では、記録媒体に対向する媒体対向面から露出しない位置に第2上部磁極層が配置されていることが好ましい。このようにすると、第2上部磁極層と記録媒体との距離が第1上部磁極層と記録媒体との距離よりも大きくなるので、第2上部磁極層と第1又は第2下部磁極層との間において漏れ磁束が発生した場合でも、漏れ磁束による影響を抑制することが可能となる。
また、第2上部磁極層のトラック幅方向における媒体対向面での幅が、第1上部磁極層のトラック幅方向における媒体対向面での幅よりも小さいと好ましい。このようにすると、第2上部磁極層と第1又は第2下部磁極層との間において、漏れ磁束の発生をより抑制することが可能となる。
本発明によれば、製造コストを抑制しつつ漏れ磁界の発生を抑制することが可能な薄膜磁気ヘッドの製造方法を提供することができる。
本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。また、説明中、「上」なる語を使用することがあるが、これは図面の上方向に対応したものである。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して、第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッド1を備える磁気ヘッド装置100の構成について説明する。図1は、第1又は第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドが複数搭載された磁気ヘッド装置を示す斜視図である。
磁気ヘッド装置100は、記録媒体である磁気テープの長手方向(磁気テープの走行方向(図1の矢印A,B参照))に沿って直線的に磁気情報の記録及び読取りを行う、いわゆるリニア型磁気テープドライブ方式のデータストレージシステムに適用されるものである。磁気ヘッド装置100は、図1に示されるように、一対の磁気ヘッドスタック部102,104を備えている。
各磁気ヘッドスタック部102,104には、読取ヘッド部20及び記録ヘッド部40(詳しくは後述する)を有する複数の薄膜磁気ヘッド1と一対のサーボ信号読取り素子106とがそれぞれ搭載されている。各薄膜磁気ヘッド1及び各サーボ信号読取り素子106は、磁気ヘッドスタック部102,104においてそれぞれ1列となるように配設されており、各薄膜磁気ヘッド1は、一対のサーボ信号読取り素子106の間に位置している。磁気ヘッドスタック部102に搭載されている各薄膜磁気ヘッド1と磁気ヘッドスタック部104に搭載されている各薄膜磁気ヘッド1とは磁気テープの走行方向にそれぞれ並んでおり、対応する薄膜磁気ヘッド1同士によって複数の薄膜磁気ヘッド対が形成されている。
磁気ヘッドスタック部102では、薄膜磁気ヘッド1の読取ヘッド部20が、磁気ヘッドスタック部104から記録ヘッド部40よりも離れて位置している。磁気ヘッドスタック部104では、薄膜磁気ヘッド1の読取ヘッド部20が、磁気ヘッドスタック部102から記録ヘッド部40よりも離れて位置している。磁気テープの走行方向が図1の矢印A方向である場合には、薄膜磁気ヘッド対のうち磁気ヘッドスタック部104に搭載されている薄膜磁気ヘッド1の記録ヘッド部40によって磁気情報の記録が行われ、薄膜磁気ヘッド対のうち磁気ヘッドスタック部102に搭載されている薄膜磁気ヘッド1の読取ヘッド部20によって磁気情報の読取りが行われる。一方、磁気テープの走行方向が図1の矢印B方向である場合には、薄膜磁気ヘッド対のうち磁気ヘッドスタック部102に搭載されている薄膜磁気ヘッド1の記録ヘッド部40によって磁気情報の記録が行われ、薄膜磁気ヘッド対のうち磁気ヘッドスタック部104に搭載されている薄膜磁気ヘッド1の読取ヘッド部20によって磁気情報の読取りが行われる。
(薄膜磁気ヘッドの構成)
続いて、図2を参照して、第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッド1の構成について説明する。図2は、(a)が媒体対向面に対して垂直であって且つトラック幅方向から見た第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図であり、(b)が媒体対向面から見た第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図である。
薄膜磁気ヘッド1は、基板10の上部に備えられている。薄膜磁気ヘッド1は、基板10上に、後述するMR(磁気抵抗効果:Magneto Resistive)素子24を有する読取ヘッド部20と、絶縁層30と、書込用の誘導型の電磁変換素子としての記録ヘッド部40とが順次積層された複合型薄膜磁気ヘッドとなっている。薄膜磁気ヘッド1では、図2(a)における左側の端面が、図示しない磁気テープの記録面に対向する媒体対向面Sとなっている。基板10は、アルティック(Al・TiC)からなるウエハ上に、Al等の電気絶縁性を有する非磁性無機絶縁材料からなる下地層が厚さ0.3μm〜5.0μm程度となるように形成されて構成されている。
読取ヘッド部20は、基板10上に、下部電極を兼ねる下部磁気シールド層22と、MR素子24と、上部電極を兼ねる上部磁気シールド層26とが、この順で積層されている。また、MR素子24のトラック幅方向の両側には、絶縁層28を介して、硬磁性材料からなる一対のバイアス印加層(図示せず)が形成されている。
下部磁気シールド層22及び上部磁気シールド層26は、NiFe(パーマロイ)等の軟磁性材料からなり、不要な外部磁界をMR素子24が感知するのを防止する。MR素子24は、フリー層を含む多層構造であり(図示せず)、媒体対向面Sに露出するように媒体対向面S側に配置されている。
MR素子24は、磁気抵抗効果を利用して、磁気テープから入力される磁界の変化を検出し、磁気テープに記録されている磁気情報を読出す。なお、MR素子24の代わりに、磁気抵抗変化率の高い巨大磁気抵抗効果を利用したGMR(Giant Magneto Resistive)素子、異方性磁気抵抗効果を利用したAMR(Anisotropy Magneto Resistive)素子、トンネル接合で生じる磁気抵抗効果を利用したTMR(Tunnel Magneto Resistive)素子、CPP(Current Perpendicular to Plane)−GMR素子等を利用してもよい。
絶縁層28は、AlやSiO等の非磁性無機絶縁材料からなり、MR素子24に含まれるフリー層等に流れる電流がバイアス印加層にリークするのを防止する。
絶縁層30は、AlやSiO等の非磁性無機絶縁材料からなり、読取ヘッド部20と記録ヘッド部40とによって挟まれるように配置されている。絶縁層30の積層方向における厚みは、例えば0.1μm〜2.0μm程度に設定することができる。
記録ヘッド部40は、基板10に近い順に、下部磁極層42と、上部磁極層44とを有しており、さらに薄膜コイル46を有している。下部磁極層42と上部磁極層44との間、及び、薄膜コイル46の上方であって且つ上部磁極層44の上方には、それぞれAlやSiO等の非磁性無機絶縁材料からなる絶縁層48,50が形成されている。
下部磁極層42は、NiFe、CoFe、CoFeNi、FeN等の軟磁性材料からなっている。そのため、下部磁極層42は、絶縁層48よりもイオンビームエッチング、RIE等の酸による化学エッチングによりエッチングされ易いものとなっている。下部磁極層42は、第1下部磁極層42a及び第2下部磁極層42bを有している。第1下部磁極層42aは、絶縁層30上面の全体にわたって形成されている。第2下部磁極層42bは、第1下部磁極層42a上の一部に形成されている。そのため、第2下部磁極層42bと第1下部磁極層42aとは、互いに磁気的に結合している。第2下部磁極層42bは、定幅部(図示せず)と可変幅部(図示せず)とを有している。定幅部は、トラック幅方向における幅が一定となっており、その一端が媒体対向面Sに露出し、その他端が可変幅部と一体的に接続されている。可変幅部は、トラック幅方向における幅が媒体対向面Sから離れるにつれて広くなっている。
上部磁極層44は、下部磁極層42と同様、NiFe、CoFe、CoFeNi、FeN等の軟磁性材料からなっている。上部磁極層44は、第1上部磁極層44a、第2上部磁極層44b及び第3上部磁極層44cを有している。第1上部磁極層44aは、媒体対向面S側においてAlやSiO等の非磁性無機絶縁材料からなる記録ギャップ層52を挟んで第2下部磁極層42b及び絶縁層48の一部と対向する位置に形成されており、その一端が媒体対向面Sに露出している。そのため、第2下部磁極層42bと第1上部磁極層44aとによって挟持される記録ギャップ層52によって、記録ギャップGが形成されている。第1上部磁極層44aは、第2下部磁極層42bと絶縁層48とで構成される凹部56を充填するように形成されている。そのため、第1上部磁極層44aのうち記録ギャップ層52側の部分のトラック幅方向における媒体対向面Sでの幅(以下、第1上部磁極層44aの幅という)は、第2下部磁極層42bのトラック幅方向における媒体対向面Sでの幅(以下、第2下部磁極層42bの幅という)と等しくなっている。第1上部磁極層44aは、第2下部磁極層42bと同じくトラック幅方向における幅が一定の定幅部(図示せず)と、トラック幅方向における幅が媒体対向面Sから離れるにつれて広くなっている可変幅部(図示せず)とを有している。
第2上部磁極層44bは、媒体対向面Sとは離れた側に位置するように形成されており、第1下部磁極層42aと接続されている。そのため、第2上部磁極層44bと第1下部磁極層42aとは、互いに磁気的に結合している。第3上部磁極層44cは、第1上部磁極層44a及び第2上部磁極層44bの上部に形成され、第1上部磁極層44a及び第2上部磁極層44bとそれぞれ接続されている。そのため、第3上部磁極層44cと第1上部磁極層44a及び第2上部磁極層44bとは、互いに磁気的に結合している。従って、上部磁極層44と下部磁極層42とは、記録ギャップGを挟む磁気回路を形成している。
薄膜コイル46は、電磁誘導により記録ギャップG近傍に磁界を発生させ、磁気テープに磁気情報を記憶させるものである。薄膜コイル46は、上部磁極層44における媒体対向面Sとは離れた側の端部、すなわち第2上部磁極層44bの周りに導線が巻回されたスパイラル状にそれぞれ構成されている。薄膜コイル46は、絶縁層48上の記録ギャップ層52とAlやSiO等の非磁性無機絶縁材料からなる絶縁層54との間に位置している。薄膜コイル46を構成する導線のうち隣り合う導線間には、有機絶縁材料であるレジスト膜58が介在している。
(記録ヘッド部の製造方法)
次に、図2〜図9を参照して、薄膜磁気ヘッド1を構成する記録ヘッド部40の製造方法について説明する。図3は、第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドを構成する記録ヘッド部を製造する一工程を示す図である。図4は、図3の後続の工程を示す図である。図5は、図4の後続の工程を示す図である。図6は、図5の後続の工程を示す図である。図7は、図6の後続の工程を示す図である。図8は、図7の後続の工程を示す図である。図9は、図8の後続の工程を示す図である。なお、各図では一つの素子のみを示しているが、実際には一枚のウエハから複数個の薄膜磁気ヘッド1が製造されることとなる。
まず、図3に示されるように、アルティックからなるウエハ上に絶縁材料からなる下地層を形成して、基板10を形成する。続いて、基板10上に読取ヘッド部20、絶縁層30及び第1下部磁極層42aを順次積層する。絶縁層30は例えばスパッタリング法によって形成することができ、第1下部磁極層42aは例えばスパッタリング法やめっき法によって形成することができる。続いて、第1下部磁極層42a上の媒体対向面S側の一部に第2下部磁極層42bを例えばフレームめっき法により形成する。ここでは、第2下部磁極層42bの積層方向における厚みを、例えば0.3μm〜3.0μm程度となるように設定することができる。また、第2下部磁極層42bの幅を、例えば1.0μm〜20.0μm程度に設定することができる。
続いて、図4に示されるように、ウエハ表面全体に絶縁層48を例えばスパッタリング法によって形成する。ここでは、絶縁層48の積層方向における厚さを、第2下部磁極層42bの積層方向における厚さよりも厚くなるようにしており、例えば0.3μm〜4.0μm程度となるように設定することができる。従って、第2下部磁極層42bは、絶縁層48によって完全に覆われることとなる。続いて、図5に示されるように、ウエハ表面全体に対して第2下部磁極層42bが露出するまで機械化学研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)等による平坦化処理を行う。
続いて、ウエハ表面全体に対してエッチングを施す。このとき、絶縁層48が第2下部磁極層42bよりもエッチングされにくいものとなっているので、エッチングを施すことで第2下部磁極層42bの積層方向における厚さが絶縁層48の積層方向における厚さよりも小さくなる。そのため、図6に示されるように、第2下部磁極層42bと絶縁層48とにより構成される凹部56が形成されることとなる。このとき、第2下部磁極層42bの積層方向における厚さが例えば0.1μm〜1.0μm程度となるまでエッチングすることができ、絶縁層48の積層方向における厚さが例えば0.3μm〜2.9μm程度となるまでエッチングすることができる。続いて、図7に示されるように、ウエハ表面全体に記録ギャップ層52を積層する。記録ギャップ層52は、Al等の非磁性無機絶縁材料を用いて例えばスパッタリング法によって形成することができる。記録ギャップ層52の積層方向における厚さは、例えば0.1μm〜1.0μm程度に設定することができる。
続いて、図8を参照して、次の工程について説明する。後の工程で第2上部磁極層44bを形成すべき箇所を部分的にエッチングして開口60を形成する。そして、凹部56を充填するように上部磁極層44のうち第1上部磁極層44aを形成すると共に、開口60を充填するように第2上部磁極層44bを形成する。第1上部磁極層44a及び第2上部磁極層44bは、例えばフレームめっき法によって形成される。続いて、記録ギャップ層52上に薄膜コイル46を形成する。薄膜コイル46は、Cu等の導体を用いて例えばフレームめっき法により形成することができる。
続いて、図9を参照して、次の工程について説明する。まず、ウエハ表面全体にフォトレジスト等の樹脂を均一に塗布して、図示しない樹脂膜を形成し、その樹脂膜のうち所定部分を露光する。そして、樹脂膜の現像及び加熱処理(キュアリング)を行うことにより、薄膜コイル46を構成する導線のうち隣り合う導線間及び薄膜コイル46を構成する導線の上面にレジスト膜58を形成する。続いて、ウエハ表面全体に対して薄膜コイル46が露出するまでCMPによる平坦化処理を行う。
続いて、図2に示されるように、薄膜コイル46の上面を覆うように例えばスパッタリング法によって絶縁層54を部分的に形成する。そして、上部磁極層44のうち第3上部磁極層44cを例えばフレームめっき法によって形成する。このとき、第1上部磁極層44aと第2上部磁極層44bとを接続するように第3上部磁極層44cを形成する。続いて、ウエハ表面全体を覆うように、例えばスパッタリング法によって絶縁層50を積層する。続いて、絶縁層50の表面をCMPによって平坦化処理する。こうして、記録ヘッド部40と共に図2に示される薄膜磁気ヘッド1が得られる。
以上のように、第1実施形態においては、絶縁層48が第2下部磁極層42bよりもエッチングされにくいものとなっているので、第2下部磁極層42b及び絶縁層48をエッチングすることで、第2下部磁極層42b及び絶縁層48により構成される凹部56が形成される。そして、ウエハ表面全体に記録ギャップ層52を形成した後に、凹部56を充填するようにして第1上部磁極層44aを形成している。そのため、記録ギャップ層52と第1上部磁極層44aとのエッチングレートが異なっている場合でも、第1上部磁極層44aの幅と第2下部磁極層42bの幅とを一致させることができるようになる。その結果、Ru等の高価な材料を用いる必要がなくなるので、製造コストを抑制することが可能となると共に、第2下部磁極層の幅と上部磁極層の幅とが一致するようになるので、漏れ磁束の発生を抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
(薄膜磁気ヘッドの構成)
続いて、図10を参照して、第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッド1の構成について説明する。図10は、(a)が媒体対向面に対して垂直であって且つトラック幅方向から見た第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図であり、(b)が媒体対向面から見た第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図である。以下では、第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッド1との相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する。
薄膜磁気ヘッド1は、基板10上に、読取ヘッド部20と、絶縁層30と、記録ヘッド部240とが順次積層された複合型薄膜磁気ヘッドとなっている。
記録ヘッド部240は、基板10に近い順に、下部磁極層42と、上部磁極層244とを有しており、さらに薄膜コイル46を有している。
上部磁極層244は、下部磁極層42と同様、NiFe、CoFe、CoFeNi、FeN等の軟磁性材料からなっている。上部磁極層244は、第1上部磁極層244a、第2上部磁極層244b、第3上部磁極層244c及び第4上部磁極層244dを有している。第1上部磁極層244aは、媒体対向面S側において記録ギャップ層52を挟んで第2下部磁極層42bと対向する位置に形成されており、その一端が媒体対向面Sに露出している。そのため、第2下部磁極層42bと第1上部磁極層244aとによって挟持される記録ギャップ層52によって、記録ギャップGが形成されている。第1上部磁極層244aは、第2下部磁極層42bと絶縁層48とで構成される凹部56を充填するように形成されている。そのため、第1上部磁極層244aのうち記録ギャップ層52側の部分のトラック幅方向における媒体対向面Sでの幅(以下、第1上部磁極層244aの幅という)は、第2下部磁極層42bの幅と等しくなっている。
第2上部磁極層244bは、第1上部磁極層244a上に形成されている。そのため、第2上部磁極層244bと第1上部磁極層244aとは、互いに磁気的に結合している。第2上部磁極層244bは、媒体対向面Sに露出しないように、媒体対向面Sから離れて配置されている。第2上部磁極層244bの媒体対向面Sに平行で且つ積層方向に垂直な方向における媒体対向面S側での幅(以下、第2上部磁極層244bの幅という)は、第2下部磁極層42bの幅及び第1上部磁極層244aの幅よりも小さくなっている。
第3上部磁極層244cは、媒体対向面Sとは離れた側に位置するように形成されており、第1下部磁極層42aと接続されている。そのため、第3上部磁極層244cと第1下部磁極層42aとは、互いに磁気的に結合している。第4上部磁極層244dは、第2上部磁極層244b及び第3上部磁極層244cの上部に形成され、第2上部磁極層244b及び第3上部磁極層244cとそれぞれ接続されている。そのため、第4上部磁極層244dと第2上部磁極層244b及び第3上部磁極層244cとは、互いに磁気的に結合している。従って、上部磁極層244と下部磁極層42とは、記録ギャップGを挟む磁気回路を形成している。
(記録ヘッド部の製造方法)
次に、図10〜図14を参照して、薄膜磁気ヘッド2を構成する記録ヘッド部240の製造方法について説明する。図11は、第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドを構成する記録ヘッド部を製造する一工程を示す図である。図12は、図11の後続の工程を示す図である。図13は、図12の後続の工程を示す図である。図14は、図13の後続の工程を示す図である。なお、記録ギャップ層52を形成するまでの工程は、第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッド1の製造方法と同じであるので、説明を省略する。
記録ギャップ層52を形成した後は、図11に示されるように、凹部56を充填するように、ウエハ表面全体に第1上部磁極層244aを形成する。そして、図12に示されるように、ウエハ表面全体に対して絶縁層48上における記録ギャップ層52が露出するまでCMPによる平坦化処理を行い、第1上部磁極層244aのうち凹部56からはみ出た部分を除去する。
続いて、図13を参照して、次の工程を説明する。まず、後の工程で第3上部磁極層244cを形成すべき箇所を部分的にエッチングして開口260を形成する。そして、第1上部磁極層244a上の一部であって媒体対向面Sに露出しない位置に第2上部磁極層244bを形成すると共に、開口60を充填するように第3上部磁極層244cを形成する。第2上部磁極層244b及び第3上部磁極層244cは、例えばフレームめっき法によって形成される。続いて、記録ギャップ層52上に薄膜コイル46を形成する。薄膜コイル46は、Cu等の導線を用いて例えばフレームめっき法により形成することができる。
続いて、図14を参照して、次の工程について説明する。まず、ウエハ表面全体にフォトレジスト等の樹脂を均一に塗布して、図示しない樹脂膜を形成し、その樹脂膜のうち所定部分を露光する。そして、樹脂膜の現像及び加熱処理(キュアリング)を行うことにより、薄膜コイル46を構成する導線のうち隣り合う導線間及び薄膜コイル46を構成する導線の上面にレジスト膜58を形成する。続いて、ウエハ表面全体に対して薄膜コイル46が露出するまでCMPによる平坦化処理を行う。
続いて、図10に示されるように、薄膜コイル46の上面を覆うように例えばスパッタリング法によって絶縁層54を部分的に形成する。そして、上部磁極層44のうち第4上部磁極層244dを例えばフレームめっき法によって形成する。このとき、第2上部磁極層244bと第3上部磁極層244cとを接続するように第4上部磁極層244dを形成する。続いて、ウエハ表面全体を覆うように、例えばスパッタリング法によって絶縁層50を積層する。続いて、絶縁層50の表面をCMPによって平坦化処理する。こうして、記録ヘッド部240と共に図10に示される薄膜磁気ヘッド2が得られる。
以上のような第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッド2は、第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッド1と同様の作用効果を奏する。
また、第2実施形態においては、第2上部磁極層244bが媒体対向面Sに露出しないように媒体対向面Sから離れて配置されている。そのため、第2上部磁極層244bと磁気テープとの距離が第1上部磁極層244aと磁気テープとの距離よりも大きくなるので、第2上部磁極層244bと第1下部磁極層42a又は第2下部磁極層42bとの間において漏れ磁束が発生していても、漏れ磁束による影響を抑制することが可能となる。
また、第2実施形態においては、第2上部磁極層244bの幅が第2下部磁極層42bの幅及び第1上部磁極層244aの幅よりも小さいものとなっている。そのため、第2上部磁極層244bと第1下部磁極層42a又は第2下部磁極層42bとの間において、漏れ磁束の発生をより抑制することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、第1及び第2実施形態では記録媒体を磁気テープとする磁気ヘッド装置100に本発明に係る薄膜磁気ヘッド1,2を適用したが、記録媒体をハードディスクとする磁気ヘッド装置に本発明に係る薄膜磁気ヘッド1,2を適用してもよい。
また、第1及び第2実施形態ではウエハ表面全体に対して第2下部磁極層42bが露出するまでCMP等による平坦化処理を行っていたが、例えば絶縁層48を部分的に除去することによって少なくとも第2下部磁極層42bの積層方向における上面全体を露出させることができれば、このような平坦化処理を行わなくてもよい。
また、第1及び第2実施形態では第2下部磁極層42bを絶縁層48によって完全に覆っていたが、第2下部磁極層42bの厚さ以下となるように絶縁層48を形成し、平坦化処理やエッチング等をすることで第2下部磁極層42bと絶縁層48とにより構成される凹部56を形成するようにしてもよい。
また、第1実施形態では第1〜第3上部磁極層44a〜44cにより構成される上部磁極層44と下部磁極層42とで磁気回路を形成し、第2実施形態では第1〜第4上部磁極層244a〜244dにより構成される上部磁極層244と下部磁極層42とで磁気回路を形成していたが、単一の磁極層により構成される上部磁極層と下部磁極層42とで磁気回路を形成してもよい。
また、第2実施形態では、第2上部磁極層244bが、媒体対向面Sに露出しないように媒体対向面Sから離れて配設されていたが、第2上部磁極層244bが媒体対向面Sに露出するようにしてもよい。
また、第2実施形態では第2上部磁極層244bの幅が第2下部磁極層42bの幅及び第1上部磁極層244aの幅よりも小さくなるように第2上部磁極層244bを形成していたが、第2上部磁極層244bの幅が第1上部磁極層244aの幅及び第2下部磁極層42bの幅よりも大きくなるように第2上部磁極層244bを形成してもよい。
第1又は第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドが複数搭載された磁気ヘッド装置を示す斜視図である。 (a)は媒体対向面に対して垂直であって且つトラック幅方向から見た第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図であり、(b)は媒体対向面から見た第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図である。 第1実施形態に係る薄膜磁気ヘッドを構成する記録ヘッド部を製造する一工程を示す図である。 図3の後続の工程を示す図である。 図4の後続の工程を示す図である。 図5の後続の工程を示す図である。 図6の後続の工程を示す図である。 図7の後続の工程を示す図である。 図8の後続の工程を示す図である。 (a)が媒体対向面に対して垂直であって且つトラック幅方向から見た第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図であり、(b)が媒体対向面から見た第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドの概略断面図である。 第2実施形態に係る薄膜磁気ヘッドを構成する記録ヘッド部を製造する一工程を示す図である。 図11の後続の工程を示す図である。 図12の後続の工程を示す図である。 図13の後続の工程を示す図である。
符号の説明
1,2…薄膜磁気ヘッド、20…読取ヘッド部、40…記録ヘッド部、42…下部磁極層、42a…第1下部磁極層、42b…第2下部磁極層、44,244…上部磁極層、44a,244a…第1上部磁極層、44b,244b…第2上部磁極層、44c,244c…第3上部磁極層、244d…第4上部磁極層、48…絶縁層、52…記録ギャップ層、56…凹部、S…媒体対向面。

Claims (4)

  1. 第1下部磁極層を形成する工程と、
    前記第1下部磁極層上の一部に第2下部磁極層を形成する工程と、
    前記第2下部磁極層よりもエッチングされにくい非磁性絶縁層を前記第1及び第2下部磁極層上に形成する工程と、
    前記第2下部磁極層の積層方向における上面全体が露出するまで前記非磁性絶縁層の一部を除去する工程と、
    前記第2下部磁極層の厚さが前記非磁性絶縁層の厚さよりも薄くなるまで前記第2下部磁極層及び前記非磁性絶縁層をエッチングすることで、前記第2下部磁極層及び前記非磁性絶縁層により構成される凹部を形成する工程と、
    少なくとも前記第2下部磁極層の表面を覆うように記録ギャップ層を形成する工程と、
    前記凹部を充填するようにして第1上部磁極層を形成する工程とを備える薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  2. 前記第1上部磁極層を形成する工程の後に、前記第1上部磁極層のうち前記凹部からはみ出た部分を除去する工程と、
    前記第1上部磁極層と接続される第2上部磁極層を形成する工程とを更に備える請求項1に記載された薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  3. 前記第2上部磁極層を形成する工程では、記録媒体に対向する媒体対向面から露出しない位置に前記第2上部磁極層を配置する請求項2に記載された薄膜磁気ヘッドの製造方法。
  4. 前記第2上部磁極層のトラック幅方向における幅が、前記第1上部磁極層のトラック幅方向における幅よりも小さい請求項2又は3に記載された薄膜磁気ヘッドの製造方法。
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